JPS6011285A - 建築用板材の耐熱、耐水、強化処理法 - Google Patents
建築用板材の耐熱、耐水、強化処理法Info
- Publication number
- JPS6011285A JPS6011285A JP11478583A JP11478583A JPS6011285A JP S6011285 A JPS6011285 A JP S6011285A JP 11478583 A JP11478583 A JP 11478583A JP 11478583 A JP11478583 A JP 11478583A JP S6011285 A JPS6011285 A JP S6011285A
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- JP
- Japan
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- water
- board
- weight
- parts
- boards
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、建築用板材の耐熱、耐水、強化処理法の改良
に関する。
に関する。
建築物の工期の短縮及び防火を目的として、最近、軽量
気泡コンクリート板（Ａ、Ｌ、Ｃ０ｉ ） 、フレキシ
グルボード、石こうボード、硅酸カルシラム板等が盛ん
に使用されるようになった。 これらの多くのものは不
燃性であるから、火災に対しては木材のような可燃物と
は違って、ある程度の防火目的を果すことができるもの
と考えられて来たが、実際には、火焔に接した際に亀裂
を発生して瓦解することが多く、完全に防火性能を発揮
できない場合が屡々ある。
気泡コンクリート板（Ａ、Ｌ、Ｃ０ｉ ） 、フレキシ
グルボード、石こうボード、硅酸カルシラム板等が盛ん
に使用されるようになった。 これらの多くのものは不
燃性であるから、火災に対しては木材のような可燃物と
は違って、ある程度の防火目的を果すことができるもの
と考えられて来たが、実際には、火焔に接した際に亀裂
を発生して瓦解することが多く、完全に防火性能を発揮
できない場合が屡々ある。
また、Ａ、Ｌ、Ｃ，板の場合は、物理的強度に劣るばか
りでなく、防水性が全くなく、さらに石こうボードの場
合もまた耐水性が不十分である。
りでなく、防水性が全くなく、さらに石こうボードの場
合もまた耐水性が不十分である。
本発明は、上記のような建築用板材に見られる大きな欠
点の全てを一挙に解決することを目的として研究開発さ
れたもので、第１燐酸アルミニクムの５〜３５％水溶液
１００重量部と、アクリル系捷たにエチレン−醋酸ビニ
ル共重合合成樹脂水性エマルジョン５．、：、４０重量
部と、微細粉水酸化アルミニツム１〜３０重量部との均
一混合物により、軽量気泡コンクリート板（Ａ、、Ｌ、
Ｃ，板）、フレキシブルボード等の建築用板材を２．３
分の間浸漬処理又は内部に浸透するまで十分に塗装処理
し、乾燥して、その耐熱性、耐水性及び物理的強度性を
著しく向上することを特徴とする処理法に係るものであ
る。
点の全てを一挙に解決することを目的として研究開発さ
れたもので、第１燐酸アルミニクムの５〜３５％水溶液
１００重量部と、アクリル系捷たにエチレン−醋酸ビニ
ル共重合合成樹脂水性エマルジョン５．、：、４０重量
部と、微細粉水酸化アルミニツム１〜３０重量部との均
一混合物により、軽量気泡コンクリート板（Ａ、、Ｌ、
Ｃ，板）、フレキシブルボード等の建築用板材を２．３
分の間浸漬処理又は内部に浸透するまで十分に塗装処理
し、乾燥して、その耐熱性、耐水性及び物理的強度性を
著しく向上することを特徴とする処理法に係るものであ
る。
本発明の効果を微視的に観察すると、第１燐酸アルミニ
クム水溶液で板材を浸漬または塗装処理することにより
、気孔性の粗雑な組織であるＡ、Ｌ。
クム水溶液で板材を浸漬または塗装処理することにより
、気孔性の粗雑な組織であるＡ、Ｌ。
Ｃ０板は勿論のこと、緻密な組織であるフレキシブルボ
ードに対しても、該第１燐酸アルミニウム水溶液は、所
謂「真溶液」（分子状の第１燐酸アルミニクムが水中に
均一に分散している状態）であるから、板材の表面のみ
でなく深部にまで浸透する。 これに反して合成樹脂水
性エマルジジンは、合成樹脂の巨大な分子が水に分散し
ている状態のものであるから、主として板材の表面にと
ど捷り、仮りに板材に浸透することがあってもその浅層
のみにとどするものである。 したがってこれらの混合
物により浸透処理された板材を乾燥すると、板材の表面
に形成された合成樹脂膜は、板材及びその内部に浸透さ
れた第１燐酸アルミニクムを水から完全に遮断して耐水
化すると共に、板材を強化してその物理的強度を増大す
るものである。
ードに対しても、該第１燐酸アルミニウム水溶液は、所
謂「真溶液」（分子状の第１燐酸アルミニクムが水中に
均一に分散している状態）であるから、板材の表面のみ
でなく深部にまで浸透する。 これに反して合成樹脂水
性エマルジジンは、合成樹脂の巨大な分子が水に分散し
ている状態のものであるから、主として板材の表面にと
ど捷り、仮りに板材に浸透することがあってもその浅層
のみにとどするものである。 したがってこれらの混合
物により浸透処理された板材を乾燥すると、板材の表面
に形成された合成樹脂膜は、板材及びその内部に浸透さ
れた第１燐酸アルミニクムを水から完全に遮断して耐水
化すると共に、板材を強化してその物理的強度を増大す
るものである。
第１燐酸アルミニウムは、所謂「耐熱性結合剤」、「耐
火性バインダー」としては周知であるが、本発明におい
ては、建築用板材が火災等の高温に曝らされた際にのみ
その特性を発揮させ得るように利用した点に主要な特徴
が存するものであり、本発明により処理された建築用板
材は、火災時等の高温により板材内部に温存されていた
第１燐酸アルミニクムが高分子化して強力な結合力を発
揮し、板材の亀裂発生、破壊及び爆裂等を完全に防止で
きる特長を有するものである。
火性バインダー」としては周知であるが、本発明におい
ては、建築用板材が火災等の高温に曝らされた際にのみ
その特性を発揮させ得るように利用した点に主要な特徴
が存するものであり、本発明により処理された建築用板
材は、火災時等の高温により板材内部に温存されていた
第１燐酸アルミニクムが高分子化して強力な結合力を発
揮し、板材の亀裂発生、破壊及び爆裂等を完全に防止で
きる特長を有するものである。
以上の説明から明らかなように、本発明は、常識を破る
程に極めて斬新にして特異な発想に基づくものであって
１通常時は、板材表面とその浅層部に在る合成樹脂によ
って板材を耐水化、強化する一方、火災等の非常時には
、板材の内部に温存させた第１燐酸アルミニウムによる
結合力効果及び耐火性を確実に発揮させ得る有用顕著な
効果を奏し得るものである。
程に極めて斬新にして特異な発想に基づくものであって
１通常時は、板材表面とその浅層部に在る合成樹脂によ
って板材を耐水化、強化する一方、火災等の非常時には
、板材の内部に温存させた第１燐酸アルミニウムによる
結合力効果及び耐火性を確実に発揮させ得る有用顕著な
効果を奏し得るものである。
以下に、本発明の実施例を示す。
実施例１
第１燐酸アルミニウムの３０％水溶液１００重量部、ア
クリル樹脂水性エマルジョン（大日本インク製のボンコ
ート５ＦＣ−６０） １０重量部、微粉水酸化アルミニ
２４５重量部を混合攪拌した均一混合分散液に、５０■
厚のＡ、 Ｌ、 Ｃ０板を浸漬処理して約２分後に取出
し、室温で乾燥させた。 この処理板はＪＩＳＡ６９］
０の透水試験では透水率ゼロ１秀性を示し、その物理的
強度は未処理の同板材に較べて２．６倍（抗圧力）にま
で補強されていた。
クリル樹脂水性エマルジョン（大日本インク製のボンコ
ート５ＦＣ−６０） １０重量部、微粉水酸化アルミニ
２４５重量部を混合攪拌した均一混合分散液に、５０■
厚のＡ、 Ｌ、 Ｃ０板を浸漬処理して約２分後に取出
し、室温で乾燥させた。 この処理板はＪＩＳＡ６９］
０の透水試験では透水率ゼロ１秀性を示し、その物理的
強度は未処理の同板材に較べて２．６倍（抗圧力）にま
で補強されていた。
また、この板材を１５００°Ｃの高温で３０分間加熱し
たが、亀裂発生、爆裂破壊などは全くなかった。
たが、亀裂発生、爆裂破壊などは全くなかった。
実施例２
４胡厚のフレキシブル板に下記の混合液を十分に塗装し
て板材の内部に浸透させた後、加熱乾燥室で約３分間乾
燥した。
て板材の内部に浸透させた後、加熱乾燥室で約３分間乾
燥した。
第１燐酸アルミニウムの３０％水溶液 １００重量部微
粉水酸化アルミニウム ７重量部 この板材もまた透水率ゼロで、完全な耐水性を示し、抗
折力は未処理の同板材に較べて１．７倍に向上されてい
た。 また、１５００°Ｃの高温下における３０分間の
耐火試験では、未処理の同板材は加熱後約１０分間で爆
裂破壊したか、上記本発明により処理した板材の場合は
全く異状が認められなかった。
粉水酸化アルミニウム ７重量部 この板材もまた透水率ゼロで、完全な耐水性を示し、抗
折力は未処理の同板材に較べて１．７倍に向上されてい
た。 また、１５００°Ｃの高温下における３０分間の
耐火試験では、未処理の同板材は加熱後約１０分間で爆
裂破壊したか、上記本発明により処理した板材の場合は
全く異状が認められなかった。
特許出願人 ハイクオール株式会社
同 上 野 口 義 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１１！＋燐酸アルミニクムの５〜３５％水溶液１００
重量部と、合成樹脂水性エマルジョン（アクリル系、エ
チレン−醋酸ビニル共重合）５〜４０重量部と、微細粉
水酸化アルミニツム１〜３０重ｉ部との混合物により、
軽量気泡コンクリート板（Ａ、Ｌ、Ｃ，板）、フレキシ
ブルボード等の建築用板材を処理し、乾燥させることを
特徴とする建築用板材の耐熱、耐水１強化処理法。 （２）浸漬処理することを特徴とする建築用板材の１ｎ
ｉｔ ＰＡ 、耐水、強化処理法。 （３）内部に浸透するまで十分に塗装処理することを特
徴とする建築用板材の耐熱、耐水、強化処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11478583A JPS6011285A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 建築用板材の耐熱、耐水、強化処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11478583A JPS6011285A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 建築用板材の耐熱、耐水、強化処理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6011285A true JPS6011285A (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=14646618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11478583A Pending JPS6011285A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 建築用板材の耐熱、耐水、強化処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011285A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6289783A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-24 | Meekoo Kk | 壁紙貼着用プライマー組成物 |
| GR1002735B (el) * | 1996-06-27 | 1997-07-18 | ΠΡΟΣΤΑΣΙΑ ΤΗΣ ΕΠΙΦΑΝΕΙΑΣ ΤΩΝ ΔΟΜΙΚΩΝ ΥΛΙΚΩΝ ΜΝΗΜΕΙΩΝ, ΑΓΑΛΜΑΤΩΝ, ΓΛΥΠΤΩΝ ΔΙΑΚΟΣΜΩΝ, ΕΠΙΓΡΑΦΩΝ, ΠΟΛΥΧΡΩΜΙΩΝ, ΤΟΙΧΟΓΡΑΦΙΩΝ, ΖΩΓΡΑΦΙΚΩΝ ΠΙΝΑΚΩΝ ΚΑΙ ΝΕΩΝ ΚΤΙΡΙΩΝ ΑΠΟ ΤΗΝ ΕΠΙΔΡΑΣΗ ΑΤΜΟΣΦΑΙΡΙΚΩΝ ΡΥΠΑΝΤΩΝ ΜΕ ΕΠΙΚΑΛΥΨΗ ΜΕ ΝΕΑ ΣΥΣΤΗΜΑΤΑ:η-ΗΜΙΑΓΩΓΩΝ, ΠΑΡΑΣΚΕ..... |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4867327A (ja) * | 1971-12-20 | 1973-09-14 | ||
| JPS5085666A (ja) * | 1973-11-30 | 1975-07-10 |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP11478583A patent/JPS6011285A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4867327A (ja) * | 1971-12-20 | 1973-09-14 | ||
| JPS5085666A (ja) * | 1973-11-30 | 1975-07-10 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6289783A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-24 | Meekoo Kk | 壁紙貼着用プライマー組成物 |
| JPH025789B2 (ja) * | 1985-10-15 | 1990-02-05 | Meekoo Kk | |
| GR1002735B (el) * | 1996-06-27 | 1997-07-18 | ΠΡΟΣΤΑΣΙΑ ΤΗΣ ΕΠΙΦΑΝΕΙΑΣ ΤΩΝ ΔΟΜΙΚΩΝ ΥΛΙΚΩΝ ΜΝΗΜΕΙΩΝ, ΑΓΑΛΜΑΤΩΝ, ΓΛΥΠΤΩΝ ΔΙΑΚΟΣΜΩΝ, ΕΠΙΓΡΑΦΩΝ, ΠΟΛΥΧΡΩΜΙΩΝ, ΤΟΙΧΟΓΡΑΦΙΩΝ, ΖΩΓΡΑΦΙΚΩΝ ΠΙΝΑΚΩΝ ΚΑΙ ΝΕΩΝ ΚΤΙΡΙΩΝ ΑΠΟ ΤΗΝ ΕΠΙΔΡΑΣΗ ΑΤΜΟΣΦΑΙΡΙΚΩΝ ΡΥΠΑΝΤΩΝ ΜΕ ΕΠΙΚΑΛΥΨΗ ΜΕ ΝΕΑ ΣΥΣΤΗΜΑΤΑ:η-ΗΜΙΑΓΩΓΩΝ, ΠΑΡΑΣΚΕ..... |
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