JPS59863Y2 - 水中アンカ− - Google Patents
水中アンカ−Info
- Publication number
- JPS59863Y2 JPS59863Y2 JP11836678U JP11836678U JPS59863Y2 JP S59863 Y2 JPS59863 Y2 JP S59863Y2 JP 11836678 U JP11836678 U JP 11836678U JP 11836678 U JP11836678 U JP 11836678U JP S59863 Y2 JPS59863 Y2 JP S59863Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underwater
- end surfaces
- underwater anchor
- cylindrical body
- buoy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は海上に浮遊するパイプから海中に吊下げられた
水中マイクロホンの動揺を抑制するために使用する水中
アンカーの構造に関する。
水中マイクロホンの動揺を抑制するために使用する水中
アンカーの構造に関する。
第1図は一般的なブイ式水中聴音機の構成を示すもの−
であり、1はブイ、2はバネ性ケーブル、3は水中アン
カー、4は水中マイクロホンを示す。
であり、1はブイ、2はバネ性ケーブル、3は水中アン
カー、4は水中マイクロホンを示す。
これ等の全構成部品は直径約10cm、長さ約1m程度
の円筒容器内に収納)れ海上に投入された後自動的に伸
展して第1図のような状態となって動作する。
の円筒容器内に収納)れ海上に投入された後自動的に伸
展して第1図のような状態となって動作する。
つまり水中マイクロホン4は動揺すると雑音を発生して
聴音の障害となるので、この動揺を抑制するためにバネ
性ケーブル2と水中アンカー3と装着し、該水中アンカ
ー3の付加質量または含水質量により水中マイクロホン
4の部分の動的な質量を増加させることによりブイ1お
よびバネ性ケーブル2から水中マイクロホン4に伝達す
る振動を抑制し、また水中アンカー3の横方向の面積に
作用する潮流の抗力により水中マイクロホン4の部分の
相対流速を小さくすることにより相対流速による水中マ
イクロホン4の振動を抑制する。
聴音の障害となるので、この動揺を抑制するためにバネ
性ケーブル2と水中アンカー3と装着し、該水中アンカ
ー3の付加質量または含水質量により水中マイクロホン
4の部分の動的な質量を増加させることによりブイ1お
よびバネ性ケーブル2から水中マイクロホン4に伝達す
る振動を抑制し、また水中アンカー3の横方向の面積に
作用する潮流の抗力により水中マイクロホン4の部分の
相対流速を小さくすることにより相対流速による水中マ
イクロホン4の振動を抑制する。
従って水中アンカーは大きな動的質量と大きな抗力とを
有すると同時に小型の円筒容器内に収納し易い構造とす
る必要がある。
有すると同時に小型の円筒容器内に収納し易い構造とす
る必要がある。
本考案は可撓性材料で形成した円筒体を可撓性シートを
介して二個並行に連結し、同円筒体の周面には内部に水
を取入れるための複数の穴をそれぞれ設けることにより
大きな動的質量と大きな抗力とが得られると同時に小型
の円筒容器内にコンパクトに収納することのできる水中
アンカーを得ることを目的とする。
介して二個並行に連結し、同円筒体の周面には内部に水
を取入れるための複数の穴をそれぞれ設けることにより
大きな動的質量と大きな抗力とが得られると同時に小型
の円筒容器内にコンパクトに収納することのできる水中
アンカーを得ることを目的とする。
本考案の一実施例を第2図以下の図面に基づいて説明す
ると、5,6は水中において内部に水を保持するように
上下の端面を閉止した円筒体を示し、該円筒体5,6の
周面はビニール、布等の可撓性材料で形成して折畳み自
在とし、上下の端面は外周または内周にリムを設けた可
撓性材料若しくは非可撓性の円板で形成して平板状とす
る。
ると、5,6は水中において内部に水を保持するように
上下の端面を閉止した円筒体を示し、該円筒体5,6の
周面はビニール、布等の可撓性材料で形成して折畳み自
在とし、上下の端面は外周または内周にリムを設けた可
撓性材料若しくは非可撓性の円板で形成して平板状とす
る。
7はビニール、布等により形成した折畳み自在な可撓性
シートを示し、前記円筒体5,6はこの可撓性シート7
を介して並行に連結する。
シートを示し、前記円筒体5,6はこの可撓性シート7
を介して並行に連結する。
8,9.10および11,12.13は円筒体5,6の
周面にそれぞれ設けた穴を示し、いずれも可撓性シート
7との連結側に位置させる。
周面にそれぞれ設けた穴を示し、いずれも可撓性シート
7との連結側に位置させる。
これらの穴8,9,10.および11゜12.13は水
中において円筒体5,6内に水を取入れるためのもので
あり円筒体5,6等の動きと水流との関係により穴8,
9および11.12が水の浸入口となったり穴10.1
3が水の排出口となったりする。
中において円筒体5,6内に水を取入れるためのもので
あり円筒体5,6等の動きと水流との関係により穴8,
9および11.12が水の浸入口となったり穴10.1
3が水の排出口となったりする。
14.15は円筒体5,6の上端面に設けた空気抜用の
穴を示す。
穴を示す。
16.17は円筒体5,6を上下に支持するための二股
状の索またはケーブルを示し、上方の索16はバネ性ケ
ーブル2に接続し、また下方の索17は水中マイクロホ
ンに接続する。
状の索またはケーブルを示し、上方の索16はバネ性ケ
ーブル2に接続し、また下方の索17は水中マイクロホ
ンに接続する。
なお、円筒体5.6のそれぞれの上下の端面の直径は水
中聴音機の円筒容器の内径よりもわずかに小さいものと
する。
中聴音機の円筒容器の内径よりもわずかに小さいものと
する。
以上の構成による水中アンカー18を小さく折畳んでバ
ネ性ケーブル2および水中マイクロホン4等と共に小型
ブイ式水中聴音機の円筒容器内に収納し、海上に投入す
ると自重により自動的に展開して第2図の状態となる。
ネ性ケーブル2および水中マイクロホン4等と共に小型
ブイ式水中聴音機の円筒容器内に収納し、海上に投入す
ると自重により自動的に展開して第2図の状態となる。
水中アンカー18の円筒体5,6は穴8,9.10およ
び11,12.13から内部に水が浸入すると第3図の
状態となり、円筒体5,6内に保持された水の質量が動
的質量として働き、また可撓性シート7が抗力を発生し
、水中に於ては第4図に示す如く可撓性シート7が潮流
方向にふくらんで水中マイクロホン4が動揺するのを抑
制すると共にブイ1の移動をも抑制する。
び11,12.13から内部に水が浸入すると第3図の
状態となり、円筒体5,6内に保持された水の質量が動
的質量として働き、また可撓性シート7が抗力を発生し
、水中に於ては第4図に示す如く可撓性シート7が潮流
方向にふくらんで水中マイクロホン4が動揺するのを抑
制すると共にブイ1の移動をも抑制する。
第5図a、l)、c、dは上述した水中アンカーの折畳
み方の一例を示したものであり、図aに示す如く、一方
の円筒体5を左巻きに、また他方の円筒体6を右巻きに
して可撓性シート7を巻込む。
み方の一例を示したものであり、図aに示す如く、一方
の円筒体5を左巻きに、また他方の円筒体6を右巻きに
して可撓性シート7を巻込む。
次に図すに示す如く周円筒体5,6の上下の端面を索1
6.17がそれぞれ内側となるように重ねあわせた後、
図Cに示す如く、重ねあわせた上下の端面の間に円筒体
5,6の周面と可撓性シート7をはさみ込むと、図dに
示すように小さく折畳むことができるものである。
6.17がそれぞれ内側となるように重ねあわせた後、
図Cに示す如く、重ねあわせた上下の端面の間に円筒体
5,6の周面と可撓性シート7をはさみ込むと、図dに
示すように小さく折畳むことができるものである。
この様に小さく折畳むことができるため、小型の円筒容
器にコンパクトに収納することができる。
器にコンパクトに収納することができる。
なお海上投入後は第5図のd→C→l) −) aの順
で展開する。
で展開する。
上記の構成、作用を有する本考案に係る水中アンカーに
よれば、水中において自動的に展開して内部に水を保持
するように周面に穴を設けた二個の円筒体と該周円筒体
を並行に連結する可撓性シートとを有することにより、
充分な動的質量と抗力とが得られ、かつ非常にコンパク
トに折畳むことができるため小型の円筒容器内に収納で
きるという有意義な効果がある。
よれば、水中において自動的に展開して内部に水を保持
するように周面に穴を設けた二個の円筒体と該周円筒体
を並行に連結する可撓性シートとを有することにより、
充分な動的質量と抗力とが得られ、かつ非常にコンパク
トに折畳むことができるため小型の円筒容器内に収納で
きるという有意義な効果がある。
また円筒体の周面に設けた穴を水の取入れ口としたこと
により従来用いられている逆止弁と比べて安価であると
いう利点もあり、小型のブイ式聴音機の水中アンカーと
して極めて有用なものである。
により従来用いられている逆止弁と比べて安価であると
いう利点もあり、小型のブイ式聴音機の水中アンカーと
して極めて有用なものである。
第1図は一般的なブイ式水中聴音機の構成図、第2図は
本考案に係る水中アンカーを用いたブイ式水中聴音機の
構成図、第3図は本考案に係る水中アンカーの一実施例
を示す斜視図、第4図は海中動作時の斜視図、第5図a
、l)、c、dは折畳み方法の一例を示す工程図である
。 1・・・・・・ブイ、2・・・・・・バネ性ケーブル、
4・・・・・・水中マイクロホン、5,6・・・・・・
円筒体、7・・・・・・可撓性シート、8.9,10,
11.12,13,14.15・・・・・・穴、16.
17・・・・・・索、18・・・・・・水中アンカー
本考案に係る水中アンカーを用いたブイ式水中聴音機の
構成図、第3図は本考案に係る水中アンカーの一実施例
を示す斜視図、第4図は海中動作時の斜視図、第5図a
、l)、c、dは折畳み方法の一例を示す工程図である
。 1・・・・・・ブイ、2・・・・・・バネ性ケーブル、
4・・・・・・水中マイクロホン、5,6・・・・・・
円筒体、7・・・・・・可撓性シート、8.9,10,
11.12,13,14.15・・・・・・穴、16.
17・・・・・・索、18・・・・・・水中アンカー
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ブイと水中マイクロホンとの間に設ける水中アンカ
ーに於て、周面を可撓性材料で形成しかつ上下の端面を
閉止した二個の円筒体を可撓性シートを介して並行に連
結し、同円筒体の周面には内部に水を取入れるための穴
をそれぞれ設けたことを特徴とする水中アンカー。 2 内部に水を取入れるための穴を可撓性シートとの連
結側に設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の水中アンカー。 3 円筒体の上下の端面の外周または内周にリムを設け
て前記端面を平板状にしたことを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の水中アンカー。 4 円柱体の上下の端面を非可撓性の円板で形成して前
記端面を平板状にしたことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載の水中アンカ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11836678U JPS59863Y2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 水中アンカ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11836678U JPS59863Y2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 水中アンカ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5536631U JPS5536631U (ja) | 1980-03-08 |
JPS59863Y2 true JPS59863Y2 (ja) | 1984-01-11 |
Family
ID=29072633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11836678U Expired JPS59863Y2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 水中アンカ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59863Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU565744B2 (en) * | 1983-12-15 | 1987-09-24 | Hazeltine Corp. | Stable communications buoy |
-
1978
- 1978-08-31 JP JP11836678U patent/JPS59863Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5536631U (ja) | 1980-03-08 |
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