JPS6012450Y2 - 商品陳列台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、引違い１状のパネルの前面に商品を展示しう
るとともに、パネルの後方に設けた棚に、たとえば展示
品と同種の商品を多数保管しうるようにした、戸棚状を
なし、比較的小型の商品を取扱う商店等において使用し
て効果的な商品陳列台に関するもので、以下添付の図面
に基いて具体的に説明する。

前面開口する箱体１の上板２の下面前部には、左右方向
を向き、かつ前後方向に所要間隔を有する２本の溝状の
レール３，３が敷設され、同じく下板４の上面前部には
、各レール３，３と対向する溝状のレール５，５が敷設
されている。

６は、３枚をもって箱体１の前面開口部を閉塞する展示
パネルで、その上下両端にそれぞれ枢設された案内ロー
ラ７と車輪８が、上下に組をなす上記レール３５に係合
することにより、引違い１式に、左右に走行することが
できる。

後方の２枚の展示パネル６の対向側端には、前縁が前方
の展示パネル６の後面に近接して、同パネル６との間の
間隙を閉塞する手掛は兼用の閉塞板９の後端が固着され
ている。

各展示パネル６の前面には、左右方向を向き、かつ奥部
に下向溝１０ａが連設された多数の係合溝１０が、適宜
の間隔を設けて切設されている。

箱体１の後板１１は、所定間隔を有する支柱１２・・・
を、左右方向を向く適数の連結管１３をもって連結して
なる枠体の前面に、薄手の後面板１４を、支柱１２の前
面中央部前方において、上下方向の若干の間隙を設けて
、貼設して形成されている。

各支柱１２の前面に、公知の手段により係止された、前
方を向く多数のブラケット１５には、棚板１６が載設さ
れている。

上述構成の本考案の商品陳列台は、第４図想像線で示す
ように、展示パネル６の前面の係合溝１０の適所の前方
より、商品吊支金具１７あるいは商品載置金具１８の後
端における下向的１７ａ。

１８ａを挿入して、これを下向Ｒ１０ａに係止すること
により、各種の商品類を、体裁よく展示するとともに、
内方の棚板１６上に、多数の販売用商品を保管しうる。

従って、客の注文に応じ、展示パネル６を移動させて、
棚板１６上の商品を即座に取出して販売することができ
便利であり、かつ販売商品を倉庫等より補充する手間が
省けるとともに、在庫品の量を間違いなく簡単に知るこ
とができるので、販売と在庫品の管理に甚だ効果的であ
る。

さらに、後方の展示パネル６の側端に、前方の展示パネ
ル６との間隙を閉塞する手掛は兼用の閉塞板９が設けら
れているから、各パネル６の間から、各パネル６の後方
の保管場所が見えたり、あるいは、はこりや虫、あるい
は鼠等が侵入したりするおそれはなく、シかも、後方の
パネル６を手で動かすのに便利であるという利点がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案商品陳列台の正面図、第２図は、第１
図Ａ−Ａ線断面図、第３図は、第１図Ｂ−Ｂ線断面図、
第４図は、第３図の前部拡大図である。 １・・・・・・箱体、２・・・・・・上板、３・・・・
・・レール、４・・・・・・下板、５・・・・・・レー
ル、６・・・・・・展示パネル、７・・・・・・案内ロ
ーラ、８・・・・・・車輪、９・・・・・・閉塞板、１
゜・・・・・・係合溝、１０ａ・・・・・・下向溝、１
１・・・・・・後板、１２・・・・・・支柱、１３・・
・・・・連結管、１４・・・・・・後面板、１５・・・
・・・ブラケット、１６・・曲棚板、１７・・・・・・
吊支金具、１７ａ・・・・・・下向鈎、１８・・曲装置
金具、１８ａ・・・・・・下向鈎。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面開口し、かつ後部に適宜棚板１６が取り付けられて
   いる箱体１と、 箱体１の前部に、上下対をなし、かつ商品吊支金具１７
   あるいは商品載置金具１８の奥行き寸法よりやや広い前
   後間隔をもって敷設された、前後２対のレール３５．３
   ５と、 上下に対をなすレール３５に沿って移動しうるように配
   設された引違い１式の前後の展示パネル６と、 後方の展示パネル６の側端に設けられた、前縁が前方の
   パネル６の後面に近接する前向閉塞板９とよりなる商品
   陳列台。