JPS60107703A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はＶ−Ｔ−Ｒ等の音声信号用消去ヘッドにおいて
、消去ヘッドを構成するケース本体と、ヘッド部のテー
プ摺接面をプラスチックス、無機質フィラー及びガラス
繊維等の基本構成材料を成形材料として一体成形してな
る磁気ヘッドに関するものである。

〈従来技術〉 従来、磁気ヘッドは第１図に示すように、コイル、フロ
ントコア及びバックコアからなるヘッド部ｌｔ−組込む
ケース本体２に裏面側から挿入されるよう嵌合部２ａが
形成され、ヘッド部１のフロントコア１ａの先端がケー
ス本体２のテープ摺接面２ｂに正確に位置決めされるよ
うに、ケース本体２のテープ摺接面２ｂ側にセラミック
或いは無機質フィラー入り成形材料からなるフロントブ
ロック３が一体的に埋設されており、ヘッド部１を組込
んで内部モールドを施した後、テープ摺接面２ｂを所定
の円弧状に研灘加工して第２図に示すような磁気ヘッド
が製造されていた。

しかしながら、上記フロントブロック３には、帯電防止
剤等が添加されていないので、かなり絶縁性が高いもの
であ夛、磁気テープとテープ摺接面の摩擦によシ靜電気
が発生して、磁気テープのテープ走行が円滑に行なわれ
ガくなり、延いては雑音の原因になっていた。特に上記
フロントブロック３の成形材料は絶縁性が高いほど帯電
ｌ、が多く、面積抵抗値Ｃ楡〕も大きくなシ、一定値以
上の帯電量になると放電して雑音を増大させる欠点があ
った。

〈問題点に％’ｌ決するための手段〉 本発明は、上述した従来の欠点を解決するためになされ
たものであυ、磁気ヘッドのテープ摺接面における静電
気の帯止防止対策として、消去ヘッド全構成するケース
本体と、ヘッド部のテープ摺接面をプラスチックス、無
機質フィラー、ガラス繊維等の基本構成材料’を成形材
料として一体成形すると共に上記プラスチックスと無機
、質フィラーとの比が３％５以上であって、帯電量を少
なくしてなる磁気ヘッドを提供するものである。

〈発明の実施例〉 以下、本発明による実施例を第３図ないし第４図及び実
験データを参照して具体的に説明する。

第３図は本発明による磁気ヘッドの余１祝図であシ、１
０はテープ摺接面と一体に成形されたケース本体、１１
はヘッド部のフロントコア、１２はギャップ、１３はモ
ールド樹脂である。

上記ケース１０は、基本構成材料がプラスチックス（例
エバナイロン、ポリフェニレンサルファイド、ポリブチ
レンテレフタレート、ＡＢＳ（θ４１＋汀等）、無機質
フィラー（例えばアルミナ、炭酸カルシウム、石英ガラ
ス等）、ガラス繊維の成形材料から成り、上記プラスチ
ック／無機質ツイン−は３％５以上になるようにしたも
のである。

その他の例を含めた実験例を表１に示す。

（以下余白゛） 表１から明らかなように、プラスチックス／無機質フィ
ラーの値が４先。及び盗では帯電量規格値５００ｖ以下
を満足できる組成であることが判明した。

また、ガラス繊維は材料の抗折強度を向上させるために
使用される添加物である。

〈作用効果〉 以上説明したように本発明による磁気ヘッドは、消去ヘ
ッドを構成するケース本体と、ヘッド部のテープ摺接面
をプラスチックス、無機質フィラー及びガラス繊維等の
基本構成材料を成形材料として、上記プラスチックスと
無機質フィラーとの比が３囁以上としてなるものであシ
、テープ摺接面の帯電量が少なくなシ、磁気テープの走
行を円滑にし、雑音の発生を防止し、消去ヘッドの性能
を向上させることができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第２図は従来の実施例を示す磁気ヘッドの
分解構成図、及び組立て完成後の斜視図、第３図は本発
明による磁気ヘッドの斜視図である。 １０・・・ケース本体、１１・・・ヘッド部、１２・・
・ギャップ、１３・・・モールド便脂特許出願人　ティ
ーディーケイ株式会社代理人　弁理土佐　藤　英　昭

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｖ−Ｔ−Ｒ等の消去ヘッドにおいて、この消去ヘッドを
   構成するケース本体と、ヘッド部のテープ摺接面をプラ
   スチック、無機質フィラー及びダラス繊維等の基本構成
   材料を成形材料として一体成形して、上記プラスチック
   と無機質フィラーとの比が一５以上であることを特徴と
   する磁気ヘッド。