JPS599524B2 - 化粧用パツク剤の製法 - Google Patents

化粧用パツク剤の製法

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JPS599524B2
JPS599524B2 JP4407873A JP4407873A JPS599524B2 JP S599524 B2 JPS599524 B2 JP S599524B2 JP 4407873 A JP4407873 A JP 4407873A JP 4407873 A JP4407873 A JP 4407873A JP S599524 B2 JPS599524 B2 JP S599524B2
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JP
Japan
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foam
manufacturing
dissolved
casein
soap
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JP4407873A
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峰雄 岩崎
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【発明の詳細な説明】 本発明はカゼインを含有する化粧用パック剤の製法に関
する。
より詳細に云えばカゼインを含有するエアゾール(蓄圧
充填)形態の化粧用パック剤の製造法に関する。
牛乳蛋白カゼインを化粧品に応用する考えは古くからあ
った。
しかしながらカゼインは変敗しやすい物質であるから、
安定化のために添加剤が必要であるが、美容製品、特に
パック剤のような製品では、防腐剤的な添加物の配合は
好ましくない。
このようなカゼインを含む化粧用パック剤をエアゾール
(蓄圧充填製品)化すれば、外気から遮断されて特別の
安定剤を添加する必要はなく、かつシェービングフォー
ムのように泡としてパック剤を排出することができるか
ら甚だ好都合である。
しかしながらカゼイン含有パック剤のエアゾール化には
一つの困難がともなう。
一般にパック剤のベースはバニシングクリームすなわち
アミン石けんであり、これは既知シェービングクリーム
と基本的に同様の成分であるから、そのかぎりにおいて
容易にエアゾール化することができる。
しかしながらアミン石けんベース(エアゾール原液)に
カゼインが添加されると、該エアゾール原液と液化ガス
の乳化が悪くなり良好な泡ができないことである。
本発明者らはパック剤としての有効成分を探求するとと
もに、前記の問題を解決すべく研究を重ねた結果、有効
成分としてカゼインナトリウムとアラントインと胎盤エ
キスを選択し、アミン石けんベースに比較的多量の流動
パラフィンを含有せしめ、これに酸化防止剤であり漂白
作用もあるアスコルビン酸を添加することによって、防
腐剤を一切使用しないで、キメの細い極めて安定な濃厚
な泡沫を排出するエアゾールパンク剤を製造することに
成功した。
本発明の方法によりエアゾールパック剤を製造する一例
を次に示す。
ステアリン酸 60重量部 ミリスチン 40 〃 ラノリン 50 / 流動パラフィン 50 〃 を80〜85℃に加熱し、混合融解する。
別にプロピレングリコール 50重量部 トリエタノールアミン 20 〃 カゼインナトリウム 50 〃 アラントイン 2 〃 アルコルビン酸 2 〃 清水(イオン交換水) 663tt を80〜85℃に加熱し溶解する。
かくして脂肪酸混合物をアミン溶液中に徐々に注入して
攪拌して石けん修成と゛同時に乳化し、温度が50℃以
下になった時に、 胎盤エキス(プラセンA) 10重量部と 香 料 3重量部を混合する
このように調製した原液96重量部(例えば、172.
1’)をエアゾール容器に入れ、排出バルブを装着して
密封し、液化石油ガス6号4重量部(例えば7,2グ)
を充填する。
本発明の方法に使用するステアリン酸、ミリスチン酸、
ラノリン、流動パラフィン、プロピレングリコール、ト
リエタノールアミンは何れも化粧品用品位のものであり
、カゼインは日本薬局方記載の品位のものである。
アラントインはパーマケムアジア社のものであり、胎盤
エキスは三省製薬■製の商標名プラセンーAと称するも
のであった。
液化石油ガス6号はC3ないしC5の炭化水素を主体(
99%以上)とする、蒸気圧37.8℃で5 kg/c
yA以下で、不飽和分2V/V%のものである。
推進剤の選択は当業者が適宜行うことができるものであ
る。
このように調製したパック剤はそのまま弁を開いて泡と
して排出し皮膚にのばし使用する。
本発明の方法で製造したパック剤は単純なアミン石けん
ベースにカゼインナトリウムを加えたもの(対照製品)
に比して泡の性質が極めて良好である。
対照製品の泡は粗くみずつぽ《、これを指で展ばす時均
一に広がらないで、ちぎれ、泡の持続性も短い。
これに対して本発明方法の製品はキメの細い緻密な重量
感のある泡で、指で展ばす時ちぎれることなく均一に展
がり泡は1時間以上持続する。
紙面にひろげる時、対照製品は紙の裏面への浸透が極め
て不均一であるが、本発明方法の製品は極めて均一に浸
透する。
本発明は特定実施態様について詳細に説明したが、特許
請求の範囲の記載の範囲において種々の態様で実施でき
ることが埋解されるべきである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アミン石けんを石けん形成法によって乳化物に調製
    する際に、脂肪酸部に流動パラフィンを溶解し、アミン
    水溶液部にカゼインナトリウムとアラントインを溶解し
    て混合し、乳化後に胎盤エキスとアスコルビン酸を添加
    し、かくして得られる原液を液化ガスとともに耐圧密閉
    容器に充填することからなる化粧用パック剤の製造法。
JP4407873A 1973-04-20 1973-04-20 化粧用パツク剤の製法 Expired JPS599524B2 (ja)

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JP4558902B2 (ja) * 1999-07-30 2010-10-06 株式会社ダイゾー 発泡性エアゾール組成物
JP2010174048A (ja) * 1999-07-30 2010-08-12 Daizo:Kk 発泡性エアゾール組成物
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