JPH02501124A - 野球用グローブ及びその支持具並びにその構成及び使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、野球用グローブの支持具及びこれを備えた野球用グローブに関する。

本発明は、手、手首および腕の制御動作を野球用グローブに伝達する支持具を提 供したものであり、該支持具は、グローブの後壁に取着され、グローブの前壁の 下端開放縁部の上下にあって使用者の手、手首および前腕の少なくとも裏側を被 覆、支持するのに十分な距離延びる第１手段と、この第１手段を使用者の手、手 首および前腕の少なくとも裏側近傍の所定位置に固定する第２手段とから成る。

第１および第２手段は、第１手段直下の使用者の手および手首の曲げ動作を許容 すべく互いに、又グローブと共同し、一方、第１手段は、使用者の手、手首およ び前腕の裏側に十分近接して配設されてこれらを支持すると共に、使用者の手、 手首および前腕の制御動作をグローブに伝える。

第１図は、支持部が設けられているグローブの正面図である。

第２図は、所定位置に取着されたストラップ部材を示すグローブの部分背面図で ある。

第３図は、上側後縁部がグローブの後壁の下側縁部に縫着された支持部を示すグ ローブの背面図である。

第４図は、好ましい取着手段の詳細を示す、第３図の支持部の斜視図である。

第５図は、キャッチャ−ミツトの背面図である。

第６図は、第５図のミツトの正面図である。

第７図は、支持部を有する一塁手用グローブの背面図発明を実施するための最良 の形態 第１図及び第２図は、支持部２０が設けられた野球用グローブ１０を示す。グロ ーブ１０は、複数のストールよう結合された後壁１（第２図）と前壁２（第２図 ）を含む。ストール部３及び親指部４は、架橋部すなわちポケット部５を介して 互いに連結されている。グローブ１０は、ストール部３の外側端を連結する等の 構造上必要とされる構成要素たる縫い回部６を有していてもよい。

グローブ１０は、表側が壁２の開放縁部で、裏側が下方に延びる支持部２０の裏 側支持片２１で形成された下側手挿入ロアを有する。

第２図は、後壁穴部ＩＡのいずれかの側の璧１の下部に一体に縫着された支持片 ２１を示す。支持片２１の左上側部は、後壁１の左下側部に符号２２で示すごと くり上側部は、後壁１の右下側部にランニングステッチで縫着される。支持部２ ０は、後壁の下側部に取付けられる。このため支持片２１の上側部は、特定のグ ローブへの取着に要する形状とされており、グローブと支持片２１とを結合する ため適当な手段が採られる。壁１は、製造過程で支持片２１と一体に形成しても よい。

非伸張性を有する最高級牛革で形成されている。支持部２ｏの内側表面には、す り切れることなく、手に柔らかいベロア、毛材料等のバット材層が張られている 。

支持片２１は、前壁２の下側開放端部８の上下において、使用者の手の裏側下側 部、手首の裏側および前腕の裏側上部を被覆、支持するのに十分な距離延びてい る。

支持片２１の下側縁部からは、支持片２１に縫着或は固着されたストラップすな わち帯部材２４の形態の固定手段が延びている。ストラップ２４は、使用者の前 腕の手首近傍およびその下を包囲し、支持片２１の外側面のかなりの部分を覆う のに十分な距離に亘って延びている。

ストラップ２４の重合部２５の内側面には、支持片２１の外側面上に設けられた 第２固定部材と係合する第１固定部材が設けられている。第１および第２固定部 材２６．２７は好ましくは「ベルクロ」　（商標）等の面ファスナーで形成され ている。

これらの固定部材は、ストラップ２４がさまざまな大きさの前腕を余裕をもって 包囲できるよう係合状態の調節が可能な長さとされている。

支持片２１は、後方への手首の曲折に対するサポータ−の役目を果たすと同時に 、手首の曲げを許容する。使用者の手首は、捕球動作の際の後方への曲折に抗し 得るよう十分に援護される。支持片２１は、前方への曲折に対しても有効な支え となる。つまり、ストラップ２４によって手首裏側に程よくフィツトした支持片 ２１が手首の前方への不自然な曲折を制限するのに役立つ。

支持片２１は、使用時に使用者の手の下側部から前腕上部まで延びているので、 グローブ１ｏに無比のコントロールと感触をもたらす。

第３図および第４図は、上部が略水平なランニングステッチ２８によって後壁１ の下側部に固着された支持部２０を示す。ストラップ２４は、支持片２１と一体 に形成されている。第３図および第４図に示された支持片２１は、他の点におい ては、第１図および第２図に関する説明と略同じである。つまり、支持片２１は 、グローブ１０の前壁の下側縁部の上下にあって、使用者の手の下側部、手首お よび前腕上部の裏側を被覆、支持するのに十分な距離延びている。

支持片２１、ストラップ２４および固定手段２６゜２７は、グローブの一部とし て一体成形してもよく、既存のグローブに容易に取着可能な独立の付属品として もよい。

第５図および第６図は、キャッチャ−ミツトに取付けられた支持部を示しており 、支持片２１の上側縁部は、生皮クロスステッチによって後壁１に取着されてい る。

支持片２１、ストラップ２４および固定手段を有する支持部２０の構成の詳細は 、上述のものと実質的に同じである。

第７図および第８図は、生皮クロスステッチ、ランニングステッチ又はこれらの 組合わせによって一塁手用のグローブすなわちミツトに取着された支持部２０を 示す。支持片２１は、ストラップ２４および固定手段の構成の詳細は、上述のも のと実質的に同じである。

支持片２１は、上部および側部をいかなる所望の方法で後壁１の下側部に取着し てもよい。ただし、取着した際、前壁２の下側開放端部の上下に位置して、使用 者の手、手首および前腕の後部を十分に包囲する距離延びていなければならない 。

国際調査報告

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．野球用グローブの後壁に一体に取着され、前記グローブの前壁の下端開放縁 部の上下において使用者の手、手首および前腕の少なくとも裏側部を被覆、支持 するのに十分な距離延びている第１手段と、前記第１手段を該使用者の手、手首 および前腕の少なくとも該裏側部近傍の所定位置に固定する第２手段とから成り 、 前記第１および第２手段が、前記第１手段直下の該使用者の手および手首の曲げ 動作を許容すべく互いに、又前記グローブと共同し、一方前記第１手段が、該使 用者の手、手首および前腕の該裏側部に十分近接して配設され、もってこれらを 支持すると共に、該使用者の手、手首および前腕の制御動作を前記グローブに伝 達する野球用グローブに手、手首および腕の制御動作を伝達する支持具。
2. ２．前記第１手段が、十分な屈曲性および非伸張性を有する材料で形成された支 持片で成り、 前記第２手段が、前記支持片の下側部に連結され、かつ該使用者の手の手首直下 部分の周囲に配設された固定部材で成っている請求項１に記載の支持具。
3. ３．前記固定部材が、前記支持片に取着され該使用者の前腕の周囲を包囲し、か つ前記支持片の外側面部と重合するのに十分な長さを有するストラップ部材で成 り、前記ストラップ部材の前記重合部を前記支持片の前記外側面部に固定する手 段を有して成る請求項２に記載の支持具。
4. ４．前記支持片が、生皮ステッチによって前記後壁に取着されている請求項３に 記載の支持具。
5. ５．前記グローブ、前記支持片および前記固定部材が、革で形成されており、 前記固定手段が、前記ストラップ部材の前記重合部の内側面上に設けられた第１ 固定部材と、前記支持片の前記外側面部上に設けられた第２固定部材とから成り 、前記第１および第２固定部材が、互いに調節可能に係合可能とされている請求 項４に記載の支持具。
6. ６．前壁すなわちバーム壁と、前記前壁と連結されて親指部、フィンガー部すな わち別個の親指以外の指部および下側手挿入口を形成する後壁とを有する野球用 グローブにおいて、 前記後壁の下側部より手首支持部が延び、前記手首支持部が、前記後壁に一体に 取着され、前記前壁の下側開放縁部において使用者の手、手首および前腕の少な くとも裏側部を被覆し、支持するのに十分な距離延びている支持片から成ってお り、 前記支持片を該使用者の手、手首および前腕の少なくとも裏側部近傍の所定位置 に固定する手段が設けられており、前記固定手段が前記支持片に一体に取着され ている野球用グローブ。
7. ７．前記支持片が、十分な屈曲性および非伸張性を有する材料で形成されており 、 前記固定手段が、該使用者の手首近傍の前腕周囲を包囲するようなされたストラ ップ部材で成っている請求項６に記載のグローブ。
8. ８．前記ストラップ部材が、前記支持片の下側部に一体に取着されており、かつ 該使用者の前腕の周囲を包囲するとともに、前記支持片の外側面部に重合するの に十分な長さとされており、前記部材の前記重合部を前記支持片の前記外側面部 に固定する手段を備えた請求項７に記載のクローブ。
9. ９．前記固定手段が、前記部材の前記重合部の内側面上に設けられ第１固定部材 と、前記支持片の前記外側面部上に設けられた第２固定部材とから成り、前記第 １および第２固定部材が、互いに調節可能に係合するようなされた請求項８に記 載のグローブ。
10. １０．前記部材が、十分な屈曲性および非伸張性を有する材料で形成されており 、前記支持片の内側面が、パット材料張りとされており、前記第１および第２固 定部材が、互いに係合する面ファスナー部材で成っている請求項９に記載のグロ ーブ。
11. １１．前記グローブが、野手用グローブで成り、前記グローブの前記前壁および 前記後壁が、複数の指ストール部を形成すべく前記フィンガー部において互いに 連結されている請求項６に記載のグローブ。
12. １２．野球用グローブの後壁に一体に取着され、かつ前記グローブの前壁の下側 開放縁部の上下において使用者の手、手首および前腕の少なくとも裏側部を被覆 し、かつ支持するのに十分な距離延びている支持片と、前記支持片を該使用者の 手首および前腕の少なくとも裏側部近傍の所定位置に固定する手段とから成り、 前記固定手段が、前記支持片に一体に取着された野球グローブ用支持制御具。
13. １３．前記支持片が、十分な屈曲性および非伸張性を有する材料で形成され、か つステッチにより前記後壁に取着された請求項１２に記載の支持制御具。
14. １４．前記支持片の上縁部が、前記後壁の下側部に縫着可能とされた請求項１３ に記載の支持制御具。
15. １５．前記支持片の一対の上側縁部が、それぞれ前記後壁の一対の下側縁部に縫 着可能とされた請求項１３に記載の支持制御具。
16. １６．前記固定手段が、該使用者の手首近傍の前腕を包囲するようなされたスト ラップ部材で成り、前記部材が、前記支持片の下側部より延びる一端を有し、か つ該使用者の前腕周囲を包囲して他端が前記支持片の外側面上に重合するのに十 分な長さとされており、前記部材の前記重合部を前記支持片の前記外側面に固定 する手段が設けられた請求項１３に記載の支持制御具。