JPS60115188A - ガス入り避雷管 - Google Patents
ガス入り避雷管Info
- Publication number
- JPS60115188A JPS60115188A JP22067283A JP22067283A JPS60115188A JP S60115188 A JPS60115188 A JP S60115188A JP 22067283 A JP22067283 A JP 22067283A JP 22067283 A JP22067283 A JP 22067283A JP S60115188 A JPS60115188 A JP S60115188A
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- gas
- filled
- detonator
- electrode
- line
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は電話等の通信装置を保護するガス入り避雷管に
関するものである。
関するものである。
電話線等の通信線に流入する外来サージ(例えば雷)か
ら通信装置や人間を保護するために通常避雷管を取付け
ているが、万一商用電源線が上記通信線に接触するなど
して避雷管が放電した場合には、ガス入り避雷管はその
電気的特性から所定の電圧をこえる電圧がかかっている
間は常に放電を続け、上記避雷管が過熱して火災を発生
することがある。これを防止するため上記避雷管が継続
放電によシ温度過昇した場合に、避雷管のライン電極と
接地電極とを自動的に短絡する安全装置をガス入シ避雷
管に設けている。安全装置には従来様々の構造のものが
提案されているが、いずれも構造が複雑で高価であシ、
さらに保守が面倒であるという欠点があった。第1図は
従来の低融点はんだを用いた安全装置つきガス入り避雷
管の一部断面図である。図において外筒1とキャップ2
による筒内に収納されたガス入り避雷管6が放電をはじ
め温度が上昇すると、上記避雷管6の両端のライン電極
4に接する低融点はんだ5が溶けるため安全装置が動作
し、上記避雷管乙の両側を蔽う接触子6がばね7でそれ
ぞれ押され、接触子乙の開口端と接地電極8とが接触し
てガス入シ避雷管ろのライン電極4と接地電極8とが短
絡し避雷管の放電は停止する。構造的に簡単な本従来例
も部品点数が多く占有体積が大きいという欠点があった
。
ら通信装置や人間を保護するために通常避雷管を取付け
ているが、万一商用電源線が上記通信線に接触するなど
して避雷管が放電した場合には、ガス入り避雷管はその
電気的特性から所定の電圧をこえる電圧がかかっている
間は常に放電を続け、上記避雷管が過熱して火災を発生
することがある。これを防止するため上記避雷管が継続
放電によシ温度過昇した場合に、避雷管のライン電極と
接地電極とを自動的に短絡する安全装置をガス入シ避雷
管に設けている。安全装置には従来様々の構造のものが
提案されているが、いずれも構造が複雑で高価であシ、
さらに保守が面倒であるという欠点があった。第1図は
従来の低融点はんだを用いた安全装置つきガス入り避雷
管の一部断面図である。図において外筒1とキャップ2
による筒内に収納されたガス入り避雷管6が放電をはじ
め温度が上昇すると、上記避雷管6の両端のライン電極
4に接する低融点はんだ5が溶けるため安全装置が動作
し、上記避雷管乙の両側を蔽う接触子6がばね7でそれ
ぞれ押され、接触子乙の開口端と接地電極8とが接触し
てガス入シ避雷管ろのライン電極4と接地電極8とが短
絡し避雷管の放電は停止する。構造的に簡単な本従来例
も部品点数が多く占有体積が大きいという欠点があった
。
本発明は構造が簡単で部品点数が少く、かつ占有体積が
小さい安全装置つきガス入シ避雷管を得ることを目的と
する。
小さい安全装置つきガス入シ避雷管を得ることを目的と
する。
上記の目的を達成するために本発明によるガフ入り避雷
管は、接地電極を挾んで両側に各ライン電極を配置して
これらの電極間を絶縁スペーサで気密封着し不活性ガス
を封入したガス入り避雷管において、該ガス入り避雷管
の各電極の外周にそれぞれ挟着し圧接するように設けた
各接触片を連結した導電性板ばねと、上記ガス入り避雷
管と導電性板ばねとの開に挿入した一定温度で溶解する
絶縁シートとを備えたことにより、ガス入シ避雷管が放
電して発する熱によシ上記絶縁シートを溶かし、ライン
電極と接地電極とを短絡させるようにしたものである。
管は、接地電極を挾んで両側に各ライン電極を配置して
これらの電極間を絶縁スペーサで気密封着し不活性ガス
を封入したガス入り避雷管において、該ガス入り避雷管
の各電極の外周にそれぞれ挟着し圧接するように設けた
各接触片を連結した導電性板ばねと、上記ガス入り避雷
管と導電性板ばねとの開に挿入した一定温度で溶解する
絶縁シートとを備えたことにより、ガス入シ避雷管が放
電して発する熱によシ上記絶縁シートを溶かし、ライン
電極と接地電極とを短絡させるようにしたものである。
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第2図は本発明による安全装置つきガス入り避雷−管の
一実施例を示す外観斜視図、第6図は上記実施例の分解
斜視図、第4図は上記実施例を避雷管用プラスチックケ
ースに組込んだ状態を示す斜視図である。第2図および
第6図に示すように接地電極12を挾んで両側に各ライ
ン電極16および16′を配置してこれらの電極間を絶
縁スペーサ10で気密封着し、不活性ガスを封入したガ
ス入り避雷管11において、上記各電極12.13.1
3′ノ外周にそれぞれ挟着し圧接するように設けた各接
触片14を連結した導電性板ばね15を、一定温度で溶
解する絶縁シート16を挾んでガス入り避雷管11の外
側に挟着している。ガス入シ避雷管11が放電し発熱す
ると上記絶縁シート16が部分的に溶解し、導電性板は
ね15の各接触片14がそれぞれ対向する接地電極12
およびライン電極13.13’に圧接し、ライン電極1
3゜16′と接地電極12とが短絡されて安全装置が動
作する。
一実施例を示す外観斜視図、第6図は上記実施例の分解
斜視図、第4図は上記実施例を避雷管用プラスチックケ
ースに組込んだ状態を示す斜視図である。第2図および
第6図に示すように接地電極12を挾んで両側に各ライ
ン電極16および16′を配置してこれらの電極間を絶
縁スペーサ10で気密封着し、不活性ガスを封入したガ
ス入り避雷管11において、上記各電極12.13.1
3′ノ外周にそれぞれ挟着し圧接するように設けた各接
触片14を連結した導電性板ばね15を、一定温度で溶
解する絶縁シート16を挾んでガス入り避雷管11の外
側に挟着している。ガス入シ避雷管11が放電し発熱す
ると上記絶縁シート16が部分的に溶解し、導電性板は
ね15の各接触片14がそれぞれ対向する接地電極12
およびライン電極13.13’に圧接し、ライン電極1
3゜16′と接地電極12とが短絡されて安全装置が動
作する。
厚さ0.5mmのばね用ステンレス板を用いた導電性板
ばね15は、ガス入り避雷管11の軸を中心として24
0°の範囲の外周を蔽う長さをそれぞれ有し、かつ連結
された各接触片14をガス入り避雷管11の直径8.5
mmに対し直径8.0mmの円弧状に形成し、厚さ0.
1+lImのポリエステルフィルムを絶縁シート16と
して介在させその上から上記ガス入り避雷管11に挟着
した。このガス入り避雷管11の各ライン軍4@ 13
および13′と接地電極12との間にそれぞれ1人づつ
計2Aを同時に通電した場合、15秒で絶縁シート16
が溶は各接触片14が対向する電極13および13′と
12に接触しライン電極1ろおよび16′と接地電極1
2とが短絡した。また上記電流を2Aづつ計4A通電し
た場合は9秒、4Aづつ計8へ通電した場合は4秒で各
ライン電極13と13′が接地電極12と短絡して安全
装置が動作し、冷却後も短絡状態を保っていた。
ばね15は、ガス入り避雷管11の軸を中心として24
0°の範囲の外周を蔽う長さをそれぞれ有し、かつ連結
された各接触片14をガス入り避雷管11の直径8.5
mmに対し直径8.0mmの円弧状に形成し、厚さ0.
1+lImのポリエステルフィルムを絶縁シート16と
して介在させその上から上記ガス入り避雷管11に挟着
した。このガス入り避雷管11の各ライン軍4@ 13
および13′と接地電極12との間にそれぞれ1人づつ
計2Aを同時に通電した場合、15秒で絶縁シート16
が溶は各接触片14が対向する電極13および13′と
12に接触しライン電極1ろおよび16′と接地電極1
2とが短絡した。また上記電流を2Aづつ計4A通電し
た場合は9秒、4Aづつ計8へ通電した場合は4秒で各
ライン電極13と13′が接地電極12と短絡して安全
装置が動作し、冷却後も短絡状態を保っていた。
また導電性板ばねが各電極を蔽う範囲に熱収縮性シート
を挾んでこれら導電性板ばねと各電極間を絶縁した場合
は、放電による温度上昇により上記熱収縮性シートが収
縮し導電性板ばねと各電極との間が接触するため、ライ
ン電極と接地電極とが短絡し放電が停止する。
を挾んでこれら導電性板ばねと各電極間を絶縁した場合
は、放電による温度上昇により上記熱収縮性シートが収
縮し導電性板ばねと各電極との間が接触するため、ライ
ン電極と接地電極とが短絡し放電が停止する。
導電性板ばね15はりん青銅等の他のばね材でもよく、
上記絶縁シート16はポリエステル以外の材料であって
も同様の温度で溶解するものであればよく、熱収縮絶縁
チューブで避雷管を蔽ってもよい。可燃性材料であって
も着火前に動作するから差支えない。また上記導電性板
ばね15を絶縁性樹脂液に浸漬して被着した樹脂薄膜を
絶縁シート16として用いることもできる。さらに絶縁
シート16に多孔性利料を用い、ガス入り避雷管11が
ガス抜けした場合はこの多孔性材料による微小間隙で放
電をおこさせ、サージが2次側に影響しないようにベン
トセイフ機能をもたせることもできる。本発明は上記実
施例に記した6極ガス入り避雷管だけでなく、2極ガス
入り避雷管や多極ガス入り避雷管にも適用することがで
きる。
上記絶縁シート16はポリエステル以外の材料であって
も同様の温度で溶解するものであればよく、熱収縮絶縁
チューブで避雷管を蔽ってもよい。可燃性材料であって
も着火前に動作するから差支えない。また上記導電性板
ばね15を絶縁性樹脂液に浸漬して被着した樹脂薄膜を
絶縁シート16として用いることもできる。さらに絶縁
シート16に多孔性利料を用い、ガス入り避雷管11が
ガス抜けした場合はこの多孔性材料による微小間隙で放
電をおこさせ、サージが2次側に影響しないようにベン
トセイフ機能をもたせることもできる。本発明は上記実
施例に記した6極ガス入り避雷管だけでなく、2極ガス
入り避雷管や多極ガス入り避雷管にも適用することがで
きる。
なお本発明は上記のようにガス入り避雷管の外周の一部
を薄い絶縁シート16と導電性板ばね15とで蔽ったも
のであるから外形寸法や占有体積がほとんど変らず、第
4図に示すように従来用跡られていた避雷管用プラヌチ
ックケーヌ(日本電信電話公社4号加入者用1号6極避
雷器B)17の導通用′電極板18の間にそのまま組込
んで使用することが―■能である。
を薄い絶縁シート16と導電性板ばね15とで蔽ったも
のであるから外形寸法や占有体積がほとんど変らず、第
4図に示すように従来用跡られていた避雷管用プラヌチ
ックケーヌ(日本電信電話公社4号加入者用1号6極避
雷器B)17の導通用′電極板18の間にそのまま組込
んで使用することが―■能である。
上記のように本発明によるガス入シ避雷管は、接地電極
を挾んで両側にライン電極を配置しこれらの電極間を絶
縁スペーサで気密到着し不活性ガスを封入したガス入シ
避雷管において、該ガス入り避雷管の各電極の外周にそ
れぞれ挟着し圧接するように設けた各接触片を連結した
導電性板ばねと、上記ガス入り避雷管と導電性板ばねと
の間に挿入した一定温度で溶解する絶縁シートとを備え
、ガス入り避雷管が放電するときの熱により上記絶縁シ
ートを部分的に溶解し導電性板ばねを介して各ライン電
極と接地電極とを短絡させ安全装置としたものであるか
ら、構造が簡単で部品点数が少く安価に製造でき、かつ
占有体積が小さい安全装置つきガス入り避雷管を得るこ
とができる。
を挾んで両側にライン電極を配置しこれらの電極間を絶
縁スペーサで気密到着し不活性ガスを封入したガス入シ
避雷管において、該ガス入り避雷管の各電極の外周にそ
れぞれ挟着し圧接するように設けた各接触片を連結した
導電性板ばねと、上記ガス入り避雷管と導電性板ばねと
の間に挿入した一定温度で溶解する絶縁シートとを備え
、ガス入り避雷管が放電するときの熱により上記絶縁シ
ートを部分的に溶解し導電性板ばねを介して各ライン電
極と接地電極とを短絡させ安全装置としたものであるか
ら、構造が簡単で部品点数が少く安価に製造でき、かつ
占有体積が小さい安全装置つきガス入り避雷管を得るこ
とができる。
第1図は従来の安全装置つきガス入り避雷管の一部断面
図、第2図は本発明による安全装置つきガス入り避雷管
の一実施例を示す外観斜視図、第5図は上記実施例の分
解斜視図、第4図は上記実施例を避雷管用グラスチック
ケースに組込んだ状態を示す斜視図である。 10・・・絶縁スペーサ、11・・・ガス入り避雷管、
12・・・接地電極、13.13’・・・ライン電極、
14・・・接触片、15・・・導電性板ばね、16・・
・絶縁シート。 代理人弁理士 中 村 純之助 5J’1 図 」 矛3r/M 1−4問
図、第2図は本発明による安全装置つきガス入り避雷管
の一実施例を示す外観斜視図、第5図は上記実施例の分
解斜視図、第4図は上記実施例を避雷管用グラスチック
ケースに組込んだ状態を示す斜視図である。 10・・・絶縁スペーサ、11・・・ガス入り避雷管、
12・・・接地電極、13.13’・・・ライン電極、
14・・・接触片、15・・・導電性板ばね、16・・
・絶縁シート。 代理人弁理士 中 村 純之助 5J’1 図 」 矛3r/M 1−4問
Claims (1)
- 接地電極を挾んで両側に各ライン電極を配置しこれらの
電極間を絶縁ヌベーサで気密封着し不活性ガスを封入し
たガス入り避雷管において、該ガス入シ避雷管の各電極
の外周にそれぞれ挟着し圧接するように設けた各接触片
を連結した導電性板ばねと、上記ガス入り避雷管と導電
性板はねとの間に挿入した一定温度で溶解または収縮す
る絶縁シートとを備えたことを特徴とするガス入り避雷
管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22067283A JPS60115188A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | ガス入り避雷管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22067283A JPS60115188A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | ガス入り避雷管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60115188A true JPS60115188A (ja) | 1985-06-21 |
JPH023274B2 JPH023274B2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=16754647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22067283A Granted JPS60115188A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | ガス入り避雷管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60115188A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5352961A (en) * | 1976-08-31 | 1978-05-13 | Tii Corp | Fail safe surge lightning arrester |
-
1983
- 1983-11-25 JP JP22067283A patent/JPS60115188A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5352961A (en) * | 1976-08-31 | 1978-05-13 | Tii Corp | Fail safe surge lightning arrester |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH023274B2 (ja) | 1990-01-23 |
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