JPS5997330A

JPS5997330A - デイスクブレ−キ装置

Info

Publication number: JPS5997330A
Application number: JP58203774A
Authority: JP
Inventors: カ−ト・リチヤ−ド・ハイドマン; ドナルド・ア−サ−・ボルウエツク
Original assignee: Bendix Corp
Current assignee: Bendix Corp
Priority date: 1982-11-01
Filing date: 1983-11-01
Publication date: 1984-06-05
Also published as: AR230869A1; ES8406667A1; IN160219B; EP0110742A1; ES526882A0; BR8306121A; AU2059283A; EP0110742B1; AU564385B2; US4503948A; DE3371555D1; CA1217152A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はディスクブレーキ装置に関するものである。

従来より公知のタイイ°のディスクブレーキ装置は、一
対の摩擦面を有するロータと、ブレーキ適用時摩擦面と
摩擦係合するように配設された一対の摩擦要素と、ロー
タに近接して支持され、摩擦要素の各々に係合してブレ
ーキ適用時に同要素を対応する摩擦面にブレーキ係合せ
しめるキャリノくアセンブリとを包含し、キャリノくア
センツブｌ）カー、孔を内部に具えたノ・ウジングと、
摩擦要素を対応する摩擦面に係合せしめるように作動す
る力伝達装置とな含んでおり、孔が環状壁と、孔の一端
部を限界する横方向に延びた部材とを有し、上記力伝達
装置が上記横方向に延びた１部材から上記孔内に延在す
るようになっている。

ヘビーデユティ型ディスクブレーキ装置しマ、圧縮空気
で駆動されるようにすることができる。このため、外部
の駆動装置が機械的リンクを介してブレーキ適用を行う
のに用いられる。重量を軽減するため、このタイプのデ
ィスクブレーキ装置のキャリパハウジングは弦形状とし
て作ることができるが、ハウジングの孔を貫通穴として
機械加工する必要があると共に、ピストンによってハウ
ジングに加えられる引張り力を受けるように孔の底部部を塞ぐ必要がある。更に、比較重重い流体圧、刃駆動
装置をキャリパハウジングに支持することも必要である
。゛このタイプの従来公知□のブレーキ装置では、外部
の駆動装置を装着すると共にキャリパハウジング孔の底
部を塞ぐ横方向の壁を取付けるのに用いられるボルトは
、ブレーキ装置が作動される時は常に、ブレーキ反力に
よって引張り及び□剪断荷重を受けることとなる。この
引張り荷重がボルトの早計な破損を生仁させることは明
ら゛かである。従って、比較的強いブレーキ作動力が発
生しても、取付ボルトに引張り荷重がかからないように
することが望ましい。

本発明は、ブレーキ反力をキャリパハウジングの壁に伝
えるようにして、駆動装置及びキャリパハウジングの孔
を閉塞する横方向の壁を取付けるボルトがブレーキ作動
力を決して受けることがないようにすることによって、
上記問題を解消するものである。

従って、本発明による上記タイプのディスクブレーキ装
置は、上記ハウジング及び上記力伝達装置が、同力伝達
装置を介して伝達されるブレーキ反力を上記環状壁へ伝
えて、この反力を上記横方向に延びた部材へ実質的に伝
えないようにする反力伝達手段を含んでいることを特徴
とするものである。

本発明の上記及び他の特徴及び利点は添付図面を参照し
て行う好ましい実施例の下記説明から明白となるであろ
う。

第１図及びｍ２図において、総括的に符号ｌＯで示すデ
ィスクブレーキ装置は、車両の車輪と共に回転するよう
に装架されたロータ１２を包含する。ロータ１２は両側
に摩擦面１４．１６を具えている。トルク吸収部材１８
がロータ１２に近接して車両の非回転部分に固定され、
総括的に符号２０で示すキャリパアセンブリを支持して
いる。

キャリパアセンブリ２０は適宜の機構によってトルク吸
収部材１８上に摺動自在に装架されている。

、キャリパアセンブリ２０は、ロータ１２の外周を跨い
でいる部分（図示しない）を含むノ１ウジング２２を有
し、同部分は摩擦面１６に近接して配置されるハウジン
グ２２０半径方向内方延長部分２４に連結されている。

延長部分２４は総括的に符号２６で示す摩擦要素又はパ
ッドを摩擦面１６に隣接して支持している。摩擦要素２
６はボルト２８及び突出部２７によって延長部分２４に
固定される。・同様なボルト３０と突出部３１が他の摩
擦要素又はパッド３２を支持板３４に固定し、同支持板
３４は、摩擦面１４に向かって移動し又それから離隔し
得るようにトルク吸収部材１８上に摺動自在に装架され
ている。　　　　　　　　　　　。

ハウジング２２は、摩擦面１４に向かって移動し又そこ
から離隔し得るようにピストン３８を摺動自在に収蔵す
る孔３６を具えている。ピストン３８の端面４０は支持
板３４に係合する。孔３６はロッド４４を収容する少な
くとも１つの長手方向に延びた溝４２を具え、同ロッド
４４は又ピストン３８の外周面上の対応する長手方向に
延びた溝４６に係合して、ピストン３８と７１ウジング
２２との相対回転を防止する。ピストン３８はねじ４８
を刻設された内周面４７を具え、同ねに４８はノ（ワー
スフリユ５４のねじ部分５２のねじ５０と係合している
。ピストン３８は、パワースクリュ５４とのねじ結合に
より、力を摩擦要素２６．３２に伝えるパワーナツトと
して働き、従って、ピストン３８とパワースクリュ５４
は軸線方向に伸長可能な機械的リンクとしての力伝達装
置を構成してでいる。円周方向に延びたオイルシール５
８がブーツ・リテーナ装置５６を支え、孔３６内の潤滑
油の漏洩を防止している。

パワースクリュ５４は、同スクリュの周りにスラスト面
６２を形成する半径方向突出部分６０を具えている。孔
３６の環状壁の周りには溝６４カ−設けられており、凹
溝６４内には普通の保持リング６６がスナップ嵌合され
ている。溝６４は、保持リング６６の部分６８が孔３６
の壁から突出するように、十分浅（形成されている。環
状のスラストカラー７０が孔３６内に配置され、保持リ
ング６６に係合する円周方向に延びたテーパ状の円錐形
部１０８と開ロア２とを具えている。カラー７０は更に
、パワースクリュ５４上のスラスト面６２に対向するス
ラスト受面７３を具えている。面６２．７３間には環状
スラストベアリング７８の半径方向延長部分７６が配置
されている。ベアリング７８は、開ロア２内に収容され
パワースクリュ５４０部分７４を回転自在に支持する軸
線方向部分８０を有している。スラストカラー７０は更
に円周方向に延びた溝８２を具え、間溝８２は孔３６の
壁に設けられた溝６４に対向している。溝８２内には環
状の締着リング８４がスナップ嵌合され、同リングは溝
８２かも溝６４に向かって突出している。締着リング８
４は、比較的容易に変形し且つ負荷が釈放された時に復
元し得るナイロン又は他の材料で形られている。

ボルト８６がブラケット８８を）・ウジング２２に固定
する。ブラケット８８は、ノ１ウジング２２上にパワー
スクリュ支持体９２を保持するように、同支持体を受容
する開口を具えている横方向に延びたカバ一部材９０を
含んでいる。ノくワースフリユ支持体９２は、パワース
クリュ５４の部分７４が貫通する開口を具えている。ベ
アリング９４及びオイルシール９６が部分７４を支持し
、孔３．６からの潤滑油の漏洩を防止している。ノくク
ー２２９３５４０部分７４はスプライン部分９８で終る
。

スプライン部分９８には、米国特許第３，９０１，３５
７号に記載されているタイプの自動遊隙調整装置１００
が装着されている。普通の流体圧力駆動装置（図示しな
い）がブラケット８８の部分１０２に装着され、ヨーク
１０６とビ／１０７を介して遊隙調整装置１００のアー
ム１０４に連結されるので、駆動装置が作動されると、
アーム１０４が移動されてノくワースフリユ５４を回転
せしめる。

作動において、ブレーキ適用時上記流体圧力駆動装置（
図示しない）が遊隙調整装置１００のアーム１０４を動
かす。遊隙調整装置１００とノくクー２クリユ５４との
スプライン結合のため、遊隙調整装置１００の回転によ
ってパワースクリュ５４も回転せしめられる。パワース
クリュ５４とノ々ワーナット又はピストン３８とがねじ
結合され、且つロッド４４によりパワーナツト又はピス
トン３８の回転が防止されているため、パワースクリュ
５４０回転によってナツト又はピストン３８が摩擦面１
４に向けて押圧されて、摩擦要素３２を摩擦面１４に摩
擦係合せしめる。キャリパアセンブリ２０がトルク吸収
部材１８上に摺動自在に装架され、且つハウジング２２
と半径方向延長部分２４とがロータ１２の外周を横切っ
て延びるノ・ウジングのブリッジ部分（図示しない）に
よって相互に連結されているため、摩擦面１４方向への
摩擦要素３２の移動は又摩擦要素２６を摩擦面１６に係
合せしめることとなる。ブレーキ解放時には、ノくワー
スフリユ５４が反対方向に回転され、そしてノくワース
フリユ５４とパワーナツト又はピストン３８とのねじ結
合のため上記回転によりピストンが摩擦面１４から離隔
せしめられ、ブレーキが解放される。

画業技術者にはわかるように、ブレー　キ適用時、パワ
ースクリュ５４とナツト又はピストン３８との作動によ
って笑質的なブレーキ作動力が発生されることとなる。

これによる反力の大部分はノくワースフリユ５４を経て
その大径部又は突出部分６０に伝達される。その後、反
力はスラスト面６２、ベアリング７８の部分７６及びス
ラスト受面７３を経てスラストカラー７０に伝達される
。更に、反力はスラストカラー７０の円錐形部１０８、
保持リング６６及び溝６４を経てノ・ウジ／グ２２の孔
３６の環状壁に伝達される。従って、この比較的大きい
反力はノ１ウジング２２の壁に伝達されるため、ブラケ
ット８８をノｈウジング２２に固定するボルト８６がこ
のブレーキ反力による引張り荷重を受けることが全くな
いのである。

ディスクブレーキ装置１０の製造に際し、最初に、ハウ
ジング２２の孔３６が第１図におけるノ＼ウジングの右
方端部から機械加工される。その後、パワースクリュ５
４とナツト又はピストン３８が組付けられ、ハウジング
２２内に挿入される。次に、締着リング８４がスラスト
カラー７０の溝８２内に装着され、そしてスジストカラ
ー７０が孔３６内に挿入されスラスト面６２に隣接して
位置される。その後頁に、保持リング６６が溝６４内に
装着される。ブレーキ装置は、完全に組立てられた後、
一度作動されてスラスト面６２によりスラストカラー７
０を保持リング６６に向けて駆動せしめる。この際、締
着リング８４は、容易に変形可能な材料で作られている
ため、変形して保持リング６６を通過し、そして原形状
に戻り、孔３６内でスラストカラー７０を適正位置に保
持することとなる。

第３図に示す第１図及び第２図の実施例の変形例は、流
体的に駆動されるディスクブレーキキャリパに用いられ
るようにしたものである。第３図の変形例において、ス
ラストカラー７０は、溝８２及び締着リング８４を具え
た横断壁１０６に置き換えられている。壁１０６の外周
面には環状シール１０９が配設されて、孔３６の壁と密
封的に係合するようになっている。第３図の変形例の組
立及び作動は第１図及び第２図の実施例と同一であり、
即ち、ブレーキ装置の組立時、壁１０６が孔３６内に挿
入され、その後ブレーキ装置を一度作動させることによ
り壁１０６に流体圧力を作用させて締着リング８４を変
形させるようにし、孔３６内で壁１０６を適正位置に保
持させるのである。ブレーキ反力は圧力流体を介して壁
１０６に伝達され、そして壁１０６及び保持リング６６
を経て孔３６の壁に伝達されるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるディスクブレーキ装置を示す断面
図、第２図は第１図の破線で囲んだ部分２の拡大断面図
、第３図は本発明の変形例を示す第２図と同様な拡大断
面図である。１２−−ロータ、１４，１６−−摩擦面、２０−キャリ
パアセンブリ、２２・・ハウジング、２６゜３２・・摩
擦要素、３６・・孔、３８・・ナツト（ピストン）、５
４・・ノくワースフリユ、６０　ｍ　ｍ半径方向突出部
分、６６・・保持リング、７０・・スラストカラー、７
８・・スラストベアリング、８４祷・締着リング、８６
＠−ボルト、８８・・ブラケット、９０・・カッ（一部
材、９２・・）（ワースフリユ支持体、１００・・自動
遊隙調整装置、１０６・・壁。

Claims

【特許請求の範囲】１、一対の摩擦面（１４，１６）を有するロータ（１２
）と、ブレーキ適用時上記摩擦面（１４，１６）と摩擦
係合するように配設された一□対の摩擦要素（２６，３
２）と、上記ロータ（１姓）に゛近接して支持され、上
記摩擦要素（２６，３ｚ：）の各々に係合してブレーキ
適用時に同要素を対応する摩擦面（１４，１６）にブレ
ーキ係合せしめるキャリパアセンブリ（２０）とを包含
上、上記キャリパアセンブリ（２０）が、孔（３６）’
を内部に具えたノ・ウジング（２２）と、上記庫□擦要
素（２６，３２）を対応する摩擦面（１４，１６）に係
合せしめるように作動する力伝達装置（３８，５４）と
を含んでおり、上記孔（３６）が環状壁と、上記孔（３
６）の一端部を限界する０）とを有し、上記力伝達装置が上記横方向に延びた部材（９０）から、上記
孔内に延在しているものにおいて、上記ハウジング（２
２）及び上記力伝達装置（３８，５４）が、同力伝達装
置を介して伝達されるブレーキ反力を上記環状壁へ伝え
て、との反力を上記横方向に延びた部材（９０）へ実質
的に伝・えないようにする反力伝達手段（６６，７０，
８４）を含んでいることを特徴とするディスクブレーキ
装置。２、上記力伝達装置が、上記孔内に嵌装された軸線方向
に伸長可能な機械的リンク（３８，５４ンである・こと
を特徴とする特許請求の範囲第１現記（載のディスクブ
レーキ装置。３、上記反力伝達手段が、上記孔（３６）内に嵌装され
たカラー（７０）と、上記カラー（７０）鋒に係合する上記力伝達装置（３８，５４）上の手段（６
０）と、上記カラー（７０）と上記孔（３６）の壁とを
相互に連結する相互連結手段（６６，８４）とを含んで
いることを特徴とする特許請求の範囲第２・項記載のデ
ィスクブレーキ装置。４、上記力伝達装置が、回転可能な部材（５４ンと、共
軸の開口（７２ンを具えた上記カラー（７０）と、上記
ハウジング（２２）に対して回転できるように上記回転
可能な部材（５４）を上記開口（７２）内に装架する手
段（７８）とを含んでいることを特徴とする特許請求の
範囲第３項記載のディスクブレーキ装置。５、上記回転可能な部材（５４）が円周方向に延金して
反力を上記回転可能な部材（５４）から同カラー（７０
）に伝達することを特徴とする特許請求の範囲第４項記
載のディスクブレーキ装置。６、上記力伝達装置が、上記回転可能な部材（５４）と
、同部材（５４）にねじ結合されたナラ）　（３８）と
、上記ハウジング（２２）に対する回転を阻止するよう
に上記ナラ）　（３８）を保持して、上記回転可能な部
材（５４）の回転により上記ナツト（３８）を上記ハウ
ジング（２２）内で軸線方向に移動できるようにする手
段（４４）とを含んでいることを特徴とする特許請求の
範囲第５項記載のディスクブレーキ装置。７、上記相互連結手段が、上記孔（３６）の環状壁に設
けられた溝（６４）と、上記溝（６４）内に配設される
が、間溝から上記孔（３６）内へ突出して上記カラー（
７０）に係合する保持リング（６６）とを含んでいるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第３項又は第６項記載の
ディスクブレーキ装置。８、上記相互連結手段が変形可能な材料で作られた締着
リング（８４）を更に含んでおり、上記締着リング（８
ａ）が上記カラー（７ｏ）に支持され、上記保持リング
（６６）に対して押圧されて変形し、同カラー（７０）
を上記ハウジング（２２）内で所定の軸線方向位置に保
持していることを特徴とする特許請求の範囲第７項記載
のディスクブレーキ装置。９、上記横方向に延びた部材（９０）が上記カラー　（
７０）の開口（７２）と実質的に共軸の開口を具え、上
記回転可能な部材（５４）が上記両開口内に回転自在に
支持され、上記ハウジング（２２）から突出した部分（
９８）を有しており、ブラケット（８８）が駆動装置を
上記ノ・ウジング（２２）上に装着して上記回転可能な
部材（５４）のハウジングから突出した部分（９８）に
係合させるようにし、締着手段（８６）が上記ブラケツ
）　（８８）と上記横方向に延びた部材（９０）とを上
記ハウジング（２２）に固定し、上記カラー（７０）が
上記ブレーキ反力を上記孔（３６）の環状壁に伝達して
、上記ブレーキ反力が上記締着手段（８６）に作用しな
いようにじたことを特徴とする特許請求の範囲第５項記
載のディスクブレーキ装置。１０、上記力伝達装置が圧力流体であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載のディスクブレーキ装置。１１、上記カラー（７０）が上記保持リング（６６）に
係合する円周方向に延びた円錐形面（１０８）を具えて
いることを特徴とする特許請求の範囲第８項記載のディ
スクブレーキ装置。