JPS5995898A - グラム陽性菌とグラム陰性菌との識別方法 - Google Patents

グラム陽性菌とグラム陰性菌との識別方法

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JPS5995898A
JPS5995898A JP58198437A JP19843783A JPS5995898A JP S5995898 A JPS5995898 A JP S5995898A JP 58198437 A JP58198437 A JP 58198437A JP 19843783 A JP19843783 A JP 19843783A JP S5995898 A JPS5995898 A JP S5995898A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、グラム陽性菌とグラム陰性菌とを迅速に識別
する生化学的方法に関する。
従来技術 すべての微生物はそのグラム染色反応に基づき、グラム
陽性菌(又は微生物)及びグラム陰性菌(又は微生物)
のいずれかに分類できる。従って、グラム反応は微生物
の同定におけるキー試験である。さらに、グラム陽性菌
とグラム陰性菌との一般構造の相違及び生化学的相違の
ため、これらの種類の一方によって起される感染の治療
には、他方によって起される感染の治療に使用されるの
とは異なった抗生物質のスペクトルが使用される。
従って、感染菌のグラム反応を知ることは、適切な抗生
物質を即座に選択する上で重要である。
一般に、グラム染色は熱固定された乾燥生物学的材料を
富むガラススライド上で実施される4段階染色法である
。今日一般に使用されている方法は、1883年にハシ
ス・クリスチャン・グラム(Hans Chriati
an Gram )によって開発された原染色法のバッ
カー(Hucker)変法でめる。
スライド上に存在する物質の種類及び量に応じて適当な
脱色法を変化させることが重要であること、及び関与す
る段階の数、ならびに標本をスライドに熱固定する必要
性のために、実際の染色法は完全に自動化するのが困難
である。さらに、スライドの調製、染色及び目視検査を
含む全操作は、サンプルの数が多い場合には特に、時間
がかかる。
完全に自動化され得るグラム反応の1段階測定があれば
、それはこの操作を著しくはかどらせるため、臨床微生
物学において有用であろう。
パードロミュー (Bartholomew)らの「グ
ラム染色(the Gram 5tain) j (B
act、 Rev、 + 16;1〜29.1952)
はこの操作及びその説明を述べた包括的な総説である。
この文献の10ページの表1には、グラム染色細胞が一
般にアニオン性洗剤によって、特に高級アルキル硫酸塩
によってより死滅しf′すいかまたは発育阻害を受けや
すいことが指摘されている。
ベイカー(Baker )ら〔[合成洗剤の細菌代謝へ
の作用(Action of 5ynthetic D
etergention   the  Metabo
lism  of  Bacteria)  +J、E
xp。
Med、、73.249〜271.1941〕は、合成
洗剤の化学構造及び特性を呼吸法によって測定された細
菌代謝に対するそれらの作用と関連づけている・これら
の作用は細菌による酸素消費に基づいて評価された。ア
ニオン性洗剤、たとえば、り■ −ジトール−7(Tergitol−7” )は酸性の
声及び1:3,000の濃度においてグラム陰性菌の呼
吸を最も強く抑制した。アニオン性洗剤はグラム陰性菌
の代謝のみを抑制したが、カチオン性洗剤はグラム陰性
菌及びグラム陰性菌の両方の代謝を同程度に抑制した。
ターシト−ルーフ(31は1つノダラム陰性菌、プロテ
ウス・プルノJリス(Proteuavulgarls
 )を抑制した。ベイカーらはこの文献の261ページ
で、アニオン性洗剤がグラム陰性菌とグラム陰性菌とを
はっ@pと識別する能力を有することを認めている。し
かしながら、この所見は呼吸測定法にのみ基づいてお9
、グラム陰性菌の存在下における還元性化合物の保岐手
段または実用的且つ迅速なグラム分離法を当業者に何ら
示唆するものではない。さらに、この方法は好気性条件
下で起こる反応に限定されることが予想されるであろう
ダーケイ(Dakay)ら〔種々の環境細菌のホルマザ
ン形成に対する合成洗剤の作用(The Effect
 ofSynthetic Detergents o
n Formazan Formatlonof Va
rious Environmental Bacte
ria) +Zentralblatt Bakt、 
Hyg、 I Abt、Orig−B 174 。
121〜124ページ(1981)〕は、環境汚染の指
標として、数種の細菌のデヒドロゲナーゼ活性に対する
5種の洗剤の作用を研究した。2種のグラム陰性菌及び
1種のグラム陰性菌の2菌株を用いた。デヒドロゲナー
ゼ活性の指標として、塩化トリフェニルテトラゾリウム
を用いた。試験されたカチオン界面活性剤はデヒドロゲ
ナーゼ活性に対して非常に抑制的でおった。試験された
2種のアニオン界面活性剤の抑制作用はストレプトコッ
カス°フエカーリス(StreptococcuIIf
aecalig )(0,03〜0.08%)で最も顕
著で多シ、ミクロコツカス(IVlicrocr+cc
us) Sp、(別のグラム陰性菌)はそれほど敏感で
ないことが判った。大腸菌(E、colj)(グラム陰
性菌)はこれよりはるかに高い濃度で抑制された。アニ
オン界面活性剤は抑制作用を持たなかった。
しかしながら、後述の実施例5に示されるように、発育
阻害に有効な化合物は本明細書中に記載した迅速なアッ
セイにおいて染料の還元を選択的に抑制するのに必ずし
も有効ではない。従って、いくつかの界面活性剤が発育
阻害剤であることがわかったとしても、複雑なグラム染
色法の簡易化の問題を解決に導く染料還元の選択的抑制
については何ら示唆されない。
発明の目的 本発明の目的はグラム染色法を簡易化及び改良する方法
を提供することにある。
発明の構成 本発明は、(a)生存グラム陰性菌及び生存グラム陰性
菌、(b)還元抑制剤の不在下においてグラム陰性菌及
びグラム陰性菌の両者によって検出可能な物質に還元さ
れ得る化合物、及び(c)ゲノム陽性菌による該化合物
の還元を選択的に抑制するのに充分な麓のアニオン界面
活性剤を混合し、そして検出回能な該物質の存在または
不存在を測定することによって該化合物が還元されたか
否かを測定することを含んでなる、生存グラム陽性菌と
生存グラム陰性菌との識別方法を提供する。
発明の効果 本発明は、グラム陽性菌による還元を抑制し且つ生存微
生物のグラム型を識別する迅速且つ簡易でコスト効果的
な(cost−effective )手段を提供する
本発明の第一の利点は、グラム陰性菌のみが検出可能な
有色最終生成物を形成できるために脱色工程(ハツカ−
の変法)を削除できることである。
第二の利点は、公知方法では生存細胞と非生存細胞がと
もに染色されるのに対して生存細胞のみが判別できるこ
とである。
第三の利点は、本発明の方法は容易に自動化でき且つ湿
式及び乾式のいずれの試験形式であっても微生物の同定
系に取り入れることができることである。
さらに、本方法は、たとえば、混合サンプル中のグジム
陽性菌及びグラム陰性菌の相対量の測定におけるように
少なくとも半定量的であり得る。
発明の作用 本発明の方法に有用な界面活性剤は、1個もしくはそれ
以上のアルキル基もしくはアリール基またはそれらの組
み合わせを有する疎水基;親水性アニオン基;及びイオ
ン安定性塩基の完成に必要な対イオンを含んでなる任意
のアニオン界面活性剤であることができる。
アニオン界面活性剤の疎水基の−rルキル基及び/また
はアリール基はへテロ原子基、たとえば、炭素原子の合
計総数が6〜20個、好ましくは、10〜17個のエス
テル基(すなわら−〇−にlニー)及び/またはエーテ
ル基で中断されていてもよい。
これらのアルキル基及び/またはアリール基の炭素原子
は場合によっては、置換基、たとえば、アリール、アル
キル及びハロゲンを結合していてもよい。
親水性アニオン基及び本発明の実施に使用するアニオン
界面活性剤の種類は決定的なものではなく、この用途で
知られる普通の基、たとえば、硫酸塩、スルホン酸塩、
燐酸塩、ホスホン酸塩及びカルボン酸塩基を用いること
ができる。
同様に、イオン安定性塩基を完成するのに使用する対イ
オンは、この目的で通常使用され且つよく使われた任意
のもの、たとえば、アルカリ金属カチオンならびに有機
アンモニウム及びアミン−酸付加塩カチオンを含むアン
モニウムカチオンであることができる。
アリール基及びアリール置換基の例としては、フェニル
、ナフチル、ビフェニリル等が挙ケられる。アルキル基
及びアルキル置換基の例としては、たとえば、メチル、
エチル、プロピル、インプロビル、ブチル、アミル、ヘ
キシル、オクチル、ノニル、アフル、ドデシル等が挙げ
られる。ハロゲン置換基が存在する場合には、フッ化物
が好ましいが、塩化物または臭化物のような他のノ・ロ
ゲン化物も使用できる。
本発明方法Vこ有用な各アニオン界面活性剤について、
グラム陽性囚の還元能を抑制し且つグラム陽性菌とグジ
ム陰性函とを識別するだめの最適濃度範囲及び最適環境
条件があることは当業者によって理解されるであろう。
さらに、アニオン界面活性剤の選択的抑制作用に例外も
あシ得る。
このような例外の一つは、後述の実施例中に述べたが、
グラム陰性菌プロテウス・ブルガリス(Proteus
 vulgarlg )の3−(4,5−ジメチル−2
−チアゾリル)−2,5−ジフェニル−2H−テトラゾ
リウムプロミド(JTT)還元能をドデシル硫酸ナトリ
ウムが抑制できることである。
別の例として、アニオン界面活性剤トリトン(Trit
on)X−200が試験濃度において大腸菌(グラム陰
性菌)及びS、アウレウス(グラム陽性菌)に対して実
質的に同一の小さい阻止作用を示すことが判った。しか
しながら、これらのわずかの例外にかかわらず、グラム
陽性菌の還元能の抑制ならびにグラム陽性菌とグラム陰
性菌との識別のための本明細書に開示した方法は、一般
的に適用できるものであり、本明細書の教示を特定の場
合に適用するのに当業者は苦労することはないであろう
。thに、熟練した専門家ならば、この目的で以前に試
験されたことのないアニオン界面活性剤の有効性が後述
の実施例1に記載した手法を用いて容易に試験できるこ
とがわかるであろう。
さらに、第1表に列挙した好ましいアニオン界面活性剤
は、これまでは試験された濃度でそれらが存在する場合
に還元力が抑制されることのないグラム陰性菌は判明し
ていなかったので、一般的に役立つようである。
以下刃マ白 本発明の実施に有用な他のアニオン界面活性剤はよく知
られたいくつかの文献のいずれか、たとえは、エンサイ
クロペディア・オブ・ザーファクタンツ(Encycl
opedia of 5urfactants) + 
1〜3巻、マイクル・アッシュ(Michael As
h)及びアイリーン・アッシュ(Irene Ash 
) +ケミカル・ハブリジング・カンバ= −(Che
micalPublishing Compan)’)
 + =ユーヨー夕、 1980年;マッ力ッチョンズ
・エマルジファイアーズ・アンド°デイタージエンソ(
Nk:Cutcheon’ s E)nulslf 1
ers& Detergents ) +北アメリカ版
、マツ力、チョン°ディビジョン(McCutcheo
n Division ) +Meバブリジング・カン
パ= −(Me PublishingCornpan
y) rニー−シャーシー州グレンロ、り(Glen 
Rock) + 1981年;及びエンサイクロペディ
ア・メプ・サーフェス−アクティブ・エージエンツ(E
ncyclopedia of 5urface−Ac
tive Agents ) +J、P  シスリー(
Sisley) *ケミカル・バグリジング・カンパニ
ー、ニューヨーク、1952年に記載されている。
本発明の実施に使用される、検出可能な物質に還元され
得る化合物は、還元抑制剤の不在下においてグラム陽性
菌及びグラム陰性菌によってその酸化型が還元されて検
出可能な生成物を生じる任意の化合物であることができ
る。このような検出は、たとえば、電位差測定手段によ
って実施できる。好ましくは、この検出可能な物質は、
放射線測定手段によって直接的に検出可能な物質である
本明細書中で使用される「放射線測定手段」なる用語は
、分析結果を得るために放射線を用いる種々の分析検出
手段の全てを含むものと定義される。
放射線測定手段によって直接的に検出できる種々の検出
可能な物質を一部分挙げると次の通シである:(a)従
来の比色検出装置を用いてその存在または濃度を測定す
るのに使用できる吸光係数まだは吸収スペクトルを有す
る、比色分析法で検出可能な物質、たとえば、着色剤(
ずlわら、染料または顔料);及び(b)そこから放射
される放射線全検出できる装置によって検出され得る、
放射線放射物質、たとえば、螢光物質、たとえば、螢光
グローブ。
染料または好ましくは、染料前駆体の使用が好ましい。
染料の使用はいくつかの可能性を示す:(1)酸化還元
反応が染料を1つの色から別の色に変化させる;(2)
有色の染料が無色になる;または(3)無色の物質、す
なわち、染料前駆体が有色の染料になる。色の発生は色
の消色よりも概して容易に検出できるので、前記(3)
が本発明の実施に最も好ましい。
本発明の実施に使用できる染料の例は、メチレンブルー
、ジクロロインドフェノール、レザズリ/、ならびに還
元時に有色のホルマザン染料になる種々のテトラゾリウ
ム化合物、たとえば、3−(4,5−ジメチル−2−チ
アゾリル)−2、5−ジフェニル−2H−テトラゾリウ
ムプロミド、2 、3 、5− ) ジフェニル−2H
−テトラゾリウムクロリド、テトラニトロブルー、テト
ラゾリウムクロリド及びニトロテトラゾリウムバイオレ
ットである。テトラゾリウム塩は本発明に使用するのに
好ましい染料前駆体である。
本発明に有用なテトラゾリウム塩は一般式(1)を有し
、グラム陽性菌及びグラム陰性菌の両者によって以下の
ように一般式(II)のホルマザン染料に還元され得る
ものである: (1)              ([)前記式(1
)及び(II)において、Y−)はアニオンを表わし;
 R1+ R2及びR3は各々、アリールまたは複素環
式置換基(好ましくは5〜6個の原子をきみ、好ましい
ペテロ原子はN、S、0及びSeである)、たとえば、
フェニル、置換されたフェニル、ナフチル、置換された
ナフチル、置換されたもしくは未置換のチアゾリル、ペ
ンシナアゾリル、オキサゾール、ベンゾキサゾール、セ
レナゾール、またはベンゾセレナゾール基を表わし;R
2はさらにアルキル基(たとえば メチル、ブチル、ヘ
キシル、ドデシル等)または置換基(酸置換基金含む)
、たとえば、−H,−0H1−COOi(。
−5O3H,−5R1−N02等、もしくはChem、
Rev、+■、355〜483(1955)においてホ
ルマザンもしくはテトラゾリウム塩のこの位置に存在す
るとして言及されている他の任意の置換基を表わすこと
ができ;そして置換基R1及びR3は金属キレートまた
は錯体を形成し得る電子共有基を含むことができる。こ
のようなキレート化基または錯体は、第一、第二及び第
三アミノ、イミノ、置換イミノ、オキシム、チオエーテ
ル、ケト、チオケト、ヒドロキシル、メルカプト、カル
ボキシル、スルホ及びホスホ、アルコキシ基または錯体
である。
本発明に有用なテトラゾリウム塩としては−また、グラ
ム陽性菌及びグラム陰性菌によって還元されて式(■)
のホルマザンを生成できる一般式(111)のリ   
 リ 〔式中、Y壽はアニオンを表わし;Xはアルキレンまた
は一アリーレン基を衣わし;そしてR,、tt2及びR
3は各々、前記式(1)及び(Illに関して前述した
置換基を弄わすJo 本発明の実施に有用なテトラゾリウム塩の具体例は次の
通ジである: a)トリノェニルテトラゾリウムクロリド(TTC); b)2.2’−(p−ジフェニレン)−ビス(3,5−
ジフェニル)テトラゾリウムクロリド(ネオテトラゾリ
ウムクロリドまたはNTとしても知られ本;c)  N
Tのメトキシ誘導体(BTブルーテトラゾリウムとして
も知られる); d)2(p−ヨードフェニル)−3−CP−ニトロフェ
ニル)−5−フェニルテトラゾリウムクロリド(IN’
r); e)2.2−ジ−p−ニトロフェニル−5,5′−ジフ
ェニル−3,3’−(3,3’−ジメトキシ−4,4′
−ジフェニレン)テトラゾリウムクロリド(ニ) 0−
 BTとしても知られる);f)2.2’、5.5’−
テトラ−p−ニトロフェニル−3,3’−(3,3’−
ジメトキシ−4,4’−ビフエニレン)−ジテトシゾリ
ウムクロリド(テトラ−ニトロBTまたはTNBTとし
ても知られる);g)3−(4,5−ジメチル−チアゾ
リル−2)−2,5−ジフェニルテトラゾリウムプロミ
ド(MTT); h)2.2’−ジ(3−ニトロフェニル)−5,5’−
ジメチル−3,3’−(4,4’−ビフェニレン)ジテ
トラゾリウムクロリド(イエローテトラゾリウムまたは
YTとしても知られる); 1)2,3.5−)す(p−ニトロフェニル)−テトラ
ゾリウムプロミド(TN’rTC) ;j)2−フェニ
ル−3−(3−メトキシ−4−フェニル)−5−(p−
ニトロフェニル)−テトラゾリウムクロリド(半ニトロ
BTとしても知られる);及び k)2.5−ジ(p−ニトロフェニル)−3−(3−メ
トキシ−4−フェニル)−テトラゾリウムクロリド(半
TNBTとしても知gnる)。
これらの化合・物についてのよシ詳細な情報は、ヒスト
ケミストリー、セオレティカル・アンド・アプライド(
Histochemistry、 Theoretic
aland Applied) 、 A、G、EE、パ
ース(Pearse )+ 42巻、第3版、880〜
883ページ、チャーチル・リビングストン(Chur
chill Livingstone)。
ニシンバラ及びロンドン、1972年に見ることができ
る。
グラム陽性歯とグラム陰性菌とを識別する方法は、常用
の実験用ガラス器具中で、たとえば、試験管またはガラ
ススライドを用いて都合よ〈実施できる。
あるいは、アニオン界面活性剤及び検出可能な物質は含
浸または他の方法で多孔質薄層、すなわち、吸収材料の
マトリックス、たとえば、p紙ストリップ中に取9人れ
て、その上に付着させる試料中に存在する微生物の識別
に適当な試験組成物を生成することができる。
さらに、この方法は、米国特許第3,992,158号
または米国特許第4,258,001号に記載された型
の塗布層である多孔質薄層を有する要素中で実施する場
合に特に有利に使用される。これらの特許に記載されて
いる通り、このような塗布層は自立性であるかまたは他
の材料のストリップまたはシート、たとえば、ポリ(エ
チレンテレフタレート)フィルムによって支持されるこ
とができる。所望ならば、他の特殊な目的を満足させる
他の層もまた存在できる。2層またはそれ以上がこのよ
うな装置中に存在する場合には、[下塗り(subbi
ng) 4層を他の2層の間に用いてそれらの間の密着
性を増すと有利な場合が多い。
このような要素の好ましい一般的形式は次のように表わ
すことができる二 F塗層 支持体 もちろん、要素は、米国特許第3,992,158号に
記載されるように分離した塗布層及び試薬層を有するこ
ともできる。このような場合には、アニオン界面活性剤
及び還元性物質が共に塗布層または試薬層のいずれかの
中に存在してもよいし、あるいは一方が塗布層に存在し
且つ他方が試薬ノーに存在してもよいであろう。所定の
例における選択の主要な基準は、微生物、アニオン界面
活性剤及び還元性物質が分析時に接触できる必要がある
ことである。
乾燥試験要素を前記形式で調製した。これらは次の組成
であった二 A 米国特許第4,258.001号に記載された粒状
ポリマー、たとえば、ポリ(ビニルトルエン−co−p
−t−ブチルスチレン−CO−メタクリル酸)(好適比
、66:33:1);結合剤、たとえばポリ(n−ブナ
ルーアクリレート−co−スチレン−co −2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸)(好適比
60:30:10);界面活性剤ゾール(Zonyl 
) FSN” ;ならびに、さらに、1)電子移動剤、
たとえば、フェナジンメトスルフェート、2)色原体化
合物、たとえば、3−(4,5−ジメチル−2−チアゾ
リル)−2、5−ジフェニル−2H−テトラゾリウムプ
ロミド(ト)■)及び3)グラム陽性菌による染料の還
元を抑制し得る任意の適当なアニオン界面活性剤、たと
えば、■タージトール(Tergitol)7■及び■
ウルトラウェット(Ul trawe t ) 60 
L■ を含んでなる塗布/試薬層; B、1)結合剤、たとえば、ポリ(アクリルアミド−c
o−N−ビニル−2−ピロリドン)(90:to);及
び2)界面活性剤、たとえば、ゾールFSN■を含んで
なる下塗層;ならびに C,ポリ(エチレンテレフタレート)フィルム支持体ま
たは米国特許第3,992,158号に記載された他の
適当な材料(A及びBは前述のような形式でCの上に塗
布される)O 本発明の方法を実施するに当り、次の手法を行なった; i生物eプレイン・ノ1−ト・インフュージョンプロス
(B)II)中に保持し、そして溶液の研究に匣用する
ためにBHI中で37℃において一夜、定常期まで増殖
させた。
微生物による染料還元の定性分析−溶液研究B)II中
における微生物の一夜培養物約40a/!を遠心分離し
、デカントし、そしてpu7.0の0.05M燐酸カリ
ウム緩@l (KPB)中に再懸濁させた。7+イウシ
ユ・アンド・ロラム(Bausch and Lomb
)製のスペクトロニック@(Spectroni c■
)20分光光変針で測定した各細胞浮遊液の620 n
mにおける吸光度(OD)を、細胞浮遊液の1:30稀
釈のOD読みが0.1となるように前記燐酸カリウム緩
衝液で調整した。細胞浮遊液2.5属に、PH7,0の
0.05MKPB 2.5 属、または種々の濃度の抑
制剤、エネルギー源としての10多グルコース100μ
UJtUフエナジンメトスルフエート(PMS) 10
0μl(1++いaメタノール)(または微生物から還
元性化合物に電子を移動できる任意の化合物)をきむ同
一の緩衝液2.5コを加えた。エネルギー源及び/また
はした。
混合後、特に断わりのない限シ、各試験管に3−(4,
5−ジメチル−2−チ゛アゾリル)−2,5−ジフェニ
ル−2H−テトラゾリウムプロミド(M′rT)(10
ottq/mlメタノ−#) (tたは微生物による還
元によって検出可能な最終生成物を形成する任意の化合
物)100μl′f:加えた。あるいは、蒸留水中3j
ダ/ 1rLl(7) PMS溶液及び蒸留水中5り/
TLlのMTT溶液を用いた。
試験管内容物を混合し、そして混合直後に及び37℃で
インキュベーションする間に種々の時間間隔で目視検査
した。赤紫色(purple)の形成はMTTの還元を
示した。還元の強さを次のように等級付けした:0は染
料還元が見られないことを示し;士は微量の還元を示し
;1+は軽度の還元を示し;2+は中等度の還元を示し
;3+は強度の還元を示し;4+は極めて強度の還元を
示す。
菱用した最終細胞濃度は、特に断わりのない限p・試験
微生物に応じて細胞6×108〜I X 1091固/
−であった。
微生物による染料の還元の測定−乾燥要素様式吸光度を
細胞浮遊液の1:20稀釈を用いて0.1に調整した以
外は、前述のようにして細胞を保持し且つ調製した。P
H7,0の0.05 M KPBloAlまたは0.2
チグルコースを含む細胞浮遊液lOμlを乾燥要素上に
スポットし、特に断わりのない限り、湿った室内で37
℃で15分間インキュベートした。さらにインキュベー
ションすることなく、各スポットの反射濃度(DR)を
反射濃度計で550nmにおいて測定した。0.5 M
 KFBブランクのDBを0.00に設定するか、また
は試験DRから差し引いて、バックグラウンドについて
補正した試験DBを得た。
材料 大腸菌[5cherichia colt(E、col
i))ATCC25922、クレブシェラ・ニューモニ
エ(Klebsiella pneumonia)AT
CC13883、エンテロバクタ−・クロアカニ(En
terobacter eloacae )ATCC2
3355、プロテウオ・ブルガリス(Proteusv
ulgaris)ATCC13315、セレイシア・マ
ルセノセンス(Serratia marcesce、
nl)ATCC8100及びシュードモナス・アエルギ
ノーザ(Pseudomonasaeruginosa
) ATCC27853を含むグラム陽性菌、ならびに
スタフィロコッカス・アウレウス(5taphyloc
occua aureus (S、aureus))A
TCC25923、スタフィロコッカス・エヒテルミデ
ィス(Staphylococcus eplderm
idis) ATCC12228、ストレプトコッカス
・フエカーリス(Streptococcus fae
calis)ATCC19433及びストレプトコッカ
ス・ピオゲネス(Streptococcuspyog
enes)ATCC19615を含むグラム陽性菌は全
て、メリーランド州ロックビル(Rock ville
)のアメリカン・タイプカルチャー・コレクション(A
merican Type Cu1ture Co11
ection)から入手した。プレイン・ハート・イン
ツー−ジョンプロスはメジガン州デトロイト(Detr
oit )のディフコ・ラプス社(Difco Lab
s+Inc、)から購入した。フェナジン・メトスルフ
ェート、胆汁酸塩、タージトール(Tergltol)
7■、ウルトラウェット(Ultrawet) 60 
L■、ポリミキシンB及びテトラサイクリンはミズーリ
州セントルイス(St、Louts)のシグマケミカル
社(Sigma Chemical Co、 )から購
入した。セチル硫酸ナトリウム、セチルスルホン酸ナト
リウム、オクタデシル硫酸ナトリウム及びエイコシル硫
酸ナトリウムはニューシャーシー州ベイヨン(Bayo
nne )のリサーチ・グラス・ラプス社(Resea
rch Plus Labs 、 Inc、)から購入
した。1−ドデカンスルホン酸ナトリウムはイジノイ州
モートン・グローブ(Morton Grove)のレ
ジス・ケミカル社(Regis Chemical C
o、)から入手した。ホスタパ−(Hostapur)
 SAS■はザマービル(Somerville) r
 NJのアメリカン・ヘキスト社(American 
Hoechst Corp−)から購入し・そしてFC
143■はミネソタ州セントボール(St、Paul)
の3M社(3MCo、)から入手した。
ゾニル(Zonyl ) FSN■及びアルカノール(
Alkanol )XC■はプラウエア州つィノベント
ン(Wi 1mi ng ton )のE、1.デュポ
ン社(E、1.Dupont Co−)から購入し、そ
してウィトコイ・−ト(Wi tconate )PL
O−59■はニューヨーク州ニューヨーク(NewYo
rk)のライトコ・ケミカル社(Witco Chem
icalCorp−)から入手した。サイボネート(8
iponate)DS −10■はメリーランド州ボル
チモア(Baltimore )のアルコラック社(A
Icolac Inc 、 )からもらい、そしてエー
ロゾル(Aeroao 1 ) OT@及びAY−10
0■はニューシャーシー州つェイン(Wayne)のア
メリカン・/アナミド社(Ame r i canCy
anamid Co、)から入手した。ガファック(G
afac) R8−610■及びアリバール(Alip
al)Co −436■はニューヨーク州ニューヨーク
のガフ社(GAF Corp、)から購入し、そしてザ
プチリンはニューヨーク州プラニンビュー(Plani
nview)のに/にラボラトリーズ社(K/K La
boratories+Inc 、)から入手した。ニ
トロテトラゾリウムバイオレット及びテトラニトロブル
ーテトラゾリウムクロリドはウェーリントン(Warr
ington) r PAのポリサイエンス社(Pol
ysciencei Inc、  )から購入した。
他の全ての化学薬品は試薬用であって、ニューヨーク州
ロチェスター(Rochester )のイーストマン
・コダック・カンパニー(Eastman Kodac
k実施例 実施例1: アニオン界面活性剤による細菌性遺書 元の選択的抑制−溶液様式 後記第1表に挙げた種々の塩及びアニオン界面活性剤を
、3−(4,5−ジメチル−2−チアゾリル)2,5−
ジフェニル−2H−テトラゾリウムプロミド(MTT)
の細菌による還元の抑制剤として試験した。溶液アッセ
イは、スタフィロコッカス・アウレウス(S 、 au
reus +クラム陰性菌)及び大腸菌(E、coli
+グラム陰性菌)を細胞約lO9個/ゴの濃度で用いて
前述のようにして実施した。溶液を前述のようにして混
合し、セして37゛℃で30分間インキュベートした。
以下−コマ白 第1表 溶液中におけるC仏陽性菌及びクラム陰性菌によるエー
ロゾルAY−100■      1.0y%   4
+      0エーロゾル odリ        
     01石4%     4+     0〜±
アルカノールXdリ          1.0y% 
   4十     〇胆汁酸塩       1.0
iI−%  4+0デシ権酸ナトリウム       
 1.0y−%   3+0ドアシル個び唆ナトリウム
       o、iy%   4+   0〜士FC
−143■       1.0fIP%  3+0ガ
フ77りR5−610■     2.5%(v/v)
  3+     0ホス%−8AS■       
  1.0y%   4+     0オクチル硫酸ナ
トリウム      1.0y%   4+   1+
サイdeネ−)DS−10■      0.1y% 
  4+     01−)’7”カンスルホΔツナト
リウム  1.0:P%   4+0ターシト−ルア■
           o、i%(v/v)4+。
テトラデシル硫酸ナトリウム    1.Oy−%  
 4+0ウルトラウエツト60L■      0.I
Qv/+)  4+     0ウィトコネートPLO
−59■    i、oノ%   4+’−”0第■表
に示されるように、グラム陰性菌である大腸[は、種々
のアニオン界面活性剤の存在下でMTTの強度の還元(
3+または4+の反応)を−貫して示した。これに対し
て、グラム陽性菌S。アウレウスによるMTTによるM
TTの還元は、アニオン界面活性剤の存在下で強く抑匍
lされた(0〜1+の反応)。
実施例2: 嫌気性条件下におけるグラム陽性菌による
MTT還元の選択的抑制−溶 液様式 細菌による染料還元の抑制が酸素利用(好気性呼吸)に
依存しないことを示すために、クージトール(4)によ
るグラム陽性菌のMTT還元の選択的抑制を嫌気性条件
下で証明した◎ 細胞5X107個/プ、0.05 M  KPB(pH
7,5)、0.2%グルコース及び0.20 mM P
MSを含む大腸菌またはS、アウレウスの細胞浮遊液1
ydi2個の1、5 rJ!キュベツトの各々に入れた
。キュペラトラゴム栓で密封し、そして5分間、窒素ケ
ノヤージして酸素を排除した。各微生物を含むキーベッ
トの一方にタージトール炉(最終濃度01%)を加え、
他方を対照とした。全キーベットに最終濃度が0.24
 mMとなるようにMTTを加えた。好気的サンプル及
び細胞を含まない対照も含めた。540nmにおける吸
光度t、−’−キン°エルマー・モデル(Perkin
 glmer Model ) 572分光光度計で1
0分間、全キーぺ、トについて測定した(サンプル室3
7℃)。
10分後の吸光度の変化を計算し、細胞を含1ない適当
な対照の10分後のΔ0.D、値を差し引いてバックグ
ラウンドについて補正した。結果を第■表に示す。得ら
れた結果は、好気性及び嫌気性環境の両方においてター
ジトール犯を用いた、グラム陽性菌S。アウレウスによ
るM T T還元の選択的抑制を証明している。このこ
とは抑制過程が細菌細胞による酸素利用に依存しないこ
とを示している◎               以下
ぶ0第1表 好気性及び嫌気性条件下におけるグラム陽性菌(S、ア
ウレウス)によるMTT還元の選択大腸菌(クラムIW
団菌)     ・・・    0.37  0.44
大腸菌         0.1%  0.52 0.
47S、アウレウス(クラム陽性菌)   ・・・  
  0.21  0.11S、アウレウス      
 0.1%  OJI O0,00実施例3:  MT
T還元の抑制に対する界面活性剤の電荷の作用−溶液様
式 グラム陽性菌による染料還元の抑制に対する界面活性剤
の電荷の作用を測定するために、下記第■表に挙げた種
々の界面活性剤全実施例1の界面活性剤の代わυに用い
て、溶液アッセイを実施例1に記載した方法に従って実
施した。第■表VC示した結果は、アニオン界面活性剤
がグラム陽性菌の染料還元の選択的抑制剤として作用し
その結果、グラム陽性菌とグラム陰性菌とをはっきりと
識別することを証明している。これに対して、試験した
カチオン界面活性剤及びノニオン界面活性剤は、グラム
陽性菌とグラム陰性菌とを識別しなかった。
第■表 トウィーン(Tween)80■   10%(’/v
)    0   3+    2+トアシ桐流酸ナト
リウム  0,1ノ%    −4+  0〜±ターシ
ト−ルア■     o、i%(v/v)  −4+ 
   0ウルトラウェット6obo     o、t%
(V/v)   −4+     0実施例4:種々の
化合物による選択的還元抑制−溶液様式 MTTの代わシに下記第1表に挙けた棟々の化合物を用
いて、以外のことを除いて実施例1と同様にしてアクセ
イを実施した:抑制剤タージトール4 (T 7 、)
は、各細菌に関する1組の溶液(対照溶液)中では除き
、他の点では同一の別の組の浴液中には01%の濃度で
加えた。また、溶液は37℃で60分間、インキ−ベー
トした。
第7表に示した結果は、MTTの代わシに種々の化合物
を反応に使用できることを証明している。
第 V 表 テトラゾリウムクロリド テトラニトロカレーテト    4   4     
4   0ラゾリウムクロリド ニトロテトラゾリウムパイ     4    4  
    4    0オレツト メチレンカレ−3330 シクロロインドブエノール    4    4   
   4    0しくぐリン           
    2     3       2     0
実施例5: 公知の細菌発育阻害剤の存在下における微
生物による還元抑制の欠除 細菌の発育を選択的に阻害することが知られている化合
物、たとえば、抗生物質等が細菌による染料の還元を抑
制するか否かを分析するために、アニオン界面活性剤の
代わシにこれらの化合物を用いて実施例1と同様にして
溶液アッセイを実施した。
試験した発育阻害剤のうち3種は抗生物質で、それらは
グラム陽性菌に対して有効なサブテリン、グラム陽性菌
に対して有効なポリミキシン−B1グラム陽性菌及びグ
ラム陽性菌の両省に対して有効なテトラサイクリンであ
った。こnらの抗生物質は通常は1〜10μノ汐lの濃
度範囲で有効である。使用した抗生物質の濃度は、細菌
の発育を阻害するのに必要な濃度よ920〜1000倍
高かった。さらに、グラム陽性菌を阻害するブリリアン
トグリーン及びウシオウスガル(bovineoxga
ll )、グラム陽性菌の発育全阻害するフェネチルア
ルコ・−ル、ならびにグラム陽性−及びグラム陽性菌の
両者のいくつかの属音阻害する亜テルルカリウムについ
て研死した。
得られた結果を第V1表に示す・   以下朶白第v1
表 大腸菌及びS、アウレウスによるMTT還元に対ウシオ
ウスガル      4.0     4+     
4+フエネチルアルコール   1.0     4+
     4+サブチリン       0.02  
 4+     4+ポリミキシン−B     O,
、l     4−1−    4+テトラザイクリン
    0.1     4+     4+第■表に
示した結果は、グラム陽性菌またはグラム陽性菌のいく
つかの公知の発育阻害剤が急速染料還元の原理体系に基
ついて、試験したグラム陽性歯(S、アウレウス)とグ
ラム陽性菌(大腸菌)とを識別しないこと?示している
。これらの発見は、発育阻害に有効な化合物が染料還元
の選択的抑制には必ずしも有効でないことを確証してい
る・実施例6; 尿路感染において見い出さ才する他の
細菌の選択的抑制−溶液様式 尿路感染を引き起こす可能性のある他の属の細菌の選択
的抑制全証明するために、実施例1と同様にして溶液ア
ッセイを行なった。試験した細菌及び抑制剤全結果と共
に第V11表及び第1表に挙げたO 結果は、本発明の方法においては実施例1に記載したア
ニオン界面活性剤はグラム陽性菌による還元に対しては
選択的抑制剤であるが、グラム陽性菌による還元に対し
ては選択的抑制剤でないことを示している。1つの例外
として、グラム陰性菌ゾロテウス・プルがリス(Pro
teus vulgaris)によるMTTの還元がド
デシルmtRナトリウムによ−て抑制された・    
      以下余白第■表 抑制剤 グラム1揚性菌; ストレートコツカス・フェカーリス    ±00スト
レfトコッカス・ピオケ゛ネス     0     
 0      0籾イルコップヌ・工4つげイス  
     ±          o        
  Oグラム陰性菌; クレブシエラ・ニューモニエ        4+  
   4+     4+エンテフノシクター・クロア
カニ       4+     4+     4 
 十* ゾロテラス・力4リス      ±    4+  
 4+セレイシア・マルセッセンス     4 +4
 +     4 +シュート1七れス・7)νレゼノ
ーデ      4+      4+      4
+*細胞溶解が明白 第1表 アルカ/−Jl/XC■    (0,25)    
   4+      ±ウィトニCトー)PIO−5
9■   (5)             4  +
            1  +サイ45も−)DS
−10■    (0,5)          4 
斗9        〇二ロ=−ロシシレAY−100
■     (1,0)            4 
 +           ±*細胞溶解が明白 実施i7: 好ましい抑制剤の濃度効果−溶液様式 下記第1x表に列挙した微生物による細菌性染料還元に
対する、2種の好ましい抑制剤、タージトールm (o
 、 o、を及び10%)及びウルトラウェッ)60L
■(0,1及び1.0%)の濃度効果を測定した。
実施例1と同様にして溶液アッセイ全実施し、溶液は3
7℃で30分間インキュベートした。
第1X表に示した結果は、界面活性剤の不在下では試験
したグラム陽性菌及びグラム1美性菌がMTTを同程度
に還元したことを示している。しかしながら、界面活性
剤ターシトールア 及びウルトラウェット60 L@l
を0.1または1.0 % (v/v )で加えた場合
には、 MTTの還元は試験したグラム陽性菌では抑制
されたが、試験したグラム陰性菌では抑制されなかった
以下余白 実施例8: ターシト−ルア■によるMTT還元の選択
的抑制−乾燥要素様式 タージトール7■による選択的抑制全乾燥要素様式にお
いて証明した。対照要素1(抑制剤なし)を試験要素■
(抑制剤としてターシト−ルア■を添加)と比較した。
対照要素■を前記−膜形式に従って調製した:ポリエチ
レンテレフタレートフィルム支持体に、ポリ(アクリル
アミド−co−N−ビニル−2−ピロリドンX90 :
 10 )及びゾニル(Zonyl )FNS■を含ん
でなる下塗層ならびにポリ(ビニルトルエン−co −
p −t−ブチルスチレン−〇〇−メタクリル酸)(6
6二33:1)のビーズ、ポリ(n−ブチルアクリレー
ト−co−スチレン −co −2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸)(60:30:10)
、フェナジンメトスルフェート(0,011?、y背)
、3−(4、5−ジメチル−2−チアゾリル)−2,5
−ジフェニル−2H−テトラゾリウムプロミド(o、o
?/i)及びゾールFSN■を含んでなる塗布−試薬層
を塗75した。
試験要素Iについても同様にして塗布を行なった。試験
要素Iは、ターシト−ルア■(1,、1y/n?)全塗
布/試薬層の組成に加える匂外は対照要素1と同様な材
料を含んでいた□ 乾燥要素アッセイを前述のようにして実施した。
アッセイに使用した微生物上第X表に列挙する。
これらの研究の結果は、試験要素■が試験したグラム陽
性菌とグラム陰性菌とを識別するのに有効であることを
確証した口 以下余白 第X表 スタフィロコッカス・ア「ンレウス    十    
0.226     0.005*3スタフイロコツタ
ス・エケル    +    (11940f103ミ
ゾイス ストレノ上コツカス・フエカーリス    +    
0.190     0.019ストレワ1コツカス・
ピオケゝネス    +    0187   −0.
004大腸菌      −0224*30.219*
3クレブシエラ・ニューモニエ    −0,1820
,211ユ;〈tロバフタ−クロアカニ      −
0,2030274ゾロテウス・力にグリス     
 −0,2190,234セレイシア・マルセツセンス
    −0,178(1,225シー−白づプ・ア工
ルギムリ”   −0430”   0.11)49”
*137℃で10分間インキュベート *2 下記に明記しない限シ、2回の測定の平均値*3
3回の測定の平均値 *41回の測定 ターシト−ルア■を含む、塗布された要素を用  □い
て、シュードモナス・アエルギノーザによるMTT還元
の中等度の抑制が見られた。塗布された要素におけるこ
の例外についての理由は不明である。
実Mi例9:  プロテウス・ブルガリスに対するター
シト−ルア■の作用の比較−MTT 還元(本発明)対呼吸 ターシト−ルア■は1:3000の稀釈で、グラム陰性
菌プロテウス・プルカ゛リスの呼吸全54〜97%抑制
した〔ペーカ−(Bad<erら)、J。
Exp、λ4ed、、73 :  249−271.1
941参照〕。
前述の実施例中に示されたデーク:第1X表−層液様式
(実施例7)及び第X表−乾燥要素様式(実施例8)は
、比較的高いターシト−ルア■濃度、すなわち、1:1
OOO(0,1%)及びl:100(1,0%)におい
ても、プロテウス・ブルガリスがMTT’i還元する能
力が抑ttll iれないことを証明する。
本実施例は、ターシト−ルア■がプロテウス・ブルガリ
スの好気性呼吸を抑制する能力(ペーカーラ、上記)と
ターシト−ルア■がプロテウス・ブルガリスの還元能會
抑ft1ll l、ないこととの相違を指摘している。
特許出願人 イーストマン コダックカンノヤ二一 特許出願代理人・ 弁理士 青 木   朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 石 1)  敬 弁理士  山  口  昭  之 弁理士 西 山 雅 也

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、生存グラム陽性菌と生存グラム陰性菌とを識別する
    方法であっ−C1 (a)該グラム陽性菌及び該グラム陰性菌、(b);i
    !元抑制剤の不在下においてグラム陽性菌及びグラム陰
    性菌の両者によって検出可能な物質に還元され得る化合
    物、及び(C)グラム陽性菌による該化合物の還元を選
    択的に抑制するのに充分な量のアニオン界面活性剤を混
    合し、そして 検出可能な該物質の存在または不存在を測定することに
    よって該化合物が還元されたか否かを測定する ことを含んでなる方法。
JP58198437A 1982-10-26 1983-10-25 グラム陽性菌とグラム陰性菌との識別方法 Granted JPS5995898A (ja)

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