JPS6012082Y2 - 光学繊維の基板への固着構造 - Google Patents

光学繊維の基板への固着構造

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JPS6012082Y2
JPS6012082Y2 JP7768680U JP7768680U JPS6012082Y2 JP S6012082 Y2 JPS6012082 Y2 JP S6012082Y2 JP 7768680 U JP7768680 U JP 7768680U JP 7768680 U JP7768680 U JP 7768680U JP S6012082 Y2 JPS6012082 Y2 JP S6012082Y2
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JP
Japan
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optical fiber
substrate
hole
tip
present
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Expired
Application number
JP7768680U
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English (en)
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JPS573207U (ja
Inventor
良夫 上田
龍一 中園
正三 斎藤
Original Assignee
三菱レイヨン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、基板に対する固着が確実に行なえ、しかも先
端部の保護がなされかつ固着角度の設定が容易な光学繊
維の基板への固着構造に関するものである。
光学繊維を光伝導部材として利用する機器類は、広い分
野にわたって実用化されている。
このうち、光学繊維を用いたディスプレイ装置は、変化
に富んだ装飾効果が得られることおよび光源が1ないし
限られた数ですむことから、最近特に普及しつつある。
このようなディスプレイ装置は、多数本の光学繊維の基
端部を集束して光源近傍に臨設すると共に、他方の先端
部を表示基板の背面から固着する構造のものが多い。
そして、先端部は表示基板の固着箇所に設けた透孔に嵌
合し、この部分に接着剤を注入して固定するのが一般的
である。
しかしながらこのような固着方法は、手作業で行なわな
ければならないので、多くの労力を要し加工費の費用が
嵩む難点がある。
また、このように透孔に接着して固着すると光学繊維に
力が加わった際この部分で屈曲され、これが繰返される
と破断につながる虞れがある。
本考案はこのような状況に鑑みてなされたもので、その
要旨とするところは、前面板21と後面板22の2枚構
成からなる基板2に対して光学繊維1を固着するもので
あって、光学繊維1の先端部11を前面板21に嵌合す
ると共に、先端よりやや後方の箇所を後面板22に設け
た径大孔22aに弾性体3を介して嵌合させたことを特
徴とする光学繊維の基板への固着構造にある。
以下、本考案を実施例の図面に従って説明する。
第1図は本考案の固着構造をディスプレイ装置に適用し
た例の断面図、第2図はその要部の拡大断面図、第3図
ないし第5図は傾斜させて固着した例を示す拡大断面図
である。
図中1はアクリル系、スチレン系等のプラスチック系あ
るいはガラス系の光学繊維で、先端部11が加熱処理あ
るいは接着剤等の付着により膨大化されており、その基
端部12は集束されて光源4近傍に臨設されている。
なお、本考案においては先端部11が膨大化されていな
い光学繊維1も使用可能である。
2は前面板21と後面板22の2枚構成からなる基板で
、プラスチック、金属あるいは木等で構成される。
そして前面板21には光学繊維1の先端部11を嵌合す
るための透孔21aが形成されており、後面板22には
この透孔21aに対応する径大孔22aが形成されてい
る。
本考案における基板2は2枚構成からなっているが、前
面板21と後面板22とを相互に連結してもよい。
このような観点からすると、本考案の基板2としては所
謂ハニカムボードも使用することができる。
3はゴムあるいはプラスチックからなる弾性体で、その
中央には貫通孔31が設けられている。
5は光源で、この例ではランプ51と、モーター53に
よって回転するようになった円盤状フィルター52とか
らなっているが、他の方式のものも使用しうる。
6はハウジングである。本考案の固着構造によって光学
繊維1を固着するには、まず光学繊維1の先端部11よ
りやや後方の箇所すなわち後面板22と嵌合する箇所に
弾性体3を嵌合しておき、この状態で先端部11を透孔
21aに嵌合し、必要に応じて加熱処理などにより先端
を膨大化する。
次に弾性体3の位置を後面板22の径大孔22aに嵌合
する。
このようにすると光学繊維1は第2図のように固着され
ることとなり、確実に固着されると共に、光学繊維1に
屈曲等の力が加えられるときにも光学繊維1が移動せず
また弾性体3が緩衝して光学繊維1が保護されることと
なる。
上記の例は光学繊維1を基板2に対して直角に固着した
ものであるが、本考案の固着構造によれば、固着の角度
を傾斜させることも可能である。
すなわち第3図のように前面板21の透孔21aと後面
板22の径大孔22aの中心角度を設定通りに傾斜して
おき、これに対し上述の方法で光学繊維1を固着するの
である。
このようにすれば光学繊維1を設定通りの角度で基板2
に対して固着することができるが、第2図の場合と同様
に弾性体3を使用したときの効果も発揮される。
第4図の例も第3図と同様傾斜させて固着したものであ
るが、この例では光学繊維1の先端部11の膨大化処理
を、前面板21の透孔21aに嵌合する以前の弾性体3
を嵌合した段階で行い、膨大化したのち先端部11を透
孔21aに嵌合する。
この場合必然的に透孔21aの径が大きくなるので、ガ
タつきが生じたり雨仕舞の懸念があるときには第5図の
ような2つ割れワッシャ4を透孔21a周辺に固着する
とよい。
なお、本考案においては、前面板21の前面にさらに透
明プラスチック板等の保護板を取付けるようにしてもよ
い。
本考案は以上詳述した如き構成からなるものであるから
、光学繊維を基板に対し確実に固着することができると
共に、光学繊維に力が加わったときの移動を防止しかつ
、これらの力に対して緩衝力が作用して先端部を保護す
ることができ、さらには傾斜して固着する等固着角度の
設定が容易である等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の固着構造をディスプレイ装置に適用し
た実施例を示す断面図、第2図はその要部の拡大断面図
、第3図および第4図は傾斜して固着した実施例を示す
拡大断面図、第5図は第4図に用いた2つ割れワッシャ
の正面図である。 1・・・・・・光学繊維、11・・・・・・先端部、1
2・・・・・・基端部、2・・・・・・基板、21・・
・・・・前面板、21a・・・・・・透孔、22・・・
・・・後面板、22a・・・・・・径大孔、3・・・・
・・弾性体、31・・・・・・貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面板21と後面板22の2枚構成からなる基板2に対
    して光学繊維1を固着するものであって、光学繊維1の
    先端部11を前面板21に嵌合すると共に、先端よりや
    や後方の箇所を後面板22に設けた径大孔22aに弾性
    体3を介して嵌合させたことを特徴とする光学繊維の基
    板への固着構造。
JP7768680U 1980-06-04 1980-06-04 光学繊維の基板への固着構造 Expired JPS6012082Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7768680U JPS6012082Y2 (ja) 1980-06-04 1980-06-04 光学繊維の基板への固着構造

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JP7768680U JPS6012082Y2 (ja) 1980-06-04 1980-06-04 光学繊維の基板への固着構造

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Publication Number Publication Date
JPS573207U JPS573207U (ja) 1982-01-08
JPS6012082Y2 true JPS6012082Y2 (ja) 1985-04-19

Family

ID=29440243

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JP7768680U Expired JPS6012082Y2 (ja) 1980-06-04 1980-06-04 光学繊維の基板への固着構造

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JPS573207U (ja) 1982-01-08

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