JPS601084B2 - 圧延制御装置 - Google Patents
圧延制御装置Info
- Publication number
- JPS601084B2 JPS601084B2 JP52133293A JP13329377A JPS601084B2 JP S601084 B2 JPS601084 B2 JP S601084B2 JP 52133293 A JP52133293 A JP 52133293A JP 13329377 A JP13329377 A JP 13329377A JP S601084 B2 JPS601084 B2 JP S601084B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- rolling mill
- mill
- welded joint
- sampler
- Prior art date
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- Expired
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- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷間圧延の際のストリップ中の特異部分である
溶接接合部を精度よく圧延し得るようにした圧延制御装
置に関する。
溶接接合部を精度よく圧延し得るようにした圧延制御装
置に関する。
現在の冷間圧延設備においては、コイル状に巻かれたス
トリップを1個ずつ巻き戻しては断続的に圧延機に送り
込むことはせず、数個のコイルを次々に巻き戻しながら
先に巻き戻されたストリップを圧延機で圧延加工し、そ
の最中に次に巻き戻されたストリップの先端と前記圧延
加工中のストリップの後端とを溶接接合し、斯くしてス
トリップを連続的に圧延設備に供給し、圧延を行ってい
る。
トリップを1個ずつ巻き戻しては断続的に圧延機に送り
込むことはせず、数個のコイルを次々に巻き戻しながら
先に巻き戻されたストリップを圧延機で圧延加工し、そ
の最中に次に巻き戻されたストリップの先端と前記圧延
加工中のストリップの後端とを溶接接合し、斯くしてス
トリップを連続的に圧延設備に供給し、圧延を行ってい
る。
この溶接接合部は一般によく知られているように、他の
素材部分と比較して硬度が高く、且つ縫いので、この部
分を他の素材部分と同じ通板速度で圧延加工することは
、ストリップの破断を招来することになりやすい。
素材部分と比較して硬度が高く、且つ縫いので、この部
分を他の素材部分と同じ通板速度で圧延加工することは
、ストリップの破断を招来することになりやすい。
それ故ストリップ中に含まれている熔接接合部が圧延機
中に進入する前にこれを検出し、圧延駆動装置の減速、
若しくは張力減少等を行っている。しかし溶接接合部の
元板厚外乱の影響は大きく、それは現在の圧延機圧下系
の応答速度、溶接接合部の材質の違い等によっており、
この板厚偏差を完全に除去することは困難である。
中に進入する前にこれを検出し、圧延駆動装置の減速、
若しくは張力減少等を行っている。しかし溶接接合部の
元板厚外乱の影響は大きく、それは現在の圧延機圧下系
の応答速度、溶接接合部の材質の違い等によっており、
この板厚偏差を完全に除去することは困難である。
従ってその影響を最小限に押えるためには、溶接接合部
の圧延機進入時点を正確に把握し、圧延機の制御系を適
切に調節することが最良の方法である。ところで圧延機
の圧下系の駆動方法としては、電動モータにより圧下ス
クリューを回して行う方法とサーボ弁を使って油圧シリ
ンダを昇降させ行う方法とがあるが、後者の油圧シリン
ダを使用する圧下系の方が、前者の電動モータを使用し
て行う圧下系よりも応答速度ははるかに速く(約1坊音
位)、この油圧圧下式圧延機により板厚精度が飛躍的に
向上したことはよく知られている事実である。しかしス
トリップの溶接接合部を圧延する場合だけは事情が異な
っており、油圧圧下系であることによる不具合が生ずる
ことが実測により分っている。
の圧延機進入時点を正確に把握し、圧延機の制御系を適
切に調節することが最良の方法である。ところで圧延機
の圧下系の駆動方法としては、電動モータにより圧下ス
クリューを回して行う方法とサーボ弁を使って油圧シリ
ンダを昇降させ行う方法とがあるが、後者の油圧シリン
ダを使用する圧下系の方が、前者の電動モータを使用し
て行う圧下系よりも応答速度ははるかに速く(約1坊音
位)、この油圧圧下式圧延機により板厚精度が飛躍的に
向上したことはよく知られている事実である。しかしス
トリップの溶接接合部を圧延する場合だけは事情が異な
っており、油圧圧下系であることによる不具合が生ずる
ことが実測により分っている。
すなわち第1図に示すように電動圧下式圧延機と油圧圧
下式圧延機とによる圧延結果を比較してみると、溶接接
合部Wに限っては油圧圧下式圧延機の板厚変動の方が電
動圧下式圧延機の板厚変動よりも大きく、電動圧下式よ
りも劣っている。第1図において十方向が大きく出てい
る部分(図中Aの部分)は、油の圧縮による油圧シリン
ダの沈み込み部分であり、一方向が大きく出ている部分
(図中Bの部分)は、油圧圧下系が溶接郡元板厚偏差を
除去しようとして応答するが、板厚変動が速いために大
きく作動が遅れることによる。
下式圧延機とによる圧延結果を比較してみると、溶接接
合部Wに限っては油圧圧下式圧延機の板厚変動の方が電
動圧下式圧延機の板厚変動よりも大きく、電動圧下式よ
りも劣っている。第1図において十方向が大きく出てい
る部分(図中Aの部分)は、油の圧縮による油圧シリン
ダの沈み込み部分であり、一方向が大きく出ている部分
(図中Bの部分)は、油圧圧下系が溶接郡元板厚偏差を
除去しようとして応答するが、板厚変動が速いために大
きく作動が遅れることによる。
このため油圧シリンダの復帰による一方向の板厚偏差も
大きく残っている。これは油圧圧下制御装置が溶接接合
部通過時に適切に調節されていないためと、現状のフィ
ードバック制御のみで溶援接合部Wの板厚偏差を除去す
ることが不可能であることを示している。すなわち、溶
接接合部通過時には、圧延機駆動装置の減速を行ってい
るが、それでもこの部分の外乱変化速度は油圧圧下式圧
延機の応答速度の数倍(50Hz以上)にも達しも電動
圧下式圧延機よりも応答速度において鋭敏な油圧圧下式
圧延機においてかえって不具合が生じているわけである
(第1図のBの部分)。なお第1図中実線は油圧圧下式
のものを示し、点線は電動圧下式のものを示す。一般に
連続式冷間圧延機においては、巻き出し機と圧延機入側
との間に、図示してないが溶接接合部検出器が設置され
、該検出器からの検出信号によって溶接接合部通過時、
ミルモータの速度がモ−夕速度制御装置によって減速さ
れる。
大きく残っている。これは油圧圧下制御装置が溶接接合
部通過時に適切に調節されていないためと、現状のフィ
ードバック制御のみで溶援接合部Wの板厚偏差を除去す
ることが不可能であることを示している。すなわち、溶
接接合部通過時には、圧延機駆動装置の減速を行ってい
るが、それでもこの部分の外乱変化速度は油圧圧下式圧
延機の応答速度の数倍(50Hz以上)にも達しも電動
圧下式圧延機よりも応答速度において鋭敏な油圧圧下式
圧延機においてかえって不具合が生じているわけである
(第1図のBの部分)。なお第1図中実線は油圧圧下式
のものを示し、点線は電動圧下式のものを示す。一般に
連続式冷間圧延機においては、巻き出し機と圧延機入側
との間に、図示してないが溶接接合部検出器が設置され
、該検出器からの検出信号によって溶接接合部通過時、
ミルモータの速度がモ−夕速度制御装置によって減速さ
れる。
或いはこの種の検出器が設置されていない場合は、作業
者が目視によって溶接接合部の存在を確認した後、手動
によってミルモータを減速する。いずれの方法によって
も、溶接接合部が圧延機を通過する前後では、圧延機の
速度は通常圧延時よりも大きく減速されている。しかし
その状態でも溶接接合部の変化速度は従来のフィードバ
ック圧下系応答速度よりもはるかに遠く(電動圧下式、
油圧圧下式いずれに対しても)、第1図に示すような大
きな板厚偏差が残るわけである。
者が目視によって溶接接合部の存在を確認した後、手動
によってミルモータを減速する。いずれの方法によって
も、溶接接合部が圧延機を通過する前後では、圧延機の
速度は通常圧延時よりも大きく減速されている。しかし
その状態でも溶接接合部の変化速度は従来のフィードバ
ック圧下系応答速度よりもはるかに遠く(電動圧下式、
油圧圧下式いずれに対しても)、第1図に示すような大
きな板厚偏差が残るわけである。
本発明は、電動圧下式、油圧圧下式に共通な溶接接合部
通過時の板厚偏差(第1図の十の部分)及び油圧圧下式
における第1図のBの部分の板厚偏差減少の対策を図る
べくなしたもので、その要旨とするところは、ラインに
配設した複数の圧延機のうち最も上流側の圧延機の入側
に設けられストリップの溶接接合部通過のタイミングと
そのときの板厚偏差を検出する入側厚み計と、該入側厚
み計の出力信号を一定時間間隔でサンプリングするサン
プラーと、該サンプラーからの信号と前もって与えられ
ている基準板厚とを比較する比較回路と、No.2圧延
機以降の圧延機においてひとつ前の圧延機のロードセル
出力信号をサンプリングするサンプラーと、該サンプラ
ーからの信号と該サンプラーからの信号のうち一時点前
の信号とを比較して上流側の圧延機をストリップが通過
するタイミング及びその部分の板厚偏差を知るための比
較回路と、該比較回路あるいは前記比較回路からの信号
及び各圧延機を通過するストリップの走行速度並に最上
流側の圧延機では前記入側厚み計から圧延機までの距離
及び上流側から2番目以降の圧延機では各圧延機間の距
離をもとにストリップの溶接接合部が各圧延機を通過す
るタイミング及びその時の各圧延機のワークロールのギ
ャップ締め込み量を演算設定する回路と、溶接接合部が
圧延機を通過する時点に同期させて各圧延機のワークロ
ール間のギャップを締め込む手段とを設けたことを特徴
とするものである。
通過時の板厚偏差(第1図の十の部分)及び油圧圧下式
における第1図のBの部分の板厚偏差減少の対策を図る
べくなしたもので、その要旨とするところは、ラインに
配設した複数の圧延機のうち最も上流側の圧延機の入側
に設けられストリップの溶接接合部通過のタイミングと
そのときの板厚偏差を検出する入側厚み計と、該入側厚
み計の出力信号を一定時間間隔でサンプリングするサン
プラーと、該サンプラーからの信号と前もって与えられ
ている基準板厚とを比較する比較回路と、No.2圧延
機以降の圧延機においてひとつ前の圧延機のロードセル
出力信号をサンプリングするサンプラーと、該サンプラ
ーからの信号と該サンプラーからの信号のうち一時点前
の信号とを比較して上流側の圧延機をストリップが通過
するタイミング及びその部分の板厚偏差を知るための比
較回路と、該比較回路あるいは前記比較回路からの信号
及び各圧延機を通過するストリップの走行速度並に最上
流側の圧延機では前記入側厚み計から圧延機までの距離
及び上流側から2番目以降の圧延機では各圧延機間の距
離をもとにストリップの溶接接合部が各圧延機を通過す
るタイミング及びその時の各圧延機のワークロールのギ
ャップ締め込み量を演算設定する回路と、溶接接合部が
圧延機を通過する時点に同期させて各圧延機のワークロ
ール間のギャップを締め込む手段とを設けたことを特徴
とするものである。
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図はフィ−ドフオワード系として機能する本発明の
第一実施例であり、圧延機1はNo.1「NO.2、N
o.3・・・・・・と複数組鯨設されている。
第一実施例であり、圧延機1はNo.1「NO.2、N
o.3・・・・・・と複数組鯨設されている。
No.1圧延機1はサーボ弁7の切換えにより油圧シリ
ンダ6を操作して上下ワークロール間のギャップを調整
し得るようになっており「又油圧シリンダ6の位置検出
装置81まアンプ15に接続され、サーボ弁7はアンプ
15に連結されたゲイン16からの出力を受けるように
接続され、上控ロールに取付けたロードセル9の出力は
、ミル常数制御回路であるミル常数(圧延機のばね常数
を指す。)の逆数設定器20及びミル常数補正回路21
を介してアンプ15に送り得るようになっている。下ワ
ークロールはミルモータ4によって駆動され得るよう形
成されており、ミルモータ4の速度検出器5は演算及び
設定回路14に接続されている。
ンダ6を操作して上下ワークロール間のギャップを調整
し得るようになっており「又油圧シリンダ6の位置検出
装置81まアンプ15に接続され、サーボ弁7はアンプ
15に連結されたゲイン16からの出力を受けるように
接続され、上控ロールに取付けたロードセル9の出力は
、ミル常数制御回路であるミル常数(圧延機のばね常数
を指す。)の逆数設定器20及びミル常数補正回路21
を介してアンプ15に送り得るようになっている。下ワ
ークロールはミルモータ4によって駆動され得るよう形
成されており、ミルモータ4の速度検出器5は演算及び
設定回路14に接続されている。
No.1圧延機!の入側には入側厚み計3が取付けられ
ており、該入側厚み計3はサンプラー11を介して比較
回路12に接続されている。
ており、該入側厚み計3はサンプラー11を介して比較
回路12に接続されている。
比較回路12には該比較回路12の出力信号が一定値以
上になったときトそのスイッチング信号C,に基づいて
閉じるようにしたオンオフスィツチ13が接続されてお
り、該オンオフスィツチ13は演算及び設定回路14に
薮競されている。
上になったときトそのスイッチング信号C,に基づいて
閉じるようにしたオンオフスィツチ13が接続されてお
り、該オンオフスィツチ13は演算及び設定回路14に
薮競されている。
又演算及び設定回路14には、該演算及び設定回路14
の出力信号が一定値以上になったとき、そのスイッチン
グ信号d,に基づいて閉じるようにしたオンオフスィッ
チ13′が接続されており、該オンオフスィッチ13′
はアンプ15′を介してアンプ15に接続されている。
しかしてサンプラー11「比較回路12、オンオフスイ
ツチ13.13′、アンプ15,15′、ゲイン16、
ミル常数の逆数設定器20及びミル常数補正回路21等
によってエレクトロニクス回路の圧下制御装置】0が構
成されている。No.2圧延機1やNo.3圧延機1に
おける制御装置もNo。
の出力信号が一定値以上になったとき、そのスイッチン
グ信号d,に基づいて閉じるようにしたオンオフスィッ
チ13′が接続されており、該オンオフスィッチ13′
はアンプ15′を介してアンプ15に接続されている。
しかしてサンプラー11「比較回路12、オンオフスイ
ツチ13.13′、アンプ15,15′、ゲイン16、
ミル常数の逆数設定器20及びミル常数補正回路21等
によってエレクトロニクス回路の圧下制御装置】0が構
成されている。No.2圧延機1やNo.3圧延機1に
おける制御装置もNo。
1圧延機1の制御装置と略同じ構成であるがトサンプラ
ー11は入側厚み計3に接続されず、No。
ー11は入側厚み計3に接続されず、No。
2圧延機1のサンブラー1 1は、NO.1圧延機1の
ミル常数の逆数設定器20とミル常数補正回路21との
間に、又No.3圧延機1のサンプラー11はNo.2
圧延機1のミル常数の逆数設定器20とミル常数補正回
路21との間に夫々接続されている。
ミル常数の逆数設定器20とミル常数補正回路21との
間に、又No.3圧延機1のサンプラー11はNo.2
圧延機1のミル常数の逆数設定器20とミル常数補正回
路21との間に夫々接続されている。
なお図中2は巻き出し機「AH,、△日2…・・・は基
準になるストリップ(S)の板厚H。,「日。2……と
実際の板厚H.、日2…・・・との偏差(板厚偏差)、
V,、V2・・・・・・は各圧延機入側におけるストリ
ップ(S)の走行速度、z,、ご2…側は上下ワークロ
ールのギャップ締め込み量、C,もC〆…・、d,〜も
……はオンオフスイツチを入り切りする信号もSo,「
So2・…。
準になるストリップ(S)の板厚H。,「日。2……と
実際の板厚H.、日2…・・・との偏差(板厚偏差)、
V,、V2・・・・・・は各圧延機入側におけるストリ
ップ(S)の走行速度、z,、ご2…側は上下ワークロ
ールのギャップ締め込み量、C,もC〆…・、d,〜も
……はオンオフスイツチを入り切りする信号もSo,「
So2・…。
・は初期ギャップの設定値を示す。次に本発明の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
巻き出し機2より供給されるストリップ(S)はNO.
1、NO.2、NO.3・・・・・・と順次連続式冷間
圧延機によって圧延され、所定の寸法の製品に仕上げら
れた後ト図示してない巻き取り機によって巻き取られる
。
1、NO.2、NO.3・・・・・・と順次連続式冷間
圧延機によって圧延され、所定の寸法の製品に仕上げら
れた後ト図示してない巻き取り機によって巻き取られる
。
溶接援合部が各スタンドを通過する際の圧延機1のギャ
ップ調整は次のようにして行われる。すなわちNO.1
圧延機1の入側に設けられた入側厚み計3の出力信号日
,がサンプラー1 1である一定の時間間隔ごとにサン
プリングされ、比較回路12に保持される。比較回路1
2ではこの各時点ごとに測定された板厚の値と予め保持
されている所定の板厚寸法の値比,とを比較し、その差
がある値以上に大きくなったとき、すなわち溶接接合部
を検知したとき、比較回路12の信号C,によってオン
オフスイツチ13が閉じられ、板厚偏差△日,が演算及
び設定回路14に取り込まれる。演算及び設定回路14
ではミルモータ4の速度検出器5で検知されたロール回
転速度からストリップ(S)の走行速度Vi(i=1、
2、3…・・・)を計算し、入側厚み計3とNo。
ップ調整は次のようにして行われる。すなわちNO.1
圧延機1の入側に設けられた入側厚み計3の出力信号日
,がサンプラー1 1である一定の時間間隔ごとにサン
プリングされ、比較回路12に保持される。比較回路1
2ではこの各時点ごとに測定された板厚の値と予め保持
されている所定の板厚寸法の値比,とを比較し、その差
がある値以上に大きくなったとき、すなわち溶接接合部
を検知したとき、比較回路12の信号C,によってオン
オフスイツチ13が閉じられ、板厚偏差△日,が演算及
び設定回路14に取り込まれる。演算及び設定回路14
ではミルモータ4の速度検出器5で検知されたロール回
転速度からストリップ(S)の走行速度Vi(i=1、
2、3…・・・)を計算し、入側厚み計3とNo。
1圧延機1との距離から溶接接合部のNO.1圧延機1
への噛み込み時点を計算する。
への噛み込み時点を計算する。
更に板厚偏差△日,に応じて適当なギャップ締め込み量
ぞ,を演算及び設定回路14で演算設定し、圧延機jの
圧下速度を考慮して、信号d,によりオンオフスィッチ
13′を入り切りする。ギャップ締め込み量ご,はアン
プ85′へ設定値So,への増分として印加されも こ
れにより第5図イ,口に示すように、No.1圧延機1
のギャップは溶接接合部Wの通過に同期して締め込まれ
ることになり、こうして第1図の溶接接合部Wの部分の
十方向の大きなピークを持つ元板厚変動を小さくするこ
とができる。なお「ミル常数の逆数設定器20は、ロー
ドセル9で検出された圧延荷重信号をミル常数で割って
、そのときの圧延機の伸び量を演算し、その結果にミル
常数補正回路21に設定された定数が掛けられて圧延機
の伸びを補正するようにギャップ補正信号Sm,がアン
プ15に出力される。すなわち、ここではミル常数補正
回路21の設定常数によってミル常数が任意に変えられ
るミル常数制御が行われる。No.2圧延機1以降では
、各々前の圧延機1のロードセル9の出力信号をサンプ
ラー11でサンプリングし、比較回路12で各時点をそ
の一時点前の値とを比較することにより、溶接接合部通
過タイミングと△Hi(i=2、3……)を得る。
ぞ,を演算及び設定回路14で演算設定し、圧延機jの
圧下速度を考慮して、信号d,によりオンオフスィッチ
13′を入り切りする。ギャップ締め込み量ご,はアン
プ85′へ設定値So,への増分として印加されも こ
れにより第5図イ,口に示すように、No.1圧延機1
のギャップは溶接接合部Wの通過に同期して締め込まれ
ることになり、こうして第1図の溶接接合部Wの部分の
十方向の大きなピークを持つ元板厚変動を小さくするこ
とができる。なお「ミル常数の逆数設定器20は、ロー
ドセル9で検出された圧延荷重信号をミル常数で割って
、そのときの圧延機の伸び量を演算し、その結果にミル
常数補正回路21に設定された定数が掛けられて圧延機
の伸びを補正するようにギャップ補正信号Sm,がアン
プ15に出力される。すなわち、ここではミル常数補正
回路21の設定常数によってミル常数が任意に変えられ
るミル常数制御が行われる。No.2圧延機1以降では
、各々前の圧延機1のロードセル9の出力信号をサンプ
ラー11でサンプリングし、比較回路12で各時点をそ
の一時点前の値とを比較することにより、溶接接合部通
過タイミングと△Hi(i=2、3……)を得る。
こうして溶接接合部通過時に同期させてギャップをごj
(i=2、3……)だけ締め込む。第3図は上述のフィ
ードフオワード系を従来の圧延機のフィードバック圧下
系に組み込む場合の実施例を示し、熔接接合部通過時と
通常圧延時とで圧下制御系のゲインを切り換え得るよう
にしたものである。
(i=2、3……)だけ締め込む。第3図は上述のフィ
ードフオワード系を従来の圧延機のフィードバック圧下
系に組み込む場合の実施例を示し、熔接接合部通過時と
通常圧延時とで圧下制御系のゲインを切り換え得るよう
にしたものである。
図中17はアンプ15に接続された切り換えスイッチで
あり、ゲイン16−,,16‐2に適宜信号を送り得る
ように形成されている。又16‐3は第2図の16と同
じゲインであり、図中第2図に示す符号と同一の符号の
ものは同一のものを示す。次に第3図に示す実施例の作
動について説明する。
あり、ゲイン16−,,16‐2に適宜信号を送り得る
ように形成されている。又16‐3は第2図の16と同
じゲインであり、図中第2図に示す符号と同一の符号の
ものは同一のものを示す。次に第3図に示す実施例の作
動について説明する。
すでに説明したように通常圧延時に最大能力が発揮でき
るように調節された油圧圧下式圧延機の制御系では、溶
接接合部通過時に電動圧下式圧延機に比較してかえって
不都合が生ずるおそれがある(第1図のBの部分)。
るように調節された油圧圧下式圧延機の制御系では、溶
接接合部通過時に電動圧下式圧延機に比較してかえって
不都合が生ずるおそれがある(第1図のBの部分)。
これを・防ぐためには、溶接接合部通過時のみ、フィー
ドバック制御系の応答を鈍くすればよく、本発明の実施
例ではそのために通常圧延時にはゲインKi2(i=1
、2、3……)16−,を使用し、熔懐接合部通過時に
は「それよりも制御系の応答を鈍くするゲインKi3(
i=1,2、3……)(16‐2)を使用する。すなわ
ち第3図において前述のように演算及び設定回路14に
より、熔接接合部の通過タイミングを把握すると、演算
及び設定回路14からの信号di(i=1、2……)に
よつてオンオフスイツチ13′が入れられ、又切り換え
スイッチ17が切り換えられ、ゲインがKらからKも(
16−,から16‐2)に切り換えられる。但しオンオ
フスイッチ13を通して演算及び設定回路14からのギ
ャップ締め込み量ごiを第2図の場合のようにアンプ1
5に戻したのでは、本実施例の場合には制御系のゲイン
が低い値Ki3(i=1、2、……)に切換えられてい
るので、締め込みに要する時間が長くなる。従って本発
明ではフイードフオワード制御のためのゲインは別にK
S(i=1、2…・・・)16‐3として設定し、ギャ
ップ締め込み量ごi(i=1、2、…・・・)はそれを
通してサーボ弁7へ印加される。これにより何等支障な
く、溶接接合部通過時に同期ごせて第5図口のどiに示
すようにギャップは締め込まれる。第4図は本発明の更
に他の実施例であり、溶接接合部通過時と通常圧延時と
で圧下制御系の圧延モードを適宜切り換え得るようにし
たものの例であり、図中18は可変ミル常数補正回路で
、第2図、第3図のミル常数補正回路21に設定された
定数を外部から調節可能としたものである。
ドバック制御系の応答を鈍くすればよく、本発明の実施
例ではそのために通常圧延時にはゲインKi2(i=1
、2、3……)16−,を使用し、熔懐接合部通過時に
は「それよりも制御系の応答を鈍くするゲインKi3(
i=1,2、3……)(16‐2)を使用する。すなわ
ち第3図において前述のように演算及び設定回路14に
より、熔接接合部の通過タイミングを把握すると、演算
及び設定回路14からの信号di(i=1、2……)に
よつてオンオフスイツチ13′が入れられ、又切り換え
スイッチ17が切り換えられ、ゲインがKらからKも(
16−,から16‐2)に切り換えられる。但しオンオ
フスイッチ13を通して演算及び設定回路14からのギ
ャップ締め込み量ごiを第2図の場合のようにアンプ1
5に戻したのでは、本実施例の場合には制御系のゲイン
が低い値Ki3(i=1、2、……)に切換えられてい
るので、締め込みに要する時間が長くなる。従って本発
明ではフイードフオワード制御のためのゲインは別にK
S(i=1、2…・・・)16‐3として設定し、ギャ
ップ締め込み量ごi(i=1、2、…・・・)はそれを
通してサーボ弁7へ印加される。これにより何等支障な
く、溶接接合部通過時に同期ごせて第5図口のどiに示
すようにギャップは締め込まれる。第4図は本発明の更
に他の実施例であり、溶接接合部通過時と通常圧延時と
で圧下制御系の圧延モードを適宜切り換え得るようにし
たものの例であり、図中18は可変ミル常数補正回路で
、第2図、第3図のミル常数補正回路21に設定された
定数を外部から調節可能としたものである。
又図中第2図、第3図に示す符号と同一の符号のものは
同一のものを示す。一般に油圧圧下式の連続式冷間圧延
機においては、素材条件の不均一の影響が強く現れる上
流側スタンドで圧延機の剛性値を自然の剛性値よりも高
く設定し、その悪影響を軽減している。
同一のものを示す。一般に油圧圧下式の連続式冷間圧延
機においては、素材条件の不均一の影響が強く現れる上
流側スタンドで圧延機の剛性値を自然の剛性値よりも高
く設定し、その悪影響を軽減している。
第1図に示した溶接接合部通過時の板厚の精度の悪化は
この圧延モード(ステイッフ・モードと称する)におい
て顕著に現われる。それはこの圧延モードが元板厚変動
△H■‘こよる圧延力の変動分△Pに対して圧延機1の
ロール間隔を動かさないように電気的に制御する方式で
あるため、本実施例のように熔接接合部の遠い元板厚変
動に不完全に応答すると溶接接合部通過時点では全く制
御系が反応せず、通過後に遅れて反応する結果となるた
めに、過度の油圧シリンダ6の絞り込みが起こり、板厚
精度が悪化することになる(第1図のBの部分)。第4
図における実施例においては、この点を考慮し、溶接接
合部通過時のみ圧延モードを切り換える制御方式を採用
している。
この圧延モード(ステイッフ・モードと称する)におい
て顕著に現われる。それはこの圧延モードが元板厚変動
△H■‘こよる圧延力の変動分△Pに対して圧延機1の
ロール間隔を動かさないように電気的に制御する方式で
あるため、本実施例のように熔接接合部の遠い元板厚変
動に不完全に応答すると溶接接合部通過時点では全く制
御系が反応せず、通過後に遅れて反応する結果となるた
めに、過度の油圧シリンダ6の絞り込みが起こり、板厚
精度が悪化することになる(第1図のBの部分)。第4
図における実施例においては、この点を考慮し、溶接接
合部通過時のみ圧延モードを切り換える制御方式を採用
している。
すなわち通常圧延時は目的に応じた圧延モード(ステイ
ッフ・モード)で板厚精度向上を目的に圧延が行なわれ
るが、溶接接合部通過時は前述のように演算及び設定回
路14により、溶接接合部の通過タイミングを把握し、
圧下制御系10の種々のパラメータを変更するわけであ
る。具体的には演算及び設定回路14の信号di(i=
1、2、3、……)により、溶接接合部の通過に同期さ
せてオンオフスイッチ13′を入れ、板厚偏差△日,よ
り計算したギャップ締め込み量ごj(i=1、2、3・
・・・・・)をアンプ15′へ設定値S,i(i=1、
2・・・…)の増分として印加すると同時に、やはり演
算及び設定回路14の信号di(i=1、2、3・・・
・・・)により、可変ミル常数補正回路18を切り換え
る。これによりギャップは締め込まれると同時に、圧下
制御装置1川まフィードバック制御系として適正に調節
される。ミル常数補正回路18によって設定するミル常
数補正係数Cは以下のように選ぶことができる。
ッフ・モード)で板厚精度向上を目的に圧延が行なわれ
るが、溶接接合部通過時は前述のように演算及び設定回
路14により、溶接接合部の通過タイミングを把握し、
圧下制御系10の種々のパラメータを変更するわけであ
る。具体的には演算及び設定回路14の信号di(i=
1、2、3、……)により、溶接接合部の通過に同期さ
せてオンオフスイッチ13′を入れ、板厚偏差△日,よ
り計算したギャップ締め込み量ごj(i=1、2、3・
・・・・・)をアンプ15′へ設定値S,i(i=1、
2・・・…)の増分として印加すると同時に、やはり演
算及び設定回路14の信号di(i=1、2、3・・・
・・・)により、可変ミル常数補正回路18を切り換え
る。これによりギャップは締め込まれると同時に、圧下
制御装置1川まフィードバック制御系として適正に調節
される。ミル常数補正回路18によって設定するミル常
数補正係数Cは以下のように選ぶことができる。
すなわち前述のようにステイッフ・モード‘こおいては
熔接接合部通過後油圧シリンダ6の過度の絞り込みが起
こるが、これを消すためには圧延力からの帰還をなくし
て油圧シリンダ6の位置一定制御を行なえばよい。すな
わち可変ミル常数補正回路18に演算及び設定回路14
からの信号dj(i:1「2、3・・・・・・)が印加
されたとき、それによってCを零と切り換えればよい。
そうすれば原理的に油圧シリンダ6の位置は、設定値に
保持され、ミルの伸び分を補正するために過度に働くこ
とはない。しかし実際には、元板厚変動△日は第6図の
ブロック線図に示す油圧シリンダ6のシリンダ油柱ばね
Koを介して、油圧シリンダ6の位置を変化させる。そ
れを圧下制御装置10‘ま元に復帰させようとし、結局
油柱ばねの伸びの分だけ締め込む。従ってミル常数補正
係数Cはこの油柱ばねの分を見込んで設定する方が更に
良い効果をもたらす。すなわちシリンダ油柱ばねKoを
圧延機1の自然のばね常数KMと達成させたものとして
、圧延機1のばね常数を設定すれば、溶接接合部通過時
に油柱ばねの伸びの分は打ち消され、油圧シリンダ6の
位置は保持されたままとなる。
熔接接合部通過後油圧シリンダ6の過度の絞り込みが起
こるが、これを消すためには圧延力からの帰還をなくし
て油圧シリンダ6の位置一定制御を行なえばよい。すな
わち可変ミル常数補正回路18に演算及び設定回路14
からの信号dj(i:1「2、3・・・・・・)が印加
されたとき、それによってCを零と切り換えればよい。
そうすれば原理的に油圧シリンダ6の位置は、設定値に
保持され、ミルの伸び分を補正するために過度に働くこ
とはない。しかし実際には、元板厚変動△日は第6図の
ブロック線図に示す油圧シリンダ6のシリンダ油柱ばね
Koを介して、油圧シリンダ6の位置を変化させる。そ
れを圧下制御装置10‘ま元に復帰させようとし、結局
油柱ばねの伸びの分だけ締め込む。従ってミル常数補正
係数Cはこの油柱ばねの分を見込んで設定する方が更に
良い効果をもたらす。すなわちシリンダ油柱ばねKoを
圧延機1の自然のばね常数KMと達成させたものとして
、圧延機1のばね常数を設定すれば、溶接接合部通過時
に油柱ばねの伸びの分は打ち消され、油圧シリンダ6の
位置は保持されたままとなる。
すなわち、油柱ばねKcがたわんで、ロールギャップが
広がった位置で油圧シリンダ6は静止する。具体的に第
6図のブロック図においてKCM−毒。
広がった位置で油圧シリンダ6は静止する。具体的に第
6図のブロック図においてKCM−毒。
.・‐C=酸型‐とすればよい。
これは圧延機1の剛性値を自然の剛性値(ミル常数)よ
り柔か〈設定することに相当する(ソフト・モード)。
第6図中KM;自然のミル常数(圧延機ロール系及びハ
ウジングのばね常数)C;ミル常数補正係数 So;初期ギャップ設定 ap/aH;入側板厚変動の圧延力へ及ぼす影響ap/
ah;出側板厚変動の圧延力へ及ぼす影響而して、ミル
常数補正係数Cを上述のようにしたうえでギャップ締め
込み量どi(i=1、2、3……)によってロールギャ
ップを締め込むことにより、第1図の溶鞍接合部Wの部
分の十方向の元板厚変動を減少させる。
り柔か〈設定することに相当する(ソフト・モード)。
第6図中KM;自然のミル常数(圧延機ロール系及びハ
ウジングのばね常数)C;ミル常数補正係数 So;初期ギャップ設定 ap/aH;入側板厚変動の圧延力へ及ぼす影響ap/
ah;出側板厚変動の圧延力へ及ぼす影響而して、ミル
常数補正係数Cを上述のようにしたうえでギャップ締め
込み量どi(i=1、2、3……)によってロールギャ
ップを締め込むことにより、第1図の溶鞍接合部Wの部
分の十方向の元板厚変動を減少させる。
なお第5図に示すように溶接接合部通過時点で前述のフ
ィードフオワード系は切られ、時刻t2で油圧シリンダ
6は初期設定状態に復帰する。
ィードフオワード系は切られ、時刻t2で油圧シリンダ
6は初期設定状態に復帰する。
第5図口のギャップ移動量を示す線図の懐きmは油圧シ
リンダ6の最大移動速度を表わしている。以上の説明中
、ゲインと称しているものは、その各々の場合について
、入力を予め決められた量だけ演算増幅するものである
。なお本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。
リンダ6の最大移動速度を表わしている。以上の説明中
、ゲインと称しているものは、その各々の場合について
、入力を予め決められた量だけ演算増幅するものである
。なお本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。
本発明の圧延制御装置は上述のごとき構成であるから、
下記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
下記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
(1)ストリップ中に含まれる溶接接合部を圧延機によ
って加工する前に検出し、且つ圧延機のギャップを適正
に調節できるので、溶接接合部前後の板厚偏差を減少さ
せることができる。
って加工する前に検出し、且つ圧延機のギャップを適正
に調節できるので、溶接接合部前後の板厚偏差を減少さ
せることができる。
従って板厚の精度の向上及び製品の歩留まりの向上を図
ることができる。(ロ)溶接接合部圧延時に招来しやす
い板破断その他の緊急事態を避けることができる。
ることができる。(ロ)溶接接合部圧延時に招来しやす
い板破断その他の緊急事態を避けることができる。
第1図は従来の油圧圧下式圧延機と電動圧下式圧延機に
おける溶接接合部圧延時の板厚変動を実測したグラフ、
第2図は本発明の圧延制御装置の一実施例の説明図、第
3図は本発明の圧延制御装置の他の実施例の説明図、第
4図は本発明の圧延制御装置の更に他の実施例の説明図
、第5図イは元板厚が時間と共に変動する状態のグラフ
、第5図口はストリップの溶接接合部が圧延機のワーク
ロール部分に釆たときの該ワークロールのギャップが時
間と共に変る状態を示すグラフ、第6図は本発明の圧延
制御装置におけるフィードバック制御系のブロック線図
である。 図中1は圧延機、2は巻き出し機、3は入側厚み計、4
はミルモータ、5は速度検出器、6は油圧シリンダ「
7はサーボ弁、8は位置検出器、9はロードセル、1川
ま圧下制御装置、11はサンプラー、12は比較回路、
13,13′はオンオフスィッチ、14は演算及び設定
回路、15,15′はアンプ、16,16−,,16‐
2,16‐3はゲイン、17は切り換えスイッチ、18
は可変ミル常数補正回路、19はサーボ弁と油圧シリン
ダを示す。 第1図 第2図 第5図 図 の 縦 図 寸 船 第6図
おける溶接接合部圧延時の板厚変動を実測したグラフ、
第2図は本発明の圧延制御装置の一実施例の説明図、第
3図は本発明の圧延制御装置の他の実施例の説明図、第
4図は本発明の圧延制御装置の更に他の実施例の説明図
、第5図イは元板厚が時間と共に変動する状態のグラフ
、第5図口はストリップの溶接接合部が圧延機のワーク
ロール部分に釆たときの該ワークロールのギャップが時
間と共に変る状態を示すグラフ、第6図は本発明の圧延
制御装置におけるフィードバック制御系のブロック線図
である。 図中1は圧延機、2は巻き出し機、3は入側厚み計、4
はミルモータ、5は速度検出器、6は油圧シリンダ「
7はサーボ弁、8は位置検出器、9はロードセル、1川
ま圧下制御装置、11はサンプラー、12は比較回路、
13,13′はオンオフスィッチ、14は演算及び設定
回路、15,15′はアンプ、16,16−,,16‐
2,16‐3はゲイン、17は切り換えスイッチ、18
は可変ミル常数補正回路、19はサーボ弁と油圧シリン
ダを示す。 第1図 第2図 第5図 図 の 縦 図 寸 船 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ラインに配設した複数の圧延機のうち最も上流側の
圧延機の入側に設けられストリツプの溶接接合部通過の
タイミングとそのときの板厚偏差を検出する入側厚み計
と、該入側厚み計の出力信号を一定時間間隔でサンプリ
ングするサンプラーと、該サンプラーからの信号と前も
って与えられている基準板厚とを比較する比較回路と、
No.2圧延機以降の圧延機においてひとつ前の圧延機
のロードセル出力信号をサンプリングするサンプラーと
、該サンプラーからの信号と該サンプラーからの信号の
うち一時点前の信号とを比較して上流側の圧延機をスト
リツプが通過するタイミング及びその部分の板厚偏差を
知るための比較回路と、該比較回路あるいは前記比較回
路からの信号及び各圧延機を通過するストリツプの走行
速度並に最上流側の圧延機では前記入側厚み計から圧延
機までの距離及び上流側から2番目以降の圧延機では各
圧延機間の距離をもとにストリツプの溶接接合部が各圧
延機を通過するタイミング及びその時の各圧延機のワー
クロールのギヤツプ締め込み量を演算設定する回路と、
溶接接合部が圧延機を通過する時点に同期させて各圧延
機のワークロール間のギヤツプを締め込む手段とを設け
たことを特徴とする圧延制御装置。 2 ラインに配設した複数の圧延機のうち最も上流側の
圧延機の入側に設けられストリツプの溶接接合部通過の
タイミングとそのときの板厚偏差を検出する入側厚み計
と、該入側厚み計の出力信号を一定時間間隔でサンプリ
ングするサンプラーと、該サンプラーからの信号と前も
って与えられている基準板厚とを比較する比較回路と、
No.2圧延機以降の圧延機においてひとつ前の圧延機
のロードセル出力信号をサンプリングするサンプラーと
、該サンプラーからの信号と該サンプラーからの信号の
うち一時点前の信号とを比較して上流側の圧延機をスト
リツプが通過するタイミング及びその部分の板厚偏差を
知るための比較回路と、該比較回路あるいは前記比較回
路からの信号及び各圧延機を通過するストリツプの走行
速度並に最上流側の圧延機では前記入側厚み計から圧延
機までの距離及び上流側から2番目以降の圧延機では各
圧延機間の距離をもとにストリツプの溶接接合部が各圧
延機を通過するタイミング及びその時の各圧延機のワー
クロールのギヤツプ締め込み量を演算設定する回路と、
溶接接合部が圧延機を通過するタイミングを把握したと
き前記演算設定回路からの指令により切換えられる切換
手段と、該切換手段の切換えにより選択される通常圧延
時のゲイン回路及び該通常圧延時のゲイン回路よりも制
御系の応答性を鈍くした溶接接合部圧延機通過時のゲイ
ン回路と、前記演算設定回路からフイードフオワード制
御のためのゲイン回路を通して送られて来たギヤツプ締
め込み量信号及び前記溶接接合部の圧延機通過時に選択
されたゲイン回路から送られて来た圧延荷重による圧延
機の伸び信号を加算する加算器と、該加算器からの信号
をもとに溶接接合部が圧延機を通過する時点に同期させ
て各圧延機のワークロール間のギヤツプを締め込む油圧
圧下手段とを設けたことを特徴とする圧延制御装置。 3 ラインに配設した複数の圧延機のうち最も上流側の
圧延機の入側に設けられストリツプの溶接接合部通過の
タイミングとそのときの板厚偏差を検出する入側厚み計
と、該入側厚み計の出力信号を一定時間間隔でサンプリ
ングするサンプラーと、該サンプラーからの信号と前も
って与えられている基準板厚とを比較する比較回路と、
No.2圧延機以降の圧延機においてひとつ前の圧延機
のロードセル出力信号をサンプリングするサンプラーと
、該サンプラーからの信号と該サンプラーからの信号の
うち一時点前の信号とを比較して上流側の圧延機をスト
リツプが通過するタイミング及びその部分の板厚偏差を
知るための比較回路と、該比較回路あるいは前記比較回
路からの信号及び各圧延機を通過するストリツプの走行
速度並に最上流側の圧延機では前記入側厚み計から圧延
機までの距離及び上流側から2番目以降の圧延機では各
圧延機間の距離をもとにストリツプの溶接接合部が各圧
延機を通過するタイミング及びその時の各圧延機のワー
クロールのギヤツプ締め込み量を演算設定する回路と、
溶接接合部が圧延機へ進入するタイミングを把握したと
きその時点で圧下制御装置の圧延モードを圧延力からの
帰還を切ったシリンダ位置一定制御を行う回路と、溶接
接合部が圧延機を通過する時点に同期させて各圧延機の
ワークロール間のギヤツプを締め込む油圧圧下手段とを
設けたことを特徴とする圧延制御装置。 4 ラインに配設した複数の圧延機のうち最も上流側の
圧延機の入側に設けられストリツプの溶接接合部通過の
タイミングとそのときの板厚偏差を検出する入側厚み計
と、該入側厚み計の出力信号を一定時間間隔でサンプリ
ングするサンプラーと、該サンプラーからの信号と前も
って与えられている基準板厚とを比較する比較回路と、
No.2圧延機以降の圧延機においてひとつ前の圧延機
のロードセル出力信号をサンプリングするサンプラーと
、該サンプラーからの信号と該サンプラーからの信号の
うち一時点前の信号とを比較して上流側の圧延機をスト
リツプが通過するタイミング及びその部分の板厚偏差を
知るための比較回路と、該比較回路あるいは前記比較回
路からの信号及び各圧延機を通過するストリツプの走行
速度並に最上流側の圧延機では前記入側厚み計から圧延
機までの距離及び上流側から2番目以降の圧延機では各
圧延機間の距離をもとにストリツプの溶接接合部が各圧
延機を通過するタイミング及びその時の各圧延機のワー
クロールのギヤツプ締め込み量を演算設定する回路と、
溶接接合部が圧延機へ進入するタイミングを把握したと
き油圧シリンダの油柱のばねの伸び分を考慮し自然のミ
ル定数より油柱ばねの分だけ柔かくしたミル定数の圧延
モードに切り換える可変ミル定数切り換え回路と、溶接
接合部が圧延機を通過する時点に同期させて各圧延機の
ワークロール間のギヤツプを締め込む油圧圧下手段とを
設けたことを特徴とする圧延制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52133293A JPS601084B2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | 圧延制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52133293A JPS601084B2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | 圧延制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5466362A JPS5466362A (en) | 1979-05-28 |
JPS601084B2 true JPS601084B2 (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=15101258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52133293A Expired JPS601084B2 (ja) | 1977-11-07 | 1977-11-07 | 圧延制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601084B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63185295A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バ−スト信号発生装置 |
-
1977
- 1977-11-07 JP JP52133293A patent/JPS601084B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63185295A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バ−スト信号発生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5466362A (en) | 1979-05-28 |
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