JPS60122584A - 野球用保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は野球用保護装置、特に野球用又はソフトボール
用のグローブに＠脱し得る保護装置に関するものである
。

捕手及び内野手（プレーヤ）、特に１塁手はしばしば、
グローブを使う側の手首及び前腕の中間部分に強要な打
球や投球ボールを受けることが多い。球はグラウンド上
でプレーヤに予測し得ないバウンドを生ずることがあり
、この場合プレーヤは傷付き易い手首又は前腕の中間部
分に大きな打撲傷や殴打を受けることがある。まれには
、手首又は前腕を骨折することがある。

この事故をなくすためプレーヤの当該腕部分を保護する
試みがなされたが、成巧を見ていない。

例えば米国特許第３．９９４．０２４号明細−には、キ
ャッチャ−ミツトの端末にパッド付プロテクターフラッ
プを設ける技術が示されている。しかしこのフラップは
ミツトとの連結部で自由に回動づるため、捕手にとって
邪魔となる。又、フラップが捕手の手首から自由に遠去
かるよう回動するため、保護の目的が達せられなかった
り、フラップがフィールディングの妨げになることがあ
った。更に、フラップが薄い一重パッドをレザーにより
包囲したものであるため、フラップが手首に対し同一平
面でないと十分な保護効果を得られなかった。

米国特許第１．６０２，０２７号明ＩＩｌ書にも、キャ
ッチャ−ミツトに取付ける手首保護装置が示されている
。この装置は捕手の手首を部分的に包囲する一端開口式
ブレスレットのような形状の一対の膨張式チューブを具
えたものである。しかしこれは、空気装置を要するため
洩れの問題をしばしば生じ、又あらゆる大きさの手首に
適合し待るものでなかった。従って、手首にきつ過ぎて
不快であったり、ゆる過ぎて邪魔になることが多く、注
文製造するしかなかった。

米国特許第８１１．３８９Ｍ明細書に記載のような手首
保護装置もある。しかしこの装置は、捕手の手首を支持
して、捕手が自分の手にミツトを保持し易くなるように
したものであり、保護装置と言えない。

その他に、米国特許第１．１３１．８９５号及び第２，
８３２，０７４号明細書に示された如き野球用保護装置
として利用し得る装置がある。前者の装置は手首保護部
付のホッケーグローブで、重く且つ大型のため捕手や内
野手の実用にはならない。しかもこの装置はグローブに
永久的に取付けるもので、グローブを他のプレーヤが使
えないようにしてしまう。

なお後者の装置は、化学物質や研摩剤を取扱う人のため
の前腕保護装置であり、打撃を吸収するようなものでな
い上、どんな型式のグローブにも取付けられるというも
のでない。

従って、どんな大きさの手首にも快適に適合し得る可撓
性を持ち、軽量で、且つプレーヤの手首の動きを制限す
ることのないような、野球用保護装置の出現が望まれて
いた。

本発明は、この可撓性及び軽量の要求を十分かなえつつ
、プレーヤの手首及び前腕を確実に保護し得る装置を提
供することを目的とする。

本発明の他の目的は、手首の大きさに関係なく快適に着
用し得るこの種野球用保護装置を提供するにある。

本発明の他の目的はキャッチャ−ミツトを含むグローブ
に容易に着脱可能なこの種野球用保護装置を提供するに
ある。

本発明の更に他の目的は、プレーヤの手首に対し自由に
回動して邪魔になったり、プレーの妨げになったりする
ことのない、この種野球用保護装置を提供するにある。

これら目的のため本発明野球用保護装置は、グローブ着
用者の手首及び前腕の中間部分を保護する保護手段と、
これを手首及び前腕に取付ける取付手段とを具える。そ
して、これら両手段で手首及び前腕を包囲するようにな
す。又、これら両手段をグローブ又はミツトに着脱自在
に取付けるための着脱手段を設ける。保護手段は可撓性
衝撃吸収バッドを手首又は前腕に隣接配置して具え、そ
の外側に重ねて硬質の半剛性シートを設けた構成にする
。又取付手段は、どんな大きさの手首にも本発明装置を
嵌合し得るよう保護手段に縫い付けた伸縮材料で造る。

以下、図示の実施例に基づき本発明の詳細な説明する。

図中１０は、野球又はソフトボール用のグローブ１４の
端末に着脱自在に取付けるようにした本発明装置を示す
。本発明装置は、グローブ使用者の手首及び前腕の中間
部分１６を保護する多層保護手段を提供する。保護手段
は取付手段により手首及び前腕にとって不自然にならな
いよう取付け、保護手段及び取付手段により手首を包囲
するようになす。本発明装置は着脱手段によりグローブ
に取付１プる。

保護手段は２個の保護部分１８ａ　、　１８ｂ　ｉ’構
成し、これらを手首及び前腕の長手方向に延在する縫い
目２２に沿って相互に縫い合せる。縫い目２２は両保護
部分間の自由度のある連絡を提供し、保護手段に円周方
向の可撓性を提供して、手首及び前腕つ動きを制限しな
い。

各保護部分１８ａ　、　１８ｂにスポンジゴムのような
可撓性の衝撃吸収材で造ったバッド２６（第４図参照）
を設ける。バッド２６上にアセテートプラスチック、ポ
リウレタン、ビニールのような半剛性硬質材のシート３
０を重ねる。バッド２Ｇ及びシート３０をレリ゛−又は
皮のような耐久材料３４で包囲する。

バッド２６をショック吸収用に手首側に位置させ、シー
１−３０をボールの衝撃を直接受止めるようバッド２６
の外側に位置させる。これにより投げた球又は打った球
から野球選手の手首及び前腕を保護するようにむ１゜ スポンジゴムのバッド２６及び３０−４５ゲージアセテ
ートプラスチックのシート３０は皮により良好に包［る
ことができることを確かめた。

取付手段に伸縮布３８を設け、これを保護部分１８ａ　
、　１８ｂの外縁に縫い付ける。布３８の伸縮は本発明
装置をいかなるサイズの手首及び前腕にも適合させ得る
。弾性を持ち吸汗作用を行なうテリ織布を用いる場合、
本発明装置の使用中における快適性が得られる。

着脱手段に前方フラップ４２（第３図参照）を設け、こ
れを保護部分１８ａ　、　１８ｂの前端に配置すると共
に、目孔４４付とする。目孔４４は本発明装置をひもで
グローブの端末に結ぶ時に使用し、ひもはグローブに既
存のものを用いる。本発明装置はひもを外すことで容易
にグローブから取外せる。

この代りに本発明装置は別の方法でグローブに着脱自在
に取付けることができる。例えば、装置の前端に親指ル
ープを設け、グローブの親指に重ねることができる。又
、フラップ４２の目孔４４の箇所及びグローブの対応箇
所に夫々相互に係合し合う部材を設けることができる。

取付手段は布３８の代りに１個又はそれ以上の弾性ひも
で構成することができ、これらひもは保護部分１８ａ　
、　１８ｂの外縁に縫い付ける。又取付手段は、１個又
それ以上のループで構成し、これらを保護部分１８ａ　
、　ｉｎの外縁に設けた自己係合材料のストラップで取
付けることができる。ストラップはループにひもで結合
し、いかなる大きさの手首にも係合し得るよう調整可能
に取付ける。更に、保護手段は２個以上の部分で構成し
、一層の可撓性を持たせることができる。

手をグローブ又はミツト内に完全に差込まないで、手の
平の一部を露出させる捕手又は内野手のためには、本発
明装置にパッド付リブを縫込んだフラップ４２を設ける
ことができる。この場合、プレーヤの手首及び前腕のみ
ならず、露出された手の平の一部をも保護できる。

上記本発明装置は軽量で、且ついかなる人ささの手首及
び前腕に対しても快適に適合し得る。しかも、プレーヤ
の手首及び前腕の動きに制限を与えることなくこれらを
全体的に保護できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を取付けた野球用グローブの斜視図
、 第２図は同じくその側面図、 第３図は本発明装置の斜視図、 第４図は第２図の４−４断面図である。 １０・・・本発明保護装置　１４・・・グローブ１６・
・・手首及び前腕の中間部分 １８ａ　、　１８ｂ・・・保護部分く保護手段）２２・
・・縫い目　２６・・・パッド ３０・・・シート３４・・・耐久材料 ３８・・・伸縮布（取付手段） ４２・・・フラップ（着脱手段） ４４・・・目孔 手　続　補　正　書 昭和５９年１２月３日 特許庁長官　志　賀　学　殿 １、事件の表示 昭和５９年特許願第１９４９１９号 ２、発明の名称 野球用保護装置 ５、補正の対象　図　面 ６、補正の内容（別紙の通り） 図面の浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、野球又はソフト′ボール用のグローブに取付けるよ
   うにした保護装＠において、 プレーヤの手首及び前腕の中間部分を保護するための保
   護手段と、 この保護手段と共に、手首及び前腕を包囲するよう円形
   を形成する取付手段と、 これら保護手段及び取付手段を着脱自在にグローブに取
   付ける着脱手段とを具え、前記保護手段を、可撓性の衝
   撃吸収パッドと、硬質半剛性材のシートとで構成したこ
   とを特徴とする野球用保護装置。 ′２．前記取付手段を伸縮材で構成し、保護手段に縫い
   合せて、全サイズの手首に適合可能とした特許請求の範
   囲第１項記載の野球用保護装置。 ３、保護手段を複数の保護部分で構成し、これらを手首
   及び前腕の長手方向に延在する線上で相互に縫い合せて
   、保護手段に円周方向の可撓性を持たせた特許請求の範
   囲第１項記載の野球用保護装置。 ４、保護手段に耐久外被を−設けて、前記パッド及びシ
   ートを重合隣接状態に包囲した特許請求の範囲第１項記
   載の野球用保護装置。 ５、耐久外被がレザーである特許請求の範囲第４項記載
   の野球用保護装置。 ６、パッド及びシートを相互に重ね合せ、パッドを手首
   側に配置した特許請求の範囲第５項記載の野球用保護装
   置。 １、取付手段をループとし、該ループを保護手段の一側
   に取付け、保護手段の他側に少なくとも１個の自己係合
   材のストラップを設け、該ストラップをループに通るひ
   もで手首に結ぶようにした特許請求の範囲第１項記載の
   野球用保護装置。 ８、着脱手段は、保護手段の前端をグローブの端末にひ
   もで取付けるようにしたものである特許請求の範囲第１
   項記載の野球用保護装置。 ９、着脱手段にフラップを設け、こ−れにパッド付リブ
   を縫い込むと共に、該フラップをグローブの端末にひも
   で結合するようにした特許請求の範囲第１項記載の野球
   用保護装置。 １０、着脱手段は、保護手段の一端におけるフラップに
   取付けた第１自己係合ストリップと、グローブの端末に
   取付けた第２自己係合ストリップとで構成し、両ストリ
   ップを相互に係合させるようにしたものである特許請求
   の範囲第１項記載の野球用保護装置。 １１、保護手段に複数の保護部分を設け、これらを手首
   及び前腕の長手方向に延在する縫目線に沿い縫い合せて
   保護手段に円周方向の可撓性を付与し、各保護部分を衝
   撃吸収パッドと、硬質半剛性シートと、これらを包囲す
   る耐久布とで構成した特許請求の範囲第１０項記載の野
   球用保護装置。 １２、野球用又はソフトボール用グＯ−プに取付ける野
   球用保護装置において、 プレーヤの手首及び前腕の中間部分を保護する保護手段
   と、 保護手段を手首及び前腕に取付ける取付手段と、 これら保護手段及び取付手段をグローブに着脱自在に取
   付ける着脱手段とを具え、取付手段を保護手段に縫い付
   けた伸縮材で構成し、保護手段及び取付手段により手首
   及び前腕をその大きさに関係なく包囲するようにしたこ
   とを特徴とする野球用保護装置。 １３、野球用又はソフトボール用グローブに取付けるた
   めの野球用保護装置において、 プレーＶの手首及び前腕の中間部分を保護する保護手段
   と、 保護手段を手首及び前腕に取付は得るよう保護手段に縫
   い付けた伸縮材よりなり、保護手段と共に手首をその大
   きさに関係なく丁度包囲するようにした取付手段と、 保護手段及び取付手段をグローブに＠脱自在に取付ける
   ための着脱手段とを具え、保護手段を２個の保護部分で
   構成し、これらを手首及び前腕・の長手方向に延在する
   縫い目に沿い縫い合せて保護手段に円周方向の可撓性を
   付与し、 各保護部分を可撓性衝撃吸収パッドと、これに重ねた硬
   質半剛性シートと、これらを包囲する耐久布とで構成し
   たことを特徴とする野球用保護装置。