JPS5986799A - 液化ガス容器内の残ガス回収装置 - Google Patents

液化ガス容器内の残ガス回収装置

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JPS5986799A
JPS5986799A JP19610182A JP19610182A JPS5986799A JP S5986799 A JPS5986799 A JP S5986799A JP 19610182 A JP19610182 A JP 19610182A JP 19610182 A JP19610182 A JP 19610182A JP S5986799 A JPS5986799 A JP S5986799A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液化石油ガス等を収容する液化ガス容器内の残
ガスを回収するための装置に関するものである。
一般に液化石油ガスを収容する液化ガス容器(以下「容
器」という。)においては、制圧、或いは気密等の検査
が行われるが、液化石油・ガスは可燃性であるから大気
中に放出されると爆発の危険があること及び液状分中に
はオイル分が通常含まれているので液状分が排出される
と臭気が発生すること等の理由から所要の検査を行う前
に容器内の残ガス即ち気化ガス及び液状分を除去するこ
とが必要である。
従来容器内の残ガスを回収するだめの装置としては、例
えば特公昭48−9409号公報に開示されている装置
が知られている。この装置は第1図に示すようにその出
口を分留槽100に接続した第1のパイプ101と、そ
の入口を前記分留槽100の頂部に接続しその出口を貯
蔵用タンク102に接続した第2のパイプ103と、こ
の第2のパイプ103の途中に順次に設けたコンプレッ
サー104及び冷却器105と、前記貯蔵用タンク10
2の頂部と前記第1のパイプ101との間に設けた第3
のパイプ106とよシ成り、容器内の残ガス回収は、第
1のパイプ1010入口に容器107を接続すると共に
、第3のノ(イブ106を介して貯蔵用タンク102よ
りの圧力の高いガスを容器107に送ることによって容
器107を加圧し、そしてコンプレッサー104によシ
分留槽100内を減圧せしめることKよって容器107
から第1のパイプ101を介して液状分次いで気化ガス
を分留槽100に流入せしめるようにして行われる。
しかしながら上述の装置においては、コンプレッサー1
04−の吸引動作によって分留槽100内が減圧される
こととなるが、これに伴い分留槽100内の温度が気化
熱によって次第に低下するため液イビガスの気化速度が
遅くなシ、従ってついには分留槽100内に液化ガスが
充満されることとなって温度が回復するまで装置の運転
を中止しなければならず、結局連続運転をすることがで
きなりので残ガスの回収を円滑に行うことができない欠
点がある。
本発明は、このような背景のもとになされたものであ勺
、容器内の残ガスを容易に円滑に回収することができる
上、容器内を容易に且つ十分に洗浄する仁とができ、更
に回収された液化ガスを、充填すべき容器に円滑に充填
することのできる液化ガス答器内の残ガス回収装置全提
供することを目的とし、その特徴とするところは、その
入口に、残ガスが回収されるべき容器が接続さiする第
1の容器接続部を有し、その出口が分留槽に接続された
ガス回収管と、その入口が前記分留槽の頂部に接続され
、当該分留槽の外部に伸びる気化ガス回収管と、この気
化ガス回収管に接続して設けたコンプレッサーと、前記
分留槽内に設けた、このコンプレッサーよりの気化ガス
の熱を分留槽内に放熱せしめて当該気化ガスを液化する
だめの熱交換部と、この熱交換部よりの液化ガスを収容
する第1の貯槽と、この第1の貯槽より伸び開閉弁を介
して前記第1の容器接続部に接続された洗浄用の液化ガ
ス供給管と、前記第1の貯槽に連結して設けた第2の貯
槽と、この第2の貯槽の底部に接続して設けた、液化ガ
スが充填されるべき容器が接続さノシる第2の容器接続
部を有するガス充填管とを具えて成る点にある。
以下図面により本発明について説明する。
第2図におりて1は第10流路を構成する第1のガス回
収管でhL この第1のガス回収□M xの一端側には
、残ガスが回収されるべぎ容器が接続される第1の容器
接続部11の複数を設ける。前記第1の容器接続部11
は、容器を第1のガス回収管1に接続するだめのもので
あシ、ガス導入管111及び開閉弁VAより成る。前記
第1のガス回収管IKは容器内の液状分に含まれている
鉄粉等を除去するためにマグネットが装置されたストレ
ーナ12、流通状態を監視するためのサイトグラス13
、逆止弁14笈び開閉弁■1を設けると共にその出口に
第1の分留4’12A及び第2の分留412 Bを接続
する。前記分留槽2A、2Bの頂部には、共通の気化ガ
ス回収管30入口を夫々接続し、この気化ガス回収管3
には開閉弁■3及びコンプレッサー31を接続する。更
にこのコンプレッサー31の入口側の圧力が所定の圧力
以下になったときに当該コンプレッサー31の動作を停
止させるための圧力スイッチPS1、及び出口側の圧力
が所定の圧力以上になったときに当該コンプレッサー3
1の動作を停止させるための圧力スイッチPSZを設け
る。21は分留1i[A、2B内の液状分中に含まれて
いるオイル分等を分留槽2A、 2Bの外に排出するだ
めのドレイン用の管である。前記コンプレッサー31の
出口には、前記第1の分留槽2A内に設けた熱交換部2
0A、例えば上下方向に伸びるようコイル状に成形され
た管より成る熱交換部20Aの入口即ち上端部を接続す
ると共に、前記第2の分留槽2B内においても同様の構
成の熱交換部20Bを配置し、第1の分留槽2A内の熱
交換部2OAの出口即ち下端部と第2の分留槽2B内の
熱交換部20Bの入口即ち上端部とを接続管22によっ
て互に接続する。一方前記第1のガス回収管1よυ第2
0流路を構成する第2のガス回収管4をサイトグラス1
3の位置において分岐せしめてこれを前記気化ガス回収
′ぎ3における開閉弁v3とコンプレッサー31との間
に接続せしめ、そして前記第2のガス回収g4には、開
閉弁v2、及び金属粉等をr過するためのフィルターF
を設ける。このようなフィルターF?設けることによっ
て、容器内に存在する金属粉等がここ全通過する気化ガ
スから除去さ)するので、コンプレッサー31における
DJ:耗全防止できる。またこの例では、前記第1のガ
ス回収管1より第2のガス回収g4が分岐される分岐点
に前記ザイトグラス13を配置しているため、液化ガス
、成、いは気化ガスの流れの状態全知ることができて容
器内に液化ガスが残イfしているか否か等を知ることが
できる。そして前記第1の流路及び紀2の流路の一方を
開き他方tは−jじる流路切シ替え機構5を設ける。図
示の例では流路切り替え機構5は、第1のガス回収管1
に設けられた開閉弁v1、または逆止弁14と第2のガ
ス回収管4に設けられた開閉弁v2とより成る。そして
前記第2の分留槽2 B内の熱又換部2OBの出口即ち
下端部を、液化ガス取シ出し管23を介して第1の貯槽
6の上部付近に接続する。そして第1の貯槽6内の液化
ガスを第1の容器接続部11に接続される容器内に、当
該容器内を洗浄するために供給する洗浄用の液化ガス供
給管(以下「液化ガス供給台」という。)61f:設け
る。この液化ガス供給管61は入口が第1の貯情6の下
部に接続され、出口] 1!IIには開閉弁VBを有す
る液化ガス送シ管62の1須敢が設けられ、これら液化
ガス送り管62は夫々前記第1の容器接続部11のガス
導入管111に接続される。■4は開閉弁、60(l−
iサイトグラスである。
前記第1の貯槽6の頂部には先端に安全弁SVを有する
ガス排出管63が接続され、7このガ。ス排出管63よ
シ分岐される分岐g631が開閉弁V5を介して前記気
化ガス回収管3に接続される。この分岐管631は第1
の貯槽6内の圧力が高くなシすぎたときに轟該第1の貯
槽6内のガスを前記気化ガス回収管3に送シ戻すために
用いられるものである。G4はドレイン用の管である。
前記第1の貯槽6よシの液化ガスを回収するための液化
ガス回収管65が第1の貯4!1Ii6に接続して設け
られ、第3図に示すようにこの液化ガス回収管65を2
本に分岐してその一方が開閉弁V6を介して第2の貯槽
7Aの底部に、他方が開閉弁v7を介して第3の貯1!
7Bの底部に夫々接続される。そしてniJ記第2の貯
槽7A及び第3の貯槽7B内の液化ガスを新たな容器に
充填するためのガス充填管66が開閉弁等を介して設け
られる。このガス充填管66は、一端部において2つの
流出部661.662を介して第2の貯槽7Aの底部及
び第3の貯槽7Bの底部に接続されると共に、他端部に
おいて、液化ガスが充填されるべき容器が接続される第
2の容器接続部67、飼えばその途中に開閉弁VCQ有
するガス導入管671よ構成る第2の容器接続部67の
複数が設けられる。V8、V9は各々υ)〕閉弁を示す
。また前記第2の貯槽7A及び第3の貯槽7B内の液化
ガスが気化されて成る気化ガスを工場内の燃焼器具等に
送るための気化ガス送!0 ’# 68が設けられる。
この気化ガス送Q管68は、一端部において2つのyl
t出部681.682を介して第2の貯槽7Aの頂部及
び第3の貯48713の頂部に接続されると共に、他端
部において工場内の燃焼器具等に接続される。図中VI
O1v11it開閉弁、R1は減圧弁を示す。
次に上述の装置を用いて行わhる容器内の傳ガス回収工
程について説明する。
先ず残ガスを有する容器M例えば気化ガス及び液状分が
残存している容器Mを第1の容器接続部11に接続する
。通常複数の容器を夫々第1の容器接続部11vc接続
することによって各容器における残ガスの回収が同時に
行われる。はじめに第1のガス回収管1の開閉弁v1及
び気化ガス回収管3の開閉弁V3を開くと共に第2のガ
ス回収管4の開閉弁v2及び液化ガス供給管61の開閉
弁v4を閉じ、この状態においてコンプレッサー31を
動作せしめると、分留槽2A、2B内の気相部分の圧力
が低下するため、容器M内の液状分が第1のガス回収管
1を介して分留槽2A、2H内に流入する。分留槽2A
、2B内に流入された液状分のうちの液化ガスは熱交換
部20A、2013よシの熱により気化されて気化ガス
となυ、この気化ガスは気化ガス回収管3を介してコン
プレッサー31内に導入されてここで圧縮されて昇温す
る。そして気化ガスは熱交換部20A、20Bを順次に
通過し熱交換部2OA、20Bにおいて気化ガスの熱が
奪われこれによって液化される。こうして液化された液
化ガスは液化ガス取り出し管23金弁して第1の貯槽6
に送られる。yに容器」〜I内の液状分が全て回収され
たことを、サイトグラス13により確認し、その後開閉
弁v2を開き開閉弁v3を閉じた状L1!1にする。開
閉弁v3を閉じる前に拌器M内の気化ガスの一部が分留
槽2A、2Bに流入することとなるがそれによって支障
はない。そしてコンプレッサー31を動作せしめると、
悪止弁14の作動によって第1の流路が閉じらJLるか
も容器M内の気化ガスは2F2の流路即ち第2のガス回
収管4を介してコンプレッサー31に送られる。尚開閉
弁v1を閉じることによっても同様の作用効果は得られ
る。こうしてコンプレッサー31内に導入された気化カ
スはコンプレッサー31によシ圧縮されて昇温ぜしめら
れ、そしで熱又m b’li 20 A。
20Bを順次に通過し、分留槽2A、、2Bよりの気化
ガスの場合と同様に熱変換部20A、20Bにおいて液
化されて液化ガスとなり、この液化ガスは液化ガス取り
出し管23を介して第1の貯槽6に送られる。また容器
M内の圧力が例えば−0,2〜−o、aKy/l−! 
 (ゲージ圧)になると圧力スイッチPS1が作動して
コンプレッサー31の動作が停止される。更に液状分及
び気化ガスが回収された容器Mを第1の貯槽6内の液化
ガスによって洗浄する。即ちコンプレッサー31を動作
せ17めた状態で開閉弁■4を開くと共に開閉弁■1及
び開閉弁■2を閉じると、コンプレッサー31の動作に
よシ温匿の高い液化ガスが第10貯佃6内tこ流入され
て第1の貯槽6内の圧力が上昇し、また容器M内の圧力
は上述のように−0,2〜−0,3Ky / an2(
ゲージ圧)と低いので第1の貯槽6内の液化ガスが液化
ガス供給管61會介して容器M内に噴出され、この液化
ガスの噴出によシ容器M内が洗浄される。容器M内の洗
浄に用いられる液化ガスの量は、例えば容器Mの容積の
5%程厩の量とさi\液化ガスが容器M内に所冗の量供
給さizだか否かは、サイトグラス60を介して液化ガ
スの流れの状態を見ることによって確認することができ
る。
容器M内の洗浄が終了した後、開閉弁V4を閉じ開閉弁
v1を開き、これによシ容器M内の液化ガスは、液状分
の回収の場合と同様に分留槽2A。
2B内に送られ、ここで気化されて11の貯槽6に送ら
れることとなる。また液状分が残存しないか或いは残存
していてもその景が極く僅かな容器については、液状分
及び気化ガスの回収工程を経ずに洗浄工程のみを行って
もよい。
次に第1の貯槽6内の液化ガスの消費に関して説明する
と、開閉弁v6、v7を開きコンプレッサー31を動作
させ、熱交換部2OA、20i3よシの温度の高い液化
ガスを第1の貯槽6内に流入せしめることによって轟該
貯槽6内の圧力が上昇するため、第1の貯4116内の
液化ガスが液化ガス回収管65を介して第2の貯槽7A
及び第3の貯4M7Bに流入される。そして第2の貯4
1+ 7 Aにおいてに1、例えば開閉弁VIOを閉じ
開閉弁■8を[ツ11いた状態とすることによって、第
、2の貯槽7A内の液化ガスの温度よりも高い温度の液
化ガスが第1の貯槽6より流入し、液相の上部に達して
蒸発し、これにより、気相の圧力が高められる。従って
第2の貯槽7A内の液化ガスが底部より押し出されてガ
ス九填管66を介して第2の右お接続部67に接続され
た容器N内に51L人せしめられ、以って容器N内に充
填される。一方第3の貯槽7 Bにおい・ては、例えば
開閉弁Vllを開き開閉弁V9を閉じた状態とすること
によって、第1の貯槽6よりの液化ガスが気化されて成
る気化ガスは気化ガス送シ管68全介し、減圧弁1七1
て翫圧さ)tた状態で例えば工場内の燃焼器具等Vこ込
らiする。
上述の実施例では、分留槽2A、2Bよシの気化ガスを
コンプレッサー31を介して分留1&72 A%2B内
の熱交換部20A、2013内に導入し、ここで気化ガ
スの熱を分留槽2A、2B内の液化ガスに放熱すること
によって気化ガスを液化すると共にこの放熱された熱を
受は取ってこの熱によシ分留槽2A、2B内の液化ガス
を気化するようにしているため、気化熱による液化ガス
の温度低下を抑制することができ、従って液化ガスの気
[ヒ速度の低下が抑えら九るから装置を連続運転するこ
とができ、残ガスの回収を容易に円滑に行うことができ
る。
容器の器壁に付着しているオイル分は炭化水素系の化合
物であることから液化ガスに溶解され易く上述の例では
第1の貯槽6よりの液化ガスを用い、これをコンプレツ
ナ−31の動作により押し出して容器内に噴出させるこ
とによって容器内の洗浄を行うことができるので十分な
洗浄を行うことができ、この結果水圧検査後の排水時に
オイル分が排出さ)することがないので臭気を生じるこ
ともない。そして容器内の洗浄に用いられる液化ガスは
容器内の残ガスから回収されたものであシ、しかも洗浄
後には当該液化ガスは再び回収されるから、洗浄を行う
ことによる液化ガスの消費がない。また開閉弁の開閉操
作を行うことによって第1の貯槽6内の液化ガスが液化
ガス供給1761を介して容器内に等大されるので洗浄
作欠?容易に11うことかできる。
容器の洗浄に係る記1の貯+’!6とは別個に第2の貯
槽7A及び第3の貯m7Bを設け、そし7て第2の貯槽
7A及び第3の貯槽7Bより容器に液化ガスを充填する
ようにし7てIへるため、各貯槽6.7A、7t3全夫
々の目的に応じて使用することができ、従って第1の貯
jm 6に卦いては内部圧力を大きく、第2の貯槽7A
及び?rfj3の貯槽7Bにおいては内部圧力を小さく
することができるから、そうすることによって第1の貯
槽6よりの液化ガスは液化ガス供給¥f61を介して洗
浄すべき容器内に噴出されることとなるのでこれによシ
十分な洗浄を行うことができると共に、雨2の貯槽7A
及び第3の貯槽7Bよりの液化ガスは、第1の貯槽6よ
りの温度の高い液化ガスが送シ入れられて気相の圧力上
昇分に対応した量だけ容器に充填されることとなるので
液体ポンプを用いることなくしかも円滑に充填を行うこ
とができる。これに対し第1の貯槽6においては残ガス
回収に係る容器内の洗浄のために圧力を高くしておく必
要があることから、第1の貯槽6に充填のための容器を
直接接続し1充填を行う場合には容器内に温度の高い液
化ガスが急激に流入されてその摩擦熱にょシ容器内の温
度が上昇して圧力が高くなり、このため容器内に流入し
得る液化ガスの童が低く抑えらtL。
従って実際上充填を行うことができない。
上述の実施例ではこのような効果に加えて更に次のよう
な利点がある。
容器内の液状分を回収するだめの第1の流路から分岐し
て、気化ガス回収管3内に伸びる第2の流路を設けてい
るから、容器内の液状分を回収した後第20流路を開く
ことにより容器内の気化ガスが回収されるので、結局残
ガスの回収を容易に円滑に行うことができる。しかも第
2の流路を通過する気化ガスは、分留槽2A、2Bよシ
の気化ガスの回収と同様に熱交換部20A、20Bにお
いて液化され、例えば燃焼器具の燃料等として1史用す
ることかできるのでエネルギーのM効利用をすることが
できる。更に容器内の気化ガスはコンプレッサー31に
よシ直接吸引さり、るだめ容器内の圧力を大気圧以下と
することが容易となり、そうすることによって残ガスの
回収後に行われる容器の所要の検査時に容器の開閉弁を
開いても容器内の気化ガスは横置所内に放出さhないか
ら爆発のおそれ及び臭気の発生等がない。
ここで残ガス回収のだめの第1の容器接続部11に接続
した容器内の気化ガスの回収について説明すると第1の
ガス回収管1より分岐した第2のガス回収管4を気化ガ
ス回収管3に接続することなく第4図に示した気化ガス
回収設備7に接続してもよい。この気化ガス回収設備7
は、第2のガス回収管4の出口が接続される比較的大型
の例えば容器1 m’以上の第1の気化ガス収容槽71
と、これにコンプレッサー73を弁して連結される第2
の気化ガス収容槽72と、この第2の気化ガス収容槽7
2よシ伸び減圧弁1(2を有する気化ガス送シ管74と
、第1の気化ガス収容41171の圧力が所定の圧力例
えば−0,2〜−0,31τr/J(ゲージ圧)以下に
なったときに作動されてコンプレッサー73の動作を停
止せしめる圧力スイッチPS3及び第2の気化ガス収容
槽72の圧力が所定の圧力例えば16〜/crn2(ゲ
ージ圧)以上になったときに作動されてコンプレッサー
73の動作を停止せしめる圧力スイッチPS4とより成
り、第2のガス回収管4よりの気化ガスは第1の気化ガ
ス収容槽71に一旦収芥され、そしてコンプレッサー7
3の動作により第2の気化ガス収g’t172に導入さ
れ、ここから気化ガス送り管74を介して工場内の燃焼
器具等に送らノ1.る。このような気化ガス回収設備7
を用いれば、ttlの容器接続部11の各々に接続され
た容器内の気化ガスは一度に第1の気化ガス収容槽71
に流入さり、るので、容器の数が多い場合にも気化ガス
の回収を極めて迅速に行うことができる。−また当該気
化ガス回収設ig 7に係る気化ガス送シ管74を第3
図に示すように前記第2の貯[97A及び第3の貯jf
J 7 Bよりの気化ガス送りv68に接続すると共に
、減圧弁几1の2次圧を減圧弁R2の2次圧よりも小さ
くしておくことによって、気化ガス回収設備7よりの気
化ガスが第2の貯槽7A及び第3の貯槽7Bよシの気化
ガスに対し常に優先して工場内へ送ら)することとなる
本発明においては、第1の貯槽6に連結される、液化ガ
スの充填のための貯槽の数は任意である妙ζ複数とする
ことが好ま1〜く、複数とすれば実施例のように容器へ
の充填と併せて工場の燃焼器具等へ液化ガスを送ること
ができる。
本発明においては分留槽の数は2個に限定されるもので
はなく任意の数でよい。
以上のように本発明によれば容器内の残ガスを容易に円
滑に回収することができる上、容器内を容易に且つ十分
に洗浄するととができ、更に回収された液化ガスを、充
填すべき容器に円滑に充填することのできる液化ガス容
器内の残ガス回収装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す説明図、第2図は本発明装置の
一実施例の一部を示す説明図、第3図は第2図の装置M
 K続〈実施例の一部を示す説明図、第4図は本発明装
置に組み合される設備の一例を示す説明図である。 100・・・分留槽      104 ・・・コンプ
レッサー105・・・市却器     107・・・容
器1・・・第1のガス回収管  11・・・第1の容器
接続部13・・・ザーfトゲラス   14・・・逆止
弁2A、2B・・・分留槽     20A、20B・
・・熱交換部3・・・気化ガス回収計   31・・・
コンプレッサー4・・・第2のガス回収′vt  5・
・・流路切シ替え機構6・・・稟1の貯41     
 61・・・液化ガス供給管65・・・液化ガス回収管
  66・・・ガス充填管67 ・第2の容器接続部 
68・・・気化ガス送シ管7A・・・第2の貯槽   
 7B・・・第3の貯槽VAXVBXvi 〜Vl 1
−・n 閉弁M、 N’・容’ii’i7・・・気化ガ
ス回収設備  71・・・第1の気化ガス収72・・・
第2の気化ガス収容槽  容槽代理人 弁理士 大 井
 正 彦 #4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)その入口に、残ガスが回収されるべき容器が接続さ
    れる第1の容器接続部を有し、その出口が分留槽に接続
    されたガス回収管と、その入口が前記分留槽の頂部に接
    続され、当該分留槽の外部にイヤびる気化ガス回収管と
    、この気化ガス回収管に接続して設けたコンプレッサー
    と、前記分留槽内に設けた、このコンプレッサーよシの
    気化ガスの熱を分留槽内に放熱せしめて当該気化ガスを
    液化するだめの熱交換部と、この熱交換部よシの液化ガ
    スを収容する第1の貯槽と、この第1の貯槽よシ伸び開
    閉弁を介して前記第1の容器接続部に接続された洗浄用
    の液化ガス供給管と、前記第1の貯槽に連結して設けた
    第2の貯槽と、この第2の貯槽の底部に接続して設けた
    、液化ガスが充填されるべき容器が接続される第2の容
    器接続部を有するガス充填管とを具えて成ることを特徴
    とする液化ガス容器内の残ガス回収装置。
JP19610182A 1982-11-10 1982-11-10 液化ガス容器内の残ガス回収装置 Granted JPS5986799A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143000U (ja) * 1985-02-26 1986-09-03

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JPS61143000U (ja) * 1985-02-26 1986-09-03

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