JPS5991327A

JPS5991327A - ロ−ドセル

Info

Publication number: JPS5991327A
Application number: JP20171882A
Authority: JP
Inventors: Toshihiro Yamaki; 山木　敏裕
Original assignee: Akebono Brake Industry Co Ltd
Current assignee: Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date: 1982-11-17
Filing date: 1982-11-17
Publication date: 1984-05-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ダイナモ試験機等で動的な引き摺りトルクを
測定する場合等、制動トルクと引き摺りトルクの様に測
定レベルに大きな隔たりのある荷重を同一の機器で測定
しうるようにしたロードセルに関する。

一般に制動トルクと動的な引き摺りトルクとではその荷
重の測定レベルに大きな隔たりがあるため、測定レベル
の異なる専用のロードセルを２個用意し制動トルク及び
引き摺りトルクをその都度ロードセルを交換して使用し
ていたが、その作業性が非能率的であるだけでなく、連
続制動時の引き摺りトルク等の測定は不可能であった。

そのために従来では、第１図に示すような小荷重測定用
の小型ロードセルを内蔵したロードセルが使用されてい
る。

即ち第１図において（１）は試験機のトルクアーム、（
２〉は小型ロードセル（７）を内蔵するため中空部を有
する本体で、その一端部（２ａ）は螺着されており、（
３）は止めネジ（４）によって本体（２）に固着された
蓋体で、この本体（１）の中空部に押板（５）及びスプ
リング（６）を介して小型ロードセル（７）が内蔵され
、そしてこの小型ロードセル〈７）の接触子（７ａ）は
前記スプリング（６）によって、蓋体（３）に嵌装され
たリニアベアリング（８）を介して軸方向摺動自在に係
合した回転方向断面Ｔ型の押板（９）に弾圧され、さら
にこの押板（９）は機台″（１１）に固定された大荷重
用ロードセル（１ｏ）の接触子（１０ａ）を押圧してい
る。又（１２）及び（１３）はスプリ°ング（６）の弾
圧力を調整するために本体（２）に螺嵌されたボルト及
びナツトで、（１４）は荷重を検出するためのリード線
である。

そして押板（９）と蓋体（３）との間には隙間（ｄ　）
が設定され、先ず小荷重がかかった場合、前記隙間（ｄ
　）の範囲内で小型ロードセル（７）に荷重がかかり、
その荷重は外部で検出され、次に制動トルク等の大荷重
がかかると蓋体（３）は押板（９）に接触し、大荷重用
のロードセル（１０）にトルクアーム（１）の荷重が直
接かかりその荷重を検出するようになっており、本体（
２）に内蔵された小型ロードセル（７）には−窓以上の
荷重がかからないようになっているものである。

しかし第１図の従来品は部品点数が多く構造が複雑で、
そのため故障しやすく高価でロードセルの１部が試験機
のトルクアームに固定されるため試験機が限定されるだ
けでなく荷重を測定するための変化が大きく使い難い等
の欠点がある。

本発明はこのような欠点を解消するためになされたもの
で小荷重測定用起わい体と大荷重測定時起わい体とを測
定すべき荷重の作用方向に沿って小荷重測定用起わい体
の変形許容隙間を設定した状態に組合せると共にいずれ
かの起わい体に測定すべき荷重の作用部を形成し、大荷
重測定時には小荷重測定用起わい体の変形を阻止してこ
れを保護するように構成したことを特徴とするロードセ
ルとすることにより所期の成果をあげたもので、構造が
簡単であり、１ケのロードセルで小荷重。

大荷重用と２つの出力の出せるのが特徴である。

以下に本発明を第２図以下に示す実施例によって説明す
る。

実施例１（第２図）固定面（２０）に設けた凹部（２１）上にダイヤフラム
復起わい体（２２）を張設すると共にこの起わい体（２
２）を貫いて円柱型起わい体（２３）を取付けているが
、この起わい体（２３）の後端（２３−Ａ）と凹部底面
（２１−Ａ＞との間に起わい体（２２）の変形許容隙間
（ｄ　）が設定されている。

雨上わい体（２２）　　（２３）を覆うように固定面（
２０）上にカバー（２４）が取付けられているが円柱型
起わい体（２３）の先端（２３−Ｂ）はカバー、（２４
）外に突出しここが測定すべき荷重（Ｆ）の作用部とな
ってい−る。

そこで測定すべき荷重（Ｆ）が小荷重の場合にはダイヤ
フラム復起わい体（２２）が変形することにより核上わ
い体（２２）の内外側近傍に設置した歪ゲージ（２５）
によりこれを検出し、荷重（Ｆ）が大荷重の場合には円
柱型起わい体（２３）の変形をその中間に設けた周面溝
（２３−Ｃ）に配設した歪ゲージ（２６）によってこれ
を測定する。

その際上記のダイヤフラム復起わい体（２２）は隙間（
ｄ　）の範囲だけ変形しうるが、それを超えると円柱型
起わい体（２３）の後端（２３−Ａ）が凹部底面（２１
−Ａ）に接触しそれ以上のダイヤフラム復起わい体（２
２）の変形は阻止され、大荷重測定時にダイヤフラム復
起わい体（２２）はそれによる損傷から保護される。

実施例２（第３図）本例では円柱型起わい体（２３）の後部にわん状の枠（
２３−Ｄ）を形成し、この枠（２３−Ｄ）内にダイヤフ
ラム復起わい体（２２）を張設し、この起わい体（２２
）を固定面（２０）の中心に設けた凸出　。

部（２０−Ａ）に接触させ、かつこの状態で起りい体く
２３）の後端（２３−Ａ）と固定面（２２）との間に隙
間（ｄ　）を存せしめたもので、その他は実施例１の場
合と同様である。

実施例３（第４図）本例では荷重（Ｆ）の作用部（２７−８＞とわん状枠（
２７−Ｃ）とを放射方向のビーム復起わい体（２７）で
連結し、わん状枠（２７−Ｃ）内にダイヤフラム復起わ
い体（２２）を張設している。

実施例２における円柱状起わい体（２３）に代えてビー
ム復起わい体（２７）を用いるようにしたもので、他の
点は実施例２の場合と同様である。

実施例４（第５図）円柱型起わい体（２３）を固定面（２０）上に固定する
と共に荷重（Ｆ）の作用部（２３−８）を起わい体（２
３−８）と別離し、両者（２３）と（２３−８）を口字
状のビーム復起わい体（２７）で連結しかつ両者（２３
）と（２３−Ｂ）との間に隙間（ｄ゛〉を設けたもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のロードセルの断面説明図、第２図、第３
図、第４Ａ図及び第５図は本発明のロードセルの実施例
１ないし実施例４の断面説明図を夫々示す。又第４Ｂ図は実施例３のロードセルの平面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）小荷重測定用上わい体と大荷重測定用起わい体と
を測定すべき荷重の作用方向に沿って小荷重測定用上わ
い体の変形許容隙間を設定した状態に組合せると共にい
ずれかの起わい体に測定すべき荷重の作用部を形成し、
大荷重測定時には小荷重測定用上わい体の変形を阻止し
てこれを保護するように構成したことを特徴とするロー
ドセル。
（２）小荷重測定用上わい体を小さい対荷重変形抵抗を
有するダイヤフラム型に、又大荷重測定用起わい体を大
きい対荷重変形抵抗を有する円柱型とし、ダイヤフラム
型又は円柱型の起わい体の先端に測定すべき荷重の作用
部を設けた特許請求の範囲第（１）項記載のロードセル
。
（３）小荷重測定用上わい体を小さい対荷重変形抵抗を
有するダイヤフラム型に、又大荷重測定用起わい体を大
きい対荷重変形抵抗を有するビーム型とし、ダイヤフラ
ム型又はビーム型の起ねい体の先端に測定すべき荷重の
作用部を設けた特許請求の範囲第（１）項記載のロード
セル。
（４）円柱状の大荷重測定用起わい体の先端部にビーム
型の小荷重測定用上わい体を介し、かつ、小荷重測定用
上わい体の変形許容隙間を存して測定すべき荷重の作用
部を設けた特許請求の範囲第（１）項記載のロードセル
。