JPS5986630A - プラズマ処理を施す方法および装置 - Google Patents
プラズマ処理を施す方法および装置Info
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- JPS5986630A JPS5986630A JP19608882A JP19608882A JPS5986630A JP S5986630 A JPS5986630 A JP S5986630A JP 19608882 A JP19608882 A JP 19608882A JP 19608882 A JP19608882 A JP 19608882A JP S5986630 A JPS5986630 A JP S5986630A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は王として樹脂、例えば、ポリプロピレン(PP
)、ポリエチレン(PE)等の表面を改質するために、
これらの樹脂の表面にプラズマ処理を施す方法および装
置に関する。本発明は特に、比較的大物でかつ複雑な形
状の樹脂部品を塗装する場合において、その塗装の前処
理として有効に用いることができる、 近年1例えば、自動車の部品尋は、転1でかつ意匠性に
優れる樹脂に移行する傾向にあるが、比較的安価なPP
、PE等を、例えば車両外板として使用する場合、樹脂
表面と塗膜との密着性が悪く、層間剥離という不具合が
発生することが知られている。この不具合を解消する手
段の一つとして、塗装前に、PP、PE等の被塗装物表
面をグロー、コロナあるいはラジオ波又はマイクロ波数
(3) 電に曝し、表面を酸化(極性基の導入)あるいはエツチ
ング(アンカ効果向上)するプラズマ処理技術が知られ
ている。
)、ポリエチレン(PE)等の表面を改質するために、
これらの樹脂の表面にプラズマ処理を施す方法および装
置に関する。本発明は特に、比較的大物でかつ複雑な形
状の樹脂部品を塗装する場合において、その塗装の前処
理として有効に用いることができる、 近年1例えば、自動車の部品尋は、転1でかつ意匠性に
優れる樹脂に移行する傾向にあるが、比較的安価なPP
、PE等を、例えば車両外板として使用する場合、樹脂
表面と塗膜との密着性が悪く、層間剥離という不具合が
発生することが知られている。この不具合を解消する手
段の一つとして、塗装前に、PP、PE等の被塗装物表
面をグロー、コロナあるいはラジオ波又はマイクロ波数
(3) 電に曝し、表面を酸化(極性基の導入)あるいはエツチ
ング(アンカ効果向上)するプラズマ処理技術が知られ
ている。
ところで、プラズマ処理を行う場合、処理効果を向上(
プラズマの寿命を長くする)させるため、反応室t−減
圧、もしくは真空状態にすることが必要である。この状
態を維持するために、現在バッチ処理が主流になってい
る。
プラズマの寿命を長くする)させるため、反応室t−減
圧、もしくは真空状態にすることが必要である。この状
態を維持するために、現在バッチ処理が主流になってい
る。
一方、この処理方法全自動車部品の與造という量産工程
に導入するには、短時間で真空状態に到達し、かつ1回
でよQ多数の被処理物をプラズマ処理する必要がある。
に導入するには、短時間で真空状態に到達し、かつ1回
でよQ多数の被処理物をプラズマ処理する必要がある。
この点を考慮して、従来のプラズマ処理装置(マイクロ
波放電プラズマ装置。
波放電プラズマ装置。
第9図)で処理したところ、自動車に使用する樹脂部品
は大物でかつ複雑な形状であるため1反応室内の被処理
物配着位置により被処理物間で処理性が異なりかつ同一
被処理物の部位においても処理性が異なった。
は大物でかつ複雑な形状であるため1反応室内の被処理
物配着位置により被処理物間で処理性が異なりかつ同一
被処理物の部位においても処理性が異なった。
なお、第9図において、lは反応室、2はマイクロ波発
振器、3はアイソレータ(東芝株式会社(4) 製)、4はパワーモニタ(同上社製)、5はスリースタ
ブチー−す(同上社!り、6はプラズマ発生炉、7はプ
ラズマ発生管、8は石英管、9はプラズマ導入口、12
はガラス管、15は反応室内を減圧する。ための排気口
、16はガス供給管、17U流量計、]8はガスボンベ
、19は導波管。
振器、3はアイソレータ(東芝株式会社(4) 製)、4はパワーモニタ(同上社製)、5はスリースタ
ブチー−す(同上社!り、6はプラズマ発生炉、7はプ
ラズマ発生管、8は石英管、9はプラズマ導入口、12
はガラス管、15は反応室内を減圧する。ための排気口
、16はガス供給管、17U流量計、]8はガスボンベ
、19は導波管。
s−i〜6は被処理物である。
第9図に示したような従来のマイクロ波放電プラズマ装
置における上述のような問題点を解消するために、次の
ような予備実験を行なった。
置における上述のような問題点を解消するために、次の
ような予備実験を行なった。
※ 予備実験の方法(被処理物PPにて計測)〔反応処
理室〕 2000寵径X2000閣長 〔処理条件〕 マイクロ波周波数: 2450MHz 出 力 :500W 真空圧 :0.5 Tory 処理ガス@′):酸素(5000cc/分)処理時間
二30秒間 (5) 〔ガラス管〕 ガラス管12のプラズマ噴射角αN+101y+)e[
11図に示すようニα==o0、α=30’−α=60
0 に選定して実験を行なった。
理室〕 2000寵径X2000閣長 〔処理条件〕 マイクロ波周波数: 2450MHz 出 力 :500W 真空圧 :0.5 Tory 処理ガス@′):酸素(5000cc/分)処理時間
二30秒間 (5) 〔ガラス管〕 ガラス管12のプラズマ噴射角αN+101y+)e[
11図に示すようニα==o0、α=30’−α=60
0 に選定して実験を行なった。
被処理物(PP)の配置を、ガラス管12のプラズマ噴
射口から噴射角αの中心線に沿った被処理物表面までの
距離Hが、第11図に示すようにH= 5001111
b H= 100 (Lwmとなるようにし7′C。
射口から噴射角αの中心線に沿った被処理物表面までの
距離Hが、第11図に示すようにH= 5001111
b H= 100 (Lwmとなるようにし7′C。
また、噴射角αの中心線に沿ってHの距離にある位置か
らその中心線に対して直角に左右W(W=0〜I O0
0m )の距離だけ移動した位置にある被処理物の表面
プラズマ処理後の接触角を測定し、その結果を第11図
に示す。
らその中心線に対して直角に左右W(W=0〜I O0
0m )の距離だけ移動した位置にある被処理物の表面
プラズマ処理後の接触角を測定し、その結果を第11図
に示す。
脱イオン水を、プラズマ処理後のPP表面に、5μを滴
下し、接触角測定器(CA−A型、協和科学製)で測定
した(20℃、50〜60係雰囲気)。
下し、接触角測定器(CA−A型、協和科学製)で測定
した(20℃、50〜60係雰囲気)。
以上のような予備実験の結果、il1図に示さC6)
れるように、下記の点が明らかになった。
1)、反応室Jに導入されたプラズマの処分は、ガラス
管J2に設けた噴射口と被処理物との間の距離で決定さ
れる。
管J2に設けた噴射口と被処理物との間の距離で決定さ
れる。
2)。反応室lに導入され穴プラズマの拡散性は。
プラズマ濃度分布するガラス管12に設けた噴射口の位
@(角度α)で決定さする。
@(角度α)で決定さする。
また、第11図には示していないが、上記】)。
2)、の項目以外に、被処理物の遮蔽効果により、プラ
ズマ処刑性が影響さ扛ることも明らかになった。こ扛ら
は、いずれも反応室内のプラズマ#度が不均一なために
生ずるものと考えられる。
ズマ処刑性が影響さ扛ることも明らかになった。こ扛ら
は、いずれも反応室内のプラズマ#度が不均一なために
生ずるものと考えられる。
本発明は、上記問題点を解消し、比較的大物でかつ複雑
な形状の被処理物を同時に多数処理しても処理の均一性
を提供するプラズマ処理を施す方法および装置を提供す
ることにある。
な形状の被処理物を同時に多数処理しても処理の均一性
を提供するプラズマ処理を施す方法および装置を提供す
ることにある。
即ち、本発明の目的は、反応室内のプラズマ濃度分布を
均一化することに工り、反応室内の複数の被処理物の位
置による処理の差を解消し、かつ同一の被処理物の形状
による処理の不均一を解消(7) するプラズマ処理を施す方法および装置を提供すること
にある。
均一化することに工り、反応室内の複数の被処理物の位
置による処理の差を解消し、かつ同一の被処理物の形状
による処理の不均一を解消(7) するプラズマ処理を施す方法および装置を提供すること
にある。
このような目的を実現する本発明のプラズマ処理を施す
方法は、プラズマ反応室内で被処理物の表面にマイクロ
波放電プラズマを照射して処理する方法において、反応
室内壁部に隣接する複数の個所から該反応室内にプラズ
マを噴射すると共に、各プラズマ噴射個所において噴射
方向に一定の角度をもって噴射するようにしたことを特
徴とする。
方法は、プラズマ反応室内で被処理物の表面にマイクロ
波放電プラズマを照射して処理する方法において、反応
室内壁部に隣接する複数の個所から該反応室内にプラズ
マを噴射すると共に、各プラズマ噴射個所において噴射
方向に一定の角度をもって噴射するようにしたことを特
徴とする。
また、本発明の装置は、直径が1000m以上の円筒あ
るいは一辺が1000+u+以上の四角柱、もしくはこ
れらと類似する形状の真空反応室内で被処理物の表面に
マイクロ波放電プラズマを照射して処理する装置におい
て、反応室壁部の任意の複数の位置にプラズマ導入口を
設け、各プラズマ導入口には、噴射方向に一定の角度で
プラズマを反応室内に噴射するガラス管を接続したこと
を特徴とする。
るいは一辺が1000+u+以上の四角柱、もしくはこ
れらと類似する形状の真空反応室内で被処理物の表面に
マイクロ波放電プラズマを照射して処理する装置におい
て、反応室壁部の任意の複数の位置にプラズマ導入口を
設け、各プラズマ導入口には、噴射方向に一定の角度で
プラズマを反応室内に噴射するガラス管を接続したこと
を特徴とする。
印下、第1図〜第8図1を1照し本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
(8)
第1図および第2図は本発明の装置の第一実施例、即ち
反応室lが円筒形である実施例を示している。これらの
図において、1は直径がi oo。
反応室lが円筒形である実施例を示している。これらの
図において、1は直径がi oo。
−以上の円筒形反応室、2はマイクロ波発振器、3はア
イソレータ(東芝株式会社製)、4はパワモニタ(同上
社#)、5はスリータブチューナ(同上社製)、6はプ
ラズマ発生炉、7はプラズマ発生管、8は石英管、9(
9−A、B)、10゜11はプラズマ導入口、12(1
2−A、B)%33(13−A、B)、14はガラス管
、15(15−A、B)は反応室1内を減圧するための
排気口、】6はガス供給管、19は導波管である。発振
器2で発生したマイクロ波は、アイソレータ3.パワモ
ニタ4、スリースタブチューナ5を経てプラズマ発生炉
6に導波管19で導かれる。一方、プラズマ用ガスは、
配t#16でプラズマ発生炉6に供給される。プラズマ
発生炉6とプラズマ発生管7で発生したプラズマは、石
英管8を経て反応管lのプラズマ導入口9〜11−A、
B導入されるが、第一実施例では、導入口を(9) 3方向(60°づつ回転位動し1ζ方向)に、各々2ケ
所11−A、B(図示せず)、12−、A、B、13−
A、B設置した。又、導入口9〜11−A。
イソレータ(東芝株式会社製)、4はパワモニタ(同上
社#)、5はスリータブチューナ(同上社製)、6はプ
ラズマ発生炉、7はプラズマ発生管、8は石英管、9(
9−A、B)、10゜11はプラズマ導入口、12(1
2−A、B)%33(13−A、B)、14はガラス管
、15(15−A、B)は反応室1内を減圧するための
排気口、】6はガス供給管、19は導波管である。発振
器2で発生したマイクロ波は、アイソレータ3.パワモ
ニタ4、スリースタブチューナ5を経てプラズマ発生炉
6に導波管19で導かれる。一方、プラズマ用ガスは、
配t#16でプラズマ発生炉6に供給される。プラズマ
発生炉6とプラズマ発生管7で発生したプラズマは、石
英管8を経て反応管lのプラズマ導入口9〜11−A、
B導入されるが、第一実施例では、導入口を(9) 3方向(60°づつ回転位動し1ζ方向)に、各々2ケ
所11−A、B(図示せず)、12−、A、B、13−
A、B設置した。又、導入口9〜11−A。
Bに導入されたプラズマは、それに接続するガラス管1
2〜14−A、Bで反応室1内に噴射されるが、その時
のガラス管に設置するプラズマ噴射口の詳細?第5図1
〜第7図に示す、一方、プラズマ処理するためには、処
理容器l内を真空(1,(1〜0.05 Torr程度
)に維持することが必要のため、排気口15を配管(図
示せず)で真空ポンプ(図示せず)に接続し連続排気を
行う。
2〜14−A、Bで反応室1内に噴射されるが、その時
のガラス管に設置するプラズマ噴射口の詳細?第5図1
〜第7図に示す、一方、プラズマ処理するためには、処
理容器l内を真空(1,(1〜0.05 Torr程度
)に維持することが必要のため、排気口15を配管(図
示せず)で真空ポンプ(図示せず)に接続し連続排気を
行う。
第3図および第4図は本発明の装置の第二実施例、即ち
反応室1が、−辺が1000wm以上の四角柱形である
実施例を示している。第−実施例と対応する部分は同一
の番号で示している。四角柱形の反応室lは、例えばプ
ラズマ導入口9−1゜9−2を有する辺X(第4図)が
2500−であり、プラズマ導入口10.11を有する
辺Y(m4図)が1800mである。辺Xの壁には、第
4図に示すように、1000m以下(例えば900沖)
(lO) の間隔で複数のプラズマ導入口9−1.9−2が設けら
れている。他の溝数および作用は第一実施例の場合と同
様である。
反応室1が、−辺が1000wm以上の四角柱形である
実施例を示している。第−実施例と対応する部分は同一
の番号で示している。四角柱形の反応室lは、例えばプ
ラズマ導入口9−1゜9−2を有する辺X(第4図)が
2500−であり、プラズマ導入口10.11を有する
辺Y(m4図)が1800mである。辺Xの壁には、第
4図に示すように、1000m以下(例えば900沖)
(lO) の間隔で複数のプラズマ導入口9−1.9−2が設けら
れている。他の溝数および作用は第一実施例の場合と同
様である。
第5図〜第7図に、プラズマ導入口9.10゜11−A
、B(第一実施例)又H9−1,2−A。
、B(第一実施例)又H9−1,2−A。
B、10.11−A、B、CM2実施例)に接続される
ガラス管12.・13.14−A、B(第一実施例]又
は12−1.2−A、B、13.14−A、B(第二実
施例)の実施例を示す。ガラス管20はガラスもしくは
石英で溝数するのが望ましく、ガラス管20の根本部分
21mプラズマ導入口(9,10,11)に接続される
。根本部分21からマニホルド部22へのび、更に円筒
形の噴霧頭部分23にのびている。この噴霧頭部分23
はプラズマ導入口の中心軸X1に対して直角に左右等距
離だけのびており、その両端は閉鎖されている。噴霧頭
部分23の下側には長手方向に等間隔に、例えば直径が
6 +nmの複数のプラズマ照射口24が設けである。
ガラス管12.・13.14−A、B(第一実施例]又
は12−1.2−A、B、13.14−A、B(第二実
施例)の実施例を示す。ガラス管20はガラスもしくは
石英で溝数するのが望ましく、ガラス管20の根本部分
21mプラズマ導入口(9,10,11)に接続される
。根本部分21からマニホルド部22へのび、更に円筒
形の噴霧頭部分23にのびている。この噴霧頭部分23
はプラズマ導入口の中心軸X1に対して直角に左右等距
離だけのびており、その両端は閉鎖されている。噴霧頭
部分23の下側には長手方向に等間隔に、例えば直径が
6 +nmの複数のプラズマ照射口24が設けである。
これらのプラズマ照射口24t/i互いに隣接するもの
どおしが、第7図に示(11) すように、ガラス管中心線X2 に関してα=6oOの
角度(Xt に対しては30°づつ回転した角度)に
設けられ、千鳥状に配列されている。
どおしが、第7図に示(11) すように、ガラス管中心線X2 に関してα=6oOの
角度(Xt に対しては30°づつ回転した角度)に
設けられ、千鳥状に配列されている。
第8図は本発明の装置を用いて被処理物(pp)を処理
した場合の測定結果を示したものである。
した場合の測定結果を示したものである。
即ち、第一実施例の装置(第1図及び第2図)に、@5
図〜第7図のガラス管を組み込んで実験を行なった。こ
の場合において、第1図に示すように。
図〜第7図のガラス管を組み込んで実験を行なった。こ
の場合において、第1図に示すように。
ガラス管の長手方向が円筒形反応室lの軸方向になるよ
うにガラス管が組み込まれている。〔反応処理室〕の大
きさ、〔処理条件〕および〔接触角の測定法〕について
は前記予備実験の場合と同様である。〔被処理物の乱戦
〕については、プラズマ噴射口から被処理物表面までの
距離はH=500−の場合と、H=1000簡の場合に
ついて測定しくtだし、この場合のHはガラス管12(
第2図)から被処理物までの距離である)、W=o〜1
000 mar (Wの定義については予備実験の場合
と同じ)の範囲の被処理物について測定した。他
′の条件は前記予備実験の場合と同様である。
うにガラス管が組み込まれている。〔反応処理室〕の大
きさ、〔処理条件〕および〔接触角の測定法〕について
は前記予備実験の場合と同様である。〔被処理物の乱戦
〕については、プラズマ噴射口から被処理物表面までの
距離はH=500−の場合と、H=1000簡の場合に
ついて測定しくtだし、この場合のHはガラス管12(
第2図)から被処理物までの距離である)、W=o〜1
000 mar (Wの定義については予備実験の場合
と同じ)の範囲の被処理物について測定した。他
′の条件は前記予備実験の場合と同様である。
(12)
第8図の実験結果からも明らかなよう虻1本発明によれ
ば1反応室内のプラズマ濃度が均一化され、比較的大物
でかつ複雑な形状の被処理物を同時に多数処理しても、
各被処理物の位置による処理の差が解消され、かつ同一
の被処理物についても形状による処理の不均一を解消す
ることができる。
ば1反応室内のプラズマ濃度が均一化され、比較的大物
でかつ複雑な形状の被処理物を同時に多数処理しても、
各被処理物の位置による処理の差が解消され、かつ同一
の被処理物についても形状による処理の不均一を解消す
ることができる。
尚、円筒形以外の処理容器、例えば角柱形状の場合は、
1000wLi下の間隔でプラズマ導入口を設電すると
いう思想は、最も望ましくかつ有効なものであるが、本
発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて当業者の地織に基
づいて想到されるその他の方法も適宜に採用されるもの
である。
1000wLi下の間隔でプラズマ導入口を設電すると
いう思想は、最も望ましくかつ有効なものであるが、本
発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて当業者の地織に基
づいて想到されるその他の方法も適宜に採用されるもの
である。
第1図は本発明のプラズマ処理を施す装置の第−実施例
の側面図、第2図はその概略断面図、第3図は本発明の
装置の第二実施例の側面図、第4図はその概略断面図、
第5図は本発明の装置に用いるガラス管の正面図、第6
図は第5図の矢印■から見九図、第7図は第5図の矢印
■から見た図。 (13) 第8図は本発明によるプラズマ処理の実験結果を示す図
、第9図は従来のプラズマ処理の装置の概略断面図・第
1θ図は予備実験のために第9図の装置のガラス管を改
良した状態を示す図、第11図は予備実験の結果を示す
図である。 1・・・・・・反応室、2・・・・・・マイクロ波発振
器、3・・・・・・アイソレータ、4・・・・・・パワ
モニタ、5・・・・・・スリースタプテ瓢−す、6・・
・・・・プラズマ発生管、7・・・・・・プラズマ発生
管、8・・・・・・石英管、9〜11・・・・・・プラ
ズマ導入口、12〜14 (20)・・・・・・(ガラ
ス管)15・・・・・・排気0.16・・・・・・ガス
供給管、19・・・・・導波管、24・・・・・・プラ
ズマ照射口。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 機 口 外 治 弁理士 山 口 昭 之 141 第1図 第2図 第3図 接触角 7λ\Q H=500mm
の側面図、第2図はその概略断面図、第3図は本発明の
装置の第二実施例の側面図、第4図はその概略断面図、
第5図は本発明の装置に用いるガラス管の正面図、第6
図は第5図の矢印■から見九図、第7図は第5図の矢印
■から見た図。 (13) 第8図は本発明によるプラズマ処理の実験結果を示す図
、第9図は従来のプラズマ処理の装置の概略断面図・第
1θ図は予備実験のために第9図の装置のガラス管を改
良した状態を示す図、第11図は予備実験の結果を示す
図である。 1・・・・・・反応室、2・・・・・・マイクロ波発振
器、3・・・・・・アイソレータ、4・・・・・・パワ
モニタ、5・・・・・・スリースタプテ瓢−す、6・・
・・・・プラズマ発生管、7・・・・・・プラズマ発生
管、8・・・・・・石英管、9〜11・・・・・・プラ
ズマ導入口、12〜14 (20)・・・・・・(ガラ
ス管)15・・・・・・排気0.16・・・・・・ガス
供給管、19・・・・・導波管、24・・・・・・プラ
ズマ照射口。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 機 口 外 治 弁理士 山 口 昭 之 141 第1図 第2図 第3図 接触角 7λ\Q H=500mm
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 プラズマ反応室内で被処理物の表面にマイクロ波
放電プラズマを照射して処理する方法において、反応室
内壁部に隣接する複数の個所から該反応室内圧プラズマ
を噴射すると共に、各プラズマ噴射個所において噴射方
向に一定の角度をもって噴射するようにしたプラズマ処
理を施す方法。 2、直径が1000−以上の円筒あるいは一辺が100
100O上の四角柱、もしくはこれらと類似する形状の
真空反応室内で被処理物の表面にマイクロ波放電プラズ
マを照射して処理する装置において、反応室壁部の任意
の複数の位置にプラズマ導入口を設け、各プラズマ導入
口には、噴射方向に一定の角度でプラズマを反応室内に
噴射するガラス管を接続したことを特徴とするプラズマ
処理を施す装置。 3、反応室は直径が1000m以上の円筒形で(1)
−−−あって、該反応室壁部の
任意の位置にプラズマ導入口(9)を設けると共に、そ
の位置から少なくとも一方の円周方向に45〜120°
回転し九位譬に少なくとも1つのプラズマ導入口(1
0,11)を設けた特許請求の範囲@2項記載の装着。 4.1000m以上の辺8を有する四角柱形状の反応室
において任意に設置したプラズマ導入口から少なくとも
1000■未満の間隔でプラズマ導入口(9−1,9−
2)t−設置する特許請求の範囲第2項記載の装置。 5、石英又はガラス等で円筒状に形既されたーガラス管
はプラズマ導入口の中心線を直交する、反応室の長手方
向にのびており、該円筒状ガラス管には複数個のプラズ
マ照射口が設けられ、これらのプラズマ照射口は円周方
向に15〜90°、好ましくは30〜60°間隔をへだ
てている特許請求の範囲第2項、@3項又は第4項記載
の′JIi2rit。 6、複数のプラズマ照射口は円筒状ガラス管の軸方向に
等間隔に設けられ、千鳥状に配列されている特許請求の
範囲第5項記載の装置。 イ2) 7、複数のプラズマ照射口が配置されているガラス管円
周方向の角度はプラズマ導入口の中心線に関し2等分さ
れている特許請求の範囲第5項又は第6項記載の装@。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19608882A JPS5986630A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | プラズマ処理を施す方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19608882A JPS5986630A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | プラズマ処理を施す方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986630A true JPS5986630A (ja) | 1984-05-18 |
JPH0153897B2 JPH0153897B2 (ja) | 1989-11-16 |
Family
ID=16352004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19608882A Granted JPS5986630A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | プラズマ処理を施す方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986630A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61120835A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-07 | Ulvac Corp | マイクロ波プラズマ処理装置 |
-
1982
- 1982-11-10 JP JP19608882A patent/JPS5986630A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61120835A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-07 | Ulvac Corp | マイクロ波プラズマ処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0153897B2 (ja) | 1989-11-16 |
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