JPS6011922Y2 - マルチプルタイタンパの枕木位置検出装置 - Google Patents

マルチプルタイタンパの枕木位置検出装置

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JPS6011922Y2
JPS6011922Y2 JP11664579U JP11664579U JPS6011922Y2 JP S6011922 Y2 JPS6011922 Y2 JP S6011922Y2 JP 11664579 U JP11664579 U JP 11664579U JP 11664579 U JP11664579 U JP 11664579U JP S6011922 Y2 JPS6011922 Y2 JP S6011922Y2
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JP
Japan
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sleeper
tamper
longitudinal center
tamped
tamping
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Application number
JP11664579U
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JPS5636701U (ja
Inventor
好宏 島田
Original Assignee
芝浦メカトロニクス株式会社
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Publication date
Application filed by 芝浦メカトロニクス株式会社 filed Critical 芝浦メカトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マルチプルタイタンパの枕木位置検出装置に
係り、特にタンピング装置の中心を次のタンピングすべ
きの枕木の長手方向の中心に正確に停止させるこをので
きるマルチプルタイタンパの枕木位置検出装置に関する
マルチプルタイタンパは、レールの枕木の両脇をタンピ
ングし、鉄道線路の保守を行なう車輌であり、その作業
の性質上、タンピング装置の中心を正確に枕木の長手方
向の中心に停止させる必要がある。
従来のマルチプルタイタンパにおいては、枕木中心間の
距離をあらかじめ測定輪の回転数に合せておき、測定輪
が所定回転数に達した時、自動的に停止するように構成
されている。
しかしながら、通常の枕木間隔は概ね一定のピッチでは
あるものの正確に等間隔とはなっておらず、また2本の
枕木を使用する個所もあって、このような走行制御では
マルチプルタイタンパの移動毎に走行用油圧モータ手動
操作によって行ない、停止位置を修正する必要があり、
実際のタンピング作業時間に比べて一つの枕木から次の
枕木へ移動操作を行なう作業時間が比較的大きいものと
なって、結局作業の効率が低下するという欠点を有して
いた。
また、接触子により枕木の位置を検知する、いわゆる接
触式のマルチプルタイタンパ自動停止装置は、測定時間
が長くかかるので作業能率の低下をきたし、枕木以外の
、例えば自動列車制御装置(ATC)の地上子や各種の
標識、検知装置等の突起物に接触子が接触して枕木の所
定位置以外の位置で停止したり、あるいは障害物との衝
突により枕木検知装置が破損する惧れがあるという難点
を有していた。
このため、マルチプルタイタンパの運転室内からオペレ
ーターが目視によりタンピング装置の中心位置に配置さ
れた位置表示板をタンピングしようとする枕木長手方向
の中心に合致するよう移動装置の移動−停止を手動操作
により繰り返して調整しているのが実情であって、この
ためオペレーターの技量により停止位置がまちまちとな
り、作業能率に個人差を生じ、またオペレーターも神経
を使うことになって疲労を大きくするという欠点もあっ
た。
本考案は、叙上の欠屯を解消すべくなされたもので、枕
木上に敷設されたレール上にあるマルチプルタイタンパ
を、枕木毎に順次そのタンピング位置まで移動させる枕
木位置検出装置において、前記マルチプルタイタンパを
前進させる移動装置と、このマルチプルタイタンパでタ
ンピングする枕木の長手方向の中心位置を基準にして進
行方向に向って一つ先のタンピングすべき枕木の長手方
向の中心までの間隔が最小枕木間隔に相当する位置から
最大枕木間隔に相当する位置にわたって懸垂された複数
の位置表示源と、オペレータが前記任意の位置表示源と
次のダンピングすべき枕木の長手方向の中心とが一致し
たことを視認し前記一致した位置表示源を指定する信号
を入力する操作盤と、この操作盤からの出力信号により
前記マルチプルタイタンパを次のタンピングすべき枕木
の長手方向の中心まで前進させるように前記移動装置を
制御するプログラム制御装置とを備えたことを特徴とす
るマルチプルタイタンパの枕木位置検出装置を提供しよ
うとするものである。
以下、本考案の詳細を、図面を参照して説明する。
第1図において、符号1は道床であって、この道床1に
はバラスト2上に一定のピッチ間隔で枕木3が敷設され
ており、この枕木3上にはレール4が犬釘などの締結装
置5で固着されている。
このレール4上をマルチプルタイタンパ6が走行シ得る
ようになっており、このマルチプルタイタンパ6の先端
部7には道床1のバラスト2を突き固めるタンピング装
置8が設置されている。
このタンピング装置1は、例えば振動モーター8aによ
りタンピングツール8bに振動を与え、枕木3の下のバ
ラスト2を突き固めるよう構成されている。
而して1.タンピング装置8の中心部からほぼ枕木間隔
1つ分だけ離れた前方位置近傍には、ゴム等で作られた
複数個の位置表示源9a、 9b、 9C・・・がマル
チプルタイタンパ6の長手方向に沿って固設垂下されて
いる。
この位置表示源9a、9b*9c・・・の間隔は、この
位置表示源9a、9b、9c・・・の一つが表示する位
置へタンピング装置1の中心を移動させることにより、
一つ先の枕木3aのタンピングを行ない得るように、タ
ンピング位置の許容誤差範囲内で設定されており、位置
表示源9a、9b、9c・・・の全間隔は、タンピング
装置8の中心を枕木3の長手方向の中心に位置させたと
き、次のタンピングすベベき枕木すなわち一つ先の枕木
3aの長手方向の中心までの予想最小間隔から予想最大
間隔までをカバーするように設定されている。
なお、この位置表示源9a* 9b* 9c・・・は
運転席10にいるオペレーターから一つ先の枕木3aと
共に視認できる位置に固設され、かつ赤、青、黄・・・
の如く適当な色彩あるいは模様により識別マークが施さ
れている。
一方、第2図に示すように運転席10の前方に配置され
た操作盤12には、位置表示源9a、9b、9c・・・
に対応して同数の押釦スイッチ12ay 12bt
12c・・・が設けられている。
これらのスイッチ群からの出力信号はプログラム制御装
置16に出力されるようになっている。
そしてプログラム制御装置16の出力は、マルチプルタ
イタンパ6の動力装置、ブレーキ、クラッチ等から成る
移動装置17に出力されるよう構成されている。
プログラム制御装置16には、タンピングしている枕木
の長手方向の中心から各位置表示源9a、 9 be
9 c・・・までの距離に等しい移動量りが得られるよ
うに移動装置17のシーケンス制御を行なう制御プログ
ラムが設定されている。
このプログラム制御装置16は、押釦スイッチ12at
12b、12c・・・の操作により、それぞれその
押釦に対応する位置表示源までの距離に等しい移動量が
得られるように移動装置17を制御する制御プログラム
を選定、実行して、マルチプルタイタンパ6のタンピン
グ装置の中心を対応する位置表示源が表示した位置まで
移動させる。
なお、プログラム制御装置16には、レールの勾配、天
候による移動距離の変動を調節するための調節部20が
付加されており、この調節部20は操作盤12に組込ま
れいる。
この調節部20により登り、降りの勾配や雨天等に応じ
てプログラム制御装置16の出力が調節され適正な移動
量が得られるようになっている。
以上のような本考案の装置により道床1のタンピング作
業をするにあたって、タンピング装置1中心が枕木3上
の長手方向の中心にくるようマルチプルタイタンパ6を
移動させるには、次のような手順で操作が行なわれる。
今、第1図に示す如く、マルチプルタイタンパ6のタン
ピング装置1の中心が一つの枕木3の長手方向の中心に
あるものとする。
運転席10に居るオペレーターは前記枕木3のタンピン
グ作業後、好ましくはその作業中に一つ先にある枕木3
aの長手方向を中心に略合致した位置表示源(第1図に
おいては9bで示す位置表示源)を視認し、これに対応
する押釦スイッチ(位置表示源9bの場合はスイッチ1
2b)を押圧する。
このとき両者を識別マークにより対応させておけば極め
て容易に操作を行なうこができる。
押圧された押釦スイッチからの出力信号により、プログ
ラム制御装置16が作動し、対応するプログラムが実行
されて、そのプログラムに応じて移動装置17の移動−
停止がシーケンス制御され、枕木3にあるタンピング位
置から、枕木3aの長手方向の中心に略合致した位置表
示源9bまでの距離に等しい移動量だけマルチプルタイ
タンパ6は移動される。
なお、上記操作においてはレール勾配、天候等により移
動量を補正する必要がある場合には、調節部20を操作
して適宜プログラム制御装置16の出力を調節して適正
な移動量が得られるようにする。
以上の実施例からも明らかなように、本考案の枕木位置
検出装置によれば、次の枕木の長手方向の中心に位置表
示源が略合致したこを目視して対応する押釦を押圧すれ
ば、これに応じたプログラムによって移動装置を制御す
るようにしたから、オペレーターによる移動−停止の個
人差がなくなり、更にプログラムを一つ先の枕木まで最
短時間で移動できるように設定できるから、極めて高性
能の移動を行なうことができる。
また常に一つ先の枕木を目視して作業を進めることがで
きるから、仮に異常な、或いは特殊な枕木があってもそ
の発見を早期に行なうことが可能となる。
したがって、従来の枕木位置検出装置の欠点である作業
性の悪さや、道床上の障害物による枕木検知装置の破損
は皆無になると共に手動操作による移動の場合の作業者
の疲労が解消される。
更に、本考案は、従来のマルチプルタイタンパに枕木位
置表示標と押釦スイッチ、プログラム制御のための電気
回路を付加するだけで容易に構成できるという利点もあ
る。
なお、以上の実施例では、複数個の枕木位置表示標をマ
ルチプルタイタンパの長手方向に列設し、この表示源と
枕木長手方向の中心との対応から一つ先のタンピング位
置までの距離を設定値として読み取るように構成した例
につき説明したが、本考案は、かかる実施例に限定され
るべきものではなく、例えばマルチプルタイタンパの長
手方向に沿って移動可能な枕木位置表示標を1個設けて
おき、この表示源と一つ先の枕木中心とを一致させるこ
とにより、タンピング位置から一つ先のタンピング位置
までの距離を設定値の一つとして読み取るように構成す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を使用したマルチプルタイタンパの側面
図、第2図は本考案の一電気回路を示すブロックダイア
グラムである。 3・・・・・・枕木、3a・・・・・・一つ先の枕木、
4・・・・・・レール、訃・・・・・タンピング装置、
9at 9bv 9c・・・・・・位置表示源、1
2・・・・・・操作盤、16・・・・・・プログラム制
御装置、17・・・・・・移動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枕木上に敷設されたレール上にあるマルチプルタイタン
    パを、枕木毎に順次そのタンピング位置まで移動させる
    枕木位置検出装置において、前記マルチプルタイタンパ
    を前進させる移動装置と、このマルチプルタイタンパで
    タンピングする枕木の長手方向の中心位置を基準にして
    進行方向に向かって一つ先のタンピングすべき枕木の長
    手方向の中心までの間隔が最小枕木間隔に相当する位置
    から最大枕木間隔に相当する位置にわたって懸垂された
    複数の位置表示標と、オペレータが前記任意の位置表示
    標と次のタンピングすべき枕木の長手方向の中心とが一
    致したことを視認し前記一致した位置表示標を指定する
    信号を入力する操作盤と、この操作盤からの出力信号に
    より前記マルチプルタイタンパを次のタンピングすべき
    枕木の長手方向の中心まで前進させるように前記移動装
    置を制御するプログラム制御装置とを備えたことを特徴
    とするマルチプルタイタンパの枕木位置検出装置。
JP11664579U 1979-08-24 1979-08-24 マルチプルタイタンパの枕木位置検出装置 Expired JPS6011922Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5636701U JPS5636701U (ja) 1981-04-08
JPS6011922Y2 true JPS6011922Y2 (ja) 1985-04-19

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JP11664579U Expired JPS6011922Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24 マルチプルタイタンパの枕木位置検出装置

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