JPS60122999A - 音響レンズ装置 - Google Patents
音響レンズ装置Info
- Publication number
- JPS60122999A JPS60122999A JP58230669A JP23066983A JPS60122999A JP S60122999 A JPS60122999 A JP S60122999A JP 58230669 A JP58230669 A JP 58230669A JP 23066983 A JP23066983 A JP 23066983A JP S60122999 A JPS60122999 A JP S60122999A
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- JP
- Japan
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- acoustic lens
- chelate compound
- organosilicon polymer
- specific gravity
- lens device
- Prior art date
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- Pending
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は超音波診断装置に使用される超音波トランス
ジューサ（超音波変換装置）に装着する音響レンズ装置
に関するものである。
ジューサ（超音波変換装置）に装着する音響レンズ装置
に関するものである。
超音波プローブにおいては、第１図に示すように、一般
に、超音波トランスジューサ１における圧電セラミック
２の超音波発射面に、整合）＠３を介してシリコーンゴ
ムより成る音響レンズ４が貼合されている。このように
超音波トランスジューサに装着する音響レンズとしてシ
リコーンゴムが広く用いられる理由は、シリコーンゴム
がウレタン系、プクジエン系、ニトリル系、ビニール系
などの合成ゴム系と違って比重が１に近く人体と似てい
るだけではなく、シリコーンゴム中を透過する音速も１
．４〜１．５ Ｘ １０３ｍ／８であること等より、音
響特性を良好に保持する上で最適だからである。
に、超音波トランスジューサ１における圧電セラミック
２の超音波発射面に、整合）＠３を介してシリコーンゴ
ムより成る音響レンズ４が貼合されている。このように
超音波トランスジューサに装着する音響レンズとしてシ
リコーンゴムが広く用いられる理由は、シリコーンゴム
がウレタン系、プクジエン系、ニトリル系、ビニール系
などの合成ゴム系と違って比重が１に近く人体と似てい
るだけではなく、シリコーンゴム中を透過する音速も１
．４〜１．５ Ｘ １０３ｍ／８であること等より、音
響特性を良好に保持する上で最適だからである。
そして音響レンズとしての使用の際には若干の比Ｎ調整
のためにシリコーンゴムに石英粉末を混入していた。
のためにシリコーンゴムに石英粉末を混入していた。
しか・し九から、石英粉末それ自体の比重が２．２程度
であり、シリコンゴムの比重が１程度であって比重差が
大きくないので、石、英粉末入りのシリコンゴムの体積
密度ケ大きくするために多量の石英粉末をシリコンゴム
に混入しなければならず、そうするとシリコンゴムの特
性、特に音響特性や成形性、強度を低下させてしまう。
であり、シリコンゴムの比重が１程度であって比重差が
大きくないので、石、英粉末入りのシリコンゴムの体積
密度ケ大きくするために多量の石英粉末をシリコンゴム
に混入しなければならず、そうするとシリコンゴムの特
性、特に音響特性や成形性、強度を低下させてしまう。
音響レンズは、一般に、音源たる超音波振動子（圧電セ
ラミック）のエネルギを、体播途中のエネルギロスを出
来るだけ小さくして生体に授受させなければならない。
ラミック）のエネルギを、体播途中のエネルギロスを出
来るだけ小さくして生体に授受させなければならない。
したがって、音響レンズは、音源と生体との間に介在し
、しかも、音響インピーダンス（音速と密度との積）を
漸減させなければならない。そこで、通常、シリコンゴ
ムに石英よりも比重の大きな金属をブレンドしている。
、しかも、音響インピーダンス（音速と密度との積）を
漸減させなければならない。そこで、通常、シリコンゴ
ムに石英よりも比重の大きな金属をブレンドしている。
しかしながら、金属を直接に、あるいは金属イ例
オンの形でシリコンゴムに配合すると、白金を外見
とて、シリコンゴムの架橋を妨げ、また、分解や劣化を
促進する欠点がある。
促進する欠点がある。
この発明は、前記事情に基づいてなさねたものであり、
金属原子を含有することにより音響特性を改善し、金属
による劣化のない音響レンズ装置を提供することを目的
とするものである。
金属原子を含有することにより音響特性を改善し、金属
による劣化のない音響レンズ装置を提供することを目的
とするものである。
前記目的を達成するためのこの発明の概要は、シロキサ
ン結合を含む有機ケイ素ポリマーとキレート化合物とを
有する層を有することを特徴とする。
ン結合を含む有機ケイ素ポリマーとキレート化合物とを
有する層を有することを特徴とする。
この発明の第１の実施例である音響レンズ装置５は、第
２図に示すように、圧電セラミック２上に比重Ｗ、′１
整層６と音響レンズ４とをこの順に積層して構成する。
２図に示すように、圧電セラミック２上に比重Ｗ、′１
整層６と音響レンズ４とをこの順に積層して構成する。
比重調整層６は、シロキサン結合を含む有機ケイ素ポリ
マーとキレート化合物との混合物である。
マーとキレート化合物との混合物である。
ノ
シロキサン結合を含む有機ケイ素ポリマーは、第１式で
表わされる公知の化合物を使用することができる。
表わされる公知の化合物を使用することができる。
１
４−８ｔ−０＋ｒ１−・−・−・−（１）Ｒま
ただし、第１式において、Ｒ１とよびＲ２は水素原子、
メデル基、エチル人プロピル基等の低級アルキル基、ハ
ロゲン化低級アルキル基、ビニル基、芳香族炭化水素基
である。キレート化合物ハ、Ｍ２１Ｍｎ、ｚｎ。
メデル基、エチル人プロピル基等の低級アルキル基、ハ
ロゲン化低級アルキル基、ビニル基、芳香族炭化水素基
である。キレート化合物ハ、Ｍ２１Ｍｎ、ｚｎ。
Ｃｕ＊Ｆ６ 、Ｎｉ 、 ｈｅ 、Ｃｄ 、Ｃａ、Ｐｂ
＋ＦＩ”Ｂ 、ｎｆ等の金属とキレート剤とから得るこ
とができる。キレート剤としては、たとえばエチレンジ
アミン四酢１１２（ＥＤＴＡ）、ニトリロ三ｒｉＦ、酸
・（ＮＴＡ）、トランス−１，２−シクロヘキサンジア
ミン四酢酸（Ｃｙｌ）１’Ａ ）、シエチレソトリアミ
／五酢ｆｉ（ＤＴＰＡ）、エチレングリコールビス（２
−アミノエチレ）エーテルジアミン四酢醒（ＧＥＬ）Ｔ
Ａ ）、 ）リエチレンテトラミン六酢酸（ＴＴＨＡ）
、ノルマルハイドロオキシエチレンジアミン三酢酸（Ｈ
ＥＥＤＴＡｌ、ジエチレントリアミン五酢酸（ＤＴＰＡ
）等のカルボン酸基を有するものが、好適なものとして
挙げることかでキる。
＋ＦＩ”Ｂ 、ｎｆ等の金属とキレート剤とから得るこ
とができる。キレート剤としては、たとえばエチレンジ
アミン四酢１１２（ＥＤＴＡ）、ニトリロ三ｒｉＦ、酸
・（ＮＴＡ）、トランス−１，２−シクロヘキサンジア
ミン四酢酸（Ｃｙｌ）１’Ａ ）、シエチレソトリアミ
／五酢ｆｉ（ＤＴＰＡ）、エチレングリコールビス（２
−アミノエチレ）エーテルジアミン四酢醒（ＧＥＬ）Ｔ
Ａ ）、 ）リエチレンテトラミン六酢酸（ＴＴＨＡ）
、ノルマルハイドロオキシエチレンジアミン三酢酸（Ｈ
ＥＥＤＴＡｌ、ジエチレントリアミン五酢酸（ＤＴＰＡ
）等のカルボン酸基を有するものが、好適なものとして
挙げることかでキる。
有機ケイ素ポリマーとキレート化合物との配合比は、所
望する音響インピーダンスに応じて適宜に決定すること
ができる。
望する音響インピーダンスに応じて適宜に決定すること
ができる。
有機ケイ素ポリマーとキレート化合物との配合の方法は
、キレート化合物を直接に有機ケイ素ポリマーに混合し
ても良く、また、キレート化合物と高分子物質とを予備
混合し、次いで、予備混合物と有機ケイ素ポリマーとを
混合しても良い。ここで、前記高分子物質として、有機
ケイ素ポリマーの外に、フッソポリマー、ウレタンポリ
マー等及びこれらの有機ケイ素誘導体を挙げることがで
きる。
、キレート化合物を直接に有機ケイ素ポリマーに混合し
ても良く、また、キレート化合物と高分子物質とを予備
混合し、次いで、予備混合物と有機ケイ素ポリマーとを
混合しても良い。ここで、前記高分子物質として、有機
ケイ素ポリマーの外に、フッソポリマー、ウレタンポリ
マー等及びこれらの有機ケイ素誘導体を挙げることがで
きる。
比重調整６は、キレート化合物の配合によって所望の音
響インピーダンスにすることができれば単層であっても
よいが、音響インピーダンスを漸減させるために、第３
夕１に示すように、密度が互いに相違する複数の比重調
整層たとえば第１の比重調整層６Ａと第２の比重調整層
６Ｂとで構成してもよい。このように、比重調整層６を
複数の層で構成するとき、各層の密度は、圧電セラミッ
ク２から音響レンズ４に向って漸減するように調整して
おくことが好ましい。
響インピーダンスにすることができれば単層であっても
よいが、音響インピーダンスを漸減させるために、第３
夕１に示すように、密度が互いに相違する複数の比重調
整層たとえば第１の比重調整層６Ａと第２の比重調整層
６Ｂとで構成してもよい。このように、比重調整層６を
複数の層で構成するとき、各層の密度は、圧電セラミッ
ク２から音響レンズ４に向って漸減するように調整して
おくことが好ましい。
また、複数の比重調整＃６Ａ、６Ｂθ）うち、第２の比
重調整層６Ｂ′？、石英粉末ケブレンドした、シリコン
ゴムで代替してもよい。
重調整層６Ｂ′？、石英粉末ケブレンドした、シリコン
ゴムで代替してもよい。
音響レンズ装置５を以上のように構成すると、金属がキ
レート化合物の形で比重調整層６の中に存在するので、
金属原子が有機ケイ素ポリマー中で偏析することが防止
され、また、金属原子の周囲にはキレート剤が存在して
、これが緩衝拐としての役割を果す結果、比重の萬い音
響レンズ装置とすることができる。さらに、金ＪｆＡ原
子を取りまくキレート剤は、有機ケイ素ポリマーのガス
透過性および水分透過性を小さくし、圧電セラミック２
上に比重調整層６および音響レンズ４をＳ層する際に使
用する接着剤による有機ケイ素ポリマーの劣化を防止す
ることができる。したがって耐薬品性の大きな音響レン
ズ装置に構成することができる。
レート化合物の形で比重調整層６の中に存在するので、
金属原子が有機ケイ素ポリマー中で偏析することが防止
され、また、金属原子の周囲にはキレート剤が存在して
、これが緩衝拐としての役割を果す結果、比重の萬い音
響レンズ装置とすることができる。さらに、金ＪｆＡ原
子を取りまくキレート剤は、有機ケイ素ポリマーのガス
透過性および水分透過性を小さくし、圧電セラミック２
上に比重調整層６および音響レンズ４をＳ層する際に使
用する接着剤による有機ケイ素ポリマーの劣化を防止す
ることができる。したがって耐薬品性の大きな音響レン
ズ装置に構成することができる。
以上、この発明の一実施例について詳述したが、この発
明は前記実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨の範囲内で適宜に変形して実施することができるの
はいうまでもない。
明は前記実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨の範囲内で適宜に変形して実施することができるの
はいうまでもない。
前記実施例における音響レンズ４を、シロキサン結合を
有する有機ケイ素ポリマーとキレート化合物との配合物
で構成してもよい、 〔発明の効果〕 以上に詳述したこの発明によると、耐薬品性、弾 性の
いずれも良好なシリコンゴムな形成することができるの
で、これを単層あるいは積層して優秀な音響特性を有す
る音響レンズ装置を構成することができる。
有する有機ケイ素ポリマーとキレート化合物との配合物
で構成してもよい、 〔発明の効果〕 以上に詳述したこの発明によると、耐薬品性、弾 性の
いずれも良好なシリコンゴムな形成することができるの
で、これを単層あるいは積層して優秀な音響特性を有す
る音響レンズ装置を構成することができる。
第１図は従来の音響レンズを示す概略斜視図、第２図は
この発明の一実施例を示す断面図、および第３し１はこ
の発明の他の実施例を示す説明図である、 ２・・・圧電セラミック、４・・・音響レンズ、５・・
・音響レンズ装置、６・・・比重調整層。
この発明の一実施例を示す断面図、および第３し１はこ
の発明の他の実施例を示す説明図である、 ２・・・圧電セラミック、４・・・音響レンズ、５・・
・音響レンズ装置、６・・・比重調整層。
Claims (4)
- （１） シロキサン結合を含む有機ケイ素ポリマーとキ
レート化合物とを含有する周を有することを特徴とする
廿響レンズ装置。 - （２）前記キレート化合物は、高分子物質と混合した後
に前記有機ケイ素ポリマーに添加することを特徴とする
特許請求の範囲第１項に記載の音響レンズ装置。 - （３） シロキサ／結合を含む有機ケイ素ポリマーとキ
レート化合物とを含有する層が、石英粉末をブレンドし
たシリコンゴム層に積層されていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項または第２項に記載の音響レンズ装
置。 - （４） シロキサン結合を含む有機ケイ素ポリマーとキ
レート化合物とを含有する層が検数の層からなり、互い
に密度が相違することを特徴とする特許請求の範囲第１
項から第３項までのいずれかに記載の音響レンズ装置１
゜
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58230669A JPS60122999A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 音響レンズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58230669A JPS60122999A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 音響レンズ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60122999A true JPS60122999A (ja) | 1985-07-01 |
Family
ID=16911439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58230669A Pending JPS60122999A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 音響レンズ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60122999A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6290139A (ja) * | 1985-10-16 | 1987-04-24 | 富士通株式会社 | 超音波探触子 |
| JPH0847563A (ja) * | 1994-08-22 | 1996-02-20 | Sophia Co Ltd | 遊戯機 |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP58230669A patent/JPS60122999A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6290139A (ja) * | 1985-10-16 | 1987-04-24 | 富士通株式会社 | 超音波探触子 |
| JPH0534011B2 (ja) * | 1985-10-16 | 1993-05-21 | Fujitsu Kk | |
| JPH0847563A (ja) * | 1994-08-22 | 1996-02-20 | Sophia Co Ltd | 遊戯機 |
| JP2733199B2 (ja) * | 1994-08-22 | 1998-03-30 | 株式会社ソフィア | 遊戯機の可変表示装置 |
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