JPS598704B2 - ボ−ルパルブ - Google Patents

ボ−ルパルブ

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JPS598704B2
JPS598704B2 JP2279376A JP2279376A JPS598704B2 JP S598704 B2 JPS598704 B2 JP S598704B2 JP 2279376 A JP2279376 A JP 2279376A JP 2279376 A JP2279376 A JP 2279376A JP S598704 B2 JPS598704 B2 JP S598704B2
Authority
JP
Japan
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valve
valve seat
ball
annular
chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP2279376A
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English (en)
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JPS52106126A (en
Inventor
孝良 大住
隆 藤本
理 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS52106126A publication Critical patent/JPS52106126A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、弁ボールの回転変位によって流体通路を開閉
せしめるボールバルプに関スル。
従来のボールバルプを第4図を参照して説明する。
本体41と端部材42.43から成る弁筐体で、入口通
路49と出口通路50が開口する弁室44が形成されて
いる。
弁室44内に流通孔45を有する弁ボール46が収容さ
れている。
弁ボール46は弁軸嵌挿孔47内に挿置された弁軸48
とキー・キー溝結合されている。
入口通路49及び出口通路50の弁室44側端にはそれ
ぞれ人口弁座51、出口弁座52が配置されている。
尚、参照番号53はパッキング、54はグランド押え、
55はスベリ板、56はハンドル取り付け用の角部であ
る。
このボールバルプは順方向圧力、すなわち、入口通路4
9側が出口通路50側流体圧力よりも高いときは、入口
通路49側の流体圧力で弁ボール46を出口弁座52に
押し付けて気密を保ち、逆方向圧力、すなわち、出口通
路50側が入口通路49側流体圧力よりも高くなったと
きは、出口通路50側の流体圧力で弁ボール46を入口
弁座51に押し付けることにより気密を保つ。
上記構造のボールバルプでは、順方向圧力あるいは逆方
向圧力が作用しても気密を維持するために入口通路、出
口通路にそれぞれ弁座な配置する必要があり、コストが
嵩む問題がある。
本発明の技術的課題は、入口あるいは出口通路のいずれ
か一方に弁座な配置するのみで、順方向圧力が作用する
ときも逆方向圧力が作用するときも気密を維持すること
である。
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術
的手段は、 弁筐体により複数の流体通路が開口する弁室を形成し、
該弁室内に流通孔を有する弁ボールを配し、該弁筐体を
気密的に貫通した弁軸により該弁ボールを回転せしめる
ボールバルプに於いて、該流体通路の入口側、出口側の
いずれかの弁室側端に環状四部を設け、該凹部内に環状
弁座を配して該凹部内面と弁座内外周面との間に間隙を
形成し、該凹部内面と該環状弁座後端との間に弁座背面
室を形成し、該間隙間な該弁座背面室を通して連通せし
め、該弁座背面室に該環状弁座を該弁ボール方向に付勢
する弾性手段を設け、該環状弁座後端の内外周面に凹溝
を設け、該両凹溝に環状シール部材を摺動可能に配し、
該環状シール部材の後退時に該間隙と該弁座背面室を連
通し前進時に該間隙と弁座背面室を遮断する切欠きある
いは連通孔を該環状弁座後端に設け、該環状シール部材
の摺動変位によって該間隙を通して弁座背面室を弁室側
あるいは流体通路側に連通させるようにした、ものであ
る。
ここに於いて、環状シール部材には、合成樹脂やゴム製
のOリングが適当である。
また、環状シール部材な摺動可能に配する凹溝は、環状
弁座後端の内外周面に設けたり、あるいは、環状弁座後
端の内外周面の角を切り落とし、環状弁座と弾性手段の
間にバネ受けを介在させたりして環状弁座後端とバネ受
けの間に設けることができる。
上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
環状弁座を配した流体通路側の圧力が弁座な配しない流
体通路側の圧力よりも高く、この圧力差が順方向圧力と
して作用する場合、弁座の内周に配した環状シール部材
は順方向圧力により後退し、切欠きあるいは連通孔を通
して弁座な配した側の圧力が弁座背面室に導入される。
この導入圧力により、弁座外周に配した環状シール部材
は前進し、弁座外周の間隙を遮断する。
弁座は弾性手段と背面室に導入された流体圧力により、
弁ボールに押圧され気密を保つ。
次に、弁座を配した側の圧力が配しない側の圧力よりも
低く、この圧力差が逆方向圧力として作用する場合、弁
座の外周に配した環状シール部材は逆方向圧力により後
退せしめられ、切欠きあるいは連通孔を通して弁座な配
しない側の圧力が弁座背面室に導入される。
この導入圧力により、弁座内周に配した環状シール部材
は前進し、弁座内周の間隙を遮断する。
弁座は弾性手段と背面室に導入された流体圧力により、
弁ボールに押圧され気密を保つ。
従って、入口あるいは出口通路のいずれかに弁座な配す
るのみで、順方向圧力、逆方向圧力が作用しても気密を
維持できる。
更に、本発明は、弁ボールが流体圧力によって変位する
弁ボール浮動式、弁ボールを弁軸あるいは支持部材によ
って変位を禁止した弁ボール固定式等のあらゆる形式の
ボールバルブに適用することができる。
以下、本発明を第1図に図示の一実施例に基づいて詳説
する。
弁筐体は、弁軸嵌挿孔1を有する本体2と、該本体2を
両側からナット、ナット(図示せず)等の締結手段によ
り挾圧結合される端部材3,4とから成り、内部に弁室
5を形成する。
弁室5には端部材3,4に穿設された配管用螺子部を有
する流体通路6,1が連通ずる。
8は弁室5内に配された弁ボールで、流通孔9を有する
弁ボール8は、上記弁軸嵌挿孔1内に挿置された弁軸1
0とキー・キー溝結合し、更に該弁軸10下端部で貫通
支持される。
11は該弁軸10の下端部が嵌合する孔である。
また、該弁軸10と弁軸嵌挿孔1内面との間には、パッ
キング12が配され、該弁軸10に設けられた鍔部13
と該弁軸嵌挿孔1に螺合したグランド押え14とにより
押圧されている。
15は鍔部13下面と弁軸嵌挿孔1下底との間に配され
たスベリ板で、16は弁軸10上端に設けられたハンド
ル封げ用の角部である。
17は流体通路6の弁室5側端に設けられた環状凹部で
、弁ボール8に当接すべく環状弁座18が配され、該弁
座18の内外周面と該凹部17の内壁との間に同心円上
の間隙19,20を形成する。
また弁座1B背面に空室を形成する。ここに於いて、間
隙19は流体通路6側に,間隙20は弁室5側に連通ず
る。
また、該弁座18の後端の内外周面には凹溝が設けられ
、それぞれ0リング2L22が配されて、弁座18内外
周面と凹部17内面との間の気密を保つ。
23は該弁座18後端に設けられた切欠き部で、0リン
グ21 ,22が後退したとき、間隙1 9 , 20
と弁座18の背面室とを連通ずる。
24は皿バネで、ライナ25を介し弁座18を弁ボール
8方向に押圧する。
次に上記実施例を第2,3図に示す作用図に基づいて説
明する。
但し、流体通路6を配管の入口側に、流体通路1を出口
側にして配設する。
ここに於いて、流体通路61Jtの圧力の方が流体通路
1側の圧力より高《、この圧力差が正圧として作用する
場合、0リング21は間隙19を通して作用する流体通
路6側の圧力により後退せしめられ、切欠き部23を通
して弁座18背面室にこの流体通路6側の圧力を導入し
、0リング22を該流体通路6,7間の差圧力で前進さ
せ、第2図の如く該Oリング22で気密を保つ。
従って、弁座18は背面より作用する流体通路6側の圧
力と、皿バネ24の弾性力により弁ボール8側に押圧さ
れる。
次に、流体通路6側の圧力より流体通路7側の圧力が高
く、この圧力差が負圧として作用する場合、第3図に示
す如く、0リング22は間隙20を通して作用する流体
通路1側の圧力により後退せしめられ、弁座18背面室
を間隙20を通して流体通路T側に連通ずる。
従って、0リング21は、該弁座18背面室に導入され
た流体通路7側圧力により前進せしめられ、該弁座18
背面室と間隙19との気密を保ち、弁座18を該流体通
路1側の圧力と皿バネ24の弾性力とにより弁ボール1
8に押圧せしめる。
このようにして、本実施例によれば、入口側、出口側の
いずれかの流体通路6,7に配した弁座18のみで完全
な気密作用が得られる。
更に、弁座18は流体圧力の作用で弁ボール8方向に押
圧されるので、該弁座18が摩耗しても常に一様な押圧
力が作用し、長期間気密が維持される。
以上の如く、本発明のボールバルプによれば、弁座の数
を省略でき構造が簡単で、而も長期間完全な気密作用の
あるボールバルブを提供できる。
特公昭47−44318号公報に開示された弁座を入口
あるいは出口側のいずれか一方のみに配すると、配した
側の圧力が高い場合は、弁座はバネの弾性力と流体圧力
により弁ボールに押圧されるが、配した側の圧力が低い
場合は、バネの弾性力は弁座を弁ボールへの抑圧として
作用せず、弁座な配置しない側の流体圧力のみで押圧さ
れるので、流体圧力が低い場合には、弁座の弁ボールへ
の押圧か弱く気密を保つことができない。
本発明では、常に流体圧力と弾性手段の弾性力とで弁座
な弁ボールに押し圧力するので、弾性手段により最低の
押圧が維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による実施例のボールバルプの断面:
図、第2,3図は第1図の要部の作用図、第4図は従来
のボールバルプの断面図である。 2は本体、3,4は端部材、5は弁室、6,γは流体通
路、8は弁ボール、9は流通孔、10は弁軸、17は環
状凹部、18は弁座、19,20は間隙、21,22は
0リング、23は切欠き部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弁筐体により複数の流体通路が開口する弁室を形成
    し、該弁室内に流通孔を有する弁ボールを配し、該弁筐
    体を気密的に貫通した弁軸により該弁ボールを回転せし
    めるボールバルブに於いて、該流体通路の入口側、出口
    側のいずれかの弁室側端に環状凹部な設け、該凹部内に
    環状弁座な配して該凹部内面と弁座内外周面との間に間
    隙を形成し、該凹部内面と該環状弁座後端との間に弁座
    背面室を形成し、該間隙間な該弁座背面室を通して連通
    せしめ、該弁座背面室に該環状弁座を該弁ボール方向に
    付勢する弾性手段を設け、該環状弁座後端の内外周面に
    凹溝な設け、該両凹溝に環状シール部材を摺動可能に配
    し、該環状シール部材の後退時に該間隙と該弁座背面室
    を連通し前進時に該間隙と該弁座背面室を遮断する切欠
    きあるいは連通孔を該環状弁座後端に設け、該環状シー
    ル部材の摺動変位によって該間隙を通して弁座背面室を
    弁室側あるいは流体通路側に連通させるようにして成る
    ボールバルプ。
JP2279376A 1976-03-02 1976-03-02 ボ−ルパルブ Expired JPS598704B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04115516U (ja) * 1991-03-26 1992-10-14 勝美 今関 角度測定器付き電動ドリル

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JPH04115516U (ja) * 1991-03-26 1992-10-14 勝美 今関 角度測定器付き電動ドリル

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