JPS60108011A - 寝具用シ−ツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、綿糸に極細銅フィラメント糸を織り込んで・
イオン効果等の電気的作用を生ずる健康的で寝心地の良
い寝具用シーツに関するものである。

従来、布団や毛布等の寝具類を被覆又はその上に敷設す
るためのシーツとしては、天然繊維や合成繊維或はこれ
らを混用してなるものが用いられ−でいる。しかしなが
ら、このような従来のシーツは、就寝時の発汗による湿
気や汗成分中の有機物の腐敗によって雑菌が繁殖し易い
ために、洗濯、日干し等を頻繁に行って衛生を保持しな
し」ればならないという欠点を有していたばかりでなく
、寝返り等による寝具とシーツとの摩擦によって静電気
が発生するために寝苦しいと共に大気中に浮遊する埃や
寝具から脱離する浮遊繊維を吸着し易いという欠点を有
していた。

そこで、本発明の目的は、かかる従来の欠点を解消する
ものであって、即ち、第１の目的は優れた抗菌力、脱臭
力、熱伝導性、風合いをイｊしてその取扱いが簡便であ
ると共に、休息、就眠時に異物感のない寝心地を得るこ
とができる寝具用シーツを提供するものである。そして
、第２の目的は、優れた抗菌力、脱臭力、熱伝導性、風
合いを有してその取扱いが簡便であると共に、休息、就
眠時に異物感のない寝心地を得ることができるばかりで
なく、静電気の発生を防止しかつ帯電しても速やかに自
己放電して浮遊する埃や繊維を吸着せず、快眠を得るこ
とができる寝具用シーツを提供するものである。

本発明は、かかる目的を達成するために次の如き構造を
有するものである。即も、第１の発明は、綿織布の縦糸
に極細銅フィラメント糸が合糸されていることを特徴と
ずろものである。

そしζ、第２の発明は、綿織布の縦糸に極細銅フィラノ
ンｌ糸が合糸されていると共に、数本の緯糸にアース用
１り６釧銅フイラメンｌ−系が合糸されていることを特
徴とするものである。

以下、本発明を図面に示した実施例に従って更に詳イ■
１に説明する。まず、第１の発明は第１図及び第２図に
示すように、寝具用シーツＳは極細銅フィラメント糸１
と綿糸２とを合糸してなる縦糸３に、綿糸からなる緯糸
４を織り込んで構成される。ここで用いる極細銅フィラ
メント糸ｌは、寝具用シーツとしての異物感のないソフ
トな風合いと、洗濯等の屈曲を要する取扱いにおいても
柔軟性を発揮させるために、３０ミク１′Ｊン程度の繊
度と、３〜４本の構成フイラメン１からなるマルチフィ
シメン１−系とすることが望ましい。そして、縦糸３を
形成するための綿糸２と極細銅フォラメン１−系１との
合糸形態としては、単なる合糸、合１然・混繊・巻回・
交絡等のいずれであっても差支えない。また、縦糸３に
は、すべての綿糸２に極細銅フィラメント糸１を合糸ず
れば、一層効果的であるが、経済的な観点から、シーツ
中央部に配置される縦糸、若しくは、一定間隔を有する
縦糸に筋状に合糸しても良い。また、極細銅フィラメン
ト糸の含有率ａＪ、シーツの全重量に対して４重量％程
度であることが風合いの観点から望ましい。

縦糸３と緯糸４との織組織は、平織り、綾織り、朱子織
等のいずれでも良く、風合い・織柄等の好みに応して適
宜・選択することができる。

次に、第２の発明は、第３図に示すように、第１の発明
の構成に加えて、数本の緯糸４にアース用極細銅フィラ
メント糸５が合糸されているものである。ここで、用い
られるアース用極細銅フィラメント糸５も、前述の極細
銅フィラメント糸１と同様な繊度とフィラメント数と合
糸形態を有するものであるが、更に帯電防止用のアース
川端部に有して別途のアース（図示せず）に接続しｆｉ
るように構成されている。

本発明の寝具用シーツは、主として寝具類のカバー、例
えば、敷き布団、掛は布団、座布団等の布団類、枕類、
毛布頬等に用いられる。

かくして、得られた本発明の寝具用シーツは、次の如き
作用効果を奏する。

イ）綿織布に銅フィラメント糸を織り込んだことによっ
て、大気中の水分や就眠時の発汗による水分と銅が反応
して銅イオンを発生ずるので、この銅イオンが汗成分中
の有機物の腐敗等による体臭や雑菌や湿気により繁殖し
得るカビを殺菌若しくは脱臭して寝具の衛生を常に維持
し得るばかりでなく、毛細血管の血行を良くして冬期に
おいても温かな寝心地を得ることができる。

口）錦織ｉｊに織り込んだ銅フィラメント糸を極細繊度
としたことによって、色相、風合いを妨げることなく、
就眠時に異物感のない寝心地が得られると共に、柔軟性
を有しているために洗濯・［１干し等の取扱いも非常に
簡便である。

ハ）綿織布の緯糸にアース用極細銅フィラメント糸を織
り込んだことによって、寝返り等による寝具とシーツと
の摩擦によって発生した静電気を自己放電することがで
きるので、大気中に浮遊する埃や寝具から脱離する綿埃
を吸着せずに衛生的な寝床を提供することができると共
に、イライラ、カコへ感の原因となる静電気が体内に蓄
積されないため、快適な寝心地が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の寝具用シーツの一実施例の外観図を示
し、第２図は第１図■部分の拡大図を示し、第３図は他
の本発明の寝具用シーツの一実施例の外観図を示す。 ■・・・極細銅フォラメン１−系 ２・・・綿糸　３・・・縦糸　４・・・緯糸５・・・ア
ース用極細銅フィラメント糸代理人　弁理士　活用ｎ１
−　外１名 第１図 第２図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）綿織布の縦糸に極細銅フィラメント糸が合糸され
   ていることを特徴とする寝具用シーツ。
2. （２）　綿織布の縦糸に極細銅フィラメント糸が合糸さ
   れていると共に、数本の緯糸にアース月極ＩＩＩ　ｔＰ
   Ｉフィラメント糸が合糸されていることを特徴とする寝
   具用シーツ。