JPS5989703A - 炉頂装入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中実装入式ベルレス炉頂の装入装置に関する
。

高炉のベルレス炉頂装入装置としては、従来、第１図に
示す如き旋回レシービング方式のものが主に採用されて
いる。この方式は、コンベア（α）からの原料を上部ホ
ッパー（ｂ）内にて山形に平均分配して粒度偏析を防止
するために、コンベア（ｃＬ）　ヲ上部ホッパー　（６
）との間に旋回レシービングシュート（ｃ）を設けたも
のである。しかし、旋回レシービングシュート（６）を
設けた分りだけコンベア（ａ）が高くなシ、原料落下位
置が高くなる。従って、原料の粉化が起り易い、設備全
体が高くなってコストアップとなる、コンベア（ｃＬ）
の設置位置が低い高炉では不適である、等の問題点を有
していた。

一方、ベル式炉頂装入装置では、第２図に示す如き旋回
ホンパ一方式がある。即ち、（ｄ）は旋回装置（１）に
よって旋回する旋回ホッパー、Ｃｆ）は旋回ホッパー（
ｄ）の下部に配置したベル、（ｇ）はベルωを支持する
ロッド、（ｊ）Ｉｔｉロッド（ｙ）　？：　介Ｌベル（
１）を旋回支持する支承具、（ｊ）は支承具（ｉ）及び
ロッドωを介しベル（１）を上下させる上下装置であり
、原料の粒度偏析を防止するために、旋回装置（１）に
てベル（ｆ）及び旋回ホッパー（ｄ）を旋回させながら
、コンベア（ｇ）から原料を受けるようにしたものであ
る。しかしこの方式の場会、ホッパ−（ｄ）内のロッド
（＋ｙ）が摩耗すると共にロッド（ｇ）分のホンバー（
ｄ）容量が減少する、ベルωの上下装置＆）系が必要で
あシ大掛かシとなる、ベルωが開閉するストローク８を
含めて背の高い炉頂となる、コストも極めて高くなる、
等の問題点を有していた。

本発明はこのような実情に鑑み、中実装入式ベルレス炉
頂に旋回ホッパー形式を採用しても、なお炉頂装置全体
が低くでき、概設高炉設備に設置が可能なよう小型化を
目的とした炉頂装入装置を提供するために成したもので
ある。

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第６図及び第４図に示す如く、中実装入式ベルレス炉体
（１）の上方に、コンベア（２）から落下した原料（３
）を受ける上部ホッパー（４）と、該上部ホツバ−（４
）からの原料（３）を受ける下部ホッパー（５）とを直
列配置し、上部ホッパー（４）の外周には、モータ（６
）のピニオン（７）と、噛合する受動歯車（８）を設け
ると共に、該受動歯車（８）を下部よりガイドローラ（
９）にて支持して、前記モータ（６）の駆動により上部
ホッパー（４）が水平方向に旋回し得るよう構成し、且
つ上部ホッパー（４）の下部排出口には、原料（３）を
カット及び排出するための口字状ゲートαＱを配置して
、該ゲートθ０の両端を上部ホッパ−（４）の外壁にビ
ンαυにて回動可能に取付け、又ゲー）　（ＩＩの下端
にビン＠を下方を向は固設して、該ビン（６）の外周に
軸受ｏ３を介しトラニオン（１４）を装着し、更に該ト
ラニオンｏ４の外壁に設けたビンαΦに、上部ポンバー
（４）の下側方に傾動可能に設置し電磁弁（ト）の操作
によりロンド。ηが伸縮するシリンダ（ハ）のロンドｏ
７）端フォーク◇あを枢着して、ロンドαカの伸縮動に
より前記ゲー）　００が開閉し得るよう構成する。父上
部ポツパー（４）の側方にリミットスイッチαりを設置
すると共に、該リミットスイッチａｏを作動せしめるス
トライカ（ホ）を上部ポツパー（４）の外壁に突設して
、ゲー）　（ＩＩ開閉時の上部ボンバー（４）の停止位
置を規定し得るよう構成する。

伺、図中Ｑυは下部ホッパー（５）の上部シール弁、（
イ）は下部ゲート弁、翰は下部シール弁、（ハ）は均圧
装置（ハ）によって作動する均圧弁、（ハ）は排圧弁、
（財）は炉体（１）内環部の分配シュートである。

斯かる構成において、コンベア（２）かう原料（３）が
投入される前に、モータ（６）を駆動してピニオン（７
）、受動歯車（８）を介し上部ポツパー（４）を旋回状
態とし、このような状態にてコンベア（２）からの原料
（３）を上部ホッパー（４）にて受ける。原料（３）の
投入が完了したら、ストライカ（１）及びリミットスイ
ッチ００にて上部ホッパー（４）の規定位置−を検出し
、上部ホッパー（４）の旋回を停止する。

しかる後、電磁弁（ト）を操作してシリンダ（至）のロ
ンドθのを収縮し、これによってゲート弁ａｃｓヲ開く
、尚この際、シリンダ（ト）は第６図において仮想線で
示すように傾動状態となる。ゲート弁００が開くと、上
部ホッパー（４）内の原料（３）は下部ホッパー（５）
内に落下し、一旦溜められた後、均圧弁（ハ）及び排圧
弁（ハ）により必要な均排圧が行われながら下部ゲート
弁翰、下部シール邦画を通過し、分配シュート（イ）に
て炉体（１）に分配される。

」二記したように、本発明においては、上部ホッパー　
（４）を旋回し得るようにしであるので、炉頂全体を低
くすることができる。

又、従来、ゲートθＱをシリンダ（ト）で開閉させよう
とする場合、シリンダ（至）は直接上部ホッパー（４）
に取付けられ、上部ホッパー（４）と−緒に旋回してし
まうことになるので、動力供給が極めて困難であったが
、本発明においては、シリンダ（１８）とゲートθＯと
をトラニオンα→を用いて接続したので、シリンダ（ト
）のロンド（１７）伸縮動と上部ホッパー（４）の旋回
とが別々に行えるようになり、上記動力供給の問題がな
くなった。

伺、本発明は前記実施例にのみ限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない限り種種変更を加え得るこ
とは勿論である。

如上のように本発明によれば、 （１）　　ゲート式旋回ホッパーとすることで、従来採
用できなかった旋回式ホッパーを中実装入式ベルレス炉
頂に設置可能となった。

（１１）炉頂全体が低くなり、特にコークス等の粉化率
を下げることに大いに寄与できる。

（ｉｉｉ）　　構造が簡単であるのでメンテナンスが容
易であり、又炉頂が低くなることからコスト低減になる
、等広範囲な利点を有する。

等の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はいずれも従来の炉頂装入装置の説明
図、第３図は本発明の炉頂装入装置の一部切断側面図、
第４図は第６図のＩＶ−ＩＶ線拡犬矢視図である。 （１）・・・炉体、（４）・・上部ホッパー、（５）・
・・下部ホソ′パー、（６ン・・・モータ、（７）・・
・ピニオン、（８）・・・受動歯車、００・・・ゲート
、α荀・・・トラニオン、Ｑ８）・・・シリンダ。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）高炉の上部に配置したホンバーを旋回可能に構成す
   ると共に、該ホッパーの下部に排出ゲートを設け、且つ
   該排出ゲートの下端に、トラニオンを介しゲート開閉シ
   リンダを接続したことを特徴とする炉頂装入装置。