JPS60104020A - A型肝炎‐タンパク質サブユニツト抗原 - Google Patents

A型肝炎‐タンパク質サブユニツト抗原

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JPS60104020A
JPS60104020A JP59216019A JP21601984A JPS60104020A JP S60104020 A JPS60104020 A JP S60104020A JP 59216019 A JP59216019 A JP 59216019A JP 21601984 A JP21601984 A JP 21601984A JP S60104020 A JPS60104020 A JP S60104020A
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JP
Japan
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virus
protein
hepatitis
gly
hav
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JP59216019A
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English (en)
Inventor
ジヨセフ ヴイ.ヒユース
エドワード エム.スコルニツク
ジヨアンヌ イー.トマツシーニ
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Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A型肝炎は一般的には致命的ではないが、長期間の衰弱
する病気を引き起す肝臓の病気である。この病気は感染
個体に直接接触するか、飲別水及び/又は食物に混在し
たA型肝炎ビールス(HAV)により、まん延する。
従来より、本ビールスに対する中和抗体を含むHA V
 (A型肝炎ビールス)のタンパク質について同定され
なかった。HA Vタンパク質の防飢抗原性を研究する
上での主なる弱点の1つは、十分な量のHA V及びそ
のポリペプチド成分が得られない事であった。本ビール
スは、細胞培養中では非常に少量しか得られず、動物宿
主の範囲が限定され、感染細胞培養物及び動物組織から
単雛する事は困難である。
HAVのサブユニットワクチンを製造するためには、防
御又は中和ビールス抗体を誘発及び/又は結合する事の
できる全ビールスタンパク質又はポリペプチドを同定す
る必要がある。
1−I A Vにおける4紳のボリペブ′チドの4在は
、Tratschen等、J、 Virol、 並、1
51−156 (1981) ; Cou]epis等
、Intervirology。
18.107−127 (1982) K jす、分l
l1jl 、、放射ヨウ素化I−I A Vの電気泳動
を用いたイυ(究で報告された。
しだがって、当発明の目的は、)I A Vに対する中
和抗(4)に結合する主要ビールス抗原として働<、H
AVの構造タンパク質(以後VP−1と称する)を同定
する事である。当発明の他の目的は、本構造タンパク質
の単腑法を提供する事にある。更に、I−IAVに対し
て感受性を持つ宿主を免疫化する/Cめに本+117i
造タンパク質を用いる方法を提供する事が当発明の目的
でありHA V感染性を中和する単一クローン抗体を産
生ずるハイフリドーマ細胞(hybridoma ce
ll ) を提供する事も、当発明の目的である。更に
又、本年−クローン抗体を含む診断薬を提供する事も、
当発明の目的である。これらの当発明の目的及び他の目
的は、以下の記述により明らかとなろう。
当発明において、HAVの構造タンパク質(vp−1)
を単離した。本タンパク質は分子量33. OOOダル
トンを有し、ビールスの表面に局在化している。VP−
1はヒトを含む感染宿主からのHAV免疫血清と非常に
反応する。HAVに対する単一クローン抗体抗体の結合
部位はvp−1上に存在する。VP−1のアミノ酸分析
及びVP−1のブロムシアン分解ペプチドの部分アミノ
酸配列を決定した。HAVのVP−1はHA V抗体に
対する血清学的検定に用いる事ができ、HAVのポリペ
プチドサブユニットワクチンの製造に用いる事ができる
ハイブリドーマ細胞は、HAV又はvP−1で死傷化し
た肺臓細胞と骨髄腫細胞株を融合して得る。これらハイ
ブリドーマ細胞はクローン化して均一となり、生産され
る単一クローン抗体は、ビールスに結合し、vp−iに
直接結合して、感染性を中和する(上述)。
単一クローン抗体のいくつかは、HAV感染したヒトの
血清由来の多クローン抗体と競争反応する。これら単一
クローン杭木は)−I A Vに対する抗体の存在を知
るだめの迅速な検査に用いる事ができ、中和抗体の存在
を測定する事もできる。
サルの腎又は肝細胞の如き、感受性のある細胞の培養系
中イノビトロでHA Vは増殖する。細胞を分解し、低
速遠心の如き方法で、細胞残層を除き、上清からビール
スを単離する。ビールス含有画分を取り精製す−る。
ビールス感染細胞は、非イオン性界面活性剤及び低張緩
衝液中溶解及び超音波処理により分解する。好適な非イ
オン性界面活性剤は約4〜約30のオキシエチレン単位
を有し、炭素数約6〜約15のアルキル基を有するポリ
オキシエチル化したアルキルフェノールである。この例
としては、ポリオキシエチレン(9)オクタフェノール
;約4〜30のオキシエチレン単位及び炭素数約12〜
約20の脂肪酸から成るポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、例えば、ポリオキシエチレン(4)ソ
ルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン(4)ソ
ルビタンモノステア(20)ソルビタンモノパルミテー
ト、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエ
ート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレ
エート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリス
テアレート;炭素数約12〜約20の脂肪酸のポリオキ
シエチレンソルビトールエステル、混合脂肪酸及びMA
 脂酸のポリオキシエチレンソルビトールエステル、ラ
オリン、ハチろう又は獣脂エステルのポリオキシエチレ
ンソルビトールエステル、例えば、ポリオキシエチレン
ソルビトールオレエート、ポリオキシエチレンアルコ−
ル獣脂、ポリオキシエチレンソルビトールラウレート、
ポリオキシエチレンソルビトールヘキサオレエート、ポ
リオキシエチレンソルビトールラノリン誘導体;約8〜
約50オキシエチレン単位及び炭素数約12に約20の
脂肪酸から成るポリオキシエチレン酸例えば、ポリオキ
シエチレン(8)ラウレート、ポリオキシエチレン(8
)ステアレート、ポリオキシエチレン(20)パルミテ
ート、ポリオキシエチレン(40)ステアレート、ポリ
オキシエチレン(5,0)ステアレート;約2〜約25
のオキシエチレン単位及び炭素数約12〜約20のアル
コールから成るポリオキシエチレンアルコール、例えは
、ポリオキキシエチレン(4)ラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレン(6)t−リゾシルエーテル、ポリオキ
シエチレン(10)セチルエーテル、ポリオキシエチレ
ン(10)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(1
0)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(12)
トリデシルエーテル、ポリオキシエチレン(12)トリ
デシルエーテル尿素複合体、ポリオキシエチレン(15
)トリデシルエーテル、ポリオキシエチレン(20)セ
チルエーテル、ポリオキシエチレン(20)オレイルエ
ーテル、ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル;又
はデオキシコリンである。ポリオキシエチレン(9)オ
クタフェノールが好適な界面活性剤である。
超音波処理した細胞の細胞残層は例えば低速遠心により
除去する。ビールスは上清から種々の方法で単離精製す
る。例えば、遠心分離、カラムクロマトグラフィー、免
疫親和クロマトグラフィーを用いて行なう。
精製ビールスを処理して主タンパク質の単離、分離を行
なう。単離はケルからの電気溶出、カラムクロマトグラ
フィー、免疫XQ fflクロマトクラフィーで行なう
3利■の主I−I V Aタンパク質はアニオン(佳界
面活性剤(還元剤の存在下が望ましい)で可溶化した後
、ゲル電気泳動により、容易に分離できる。アニオン性
界(ni活性剤は例えは、デシル硫酸ナトリウム、ドデ
シル硫酸ナトリウム、オクタデシル硫酸ナトリウムの如
き、炭素数約10〜約20のアルキル硫酸アルキル金属
である。還元剤は2−メルカプトエタノール又はジチオ
スレイトールである。
主要タンパク質の1つ、33,000タルトンのタンパ
ク質であるVP−1は外表面タンパク質である他の2つ
のタンパク質よりも、125■が良く標識される。VP
−1のフロムシアン分解により、約20.000及び約
14,000ダルトノの2つの大きなポリペプチド断片
になる。さらにブロムシアンで分解をくり返ずと、少な
くとも4つの小断片が得られる。
VP−1を単離し、酸加水分解後アミノ酸濃度を分析す
る。以下に示すアミノ酸が含まれ、ここに記した順序で
、重量パーセントで含量が減少している。グリシン、セ
リン、グルタミン酸及び/又はグルタミン、アスパラギ
ン酸及び/又はアスパラギン、アラニン、スレオニン、
ロイシン、バリン、リジン、フロリン、フェニルアラニ
ン、アルギニン、イソロイシン、チロシン、ヒスチジン
、メチオニン。
次に示す重量パーセントでアミノ酸が存在する。
グリシン、約20チ〜約30%、 セリン 約9%〜約11係、 グルタミン酸及び/又はグルタミン、 約8係〜約105係、 アスパラギン酸及び/又はアスパラギン、約7.2%〜
約10%、 アラニン、 約6%〜約7,3%、 スレオニン、約4.9%〜約8.2%、ロイシン、 約
4.9%〜約7.2係、バリン、 約4チ〜約54%、 リジン、 約3.7%〜約4.3係、 プロリン、約3.2チ〜約5.3%、 フェニルアラニン、 約3−〜約4.5%、 アルギニン、約2qb〜約4.1%、 イソロイシン、 約2チ〜約3.6%、チロシン、 約
20チ〜約3,0%、 ヒスチジン、約1.3φ〜約1.9 %及びメチオニン
、約0.3%〜約0.9チ。
タンパク質のゲル電気泳動を用いた単離及び、分析にお
いて用いた加水分解条件に、1:り上に示すグリシンの
値は高く、メチオニンは低い値を示しポリペプチド中に
存在するシスナイン及びトリプトファンは、゛その1直
が1ILA Kイされなかった事が注目される。
VP−1のブロムシアン分)rfにより、前述の如く、
少なくとも6つの断片が得られる。
これらの断片は、HPLC分析にエリアミノ末端からカ
ルボキシ末端の方向に、次に示す配列を含有する事が判
明した。カッコ内のアミノ残基はヌクレオチド配列より
推定した。
VP−1タンパク質において、これらの配列は、上の順
序で存在しているものと考えられる。
VP−1は例えは生理食塩水の如き生理学的に適轟な担
体中に含有せしめ、ラットの如き感受性のあるホニュウ
類に、投与肖り約5〜約1507zf 、好ましくは約
5〜約50μ7を投与して中和杭木を誘発せしめ、ワク
チンとして用いる事ができる。効果的なI−I A V
病の防菌には1回以上の投与が必要である。
HA Vに対する単一クローン抗体を14するために、
例えばマウス、ラットから得た、ホニュウ類肺臓細胞を
精製HAV又はVP−1でインビトロ又はインビボで免
疫化シ、ホニュウ内骨髄腫細胞株と融合する。この場合
、必ずしも肺臓細胞を得た、同種の動物のものを用いる
必要がない。得られるハイブリドーマ細胞は、HAVと
結合し、インヒドロにおける検定で示されるようなHA
V感染性を中和する抗体を作り出すために、その効力で
、これを選別する。選別した混成細胞を継代培養でクロ
ーン化し、HAVに対する中和抗l\を産生ずる単一ク
ローン細胞株を得る。Fab断片は、精製単一クローン
抗体から常法により(パパイン消化)製造し、全J−I
 A V VC化学的に架橋する。中和午−クローン抗
(本は、架橋に続きケルで分析するとHA VのV I
) −Jにほとんど特異的に結合する。これらの単一ク
ローン抗体はHA Vに対する抗体の存在を測定するだ
めの迅速な検定系として月1いる・」“トができ、中和
杭内の存在を測定する小もてきる。
感染した動物又はヒトの免疫血清は変性V I)−1と
反応せしめ、基本的なウェスタン(Western )
法又は免疫法(すなわち、HA Vタンパク質のゲル分
離後、ニトロセルロース紙に移す。)で分セ1する。
以下の実施例は誘発1夕」を例/J<シたものであり、
その記述に限定するものではない。
実施例1 米国特許第4.164.566号中に記載の方法に基す
き、次の方法を用いてA型肝炎ビールスを連続、サル腎
臓細胞株中で増殖ぜしめる。
連続、サル腎臓細胞株、L L C−M K 2の感染
培養物を培養21〜28日後28日後培養器表面からは
がし取り遠心して細胞を集める(sooxy、4℃で1
0分間)。集めた細胞の塊りを分解緩衝液(10mM 
トリス−11C1、pH7,5; 10 mM Na(
IJ ; 1.5 mM Mgα2;1%ポリオキシエ
チレン(9)オクタノーノり中に懸濁させる。850 
cc のローラー容器2個の細胞塊あたり5dの緩衝液
を用いる。
細胞分解物を、超音波処理装置を高度(hlgh)にセ
ットして20秒間超高波処理する。水浴上で、これを1
0分間インキュベートする。
再び同じセットで20秒間超高波処理する。
次にこれをさらに20分間水浴上でインキュベートする
。細胞破片を10℃で20分間10、000 X rで
遠心して集める。上清を取す、サルコシルナトリウム(
SLS)の20係保存溶液を加えて、最終濃度0,5係
とする。
ビールス含有上清を37℃で30分間インキュベートし
、次に」−述の如く、10秒間超音波処理する。ポリカ
ーホネート遠心管中、蔗糖液層は0.1チSLS及び1
0mM トリス−IQ!、pH7,4; 150 mM
Naα; 1. OmMEDTA(TNE)の混液中2
0%蔗糖(RNase 、無)を含有する。典型的には
、Beckman T−45ローター用の70dポリカ
ーホネート管を11」い30 mlの蔗糖液層上40 
meのヒールス含准上清を乗せて層にする。次に4℃で
23.000rpmで20時間遠ノL・する。
遠心後、上清を除き、ビールス塊をi’ N E中0.
5%SLS液中に懸濁する。次に上述の如<10秒間超
音波処理する。
ビールスを37℃で30分間イ:、’ キ、:L ヘ−
トし、上述の如<10秒間超音波処理する。
塩化セシウム25%〜45%の直線勾配上にビールスを
乗せ、8℃で40,000 rpmにて60時間遠心す
る。(Beckman型45 ローター中、10ローラ
ー容器から得たビールスに対し直線勾配液100dを用
いる。塩化セシウム溶液は、TNE及び01%SLS中
で製する)。
直線勾配の底か4ら2.5dずつ分画し、R■A検定に
よりA型肝炎ビールス抗原の検定を行なう。1.34f
/ゴにて、感染HVAピークの局在を屈折計で決定する
。ピークの部分を合併しく 1.33〜1.359 /
 ml )、TNE中0.1%SLS@液で20倍希釈
する。Bec−kmanT−450−ターで4℃、10
時間40、 OOOrpmにて遠心する。最終ビールス
塊をTNE中0.1 % S L S溶液中に溶かし、
ビールス抗原のRIA検定により濃度を決定する。
実施例2 A型肝炎ビールスの放射活性標識 クロラミンTあるいはラクトペロキシダーゼ系を用いて
、精製HAVをヨウ素化する。
このどちらの方法によっても、HA■のVP−1は、V
P−2又はVP−3よりも良く標識される。
実施例1に記載のCsα 勾配により単離したH A 
V 5〜20ミクログラムを、クロラミンT反応におい
て、リン酸ナトリウム緩衝液(0,5M )、1.om
ciの125■−ヨウ素を月]い全反応容量0.1 d
中でクロラミνT(25ミクログラム)と60秒間反応
ぜしめて標識する。反応を中止するため、重”−INI
酸ナトリウム(40ミクログラム/ 0.1 me )
を加える。
架橋型デキストラン(セファデックスG−100)カラ
ム(14m7!; 1.3 X l 5 an :直径
×高さ)を用いたクロマトグラフィーにより125工標
識HAVを未反応125丁−ヨウ素から分離する。標識
ビールス粒子を含む間隙容積画分を、Laemmli等
による不連続ゲル系(Nature;ロンドン、277
:680−685.1970 )を用い、次の変法を用
いてドテシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電
気泳動(5DS−PAGE ) を行ない分析する。す
なわち15チアクリルアミド−3,5M尿素の分離層及
び5チアクリルアミド−3,5M尿素の重ね層を用いH
AV主構造タンパク質を解像する。
クーマシーブルー又は硝酸銀染色により解像した主バン
ドは分子量33.000 d (V P−1)、29,
000 d (VP−2L 27,000 d(vp−
3)で、はソ等量存在する。他の副バンドが時により2
8kd〜30kd及び24〜26kdの部位に移動して
見られさらに高分子量(60kd )にも発現する。H
AV主構造タンパク質はタンパク質濃度としてはソ等量
存在するが、VP−1はVP−2又はVP−3に比べて
、12Jが良く標識される。
VP−3はVP−2,1:りも標識される)。
HAVをその′=!ま12J−ヨウ素で放射標識するの
に用いる他の標識法は、ラクトペロキシダーゼ酵素法で
ある。本酵素は、ビールス粒子に直接侵入しないため、
表面のタンパク質のみが標識されやすい。本方法を行な
うには、10μ2 の純HAVを凍結乾燥し、0.2M
酢酸ナトリウム緩衝液(pH5,6)中に溶かして10
μ7775μlとする。6〜8単位の酵素活性を有する
1 00 ttf/ のラクトペロキシダーゼを酢酸ナ
トリウム緩衝i (pH5,6)に溶かし、これを1m
C4の1251と共にHAV溶液中に加え入れる。50
 % H2O2の1:3600希釈液(水で希釈)を加
えて、反応を開始する。混合物を5分間インキュベート
し、5分間かくで更に3回H2O2(10μt)を加え
る。反応を中止するため、300μLの、NaI (1
0Tng/ ml )を加え、標識物を架橋型アガロー
ス(セファローズCL6B)カラムを用いてクロマトグ
ラフィーを行ない、放射標識ラクトペロキシダーゼ及び
遊離のヨウ素から、”JIIAVを分離する。標識HA
 VtsDs−pAagで分析するとこの場合でも33
 kd タンパク質(VP、−1)は29又は27 k
d タンパク質よりも非常(lこ良< ・漂!+哉され
ることが明らかとなった。
これら2種の標識法は、両者共、VP、−’Lがビール
ス表面から得られる最も標識されやすいタンパク質であ
る事を示している。
実施例3 ビールスタンパク質の単離と定性 33 kd タンパク質、VP−1はHA、Vから以下
の如き方法により単離する。すなわち、試料用緩衝液中
(実施例2におけるLaemmliの方法による)に、
ビールスを溶かす。次に、実施例2の如く、ポリアクリ
ルアミドゲルでビールスタンパク質を個々に分離する。
電気泳動後、Hunkapiller等の方法(Met
hodsin Enzymology 、91巻、22
7〜236.1983年、アカデミツクブレス社、ニュ
ーヨーク)に従い、ゲルからVP−1を単離する。
VP−1は +2J標識HAVを非標識HA Vと共に
電気泳動し、各タンパク質の部位を決定するため、X線
フィルムにゲルを暴露する事に工り非固定ゲル中に局在
化する。
VP−1含有のゲルバンドを、かみそりの刀で切り取る
。これを10 mM重炭酸アンモニウム(AB)、2.
0%SDS、1.5mMジチオスレイトール中、室温で
2時間、又は4℃で1晩インキユベートする。次に、■
5C01750型濃縮(幾を用い、3ワット/試才」で
試料管中、ゲル切片及びインキュベーション緩衝液を4
〜5時間荷電してVP−1を電気溶出させる。電極及び
内部チャンバー中で、50mM AR,0,1%SDS
を用いる。試別の荷電、電気泳動、非荷電は、本機器の
案内書に記載の方法で行なう。電気泳動後、vp−1を
、各24時毎に4回clH20を変えて透析を行なう(
500$のdH20あたりvp−1溶11d)。VP−
1を乾燥し、純度(SDSケル、実施例2に記載の方法
)及びアミノ酸濃度分析又はアミノ酸配列を調べる。
アミノ酸羨度はVP−1を6MMC/!で加水分解し、
Poe等(J、 Biol、 Chem、 258.2
209〜2216.1983 ) の方法、5pjes
s 等(Proc、Natl、Acad、Sci、US
A、76.2974〜297B、1979 )の方法に
よりBeckman121型分析機で分析する。アミノ
酸濃度は衣■に示す。
表 1 グリシン 28.80 22.32 セリン 10.25 9.58 グルタミン酸及び/又は グルタミン 9.73 8.73 アスパラギン酸 及び/又はアスパラギン 7.97 9.23アラニン
 6.36 6.90 スレオニン 5.22 7.87 0イシン 5.28 6.85 バリン 4.32 5.17 リジン 4,13 3.96 プロリン 3,54 5.09 フエニルアラニン 3,29 4.16フルギニン 3
.93 2.26 イソロイシン 2,25 3.34 チロシン 2.72 2.41 ヒスチジン 1.47 1.68 メチオニン 0.74 0.48 アミノ酸配列の分析の場合、前実験の結果、本ビールス
タンパク質のアミン末端が保獲されている事がわかった
ので、ブロムシアンでVP−1を分解する。VP−1,
10〜40μ7を70係蟻酸約1meK溶かし、40倍
過剰の(重量)ブロムシアンを加える。これを室7晶で
16時間インキュベートする。分解タンパク質を、He
wick 等(J、Biol、Chem、256.79
90−7997.1981 ) の方法に基すき、気−
液固相アミノ酸配列分析機で配列を分析する。次のアミ
ノ酸配列テータをそれぞれ1.t)る。
この場合カッコ内に示すアミノ酸残基はヌクレオチド配
列から推定したものである。
上に示し/こ配列における、ず在わちVl)−1タンパ
ク質における配列では、配列1のValで始するものと
思われる。
配列データは、HAvゲノムのDNAコピーをDNA配
列分析して得られたヌクレオチド配列に対し、丸ごとの
配列分析機を用いて得たデータと比較して得る。本方法
は、当C−I−Pと同時に提出された、係属中のU。
s、S、N。 、(代理人ドケット (docket ) 1701.1、発明者Linem
eyer 。
Menke 、、 Mi tra 、、Reuben 
、同−譲受人に譲渡、その明細書を文献として導入する
。)に記載され、特許請求の範囲中に含捷れている。
VP−1ゲノムのヌクレオチド配列を含む1−I A 
Vの部分的ヌクレオチド配列及び、対応する、そのアミ
ノ酸配列を以下に示す。
Lcu Lcu Asn Cys 八sn llc 八
sn Asn Vat Val 八rg lie Ly
S it l’To l’lu: lle B1M口 
Thr 八sn Thr Asn Pro 八sp G
in Lys Cys lle i’l+r Ala 
LeLI AIa bcr 11CしyS1972 1
999 CAA GTT GGT ATA ACA 八CT 八
TG AAG GACCTG AAA GGG AAA
 GCCAAT AGG GG八 八AGGin Va
l Gly lie Thr Thr MIiT Ly
s As Leu L s Gly Lys 八la 
八sn 八rg Gly 1.ys1 Pro Ala Leu Aha l、ys Lys 
Val Pro Glu Thr Pt+e Pro 
Glu Leu Lys Pro Gly GluTh
r Leu Ser Ser T11r Ser 八s
n Pro l’ro 1lis Gly 1.eu 
I’ro Scr Thr Lcu Arg TrpP
he I’he 八sn Leu I’he Gln 
しcu Tyr 八rg Gly Pro Leu A
sp Leu Thr lie Ile l1eVat
 Asp Thr Pro Trp Val Glu 
Lys Glu Ser Ala Leu Ser I
le Asp Tyr Lys Thr2458 24
85 GCCCTT GG八 GCT GTT AGA TT
T AAT ACA AGA AGA 八CA GGG
 AACATT [:AG ATT 八GAAla L
ea Gly Ala Val Arg Phe As
n Thr Arg 八r1; Thr Gly As
n lle Gin lle A+3Leu Pro 
Trp Tyr Ser Tyr Lcu Tyr A
la Val Ser Gly 八la Lcu 八s
p Gly 1.cu Gly八Sへl Lys Th
r 八sp Ser Thr Phe Gly Leu
 Val Scr llc Gln llc Ala 
Asn Tyr 八5n11is Ser 八sp G
lu l’yr Leu Ser’ l’he Ser
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Gln 5etlitu l’l+e Tyr I’h
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 VIll Gly 1.ys Gin 八rl 1.
+:u 1.)Is ’l’y[八L+ G11l +
山+fiuLeu Ser 八sn Glu Val 
Leu Pro Pro Pro Arg 1.ys 
MliT Lys Gly Lcu l’l+e Sc
r +ilnArg Gly Vat HA VはRN Aビールスであるため、上の配列中、
デオキシチミジンホスフェートt −RわすrTJで示
したヌクレオチドは、実際には従来から「U」で示すウ
リジンホスフェートである事は理解されたい。下線及O
一番シJ゛を付けた配列は、第33 頁における配列番
号のアミノ酸配列にそれぞれ対応する。
実施例4 精製、A型肝炎ビールスによるマウスの免疫化実施例1
に示って得た、精製HA Vを成熟B A L B/C
マウスに腹腔内投与する。各マウスには0.5 mlの
完全フロイントのアジュバントに溶かした571′? 
の精製HA Vを投与する。ビールス感染18日後、各
マウスの一力の眼から血清を採取する。基本的競HJp
 I A試験(HAVA B、 Abbot )、及び
中和試験(下達)でHA Vに対する、抗体を検定する
ヒールス投与前に採取した血清を、これらの分析用基準
とする。
P I A、 (実施例7に記載)及び中和(実施例8
に記載)の両方法で抗HAV抗木が陽性のマウスを、細
胞融合3日前に3.5μ7 の精製HAVを尾静脈から
注入する(水性液、0.2d/マウス)。細胞融合に用
いた2匹のマウスから採取した血清をHAVに対する抗
1t=(HAvAB、 Abbot )及び中和活性を
検定したところ陽性を示した。
実施例5 免疫化マウス胛臓細胞とマウス骨髄腫細胞とHT培地中
凍結保存したマウス骨髄腫細胞(SP210)を増殖さ
せる。HT培地100ゴ中には、66ゴのDulbec
co 改良Eagle 培地:20m1の牛胎児血清(
F CS ) ; 10 areのEagleバランス
塩を含むNCTC109;2ゴの2mML−グルタミン
; 408 mgのヒポキサンチン及び114 mgの
チミジンを300−の蒸留水に溶かした溶液1m;OP
I保存液(1,syのシスオキザル酢酸、0.4M’の
ピルビン酸、2000単位の牛イジシュリンを100 
ml I(20に溶かした溶液) 1 m7!; 0.
2−mlのペニシリン(10,OOO単位/ ml )
及びストレプトマイシン(10,000tt9/ml 
)混合物を含有する。H’A V (実施例4)で免疫
化したマウス胛臓を断頭後に取り、室温で無血清HT培
地中に入れる。胛臓をプラスチック製ペトリ皿に入れ、
プラスチック製スクラツパーで、胛臓をけずり落してば
らばらの細胞にする。皿を5ゴの無血清HT培地で洗浄
し、15m7!のプラスチック製コニカル管中に入れる
。大粒子を沈ませ、上清を15m1.のプラスチック製
丸底管に移す。10分間、室温で350Xfにて遠心し
、細胞を集める。上清を除き、無血WT IIT Jp
地(]−’ Ome / 2個の貯庫)中に懸濁させる
。トリパンブルー処理により、全細胞が生育し得るかど
うかを決定する。
生育可能な5P210骨髄腫細胞を決定し、この細胞数
よりもl log多い肺臓細胞を用いて混合する(すな
わち、2×108個の肺臓細胞に対し、2×lO7個の
5P210細胞を用いる。)。細胞混合物を350Xi
i’で10分間遠心して細胞を集め、10m1の無血清
11T培地中に懸濁させる。これら遠心による細胞収集
−懸濁−洗浄の操作を更に2回くり返す二最終的に10
m7!の無血清HT培地に懸濁した後、15mの丸底管
に入れ、350×7で10分間遠心して細胞を集める。
ポリエチレングリコール(PEG:平均分子量=100
0d)を45℃で液化し、無血清HT培地と混合し35
%PEG濃度にする( V/V )。PEG/HT培地
混合物を3mlシリンジの先端に付けた0、22ミクロ
ンの膜フィルターを通して滅菌する。次にPEGを37
℃に保つ。PEG/培地混合物中にジメチルスルホキサ
イド(DMSO)を加え、最終濃度5%にする。PFJ
G/DMSO/HT培地混合物を牌細胞ペレットに2X
108細胞あたり0.8−になるよう滴下し、培養管壁
をかるくたたき、ゆすって細胞を懸濁させる。
細胞の接触時間を6分間となるようにして、250×2
にて室温で遠心する。・PEG上清を吸引して取り除き
、10meのI−I T培地中に懸濁する。350Xl
、10分間遠心して細胞を採取し、■■T培地中にて、
ゆっくり懸濁させ、最終濃度を3.5XlO’骨髄腫細
胞/蔵とする。細胞を、ピペットをハ]いて96個の井
戸型ミクロ力価板中に0.1 m7!/板濃度で入れ、
水−包被CO2インキュベーター中、5%CO2,96
%湿度にて、インキュベートする。
24時間後、各井戸型板に、0.1 mlのJ−I A
 T培地(H’]’培地VC0,352mf/リットj
L dA度でアミノプテリンを加えたもの)を加える。
井戸型力価板に、01ゴの新しいHA T培地を4〜5
日4U入れる。
15条以」−(一般には40〜80%)の細胞接合度の
細胞を用いて、HAVに対する抗体産生を、単一クロー
ンRIA及び中和検定により調べる。(実施例7及び8
に記載)。
上述検定法により高い活性を示す細胞を、2期期の限定
希釈で継代クローン化する。強いHA V結合性及び中
和活性を持つ4継代クローンを得る。これら継代クロー
ンから得られた精製単一クローン抗体について常法によ
り、亜型イムノグロブリン及び分子量を調べ、以下の結
果を得た。
A IgG−2a 49,000 27,000B I
gG−149,00027,000CIgG−2a 4
9,000 27,000D IgG−2a 49,0
00 27,000実施例6 組織培養培地から得られる単一クローン抗体の不肖製 架橋実験、標識HAVの免疫沈殿及びビールス上の中和
部位を決定するための他の実験に用いられる単一クロー
ン杭木は個々の抗体を産生ずるハイブリドーマ細胞の増
殖培養液で精製する。用いた方法は以下に示すとうりで
あるが、本質的には、Emini等の方法(J。
Virol、43−1997−1005.1982 )
に従った。
特定のハイブリドーマ細胞株の培養液2す′ノトルをw
hatmann 4Mf−1紙、グラスウールカラム、
アカロース(セファロース6B)カラムをそれぞれ通過
してΔコ過する。組織培養液を100mM1−リス−H
α、p118を加えテpH8,0にする。次にタンパク
質入−セファローズカラム(2リツトルの培養液に対し
4〜6ゴの層容量)を通過させる。10層容量の100
mM トリス−■]α(pH8,0)でカラムを洗浄す
る。次にグリシン(100mM )pH3,0を加えて
結合イムノグロブリンをカラムから流出させる。抗体を
安定化さぜるため、グリシンの酸性側pHを高いpHに
変えるように容管の中に100 mMのトリス−fIc
J! (+)II8.0)を入れて分画する。カラムか
ら流出するタンパク質ピーク画分を集め、蒸留水で透析
する。これを全抗体として用いるか、Fab断片を得る
ために更に処理する。
各単一クローン抗体のFab断片を得るため上述の如く
タンパク質Aカラムを用いて精製した10〜15■の抗
体を、凍結乾燥し、100 mM リン酸ナトリウム、
10mMシスティン、pH7,2(2ml/ 2 Qm
g抗体)中に溶かす。パパイン(10〜15単位/mg
)を抗体に対して重量で1:100の比で加える。
これを37℃で1晩(16時間)インキュベートスる。
ヨウドアセトアミドを加え最終濃度30 mMにして反
応を中止する。消化杭木を架橋デキストラン(セファデ
ックスG−75)カラム(2,5X 20cm、直径×
高さ)を用い4℃でクロマトグラフィーを行なう。
両分は存在するタンパク質の測定として280nmにお
ける吸光度でチェックする。大多数のFab 断片を含
む第2ピークの両分を集める。タンパク質入−セファロ
ーズカラムを通過させ、タンパク質Aカラムに結合する
Fc断片又は、未消化抗体を除く。タンパク質Aカラム
から得られるFab断片のピーク画分を集め、蒸留水で
透析する。これを凍結乾燥し200μ2ずつ一80℃で
保存する。
実施例7 A型肝炎ビールスに対する抗体検定のためのラジオイム
ノアッセイ この検定のため、ヤキ抗−マウスイムノグロブリン(’
IgG)又はヤキ抗−ラットLgGを用いてHAVに対
するマウス又はラット抗体を検定するため、直径0.6
爺のポリスチレンピースを抗血清でコーチングする。コ
ーチングは次の如く行なう。すなわち抗血清を生理的食
塩水中、少なくとも1:400(1:1000−*で)
に希釈する。室温で1晩ヒーズをインキュベートし蒸留
水で4回洗浄し、風乾した後−20℃に保存する。
検定のため、10〜20ttlの各血清(実施例4にお
けるH A Vで免疫化したマウスから得る)又は単一
クローン組織培養液(実施例5より得る)を、1%BS
A(牛Jf++清アルブミン)及び0.02 %のナト
リウムアジドを含むPBS (リン酸緩衝化生理食塩水
)で0、2 mlに希釈する。これを、プラスチック製
反応皿中の井戸型力価板中に入れる。ヤギ抗−マウスI
g でコーチングしたピースを、各力価板中に1つずつ
入れ検定血清と37℃で2時間インキュベートする。
3〜5ゴの水で3回洗浄し、02ゴのHAV(実施例1
の方法で得る)をP B S (1%BSA及び0.0
2 %ナトリウムアンドを含む)で50ナノグラム/d
に希釈し、各力価板に入れ室温で1晩インキユベートす
る。ヒースを再び、5ゴの水で3回洗浄する。HAVに
対する1251抗本(HA V A B、 Abbot
t )(0,2d)を加え、37℃で2時間インキュベ
ートする。上述の如くピースを洗浄し、カンマカウンタ
ーで1分/試料で測定する。
陽性の基準は中和検定及びI−I A V A B検定
でHAVに対する抗体が陽性を示したH A V−免疫
化ラット又はマウス血清である。陽性の基準は、PBS
のみ又は陽性血清に利用した動物の、あらかじめ免疫化
した血清である。
各検定血清又は単一クローン抗体は、、epmの値が陽
性基準の平均よりも標準偏差が5以上の場合は陽性とす
る。
必要ならば、ヒースは、HAVに加える前に抗−HA 
V単一クローン抗体で直接コーチングする事ができ、ヤ
キ抗−マウス又はラット抗体層をイマ1けるのを除く事
ができる。
実施例8 A型肝炎ヒールスの中和検定 E M F2M (Ii:aglc最少必須培地)に1
.0 %FC8を加えた培地を用い、96個の井戸型力
価板中に、凍結保存した新生サル腎臓(NBCmK )
細胞を1×104細胞/力価板濃度で、CO2−水包被
インキュベーター中35℃、湿気下5%C02にて5〜
7日間培養して80〜90%細胞接合度にする。L L
 C−MK−2(サル腎臓連続細胞株)もHA V増殖
、中和検定に用いるが、ビールス増殖を決定するインキ
ュベート時間は長い(NBCmk細胞が6〜8日である
のに対して10〜14日である)。
検定に用いる保存ビールスは、検定に用いる細胞(ずな
わちNBCmk細胞中の保存NBCmkヒールスのみ)
中で、あらかじめ増殖させる。前述の方法(米国特許4
,164,566)で製造した未処理保存HAVを、こ
れらの検定に用いる事ができるが、中和抗体活性の、よ
り高い力価が界面活性剤SLSで処理しだHAVで決定
できる。この方法を行なうには20%S L S保存溶
液を保存HAVに加え1最終濃度0.1%とし、ビール
スを中力混合して37℃で60分インキュベートする。
ビールスを4リツトルのPBSで3回換えて、36時間
かけて透析し4dとする。次にビールス溶液を、透析膜
中から取り出しf過滅菌して、少量ずつ(0,3〜0.
5−)−20℃で保存する。
中和検定を行なう日、保存ビールスを希釈して、数個の
5又は10倍希釈物とする(希釈にはEMEM培地を用
いる尤単−クローン抗体を含む血清又は組織培養液を小
プラスチック管又はミクロ力価板中の11八■希釈物中
に入れる。一般に各ビールス0.1 meずつ入れた中
に、血清を1:4〜1:200の割合で加える。(超免
疫性動物血清では、更に希釈の割合を多くする)。ビー
ルスと抗血清を混合し、室温で60分インキュベートす
る。
培養液を吸引して除き、検定細胞にあらかじめインキュ
ベートしたビールス−1九本混合物を、各希釈物に対し
、別々のミクロピペットチップを用いて加え、汚染を防
ぐ。細胞の入った力価板を台の上で、室温で30分間ゆ
すり、35℃で30分静置培養する。培養液を吸引して
除き、05%FC8,2mMクルタミン、50単位/ 
mlのペニシリン、50ミクログラム/ mlのストレ
プトマイシンを含イイするEMEMを加える(025ゴ
/力価板、96個)。
次に細胞をCO2水包被イラインキュベーター中℃でイ
ンキュベートする。HAVで感染後5日日に吸引して培
養液を除き、上述の牛胎児血清、グルタミン、ペニシリ
ン、ストレプトマイシン含有の新しいEMEMに換える
NBCmk細胞感染後7日染抜び日日L’C−MK−2
細胞10〜14日目に細胞を固定する。この方法は以下
の如く行なう。すなわち培養液を吸引して除き、細胞を
0.2ml+7)PBS/洗浄/力価板力価っくり洗浄
する。アセトンを2QOμt/力価板、加えて細胞を固
定する。アセトンと細胞の接触時間が60秒以下となる
よう、すばやく吸引して除く。板を風乾し全アセトンを
除く。
HA Vに対する125ニー標識抗咋(HAVAB。
Abbott ) を0.040 m12’/力価板(
約0.15マイクロキユ一リー/力価板)ずっ各力価板
に加える。板を振動台上60分、室温でインキュベート
し、次に35℃で3時間静置する。
+2J抗血清を吸引して取り、0.3ゴのPES /力
価板/洗浄で3回力価板を洗浄する。次に板を、ゆるや
かな流動水で10回洗浄する。
板を風乾又はオーフン中ですばやく乾燥抜根を増感X−
線フイルムに感光させる。感光は一70℃で10時間〜
3日間行なう。
゛基準は1) 12J抗体によりハックグラウンド標識
した非感染細胞、2)ビールスの力価を決定するだめ抗
血清又は単一クローン組織培養液を加えないビールス希
釈物、3)前述のHAVに対する中和抗血清に対しそれ
ぞれ陰性及び陽性で示した、マウス、ラット、キヌサル
、又はチンパンジーの感染前及び後の血清である。
血清又は単一クローン抗体の中和力価を決定するため、
非感染細胞の標識に対するビールス希釈物の放射標識(
X−線フィルムの黒化度)を比較して非処理ビールスの
力価を最初に決定する。次にA型肝炎ビールスを増殖阻
害する最高抗体希釈物(又は、より少ない生産抗原/力
価板)はA型肝炎ビールスに検定血清を加えた力価板を
ビールスのみで増殖゛させたものと比べて決定する。増
殖阻害の正確な割合を決定するため、可視又はデンシト
メーターを用いて放射活性フィルムを測定する。
I−I A V免疫化宿主の単一クローン抗体及び血清
は、前述の検定法によりビールス中和活性がある事を示
した。
実施例9 HA Vに対する単一クローン抗体の架橋HAVに対す
る中和単一クローン抗体は、Emini等の方法(J、
 Virol、旦、997−1005゜1982 ) 
を多少変更し、異種−1基作用性架橋剤、トルエン−2
,4−ジイソシアネート(TDI)を用いてビールスに
架橋する。単一クローン抗体の乾燥断片にリン酸ナトリ
ウム緩衝液を加え、一般には、最終濃度05μf /I
tlにする。TDIを加工、1.1 ttl / 20
0 μiの抗1;l、:を加える。次に抗体−F”ab
断片をTDIと4℃又は室温でインキュベートする。棹
々の時間、(一般に10分以下)に一部を取り反応を中
止し、これを0℃で10分間インキュベートするとTD
Iが固形化する。
2、000 X fで0℃にて遠心し固形化TDIヲ除
く。0℃でのインキュベートと遠心をくり返す。最終の
上清を取りHA Vを加える。
HA Vは非標識ビールス(3〜5μ7/反応)として
、又は125■標識HA V (反応あたり、50.0
00〜70,000cpm)として、あるいは35S標
識HA V (3,000〜7.000cpm)として
加える。ビールスを抗(A、と室?i’ll!て30分
間インキュベートする。
室温、10分間で、飽和第:3リン酸塩緩Iii液を加
え、pH9,6にする。次に飽和第1リン酸塩緩衝液を
加えて、pl+ 7. Qにする。次に試別をdl−1
20で透析(氷を3回換える)する。
各試別を凍結乾燥し、実施例2の如くポリアクリルアミ
ドゲルで電気泳動する。電気泳動後、クーマシーフルー
(f(−250,50%メタノール溶液中0.2 % 
’)でゲルを;−30分間染・色する。次に15%メタ
ノール、5%酢酸にて脱色する。ゲルを乾燥させX−線
フイルムに、種々の時間で感光させる。個々のタンパク
質に対する架橋度を調べるため、X−線フイルムのデン
シトメーターによる追跡(トレース)を行ない種々のビ
ールスピークを定量する。非放射活性HAVの場合は、
ゲル自体を走査し、乾燥する。単一クローン抗体を12
J標識HAVに、4℃又は室温で架橋させる。両温度で
抗体は、28〜29 kd のvp−2,27kd の
VP−3J:りも、33 kdのVP−1に多く架橋す
る。
実施例10 A型肝炎ビールスタンパク質に対する抗体の免疫検定 HAVに対する抗体の免疫検定は、ウサギ又はマウス血
清を決定するだめの、それぞれヤギ抗−ウサギ:ワサビ
ペロキシダーゼ(G A R−HRP )又はヤギ抗−
マウス:ワサとペロキシダーゼ(cAM、−HRP)を
用いた、Bio−Rad Laboratries社の
免疫検定キットに伺いでいる使用説明書に従いこれを行
なう。本質的にはII A Vを実施例2における如く
ポリアクリルアミドゲルで電気泳動する。
次に1.I(oefer 5cientific In
struments TE42転移機を用い、ニトロセ
ルロース膜(キット)に転移させる。転移緩衝液は] 
OOmMヒトス、16mM クリシン、20%メタノー
ルを含有し、この場合平均60ホルトで4時間かけて転
移させる。次にニトロセルロース膜を、トリス緩衝化生
理食塩水(TBS)(20mM トリス−HLJ 、 
pH7,5; 500 mMNaα)中3%ゼラチンで
Bio−Rad使用説明書の如く被覆する。ニトロセル
ロース膜を、犀−クローン組織培養液に]:5〜1:2
5及びヒト、チンパンジー、キヌサル、マウス、ウサギ
、ラット、モルモットのHA Vによる感染前及び後の
血清1:100〜1:’+00の範囲の希釈液中1晩イ
ンキュベートする。
インキュベート後、膜をdi−1,0で洗浄し、次にT
 T B S (0,05%のポリオキシエチレン(2
0)ソルビタンモノラウレートを含ムTBs)でそれぞ
れ10分間、2回洗浄する。
チンパンジー、キヌザル、ヒトの血清試料を1:200
0〜1:3000に希釈したウサギ抗−ヒト血清と1時
間インキュベートする。
上述の如く、洗浄後、全試料を最終指標抗体:ウサギ血
清を含む第2抗体中で洗浄したものに対するG A R
−J−I RP又は、マウス血清を含むものに対するC
AM−HRP、にてインキュベートする。室温で2時間
インキュベート後、ニトロセルローズ膜を洗浄し、着色
剤を13io−Rad説明書の如く加えて、特異的HA
Vタンパク質に対する反応抗体を現像する。
感染後のチンパンジー抗血清は主としてVP−1と反応
し、VP−2、VP−3との反応性は低い。感染前チン
パンジー血清の非特異的応答性は第2抗体(ウサギ抗−
ヒト)の低希釈物を用いた場合に顕著であり、等量で存
在する全てのタンパク質で検知されるが、高希釈物(1
:3000)では検知できない。
キヌザル感染後血清はVP−1及びVP−2と強く反応
するが、VP−3とは反応性が弱い。感染前血清は、ど
のタンパク質とも反応しない。ヒトの感染前及び後の血
711゛はキヌサルの場合と似ている。HAV投与マウ
ス又はウサギ血清は主としてVP−1と反応しvp−2
、VP−3との反応性は低い。
実施例11 A型肝炎ビールスに対する抗体の改良型競<工+検定 HAVに対する抗体測定用の市販キット(HA VA 
B、 Abbott )を用いた方法及び試薬を使用し
て、以下の如く改良して本検定を行なう。組織培養液(
混成腫瘍細胞より得る)又は検定を行なう血清、100
マイクロリツトルを20個の井戸型ミクロ力価板に加え
る。100マイクロリツトルより少なく用いる場合、1
 yng / ml B S A含有PBSを加えて全
量100マイクロリツトルにする。各力側板に、HA 
Vに対する12!l lヒト抗体(1−I AV A 
B、、Abbott )又は実施例13に記載の方法で
製造した125I単一クロ一ン抗体を加える。)(AV
に結合するポリスチレンビーズを各力価板に加える。ミ
クロ力価板を振とう台上、30分間インキュベートし、
室温で1晩静置する。検定血清又は培養液、競争標識抗
体を吸引して取り、ビーズを2ゴの蒸留水で3回洗浄す
る。これをガンマカウンター(1分測定/試料)で測定
する。基準は、陽性及び陰性ヒト血清(iIA V p
、 B、 Abbott )及び検定血清又は単一クロ
ーン杭木が陽性かどうかを決定するための試料であり、
陰性及び陽性血清のcpm を合計し2で割る。
改良競争検定を、動物(マウス、キヌザル、チンパンジ
ー)の感染前及び後の血清で行なう場合、感染前を陰性
、感染後を陽性として区別するのが容易である。単一ク
ローン組織培養液を検定に用いる場合、単一クローン抗
体のいくつかは、全てではないが、HAvに対する12
5■標識ヒト抗日・と競トi1する。実施例5のA、C
,Dを含む陽性J、l’l−クローン抗体はHAVに対
する125■抗本と競争する。これらの単一クローン抗
体を2種混合する場合(全検定量100マイクロリット
ルを用いる)、併用した単一クローン杭木のあるものは
互いに補体となり結果として、競争反応が大きくなるが
、他の併用の場合、同じ程度の競91が起きるのみであ
る。2種を混合して増強した単一クローン杭木は明らか
にI−I A Vの2種の異なる部位に結合するが、増
強されないものは、ビールス上の同−又は類似部位に結
合する。
単一クローン抗体の1つを12′■で標識し、競争検定
に競q1抗木として用いる場合、このような検定系によ
り、HAVに対する陽性及び陰性血清への異なった結合
量を容易に決定できる。このような分析において、HA
Vに対する、種々の量のヒト陽性及び陰性ヒト血清(H
AVA’BXAbbott )及びマウス、チンパンジ
ー、キヌザルの感染前及び後の血清を上述の如くミクロ
力価板に加え、100マイクロリツトルの125I標識
単一クロ一ン抗体を加えて、HAvコーチングしたポリ
スチレンビーズへの結合を競争させる。本検定は陽性及
び陰性血清の結合における差異を決定する事ができ +
2J標識抗体が中和抗体である事実は、競争する検定血
清中の抗体が、同じ中和部位又は単一クローン抗体が結
合する部位にも結合する事を示している。このようにH
AVにおける少なくとも1個の中和部位に対する単一ク
ローン抗体である +2J標識中和単一クロ一ン抗体を
用いた競争検定は検定血清中の防御抗体又は中和抗体の
存在を決定する迅速な検定法である。これに対して多ク
ローン抗−HA V抗体を用いる市販の抗HA■抗体決
定法においてはHA Vの中和部位と反応するという証
拠は無い。
実施例12 A型肝炎ビールスに対するハイブリドーマ産生、単一ク
ローン抗体を投1jシだ動物から得る腹水 若い成熟FだB A L B/Cマウスに、ハイブリド
ーマ細胞を腹腔内に0.5 ml!注入する前に2〜5
週間飼育する。ハイフリドーマ細胞をEMEM中希釈し
、約1m7!容昂で106〜107細胞数/マウス、投
与する。ハイブリドーマ細胞の増殖は、腹水としての増
殖に対して、かなり変化さぜる事ができるが、典型的に
は腹腔に針を入れて、10〜14日後に腹水を取る。腹
水は、使用時1で4℃で保存する。
実施例13 単一クローン抗体の放射活性標識 実施例12で得られた腹水から以下のようにして単一ク
ローン抗体を鞘製する。すなわチ、硫酸アンモニウムを
4℃で加えて、202ミリグラム/−濃度にし、抗体を
沈殿させる。
これを10.000 X fで15分遠心して集めPB
S中に溶かす。A−25カラムを通ノ尚させてQ Ig
M及びIgA を除く。間隙容積には1〜2のタンパク
質画分のピークを示す。
PM−10フイルターを有するAm1con 濃縮系を
用い、4℃で濃縮してタンパク質濃度1〜2 ”? /
 mlとする。あるいは単一クローン抗体は、実施例6
の如く組織培養液から精製する。
精製抗体物をヨウ素化するために、0.5Mりん酸ナト
リウム緩衝液(pH7,25)中に10〜151tf 
のタンパク質をガラス管中で溶かず。1ミリキユーリー
の12J−ヨウ素を10μを中に加える。クロラミンT
を0.5Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,25) 
1 ml中2、5 mgの保存溶液から251tV を
取って加え、ヨウ素化を開始する。20秒後、40マイ
クログラムの重亜硫酸ナトリウムを加えて反応を中止す
る。300マイクロリツトルのNa■を10マイクログ
ラム/ me濃度で反応管に加える。全反応物を14m
1のセファデックスG100カラム(1,3X 15 
cm :直径×高さ)の上に乗せる。0.02%ナトリ
ウムアジドを含むPBSを用いてクロマトグラフィーを
行なう。+25 ((聖職タンパクT1を含む両分を取
り、1mg/m1BsA、0.02%ナトリウムアジド
を含むPBSで、50.000 cpm/ 10 th
lに希釈する。
実施例14 VP−1から得られるサブユニットワクチンによる動物
の免疫化 実施例3で得られる単離vp−1を成熟し6w1sラツ
トに3回に分けて投与する。第1の動物群には0.73
.83日に投15. l、第2の群には0.16.70
日に投与する。第1回目の投+−7il′i(o日)、
0. ”、) 1n7!の1120.0.5Hの完全フ
ロイントのアジュバント中に約lO〜15μ7 のVP
−1を含イ]ぜしめ、1、0 mlを皮下注入する。第
2回目の投1j(73、又は16日)及び第3回目の投
与(89又は70日)は0.5 rd J(20、O,
’ 5 rrd完全フロイントのアジュバント巾約15
μ7 のVP−1/投L5. /動物を腹腔内投与する
VP−1の最終投与後、10〜14日、21日、28日
、数週間に血清を採取する。
これを実施例8の方法でHAV感染の中和度を検定する
。これらの1n冒1〒ば、IIAVの中和抗体の存在が
陽性であった。
出願人 メルク エンド カムパニー インコーボレーテツド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A型肝炎ビールスに対する中和抗体とタンパク質と
    が反応し、そのタンパク質が、酸加水分解及びゲル電気
    泳動後、グリシン、セリン、グルタミン酸及び/又はグ
    ルタミン、アスパラキン酸及び/又はアスパラギン、ア
    ラニン、スレオニン、ロイシン、バリン、リジン、プロ
    リン、フェニルアラニン、アルギニン、イソロイシン、
    チロシン、ヒスチジン及びメチオニンを上に示す順にそ
    の含有重量パーセントが少なくなるような割合で含有す
    る、分子量約33.000ダルトンのA型肝炎ビールス
    表面タンパク質。 2、 酸加水分解及び電気泳動後、アミノ酸が、はソ次
    の割合(重量); グリシン、約21チ〜約30チ、 セリン 、約 9%〜約11% グルタミン酸及び/又はグルタミン、 約8チ〜約105チ、 アスパラギン酸及び/又はアスパラキン、約7.2%〜
    約JO係、 アラニン、約6係〜約73%、 スレオニン、約49チ〜約82係、 ロイシン、約4.9%〜約7.2係、 バリン、 約4%〜約5.4係、 リジン、 約37チ〜約4.3チ、 プロリン、約3.2係〜約5.3係、 フェニルアラニン、 約3係〜約45係、 アルギニン、 約2チ〜約41係、 イソロイシン、約2チ〜約3.6係、 チロシン、約20係〜約30係、 ヒスチジン、 約1.3係〜約19係及びメチオニン、
     約0.3チ〜約09係 で存在する特許請求の範囲第1項のA型、′11炎ビー
    ルス表面タンパク質。 、 ペプチドのアミノ末端からカルボキシ未端の方向に
    アミノ酸配列が、以下に示す群、すなわち、 I Val−Gly−Asp−Asp−8er−Gly
    −Gly−Phe −,5e?−Thr−Thγ u Met−Lys−Asp−Leu−Lys−Gly
    −Lys−Ala −Asn−Arg−Gly−L!I
    ’5 11J Met−Asp−Val−8er−Gly−V
    al−Gln−Ala −Pro−Val−Gly−A
    la−11e−Thr−Thr711e −Glu−A
    sp−Pro−Ala−Leu−Ala−Lys−Ly
    s −Val−Pro−Glu−Thr−PheIV 
    Met−Gly−Arg−8er−Hi3−Phe−L
    eu−Cys −Thr−Phe−Thr−Phe−A
    sn−8er−Asn−Asn−Lys−Qlu−Ty
    r V Met−Ala−Trp−Phe−Thr−Pro
    −Val−Gly −Leu−Ala−Vat−ASp
    −Thr−Pr。 のうちの1個以上を含む特許請求の範囲第1項の:A型
    肝炎ビールスの表面タンパク質。 4、a)アニオン性界面活性剤及び還元剤を含有する溶
    液中にA型肝炎ビールスを溶かす; b)ビールスタンパク質を分離する; C)分子量約33.000ダルトン2のビールスタンパ
    ク質を取る; 以上の操作を特徴とする特許請求の範囲第1項の野面タ
    ンパク質の単離法。 5、アニオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリウムで
    ある特許請求の範囲第4項の方法。 6、 還元剤が2−メルカプトエタノールである特許請
    求の範囲第4項の方法。 7、 ビールスタンパク質の分離をケル電気泳動で行な
    う、特許請求の範囲第4項の方法。 8 ホニュウ類骨髄腫細胞に、A型肝炎ビールスで免疫
    化したホニュウ類肺臓細胞を融合して製造したハイブリ
    ドーマ細胞。 9 免疫化肺臓細胞が、A型肝炎ビールス又は、そのタ
    ンパク質サブユニットをインヒポで、ホニュウ類に注入
    して得る、特許請求の範囲第8項のハイフリドーマ細胞
    。 10、ホニュウ類肺臓細胞を、A型肝炎ビールス又はそ
    のタンパク質サブユニットでインビトロにて、感作せし
    めて、免疫肺臓細胞を得る特許請求の範囲第8項のハイ
    ブリドーマ細胞。 11、ホニュウ類細胞がマウス由来である特許請求の範
    囲第8項のハイフリドーマ細胞。 12、分子量約150.000ダルトンを有し、亜型I
    gG−1又はIgQ−2a である、A型肝炎ヒールス
    に対する実質的に純粋な単一クローン抗体。 13、 特許請求の範囲第8項のハイブリドーマ細胞に
    より製造される、A型肝炎ビールスに対する、単一クロ
    ーン抗体。 14、 9面が、A型肝炎ビールスに対する単一クロー
    ン抗体の内層に合着し、内層が、A型肝炎ビールスの外
    層に合着している事を特徴とする検査薬。 15、単一クローン抗体の内層がヤギの抗マウス抗体の
    最内部層に合着している特許請求の範囲第14項の検査
    薬。 16 特許請求の範囲第12項の1251標識[1,。 クローン抗体。 17、”J標識単一/7 ローンHA V又はvp−1
    抗体を、特許請求の範囲第14項の検査薬に加える事を
    特徴とする試料の、、HAV中和抗体力価を決定するだ
    めの競ゴj検定法。 1812’I標識ルークローンHA V又はvp−1抗
    咋を特許請求の範囲第15項の検査薬に加える事を特徴
    とする試着のHA V中第11抗(21辺力価を決定す
    るための競争検定法。 19、ホニュウ類に、効果的な量の、特*l’ 請求の
    範囲第3項のタンパク質を投与し、A型肝炎ヒールス又
    はそのタンパク質すフユニットに対する中和抗体を産生
    せしめる方法。 20 特許請求の範囲第3項のタンパク質を、効果的な
    量、含有する薬剤担体をlj徴とする治療組成物。 21、以下に示す配列;すなわち、 Val Gly Asp 1 八ry、Gly Vat (上記配列中、Xは未知、AはGtn又はGAu )を
    有する特許請求の範囲第1項のA型肝炎ビールス表面タ
    ンパク質。
JP59216019A 1983-10-14 1984-10-15 A型肝炎‐タンパク質サブユニツト抗原 Pending JPS60104020A (ja)

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US541836 1983-10-14
US585942 1984-03-02

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417185A (en) * 1977-06-15 1979-02-08 Wistar Inst Production of virus antibody
US4382076A (en) * 1979-11-26 1983-05-03 Merck & Co., Inc. Hepatitis A antibody assay
JPS5877823A (ja) * 1981-08-04 1983-05-11 ザ リージエンツ オブ ザ ユニヴアーシテイ オブ カリフオルニア 酵母b型肝炎表面抗原粒子及びワクチン

Patent Citations (3)

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