JPS598585Y2 - 連設テ−ブル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、士円形状のテーブルと、方形の補助卓板を構
威単位として、簡単に連設しうる各種形状の連設テーブ
ルに関するもので、以下添付の図面に基いて具体的に説
明する。

第１図は、本考案に使用する士円形テーブルＡを示すも
ので、偏平角筒をコ字形に屈曲したほぼ同形状の、左右
１対の枠状脚体１，２の遊端同士を、直角に適宜連結し
てなる脚に、士円形の卓板３を取付けて形或されている
。

左方の脚体１の上方の水平片１ａの両端部には、次記す
るような係合孔４が切設されている。

係合孔４は、横方向に近接して並ぶ小幅の縦長孔４ａと
大幅の縦長孔４ｂの上部同士を、縦長孔４ａと等幅の横
長孔４Ｃをもって連結して形或され、上記水平片１ａに
おいては、縦長孔４ａを放射方向に向けている。

右方の脚体２の上方の水平片２ａにおける、上記各係合
孔４の小幅の縦長孔４ａの下部に対応する個所には、小
径の螺孔５が切設され、螺孔５には、頭部を保合孔の大
幅の縦長孔４ｂに嵌入しうる大径とし、胴部を小幅の縦
長孔４ａに嵌入しうる小径短寸とした段付係合ピン６が
、着脱自在に螺設されている。

水平片２ａにおける各螺孔５より若干求心方向には、上
記係合孔４と同形等大の係合孔７が、その小幅の縦長孔
７ａを求心方向に向けて切設されている。

第２図は、本考案における方形の補助卓板Ｂを示すもの
で、士円形テーブルＡの半径と等長をなす一方の側面８
における上記各係合孔４の小幅の縦長孔４ａの下部に対
応する個所には、上記段付係合ピン６と同形等大の段付
係合ピン９が突設され、側面８と平行をなす他方の側面
１０における上記各係合孔７の小幅の縦長孔７ａの下部
に対応する個所には、上記段付係合ピン９と同形等寸の
段付係合ピン１１が突設されている。

第３図は、上記士円形テーブルＡ４個をもって、第４図
に示すような円形テーブルＣを形戊する場合を示すもの
である。

第３図左上方の士円形テーブルＡ１の脚体２に螺設した
各段付係合ピン６を、図面右上方の｝円形テーブルＡ２
の脚体１の係合孔４の大幅の縦長孔４ｂに嵌入させた後
、＋円形テーブルＡ１の脚杆２を若干持上げつつ図面上
方に移動させた後、降下させて小幅の縦長孔４ａに係合
させ、一方の半円形テーブルを形或する。

同様に、第３図の下方の÷円形テーブルＡ ３， Ａ
４をもって、他方の半円形テーブルを形威し、一方の半
円形テーブルの÷円形テーブルＡ２より突出する各段付
保合ピン６を、他方の半円形テーブルの±円形テーブル
Ａ３の係合孔４に、また、他方の半円形テーブルの士円
形テーブルＡ４より突出する各段付保合ピン６を、一方
の半円形テーブルの＋円形テーブルＡ１の係合孔４に、
上述同様に係合させれば、円形テーブルＣを形或するこ
とができる。

第５図は、上記＋円形テーブルＡ４個と、補助卓板Ｂ２
個をもって、第６図に示すような長円形テーブルＤを形
或する場合を示す・ものである。

第５図左上方の１半円形テー：ブルＡ１の、段付係合ピ
ン６を取外した脚体２の係合孔７と、上方の補助卓板Ｂ
１の第５図左方の各段付保合ピン１１を、上述同様に係
合するとともに、補助卓板Ｂ１の右方の各段付保合ピン
９と、第５図右上方の段付係合ピン６，６を装着した÷
半円形テーブルＡ２の脚体１の係合孔４を、上述同様に
係合して、一方の半長円形テーブルを形戒する。

同様に、第５図下方の士円形テーブルＡ３，Ａ４と補助
卓板Ｂ２をもって他方の半長円形テーブルを形或し、上
記円形テーブルＣと同様に、両半長円形テーブルを結合
させれば、長円形テーブルＤを形戊することができる。

同様に、士円形テーブルＡ４個と、補助卓板Ｂ３個と、
補助卓板Ｂの内側面に士円形テーブルＡの各保合孔４と
７に相当する係合孔（図示せず）を、それぞれ切設して
なる補助卓板Ｅ，Ｆをもって、第７図に示すような、四
隅部を丸くした大型方形テーブルＧを形戒することがで
きる。

上記の↓円形テーブルＡは、各段付保合ピン６を取外し
て、そのまま単独に、コーナーテーブルとしても効果的
に使用することができる。

上述のように、本考案のテーブルは、構或の簡単な↓円
形テーブルＡと補助卓板Ｂをもって、なんらの部材や工
具を使用せずに即座に組立てることができ、また士円形
テーブルＡと補助卓板Ｂのいろいろな組合せにより、必
要に応じた形状と大きさの各種のテーブルを形戒するこ
とができ、組替えも容易で湛だ便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案テーブルに使用する＋円形テーブルの
斜視図、第２図は、同じく補助卓板の斜視図、第３図は
、本考案に係る円形テーブルの組立状況を示す拡大平面
図、第４図は、同じく完戊縮小平面図、第５図は、本考
案に係る長円形テーブルの組立状況を示す拡大平面図、
第６図は、同じく完或縮小平面図、第７図は、本考案に
係る大型テーブルの完戒縮小平面図である。 Ａ・・・・・・士円形テーブル、Ｂ・・・・・・補助卓
板、Ｃ・・・・・・円形テーブル、Ｄ・・・・・・長円
形テーブル、Ｅ，Ｆ・・・・・・補助卓板、Ｇ・・・・
・・大型テーブル、１，２・・・・・・脚体、１ａ，２
ａ・・・・・・水平片、３・・・・・・卓板、４・・・
・・・係合孔、４ａ，４ｂ・・・・・・縦長孔、４Ｃ・
・・・・・横長孔、５・・・・・・螺孔、６・・・・・
・段付係合ピン、７・・・・・・係合孔、７ａ，７ｂ・
・・・・・縦長孔、８・・・・・・側面、９・・・・・
・段付係合ピン、１０・・・・・・側面、１１・・・・
・・段付係合ピン。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. コ字状をなす１対の枠状脚体の遊端間士を、適宜直角に
   連結してなる脚の上端に士円形の卓板を止着し、一方の
   枠状脚体の外側面上部に、適数の保合孔を切設するとと
   もに、他方の枠状脚体の外側面上部における上記保合孔
   に対応する個所に、保合ピンを着脱自在に設け、かつ保
   合ピンの側方に、上記保合孔と係合方向を反対とする同
   形等寸の保合孔を切設してなる士円形状テーブルと、方
   形をなし、÷円形状テーブルの半径と等長をなす両側面
   に、それぞれ士円形状テーブルの両側面の上記保合孔に
   対応する保合ピンを設けた補助卓板とより構成され、適
   数の士円形状テーブル同士、もしくは適数の士円形テー
   ブルと適数の補助卓板を、それぞれに設けた相互係合装
   置により連結してなる連設テーブル。