JPS6011070B2 - 炭化水素の分離法 - Google Patents

炭化水素の分離法

Info

Publication number
JPS6011070B2
JPS6011070B2 JP54166259A JP16625979A JPS6011070B2 JP S6011070 B2 JPS6011070 B2 JP S6011070B2 JP 54166259 A JP54166259 A JP 54166259A JP 16625979 A JP16625979 A JP 16625979A JP S6011070 B2 JPS6011070 B2 JP S6011070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stream
hydrocarbons
hydrocarbon
adsorbent
desorbent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54166259A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5589388A (en
Inventor
マ−ク・カルネイ・アンダ−ソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell UOP LLC
Original Assignee
UOP LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UOP LLC filed Critical UOP LLC
Publication of JPS5589388A publication Critical patent/JPS5589388A/ja
Publication of JPS6011070B2 publication Critical patent/JPS6011070B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/12Purification; Separation; Use of additives by adsorption, i.e. purification or separation of hydrocarbons with the aid of solids, e.g. with ion-exchangers
    • C07C7/13Purification; Separation; Use of additives by adsorption, i.e. purification or separation of hydrocarbons with the aid of solids, e.g. with ion-exchangers by molecular-sieve technique
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G25/00Refining of hydrocarbon oils in the absence of hydrogen, with solid sorbents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭化水素又は炭化水素質化合物を分離する方法
に関する。
詳しくは、本発明は選択的吸着剤、好ましくは結晶性ア
ルミノシリケートを使用して炭化水素を分離する方法に
関する。さらに詳しくは、本発明は、正パラフィン系炭
化水素、ィソパラフイン系炭化水素及び芳香族炭化水素
を含む混合物から正パラフィン系炭化水素を吸着分離す
るプロセスにおいて使用される抽出物の流れ、ラフィネ
ートの流れ及び脱着剤の流れの分別に関する。化合物の
分離は、多くの石油化学プロセス及びイC学プロセスに
おける重要なステップで、いましば、多成分原料油から
製品を回収するのに独立操作として行われる。
従って、分離操作は高度の発展段階に達している。米国
特許第2920037号及び第2957927号には、
ィソ及び/又は環式炭化水素を含む混合物から正又は直
鎖パラフィン系炭化水素を分離するため固体吸着剤の固
定床を使用する例が記載されている。いくつかの商業的
炭化水素分離プロセスでは固体吸着剤の擬態移動床が利
用されている。
擬態移動床の操作は米国特許第2班5球9:32014
91;3291726:及び3732325号に記載さ
れている。擬態移動床吸着分離プロセスの抽出物及びラ
フィネートの流れを分別する方法が米国特許第3455
815号及び第4006197号に記載されている。後
者は、特に、多成分脱看剤を使用するイソパラフィンか
ら正パラフィンの分離に関する。本発明は選択吸着剤の
擬態移動床を用いて炭化水素を分離する改良方法を提供
するものである。
抽出物及びラフィネートの流れから脱着剤炭化水素の分
離は、脱着剤スプリッタ−のオーバーヘッド蒸気の流れ
の凝縮のため斥けられていた熱を利用する態様で行われ
る。本発明の一具体例は、‘a}1分子当り9個以上の
炭素原子を有するイソパラフィン系炭化水素、該ィソパ
ラフィン系炭化水素と同じ数の炭素原子を有する正パラ
フィン系炭化水素及び共雛芳香族炭化水素から成る原料
油の流れを、正パラフィン系炭化水素及び芳香族炭化水
素を優先的に吸着する結晶性アルミノシリケートから成
る固体吸着剤の固定床に通し、そして固体吸着剤の床内
の吸着域内に正パラフィン系炭化水素及び芳香族炭化水
素の選択的保持を行い、【b}選択的脱着剤の第1芳香
族炭化水素と原料油の流れ中のィソパラフィン類のより
高沸点又はより低沸点の同族体から選ばれた第2炭化水
素から成るフラッシュ流れを、原料油の流れが入る点と
は異なった点において固体吸着剤の床に導入し、【c}
第2炭化水素と原料油の流れ中の正パラフィン類とは異
なった沸点を有する正パラフィン類の群から選ばれた正
パラフィン系脱着剤成分から成る第3炭化水素とから成
る脱着剤の流れを、原料油の流れ又はフラッシュ流れが
入る点とは異なった点において固体吸着剤の休〃中に脱
着城を通って導入し、【d)優先的に吸着された正パラ
フィン系炭化水素、第1、第2及び第3炭化水素から成
る抽出物の流れを、固体吸着剤の固定床から取り出し、
‘e}ィソパラフィン系炭化水素、共灘芳香族炭化水素
、第1、第2及び第3炭化水素から成るラフィネートの
流れを、固体吸着剤の固定床から取り出し、{0固体吸
着剤の固定床中の流れを該吸着剤の擬態移動の方向と反
対の方向に維持し、且つ原料油の流れと脱着剤の流れと
が談固定床に入る点及び抽出物の流れとラフィネートの
流れとが該固定床から取り出される点を定期的に同一方
向に移動させて固体吸着剤の固定床内の吸着城及び脱着
城の位置を徐々に変えることによって、固体吸着剤の移
動床を利用しているかのごと〈凝態し、(9段階脚の流
れを、第1糟留塔において、第2及び第3炭化水素から
成る第1オーバーへッド留分と、第1、第2及び第3炭
化水素から成る第1側留留分と、優先的に吸着された正
パラフィン系炭化水素から成る第1残油留分とに分離し
、比)段階■の第1脚留蟹分を、第2精留塔において、
第1及び第2炭化水素から成る第2残油留分と、第2及
び第3炭化水素から成る第2精留塔オーバーヘッド蟹分
とに分離し、(i)第2精留塔オーバーへッド留分を第
1渚留塔に通し、(0段階e}のラフィネートの流れを
、第3精蟹塔において、第2及び第3炭化水素から成る
第3渚蟹塔オーバーへッド留分と、第1「第2及び第3
炭化水素から成る第2側蟹留分と、ィソパラフィン系炭
化水素と芳香族炭化水素から成る第3残油蟹分とに分離
し、体)段階(i)の第2側蟹蟹分を、第4精蟹塔にお
いて、第1及び第2炭化水素から成る第4残油留分と、
第2及び第3炭化水素から成る第4糟留塔オーバーへツ
ド留分とに分離し、0)第4糟留塔オーバーヘツド留分
を第3精蟹塔の中間点に通し、(m)第2及び第4残油
留分の各々の少なくとも一部分を混合して段階他に記載
のフラッシュ流れとして固体吸着剤の床に通し、(n)
第1及び第2精解塔からのオーバーへツド留分の各々の
少なくとも一部分を混合して段階‘dに記載の脱着剤の
流れとして固体吸着剤の床に通す段階から成ることを特
徴とする。
次に、本発明の好ましい一具体例を図面によって説明す
る。
図において、本プロセスに関連ある種々のサブシステム
及び装置は示されていない。これらは、流れ及び氏の制
御バルブ、ポンプ、温度及び圧の測定システム、反応器
内部等で慣用のものである。図は一具体例を示したもの
であるから本発明はこれに限定されるものではない。C
,o〜C,4のイソパラフイン及び正パラフィンの混合
物から成る原料油の流れが線1を通ってプロセスに入る
。この原料油の流れは共沸芳香族炭化水素も含む。原料
油の流れは正パラフィンを選択的に吸着する結晶性アル
ミノシリケートの固定床の少なくとも一部分を通す。好
まいま、この結晶性アルミノシリケートの固定床は、原
料油の流れが吸着域と称する吸着剤の全体の床の一部分
のみを通る移動床吸着システムを使用しているかのごと
く擬態する態様で操作される。吸着域の位置は、吸着剤
の固定床内の異なった点において、正パラフィン類の連
続且つ同時の吸着及び脱着を起こさせるように全固定床
中を徐々に移動する。原料油の流れの優先的に吸着され
た正パラフィン類とプロセスで使用された脱着剤の流れ
及びフラッシュ流れの成分とから成り、本明細書では抽
出物の流れと称する液体の流れが、線3で吸着分離城(
吸着剤の固定床)2から取り出され、抽出塔(第一糟留
塔)4に入る。この糟蟹塔は入って来る抽出物の流れを
線8で取り出される残油の流れと線9で取り出されるオ
ーバーヘッド蒸気の流れとに分離するのに有効な条件に
維持される。残油の流れは吸着分離城で原料油の流れか
ら取り出された正パラフィン類から成り、抽出物の流れ
中に存在する他の炭化水素を実質的に含まない。抽出塔
のオーバーヘッド蒸気の流れは、コンデンサー(図には
示されていない)を通り、オーバーヘッドレシーバー1
0に入る。このオーバーヘッドレシーバーに集められた
液体は、線11で取り出され、線12で還流として抽出
塔に戻される第1の部分と線13で取り出される第2の
部分に分けられる。抽出塔の中間点から線14で液体の
側留の流れが取り出される。
この流れは側蟹ストリッパー塔(第二糟留塔)15の上
部に入る。この側留ストリツパ一驚は入って来る側留物
質から脱着剤の流れの最も軽い炭化水素成分の殆ど全て
を除くのに有効な条件で操作される。好ましい具体例に
おいては、この軽い成分は正ペンタンである。側留スト
リッパーのオーバーヘッド蒸気は線16を通って抽出塔
4の中間点に入り抽出塔で行われる分離を助ける。C8
ィソパラフィンとC8芳香族炭化水素から成る残油の流
れは線官7で側留ストリッパーから取り出される。本明
細書においてラフィネートの流れと称する液体の流れが
、吸着分離城から線6に取り出される。
この流れは優先的に吸着されなかったイソパラフィン、
共沸芳香族炭化水素及び脱着剤の流れ及びフラッシュ流
れの三つの炭化水素成分から成る。ラフィネートの流れ
はラフィネート塔と称する精蟹塔(第三精留塔)18に
入る。この塔は入って来る物質を、線19に取り出され
る高潔点ィソパラフィン及び共沸芳香族から成る残油の
流れと線201こ取り出されるオーバーヘッド蒸気の流
れとに分離するのに有効な条件で操作される。オーバー
ヘッド蒸気の流れは、コンデンサー(図には示されてい
ない)を通りオーバーヘッドレシーバー21に入る。こ
のオーバーヘッドレシーバーに集められた液体は線22
を通って取り出され、線24でラフィネート塔に戻され
る第1の部分と線33に取り出される第2の部分に分離
される。線13及び線23を通って流れる炭化水素の流
れは混合して脱着剤の流れを形成し、線5を通って吸着
分離城2に入る。脱着剤の流れとフラッシュ流れの三つ
の炭化水素成分から成る液体の側蟹の流れは線25を通
ってラフィネート塔18から取り出される。
側蟹の流れは側蟹ストリッパー(第四精解塔)27の上
部に入る。この側留ストリッパー塔は、入って来る実質
的に全ての最も軽質の炭化水素成分が線26を通るオー
バーヘッド蒸気の流れの一部分としてラフィネート塔に
戻されるのを拒絶するのに有効な条件で操作される。こ
のオーバーヘッド蒸気の流れはラフィネート塔の中間点
から入り、塔の上部で行われる分離を助ける。C8芳香
族炭化水素とC8ィソパラフィンとから成る残油の流れ
は線28で側蟹ストリッパー27から取り出され、ラフ
ィネート塔15から取り出された残油の流れと混合する
。混合した流れは線7を通って吸着分離城に戻り、吸着
剤床の部分を通るフラッシュ流れとして利用される。選
択吸着の利用による各種炭化水素質化合物の分離は石油
、化学及び石油化学工業において広くゆきわたっている
精蟹のごとき他の手段による化合物の分離が困難又は費
用のかかる場合、吸着がいよいよ利用される。選択吸着
剤を使用して行われる分離の例は、キシレン混合物から
エチルベンゼン、飽和脂肪酸から不飽和脂肪酸、グルコ
ースからフラクトース、アクリルバラフインからアクリ
ルオレフイン及びイソバラフインから正パラフィンの例
を包含する。典型的には、選択的に吸着される物質は、
非選択的に吸着される物質と分子当たり同じ炭素原子数
を有し、極めて類似の沸点を有する。今一つの通常の応
用は二つ又はそれ以上の種類の炭化水素の広い沸点範囲
の混合物から特定の釈類の炭化水素を回収することであ
る。その一例は、C,o〜C,4イソパラフインを含む
混合物からのC,o〜C,4正パラフィンの分離である
。吸着分離プロセスは、三つの基本段階の連続的実施を
必要とする。まづ、吸着剤は、吸着促進条件において集
められるべき特定の化合物から成る原料油の流れと接触
させ紬まならない。この吸着段階は、吸着剤がほぼ平衡
量の優先的に吸着される化合物を集めるに十分な時間続
けねばならない。第2の基本段階は、優先的及び非優先
的に吸着される両方の化合物を有する吸着剤と該吸着剤
から後者を移動させる物質との接触である。第2段階は
、優先的に吸着される原料油成分のみを多量に含む吸着
剤と非優先的に吸着される化合物を移動させるのに用い
られる物質を生ずるごとき態様で行われる。吸着分離プ
ロセスの第3の基本段階は優先的に吸着された化合物の
脱着である。
これは、温度及び圧の条件を変えることによって行われ
るが、本プロセスでは吸着剤を脱着剤の流れと接触する
ことによって行われる。脱着剤の流れは、優先的に吸着
された化合物を吸着剤から移動又は脱着することのでき
る化合物を含み、それによってこれらの化合物を解放し
、今一つの吸着段階用の吸着剤を準備する。原料油の流
れ又は脱着剤の流れのいづれかとの吸着剤の接触は、吸
着剤粒子の流れの成分で満たされた吸着剤粒子間に空隙
を残す。
次の接触段階が始まる時、この残留液体は入って来る液
体に混合する。これは、吸着剤床に入る二つ又はそれ以
上の流れからの化合物の混合物である吸着剤床から取り
出された流出液の流れを生ずる。本プロセスにおいては
、二つのこのような流出液の流れを生ずる。これらは、
脱着剤と優先的に吸着された化合物との混合物と、脱着
剤と優先的に吸着されない化合物との混合物とから成る
。優先的に吸着された化合物の高純度生成物の流れを得
、そして脱着剤を回収するためには、これら二つの流出
液の流れを糟留することが必要である。従って、二つの
流出液の流れは、ラフィネート塔及び抽出塔と称する別
々の精留塔で精留する。本発明の目的は、炭化水素又は
炭化水素系化合物の吸着分離の改良された方法を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、吸着剤の擬態移動床を利用する炭
化水素の分離方法を提供することである。さらに、本発
明の他の目的は、正及びイソパラフィン系炭化水素の混
合物から正パラフィン系炭化水素の分離に使用のための
改良された流出液精留塔を提供することである。吸着分
離方法の連続吸着及び脱着段階は、吸着剤床の反対末端
に固定した入口及び出口点を有する吸着剤の固定床を使
用して行われる。
しかしながら、吸着剤の擬態移動床の使用によって、あ
る利点が得られる。これらの利点は、高純度生成物の流
れの連続生成を包含する。好ましくは、固体吸着剤の床
と、原料油及び脱着剤のごとき種々の入って来る液体の
流れとの向流の流れが擬態される。この擬態には二つの
別の作用が包含される。
第1の作用は、吸着剤の床を通る液体の流れを吸着剤の
擬態された移動の方向と反対の方向に維持することであ
る。これは、吸着剤の床全体の長さに沿って循環を達成
するように作動的に結合されたポンプの使用によって行
われる。第2の作用は、吸着域のごとき各種の城に位置
を吸着剤の床の長さに沿って定期的に実際に移動するこ
とである。この位置の移動は、流れが吸着剤の床に入っ
て釆る点及び流出液の流れが吸着剤の床から取り出され
る点を定期的に進めることによって徐々に行われる。変
化するのは、吸着剤の床に沿った流れの入る点及び取り
出される点によって定まる域の位置だけである。吸着剤
の床そのものは固定されて移動しない。吸着剤の床は一
つまたはそれ以上の別々の相互1に連絡した容器に入っ
ている。
吸着剤の床の長さに沿った多くの点に適当な関口部及び
導管が設けられていて液体の追加又は取り出しが行われ
る。これらの点の各々において、好ましくは、液体ジス
トリビューターコレクターによって吸着剤の床の断面の
圧縮が与えられる。これらは米国特許第320総3:3
214247及び3523762号に記載された装置に
類似したものである。これらのジストリビューターコレ
クタ−は吸着剤の床の長さに沿った液体のプラグ流の設
定及び維持を助けるのに役立つ。流れが吸着剤の床に入
る点及び対応する流出液が吸着剤の床から出てゆく点は
互いに分離されている。例えば、原料油の流れは−点に
おいて吸着城に入り、ラフイネート流れとして吸着剤の
床から取り出される点に達する前に、九つの潜在的取り
出し点を過ぎ、九つのジストリビューターコレクターを
通って流れる。吸着城の移動は、液体を実際に加え、或
いは取り出す点を次の潜在点に定期的に進めることによ
って徐々に達成される。
即ち、吸着域の各前進において、各城の始め及び終りを
為す界城は、液体の添加及び取り出しの二つの隣接する
潜在点間の比較的均一な距離だけ移動する。域はこれら
の液体移動点のいくつかを通って延長しているので、大
部分の城は影響を受けることなく完全のまま残る。これ
らの多くの異なった位置における液体の流れの切り換え
は、多バルブマニホルド、又は多ボートロータリーバル
ブによって達成される。
ロータリーバルブ又はマニホルドの運転の調整は、好ま
しくは中央デジタルコントローラーを使用して行われる
。吸着剤の擬態移動床の操作及びロータリーバルブにつ
いての詳細は、前記の文献及び米国特許第304077
7;3422848:3192954;2957485
;3131232;3268604;及び326860
5号に記載されている。本プロセスは、商業的に操作で
きる実用的選択0吸着剤の任意の種類のものを使用して
実施できる。
好ましい吸着剤は、通常モレキュラーシーフと称する形
状選択性のゼオラィトから成る。この“形状選択性”と
言う藷は、ゼオラィトの細孔構造の固定し且つ比較的均
一な断面直径のため、サィズ又は形状によって分子を分
離するゼオラィトの能力を言う。好ましいゼオラィトは
、合成結晶性アルミノシリケートから成る。純ゼオラィ
トは比較的柔らかく粉末状であるので、商業的に使用さ
れるモレキュラーシーブは、より強いそしてより耐摩耗
性の吸着剤粒子を生成するため、粘士またはアルミナの
ごときバインダーから成る。吸着剤粒子は、好ましくは
約20〜40メッシュのサイズ範囲を有する。このプロ
セスに利用たれる粒子状吸着剤は、分離を所望する炭化
水素系物質に依存する。例えば、第1−A及び第ローA
族金属から選ばれたカチオンを含む×型またはY型はキ
シレン異性体の分離に用いられる。飽和炭化水素からオ
レフィン系炭化水素の選択吸着は、米国特許第3720
604号に記載のごとき銅−交換したY型ゼオラィトを
使用して行われる。ィソパラフィン系炭化水素から正パ
ラフィン系炭化水素の分離に好ましい吸着剤は、Uni
onCarbideCorp.のLindeDMsio
nによって製造市販の弘型モレキュラーシーブのごとき
約5Aの比較的均一な細孔直径を有する。吸着分離プロ
セスは、蒸気相及び液相状態で操作できるけれども、液
相状態の使用が好ましい。
従って、吸着促進条件は、吸着剤の床に存在する化合物
の全てを液体として維持するに十分な圧を包含する。大
気圧から約5ぴ気圧の圧が用いられる。好ましい圧は1
.0〜32気圧ゲージである。本明細書における“原料
油の流れ”と言う語は、原料物質から成り且つ抽出成分
を回収するため吸着剤の床に装入されるプロセスにおけ
る流れのことである。この原料油の流れは、一つまたは
それ以上の抽出成分と一つまたはそれ以上のラフイネー
ト成分から成る。“抽出成分”は、“ラフィネート成分
”に比較して使用する吸着剤によって優先的に吸着され
る化合物である。通常“抽出成分”と言う語は、このプ
ロセスにおける所望の生成物と同意語である。例えば、
本プロセスの好ましい具体例において、正パラフィンは
イソパラフインに比較して選択的に吸着され生成物とし
て回収される抽出物成分である。原料油中に含まれ、好
ましい具体例では主としてィソパラフィンであるその他
の化合物はラフィネート成分となる。“抽出物の流れ”
と言う語は、原料油の流れの中に元から含まれている抽
出成分を含み、そして脱着剤の流れによって吸着剤の床
から脱着された流れを言う。
吸着剤の床に残ったままの抽出物の流れの組成は、通常
時間と共に変わり、約100モル%の抽出成分から約1
00モル%の脱着剤成分の範囲に互る。“ラフィネート
の流れ”と言う語は、吸着剤の床で発生する流れを指し
、原料油の流れのラフイネート成分の大部分を含む。ラ
フィネートの流れは、基本的には原料油の流れの未吸着
成分プラス吸着城通過中に取り上げられる脱着成分であ
る。吸着剤の床を出る時のラフイネートの流れの組成は
、時間と共に脱着剤の高いパーセントからラフイネート
成分の高パーセントまで変わる。抽出物の流れとラフィ
ネートの流れは、それぞれの精留塔に入る前に、通常両
方とも後混合蓄積域に入る。本明細書において、“脱着
剤”と言う語は、吸着剤の床から抽出成分を吸着するこ
とのできる化合物を言う。
“脱着剤の流れ”は、脱着剤が吸着剤の床に運ばれるプ
ロセスの流れである。本プロセスにおいては、多成分脱
着剤の流れが利用される。また、多成分フラッシュ流れ
もまた吸着剤の床に入る。“フラッシュ流れ”と言う語
は、吸着剤の床の割れ目の空隙容積及び非選択性細孔容
積から原料油の流れのラフイネート成分の実質的の量を
取り出すため、脱着剤の流れを吸着剤の床に通す前に、
吸着剤の床に通される流れを言う。フラッシュ流れは、
時にスイーピングェーゼントと称する。“フラッシュ成
分”を含む。本発明の正パラフィンを回収する具体例に
おける原料油の流れは、分子当たり約6〜30の範囲の
炭素原子数を有する炭化水素留分である。
好ましくは、原料油の流れの炭素数の範囲は狭く、約3
〜10である。代表的な原料油の流れは、水素処理した
C,o〜C,5ケロシン留分又はC,o〜C2。軽油蟹
分である。この原料油の流れは、正パラフィン、ィソパ
ラフイン及び芳香族を含むが、好ましくはオレフィンを
含まないか、或いは極めて低いオレフィン濃度を有する
。原料油の流れ中の正オレフィンの濃度は、約15〜6
舷容量%である。芳香族の濃度は、典型的には約10〜
3泣き量%であるが、2〜4容量%のごとき低濃度でも
良い。これらの原料芳香族は、ベンゼン又はアルキルベ
ンゼンのごとき単環式芳香族及びナフタレン及びビフェ
ニルを包含する二環式芳香族である。この芳香族炭化水
素は、原料油の流れの所望の抽出成分の沸点範囲内に入
る沸点を有し、“共沸”芳香族と称する。原料油の流れ
から正パラフィンを吸着中、原料油の流れ中に存在する
少量ではあるが一定量の共沸芳香族が吸着剤粒子の外表
面に吸着される。最終的には、抽出物の流れ中に、従っ
てプロセスの製品中に不純物として現れるこれらの芳香
族の量を最小限にするため、好ましくはフラッシュ成分
の他にフラッシュ流れ中に芳香族−選択脱着剤を存在さ
せる。この選択性脱着剤は、“第1炭化水素”と称し、
また“第1脱着剤化合物”とも称する。この第1脱着剤
化合物は、表面吸着した原料芳香族を脱着することはで
きるが、吸着剤から原料正パラフィンを脱着することは
できない。芳香族選択性第1脱着剤化合物は、好ましく
は原料油混合物及びフラッシュ流れのフラッシュ成分と
は異なった沸点を有し、これらの物質から第1脱着剤化
合物の分離を容易にする芳香族炭化水素である。エチル
ベンゼン又はp‐キシレンのごときC8芳香族は、C,
o〜C,5の原料油の流れの分離中に使用するのに特に
好ましい。抽出物の流れ中の芳香族炭化水素の流れが容
認でき、或いは原料油の流れが芳香族を含まない場合は
、選択性第1脱着剤化合物の使用は省略される。第1脱
着剤化合物は、好ましくは回収が望ましい原料油の流れ
の最低分子量の抽出物よりも2個少ない炭素原子を分子
中に有する。フラッシュ流れにおける第1脱着剤化合物
の濃度は約5〜100容量%、好ましくは15〜4舷容
量%の範囲である。フラッシュ流れのフラッシュ成分は
、好ましくは沸点において原料油の流れのラフィネート
成分とは十分に異なっているラフイネート型化合物であ
る。
従ってラフィネートの流れから精留によって容易に分離
することができる。このフラッシュ成分は、原料油の流
れのィソパラフイン又はナフテン類の高又は低沸点の同
族体から選ばれる。ィソオクタンは、C,o〜C,5の
原料油の流れ又は類似留分から正パラフィンの分離に使
用するための好ましいフラッシュ成分である。このイソ
オクタンは、吸着剤によって優先的に吸着されず、ラフ
イネート流れのC,o〜C,5ラフィネート成分から容
易に糟蟹される。このフラッシュ成分を“第2炭化水素
”と称する。選択的に吸着された正パラフィン系炭化水
素は、第2脱着剤化合物の使用によって吸着剤から取り
出される。
第2脱着剤化合物は、“第3炭化水素”と称する。第2
脱着剤化合物は、原料油の流れの正パラフィンとは異な
った沸点を有する任意の正パラフィンから成り、プロセ
ス条件において自由流動性の液体である。好ましくは、
第2脱着剤化合物はより低い沸点を有し、第1脱着剤化
合物又はフラッシュ化合物よりも分子当たり少ない炭素
原子を有する。正ペンタンは、分子当たり9又はそれ以
上の炭素原子を有する正パラフィンを回収するための第
2脱着剤化合物として好ましい。本プロセスの脱着剤の
流れは、好ましくは第2脱着剤化合物とフラッシュ化合
物との混合物から成る。即ち、この場合における脱着剤
の流れは、好ましくは第2及び第3炭化水素の混合物で
ある。この混合物における第2脱着剤化合物の濃度は、
好ましくは40〜80容量%の範囲内にある。この脱着
剤の流れは、第1脱着剤化合物を含んではならない。好
まいま、脱着剤の流れにおける第1脱着剤化合物の濃度
は、0.1容量%以下である。抽出物及びラフィネート
の流れは、各々別の精蟹塔の中間点に入る。即ち、塔へ
の供給点は、塔の両端から少なくとも四つの糟蟹トレイ
によって分離されている。本プロセスにおいては、ラフ
ィネートの流れのラフイネート成分は、ラフィネート塔
に供V給される最も童質(最高沸点)な物質である。従
って、ラフイネートの流れのラフィネート成分は、ラフ
イネート塔の底部から抜き出され、プロセスから取り出
される。抽出物の流れの抽出成分は、同様の方法で、抽
出塔の残油の流れとしてプロセスから取り出される。本
発明の好ましい具体例においては、抽出物の流れ及びラ
フィネートの流れは、第1及び第2脱着剤化合物とフラ
ッシュ化合物から成る。
これらのニつの化合物は、すべてそれぞれの塔中を供給
点より上の点に上方に移動する。従って、抽出塔及びラ
フイネート塔から取り出されたオーバーヘッド蒸気は、
ほかに分離が行われなければ、これら3成分はすべて混
合物である。これらの化合物を吸着剤に再循環するため
には、これらを前記の2成分混合物にさらに分離するこ
とが必要である。本発明の*暁念によれば、脱着剤の流
れとフラッシュ流れとを生ずるのに必要な分離は、各塔
の上部中間点から液体の側留を取り出し、この側蟹をス
トリッピング塔に通すことによって行われる。
この側蟹の流れは、抜き出し点に存在するすべての化合
物の平衡混合物を含み、抽出物及びラフィネート成分が
側留に確実に存在しないようにするのに必要な多数のト
レイによって供給点から分離される。ストリッピング塔
は、オーバーヘッド蒸気の流れ中の側蟹の流れに存在す
る実質的に全ての最低沸点の炭化水素を拒み、従ってこ
の最低沸点成分を実質的に含まない残油を生成するのに
有効な条件で操作される。各ストIJッピング塔のオー
バーヘッド蒸気の流れは、そこから側留が取り出される
塔に入る。ストリッピング塔オーバーヘッドの熱分は、
抽出塔及びラフイネート塔内で利用される。この熱は、
これらの塔の上の部分において行われる分離を改良する
のに用いられ、従来の糟留塔におけるごとく別のオーバ
ーヘッドコンデンサーに入ることを拒まれない。従って
、本プロセスは先行技術に対する改良であり、全炭化水
素分離プロセス内での熱利用の効率を増大する。ラフィ
ネート塔及び抽出繁の上の部分は、これらの塔のオーバ
ーヘッド蒸気が実質的に側留の流れの最高沸点成分を含
まない条件で操作される。
従って、これら二つの塔のオーバーヘッド生成物は、第
1脱看剤化合物、第2脱着剤化合物及びフラッシュ化合
物から成る群における二つの最低沸点化合物から成る。
本発明の好ましい具体例においては、側解の各々は、C
8芳香族、正ペンタン及びィソオクタンから成る。ラフ
イネート塔及び抽出塔のオーバーヘッド蒸気及びオーバ
ーヘッド液体は、正ペンタン及びィソオクタンから成り
、ストリッピング塔の残油の流れは、イソオクタン及び
C8芳香族から成る。ラフィネート塔及び抽出塔のオー
バーヘッドの流れは、同じ二つの化合物を含むけれども
、これら二つの流れの組成は、抽出及びラフィネートの
流れにおける2成分の異なった濃度のため異なっている
。ストリッピング塔の残油の流れにおける一つの高沸点
成分の比は等しくない。ラフィネート塔及び抽出塔のオ
ーバ−ヘッドの流れは混合して、ロータリーバルブによ
って吸着剤の床に袋入される脱着剤の流れを形成する。
二つのストリッピング塔の残油の流れは、混合して吸着
剤の床に入るフラッシュ流れを形成する。これら二つの
混合物のいづれかの一部分は、推進流として取り出され
不純物の生成を妨げ、或いはプロセスにおける脱着剤及
びフラッシュ物質の組成及び量を調整する。次に、実施
例について本発明をさらに具体的に説明する。
実施例 水素化処理したケロシンから誘導された原料油の流速約
5695バレル/日(B$D)の流れを、ロータリーバ
ルブによって、こつの垂直室内に置かれた固定床吸着域
に袋入した。
原料油の流れは、約177qCの温度、約24.$気圧
の圧で吸着城に入れた。吸着剤の移動床の使用は、前記
の如く凝態した。原料油の流れは、毎時約4狐molの
C,o〜C,4正パラフィン及びこの正パラフィンと同
じ沸点範囲を有するその他の種々の炭化水素を含有した
。原料油の流れ中のこれらの他の炭化水素は、約4兆m
ol/時の環式パラフィン、6郎mol/時の及び3弧
mol/時の芳香族を含んだ。ロータリーバルブに装入
した脱着剤の流れは、約35皿mol/隣の流速を有す
るィソオクタンの混合物であった。ロータリーバルブを
通ったフラッシュ流れは、約8磯mol/時の流速を有
するィソオクタンとC8芳香族の混合物であった。この
フラッシュ流れと脱着剤の流れとは原料油の流れと同じ
温度及び圧でロータリーバルブに装入した。吸着城から
取り出されたラフィネートの流れは、混合ドラムに通し
て組成の変動をならし、それからラフイネート塔に入れ
た。
プロセスの流れは図に示したごと〈である。この塔は、
約1.36気圧のオーバーヘッド圧と約10roのオー
バーヘッド蒸気温度で操作した。ラフィネート塔から取
り出されたオーバーヘッドの流れは、約127Kmol
/タ時の正ペンタン及びィソオクタンから成った。側留
の流れは、約6郷mol/時の流速を有し、正ペンタン
、ィソオクタン及びC8炭化水素から成った。ラフィネ
ート塔の残油の流れは、約泌mol/時のC,o〜C,
4正パラフィン及び約14松mol/時の0原料油の流
れのフラッシュ成分を含有した。抽出物の流れも混合ド
ラム銭通し、それから抽出塔に入れた。この塔もまた約
1.36気圧のオーバーヘッド圧と約101℃のオーバ
ーヘッド蒸気温度で操作した。抽出塔から取り出された
オーバーへッドの流れは、約19巡mol/時の流速を
有する正ペンタン、ィソオクタン及びC8芳香族を含有
した。側留の流れは、供給点上の14精留トレイを通っ
て取り出され、ストリツピング塔に入れた。このストリ
ツピング塔とラフィネート塔の側蟹の流れを受けるスト
リッピング塔は、側留の流れの温度と圧によって定めら
れた条件で操作された。抽出塔の側蟹の流れは、122
℃の温度と約1.5ぴ気圧の圧で取り出された。抽出塔
側蟹ストリッパーのトップから取り出されたオーバーヘ
ッド蒸気は、1220の温度を有した。ストリッピング
塔は両方ともIN固の精留トレイを有した。抽出塔の残
油の流れは、約25600の温度で取り出され、原料油
の流れから回収されたC,o〜C,4正パラフィン約3
眺mol/時を含有した。この残油の流れはまたC,o
〜C,4濠式及びィソパラフィン系炭化水素を約0.巡
mol/時含有した。
【図面の簡単な説明】
図は本発明のプロセスの一具体例のフローシートである

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 1分子当り9個以上の炭素原子を有するイ
    ソパラフイン系炭化水素、該イソパラフイン系炭化水素
    と同じ数の炭素原子を有する正パラフイン系炭化水素及
    び共沸芳香族炭化水素から成る原料油の流れを、正パラ
    フイン系炭化水素及び芳香族炭化水素を優先的に吸着す
    る結晶性アルミノシリケートから成る固体吸着剤の固定
    床に通し、そして固体吸着剤の床内の吸着域内に正パラ
    フイン系炭化水素及び芳香族炭化水素の選択的保持を行
    い、(b) 選択的脱着剤の第1芳香族炭化水素と原料
    油の流れ中のイソパラフイン類のより高沸点又はより低
    沸点の同族体から選ばれた第2炭化水素から成るフラツ
    シユ流れを、原料油の流れが入る点とは異つた点におい
    て固体吸着剤の床に導入し、(c) 第2炭化水素と原
    料油の流れ中の正パラフイン類とは異なった沸点を有す
    る正パラフイン類の群から選ばれた正パラフイン系脱着
    剤成分から成る第3炭化水素とから成る脱着剤の流れを
    、原料油の流れ又はフラツシユ流れが入る点とは異なっ
    た点において固体吸着剤の床の中に脱着域を通って導入
    し、(d) 優先的に吸着された正パラフイン系炭化水
    素、第1、第2及び第3炭化水素から成る抽出物の流れ
    を、固体吸着剤の固体床から取り出し、(e) イソパ
    ラフイン系炭化水素、共沸芳香族炭化水素第1、第2及
    び第3炭化水素から成るラフイネートの流れを、固体吸
    着剤の固定床から取り出し、(f) 固体吸着剤の固定
    床中の流れを該吸着剤の擬態移動の方向と反対の方向に
    維持し、且つ原料油の流れと脱着剤の流れとが該固定床
    に入る点及び抽出物の流れとラフイネートの流れとが該
    固定床から取り出される点を定期的に同一方向に移動さ
    せて固体吸着剤の固定床内の吸着域及び脱着域の位置を
    徐々に変えることによって、固体吸着剤の移動床を利用
    しているかのごとく擬態し、(g) 段階(d)の抽出
    物の流れを、第1精留塔において、第2及び第3炭化水
    素から成る第1オーバーヘツド留分と、第1、第2及び
    第3炭化水素から成る第1側留留分と、優先的に吸着さ
    れた正パラフイン系炭化水素から成る第1残油留分とに
    分離し、(h) 段階(g)の第1側留留分を、第2精
    留塔において、第1及び第2炭化水素から成る第2残油
    留分と、第2及び第3炭化水素から成る第2精留塔オー
    バーヘツド留分とに分離し、(i) 第2精留塔オーバ
    ーヘツド留分を第1精留塔に通し、(j) 段階(e)
    のラフイネートの流れを、第3精留塔において、第2及
    び第3炭化水素から成る第3精留塔オーバーヘツド留分
    と、第1、第2及び第3炭化水素から成る第2側留留分
    と、イソパラフイン系炭化水素と芳香族炭化水素から成
    る第3残留分とに分離し、(k) 段階(j)の第2側
    留留分を、第4精留塔において、第1及び第2炭化水素
    から成る第4残油留分と、第2及び第3炭化水素から成
    る第4精留塔オーバーヘツド留分とに分離し、(l)
    第4精留塔オーバーヘツド留分を第3精留塔の中間点に
    通し、(m) 第2及び第4残油留分の各々の少なくと
    も一部分を混合して段階(b)に記載のフラツシユ流れ
    として固体吸着剤の床に通し、(n) 第1及び第2精
    留塔からのオーバーヘツド留分の各々の少なくとも一部
    分を混合して段階(c)に記載の脱着剤の流れとして固
    体吸着剤の床に通す段階から成る炭化水素の分離方法。 2 第1炭化水素は優先的に吸着された正パラフイン系
    炭化水素よりも分子当たり少なくとも2個少ない炭素原
    子を有する芳香族炭化水素である第1項の方法。 3 第2炭化水素は第1炭化水素と同じ数の炭素原子を
    有するイソパラフイン系炭化水素である第1項又は第2
    項の方法。 4 第3炭化水素は第2炭化水素よりも分子当たり2個
    少ない炭素原子を有する正パラフイン系炭化水素である
    第1〜3項のいづれかの方法。 5 優先的に吸着された正パラフイン系炭化水素は分子
    当たり10〜14個の炭素原子を有する第1〜4項のい
    づれかの方法。
JP54166259A 1978-12-21 1979-12-20 炭化水素の分離法 Expired JPS6011070B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/972,113 US4184943A (en) 1978-12-21 1978-12-21 Fractionation in an adsorptive hydrocarbon separation process
US9721132 1978-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5589388A JPS5589388A (en) 1980-07-05
JPS6011070B2 true JPS6011070B2 (ja) 1985-03-22

Family

ID=25519179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54166259A Expired JPS6011070B2 (ja) 1978-12-21 1979-12-20 炭化水素の分離法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4184943A (ja)
JP (1) JPS6011070B2 (ja)
CA (1) CA1128424A (ja)
DE (1) DE2951144C2 (ja)
FR (1) FR2444652B1 (ja)
GB (1) GB2040996B (ja)
IT (1) IT1126692B (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4547205A (en) * 1984-10-11 1985-10-15 Uop Inc. Dehydrocyclodimerization process
US5510564A (en) * 1994-12-12 1996-04-23 Uop N-paraffin purification process with removal of aromatics
US7202205B1 (en) 1999-09-01 2007-04-10 Daniel Stedman Connor Processes for making surfactants via adsorptive separation and products thereof
US6573418B2 (en) 2000-07-10 2003-06-03 Bp Corporation North America Inc. Process for production of para-xylene incorporating pressure swing adsorption and simulated moving bed adsorption
TWI240716B (en) 2000-07-10 2005-10-01 Bp Corp North America Inc Pressure swing adsorption process for separating paraxylene and ethylbenzene from mixed C8 aromatics
US6407301B1 (en) * 2000-10-30 2002-06-18 Uop Llc Ethylene production by steam cracking of normal paraffins
US7122496B2 (en) * 2003-05-01 2006-10-17 Bp Corporation North America Inc. Para-xylene selective adsorbent compositions and methods
US7271305B2 (en) * 2003-05-01 2007-09-18 Bp Corporation North America Inc. Method of obtaining para-xylene
EP1699556A2 (en) * 2003-12-30 2006-09-13 Uop Llc Process and catalyst for c8 alkylaromatic isomerization
US7379799B2 (en) * 2005-06-29 2008-05-27 General Electric Company Method and system for hierarchical fault classification and diagnosis in large systems
US7368620B2 (en) * 2005-06-30 2008-05-06 Uop Llc Two-stage aromatics isomerization process
US7371913B2 (en) * 2005-06-30 2008-05-13 Uop Llc Selective aromatics isomerization process
US7297830B2 (en) * 2005-09-14 2007-11-20 Uop Llc Process for isomerizing non-equilibrium xylene-containing feed streams
US7381677B1 (en) 2005-09-14 2008-06-03 Uop Llc Ethylbenzene conversion and xylene isomerization processes and catalysts therefor
US7301064B1 (en) 2005-09-14 2007-11-27 Uop Llc Ethylbenzene conversion and xylene isomerization processes and catalysts therefor
US7375047B1 (en) * 2005-09-14 2008-05-20 Uop Llc Ethylbenzene conversion and xylene isomerization processes and catalysts therefor
US8138385B2 (en) 2010-03-31 2012-03-20 Uop Llc Process for xylene and ethylbenzene isomerization using UZM-35HS
US8058496B2 (en) 2010-03-31 2011-11-15 Uop Llc Process for xylene and ethylbenzene isomerization using UZM-35
US8071831B1 (en) 2010-06-21 2011-12-06 Uop Llc Process for xylene and ethylbenzene isomerization using UZM-35
US8889940B2 (en) 2011-11-01 2014-11-18 Uop Llc Catalyst and process for hydrocarbon conversion
US9126875B2 (en) 2013-06-27 2015-09-08 Uop Llc Sorption process with added drying section
WO2018118208A1 (en) 2016-12-21 2018-06-28 Uop Llc Composition of matter and structure of zeolite uzm-55 and use in isomerization of aromatic molecules

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942646A (ja) * 1972-08-25 1974-04-22

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1275941A (fr) * 1959-12-15 1961-11-10 British Petroleum Co Procédé de séparation d'hydrocarbures
US3291726A (en) * 1964-05-04 1966-12-13 Universal Oil Prod Co Continuous simulated countercurrent sorption process employing desorbent made in said process
US3455815A (en) * 1967-07-13 1969-07-15 Universal Oil Prod Co Sorption process
US4036745A (en) * 1975-09-24 1977-07-19 Uop Inc. Process for separating normal and isoparaffins
US4006197A (en) * 1975-11-19 1977-02-01 Uop Inc. Process for separating normal paraffins
GB1510705A (en) * 1976-03-16 1978-05-17 British Petroleum Co Separating hydrocarbons

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942646A (ja) * 1972-08-25 1974-04-22

Also Published As

Publication number Publication date
US4184943A (en) 1980-01-22
CA1128424A (en) 1982-07-27
DE2951144A1 (de) 1980-06-26
JPS5589388A (en) 1980-07-05
FR2444652A1 (fr) 1980-07-18
GB2040996A (en) 1980-09-03
FR2444652B1 (fr) 1985-09-13
IT7928374A0 (it) 1979-12-21
GB2040996B (en) 1983-02-09
IT1126692B (it) 1986-05-21
DE2951144C2 (de) 1984-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6011070B2 (ja) 炭化水素の分離法
EP0194761B1 (en) Process for separating isoprene
US4326092A (en) Process for the separation of meta-xylene
US7977526B2 (en) Simulated countercurrent adsorptive separation process
US6483002B1 (en) Integrated fractional distillation for adsorptive separation process
RU2267516C2 (ru) Получение этилена в результате парового крекинга нормальных парафинов
US4079094A (en) Separation of ethylbenzene with an adsorbent comprising SR and K exchanged X or Y zeolite
US4108915A (en) Process for the separation of ethylbenzene
JPS6049606B2 (ja) 正パラフイン分離の改良方法
US4337156A (en) Adsorptive separation of contaminants from naphtha
US7396973B1 (en) Simulated moving bed adsorptive separation process for handling multiple feedstocks
JPS621678B2 (ja)
JPS6032606B2 (ja) パラーキシレンの分離法
US4021499A (en) Process for separating ethylbenzene
US9522863B2 (en) Xylene separation process
KR100344043B1 (ko) 세슘교환된제올라이트x를사용한다른c8탄화수소로부터에틸벤젠의개선된흡착분리방법
US4529828A (en) Separation of ortho-xylene
TWI454458B (zh) 用於改善自c芳香族化合物之間-二甲苯產率之方法
KR20160061364A (ko) C8 방향족 화합물을 단리하는 장치 및 방법
KR102295374B1 (ko) 선택량의 c9 방향족 화합물을 갖는 c8 방향족 화합물 스트림을 형성하는 장치 및 방법
US5510564A (en) N-paraffin purification process with removal of aromatics
US11673848B2 (en) Xylene separation processes using a membrane separator
JPH0348892B2 (ja)
Johnson Sorbex: continuing innovation in liquid phase adsorption
JPS5834010A (ja) メタ−キシレンの分離方法