JPS5995A

JPS5995A - 全自動洗濯機

Info

Publication number: JPS5995A
Application number: JP58111315A
Authority: JP
Inventors: 黒田　喜代光; 李家　隆美
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Priority date: 1983-06-20
Filing date: 1983-06-20
Publication date: 1984-01-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（６）産業上の利用分野本発明は洗濯兼脱水槽を用いた全自動洗濯機に関する。

幹）従来技術この種洗濯機は洗い後、すすぎ後に同じ槽内で脱水する
ものであシ、その脱水工程では檜を高速回転させる。し
かし、高速回転させてもその脱水率はある一定値以上に
はならず、これを向上するために特公昭４３−２３７５
０号公報や特公昭４８−３６７８５号公報で示す手法が
考えられている。前者ｉ槽を高速回転しているところに
蒸気を噴出し、洗濯物を加熱することにより脱水率を上
げるのであるが、槽内は仕切壁により三等分され、この
三個の仕切壁で囲まれた中心に蒸気の噴出管を設けてい
る。従って、噴出蒸気は仕切壁の小孔群を介して出てい
き、回転中に仕切壁にもたれた洗濯物には直接噴きかか
る。また、噴出管は槽の回転軸を兼用する構造なので軸
支部分を過熱することがあった。一方、後者は外槽底部
にヒータを有する水槽を設けて脱水工程時に加熱蒸気を
槽内に自然導入せんとするものであシ、やはシ加熱によ
り脱水率を上げるのであるが、蒸気の導入率が低く、実
質上の効果に欠けるものであった。

ｅ→　発明の目的本発明は従来例の欠点を除去しつつ高温蒸気を用いて脱
水率を向上せんとするものである。即ち、水の表面張力
は温度が高くなる程小さくなシ、表面張力が小さい程脱
水が容易になるのであるから、高温蒸気を効果的に噴出
して脱水率を上げるものである。

に）発明の構成本発明は、洗濯外槽内に洗濯兼脱水槽を回転自在に設け
、前記洗濯外槽前面の衣類投入口をドアで閉塞したもの
に於て、該ドアの内面に前記洗濯兼脱水槽の背壁に向っ
て蒸気を噴射するノズ々を設けると共Ｋ、該ノズルに連
通ずる蒸気供給管に、脱水行程の初期に開く電磁弁を設
けてなる全自動洗濯機である。従って、局部加熱によっ
て洗濯物をいためることが少くなり、軸支部分の過熱も
生じず、また蒸気導入量を確保できるものと成る。

（ホ）実施例図面に基づいて説明すると、（１）は洗濯機の機枠で、
内部に洗濯外槽（２）をスプリング等で吊下げ、この洗
濯外槽内に洗濯兼脱水槽（３）を回転軸が前後方向とな
るように回転自在に設けている。（４）はこの洗濯兼脱
水槽（３）の背面に突設した回転軸で、前記洗濯外槽（
２）に装着した軸受け（５）を挿通して後方に突出し、
端部に７°−Ｕ　（６１を装着して該１−りにかけたベ
ルトをモータ側に接続している。（７）は、前記洗濯外
槽（２）及び洗濯兼脱水槽（３）の前面に形成した衣類
投入口（８）を開閉自在に閉塞するドアで、一端はヒン
ジ（９）を介して洗濯外槽（２）に枢支され、他端には
把手（１０）及びロック機構αＤを有している。

而してこのドア（７）の内面には、前記洗濯兼脱水槽（
３）の前方に盛り上るよう膨出した背壁叫の中心に向っ
て高温蒸気を噴出するためのノズルα囚を備えておシ、
該ノズルは、前記ヒンジ（９）の枢支部分を挿通シてい
るフレキシブルチューブαａを介して蒸気供給管（１５
１に接続している。而してこの蒸気供給管の途中には、
脱水行程の初期に開く電磁弁（１６）を介装している。

以上の構成に於て、脱水行程に入ると洗濯兼脱水槽（３
）が高速度で回転して遠心脱水を行うが、この脱水行程
の初期に前記電磁弁０６）が開き、ノズル（１３）より
高温蒸気を噴出する。この高温蒸柴は洗濯兼脱水槽の背
壁０２）の中心に一旦当たって周囲に四散し、高速回転
中の洗濯兼脱水槽（３）内に万遁なく分散する。従って
洗濯兼脱水槽の内面に張りついて回転している洗濯物に
高温蒸気がしみ渡り、洗濯物に含まれている水分の温度
が上昇する。その結果この水分の表面張力が小さくなり
、遠心力によって容易にこの水分が洗濯物から離れて脱
水される。実験の結果、高温蒸気を噴射しなかった場合
１０分間脱水した時の脱水率が５８．４％であったもの
が、脱水初期に３分間高温蒸気を噴射すると脱水率が６
６％に向上した。

（へ）発明の効果以上の如く本発明は、脱水行程の初期に高温蒸気を噴射
して洗濯物内に含まれている水分の温度を高くするので
、その水分の表面張力が小さくなって脱水率が向上する
。そして、蒸気はドア（７）の内面に設けたノズル朋か
ら洗濯兼脱水槽（３）の背壁■に向かって噴射されるの
で、高温蒸気が洗濯物に直接当って局部的に加熱され、
繊維をいためるようなこともなく、軸支部分を過熱する
こともな、く、１７Ｖ一槽内に蒸気を十分に噴出するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図社本発明による全自動洗濯機の横断平面図、第２
図はドア部分の正面図である。（３）・・・・・・洗濯兼脱水槽、（７）・・・・・・
ドア、Ｏ２・・・・・・背壁、αＪ・・・・・・ノズル
、（２）・・・・・・蒸気供給管、（１６）・・・・・
・電磁弁。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）洗濯外槽内に洗濯兼脱水槽を回転自在に設け、前
記洗濯外槽前面の衣類投入口をドアで閉塞し六ものに於
て、該ドアの内面に前記洗濯兼脱水槽の背壁に向って蒸
気を噴射するノズルを設けると共に、該ノズルに連通ず
る蒸気供給管に、脱水行程の初期に開く電磁弁を設けて
なる全自動洗濯、ｍ。