JPS599784B2 - 歯車間のバックラッシュ除去装置 - Google Patents
歯車間のバックラッシュ除去装置Info
- Publication number
- JPS599784B2 JPS599784B2 JP55088938A JP8893880A JPS599784B2 JP S599784 B2 JPS599784 B2 JP S599784B2 JP 55088938 A JP55088938 A JP 55088938A JP 8893880 A JP8893880 A JP 8893880A JP S599784 B2 JPS599784 B2 JP S599784B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable plate
- gear
- body part
- backlash
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/12—Arrangements for adjusting or for taking-up backlash not provided for elsewhere
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/0006—Vibration-damping or noise reducing means specially adapted for gearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、歯車間のバックラッシュ除去装置に関するも
のである。
のである。
歯車間のバックラッシュ除去装置の先行技術としては、
例えばクロックやタコグラフの分野では歯車列の一つの
歯車と地板との間に板バネを配置し、この板バネのバネ
カで歯車を押圧してそれに負荷を与えてバックラッシュ
を取わ去る構造が一 。
例えばクロックやタコグラフの分野では歯車列の一つの
歯車と地板との間に板バネを配置し、この板バネのバネ
カで歯車を押圧してそれに負荷を与えてバックラッシュ
を取わ去る構造が一 。
般的であつた。しかしこの構造によると、反時計方向に
針回しを行なつたとき、いわゆる逆剣修正のときにバッ
クラッシュを生じ、このバックラッシュによつて指示時
刻に誤差を生じる。特にタコグラフにおいては、チャー
ト紙は通常２４時間で１回転の割合で回転、駆動される
ようになつておわ、ｌ歯分のバックラッシュと言えども
指示時刻の誤差は１０数分にも達する。本発明は、構成
が簡単で確実にバックラッシュを除去できる装置を提供
するものであつて、以下その一実施例を図面に基づいて
説明する。
針回しを行なつたとき、いわゆる逆剣修正のときにバッ
クラッシュを生じ、このバックラッシュによつて指示時
刻に誤差を生じる。特にタコグラフにおいては、チャー
ト紙は通常２４時間で１回転の割合で回転、駆動される
ようになつておわ、ｌ歯分のバックラッシュと言えども
指示時刻の誤差は１０数分にも達する。本発明は、構成
が簡単で確実にバックラッシュを除去できる装置を提供
するものであつて、以下その一実施例を図面に基づいて
説明する。
第１図および第２図において、地板１、２の間に歯車３
、カナ４、歯車５、カナ６および歯車１からなる歯車列
が支持されておわ、歯車３は図示しない時計機構によつ
て駆動される。
、カナ４、歯車５、カナ６および歯車１からなる歯車列
が支持されておわ、歯車３は図示しない時計機構によつ
て駆動される。
最終段の歯車１にはその下面に円筒状の胴体部８が一体
に形成されておわ、この胴体部８の外周面に矩形の可動
板９の端面が接触係合している。可動板９には長溝１０
が開設されておわ、この長溝１０に地板２上に突設した
ピン１１が貫通している。可動板９はピン１１に装着し
たＥリング１２、１２を介して胴体部８との位置関係が
保たれているが、ピン１１の回わで回転自在であると共
に長溝１０にそつて摺動自在でもある。この可動板９は
、それに突設したピン１３と地板２に突設したピン１４
との間に張設したスプリング１５のバネカが与えられて
いる。このスプリング１５は、胴体部８の外周面と可動
板９との接線方向に対して斜め下方へ張設されておわ、
このため可動板９はこのバネカによつて胴体部８の外周
面に弾接せしめられると同時に第２図左方への移動力を
受けている。可動板９は、胴体部８と可動板９との間に
作用する摩擦力と上記移動力とが鈎力合つた状態で静止
し、また胴体部８は可動板９を介して第２図破線矢印方
向（反時計方向）の負荷トルクを受けることとなる。し
たがつてこの負荷トルクによつて歯車Ｔとカナ６および
ここに至るまでの歯車列の噛合のバックラッシュが取わ
除かれる。今、歯車Ｔが第２図において実線矢印方向（
時計方向）に正常に回転させられるときは、胴体部８の
回転に伴つて可動板９が右方へ移動されようとするが、
スプリング１５に貯えられるバネカが増加するとこれが
可動板９と胴体部８との間の摩擦係止力に打ち勝つよう
になク、このために可動板９と胴体部８との間でスリツ
プする。
に形成されておわ、この胴体部８の外周面に矩形の可動
板９の端面が接触係合している。可動板９には長溝１０
が開設されておわ、この長溝１０に地板２上に突設した
ピン１１が貫通している。可動板９はピン１１に装着し
たＥリング１２、１２を介して胴体部８との位置関係が
保たれているが、ピン１１の回わで回転自在であると共
に長溝１０にそつて摺動自在でもある。この可動板９は
、それに突設したピン１３と地板２に突設したピン１４
との間に張設したスプリング１５のバネカが与えられて
いる。このスプリング１５は、胴体部８の外周面と可動
板９との接線方向に対して斜め下方へ張設されておわ、
このため可動板９はこのバネカによつて胴体部８の外周
面に弾接せしめられると同時に第２図左方への移動力を
受けている。可動板９は、胴体部８と可動板９との間に
作用する摩擦力と上記移動力とが鈎力合つた状態で静止
し、また胴体部８は可動板９を介して第２図破線矢印方
向（反時計方向）の負荷トルクを受けることとなる。し
たがつてこの負荷トルクによつて歯車Ｔとカナ６および
ここに至るまでの歯車列の噛合のバックラッシュが取わ
除かれる。今、歯車Ｔが第２図において実線矢印方向（
時計方向）に正常に回転させられるときは、胴体部８の
回転に伴つて可動板９が右方へ移動されようとするが、
スプリング１５に貯えられるバネカが増加するとこれが
可動板９と胴体部８との間の摩擦係止力に打ち勝つよう
になク、このために可動板９と胴体部８との間でスリツ
プする。
また歯車７はこの正常回転のとき上記の負荷トルクを受
け続けて卦ｂ、上記のようにバツクラツシュは生じない
。一方指針修正などによつて歯車７が反時計方向に回さ
れると、胴体部８の同方向の回転に伴つて可動板９は左
方へ変位する。このためにスプリング１５による胴体部
８に対する負荷トルクは若干減少するが、それでも胴体
部８には反時計方向の負荷トルクが作用しており、した
がつて歯車列はその正転方向の噛合のバツクラツシユが
取り除かれている。歯車７の反時計方向の回転量（修整
量）が多いと、可動板９はその長溝１０の右端面にピン
１１が当接する位置まで後退し、それ以上は胴体部８と
可動板９との間でスリツブする。このとき胴体部８には
スプリング１５による負荷トルクカ作用しなくなる力（
歯車７（胴体部８）が僅かでも時計方向に駆動されると
直ちに負荷トルクカ詐用し始めてバツクラツシユは取勺
除かれる。なお上記実施例では、胴体部８と可動板９と
の係合を皐擦的に行なつているが、胴体部８の外周面と
可動板９の端面にラチエツト状の爪部を形成して爪によ
る係合に設計変更することも可能である。
け続けて卦ｂ、上記のようにバツクラツシュは生じない
。一方指針修正などによつて歯車７が反時計方向に回さ
れると、胴体部８の同方向の回転に伴つて可動板９は左
方へ変位する。このためにスプリング１５による胴体部
８に対する負荷トルクは若干減少するが、それでも胴体
部８には反時計方向の負荷トルクが作用しており、した
がつて歯車列はその正転方向の噛合のバツクラツシユが
取り除かれている。歯車７の反時計方向の回転量（修整
量）が多いと、可動板９はその長溝１０の右端面にピン
１１が当接する位置まで後退し、それ以上は胴体部８と
可動板９との間でスリツブする。このとき胴体部８には
スプリング１５による負荷トルクカ作用しなくなる力（
歯車７（胴体部８）が僅かでも時計方向に駆動されると
直ちに負荷トルクカ詐用し始めてバツクラツシユは取勺
除かれる。なお上記実施例では、胴体部８と可動板９と
の係合を皐擦的に行なつているが、胴体部８の外周面と
可動板９の端面にラチエツト状の爪部を形成して爪によ
る係合に設計変更することも可能である。
以上のように本発明によれば、構成が簡単であるから機
器への組込みが容易であう、安価に製造できる。
器への組込みが容易であう、安価に製造できる。
またバツクラツシユの除去が常に確実に為し得て、しか
もバツクラツシユ除去を広範囲に行ない得る。
もバツクラツシユ除去を広範囲に行ない得る。
第１図は本発明に係る歯車間のバツクラツシユ除去装置
の一実施例の側面図、第２図は第１図−線断面図である
。 ７・・・・・・歯車、８・・・・・・胴体部、９・・・
・・・可動板、１５゜゜゜゜゛゜スプリング。
の一実施例の側面図、第２図は第１図−線断面図である
。 ７・・・・・・歯車、８・・・・・・胴体部、９・・・
・・・可動板、１５゜゜゜゜゛゜スプリング。
Claims (1)
- １ 歯車と同軸的に胴体部を形成し、上記同体部の外周
面に係合する可動板を地板上に移動自在に支持し、上記
可動板と上記地板との間にスプリングを張設し、上記ス
プリングの張設方向を、上記可動板を上記胴体部の外周
面に押圧すると共にこの可動板を介して上記胴体部にそ
の回転方向と逆方向にトルクを付与する方向としたこと
によつて構成した歯車間のバックラッシュ除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55088938A JPS599784B2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | 歯車間のバックラッシュ除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55088938A JPS599784B2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | 歯車間のバックラッシュ除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5715146A JPS5715146A (en) | 1982-01-26 |
| JPS599784B2 true JPS599784B2 (ja) | 1984-03-05 |
Family
ID=13956820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55088938A Expired JPS599784B2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | 歯車間のバックラッシュ除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599784B2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-30 JP JP55088938A patent/JPS599784B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5715146A (en) | 1982-01-26 |
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