JPS60105762A - 吹付施工装置 - Google Patents

吹付施工装置

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JPS60105762A
JPS60105762A JP59205532A JP20553284A JPS60105762A JP S60105762 A JPS60105762 A JP S60105762A JP 59205532 A JP59205532 A JP 59205532A JP 20553284 A JP20553284 A JP 20553284A JP S60105762 A JPS60105762 A JP S60105762A
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JP
Japan
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pressure air
pressure
spraying
liquid
resin
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Pending
Application number
JP59205532A
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English (en)
Inventor
伊東 靖郎
樋口 芳朗
加賀 秀治
康弘 山本
住田 忠之
鶴田 康彦
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Original Assignee
Individual
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吹付施工装置の創案に係シ、骨材配合率の高い
吹付施工全円滑に実施せしめ、又空気混入量の少い緻密
な施工を得しめると共にその操作が容易でだれその他を
ながらしめ、経済的に安定した吹付施工を的確に形成す
るこ′とのできる有利な吹付施工装置を提供しようとす
る′ものである。
トンネルを掘削し、或いは天然地山の傾斜面を削り取っ
て急峻な法面を形成したような場合において岩盤や地層
の崩鮫ケ防止し或いは壁面全形成するに当シ吹付施工を
なすことについては従来から知られている。即ちとの吹
付工法は型枠又はそれに準するもの全必要としないで施
工面に直ちに施工するわけであるから施工工程及び工期
についての大幅な簡略、短縮を図芯ことが可能であシ、
勿論型枠その他の消耗的資材を不要化して経済的、能率
的に目的の施工をなし得る大きなメリットを有しており
、特に粗骨材をも配合したコンクリートについてもとの
吹付施工が可能となったことからして次第に普及されつ
つある。又このような吹付施工に当ってその結合剤とし
て樹脂質又はアスファルト質のようなレジン系ポリマー
その他の有機質結合剤を用いることによシセメントコン
クリートのように引張シや曲げによる亀裂発生傾向、酸
その他の化学成分に対する低い抵抗性などの本質的な欠
陥を改善することが可能であって、斯様なレジン系ポリ
マーを用いた吹付けに関してもそれなりに実施されてい
る。ところがこのようなレジン系ポリマーなどの有機質
結合剤を用いた吹付施工上なすに当って従来採用されて
いる装置はその有機質結合剤と細骨材又は粗骨材のよう
な骨材金子め充分に混合させたものをポンプおよび高圧
空気を利用して目的の施工位置に圧送しノズルによって
吹付施工するものであって、このような従来法による場
合にはホースその他の管路内での流動圧送可能な状態と
して調整することが必要であることからその樹脂系又は
アスファルト系の如きである有機質結合剤を溶剤タイプ
、モマルジョンタイプ又は硬化剤タイプの何れであると
しても相当大量に混合したスラリー状のものとして調整
することが必要であシ、具体的には細骨材のみを用いた
モルタルの場合においてレジン系ポリマー対骨材重量比
が1:2又は1:2.5以下であり、粗骨材をも配合し
たコンクリートの場合においても1:3以下程度であっ
て、それよシ骨材分を多くした場合には圧送至難となシ
、或いは特別且つ異常化された高圧圧送条件を必要とす
ることから設備的、操業的に種々の不利、欠陥が伴わざ
るτ得ない。
しかもこのようにしてレジン系ポリマーを富配合とした
ものは該ポリマーがニュートン流体若しくは非ニユート
ン系流体であることがら吹付面においてのだれが著しく
なシ安定した吹付施工ケなし得ない。即ち上記のように
ポリマー公金富配合とすべきこと、吹付面でのだれによ
る損失が避は得ないことの何れの面からしてもコストア
ップとならざるを得ない決定的な不利を有している。加
うるに上記したようなレジン系ポリマーなどは相当の粘
性金有しておシ、とのものに対して前記したような骨材
類を配合混練した場合においてはそれなシの気泡が混線
物中に介在したものとなシ、斯うして気泡を含んだ混線
物がそのまま圧送されて壁面に吹付けられることからそ
の吹付層においては空気混入率が高くなシ、従って必ず
しも緻密で強度の高り施工上なし得ないなどの欠点を伴
う。
本発明は上記したような従来法によるものの不利、欠点
を解消するように研究を重ねて創案されたものであり、
前記したような樹脂質又はアスファルト質のようなレジ
ン系ポリマーその他の有機質結合剤會用いた吹付施工を
なすに当リ、特異な装置を採用して円滑な管路による圧
送性を確保しつつ、しかも骨拐類の配合率を飛躍的に高
め、又吹付層における剪断応力を高めた好ましい施工を
なし、しかも空気混入量の少い安定した施工を可能にし
、更には機器の清掃などをも含む操業性の優れた方法を
得ることに成功した。即ち本発明においてはエポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、フラン樹脂、フ
ェノール樹脂その他の樹脂質或いはアスファルト、エポ
キシアスファルト、ゴムアスファルト、ポリサルファイ
ドアスファルトの如きアスファルト質であるレジン系ポ
リマーを用いるものであシ、これらのレジン系ポリマー
自体は従来から知られたものであって、例えば前者であ
るエポキシ樹脂結合剤としては常温下での粘度が100
〜すOOセンチポイズ(cps)のものとして市販され
、又アスファルト質としても上記したようなアスファル
トによる種々のものが一般に市販されているととるであ
って、又これらのものをコンクリート又はモルタル中に
配合してその強度を高め、或いは既設コンクリートに発
生した亀裂などの補修目的などにおいて槍々に利用され
ているものであるが、本発明においてはこのものを前記
したよりな吹付施工におけるバインダー成分として用い
るに当り、このものと骨材類と全各別に圧送し、しかも
その圧送過程においての骨材類の添加時期ケ選ぶことに
よって圧送および吹付けを共に円滑に行わせ且つ吹付層
における特性をも充分に確保するものである。蓋し上記
したようなレジン系ポリマーを採用することによシ例え
ば従来の吹付コンクリート工法とし無機質結合剤たるセ
メント類金採用することに伴って加水をなし、この添加
水分とセメント粉及び細骨材などの骨材類とを充分に混
練する必要が々くなり、又そのポリマーがニュートン流
体として且つ骨材類が分散性の優れた乾式条件下で圧送
されることとなって、混練物を相当距離に亘って圧送す
るだめの美大な圧力ロスなど全有効に回避することがで
きる。蓋し上記したようなレジン系ポリマーはそれが単
体としては既述したように100〜70.0 CPS程
度の粘性のものであって、例えば300C’PS程度の
ものを選ぶことによりパイプ又はホース金利用した圧送
が機かい的なポンプその他の圧送機構を用いて比較的自
由に行われ充分な圧送距離を採ることができる。一方こ
れに配合されるべき骨材は砂のような細骨材、砂利類の
ような粗骨材、或いは短小金属繊維のような繊維状骨材
の如きはそれ全吹付施工の直前壕で上記したレジン系ポ
リマーとは結合しない略乾式条件下で、例えば高圧空気
全採用し和尚に大きい搬送距離を的確に得しめることは
明かである。更にセメントのような細粉末資料を用いな
いようにすれば上記のような何れの資料の搬送ライン及
び吹付は時の何れにあっても粉塵発生の余地が全くない
こととなり、作業環境全損うことがない。
上記のようにして各別に搬送されたレジン系ポリマーな
どの有機質粘着剤を主体とした液体又はスラリー状の液
状流動労と骨材類などの粉粒状固形分とは吹付用ノズル
近傍において分散添加混合される。液状流動労の圧送は
一搬的なポンプ機構で充分であシ、スクリュポンプその
他の連続的に定量圧送するポンプ或いは間はり的なピス
トン方式などによる場合においてもエヤチャンバーなど
を利用しエヤチャンバー内の圧力を利用することによっ
て間けつ的圧送を実質的に支障とならない連続圧送栄件
とすることが可能である。これに対して骨材などの粉粒
状固形分は高圧空気の搬送力が利用され、粗骨材々どで
あってもそれなシの高圧空気を利用するならばホースな
どの管路内を適切に圧送することができ、斯様な粉粒状
固形分に対して前記液状流動労が分散添加されることに
よって両者が混合される。この添加混合の割合に関し、
容積比で一般的に液状流励発1部に対し粉粒状固形分を
単に細骨材のみを添加するモルタル方式の場合において
1.5部以上、若し粗骨材をも配合したコンクリート方
式による場合においては液状流励発1部に対して粉粒状
固形分を3部以上添加するものであり、これ全重量比で
いうならば特別に軽量な焼成膨張物などの軽量骨材類又
はこれに準じたものを採用する場合は別として、一般的
には上記モルタル方式による場合においては液状流動労
1部に対して粉粒状固形分を4゛ 部以上、コンクリー
ト方式の場合には液状流動労1部に対して粉粒状固形分
を5部以上とする。
このように大量な骨材類を添加混合することは従来のプ
レミックス方式による場合その設備的、操業的な著しい
困難さの故に全く行われ得ないところであるが本発明に
あってはその液状流切分が高圧空気流を利用した粉粒状
固形分の流れの中に順次圧加されることにより適当に分
散され(この場合適宜にノズルを採用することが可能)
、円滑に添加混合されることとなる。
然して上記のように大量の粉粒状固形分が添加混合され
た本発明の装置による場合においてはその液状流切分で
まぶされた状態となる粉粒状固形分の粒子相互が直接的
に接合された状態の所謂ファニキュラー状として吹付施
工される、蓋し斯かる関係については第11図に示す通
シであって、液状流切分の量が相当に多い状態、例えば
骨材類の液状流切分における液体外に対する体積比が3
0%以下のような状態では当該混合物の流動性、剪断応
力は殆んどその液体外における粘性などで支配されるが
、骨材分の添加量がそれよシ高まることによシその剪断
応力は次第に高くなり且つ加速的に増加する。従来法に
あっては固形分が20〜30%であっては単なる塗料層
状であって、吹付層としての厚みを得ようとすれば吹付
圧を極端に高くせざるを得す、従って液体外に対する骨
材分の重量比を40%前後、ぜいぜい50%程度とせざ
るを得ないわけであるが、このようにしても液体外が相
当に大量であることからスラリー状たるを免かれず吹付
面においてはだれの発生が著しい。
従ってプレミックス法−による従来法では1回の吹付層
厚に自ら限度があり、10mのような厚層を1回に吹付
施工することができず、多段の吹付施工とならざるを得
ないことから折角の型枠などτ必要としない吹付工法の
メリットが実質的には大幅に減殺される。本発明にあっ
ては上記のようにして大量の骨材分を添加混合した吹付
は全可能にすることから相対的に液体外の量は大幅に減
少し一般的に体積比で40%以下とすることができる。
従って斯かる本発明の吹付施工にあっては液体外又は液
体流励発によって1ぶされた骨材分の粒子相互が接合し
た状態での吹付層が得られることは明かであり、その剪
断応力を著しく高めることが可能となる。即ち骨材の性
状如伺によりそれなりの変化があるとしても川砂のよう
な細骨材又はこれに準じた骨材類を採用した場合におい
て骨材類のレジン分に対する比の値が60〜70%とな
った場合においてその吹付層における剪断応力が最高状
態となり、しかもその値は急峻に高められて、例えば3
 Q Oにの場合の少くとも5倍以上、時として10倍
以上のような大きい剪断応力値をボすことは第11図に
示す通りであり、斯様にして吹付ノーにおけるgJJ断
応力が高められるならばたれを生ずることがなくなって
相当に厚J@であっても1回の吹付けで円滑に施工でき
る。即ち本発明にあっては前記したような混合によって
その液状流切分の剪断応力を吹付層厚とその比重との種
以上に高めた状態として混合吹付けることが可能であり
、10〜30調以上の層厚であっても1回の施工で殆ん
どだれのない好ましい状態に吹付けることができる。
なお上記したような混合に当って、固千分の1部、特に
フライアッシュ顔料その他の粉状体或いはそれに準する
ような細粒分を用いる場合においてはこのものを液状流
切分に添加して調整することが好ましい。即ちこのよう
な粉状体などはそれによって飛散が防止され、且つその
混合も適切に得られることができる。
父上記のようなレジン系ポリマーと骨材類との間におい
て骨材類の粒子相互が接合し合ったような好ましい混合
状態を形成することにより圧送過程で好ましい流動性を
示していたレジン系ポリマーであっても吹付施工面にお
いてはその流動性が大幅に減退し、しかも骨材類がこの
ようなレジン系ポリマー中に混入されることによって該
骨材類の質量を利用した衝撃的叩打作用を吹きつけ面に
対して連続的に与えると共に吹きつけ面からの跳ね返シ
や剥落の少い状態に吹付けられるだけでなしに剪断応力
の高い状態に層着されてだれ等全発生することがなく、
シかも空気混入の少い有効な吹付施工を得しめる。
々お一般的に吹きつけのために必要とされる高圧空気量
は前記した従来のセメント類を用いる場合やレジン系ポ
リマーと骨材類をプレミックスしたものを吹付ける場合
に比し大幅に縮減することがOf能であシ、このことは
例えばトンネル内の如きで施工する場合に頗る有意であ
って、従来の吹付施工ではその生モルタル圧送又は生コ
ンクリート圧送に大量の高圧を気を必要とすることから
ノズル先においては勿論、その搬送管路の途中でもそれ
なりの空気漏れが生じ、それによってトンネル内が台風
状となり随所に粉塵が捲き上るような作業条件とならざ
るを得なかったわけであるけれども斯様な傾向を大きく
減じ得る。又骨材類とレジン系ポリマーとを予め混合し
てから圧送する場合における大きな圧送圧力を必要とせ
ず、充分な圧送距離を採シ得ることは明かであり、管路
なとも全般的に小径のものでよいこととなり設備的、操
作的に頗る簡易且つコンパクトなものでよい。加うるに
圧送後の清掃に当っても一般的にノズル近傍以降の極め
て短小な範囲を清掃すればよいこととなるので長大な圧
送距離を採った施工であっても吹付施工後の機器の管理
も著しく容易となる。
前記した樹脂質又はアスファルト質のようなレジン系ポ
リマーその他の有機質結合剤を用いる態様としては一般
的に溶剤タイプのものとエマルジョンタイプのもの及び
硬化剤タイプとなるが、場合によっては加温して流動性
を高めたものでもよく、又それらケ適宜に併用してよい
骨材外としては前記溶剤タイプと硬化剤タイプのものに
対しては乾燥状態のものとして用いられ、エマルジョン
タイプのものに対してはそれなりに水分で湿潤したもの
でも充分であって、このことは大量に使用され且つ乾燥
に困難な砂類を用いる場合において有利である。
本発明による若干の装置は添付図面に示す通りであって
、第1図はその比較的簡易な構成を示し、高圧空気を圧
送する吹付管路1に対して骨材添加用のタンク2と有機
質結合剤添加用のタンク3とが夫々パルプ4を介して連
結され、しかもこれらのタンク2,3には夫々背圧を附
与するだめの高圧気管5が連結されていて前md吹付管
路1の先端に形成されたノズル6から吹付面10に向け
て施工するように成っている。
即ち各タンク2.3からの添加量はパルプ4の開度と背
圧によって決定されるが、実質的には高圧空気管5から
の加圧力がパルプ4を開披し7たときの吹き上げを防止
する程度のものとしておく(例えば吹付管路1と略同じ
空気圧全作用させる)ことにより夫々のパルプ4の開度
で規定され、又それによって好ましい添加関係を得、且
つ使用する高圧空気量も比較的僅少で足りることとなる
。なおこの第1図に示すように密閉タンク2.3を用い
るものは特に溶剤タイプのレジン系ポリマーを用いるに
適し、即ち斯かる場合に用いられる溶剤としては気散性
の優れたものが用いられ、その気散を少くとも管路内圧
送過程で充分に防止し好ましい流動性を維持して取扱う
ことができる。
上記したような樹脂質ポリマー全採用する場合において
は2液タイプ即ち硬化剤タイプのものを採用することが
好ましい場合が多く、このような目的に即した装置の1
例は別に第2図に示されている。即ち前記した第1図の
ものにおけるタンク3に代えて主剤タンク3aと硬化剤
タンク3bの如きとが用いられるわけであり、それらの
タンクからの2液が混合されることにより急速に粘着性
が発揮されるわけであって、夫々のタンク3a、3bに
同じくパルプ4が配設されていて添加量を適切に選ばし
め、骨材用タンクをも含めそれらのパルプ4には開度指
示機構8が設けられておシ、その他の構成関係は第1図
のものと同様である。このように硬化剤タイプに従い、
主剤と硬化剤とを区分して準備したものを用いることに
ょシ両者が混合されない状態では硬化結着が進行しない
ことがら清掃その他の取扱いが極めて限定されたノズル
部に集中し頗る容iとなる。
この第2図に示したものの変形例は別に第3図に示され
ている。即ち吹付管路1に対しては骨材添加タンク2が
設けられるのみであシ、別にポリマー添加管路9が設け
られ、該管路9に対して前記同様のタンク3a、3bが
配設され、前記管路9に対しても高圧空気が供給される
よう罠なっている。
細骨材と粗骨材のように4i数の骨材を添加して吹付け
るための装置に関する1例は第4図に示されている。蓋
し吹付管路1には混合室11が設けられ、該混合室11
には密閉可能な装入口12(例えばスライドダンパーを
混合室1側に設ける)全弁してホッパー13が上方に設
けられ、このホッパー13に対しては切出機構14を有
する各骨材別のホッパー15.16が夫々上方に配設さ
れている。なおこのような吹付管路1に対するポリマー
の添加はポンプ17.18を有する主剤ホッパー19お
よび硬化剤ホンパー20の如きから行われることは図示
の通りである。
この第4図に示す構成のものにおいて、その吹付管路1
に対するポリマー添加部Aの具体的な構成について別に
第5図と第6図に示すような構造を採用することができ
る。即ち第5図に示すものではホッパー19.20から
の添加管路21.21a′lI:別に設けた尚圧空気管
路22に連結し、−且この管路22に;いて分散混合状
態に噴出してがら吹付管路1のノズル6部分に吹込んで
適当な混合を図るようにしたものであシ、又第6図に示
すものでは添加管路21゜21ai混合機構23に連結
して吐出された主剤と硬化剤を一旦混合してがら吹付管
路1のノズル6部分に送入して骨材に混入碓加するよう
に成っているものである。
上記したような本発明の装置を用い、前記したような装
置ケ採用して本発明者等が具体的に行った施工例の若干
について説明すると以下の如くである。
施工例1 第1図に示したような装置を用い、25℃の温度条件下
での粘度が5500PSのエポキシ系主剤と該温度での
粘度が1750P8の硬化剤とを2=1の割合で配合し
たものをポリマータンク3から圧送せしめ、一方0.6
 wgの山口県豊浦産出に係るJISR5201に規定
された標準砂を骨材タンク2に収容して吹付管路1にお
ける圧力2〜/dの空気に圧送した流れのIPにポリマ
ー1部に対し砂6部の割合に混合させ、ノズル6から吹
付面10に対して施工した。
即ち上記のように配合されたポリマーはタンク3内にお
いて約400CPS液状流動体であったが、上記の割合
で骨材砂と混合されて吹付施工された場合において跳ね
返りは実質的に発生せず、その吹付直後の剪断力は約2
0 f/e−dであって、1回の吹付けで厚さ5c1n
に吹付けてもだれの発生を認め得す、適切な吹付は施工
をなすことができた。又吹付施工後の強度は24時間後
において圧縮が421 Kq/cdz曲げが183Ky
/J 3日後で圧縮が76 s b/ctL曲げが28
7Ky/ct/lであり、7日後においては圧縮強度8
79”y/i、曲げ強度365 Ky/e:di とな
っていることが確認された。蓋し上記のものと同じ配合
組成を以て別にそのエポキシ系ポリマーと骨材砂金単に
混練して型枠内に正大成型したものの7日後における圧
縮強度は832 Kp/crlz曲げ強度は361 K
p/crJであシ、混練成型したものと同等以上の強度
を吹付施工で得しめていることを確認でき、本発明の有
利性を充分に理解できた。
なお上記したような剪断力等を得るための供試体は第8
.9図に示すように内孔37?]−有する2つの枠体3
1.31を重合して吹付面10に設定し、その内孔37
内において吹付施工して得られた供試体全第10図に示
すように台座40に固定し、その上部枠体31の一側に
設けられた係止孔部32に条索34゛のフック33を引
掛け2、該条索34を滑車35を介して垂下させ、ウェ
イト36を作用せしめるような手法で測定した。
施工例2 ポリエステル系樹脂ケ主剤とし、このものにキシレン系
溶剤10%全添加して温度25℃の条件下で粘度180
0PSとし、又これとは別に硬化剤に対してもキシレン
浴剤10Xを添加して粘度100CPSとしたもの乞準
備し、これらを主剤分1重量部に対し硬化剤分0.0.
15重量部の割合に混合しだ液状流動体となし、更に0
.6 tanの標準砂を粉粒状固形分として用い、これ
らの材料ケ施工例1におけると同じ装置で重量比におい
て液状流動体:粉粒状固形分=に6.5の割合に配合し
て吹付けた。
このものの吹付直後における剪断応力降伏値は87/d
であって厚さ2 cmに吹きつけてだれおよび粉層の発
生が認められず、24時間後における圧縮強贋は28 
′5Ky/ad、曲げ強度は135KgZ−であり、3
日後の圧縮強度は493 Ky/di、曲げ強度は19
5 Kg/cfIiであって、7日後においては圧縮強
度が6a 2 Kg/adz曲げ強度が278Kg/c
rA であった。
施工例3 第2図に示した装置を用い、骨材タンク2には施工例1
におけると同じ砂金収容し、又タンク3aには施工例1
の主剤、タンク3bにはその硬化剤を収容して実施し、
吹付管路1に圧出された結着成分を霧化状に分散して圧
送砂と混合し施工面に吹付は施工し、各資材の吹付は配
合割合は、タンク3aからの主剤1部に対してタンク3
bからの硬化剤が0.5部、又タンク2からの砂は9部
であった。
吹付時における剪断力は約18 f/cJであり、3日
後の圧縮強度は約300 KW/ca、 7日後では約
650 Kg/caであることが確認された。
施工例4゜ 施工例3におけると同じ資材及び配合割合による吹付施
工を第3図に示すような装置で実施した。即ちポリマー
の2成分全圧送、空気流体中に一旦混入し、これ全圧送
空気中に浮流する砂上混合させて吹付けるものであって
、この場合においては吹伺時の剪断力が13 ?/c1
!であってだれは全くなく、然して3日後の圧縮強度は
385にり/cr!、 7日後における圧縮強度は75
8にり/crtl に対し、よシ優れた結果を得ること
ができた。
施工例5゜ 第4図に示すような装置を用いて粗骨材全も配合したレ
ジンコンクリートの吹付けをなした。
即ち内径が1.5インチの耐圧ホースである吹付管路1
に対してホッパー15から砂利1部、ホッパー16から
砂2部の割合で切用しポツパー13を介して混合機11
で混合してから4Kg/c4の高圧空気で圧送し、一方
ホツバ−19からエポキシ樹脂系−主剤、ホッパー20
からはその硬化剤を施工例1におけると同じ割合で送り
出し、ノズル6に近い位置で順次にポリマ−2成分(主
剤、硬化剤)ゲ多段に添加し霧化混合を図つて前記骨材
の圧送流に混合して吹付けた。又この重量配合割合につ
いては上記した各施工例に準じ、主剤1部に硬化剤が0
.5部で、砂が9部となるようにしく従って砂利は4.
5部)たが、吹付は時の跳ね返如は皆無状態に近く、又
吹付ケラれたレジンコンクリートの剪断応力は第7図に
示すように測定された。
史に3日後の圧縮強度は362 Kl/all、 7日
後では783 Ky/crl K達するものであった。
施工例6゜ 施工例5におけると同じ手法で、25℃で粘度2000
CPSのウレタン系主剤と、該温度条件で1650℃の
硬化剤とを1:1の重量割合で配合した液状流動体を用
い、一方0.6 WrnNの山口県豊浦産出標準砂を重
量比で液状流動体の5倍量の割合に混合させて吹付施工
した。
このものの吹伺直後の剪断応力降伏値は約65t/c#
11あって厚さ80咽に吹付けてだれを生ずることがな
く円滑に吹付施工することができた。
又このものの24時間後における圧縮強度は235Ky
/c鐵曲げ強度は93〜/−13日後の圧縮強度は39
5 Ky/Cd1z曲げ強度は153 Ky/diであ
シ、7日後では圧縮強度が4681’q/cd、曲げ強
度が193〜/cJに達するものであった。
施工例7゜ 施工例5におけると同じ配合組成の吹付は施工をなすに
当シ、M5図に示すようにその主剤と硬化剤を予め圧送
空気中に霧化混合させてから骨材に対し添加混合した。
即ちこのときの剪断力は施工例4のものと同じであった
が、3日後における圧縮強度は395Ky/crl、 
7日後の圧縮強度は813 Kg/c11であって施工
例4の場合より優れた結果を得ることができた。
施工例8゜ 第4図に示し、施工例5へ・7において採用した装置に
準じた装置でポリマーとしてアスファル)k用いた吹付
施工を実施した。即ちノズルによる吹付施工位置から約
100mfiれた位置で?−3部に5咽の豆砂利1部の
割−合に混合したものを内径1,5インチの耐圧ホース
にょる吹付管路1によシ約8に9/−の圧送圧力で送シ
、このものに対して225℃に加熱されたアスファルト
流体全内径19圏でしかも電熱を利用した保熱手段で被
覆されたパイプをもちいてポンプ圧送し、ノズル直前に
おいて前記圧送骨材と合流混合せしめ、施工面に対して
吹付施主した。
吹付施工により相当の流動性をもっていたアスファルト
は瞬間的に非流動体化し、そのときの剪断応力は320
 f/cd であって、これはニュートン流体である流
動体に砂が混入してキャピラリー状となると共にアスフ
ァルトの温度低下と相撲って非流動物となったものと認
められる。
施工例9゜ 施工列1におけると同じ山口県豊浦産出の砂1重量部に
対して長さ5mの硝子繊維0.034部を予め混合して
おき、このものをホースによって6 Ky/dの圧力で
空気圧送すると共にエポキシ樹脂系主剤と硬化剤と全2
:1の割合に配付した直後のレジン系ポリマー’に0.
25重量部を分散添加し、ノズル6に近い位置において
分散雄刃uし、吹付施工した。
この吹付施工直後におけるJfli力は50 t/e4
であシ、厚さ65℃msに1回の吹付けで施工したが全
くだれることがなく、又粉塵の発生やはね返シも皆無状
態で円滑な吹きつけをなすことができ、施工後24時間
の圧縮強度は31 sKy/a−(曲げ強度は205 
Ky/crlであり、3日後の圧縮強度は405 Kg
lcr&、曲は強度295 Ky/caz 7日後では
圧縮強度が785 K176wt、曲げ強度が478h
ltr&に達した。
施工例10 25℃で粘度1000CPS のポリエステル系主剤お
よび同温度で粘度850CPS の硬化剤を1 : 0
.015の割合で混合した敵状流動体と0.6trrm
の標準砂を第4図に示すような装置で液状流動体1重量
部に対し標準砂(粉粒状固形分)を5.5重量部の割合
で混合させ、吹付は施工した。
このものの吹付直後における剪断応力降伏値は38 t
/caであって厚40■に吹きつけてだれを生ずること
なく円滑な施工をなすことができた。
又このものの強度は24時間で圧縮強度が397 K9
/cd、曲げ強度192 Kf/ctlであり、3日後
では圧縮強度648 Ky/c4.曲げ強度273Kg
/cntであって、7日後においては圧縮強度が893
 Kgltr!、曲げ強度が395 K9/iであった
以〜ヒ説明したような本発明によるときは、骨材類など
の粉粒状固形分全圧送する高圧空気管路と、樹脂質又は
アスファルト質のような有機質結合剤又はこれを主体と
しだ液状又はスラリー状の液状流励発圧送管路とを有し
、前記高圧空気管路における吹付ノズル近傍に前記液状
流励発圧送管路を接続したものであるから充分な搬送距
離を採らしめて吹付施工することができるものであり、
又′8塵の発生などを見ることのない好ましい作業条件
下で円滑に吹付けしめ、上記のようなレジン系ポリマー
と骨材との混合吹付けによる非流動体化作用と吹付は時
における骨材粒子を言んだ貸料の即打作用とが相撲って
だれや剥落のない安定した吹付けを図シ強度的その他の
性能において阜越した施工を簡便、連速な吹付工法によ
って的確に実現することができるものであって、工業的
にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を示すものであって、第1図は
本発明による吹付装置の1例を示しだ概略説明図、第2
図はその変形例の説明図、第3図と第4図はその更に別
の変形例を示した各説明図、第5図と第6図は第4図に
おけるA部分についての部分的な変形例の各説明図、第
7図は本発明の1つの施工例における剪断応力測定例に
ついての図表、第8図はその供試体を入手する手法の側
面的説明図、第9図はその平面的説明図、第10図はそ
の測定手法の説明図、第11図は吹付層における液体分
に対する固形分の比率と剪断応力の関係を示す図表であ
る。 然してこれらの図面において、1は吹付管路、2は骨材
タンク、3は結着剤タンク、3aはその主剤タンク、3
bはその硬化剤タンク、4はパルプ、5は高圧空気管路
、6はノズル、10は吹付面、11は混合機構、12は
供給口、13.15.16は夫々ホッパー、13.14
は切出機構、17.18はポンプ、19.20はホッパ
ーを夫々示すものである。 特許出願人 伊 東 端 即 発 明 者 伊 東 端 部 間 樋 口 芳 切 間 加 賀 秀 部 同 山 本 康 仏 間 住 1) 忠 2 同 鶴 1) 康 彦 第 7 圓 (麗) 第 10 圓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 骨材類などの粉粒状固形分全圧送する畠圧空気管
    路と、樹脂質又はアスファルト質のような有機質結合剤
    又はこれを主体とした液状又はスラリー状の液状流動労
    圧送管路とを有し、前記高圧空気管路における吹付ノズ
    ル近傍に前記液状流動分圧送管路ケ接続したことを特徴
    とする吹付施工装置。 2、 骨材類などの粉粒状固形分を圧送する高圧空気管
    路と、樹脂質又はアスファルト質のJ:うな有機質結合
    剤又はこれを主体とした液状′又はスラリー状の液状流
    動労圧送管路とを41し、前記高圧空気管路における吹
    付ノズル近傍に前記液状流動労圧送管路を接続し、前記
    高圧全気管路に高圧条件の1附与されるようにした粉粒
    状固形分タンク全連結すると共に上記液状流動労圧送管
    路に同じく冒圧条件の附与されるようにした液状流励発
    タンク全連結したことを特徴とする吹付施工装置。 3、 液状流動労タンクとして主剤タンクと硬化剤タン
    クとを用いる特許請求の範囲第2項に記載の吹付施工装
    置。 4、 骨材類などの粉粒状固形分を圧送する高圧空気管
    路と、樹脂質又はアスファルト質のような有機質結合剤
    又はこれを主体とした液状又はスラリー状の液状流動労
    圧送管路とを有し、前記高圧空気管路における吹付ノズ
    ル近傍に前記液状流動労圧送管路を接続し、定量切出機
    構を備えた粉粒状固形分ホッパーと定量圧送機構を備え
    た液状流励発ホッパーを設け、前記粉粒状固形分ホッパ
    ーを高圧空気管路に連結し、しかも前記定量圧送機構を
    該高圧空気管路におけるノズル近傍で連結したことを特
    徴とする吹付施工装置。 5、 夫々に定量切出機構を備えた複数の粉粒状固形分
    ホッパーに対し混合機構を備えた共通ホッパーを配設し
    、上記混合機構から高圧空気管路に乾式固形分を供給す
    るようにした装置を用いる特許請求の範囲第4項に記載
    の吹付施工装置。 6、夫々に定量圧送機構を備えた主剤ポツパーと硬化剤
    ホッパー全混合機構全弁して高圧空気管路に連結した装
    置音用いる特許請求の範囲第4項に記載の吹付流子装置
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023229A (ja) * 1983-07-19 1985-02-05 Canon Inc シ−ト送り装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023229A (ja) * 1983-07-19 1985-02-05 Canon Inc シ−ト送り装置

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