JPS6012457Y2 - 受座付コップ状容器 - Google Patents
受座付コップ状容器Info
- Publication number
- JPS6012457Y2 JPS6012457Y2 JP6717080U JP6717080U JPS6012457Y2 JP S6012457 Y2 JPS6012457 Y2 JP S6012457Y2 JP 6717080 U JP6717080 U JP 6717080U JP 6717080 U JP6717080 U JP 6717080U JP S6012457 Y2 JPS6012457 Y2 JP S6012457Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- shaped container
- cup
- shaped
- pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、任意の傾斜態様をとり得る受座付コツプ状容
器に関するものである。
器に関するものである。
従来の飲物用コツプは、底部を平坦にしたものが殆んど
であり、ブランデーグラスのように底部外壁面を曲率半
径の大きな凸面状に形威したものもあるが、いずれも静
置状態では、直立の態様しかとり得ないものであった。
であり、ブランデーグラスのように底部外壁面を曲率半
径の大きな凸面状に形威したものもあるが、いずれも静
置状態では、直立の態様しかとり得ないものであった。
しかしながら、この種従来のコツプでは、ストロ−使用
の場合、コツプを手で傾けるか、コツプの上方まで口を
移動させる必要があり、特に狭いテーブル上で複数の人
が同時にストロ−を使用することができず、タイミング
が合致して頭同士が衝突するなど不便を惑することが屡
々であった。
の場合、コツプを手で傾けるか、コツプの上方まで口を
移動させる必要があり、特に狭いテーブル上で複数の人
が同時にストロ−を使用することができず、タイミング
が合致して頭同士が衝突するなど不便を惑することが屡
々であった。
更に従来は、コツプの趣向を変える場合、単に形態を変
えたり、図柄を付したり、凹凸模様を付けるなど外観上
変化をさせるだけで機能上の変化、改良を加えたものが
乏しく飽足りない実情にある。
えたり、図柄を付したり、凹凸模様を付けるなど外観上
変化をさせるだけで機能上の変化、改良を加えたものが
乏しく飽足りない実情にある。
本考案は、上記のような点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、受座に載置した状態で内容物の有
無・多少に拘らずコツプ状容器を適宜傾斜させた状態に
維持せしめることができ、また、受座を用いずコツプ状
容器自体でも少なくとも内容物が空の状態のとき多少傾
けても略直立状態に復原せしめることができ、従って、
斬新な機能を盛り込み趣向を凝らすことができ且つ甚だ
使い勝手のよい受座付コツプ状容器を提供することにあ
る。
目的とするところは、受座に載置した状態で内容物の有
無・多少に拘らずコツプ状容器を適宜傾斜させた状態に
維持せしめることができ、また、受座を用いずコツプ状
容器自体でも少なくとも内容物が空の状態のとき多少傾
けても略直立状態に復原せしめることができ、従って、
斬新な機能を盛り込み趣向を凝らすことができ且つ甚だ
使い勝手のよい受座付コツプ状容器を提供することにあ
る。
以下本考案の要旨を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は、本考案のコツプ状容器を受座に載せた状態の
正面中央縦断面図、第2図は、同容器の斜視図である。
正面中央縦断面図、第2図は、同容器の斜視図である。
第1図および第2図に示すコツプ状容器4は、底部外壁
面2を外方に凸面を向ける略半円球面状をなし、それに
連なる外側壁面3を上方開口端に向うに従い除々にその
直径を増大する円筒状に形威し、底部内壁面4を底部外
壁面2より大なる曲率半径をもつ内方に凹面を向ける球
面状となし、内側壁面6を、上方開口端に向うに従い徐
々にその直径を増大する円筒状に形威し、底部内壁面6
との間は、小なる曲率をもつ曲面をもって連接しである
。
面2を外方に凸面を向ける略半円球面状をなし、それに
連なる外側壁面3を上方開口端に向うに従い除々にその
直径を増大する円筒状に形威し、底部内壁面4を底部外
壁面2より大なる曲率半径をもつ内方に凹面を向ける球
面状となし、内側壁面6を、上方開口端に向うに従い徐
々にその直径を増大する円筒状に形威し、底部内壁面6
との間は、小なる曲率をもつ曲面をもって連接しである
。
側壁の内外面間の肉厚に対し底部の内外壁面間の肉厚を
相当大きくしである。
相当大きくしである。
第1図および第3図に断面図をもって示すように、受座
7は、コツプ状容器1を載せるのに、適するようにコツ
プ状容器1の底部外壁面2の曲率半径に略等しいか幾分
大きな曲率半径の凹球面状をなす凹部8を形威し、更に
正面および側面からみた形状は、上面の寸法aに対し底
面の寸法すを大きくした台形となし、かつ底部に上面の
寸法aに対し若干大なる寸法Cの凹部9を形威しである
。
7は、コツプ状容器1を載せるのに、適するようにコツ
プ状容器1の底部外壁面2の曲率半径に略等しいか幾分
大きな曲率半径の凹球面状をなす凹部8を形威し、更に
正面および側面からみた形状は、上面の寸法aに対し底
面の寸法すを大きくした台形となし、かつ底部に上面の
寸法aに対し若干大なる寸法Cの凹部9を形威しである
。
かかる構成よりなる本考案の作用につき説明すると、容
器1は、底部を肉厚にしであるので重心が通常のコツプ
などより低い位置にあるため空の状態のときは、受座7
に載せなくともテーブルなどの平板上に直立させること
ができる。
器1は、底部を肉厚にしであるので重心が通常のコツプ
などより低い位置にあるため空の状態のときは、受座7
に載せなくともテーブルなどの平板上に直立させること
ができる。
しかしながら、ジュース、ミルク、清涼飲料水などの内
容物が入ると重心が高くなり、僅か傾斜させても転倒す
るので受座7に載せて使用する。
容物が入ると重心が高くなり、僅か傾斜させても転倒す
るので受座7に載せて使用する。
受座7の凹部8に載せると容器1を傾斜させても容器1
の底部外壁面2と受座7の凹部8間に静止摩擦が生じか
つ容器を支える主点が傾斜側に移動するので容器1は転
倒しない。
の底部外壁面2と受座7の凹部8間に静止摩擦が生じか
つ容器を支える主点が傾斜側に移動するので容器1は転
倒しない。
これを更に詳しく説明すれば、重心の位置は容器1が空
のときはG。
のときはG。
にあり、内容物がほぼ満杯のレベルL2にあるときは、
G2に上るが、いまその中間のレベルL1まで内容物が
あるとき、容器1を鎖線で示す如く右方向に傾けると重
心はG工の位置に移動するが、同時に容器1が直立状態
にあるとき容器を支える主点が札であったとすれば、傾
けた後にはこの主点がR□に移動する。
G2に上るが、いまその中間のレベルL1まで内容物が
あるとき、容器1を鎖線で示す如く右方向に傾けると重
心はG工の位置に移動するが、同時に容器1が直立状態
にあるとき容器を支える主点が札であったとすれば、傾
けた後にはこの主点がR□に移動する。
従って、主点R□と重心G□とが鉛直線上にくれば、容
器1には何ら偶力が働かずその態様を維持することは勿
論であるが、仮に重心G□が主点R工より左にくれば容
器1には復原偶力が働き、反対に右にくれば容器1には
転倒偶力が働くことになるが、ある程度の偶力は容器1
と受座7との間の摩擦力が打ち勝つために、復原も転倒
もせず傾斜態様を維持するのである。
器1には何ら偶力が働かずその態様を維持することは勿
論であるが、仮に重心G□が主点R工より左にくれば容
器1には復原偶力が働き、反対に右にくれば容器1には
転倒偶力が働くことになるが、ある程度の偶力は容器1
と受座7との間の摩擦力が打ち勝つために、復原も転倒
もせず傾斜態様を維持するのである。
このことから明らかなように、内容物が満杯のときは、
重心G2が高いからあまり傾けると容器1は転倒するが
、むしろ満杯のときは内容物が溢れるので容器を傾ける
ことはしないし、ストロ−を使用するに際しても内容物
が高位置にあるので容器を傾けるまでもなく、容易にス
トロ−で吸込み飲用できるので問題はない。
重心G2が高いからあまり傾けると容器1は転倒するが
、むしろ満杯のときは内容物が溢れるので容器を傾ける
ことはしないし、ストロ−を使用するに際しても内容物
が高位置にあるので容器を傾けるまでもなく、容易にス
トロ−で吸込み飲用できるので問題はない。
内容物が徐々に減少するにつれ、その液面が下降してス
トロ−を垂直方向に傾ける必要があるが、その際容器1
を内容物が溢れない程度に傾ければ、ストロ−の傾斜角
度はあまり変えなくとも内容物を吸込むことができ、内
容物が更に減少すれば、以下同様動作によって吸込みで
きるから、結局ストロ−は、最初から最後までほぼ同じ
角度で使用することができ、姿勢は常にほぼ一定にして
容易に内容物を飲むことができる。
トロ−を垂直方向に傾ける必要があるが、その際容器1
を内容物が溢れない程度に傾ければ、ストロ−の傾斜角
度はあまり変えなくとも内容物を吸込むことができ、内
容物が更に減少すれば、以下同様動作によって吸込みで
きるから、結局ストロ−は、最初から最後までほぼ同じ
角度で使用することができ、姿勢は常にほぼ一定にして
容易に内容物を飲むことができる。
例えば、長いストロ−を使用すれば、狭いテーブルに多
勢分の容器を置いても同時に飲むことができて便利であ
る。
勢分の容器を置いても同時に飲むことができて便利であ
る。
尚この容器1は、透明度の高いガラスまたはプラスチッ
クを用いれば、厚内の短焦点凸レンズとなるから拡大鏡
として兼用できるばかりでなく、コツプの底面、受座の
上面、中間部あるいは底面に宣伝文や写真、図柄などを
表わしておけば、それらを拡大し、または変形させてコ
ツプ上面より視認して興趣を味わい得るので宣伝効果も
増大する。
クを用いれば、厚内の短焦点凸レンズとなるから拡大鏡
として兼用できるばかりでなく、コツプの底面、受座の
上面、中間部あるいは底面に宣伝文や写真、図柄などを
表わしておけば、それらを拡大し、または変形させてコ
ツプ上面より視認して興趣を味わい得るので宣伝効果も
増大する。
特に内容物が透明または半透明液体であると、容器1を
傾けた場合液体を通過する光線の光学的路程長が容器の
各部毎に異なり描かれた図柄などが歪曲するので、容器
上方から幻想的な模様を観察することができる。
傾けた場合液体を通過する光線の光学的路程長が容器の
各部毎に異なり描かれた図柄などが歪曲するので、容器
上方から幻想的な模様を観察することができる。
更にこの容器1は表面が球面、円筒面で一体戒形されて
いるから、洗浄しやすく衛生的である。
いるから、洗浄しやすく衛生的である。
尚容器1の受座7は、その形状を前記の如く構成するこ
とにより受皿の上面に他の受皿の凹部9を嵌合させて積
み重ねられ、保管、運搬上好都合であり、その材質とし
て耐熱性材料を用いることにより、灰皿としても兼用で
き、透明なガラス、プラスチックなどを用いることによ
り凹レンズとしての機能をもたせ、容器1と結合して組
合せレンズとして使用できる。
とにより受皿の上面に他の受皿の凹部9を嵌合させて積
み重ねられ、保管、運搬上好都合であり、その材質とし
て耐熱性材料を用いることにより、灰皿としても兼用で
き、透明なガラス、プラスチックなどを用いることによ
り凹レンズとしての機能をもたせ、容器1と結合して組
合せレンズとして使用できる。
また容器1の底部外壁面2または受座7の凹部8のいず
れか一方または双方に合皮ゴム等の摩擦係数の大なる材
質の薄片を貼着するか、受座の材質を同様に摩擦係数の
犬なる材料をもって形成すれば、容器1をより安定した
傾斜態様で保持させることができ、かつ容器1を受座に
載せる際の機能をもたせることができる。
れか一方または双方に合皮ゴム等の摩擦係数の大なる材
質の薄片を貼着するか、受座の材質を同様に摩擦係数の
犬なる材料をもって形成すれば、容器1をより安定した
傾斜態様で保持させることができ、かつ容器1を受座に
載せる際の機能をもたせることができる。
第4図乃至第6図は、本考案の他の実施例であり、第4
図の容器10は、底部外壁面の中央部11を凸球面状と
し、周辺部12を平坦面とし、底部内壁面13を平坦面
としたものである。
図の容器10は、底部外壁面の中央部11を凸球面状と
し、周辺部12を平坦面とし、底部内壁面13を平坦面
としたものである。
第5図の容器14は、底部外壁面15を側壁16の下端
周面より大きい凸球面状膨大部を形成させたものであり
第1図の実施例のものに比し傾斜安定性を増大させたも
のである。
周面より大きい凸球面状膨大部を形成させたものであり
第1図の実施例のものに比し傾斜安定性を増大させたも
のである。
第6図の容器17は、第5図の容器14に対し底部外壁
面18の凸球面状膨大部の中央底部19を平坦面となし
、受座を用いず安定した直立姿勢をとり得るようになす
と共に受座を用いる場合、前記する機能をも発揮し得る
ようにしたものである。
面18の凸球面状膨大部の中央底部19を平坦面となし
、受座を用いず安定した直立姿勢をとり得るようになす
と共に受座を用いる場合、前記する機能をも発揮し得る
ようにしたものである。
第7図の容器20は、底部外壁面21および内壁面22
をともに外方に凸面を向ける球面状に形成してなるもの
であり、他の実施例に比し最も底部の肉厚を厚くでき、
重心の低下を図ると共に屈折力の強い凸レンズ機能をも
たせたものである。
をともに外方に凸面を向ける球面状に形成してなるもの
であり、他の実施例に比し最も底部の肉厚を厚くでき、
重心の低下を図ると共に屈折力の強い凸レンズ機能をも
たせたものである。
第8図は、容器の表面に同一形状をなす他の容器に付さ
れた図形、文字等を合せるとデザイン的に統一する図形
を付した実施例である。
れた図形、文字等を合せるとデザイン的に統一する図形
を付した実施例である。
例えば、一方の容器23には、女性の顔24を描き、他
方の容器25には、男性の顔26を描いた一対の容器2
3と25を受座7,7に載せ、両容器23゜25を傾斜
接触させた場合に、両容器23.25に描いた図形24
.26がキスした格好となり、この状態で男性は遠方の
容器23にストロ−を入れ、女性は他方の遠方の容器2
5にストロ−を入れて飲むことにより従来の容器では味
わい得なかった心理的充足感および多様性に富む娯楽性
を味わうことができる。
方の容器25には、男性の顔26を描いた一対の容器2
3と25を受座7,7に載せ、両容器23゜25を傾斜
接触させた場合に、両容器23.25に描いた図形24
.26がキスした格好となり、この状態で男性は遠方の
容器23にストロ−を入れ、女性は他方の遠方の容器2
5にストロ−を入れて飲むことにより従来の容器では味
わい得なかった心理的充足感および多様性に富む娯楽性
を味わうことができる。
第9図は、受座の他の実施例を示し、凹部3゜の表面に
十文字状の溝31を刻設したものである。
十文字状の溝31を刻設したものである。
受座29の上部を前述のように容器の底部外壁面の凸状
球面と略々近似した凹部30に形成すると容器と受座と
の間に水滴が付着し、負圧状態となって容器と一緒に受
座が持ち上げられるのを防止する役目を果たすものであ
る。
球面と略々近似した凹部30に形成すると容器と受座と
の間に水滴が付着し、負圧状態となって容器と一緒に受
座が持ち上げられるのを防止する役目を果たすものであ
る。
もつとも、溝31を刻設する代りに突起または突状リブ
を形成してもよく、また容器底面の曲率に対し小さな曲
率の凹部30を有する受座にあっては溝31または突状
リブなどを形成するまでもない。
を形成してもよく、また容器底面の曲率に対し小さな曲
率の凹部30を有する受座にあっては溝31または突状
リブなどを形成するまでもない。
第11図は、受座32を上面よりみて正三角形状に形成
しこれを6個集合した状態を示す。
しこれを6個集合した状態を示す。
単一の受座32には、容器を受入れる凹部33が形成さ
れている。
れている。
このように受座32を正三角形状に形成した場合、例え
ば図のように6個を集合すると全体として正六角形を呈
するようになり狭いテーブル上に沢山の容器を配置する
ことができ、これを前述のように各容器を適当な角度傾
けてストロ−を用い、同時に多勢の人が整然と飲用でき
る。
ば図のように6個を集合すると全体として正六角形を呈
するようになり狭いテーブル上に沢山の容器を配置する
ことができ、これを前述のように各容器を適当な角度傾
けてストロ−を用い、同時に多勢の人が整然と飲用でき
る。
以上詳しく説明したところより明らからように、本考案
に係るコツプ状容器は、側壁の内外面間の肉厚に対し底
部の内外壁面間の肉厚を相当大きく且つ該底部の外壁面
の凸球面状に一体に形成したコツプ状容器と、前記コツ
プ状容器を載せる上面側に、前記コツプ状容器の底部外
壁面における前記凸球面の曲率半径と略等しいか幾分太
き目の曲率半径の凹球面状をなす凹部を形成した受座と
の組合せからなり、前記受座を用いずコツプ状容器のみ
が平坦面上に載置されたとき、少なくとも内容物が空の
状態にて該コツプ状容器自体が復原し得る重心位置を有
し前記コツプ状容器が前記受座に載置されたとき、内容
物の存在する状態にても任意の傾斜態様を保持し得る如
く構成したので1、従来のもののように、例えばストロ
−を使用する場合、容器をその都度手にもって傾けたり
、上半身を前傾させ、容器の上方位置まで口を近付ける
煩しさがなく、一定の座った位置で楽にストロ−を口に
することができるばかりでなく、狭いテーブル上に集合
しておいてもストロ−を用いて多勢で同時に飲用するこ
とができる等頗る°使い勝手を向上させ得るとともにテ
ーブル等の空間効率をも向上させることができる。
に係るコツプ状容器は、側壁の内外面間の肉厚に対し底
部の内外壁面間の肉厚を相当大きく且つ該底部の外壁面
の凸球面状に一体に形成したコツプ状容器と、前記コツ
プ状容器を載せる上面側に、前記コツプ状容器の底部外
壁面における前記凸球面の曲率半径と略等しいか幾分太
き目の曲率半径の凹球面状をなす凹部を形成した受座と
の組合せからなり、前記受座を用いずコツプ状容器のみ
が平坦面上に載置されたとき、少なくとも内容物が空の
状態にて該コツプ状容器自体が復原し得る重心位置を有
し前記コツプ状容器が前記受座に載置されたとき、内容
物の存在する状態にても任意の傾斜態様を保持し得る如
く構成したので1、従来のもののように、例えばストロ
−を使用する場合、容器をその都度手にもって傾けたり
、上半身を前傾させ、容器の上方位置まで口を近付ける
煩しさがなく、一定の座った位置で楽にストロ−を口に
することができるばかりでなく、狭いテーブル上に集合
しておいてもストロ−を用いて多勢で同時に飲用するこ
とができる等頗る°使い勝手を向上させ得るとともにテ
ーブル等の空間効率をも向上させることができる。
また、上記のように構成したから、コツプ状容器を透明
度の高いガラスまたはプラスチックを用いれば、厚肉の
短焦点凸レンズの機能を容易に付加することができるし
、コツプの底面、受座の上面、中間部あるいは底面に宣
伝文や写真、図柄などを表わしておけば、それらを拡大
し、または変形させてコツプ上面より視認して興趣を味
わい得、宣伝的機能を増大させ得る等、従来のコツプ状
容器からは容易に想到し得ない斬新な機能を盛り込み趣
向を凝らすことができる。
度の高いガラスまたはプラスチックを用いれば、厚肉の
短焦点凸レンズの機能を容易に付加することができるし
、コツプの底面、受座の上面、中間部あるいは底面に宣
伝文や写真、図柄などを表わしておけば、それらを拡大
し、または変形させてコツプ上面より視認して興趣を味
わい得、宣伝的機能を増大させ得る等、従来のコツプ状
容器からは容易に想到し得ない斬新な機能を盛り込み趣
向を凝らすことができる。
更に加えて、本考案に係るコツプ状容器は、表面が球面
、円筒面で一体威形されているから、洗浄しやすく衛生
的な面も甚だ優れている。
、円筒面で一体威形されているから、洗浄しやすく衛生
的な面も甚だ優れている。
第1図は、本考案のコツプ状容器を受座に載せた状態を
示す正面断面図、第2図はコツプ状容器の斜視図、第3
図は、受座を2個積み重ねた状態を示す正面断面図、第
4図乃至第7図は、本考案のコツプ状容器の他の実施例
を示す正面断面図、第8図は、統一した図柄を付した2
個のコツプ状容器にスートローを挿入して使用している
状態を示す正面図、第9図は、受座の上面図、第10図
は、その正面断面図、第11図は、受座を6個集合した
状態を示す上面図である。 1・・・・・・コツプ状容器、2・・・・・・底部外壁
面、4・・・・・・底部内壁面、7・・・・・・受座、
8・・曲受座の凹部、10.14,17,20,23,
25・・・・・・コツプ状容器、11,15.18.2
1・・・・・・底部外壁面。
示す正面断面図、第2図はコツプ状容器の斜視図、第3
図は、受座を2個積み重ねた状態を示す正面断面図、第
4図乃至第7図は、本考案のコツプ状容器の他の実施例
を示す正面断面図、第8図は、統一した図柄を付した2
個のコツプ状容器にスートローを挿入して使用している
状態を示す正面図、第9図は、受座の上面図、第10図
は、その正面断面図、第11図は、受座を6個集合した
状態を示す上面図である。 1・・・・・・コツプ状容器、2・・・・・・底部外壁
面、4・・・・・・底部内壁面、7・・・・・・受座、
8・・曲受座の凹部、10.14,17,20,23,
25・・・・・・コツプ状容器、11,15.18.2
1・・・・・・底部外壁面。
Claims (1)
- 側壁の内外面間の肉厚に対し底部の内外壁間の肉厚を相
当大きく且つ該底部の外壁面を凸球面状に一体に形威し
たコツプ状容器と、前記コツプ状容器を載せる上面側に
、前記コツプ状容器の底部外壁面における前記凸球面の
曲率半径と略等しいか幾分太き目の曲率半径の凹球面状
をなす凹部を形威した受座と、の組合せからなり、前記
受座を用いずコツプ状容器のみが平坦面上に載置された
とき、少なくとも内容物が空の状態にて該コツプ状容器
自体を少し傾けても復原し得る重心位置を有し、前記コ
ツプ状容器が前記受座に載置されたとき、内容物の存在
する状態にても任意の傾斜態様を保持し得る如く構成し
たことを特徴とする受座付コツプ状容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6717080U JPS6012457Y2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | 受座付コップ状容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6717080U JPS6012457Y2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | 受座付コップ状容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56168977U JPS56168977U (ja) | 1981-12-14 |
JPS6012457Y2 true JPS6012457Y2 (ja) | 1985-04-22 |
Family
ID=29661203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6717080U Expired JPS6012457Y2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | 受座付コップ状容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012457Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6004842B2 (ja) * | 2012-08-31 | 2016-10-12 | 馬場化学工業株式会社 | 食品容器 |
-
1980
- 1980-05-16 JP JP6717080U patent/JPS6012457Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56168977U (ja) | 1981-12-14 |
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