JPS598638Y2 - くるみ釦 - Google Patents

くるみ釦

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Publication number
JPS598638Y2
JPS598638Y2 JP1976082944U JP8294476U JPS598638Y2 JP S598638 Y2 JPS598638 Y2 JP S598638Y2 JP 1976082944 U JP1976082944 U JP 1976082944U JP 8294476 U JP8294476 U JP 8294476U JP S598638 Y2 JPS598638 Y2 JP S598638Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper core
leg rod
core body
lower core
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976082944U
Other languages
English (en)
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JPS531401U (ja
Inventor
文平 伊藤
Original Assignee
日ノ出産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日ノ出産業株式会社 filed Critical 日ノ出産業株式会社
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Publication of JPS531401U publication Critical patent/JPS531401U/ja
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Publication of JPS598638Y2 publication Critical patent/JPS598638Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ソファ、ベッド、椅子等の家具類の布革張り
部分の締付けや、壁面キルティング等室内装飾における
布革張り部分の締付けに止め具として用いるくるみ釦に
関する。
この種のくるみ釦は、被覆材を、上部芯体上にかぶせ、
その周端部分を上部芯体の下面開口部内に折込み、これ
を上部芯体内に下面開口部がら圧入する下部芯体によっ
て固定し、緊張状態が得られるようにしている。
このような構造をもつ従来のくるみ釦には、下部芯体に
糸通し孔を形威したものと、上部芯体あるいは下部芯体
から固定の脚杆を突設したものとがあり、前者では、糸
通し孔に通した太い糸または皮紐などを、針を使って被
加工物の裏側に刺し通し、さらに裏釦又は止金具に通し
たのち締付け、固定し、また後者では、脚杆を被加工物
の表側がら裏側に刺し通し、当金類に挿通したのち圧縮
状態で゛固定する。
このような構造をもつ従来のくるみ釦では、被加工物の
表面に顕出する被覆材掩蔽の上部芯体とこれに嵌合固着
し一体となった下部芯体が回わされてしまうと糸切れや
脚杆の捩れ切れを生じ、修理に出さなければならなくな
る。
本考案はこれに鑑み、いかに回わされようとも糸、紐又
はピン等の連結用具の切れるおそれがなく、また上部芯
体の離脱による解体のおそれもないくるみ釦を提供する
ことを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図は本考案くるみ釦の組立状態における縦断面図で
あって、上部芯体1の内部には中座2が収容されている
上記中座2は、上部芯体1の内径より僅かに大きい外径
を有し、中座2を上部芯体1に収容した際、容易に抜け
出ないようになっている。
また上部芯体1を掩蔽する被覆材3は周端部分を上部芯
体1の下面の開口部4内に折込み、圧入された下部芯体
5が上部芯体1の開口縁部のかしめ加工により固定され
たことによって被覆材3の緊張状態が保たれ、同時に上
部芯体1と下部芯体5が一体的に結合されている。
上記下部芯体5の外径は中座2の外径より僅がに小径と
なっており、したがって下部芯体5が上部芯体1がら抜
けた際にも中座2が上部芯体1がら離脱しない。
上記構造の中座2において、その中心部には第2図に分
解斜視図で示したように、凹陥段部6付きの軸通し孔7
が、プレス加工された下向きの管状突起8の突設により
形或されている。
一方、下部芯体5には上記突起8が挿入される孔9が中
心部に形或されており、下部芯体の周縁は曲げられて、
上記中座2を支持し得るようになっている。
下部芯体5の周縁に設けた支持部10は中座2の周辺に
当接した状態で、上部芯体1の開口縁部がかしめ加工さ
れる際の荷重に抵抗する。
本考案の特徴とする回転自在の脚杆11は上記凹陥段部
6内に嵌入する頭部12と脚部13からなる。
脚部13は頭部12を凹陥段部6に嵌人させたとき下端
が突起8の下端に臨む高さとした円柱部13Aと、この
円柱部13Aに連らなり、円柱部13Aと同じ寸法の左
右幅でかつ円柱部13Aの直径の約2/3ほどの前後幅
とした偏平部13Bとからなり、偏平部13Bの下端近
くには糸又は紐の通し孔14が設けられている。
一方、前記軸通し孔7を形或する突起8は、下端部を狭
窄加工され、突起8の下端内径を脚杆11の偏平部13
Bにおける水平面内における最大長さすなわち対角線長
に対応させてある。
これにより、脚杆11の回動が可能になる。しかして、
中座2への脚杆11の取付けは、中座2の凹陥段部6内
に頭部12を嵌入させた脚杆11を、中座2と一体に倒
立させて、金属製受台(図示せず)上に置き、軸通し孔
7のほぼ内径に相当する内径をもったポンチを押下げ、
突起8を僅かに縮径することによって行われる。
なお上記実施例においては脚杆11の偏平部13Bに糸
通し孔14が設けられているが、これをピン等の鉤部を
有する係止具に変えても同じ効果を得るのはもちろんで
ある。
以上述べたように本考案によれば、中座2に取付けられ
た脚杆11が自由に回転するので、例えばソファ等の家
具類の布革張りの締付けに使用されている場合、表面に
露出している被覆材3をかぶせた上部芯体1が回わされ
ても裏面にある裏釦(図示しない)と結ぶ糸が捩れ切れ
するおそれがなく、また、中座2の中心部にある脚杆1
1は中座2および上部芯体1にかかる軸線方向荷重に抵
抗し、上部芯体1の圧潰を防ぐ作用をし、したがって、
本考案くるみ釦は自体の耐圧強度が大きく堅牢である上
に、使用中糸の捩れ切れが生じるおそれもないし、糸切
れがない限り、分解して脱落することもないなど、実用
上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案くるみ釦の一実施例を示す縦断面図、第
2図は上下部芯体と脚杆の分解斜視図である。 1・・・・・・上部芯体、2・・・・・・中座、3・・
・・・・被覆材、4・・・・・・開口部、5・・・・・
・下部芯体、6・・・・・・凹陥段部、7・・・・・・
軸通し孔、8・・・・・・管状突起、10・・・・・・
支持部、11・・・・・・脚杆、12・・・・・・頭部
、13・・・・・・脚部、13A・・・・・・円柱部、
13B・・・・・・偏平部、14・・・・・・糸通し孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部芯体の下面開口部内に中座および下部芯体を圧入し
    、上部芯体の表面を掩蔽する被覆材の縁部を、上部芯体
    および下部芯体で挾持するようにしたくるみ釦において
    、中座の中心部に脚杆を支持するための凹陥段部付き軸
    孔を形戒するとともに、下部芯体の中心部に脚杆が通る
    孔を形威し、上記中座に設けた上記凹陥段部付き軸孔に
    頭付き脚杆を回転可能に挿通固定し、この頭付き脚杆端
    を下部芯体に設けた上記孔を通して突出させたことを特
    徴とするくるみ釦。
JP1976082944U 1976-06-24 1976-06-24 くるみ釦 Expired JPS598638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976082944U JPS598638Y2 (ja) 1976-06-24 1976-06-24 くるみ釦

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976082944U JPS598638Y2 (ja) 1976-06-24 1976-06-24 くるみ釦

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS531401U JPS531401U (ja) 1978-01-09
JPS598638Y2 true JPS598638Y2 (ja) 1984-03-16

Family

ID=28563875

Family Applications (1)

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JP1976082944U Expired JPS598638Y2 (ja) 1976-06-24 1976-06-24 くるみ釦

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JP (1) JPS598638Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3500506A (en) * 1967-08-28 1970-03-17 David B Mitchell Upholstery button

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3500506A (en) * 1967-08-28 1970-03-17 David B Mitchell Upholstery button

Also Published As

Publication number Publication date
JPS531401U (ja) 1978-01-09

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