JPS6012060B2 - カテ−テルの遠位端検知装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、消化管等の体腰内に挿入されたカテーテルの
遠位端検知装置に関する。

臨床医学に於いては、疾病の診断および治療の目的のた
めに「皮層を穿刺することなく、可榛性プラスチック製
カテーテルを体腔、すなわち気管内、気管支内、消化管
、腰紙内「尿管内等に挿入する。

このような場合、カテーテルの遠位端は必ずしも目的の
場所に位燈しないで反対側にはいったり「コイル状にな
ってその部位にとどまったり、結び目を作り引き抜くこ
とが出釆なくなり「手術的に引き抜かねばならない場合
やもその他いろいろのおそろしい合併症をひきおこすこ
とがある。そこで〜 カテーテルにレントゲンの不透過
物質を含有させたものを使用するが「 レントゲンの造
影剤をカテーテルに注入しながらレントゲン透視を行っ
たり、レントゲン撮影を行って、カテーテルの遠位端の
検知を行っている。前記の方法は、何時でも，どこでも
誰でも，安全に，簡単に行えるというわけにはいかず「
また患者および医療従事者の放射線被曝という問題が
ある。

また造影剤を使用する場合、その副作用により患者がシ
ョックをおこしたり、死亡することも報告されている。
したがって、何時でも，誰でも， どこでも，簡単かつ
安全に体内に挿入したカテーテルの遠位端の位置を検知
することが出来る装置があればト診断および治療に大い
に役立ち、臨床医学に貢献するところが大であり、この
ような検知器の出現が望まれている。本発明は前記の点
に鑑み、消化管等の体腔内に挿入したカテーテルの途位
端の位置を簡単，確実ラ かつ安全に検知しうる装置を
提供せんとするものである。

すなわち本発明は〜消化管等の体腔内に挿入するカテー
テル，該カテーテルの近位端に接続された音信号または
超音波信号発生器、該信号発生器から青信号または超音
波信号がカテ−テル内に送り込まれトカテーテルの遠＆
端から発信される信号を体外に於いて受信するための信
号を受信するための信号受信器からなることを特徴とす
るカテーテルの遠位端検知装置に関する。つぎに〜本発
明の装置の実施例を図面に基づいて説明する。図は本発
明の装置の一実施態様を示すキ概略説明図である。２は
カテーテルであり〜該カテーテル２の近＆端７は接続管
母を介して音信号または超音波信号発生器１が接続され
ており、その遠＆端８‘ま体腔６内に挿入されている。

青信号または超音波信号発生器１は電源部，発振器，増
中器などを備えた本体と信号変換部とからなつている。
３は前記信号発生器１からカテーテル２内に送り込まれ
もカテーテル２の猿位端８から発信される信号を受信す
るための青信号または超音波信号受信器である。

本発明は上記のような構成で実施に際してはトカテーテ
ル２を体腔鰭内に挿入しもカテーテル鷲の近＆端？に接
続管亀を介して青信号または超音波信号発生器軍を接続
する。

音信号または超音波信号発生器官より信号を発信すると
信号はカテ岬テル蜜を経ても遠位端霧から体腔溝を経て
体表裏に発信される。そこで体表歌こ青信号または超音
波信号受信器霊をあてて信号の最も強い場所を探れば「
そこにカテーテル塁の遠泣端麗が位置していることにな
る鶴本発明は前記述したように従来の欠点を解消しも簡
単軍確実９かつ安全にカテーテルの遠位端を検知するも
のでありｔ臨床医学における疾病の診断および治療に貢
献するところ頗る大きなものがある。

音信号または超音波信号受信器３としては〜たとえば聴
診器，電気聴診器，青信号または超音波信号をブラウン
管上に写し出す方法ｔあるいは自動記録する方式のもの
などが好ましい。

音信号および超音波信号の周波数はとくに制限されない
。図面の樋単な説明 図は本発明の装置の一実施態様を示す概略説明図である
。

事側音信号または超音波信号発生器も露…カテーテ′レ
もがＭ青信号または超音波信号受信器ち 傘岬接続管〜
薄９Ｍ体表〜 ６州体腔「 青側近位端、蟹岬遠位端
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 体腔に挿入するカテーテルと、該カテーテルの体外
   にある近位端に接続された音信号または超音波信の発生
   器と、該信号発生器からカテーテル内に音信号または超
   音波信号を送り込み、体内に位置するカテーテルの遠位
   端より発する音信号または超音波信号を体外に於いて受
   信する聴診器等又は電子音信号受信器等の音信号又は超
   音波信号受信器を有することを特徴としたカテーテルの
   遠位端検知装置。