JPS6011211A - 有機溶剤による水硫化アルカリ水溶液の処理もしくは回収方法 - Google Patents

有機溶剤による水硫化アルカリ水溶液の処理もしくは回収方法

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JPS6011211A
JPS6011211A JP11691483A JP11691483A JPS6011211A JP S6011211 A JPS6011211 A JP S6011211A JP 11691483 A JP11691483 A JP 11691483A JP 11691483 A JP11691483 A JP 11691483A JP S6011211 A JPS6011211 A JP S6011211A
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alkali
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Katsuro Watanabe
渡辺 克郎
Akira Sadakane
定兼 章
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/22Alkali metal sulfides or polysulfides
    • C01B17/32Hydrosulfides of sodium or potassium

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石油関連工場において生成された水硫化アルカ
リ液もしくはその生成反応系から溶存酸性油分を除去し
、かつ溶剤の水硫化アルカリ液への混溶な防止する水硫
化アルカIJ iの処理もしくは回収方法に関するもの
である。
石油関連工場における分解ガス、燃料ガス。
廃ガス、ナフサ、灯軽油などにはアルカリ可溶性の酸性
油分が共存してお夛、脱硫、脱酸、精製等を目的とした
アルカリ液洗浄によってアルカリ液に溶解する。したが
ってこのようなアルカリ洗浄廃液は多量の酸性油分を溶
解しているため活用することは勿論、公害処理にも困難
をきわめ、一般的には中和法によって処理がなされてい
る。しかしこの方法によると中和用に多量の薬液を必要
とするばかりか、中和過程でH2Sを初めとする酸性ガ
スの発生、さらにメルカプタンなどに起因する悪臭発生
を伴い、これらの公害処理に二次、三次処理が不可欠と
なル、処理工程が複雑で多額の経費を必要とするため関
係者の苦慮しているとζろである0 こうした状況下にあって本発明者らが先に開発したアル
カリ廃液やH2S含有ガスなどから水硫化アルカリ液の
生成に関する幾多の技術が実用化されて実効をあけてい
ることは関係者の熟知するところである(特許第401
527号。
同第404799号、同第417114号、同第418
472号、同第800401号、同第900772号参
照)0 しかしながら、これらの方法によって生成される水硫化
アルカリ液には生成工程で分離除去される酸性油分の微
量溶存(溶解限度分)がよぎなくされている。このよう
に水硫化アルカリ液に微量溶存する酸性油分は水硫化ア
ルカリ液を生成するアルカリ廃液やH2S含有ガスなど
によって組成が異なるものの、フェノール類、チオフェ
ノール類、メルカプタン類などが1種又は2種以上含ま
れておシ、悪臭要因となっている。
そこで本発明者らは、微量の酸性油分を溶存している水
硫化アルカリ液の悪臭対策とその処理方法として灯軽油
を初めとする石油留分やその精製留分、あるいはこれら
留分に活性炭を共存したものなどによる抽出処理によっ
て悪臭酸性油分を除去する方法を開発して実用化してい
る(特許第638775号参照)。しかしこの方法では
、メルカプタン類は容易に除去できるものの、フェノー
ル類やチオフェノール類のような比較的水への溶解度の
高いか、あるいは酸性の強い酸性油分がなお水硫化アル
カリ液中に残存することがある。このような水硫化アル
カリ液は酸性油分による悪臭がわずかとはいえ残留して
いる。もし、この方法を用いてフェノール類やチオフェ
ノール類を水硫化アルカリ液からほぼ完全に除去しよう
とすれば石油留分やその精製留分などの抽出留分を極め
て多量(水硫化アルカリ液の数十倍以上)に要し、又こ
れら留分と活性炭を共存させて処理する場合には酸 ・
性油分の除去効果が良くなるものの活性炭がこれら留分
を多量吸着するため、その再生工程が複雑化し再生経費
を増大することが懸念される。
このような微量の酸性油分を溶存している水硫化アルカ
リ液を鎖網し製品化(水硫化アルカリ公約70 wtチ
)するときには、濃縮過程で酸性油分が蒸発ドレン中に
移行し、溶存H28を除いてもCODの高いドレンとな
るため、NaC20や酸素などによるドレンの公害防止
処理が必須となり、しかもこの公害防止処理に多量の薬
剤を碩するばかりか、処理および操作工程を著しく複雑
化することも懸念される。
こうした状況下において本発明者らは石油関連工場にお
いて生成された水硫化アルカリ液もしくは水硫化アルカ
リ液の生成反応系へ水に難溶又は不溶なケトン糸、アル
コール系、エーテル系、エステル系溶剤の1種又は2種
以上からなる溶剤(以下、抽出溶剤という)、あるいは
これら溶剤と、それよりさらに水に不溶な溶剤(以下、
不溶性溶剤という)との混合溶剤を添加し、処理液中に
分散することによって水硫化アルカリ液に微量溶存する
酸性油分を抽出除去することを特徴とする水硫化アルカ
リ液の処理又は回収方法(昭和58年6月2日付特許願
「水硫化アルカリ液の処理又は回収方法」参照)を提案
した。
この方法、特に抽出溶剤のみで処理して得られた水硫化
アルカリ液は、酸性油分および酸性油分に起因する悪臭
除去がなされているものの、使用した溶剤臭が残留し、
又水硫化アルカリ液を濃縮したときにおける発生ドレン
中のCot)が、酸性油分がほとんどないにもかかわら
ず、なおわずかに残存する現象がみられた。しかし、抽
出溶剤と不溶性溶剤との混合溶剤によって処理して得ら
れた水硫化アルカリ液は、酸性油分による悪臭は勿論、
使用した溶剤臭の残留もなく、また濃縮による発生ドレ
ン中のCODの残存もなかった。
そこで本発明者らは、更に研究を重ねたところ、先ず抽
出溶剤のみで処理し、次いで不溶性溶剤で処理するとい
う2段階処理法によっても、水硫化アルカリ液から酸性
油分の除去と抽出溶剤臭の除去ができ、水硫化アルカリ
液の濃縮における蒸発ドレン中のCODがさらに低減で
きることを発見し、本発明に到達したものである。
即ち本発明は、石油関連工場において生成された酸性油
分を溶存する水硫化アルカIJ iもしくは水硫化アル
カIJ iの生成反応系へ水に難溶又は不溶なケトン系
、アルコール系、エーテル系、エステル系溶剤の1種又
は2種以上からなる抽出溶剤を添加分散して水硫化アル
カリ液を処理又は回収し酸性油分を除去する第1工程と
、第1工程で得られた水硫化アルカIJ −iに不溶性
溶剤を添加分散して処理する第2工程によって、水硫化
アルカリ液中に微量混溶する抽出溶剤を除去し、水硫化
アルカリ液の濃縮に伴って発生するドレン中のC(’I
Dを著しく低減する方法を提供するものである。
本発明で用いられる抽出溶剤は、ケトン系溶剤としてイ
ンブチルメチルケトン、ブチルメチルケトン、メチルグ
ロビルケトンなど、アルコール系溶剤として2−エチル
ヘキサノール、n−オクタツール、n−ヘプタツールな
ど、ニーチル系溶剤としてジブチルエーテル、インプロ
ピルエーテルなど、エステル系溶剤として酢酸n−ブチ
ル、1,1..1−トリクロルエタン(広義のエステル
系)などの溶剤の1種又は2種以上からなる水に難溶又
は不溶でかつアルカリに対しても安定な溶剤であシ、不
溶性溶剤としてはn−ヘキサン、n−へブタン、シリコ
ーンオイルなどがふされしいものである。
本発明の方法における抽出溶剤、不溶性溶剤の添加量は
、少なすぎると接触効率が劣り攪拌。
振盪などの操作が長時間必要となるため、処理液量に対
して少なくともそれぞれ2容量係以上が好ましいもので
ある。
さらに第2工程において使用される不溶性溶剤は抽出溶
剤の含有量が約50容量係になるまでぐシかえし使用し
ても水硫化アルカリ液に混溶した抽出溶剤の除去を効果
的に行なうことができ、蒸留によって不溶性溶剤を分離
回収し、再使用が可能である。
さらに又、抽出溶剤を使用する第1工程は、水硫化アル
カリ液中の硫化アルカリ分の割合が多い(水硫化アルカ
リ液もしくはその生成反応系でのpHが高い)と酸性油
分の除去効果が低下する傾向があるものの、硫化アルカ
リ分が水硫化アルカリ分に対して7モルチ以下好ましく
Fi5.5モルチ以下であれば酸性油分を水硫化アルカ
リ分の濃度に影響なく常温で効果的に除去することがで
きる。
なお酸性油分を抽出した抽出溶剤は常法によって苛性ア
ルカリ液で容易に再生することができくりかえし使用が
可能である。
以上説明したように本発明方法は、第1工程で石油関連
工場において生成された水硫化アルカリ液もしくは水硫
化アルカリ液の生成反応系へ、ケトン系、アルコール系
、エーテル系、エステル系溶剤の1種又は2種以上から
なる抽出溶剤を添加分散して水硫化アルカリ液を処理又
は回収した後、第2工程で第1工程において処理又は回
収した水硫化アルカリ液へ不溶性溶剤を添加分散して処
理する方法によって、水硫化アルカリ液に微量溶存する
酸性油分を除去し、さらに抽出溶剤の水硫化アルカリ液
への混溶を防止するとともに水硫化アルカリ液の濃縮に
伴って発生する蒸発ドレン中のCODを著しく減少する
ことを可能にした水硫化アルカリ液の処理もしくは回収
方法である。
次に、本発明の方法をよシ明確にするため実施例を用い
て具体的に説明する。
実施例1 第1工程として、石油精製工場において生成された表1
に示すような組成、性状のNa5H*1tとNa5Hi
中の酸性油分を除去するための抽出溶剤としてケトン系
溶剤のインブチルメチ゛ルケトン80ゴとを攪拌装置を
備えた2tのフラスコに入れ5分間攪拌した後静置法に
よって溶剤を分離して、表2に示すような酸性油分をほ
とんど含まないしかも酸性油分に起因する悪臭もない処
理液が得られた0 次に第2工程で、第1工程の処理g o、 s tと、
抽出溶剤臭(インブチルメチルケトン臭)を除去するた
めの不溶性溶剤としてn−へキサン30ゴとを攪拌装置
を備えた2tのフラスコに入れ、5分間攪拌した後靜置
法によって溶剤を分離して、表3に示すような抽出溶剤
臭が除去された処理液が得られた。
この処理液を濃縮し、発生したドレン中のCODは第1
工程での処理液(表2)に比べてさらに著しく低下した
ものであった。
表I Na5H液の組成、性状 Na5H26,80vtn Na28 2.01 Na2CO31,00 Na25o3o、 65 Na2 S203 0.20 酸性油分 450 pl)m ドレン中のCOD注) IQ6O Na2 S/Na5H(5,39モルチ)注) Na5
H’iを70 wt f&まで濃縮したとき発生した蒸
発ドレンから溶存H28を除去したもの。
表2 第1工程での処理液の組成、性状Na8H26,
79wtqb Na2S 2.02 Nξcoa 0.99 Nag soa o、 65 Nag 52on 0120 酸性油分 3 ppm ドレン中のCOD 38 抽出溶剤臭 ある 表3 処理液の組成、性状 Na5H26,80wt96 Na2S 2.01 Na2CO30,99 Nag SO30,64 1Ja2820−< 0.22 酸性油分 3 ppm ドレン中のCOD 5 抽出溶剤臭 ない 実施例2 石油化学工場において生成された表4に示すような組成
、性状のNa5H液の処理を、実施例1と同じ装置にN
a5H液1tとアルコール系溶剤の2−エチルヘキサノ
ール60tdを添加し実施例1と同様の操作、方法で、
まず第1工程で酸性油分の除去処理を行ない、続く第2
工程で前工程で得られた処理液0.8tのn−ヘキサン
50trl用いた抽出溶剤臭の除去処理を行ない、表5
に示すような酸性油分をほとんど含まず酸性油分臭もな
く、かつ抽出溶剤臭のない処理液が得られた。
この処理液の濃縮によって発生したドレン中のCODも
著しく少ないものであった。
表4 Na5H液の組成、性状 Na5H22,30wt% Na2S L32 Na2CO31,4Q Na2803 0.46 Na2820g 0.12 wt % 酸性油分 96 ppm ドレン中のCOD 220 Na28/Na5H(4,25モルq6)表5 処理液
の組成、性状 Na5H22,31wt96 Na2S 143 Na2CO31,40 Na2803 0.44 Na2S203o、 14 酸性油分 1 ppm ドレン中のCOD 2 抽出溶剤臭 ない 実施例3 第1工程の処理を前実施例と同様の操作方法によって石
油精製工場において生成された表6に示すよう表組酸、
性状のNa5H液1tと、酸性油分の抽出溶剤としてエ
ーテル系溶剤のジプチルエーテル60rdおよびエステ
ル系溶剤の酢酸n−ブチル40−とを実施例1と同じ装
置に入れて行ない、次に第2工程の処理を第1工程で得
られた処理液のa、Stと不溶性溶剤のシリコーンオイ
ル(トーレシリコーン製BH20(1−1oo)100
m/で行ない表7に示すような酸性油分をほとんど含ま
ず酸性油分具もなく、かつ抽出溶剤臭もない処理液が得
られた。
この処理液の濃縮にょるドレン中のC!ODモ実施例1
.2と同様に著しく少ないものであった。
表6 Na5H液の組成、性状 Na8H25,45wt% Na2S1.2O Na2 CO30,46 Na2 SO3Q、 3 Q Na2S203 0.42 酸性油分 510 ppm ドレン中ノCOD 650 Na2s/Na5H(s、 s qモルチ)表7 処理
液の組成、性状 Na5H25,45wt% Na2S1+21 Na2 CO30,44 Nag 303 0.30 Na2S203 0.42 酸性油分 2 ppm ドレン中のCOD 4 抽出溶剤臭 ない 実施例4 第1工程として、石油精製工場から排出された辰8に示
すような組成、性状のアルカリ廃液0.85tと酸性油
分の抽出溶剤としてインブチルメチルケトン220−を
攪拌装置、ガス吹き込みロ、未反応ガスの出口を備えた
2tの三つロフラスコに入れ、′攪拌装置を稼動させな
がらガス吹き込み口からH2SガスをNa2 S 分が
Na5H分に対して約2モル係になるまで吹き込みNa
5H液の生成を行なった後静置法によって溶剤を分離し
て、表9に示すような酸性油分をほとんど含まないしか
も酸性油分に起因する悪臭のないNa5H液を回収した
0 次に第2工程で、第1工程の回収液に微量残留する抽出
溶剤臭(インブチルメチルケトン臭)を除去するため、
この回収液の0.8tと不溶性溶剤として使用回数5回
目のn−ヘプタン3〇−を実施例1と同じ装置に入れ5
分間攪拌した後静置法によって溶剤を分離して、表10
に示すような抽出溶剤の除去できた回収液が得られた0 この回収液は、実施例1〜3と同様に、濃縮によって発
生したドレン中のCODが第1工程での回収液(表?)
に比べてさらに著しく低下したものであった。
表8 アルカリ廃液の組成、性状 NaOH15,90wt 4 Na2S 5.60 z 酸性油分 64 (1111)l)m 表9 第1工程での回収液の組成、性状Na5H25,
07wt’l Na2B 0.82 NalCO30,89 Na2SOg 0.1 0 Na28203 0.07 酸性油分 3 ppm ドレン中のCOD 35 抽出溶剤臭 ある Na2S / Na5H(2,55モルチ)表10 回
収液の組成、性状 Na5H25゜07 wt4 Na2S O,81 Na2CO30,90 Na2SO30,12 Na2S2030.0 B 酸性油分 3 ’ppm ドレンのCOD 5 抽出溶剤臭 ない これらの実施例は本発明を具体的に説明するための一例
にすき゛ず、限度内で多くの変更、改良の俊素を含んで
いることは勿論で、本発明の技術思想を拘束するもので
はない。
以上説明したように、本発明は第1工程で石油関連工場
において生成される水硫化アルカリ液もしくけその生成
反応系ヘケトン系、アルコール系、エーテル系、エステ
ル系溶剤の1種又は2種以上からなる抽出溶剤を添加分
散して水硫化アルカリ液を処理又は回収した後、第2工
程で第1工程において処理又は回収した水硫化アルカリ
液へ不溶性溶剤を添加分散し処理する方法によって水硫
化アルカリ液に微量溶存する酸性油分の除去および抽出
溶剤の水硫化アルカリ液への混溶を防止することを特徴
とした水硫化アルカリ液の処理もしくは回収方法である
本発明の方法によれば、次のような効果を奏することが
できる。
■ 酸性油分をほとんど溶存しない高品位の水硫化アル
カリ液を得ることができ、さらにその濃縮製品の品質が
著しく向上する。
■ 酸性油分に起因する悪臭および溶剤臭が除去できた
水硫化アルカリ液が得られるため、悪臭や溶剤臭による
環境汚染の防止をはじめ作業環境の大幅な改善をするこ
とができ、その社会的効果は顕著なものである。
■ 水硫化アルカリ液の濃縮工程において発生する蒸発
ドレン中のCODが著しく低下するためドレン処理に要
する公害設備の簡素化は勿論運転経費を著しく節減する
ことができるため社会的、経済的効果は多大である0 ■ 従来の公害処理設備が転用でき、特別な処理装置を
必要としないため経済的効果はさらに倍加される0 代理人 内 1) 明 代理人 萩 原 亮 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 石油関連工場において生成された水硫化アルカ
    リ液もしくけ水硫化アルカリ液の生成反応系へ、水に難
    溶又は不溶なケトン系、アルコール系、エーテル系、エ
    ステル系溶剤の1種又は2種以上からなる抽出溶剤を添
    加分散することによって水硫化アルカリ液を処理又は回
    収する第1工程と、第1工程において処理又は回収した
    水硫化アルカリ液を上記抽出溶剤よシもよ勺水に不溶性
    の溶剤を添加分散して処理する第2工程によって、水硫
    化アルカIJ [に溶存する酸性油分の除去および抽出
    溶剤の水硫化アルカリ液への混溶を防止することを特徴
    とする水硫化アルカリ液の処理もしくは回収′方法。
JP11691483A 1983-06-30 1983-06-30 有機溶剤による水硫化アルカリ水溶液の処理もしくは回収方法 Granted JPS6011211A (ja)

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Cited By (1)

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