JPS599916Y2 - 加圧ボ−ルペンの高圧気体封入装置 - Google Patents

加圧ボ−ルペンの高圧気体封入装置

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Publication number
JPS599916Y2
JPS599916Y2 JP7056479U JP7056479U JPS599916Y2 JP S599916 Y2 JPS599916 Y2 JP S599916Y2 JP 7056479 U JP7056479 U JP 7056479U JP 7056479 U JP7056479 U JP 7056479U JP S599916 Y2 JPS599916 Y2 JP S599916Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tail plug
pressure gas
ink storage
storage tube
ballpoint pen
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Expired
Application number
JP7056479U
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English (en)
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JPS55169467U (ja
Inventor
保 角田
Original Assignee
株式会社パイロット
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はボールペンのインキ収容管内に高圧気体を封入す
る装置に関する。
従来からガス体または高圧空気(以後、高圧気体という
)を充填した高圧室内でインキ収容管にそれらを封入す
る装置は種々存在する。
し力化、それらの多くは通気孔を設けた尾栓を予めイン
キ収容管の開口部にわずかに挿入しておき、高圧室の気
圧が所定圧に上昇したとき、その尾栓を圧入するもので
あり、また、尾栓に通気孔を設けないものの場合には、
インキ収容管自体に通気孔を穿設し高圧気体を封入した
後、尾栓をもってその通気孔を閉塞するものである。
いずれにせよ、これら従来の装置ではインキ収容管は完
或したいわば固定的な高圧室内にセットされるものであ
るから、尾栓の一部はかならず、事前にインキ収容管内
に嵌合されていなければならず、従って、尾栓またはイ
ンキ収容管のいずれかに高圧気体が流通する通気孔の穿
設が必要となるものであった。
本案はこれら従来技術にみられる尾栓またはインキ収容
管への通気孔の穿設を不要ならしめ、簡便にして、より
確実な高圧気体の封入装置を提供しようとするものであ
る。
以下、本案の実施例を図面に基づいて説明する。
高圧室1は上部蓋体部1aと、インキ収容管2を保持す
る下部受台部1bとからなる。
上記蓋体部1aには押圧杆3が軸方向に移動可能に挿嵌
してあるが、その摺接面にはOリング4を設けて気密性
を保持できるようにしてある。
下部受台部1bにはインキ収容管2を保持する保持部5
が形或してある。
6は下部受台部1bの端部周面に取付けた気密保持部材
で、上部蓋体部1aが接合して高圧室1が完威したとき
高圧室1内の気密性を保持するためのものである。
第2図は第1図におけるA部を拡大した図で、気密保持
部材6について説明したものだが、ここでは、合戒ゴム
、天然ゴム、ポリエチレンあるいはポリプロピレンなど
の柔軟性に富み、また、復元力の旺盛な素材から形或し
た凹溝状体を用いている。
この気密保持部材6は、ここでは下部受台部1bの方に
取付けたが、上部蓋体1aに取付けてよいこと勿論であ
り、また、その材質、形状も両者1a,lbが接合した
とき気密性を保持しうるちのであれば、ここで用いたも
のに限らないことも勿論である。
7は高圧室1内に連通ずるパイプで、ここに連設したエ
アーコンプレッサー(図示せず)または、ガス体収容器
(図示せず)から高圧気体が高圧室1内に供給される。
8は押圧杆3の端部に設けた尾栓保持部で、第3図およ
び第4図がその構造の一例を説明している。
第3図のものは、尾栓9の直径よりやや小さな直径とな
るように保持部8の基底から内方に突出する突起10を
設けたもので、尾栓9はこの突起10に嵌着して保持さ
れる。
また、第4図のものは、基底から下方へのびる突部11
を設けたもので、この場合には尾栓9にこの突部11が
嵌合する凹部12を形戊する必要がある。
第3図および第4図において、保持部8の基底から放射
状にのびるテーパ一部13が形或してあるが、これは押
圧杆3の押圧作用により尾栓9がインキ収容管2に圧入
された後、当該テーパ一部13をインキ収容管2の端縁
2aに圧接させ、その部分をかしめようとするものであ
る。
かかるかしめ処理は、尾栓9の抜け落ちや、封入した高
圧気体の漏出防止に大いに役立つものであり、また尾栓
9の圧入とほは゛同時的に行なえるので、極めて便利で
もある。
いま、高圧室1を分離した状態において、下部受台部1
bに設けた保持部5に高粘性インキ2bを収容したイン
キ収容管2を装着する。
上部蓋体部1aは上方へあがった状態になっているので
、押圧杆3に設けた尾栓保持部8への尾栓9の取付は容
易に行なえ、この取付作業が終ったあと、上部蓋体部1
aをその端部が気密保持部材6に当接するまで下方へ押
しさげ、適宜な手段でこの状態を維持しながら、この完
威した高圧室1に高圧気体を充填する。
室内が所定圧になったとき、先記押圧杆3を押しさげる
ことにより尾栓9は、高圧気体を封入したインキ収容管
2内に圧人され、その気密性を保持することになる。
以上のとおりであって、本案は高圧室を上部と下部に分
離できる構造にし、しかも押圧杆に尾栓保持部を設けた
ので、尾栓は高圧室が分離しているときに押圧杆に取付
けることができ、高圧室の上部と下部が接合した後、所
定圧に維持した室内で押圧杆を押しさげることにより極
めて簡便、確実に高圧気体を封入したインキ収容管が得
られることになる。
また、本案によれば、尾栓またはインキ収容管に通気孔
を設ける必要がないので、経済的であるとともに、尾栓
圧入が所での気密性保持への配慮が軽減されるなど、そ
の奏する効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案を実施した装置を説明した要部断面図、第
2図は第1図のA部の拡大説明図、第3図〜第4図は尾
栓保持部8の拡大説明図。 1・・・・・・高圧室、1a・・・・・・上部蓋体部、
1b・・・・・・下部受台部、2・・・・・・インキ収
容管、3・・・・・・押圧杆、6・・・・・・気密保持
部材、8・・・・・・尾栓保持部、9・・・・・・尾栓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧室1内でボールペンのインキ収容管2に高圧気体を
    封入する高圧気体封入装置において、高圧室1を上部蓋
    体部1aと下部受台部1bに分離形威し、両者1a,l
    bの接合部のいずれか一方に気密保持部材6を取付ける
    とともに上部蓋体部1aに移動可能に挿嵌した押圧杆3
    に尾栓保持部8を設け、この尾栓保持部8で保持した尾
    栓9を上部蓋体部1aを押し下げた後、インキ収容管2
    内に圧入することを特徴とする加圧ボールペンの高圧気
    体封入装置。
JP7056479U 1979-05-25 1979-05-25 加圧ボ−ルペンの高圧気体封入装置 Expired JPS599916Y2 (ja)

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JP7056479U JPS599916Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 加圧ボ−ルペンの高圧気体封入装置

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Publication Number Publication Date
JPS55169467U JPS55169467U (ja) 1980-12-05
JPS599916Y2 true JPS599916Y2 (ja) 1984-03-28

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JP7056479U Expired JPS599916Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 加圧ボ−ルペンの高圧気体封入装置

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