JPS5998451A

JPS5998451A - ストロボ用電源収納装置

Info

Publication number: JPS5998451A
Application number: JP57207211A
Authority: JP
Inventors: Osamu Kawarada; 修河原田
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1982-11-26
Filing date: 1982-11-26
Publication date: 1984-06-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ストロボ用電源収納装置、更に詳しくは、可
搬型の大光量ストロボに？いて用いられる電源収納装置
に関する。

周知のように、一般のストロボは、野外等における閃光
写真撮影に対処できるように、可ｉＭ型に形成されてい
て、同ストロボに収納ないし接続された電源電池を動作
電源として作動するようになっている。特に、報道写真
等の撮影に用いられる可搬型の大光量ストロボは、大き
なガイドナンバが得られるように大容量の主コンデンサ
を配設しており、かつ、この大容量の主コンデンサを迅
速に充電する必要があるため、多数個の電源電池を収納
ないし接続するようになっている。この多数個の電源電
池を収納して、ストロボの電気回路に動作電源を供給す
る役目をするものが、ストロボ用電源収納装置である。

第１図および第２図は、従来のストロボ用電源収納装置
をそれぞれ示している。第１図は、ストロボ本体１の下
面がわに垂下するように形成されたグリップ部２内に、
複数の電源電池３を収納するようにした電源収納装置を
示しており、第２図は、ストロボ本体１とは別体のホル
ダ一部４を設け、同ホルダ一部４内に複数の電源電池３
を収納すると共に、ホルダ一部４とストロボ本体１とを
接続コード５で電気的に接続するようにした電源収納装
置を示している。

ところが、上記第１図および第２図に示す従来の電源収
納装置においては、収納された複数個の電源電池３がす
べて直列に接続されるようになっており、その電源電圧
でストロボ本体１内の電気回路を作動させて主コンデン
サの充電を行なうようになっていた。このため、■電源
電池６から大電流を取り出すので、電池３の放電率が著
しく低下し、電池３の有効利用が図れない、■ストロボ
の電気回路が大型化し、可搬凰ストロボの携帯性を悪く
する、等の欠点があった。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、多数個の電源電池を
収納し、収納した状態で電源電池を複数の電池群に分け
ると共に、各電池群に含まれる電池を直列に接続して複
数の直流電源を形成するようにしたストロボ用電源収納
装置を提供するにある。

本発明によれば、多数個の電源電池を複数の電池群に分
けて複数の直流電源を形成するようにしたので、各電池
における負荷電流を軽減させることができ、その利用率
を高めることによって、ストロボの充電時間の短縮２発
光回数の増加等を達成することができる。また、ストロ
ボの電気回路の小型化を同時に図ることができ、可搬型
ストロボの携帯性が向上する。

以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第３図は、本発明の一実施例を示すストロボ用電源収納
装置をストロボ本体に装着した状態を示し、第４図は、
上記電源収納装置をストロボ本体から若干引き出した状
態を示し℃いる。

本実施例の電源収納装置２０が装着されるストロボ本体
１０は、前面に発光窓１１ａ、　１１ｂが形成された箱
体でなる本体部１１と、この本体部１１を水平な支軸（
図示せず）を中心として若干回動可能に配設する基台部
１２と、この基台部１２の底面から下方に向けて垂下す
るように突設された長円筒状のグリップ筒部１６とで、
その主体が構成され又いる。上記発光窓１１ａ、１１ｂ
は、上下に連設された長方形状の透明窓で形成されてい
て、その内部には放物面状に彎曲された光反射板１４ａ
、１４ｂと、閃光放電管Ｐ　Ｌ！、　ＰＬ、とがそれぞ
れ配設されている。

一方、本実施例の電源収納装置２０は、割型状の２つの
半筒体２１Ａ、２１Ｂを重ね合わせて、下端部に中空長
方形板部２１ｂを有する中空長円柱状に形成された筐体
２１と、この筐体２１内に収納された２０本の電源電池
２２（第５図参照）とで、その主体が構成されている。

上記電源電池２２は、充電可能な単３型乾電池（例えば
、ニッケルカドミウム電池）で形成されていて、第５図
および第６図に示すように、２０本の５ち１８本は、中
心軸を垂直方向に揃えたうえで、前後方向に３本、左右
方向に２本。

垂直方向に６本ずつ重ね合わされて、上記筐体２１の中
空長円柱部２Ｉａ内に収納されている。また、２０本の
うちの残りの２本の電源電池２２は、中心軸を前後方向
に向けて並べられ、上記筐体２１の中空長方形板部２１
ｂ　Ｆｔ３に収納されている。そして、各電源電池２２
は、筐体２１内に収納された状態で、第７図に示すよう
に、４本ずつ５群の電池群に分けられ、各電池群に含ま
れる電池２２がそれぞれ直列となるように接続されて５
つの直流電源Ｅ１〜Ｅｓが形成されている。即ち、上位
の後がわおよび中程に配置された４本の電池２２が直列
に接続されて第１の直流電源Ｅ１が、中位の後がわおよ
び中程に配置された４本の電池２２が直列に接続されて
第２の直流電源Ｅ２が、下位の後がわおよび中程に配置
された４本の電池２２が直列に接続されて第３の直流電
源Ｅ、が、最下位に水平に配置された２本の電池２２お
よび下位の前がわに配置された２本の電池２２が直列に
接続されて第４の直流電源Ｅ４が、前がわの上位および
中位に配置された４本の電池２２が直列に接続されて第
５の直流電源Ｅ、がそれぞれ形成されている。各電源電
池２２は、第７図に図示する極性でそれぞれ配置されて
おり、各電池群において隣り合う反対極同士が１個所を
残して３または１枚の導電接片２６によって互いに接続
されて、４本の電池２２が直列に接続されている。そし
て、第１ないし第５の直流電源Ｅ、〜Ｅ５の正極は、導
出接片２４ａおよびリード線２５ａを通じて、第４図に
示す右がわの半筒体２１Ｂの上端側壁の前がわ凹陥部に
配設された共通正極出力端子１．に接続されている。ま
た、第１ないし第５の直流電源Ｅ１〜Ｅ５の負極は、導
出接片２４ｂおよびリード線２５ｂをれている。従って
、本電源収納装置２０の電気回路は、第８図に示すよう
な回路になる。なお、上記各直流電源Ｅ、〜Ｅ５は、塩
化ビニル樹脂等の熱可壓性樹脂でなる絶縁シート２６に
よって、相互間を絶縁されるようにパックされて筐体２
１内に収納されており、収納後は半筒体２１Ａ、２１Ｂ
がビス等によって相互に固層されて外部へは容易に取り
出すことができないようになっている。

上記凹陥部は、筐体２１の上端部の左右両側壁に前がわ
、中程、後がわとなるように３つずつ形成されており、
上記共通正極出力端子ｔ。および負極出力端子ｔ□〜ｔ
５が１つずつ配設されている。また、筺体２１の上端部
の前後壁には、その左右位置にクリックストップ用の係
止溝２ＩＣがそれぞれ穿設されている。この係上溝２Ｉ
Ｃは第３図に示すように、本電源収納装置２０をグリッ
プ筒部１６内に挿入してストロボ本体１０に装着した際
に、同本体１０内に配設されたクリックストップ用の板
ばね部材（図示せず）と係合して、電源収納装置２０を
ストロボ本体１０に暫定的に固定する役目をする。さら
に、筐体２１の左側壁〈は、２列の縦溝２１ｄ、　２１
ｅが若干離間するように形成されており、この縦溝２１
ｄ。

２１ｅは、グリップ筒部１３の内面がわに形成された突
条（図示せず）と協働して、電源収納装置２０のストロ
ボ本体１０への誤装着を防止する役目をする。

即ち、電源収納装置２０の前後左右を間違えてストロボ
本体１０に装着した場合には、上記共通正極出力端子ｔ
０および負極出力端子１１〜ｔ５がストロボ本体１０内
で正しく接続されないことになるので、これを防止する
ために設けられている。また、電源収納装置２０をスト
ロボ本体１０に装着した状態では、グリップ筒部１６の
下端面が長円柱部２１ａより若干張り出した長方形板部
２１ｂの上面に当接するようになっており、この長方形
板部２１ｂは電源収納装置２０のストロボ本体１０への
過挿入防止部材としての役目も兼ねている。

上記電源収納装置２０をストロボ本体１０に装着した状
態では、上記共通正極出力端子ｔ。および負極出力端子
ｔ、〜ｔ５がストロボ本体１０内に設けられた６つの入
力端子（図示せず）に各別に接触されて、上記第１ない
し第５の直流電源ＢＸ−Ｂ５が第９図に示すストロボの
電気回路に接続されるようになっている。このストロボ
の電気回路は、第１ないし第５の直流電源Ｅ、〜Ｅ５に
よって各別に駆動される、同一の構成を有する５つのＤ
Ｃ−ＤＣコンバータＤＣＣ１〜ＤＣＣ，を配設しており
、この５つのコンバータＤＣＣ２〜ＤＣＣ，を通じて２
つの主コンデンサＣＭ、、ＣＭ、を充電し、２つの閃光
放電管ＦＬ１．ＦＬ、を閃光発光させるようにしたもの
である。

上記ＤＣ−ＤＣコンバータＤＣＣ１〜ＤＣＣ５は、コン
バータＤＣＣ，を例にとり【説Ｆ！Ａｊると、昇圧用ト
ランス川、と、ＰＮＰ　型の帰還用トランジスタＱｕと
、ＮＰＮをの主トランジスタＱ１２　ｓ　Ｑｔａと、Ｎ
ＰＮ型のスイッチングトランジスタＱ１４と、電流重畳
用コンデンサＣ１１と、逆起電圧吸収用コンデンサＣ１
１と、整流用ダイオードＤ１．　、　Ｄ１２と、抵抗Ｒ
１□〜Ｒ１５とで構成されている。上記第１の直流電源
Ｅ、は、その正極を共通正極出力端子ｔ。を通じて共通
アースライン石。に接続されており、負極を第１の負極
出力端子ｔ１を通じて主トランジスタＱ　１２１　Ｑ＋
ｓのエミッタにそれぞれ接続されている。

上記昇圧用トランスＴ１１は、１次巻線Ｐの一端が共通
アースライン右に、他端が主トランジスタＱ□。

Ｑｌｓのコレクタにそれぞれ接続されており、２次巻線
Ｓの一端が帰還用トランジスタＱ、□のベースおよびス
イッチングトランジスタＱ＋　４のエミッタに、他端が
整流用ダイオードＤ、１のアノードにそれぞれ接続され
ている。帰還用トランジスタＱ＋＋は、エミッタを動作
電圧供給ライン！２に、コレクタを抵抗ＲＩ、を通じて
主トランジスタＱ　Ｉｌｌ　ｌ　Ｑｔｓのベースにそれ
ぞれ接続されている。また、ベースを抵抗Ｒ２２を通じ
て主トランジスタＱ１２　＃　Ｑｔｓのエミッタにそれ
ぞれ接続されていると共に、コンデンサＣ１２を介して
ライン１２にも接続されている。主トランジスタＱ　Ｉ
ｔ　ｐ　Ｑｌｌｌのベース・エミッタ間には、抵抗Ｒ１
１Ｉが介挿されており、電流重畳用コンデンサＣ１□は
、主トランジスタＱ１□、Ｑ１゜のエミッタとライン２
２間に接続されている。また、スイッチングトランジス
タＱ＋４は、コレクタをラインーｅ２に接続されており
、ベースを抵抗Ｒ１４を通じて同トランジスタＱ１ａの
エミッタに接続されていると共に、抵抗Ｒ□５を通じて
充電完了表示用ネオンランプＮｅｘの一端に接続されて
いる。さらに、上記配流用ダイオードＤｌｌのカソード
は、整流用ダイオードＤ１２のアノードに接続されてい
る。

なお、他のＤＣ−ＤＣコンバータＤＣ０２〜ＤＣＣ５は
、上記コンバータＤＣＣ１と全く同様に構成されている
ので、対応する部品にはそれぞれ１０．２０゜６０、お
よび４０の数を加えた符号を付して、その詳しい説明を
絃に省略する。

上記各ＤＣ−ＤＣコンバータＤＣＣ，〜ＤＣＣ５の出力
端となる整流用ダイオードＤ、２．Ｄ、、、Ｄ、２゜Ｄ
４□、およびＤ５２のカソードは、充電電圧検出用コン
デンサＣ６□の一端にそれぞれ接続されていると共に、
ダイオードＤ６□、Ｄ６□を介して一方の主コンデンサ
ＣＭ１の一端に、ダイオードＤａｓを介して他方の主コ
ンデンサＣＭ２の一朧に、それぞれ接続されている。上
記充電電圧検出用コンデンサＣ６□は、他端を共通アー
スライン矛Ｏに接続されていて、表示回路ＤＳＣ，を通
じて他端をライン２０に接続された主コンデンサＣＭ、
、ＣＭ２と同一電圧に充電されるようになっている。こ
のコンデンサＣ６□には、抵抗Ｒ６１，Ｒ６２の直列回
路でなる分圧回路が並列に接続されており、両抵抗Ｒ６
□、Ｒ６２の接続点に上記ネオンランプＮｅｘの他端が
接続されている。

コンデンサＣ６１の充゛亀電圧は抵抗Ｒ６□、　Ｒ６２
により分圧され、抵抗Ｒ６□に印加される重圧がネオン
ランプＮｅｌの発光開始電圧を越えると、コンデンサＣ
６□に蓄えられていた電荷が抵抗Ｒ６１，ネオンランプ
Ｎｅ１を通じて、上記スイッチングトランジスタＱ１４
　＋　Ｑ２４　ｒ　Ｑハ＊　Ｑ４４　＊およびＱ、４の
ペースに流れ込み、各トランジスタＱ１４　＊　Ｑ２４
　ｔ　Ｑ８４＃Ｑ４６．およびＱ５４がそれぞれオンと
なり、帰還用トランジスタＱ、、　、　Ｑ□ｒ　Ｑｓ＋
　Ｉ　Ｑ４１　＃およびＱ、□がそれぞれオンする。よ
って、ＤＣ−ＤＣコンノ（−タＤＣＣ，〜ＤＣＣ，は作
動停止する。コンデンサＣ６１の容分け、主コンデンサ
ＣＭ、、ＣＭ２の容量に比べてきわめて小さく設定され
ていて、このため、コンデンサＣ６１はすぐに放電し、
ネオンランプＮｅｘの消灯によって再び作動を開始した
ＤＣ−ＤＣコンバータＤＣＣ１〜ＤＣＣ５により再反充
電されることになる。このように、コンデンサＣ６１は
充放電を繰り返し、ネオンランプＮｅｘ　、　）　７ン
ジスタＱ１４ｓＱｔ＜　ｔ　Ｑ８４　ｅ　Ｑ４４　＊お
よびＱ　Ｂ　４等と協働して、主コンデンサＣＭ１．Ｃ
Ｍ、の充電電圧をほぼ規定電圧となるように保つ。

上記動作電圧供給ライン形、と共通アースライン石。ど
の間には、電源スィッチＳＷ１が設げられている。この
電源スィッチＳＷ１は、切換スイッチで形成されていて
、可動接片端子Ｃはライン形。Ｋ接続されており、一方
の固定端子Ａはライ／２２に接続されている。従って、
可動接片を固定端子Ａに切り換えると、スイッチＳＷ１
を通じてラインａｏ、ａｔ間が接続され、各ＤＣ−ＤＣ
コンバータＤＣＣ１〜ＤＣＣ。

に動作電圧が供給される。また、スイッチＳＷ１の他方
の固定端子Ｂは、一方の発光制御回路ＩＣＣＸに接続さ
れていて、可動接片が固定端子Ｂがわに切り換えられる
と、各ＤＣ−ＤＣコンバータＤＣＣ１〜ＤＣＣ，に動作
電圧が供給されなくなって、その作動が停止すると共に
、発光制御回路ｉｃｅ、に発光阻止信号が入力されて、
閃光放電管ＰＬ、　、ＰＬ。

の発光が阻止された状態となる。

上記電源スィッチＳＷ１は、同じく切換スイッチで形成
された他の電源スィッチＳＷ２と連動するようになって
いる。この電源スィッチＳＷ２の可動接片端子Ｃは、共
通アースライン石０に接続されており、一方の固定端子
Ａは、外部電源端子Ｏ８Ｔ、の負極がわ接点に接続され
ている。また、電源スィッチＳＷ２の他方の固定端子Ｂ
は遊端子となっている。上記外部電源端子Ｏ８’ｌ’１
の正極がわ接点は、抵抗几。８．Ｒ６□を通じて、ダイ
オードＤ６４のアノード、ダイオードＤ６５のアノード
および抵抗Ｒ６６の一端にそれぞれ接続されており、ダ
イオードＤ６４のカソードはダイオードＤ６□のアノー
ドに、ダイオードＤ６５のカソードはダイオードＤ６□
、Ｄ６６のアノードに、抵抗Ｒｓｓの他端は主コンデン
サＣＭ１゜ＣＭ、の他端から引き出された動作電圧供給
ライン２３にそれぞれ接続されている。なお、このライ
ン！Ｓは、表示回路ＤＳＣ，を通じて共通アースライン
！０に接続されている。また、外部電源端子０８Ｔ１の
共通アース接点は、ライン矛、に接続されている。

従って、外部電源端子Ｏ８Ｔ、に外部電源を接続して電
源スィッチＳＷ２を固定端子Ａがわに切り換えると、主
コンデンサＣＭ１．ＣＭ、には外部電源からも充電が行
なわれるようになる。

上記一方の主コンデンサＣＭ１の両端から引き出された
動作電圧供給ライン！□、！３間には、一方の発光制御
回路ＩＣＣ，が接続されており、ライン！。

とこの発光制御回路ＩＣＣ１間には、コイルＬ１．ダイ
オードＤ６３の並列回路と一方の閃光放電管ＰＬ。

との直列回路が接続されている。また、他方の主コンデ
ンサＣＭ、の両端から引き出された動作電圧供給ライン
形１．形３間には、他方の発光制御回路工ＣＣ２が接続
されており、２イン！、とこの発光制御回路ＩＣＣ１間
には、コイルＬ２．ダイオードＤ６７の並列回路と他方
の閃光放電管ＦＬ２との直列回路が接続されている。な
お、閃光放電管ＦＬ１およびＰＬ、のトリガ電極ＦＬ１
ａ粘よびＦＬ２ａは、それぞれ一方の発光制御回路ＩＣ
Ｃ，に接続されていて、同回路ＩＣＣ□の出力に基づい
て閃光発光を開始させるようになっている。

また、上記一方の主コンデンサＣＭ□と並列に、抵抗Ｒ
６３ｊ　Ｒ６４およびテスト発光用トリガスイッチＳＷ
、の直列回路が接続されている。さらに、トリガスイッ
チＳＷ、には、抵抗Ｒ６，が並列に接続されており、抵
抗”６４とスイッチＳＷ、との接続点は、発光制御回路
ＩＯＣ，に接続されていると共に、ダイオードＤ６８を
通じて、カメラ接続用の脚部接点ＣＣＳ、およびコネク
タＣＣＴ、にそれぞれ接続されている。従って、発光制
御回路工ＣＣ１は、カメラからの信号またはスイッチＳ
Ｗａの閉成によりトリガされて、閉光放電管ＰＬ、　、
ＦＬ、の閉光発光を開始させる。

上記表示回路ＤＳＣ，は、ストロボないしカメラにおい
て、充電完了や自動調光を表示させるための回路であっ
て、シールドラインを通じて上記脚部接点ＣＣ８１およ
びコネクタＯＣＴ、にそれぞれ接続されている。なお、
本回路ＤＥＣ，は、発光制御回路ＩＣＣｌを通じて動作
電源の供給を受けるようになっている。

また、上記ラインぷ１，２３間には、測光回路ＰＭＣ□
が接続されている。この測光回路ＰＭＣ１には、測光用
の光電変換素子ＰＴｊが接続されてｂて、同回路Ｐ　Ｍ
　Ｃ□は光電変換素子ＰＴ、に発生する光電流を積分し
て、所定の露光レベルで発光制御回路ＩＣＣ，，ｌ０Ｃ
２に自動調光信号を出力するようになっている。また、
上記脚部接点ｃｃｓ１またはコネクタＣＣＴ１を通じて
、カメラがゎがら信号を受け、これに基づいて発光制御
回路ＩＯＣ，，Ｉｃｅ。

に自動調光信号を出力するようになっている。

このように構成されたストロボの電気回路において、電
源スィッチＳＷ１を固定端子Ａがゎに切り換えると、動
作電圧供給ラインノ２を通じて各ＤＣ−ＤＣコンバータ
ＤＣＣ１〜ＤＣＣ５に直流電源Ｅ１　ｅ　Ｂ２１Ｅｊ　
＋　”４．およびＥ５から動作電圧が供給され、コンバ
ータＤＣＣ，〜ＤＣＣ５は作動を開始する。各ＤＣ−Ｄ
ＣコンバータＤｃｃ１〜ＤＣＣ，の動作はいずれも同様
なので、コンバータＤＣＣ，を例にとって説明すると、
まず、帰還用トランジスタＱ　１１のエミッタ・ベース
および抵抗Ｒ１２を通じて電流が流れ、同トランジスタ
ＱＬｔがオンする。また、これと同時に、電流重畳用コ
ンデンサＣ１１に充電電流が流れて、同コンデ／すＣ１
ｌは２イン！２がわを正として充電される。トランジス
タＱ１ｍがオンすると、主トランジスタＱＩ２　ｔ　Ｑ
ｔａがオンし、直流電源Ｅ１がらの流出電流およびコン
デンサＣ１ｌのチャージ電荷による電流の和が、昇圧用
トランスＴｌ＋の１次巻線Ｐを通じて流れる。

昇圧用トランスＴｌｌに１次巻線電流が流れると、同ト
ランスＴ、□の２次巻線ＢＫ高圧の誘起電圧が発生し、
主コンデンサＣＭ１．ＣＭｌ！等を通じて正帰還電流が
流れて、１次巻線電流は更に増大する。

そして、１次巻線電流が一定程度増加し、一旦減少し始
めると、２次巻線Ｓに発生する逆起電圧が帰還用トラン
ジスタＱｓｓのベースに印加され、同トランジスタＱ　
１１がオフする。この際、２次巻線Ｓに発生する逆起電
圧は、コンデンサ０１２によって緩衝され、トランジス
タＱ　ｓｓが破壊されるのが防止される。トランジスタ
Ｑｈ＋がオフすると、主トランジスタＱ　１２１　Ｑｓ
ｓもオフし、１次巻線Ｐに貯えられていたエネルギが逆
起電圧となって発生する。この逆起電圧の発生に伴い、
巻線と共通ライン間に存在する種々の分布容量との間に
ＬＣ振動回路が形成され、振動を開始する。この振動電
圧は１次巻線Ｐから２次巻線Ｓにも伝達されるが、トラ
ンジスタＱ＋　Ｉを正にバイアスするサイクルで再びト
ランジスタＱｓ＞および主トランジスタＱ１２゜Ｑｓａ
をオ／に向かわせる。以下同様にして発振が繰り返され
る。

他のＤＣ−ＤＣコンバータＤＣＣ２〜ＤＣＣ，も、上記
コンバータＤＣＣ，と同様に自励発振するが、これらが
自励発振すると、整流用ダイオードＤ、Ｘ。

Ｄ、２；　Ｄ２．　、　Ｄ、＋Ｉ；　Ｄ、１．　Ｄ、２
；　Ｄ、１．　Ｄ４２’；およびＤ５□、Ｄ５２等を通
じて、主コンデンサＣＭ、　＃ＣＭ、に上記正帰還電流
が流れ、同コンデンサＣＭ１゜ＣＭ、の充電が行なわれ
る。なお、各ＤＣ−ＤＣコンバータＤＣＣ，〜ＤＣＣ５
の発振の位相がずれた場合でも、整流用ダイオードＤ　
ＩＩ　＃　Ｄ　Ｈｐ　Ｄ２１　ｅ　Ｄ２ｔ　ｐＤ３１　
ｓ　Ｉ）ｓｔ　ｓ　Ｄ４１　＋　Ｄ４１　；およびＤ５
□、Ｄ５□の逆阻止作用により、各コンバータＤＣＣ１
〜ＤＣＣ，間に循環電流が流れるおそれはない。そして
、主コンデンサＣＭ１．ＣＭ２の充電電圧が規定電圧に
達すると、充電完了表示用ネオンランプＮｅｔが点灯し
、この点灯電流によってスイッチングトランジスタＱ！
４　＋　Ｑ２４　ｔ　Ｑ３４　ｒ　Ｑ４４　＊およびＱ
、４がオンして、ＤＣ−ＤＣコンバータＤＣＣ１〜ＤＣ
Ｃ６の作動が一旦停止される。

以上のように、本実施例のストロボ用電源収納装置２０
は構成されているが、この電源収納装置によれば、２０
本の単３型乾電池を４本ずつ直列に接続して５つの直流
電源を形成し、しかも全体をコンパクトにまとめてスト
ロボ本体のグリップ部分内に装着できるようにしたので
、従来に比べて大容量かつ小型で、しかも取扱いの容易
なストロボ用電源収納装置を実現することができる。

なお、本実施例の電源収納装置２０は、収納された電源
電池２２が筺体２１内に封入されて取り出し得ないよう
になっているが、上記電源電池２２が充電式のものであ
るので、起電力が消耗した場合には、本電源収納装置２
０を所定の充電装置（図示せずンに装着することによっ
て、起電力を回復せしめることができる。この充電に要
する操作としては、電源収納装置２０に端子ｔ。−ｔ５
がすでに形成されているので、対応する端子を有する充
電装置にこれを装着し、電源を投入するだけの簡単な操
作ですむ。

第１０図（Ａ）および（Ｂ）は、上記第６図ないし第８
図に示した実施例の電源収納装置２０の変形例を示して
いる。本例の電源収納装置２ＯＡは、上記装置２０が筐
体２１の上端側壁に凹陥部な設けて同部内に共通正極出
力端子ｉｏおよび負極出力端子ｔ１〜ｔ５を配設してい
たのに対して、筐体２１の前後側壁に離間的に端子ｔｏ
％ｔ、を設けるようにしたものである。即ち、右がわの
半筒体２１Ｂの後面の上端寄り、中程、下端寄りに負極
出力端子ｔＩ、ｔ２＋ｔａが、前面の上端寄りおよび下
端寄りに負極出力端子ｔ。

およびｔ５が、左がわの半筒体２１Ａの前面の上端寄り
に共通正極出力端子ｔｏカへ、それぞれ露呈するように
形成されている。これら端子ｔ。−１６は、電源収納装
置２ＯＡをストロボ本体１０（第３図参照）に装着した
ときに、グリップ筒部１３の内面がわに配設された入力
端子（図示せず）にそれぞれ接触して、直流電源Ｅ１〜
Ｅ５をストロボの電気回路に接続するようになっている
。

本実施例によれば、直流電源Ｅ、　％Ｅ、の負極または
正極から各出力端子ｔ。−ｔ、までの距離が短くなるの
で、リード線２５ａ、　２５ｂの長さを短くしたり、端
子と導出接片２４ａ、２４ｂとを一体的に形成したりす
ることができる。従って、電源収納装置２ＯＡの組立が
容易にな９たり、部品点数が減る等の効果が得られる。

第１１図は、本発明の他の実施例を示すストロボ用電源
収納装置を示している。本実施例の電源収納装置６０は
、割型状の２つの半筒体３１春、３１Ｂを重ね合わせて
中空長円柱状に形成された筐体３１と、この筐体６１内
に収納された１２本の電源電池２２（第１２図参照）と
で、その主体が構成されている。

上記電源電池２２は、上記第３図ないし第８図に示した
実施例の装置２０において用いられているものと同様の
、充電可能な単３型乾電池で形成されている。この電源
電池２２は、第１２図に示すように、中心軸を垂直方向
に揃えたうえで、前後方向に３本、左右方向に２本、垂
直方向に２本ずつ重ね合わされて、上記筐体６１内に収
納されている。そして、各電源電池２２は、第１６図に
示すように、４本ずつ前がわ、中程、後がわの６群の電
池群に分けられ、各群の下位に左右に隣接するように配
置された２つの電池２２の下端がわの反対極同士が導電
接片６６によって互いに接続されて、６つの直流電源Ｅ
ｌｌ〜Ｅ１３がそれぞれ形成されている。上記直流電源
Ｆ’１ｌ＝Ｅ１Ｂの正極は、左がわの半筒体３１Ａの上
端側壁の凹陥部に配設された正極出力端子ｔ１１゜ｔ１
８１　”１５にそれぞれ接続されている。また、直流電
源Ｅ、□〜ＢＩ３の負極は、右がわの半筒体３１Ｂの上
端側壁の凹陥部に配設された負極出力端子ｔ１□。

ｔ１４．ｔ□６にそれぞれ接続されている。従って、本
型の収納装置５０の電気回路は、第１４図に示すような
回路になる。なお、本実施例の電源収納装置６０にも、
上記第３図ないし第８図に示した実施例の装置２０と同
様に、誤挿入防止用の縦溝３１ａ、３１ｂおよびクリッ
クストップ用の係止溝３１ｃがそれぞれ形成されている
。また、筐体６１の下端部は、外方に向けて若干張り出
されていて、過挿入防止用の係止部３１ｄとなっている
。さらに、電源電池２２は、半筒体３１Ａ、３１Ｂ同士
をビス等によって相互に固Ｈすることにより、筺体３１
外に容易に取り出すことができないように同筐体５１内
に封入されている。

このように構成された本実施例のストロボ用電源収納装
置６０が、前記第３図ないし第８図に示した実施例の装
置２０と同様に、ストロボ本体のグリップ部分内に装着
できるようになっていて、装着した場合にはストロボの
電気回路に電源として接続されることは云うまでもない
。

本実施例のストロボ用電源収納装置３０によれば、同装
置３０の外部で端子を直列に接続することにより、電源
電池２２全体を直列に繋ぎ変えることができる。よって
、低電圧の複数電源を必要とするストロボばかりでなく
、高電圧電蝕を必要とするストロボに対しても使用する
ことが可能となり、電源収納装置としての汎用性が高ま
る。また、充電を行なつ場合に、各電源電池２２を全体
として直列に接続して充電を行なうことができるので、
各電源電池２２に対する充電を均一に行なうことができ
る。

第１５．１（５図は、本発明の更に他の実施例を示すス
トロボ用電源収納装置を示している。この電源収納装置
４０は、上端部に出力端子配設用の頭部４１ａが、下端
部に導電接片配設用の下面板４１ｂがそれぞれ一体に形
成された枠体４１と、この枠体４１に対して着脱自在に
装着される１８本の電源電池４２とで、その主体が構成
されている。上記枠体４１の中程の垂直板部４１ｅは、
上記電源電池４２のほぼ３本分の長さに設定されていて
、その表裏両面には相対向して突出するように縦方向の
４対の突条４１（１が形成されている。この突糸４１ｄ
のうちの中程の２対の突条４１ｄ１は、上記垂直板部４
１ｅを３等分する位置に形成されており、収納される電
源電池４２の位置を規制する役目をする。また、両端縁
部の２対の突条４１ｄ２は、収納された電源電池４２の
位置を規制すると共に、上、中、下段の中程に突片４１
ｄ３が形成されていて、収納された電源電池４２の抜は
止めをする役目もする。また、枠体４１の頭部４１ａは
、肉厚の板体状に形成されていて、その左右両側壁に連
設された凹陥部内には正極出力端子ｔ２□ｌ　ｔ２３１
　”２５および負極出力端子ｔ２□ｌ　ｔ２４　＃ｔ２
６がそれぞれ配設されている。上記各出力端子ｔ２１〜
ｔ２６は、頭部４１ａを貫通して同頭部４１ａの下面に
露呈し、電源電池４２の電極に接触する導出端子の役目
も兼ねている。また、頭部４１ａの前後側壁の左右位置
には、クリックストップ用の係止溝４１ｃがそれぞれ穿
設されている。一方、上記下面板４１ｂの上面には、垂
直板部４１ｅを貫通して導電接片４６が３枚配置されて
おり、この導電接片４３は垂直板部４１ｅを挾んで隣接
する下位の電源電池４２の下端がわの反対極同士を接続
する役目をする。

なお、下面板４１ｂは、頭部４１ａよりも外方に若干張
り出しており、過挿入防止用の係止部材を兼ねている。

上記電源電池４２は、単６型乾電池で形成されていて、
充電可能なものであっても不能なものであってもよい。

この電源電池４２は、第１６図に示すように、中心軸を
垂直方向に揃えたうえで、左右両側部に６行６列に９本
ずつ計１８本が収納される。

このように電源電池４２を枠体４１に収納すると、前が
わ、中程、後がわの各゛電池群の電池４２が導電接片４
３を介して直列に接続されて、３つの直流電源Ｅ２□〜
Ｅ２３が形成される。そして、各直流電源Ｅ２、〜Ｅ２
３の正極が正極出力端子ｔ２□ｌ　’２３　ｊ　’２５
に、負極が負極出力端子ｔ２□ｌ　ｔ２４　ｊ　’２６
にそれぞれ接続されて、各直流電源Ｅ２□〜Ｅ２３から
電源の取り出しが可能となる。

このように構成された本実施例のストロボ用電源収納装
置４０は、前記第６図ないし第８図に示した実施例の装
置２０と同様に、ストロボ本体のグリップ部分内に装着
できるようになっており、装着した場合には、ストロボ
の電気回路に電源として接続される。

本実施例のストロボ用電源収納装置４０によれば、充電
式の乾電池ばかりでなく、充電不能な乾電池（例えば、
アルカリマンガン電池）でも電源電池として使用するこ
とができる。

以上述べたように、本発明によれば、多数個の電源電池
を収納し、収納した状態で電源電池を複数の電池群に分
けて複数の直流電源を形成するようにしたので、各電池
における負荷電流を軽減させ、その利用率を高めること
ができる、使用上甚だ便利なストロボ用電源収納装置を
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、従来のストロボ用電源収納装置
の一例をそれぞれ示す一部破罹斜視図、第３図は、本発
明の一実施例を示すストロボ用電源収納装置をストロボ
本体に装着した状態を示す一部破掃斜視図、第４図は、上記第３図に示したストロボ用電源収納装置
をストロボ本体から若干引き出した状態を示す一部破掃
斜視図、第５図は、上記第４図に示したストロボ用電源収納装置
Ｋおける電源電池の配設状態を示す斜視図、第６図は、上記第４図に示したストロボ用電源収納装置
における電源電池の配設状態を示す一部破催正面図、第７図は、上記第４図に示したストロボ用電源収納装置
における電源電池の接続状態を示す分解斜視図、第８図は、上記第４図に示したストロボ用電源収納装置
の電気回路図、第９図は、上記第４図に示したストロボ用電源収納装置
が接続されるストロボの電気回路図、第１０図（Ａ）　
、　（Ｂ）は、上記第４図に示したストロボ用電源収納
装置の変形例を示す斜視図、第１１図は、本発明の他の
実施例を示すストロボ用電源収納装置の斜視図、第１２因は、上記第１１図に示したストロボ用電源収納
装置におけろ電源電池の配設状態を示す斜視図、第１６図は、上記第１１図に示したストロボ用電源収納
装置における電源電池の接続状態を示す分解斜視図、第１４図は、上記第１１図に示したストロボ用電源収納
装置の電気回路図、第１５図は、本発明の更に他の実施例を示すストロボ用
電源収納装置の斜視図、第１６図は、上記第１５図に示したストロボ用電源収納
装置に電源電池を収納した状態を示す斜視図である。２０．２ＯＡ、３０．４０・・・・ス）ｏボ用電源収納
装置２１．３１　・・・・・筐体　　　　　　　２２．
４２・・・電源電池２３．３３．４５・・・導電接片（
接続手段）４１　　・・・・・・枠体Ｅ１〜Ｅ、、Ｅ、
□〜Ｅ□８．Ｅ２□〜Ｅ２３・・・・・直流電源ｔｏ〜
ｔ５１　ｔ１１〜ｔ１６　Ｔ　”２２〜’２６°°°０
０出力端子％７　区６１０区（Ａ）（Ｂ）６１１区　　　　　馬１２区処１３区ヒ１３

Claims

【特許請求の範囲】多数個の電源電池を収納して固定するための保持手段を
有するストロボ用電源収納装置において、上記多数個の
電源電池をほぼ同数の電池からなる複数の電池群に分け
ると共に、各電池群は、その中に含まれる電池を直列に接続するた
めの接続手段、および、各電池群の起電力を外部に導出
する出力端子をそれぞれ有する、ことを特徴とするスト
ロボ用電源収納装置。