JPS5984896A - グアニンのリン酸エステル誘導体 - Google Patents

グアニンのリン酸エステル誘導体

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JPS5984896A
JPS5984896A JP58182955A JP18295583A JPS5984896A JP S5984896 A JPS5984896 A JP S5984896A JP 58182955 A JP58182955 A JP 58182955A JP 18295583 A JP18295583 A JP 18295583A JP S5984896 A JPS5984896 A JP S5984896A
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guanine
hydrogen
propoxymethyl
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JP58182955A
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English (en)
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ジユリエン・ピ−・エイチ・フエアハイデン
ジヨン・シ−・マ−チン
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Syntex USA LLC
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Syntex USA LLC
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • C07D473/02Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6
    • C07D473/18Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6 one oxygen and one nitrogen atom, e.g. guanine

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 (発明の分野) 本発明はグアニンのリン酸エステル誘導体、更に詳しく
は新規9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメ
チル)グアニンの1−モノホスフェートエステル類、1
,3−ビスホスフェートエステル類および環状ホスフェ
ートエステル類、温血動物と冷血動物のウィルス感染の
治療に有用なこれらのエステル類を含有せしめた薬剤、
ならびにこれらのエステル類の製造法に関する。
(従来技術との関連) ウィルス感染は広範にまん延しており、広範な種類の徴
候を現わす。ある種のウィルス感染は、からだの防御機
構により容易に克服されるが、他の感染はより重篤な性
質を有してたとえば失明のような永久的障害に到らしめ
、また死に到らしめることもある。このような重篤な感
染を引き起こすこともあるウィルスの種類の一つにヘル
ペス(1−1erpcs)  ウィルスがある。
ウィルス感染を処置するための現在用いられている薬剤
は多くの場合効果がないか、もしくは効果があっても多
量および/または連続的投辱を必要とし、このために重
篤な副作用および/または毒性を現わす。それ故、現在
市販されている薬剤より低い投与量で効果があり、iJ
能な副作用および毒性の機会を最小限にすることができ
る有効な抗ウィルス剤を必要とする。
米国特許第4,199,574号に、次の一般式で表わ
される化合物およびその塩類が開示されている: 1えI 6J314 〔式中、Xは硫黄または酸素、klは水素、)・ロゲン
、ヒドロキシ、アルコキシ、アジド、チオ、アルキルチ
オ、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノ;
R2は水素、ノ10ケン、アルキルチオ、アシルアミ/
、アミノまたはアジド;R3は水素、直鎖もしくは分枝
状もしくは環状アルキル、ヒドロキシアルキル、ベンジ
ルオキシアルキルまたはフェニル;に4は水素、ヒドロ
キシまたはアルキル;R5は水素、ヒドロキシ、アミン
、アルキル、ヒドロキシアルキル、ベンジルオキシ、ベ
ンゾイルオキシ、ベンゾイルオキシメチル、スルファモ
イルオキシ、ホスフェート、カルボキシプロピアミルオ
キシ、炭素数1〜8の直鎖もしくは環状アシルオキシ(
たとえばアセトキシ)、またはNHCO−Zで示される
置換カルバモイル(Zは要すれはスルホニル、アミン、
カルバモイルもしくはハロゲンのような置換基1個ない
しそれ以上で置換されたこともあるアルキル、アリール
またはアラルキルである。);に6は水素またはアルキ
ルを表わす。但しXが酸素、k2、R3、R4および−
R6が水素であるとき、klはアミンでないか、もしく
はメチルアミンでない(R5が水素またはヒドロキシで
あるとき)。〕 上記式(A)で示される種類の化合物およびその薬理学
的に許容される酸付加塩類は抗ウィルス活性を現わすこ
とが記載されている。またテトラヘドロン・レターズ(
Tetrahedron  Letters )第21
巻327〜30頁(1980年)、米国特許第4,32
3,573号および欧州特許出願第49,072号参照
〔本発明の概要〕
本発明の9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシ
メチル)グアニンの1−モノホスフェートエステル類、
1.3−ビスホスフェートエステル類および環状ホスフ
ェートエステル類ならびにこれらの塩類は、著しい活性
を有する抗ウィルス剤である。
本発明は式: 0  0 1111   0 BO−Pく(Bはそれぞれ個別に水素または薬理学的に
許容される対イオン、Xは0.1または2)を表わす。
〕 で示される化合物を提供することができる。
上記以外の観点から本発明は化合物〔1〕を含有せしめ
た薬剤を提供することができる。
更に別の観点から本発明は、化合物CI)または該化合
物を活性成分として含有せしめた薬剤を用いて温血動物
もしくは冷血動物のウィルス感染を処置する方法を提供
することができる。
更に他の観点から本発明は、化合物(i)の製造法を提
供することができる。
〔詳細な説明および好ましい態様〕
本発明は広く次式で示される化合物を提供するものであ
る: 0 111   0 11/ BO−p\(Bはそれぞれ個別に水素または薬理学的に
許容される対イオン、Xは0.Iまたは2)を表わす。
〕。
本発明化合物〔1〕のうち、Wが水素、Waが   0 これらの化合物〔I〕のうち、にが0である化合物が好
ましい。特にBの少なくとも1個が薬理学的に許容され
る対イオン、特にナトリウムイオン、カリウムイオン、
アンモニウムイオンまたはモルホリニウムイオンである
化合物が好ましい。
本明細書中に用いている用語は、逆の意義を有するもの
として明記されていない限り、以下に記載の意義を有す
る。
薬理学的に許容される対イオンは無機および有機の双方
の対イオンを意味する。無機対イオンはアンモニウムイ
オンおよびナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウ
ムまたはマグネシウムのイオンなどを包含する。特にカ
リウムイオン、ナトリウムイオンおよびアンモニウムイ
オンが好ましい。非毒性の有機塩基から誘導される対イ
オンは、第一アミン、第二アミン、第三アミン、天然に
産出する置換アミンを含む種々の置換アミンおよび環状
アミン(たとえばイソプロピルアミン、トリエチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピル
アミン、エタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノ
ール、モルホリン、2−ジエチルアミノエタノール、ト
ロメタミン、ジシクロヘキシルアミン、エチレンジアミ
ン、グルコサミン、N−メチルグルカミン、ピペラジン
、ピペリジン、N−エチルピペリジンなど)のイオンを
包含する。好才しい非毒性有機対イオンは、N−メチル
グルカミン、ジエチルアミン、ピペラジン、モルホリン
およびジシクロヘキシルアミンから誘導されるものであ
る。他の有用なアミン類はJ 、Pharm、 Sci
 、第66巻1頁(1977年)中の引用文献に記載さ
れている。
    0 111 物(i)の酸素に結合している場合、この基はXが0で
あるときモノホスフェートエステル(基)、にか1であ
るときジホスフェートエステル(基)、Xが2であると
きトリホスフェートエステル(基)と呼称される。Wま
たはWaのいずれか一方のみかホスフェートエステル基
である場合、この化合物は(モノ、ジ、またはトリホス
フェートニスチェ ル)、WとWaの双方がホス奏−トエステル基である場
合、この化合物はビス(モノ、ジ、またはl・リポスフ
エートエステル)と呼称される。たとえばWが水素、W
aか」1記のようなホスフェ−1・基(Bが水素、Xが
O)である化合物〔1〕は9−(1,3−ジヒドロキシ
−2−プロポキシメチル)グアニンの1−(モノホスフ
ェートエステル)として命名される。WとWaが双方共
上記のようなホスフェート基(Bが水素、Xが1)であ
る場合、この化合物CI)は9−(1,3−ジヒドロキ
シル2−ブロポキシメチル)グアニンの1,3−ビス(
ジホスフェートエステル)として命名される。
1 基: BO−P\が化合物CI)の酸素に結合している
場合、環状ホスフェートエステルとして命名される。
〔有用性および投り、方法〕
本発明化合物〔■〕は、これを温血または冷血動物、特
に哺乳類、鳥類および魚類、就中ヒトに投与するとき、
有効な抗ウィルス活性を現わす。
たとえば本発明化合物(I)は、単純ヘルペスウィルス
■型とIi型、およびサイトメカロウイルス(cyLo
tnegalovirus ) 、x10スタイン−パ
ルウィルス(Epstci++−Barr  viru
s )と水痘・帯状庖疹レイルス(varicella
 Zoster  virus )のような関連ウィル
ス、ならびにI3型肝炎のような肝炎ウィルスに対して
ずぐれた活性を現わす。
抗ウイルス用として適当な本発明化合物〔1〕を含有す
る獣医用およびヒト用の双方の薬剤は、この技術分野で
よく知られた賦形剤を含有せしめて種々の方法で製剤す
ることができる。かかる方法および成分に関する一般的
に認められた概要は、マーチン(Ii 、 W 、 M
artin )著:レミントンスーファーマスーテイ力
ルーサイエンシス(Remi ngton’s1’li
armaceutical  5ciences ) 
 (Mark PubJ。
Co、15 th  Ed、 (I 975年)刊)に
記載されている。またこの技術分野で知られた方法によ
り化合物(I)のための薬剤組成物としてリポゾームM
 (l iposomes )を用いることができる〔
たとえばスツオカ(5zoka、 F、Jr )ら著:
Ann、Rev、Biophys、Bioeng、第9
巻:467〜508頁(1980年)、シュレリー(S
c11ullery 、 S、 E、)ら著: Bio
chemistry  第19巻3919〜3923頁
(1980年)およびタレボリアデス(Cregori
adis 、 G )ら著:リホソームス・イン・バイ
オロS;カル・システムス(Liposo+nes i
n Biological  Systems )  
(John Wiley and 5ons  (19
8Q年))参照〕。
本発明化合物は、これを非経口的(たとえば静脈内、皮
下、腹腔内もしくは筋肉内注射)、経口的、局所的、鼻
内または直腸投与法で投与することができる。
本発明化合物〔■〕を約0.1〜300mfl/kg(
r@乳類体重)、好ましくは1..0〜30 m’i/
 kgの投与剤で薬剤組成物に製剤し、経口的または非
経口的に投す、シ、ヒトに対して単位投与当り10を 〜500 ”Pの1葎で1111位投与剤形とし、こJ
tAI日当り1〜5回、に分けて投すすることができる
。経口投与のため、微粉薬もしくは顆粒薬は、希釈剤、
分散剤および/または界面活性剤を含有させてもよく、
また吸引薬、水薬またはシロップ剤中;乾燥状態のカプ
セルもしくは小袋中、または非水性溶液もしくは)照β
:)液(この中に懸濁剤を含有させることができる。)
;錠剤(この中に結合剤および滑沢剤を含有させること
かできる。)中;または水性もしくはシロップ性懸濁液
中に存在させることができる。好ましい場合または必要
な場合には香味剤、保存剤、懸濁剤、増慴剤もしくは乳
化剤を含有させることができる。錠剤および顆粒剤が好
ましく、これらをコーティング処理して製剤することが
できる。薬剤中の活性化合物(I)の量は、薬剤全重量
当り化合物約0.1〜99重量%ないしそれ以」−1賦
形剤約1〜99.9重量%の範囲て変えることができる
。好ましくは活性化合物を10〜95重指%の濃度で存
在せしめる。
非経口投与のため、または眼の感染のための点眼薬とし
て投辱のため、活性化合物を水溶液中に約0.1〜10
%、より好ましくは約0.1〜7%の濃度で存在せしめ
ることができる。溶液はこれに抗酸化剤、緩衝剤および
他の適当な添伺物を含有せしめてもよい。
また眼または他の外部組織たとえば口および皮ふの感染
のため、好ましくは軟こう、クリーム剤、エーロゾル剤
または粉剤(好ましくは軟こうまたはクリーム剤)とし
てこれらの薬剤を患者の感染部位に局所的に適用しても
よい。活性化合物を、たとえば水溶性軟こう基材と合し
た軟こう中、またはたとえば水中油型クリーム基材と合
したクリーム中、約0.01〜’10%、好ましくは0
.1〜7%、最も好ましくは約4.0%CW/V)の濃
度で存在させることができる。加つるに米国特許第4.
217.898号に開示されているように、薬剤放出持
続系の使用法によりウィルス感染を処置することができ
る。
エーロゾル投、lシのため、好ましくは活性成分を界面
活性剤および発射剤と共に微粉砕型として供給する。活
性成分の典型的割合は0.01〜20重量%、好ましく
は0.04〜1.0重量%である。
界面活性剤は、もちろん無毒性であって、好ましくは発
射剤に可溶性でなければならない。代表的界面活性剤は
、炭素数6〜22の脂肪酸のエステル類または部分エス
テル類、たとえばカプロン酸、オクタン酸、ラウリン酸
、パルミチン酸、ステアリン酸、リノール酸、リルン酸
、オレステアリン酸(n1esLcaric acid
 )およびオレインと、脂肪族多価アルコール、または
その環状無水物(たとえばエヂレングリコール、グリセ
ロール、エリスリトール、アラビトール、マンニトール
、ソルビトール、ソルビト−ルから誘導されるヘキシト
ール無水物(商標名: 5pans  の士に売られて
いるソルビタンエステル類))とのエステル類、ならび
にこれらのエステル類のポリオキシエチレンおよびポリ
オキシプロピレフ誘導体である。混合または天然グリセ
リド類のような混合エステル類を使用することができる
。好ましい界面活性剤はオレイン酸エステル類またはソ
ルビタン類、たとえば商標名:アーラセル(Ar1ac
el )  Cで市販されているもの(ソルビタンセス
キオレエート)、スパン(SPan)80(ソルビタン
モノオレエート)およびスパン85(ソルビタントリオ
レエート)である。薬剤組成物中、界面活性剤を0゜1
〜20重量%、好ましくは0.25〜5%含有せしめる
ことができる。
この薬剤組成物のバランスは通常、発射剤である。液化
発射剤は典型的に、雰囲気条件下でガス体であって、加
圧下に圧縮されている。適当な液化発射剤のうちにブタ
ンおよびプロパンのような炭素数5を越えない低級アル
カン類を包含し、商標名:フレオン(Freon )と
して市販されているフルオロ化またはフルオロクロロ化
アルカン類が好ましい。また上記のような種々のアルカ
ン類の混合物を使用することができる。
エーロゾル剤の製造において、適当なバルブを備えた容
器に、微細活性成分と界面活性剤を含有する適当な発射
剤を充填する。このように各成分は、バルブの機能によ
り放出されるまで加圧条件下に保持される。
本発明化合物または該化合物を含有せしめた薬剤組成物
は、ヒトを除く他のの乳類、鳥類(たとえば鶏、七面鳥
)および冷血動物(たとえは魚)の処置に有効である。
本発明化合物または該化合物を含有せしめた薬剤組成物
は、たとえはヒトを除く下記のような動物ウィルスに対
して抗ウィルス活性を現わす: サイアルイド類(5ciruid)のヘルペスウィルス
]型、キャブリド類(Cavlid ) (7)ヘルペ
スウィルス1型、つ→ノーギ(Lagomorph )
  のヘルペスウィルス1型、キジ科(PI+asia
nid )のヘルペスウィルス1型、キジ科(1’ba
sianid )のヘルペスウィルス2型(マレク(M
arek)病)、七面鳥のヘルペスウ「ルスI型、ガン
カモ科(Ana L id )のヘルペスウィルス1型
、ナマヅ類のヘルペスウィルスI 型、馬科(Equi
d )のヘルペスウィルス3 q、中材(Bovid 
)のヘルペスウィルス1型、中材(’ l1ovid 
)のヘルペスウィルス2型、中材(Rovid)のヘル
ペスウィルス3型、中材(Bovid)のヘルペスウィ
ルス4型、ブタのヘルペスウィルスl型、ブタのヘルペ
スウィルス2型、ネズミ類(Muricl )のヘルペ
スウィルス1型、オマキサル類(Cebid )のヘル
ペスウィルスl型、オマキザル類(Cebid )のヘ
ルペスウィルス2型、ツパイ科(Tupa i id 
)のヘルペスウィルス1型、イヌ科ノヘルペスウイルス
1型、ネコ科のヘルペスウィルス、スI m、馬科(E
q”d)  のヘルペスウィルスl型、馬科(Equi
d ) のヘルペスウィルス2型。
マレク(Marek)  病などのような鳥類のウィル
ス病は、獣医術でよく知られた方法、たとえば化合物〔
1〕を含む組成物を鳥類に注射するか、または化合物〔
工〕を飼料もしくは飲用水に加えることにより、本発明
化合物で予防および/または治療をすることができる。
また本発明化合物を、たとえはプール、水槽または保持
タンクの水に直接添加するか、もしくは飼料中に配合す
ることにより、プール、水槽または保持タンクのような
限定された水域の魚類のヘルペス様ウィルス、たとえは
ブチナマズ(channel cat[isb )ウィ
ルス(CCv)、ヘルペスウィルス・→ノーロモンズ(
5alo+nones ) 、ネル力(Nerka)ウ
ィルスなどのようなウィルス感染を処置することができ
る。
本発明化合物およびこれを含有せしめた薬剤組成物を投
与するだめの正確な方法は、必然的に処置すべき飼々の
生物体の要求度、処置の類型、およびもちろん実施者の
判断に依存する。
製造法ニー 反応順序(+1)により化合物(Xlを製造し、化合物
〔X〕から本発明化合物〔1〕を製造することかできる
。下記反応順序(II)に用いる中間体である化合物(
V)は下記順序(I)により製せられる。
反応順序(T): 反応順序(’+1): 〔■■〕〔■〕 (Vlll) [x]″″12″M1 反応順序(I)において、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、ジメ
チルスルホキシド、スルホラン、テトラヒドロフランお
よびジオキサンのような溶、  媒中、要すれば置換さ
れたこともあるベンジルアルコールのアルカリ金属塩(
好ましくはナトリウム塩)の溶液(約O〜100℃、好
ましくは約15〜40℃)に、エピクロルヒドリン〔1
1〕を消却する。この混合物を約0〜100℃、好まし
くは約20〜50℃で約10〜24時間、好ましくは約
12〜18時間攪拌することにより、化合物〔■〕を得
ることができる。
ジクロロエタン、クロロホルム、ジクロロメタンおよび
1,1.2−1リクロロエタンのようなハロゲン化炭化
水素溶媒中、化合物(H)とパラホルムアルデヒドの溶
液(約θ〜25℃、好ましくは約O℃に冷やす。)に、
乾燥塩化水素ガスを通して発泡させる。パラホルムアル
デヒドが溶解するまで塩化水素ガスを0.5〜3時間、
好ましくは1〜2時間に渡って加える。この溶液を約0
〜10℃で約12〜・48時間、好ましくは約0〜5℃
で約16〜24時間保持することにより、化合物〔I1
1〕をクロロホルムして化合物(IV)を得る。
酢酸ナトリウムのような酢酸アルカリ金属と化合物〔I
v〕を、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、
ジメチルスルホキシド、スルホランおよびジオキ→ノー
ンのような溶媒に、約0〜45℃、好ましくは約0〜2
5℃で溶解する。この溶液を約10〜30℃(好ましく
は約15〜25合物〔Iv〕を反応させて、化合物(V
lを得る。
反応順序(11)において、グアニン(Vl)と無水酢
酸をそのまま約10−24時間、好ましくは約12〜1
8時間加熱還流して化合物〔■1〕を得る。
このN2,9−ジアセチルグアニン〔■〕と化合物[V
 ’)をそのまま、またはジオキサン、スルホランなど
のような溶媒中、触媒量の酸(たとえばリン酸ビス(p
−ニトロフェニル)、トルエンスルホン酸、メチルホス
ホン酸またはジクロロ酢酸、好マシくはリン酸ビス(p
−二トロフェニル)すど)の存在下、約75〜200℃
、好ましくは約110〜180℃で反応させることによ
り、化合物〔■〕を得る。この反応は一般に、化合物〔
■〕1モルに対して化合物(V)O,S〜1.2モルを
用いて進行させる。
得られた化合物〔■〕を接触的還元により該化合物〔■
〕からベンジル保護基を除いて化合物〔iX)を得る。
この反応において化合物〔■〕を水性メタノールのよう
な溶媒に溶解してこの溶液に、スラリー中パラジウム/
炭素のような触媒を加え、溶液に水素を、量5〜200
psi、  好ましくは30〜8Qpsi  の圧力で
加える。
次いで化合物(IX )を、メタノールのようなアルコ
ール中アンモニアのような塩基の溶液で脱アセチル化す
ることにより化合物〔X〕を得る。
この反応において、化合物(IX)  と塩基の溶液を
、約10〜30’C1好ましくは約15〜25℃で約5
〜36時間、好ましくは約10〜24時間攪拌する。
Wが水素、Waが−p (0) (o、x−1) 2で
ある本発明化合物〔■〕は下記反応順序(III’)に
より製造することができる。
反応順序(III) 0 u−i2因3 〔式中、Bzまたはl(はベンゾイルまたはトリフェニ
ルメチルであることができる。〕 上記反応順序C11[)において、化合物[XlとL−
ブチルジ・メチルシリルクロリドのようなシリル保護化
合物を、ジメチルポルムアミド、N−、If−ルビロリ
ドン、ピリジンなどのような溶媒中、−5℃ないし室温
(好ましくは0℃)で0.5〜4時間(好ましくは2時
間)反応させる。生成したシロップ状残留物を水に加え
て化合物〔X■〕を沈澱させる。得られた化合物[XI
I をピリジン、ルチジン、トリエチルアミン含有ジク
ロロメタンなどのような溶媒に溶解し、この化合物(X
IIとベンゾイルクロリドをm−5〜10 ℃(好まし
くは0℃)で反応させる。反応混合物を室温に暖まるの
を許容する。18〜36時間(好ましくは24時間)後
、溶媒を蒸発させ、粗生成物[XII]  をクロマト
グラフィーのような常套手段により部分精製する。得ら
れた化合物[X]U]と80%酢酸のような酸を、50
〜100℃(好ましくは80℃)で1〜6時間(好まし
くは3〜4時間)処理してシリル保護基を脱離させた化
合物〔Xl[[]を得る。
上記化合物[XIII] をピロホスホリルクロリドの
ようなホスホリル化剤で処理することにより該化合物〔
■〕から化合物(XIVIを得ることができる。すなわ
ち、酢酸エチル、アセトニトリル、クレゾールなど(好
ましくは酢酸エチル)のような溶媒中、化合物[)GI
II を−15〜10℃(好ましくは0℃)に冷やし、
ピロホスホリルクロリドのようなホスホリル化剤を加え
る。1〜4時間(好ましくは1,5〜3時間)後、混合
物に氷を加えて反応を停止させ、反応混合物に炭酸水素
す) IJウムのような塩基を加えて中和し、化合物[
XIVIを回収する。この生成物[XIVIを水酸化ア
ンモニウム−水酸化ナトリウムなどのような塩基で加水
分解することによりWが水素、Waが−P (0) (
OII)2である本発明化合物CI)を得ることができ
る。
この技術分野でよく知られたクロマトグラフィーのよう
な手段により生成物をその塩として回収する。
また以下に示す別法により本発明化合物(Ilを得るこ
とができる。化合物〔X〕とトリフェニルメチルクロリ
ド(トリチルクロリド)、4−メトキシフェニル(ジフ
ェニル)メチルクロリドなどのようなトリフェニルメチ
ル保護処理剤を反応させる。すなわちジメチルホルムア
ミド、ピリジンなどのような溶媒中、化合物〔X〕、保
護処理剤および触媒量のアミン(たとえば4−ジメチル
アミノピリジンまたはトリエチルアミンのようなアミン
)の溶液を一25〜60℃(好ましくは30〜50℃)
で0.5〜4時間(好ましくは1〜3時間反応させるこ
とにより−kがトリフェニルメチルである化合物[)U
[] を得ることができる。シリカゲルカラム−1−1
溶離することにより生成物〔XJI[]を回収する。
Rがトリフェニルメチルである上記生成物〔X[lとリ
ン酸シアノエチルのようなホスホリル化剤を反応させる
ことにより、技がトリフェニルメチルである化合物[X
IVIを製造することができる。すなわち両試剤を、ピ
リジン、ルチジンなどのような溶媒中、ジシクロへキシ
ルカルボジイミドのような縮合剤の存在下、15〜30
℃(好ましくは20〜30℃)で1〜5日間(好ましく
は1.5〜3日間)反応させ、次いてこれを蒸発させて
残渣ト水酸化アンモニウムを、約40〜90℃(好マし
くは50〜80℃)で1〜12時間(好ましくは1.5
〜8時間)処理し、クロマトグラフィーで回収してkが
トリフェニルメチルである化合物[XIV)を得る。こ
の化合物[XIV)を、酢酸のような酸、次いで水酸化
アンモニウムのような塩基で処理して保護基を脱離せし
めることにより、上記化合物[XIVIを本発明化合物
(Ilのモノアンモニウム塩に変換することができる。
またKがトリフェニルメチルである化合物閃旧と、ビス
(p−二トローフェニルエチル)ホスホロクロリド〔テ
トラヘドロン・レターズ(Tetra。
LetL、)第23巻4793頁(1982年)に記載
の方法により製せられる。〕のようなホスホキシル化剤
を、ピリジン、ルチジンなどのような溶媒中、はぼ室温
で約0.5〜3日間(好ましくは18〜36時間)反応
させる。この反応生成物と1゜5−ジアザビシクロ[5
,4,0]ウンデセン−5−を−ピリジンのような溶媒
中、はぼ室温で約0,5〜3日(好ましくは18〜36
時間)反応させる。クロマトグラフィーにより、kがト
リフェニルメチルである化合物[XIVIを回収し、こ
れを酢酸のような酸、次いで水酸化アンモニウムのよう
な塩基で処理して保護基を脱離させることによっても、
上記化合物(XIVIを本発明化合物CI]のモノアン
モニウム塩に変換す、ることかできる。
WとWaがそれぞれ−13(U)(0−へ4−.2であ
る化合物(Ilは下記反応順序(IV)により製造する
ことができる。
反応順序(IV) : I 反応順序(IV)において、化合物[X]とピロホスホ
リルクロリドのようなホスホリル化剤を反応させること
によりWとWaが−P(0)(ONa )lある本発明
化合物〔■〕を得ることができる。すなわち、酢酸エチ
ル、アセトニトリル、ジオキサンなど(好ましくは酢酸
エチル)のような溶媒中、化合物〔X〕を一5〜10℃
(好ましくは0℃)に冷やす。ホスホリル化剤を2〜5
分間(好ましくは3分間)に渡って滴加する。1〜4時
間(好ましくは2時間)後、氷を加えて反応を停止させ
、炭酸水素ナトリウムのような塩基で中和する。生成し
た化合物〔I〕をクロマトグラフィー、再結晶のような
常套の手段で回収する。
WとWaがその双方を合して環状ホスフェートエステル
基である本発明化合物〔■〕は、Wが水素、 WaがP
 (0) (ONa  )2である化合物CI)を閉環
することにより製造することができる。すなわちこの化
合物を含む溶液を、ダウエックス(Dowex) 50
−X 8 (ダウ・ケミカル・カンパニー(Dow C
hemical Co、 )から入手できる。)のよう
なイオン交換樹脂に通すことにより該化合物をその遊離
酸に変換する。この遊離酸と、4−モルホリノ−N、N
−ジシクロへキシルカルボキサミジン(ザ・ジャーナル
ーオブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ(J、
Am、 Chem、Soc、 ) 83:649(19
61年)に記載の方法に従って製せられる。)のような
親脂肪性アミン類を、ピリジン/水のような溶媒混合物
中で処理することにより、該遊離酸を非極性塩に変換す
る。得られた中間体をピリジン、ルチジンなどのような
溶媒に混合してこれを、ピリジン−ルチジンなどのよう
な溶媒中ジシクロヘキシルカルボジイミド(就中、アル
ドリンチ・クーミカル譬カンパニー(A Idr ic
llChemical(o、)から入手できる。)のよ
うな縮合剤の還流溶液に滴加する。消却終了時、混合物
を1.5〜4時間(好ましくは2〜3時間)還流する。
プレパラティブ高圧液体りロマトグラフィー上、たとえ
ばリン酸カリウム緩衝液または炭酸トリアルキルアンモ
ニウノ・溶液で溶離した後、環状ホスフェートエステル
生成物をカリウム塩またはトリアルキルアンモニウム塩
として得ることができる。
WとWaがその双方を合して環状ホスフェートエステル
基である本発明化合物〔工〕は、下記方法によっても得
ることができる。すなわち化合物■と無水アセトニトリ
ルのような溶媒の懸濁液を攪拌してこれに、無水アセト
ニトリルのような溶媒中ピロホスホキシルクロリドのよ
うなホスホ牛シル化剤の溶液を、はぼ室温で約30〜9
0分間(好ましくは約60分間)に渡って添加する。添
加終了後、混合物を攪拌し、氷で冷やし、次いで室温で
約10〜60分間(好ましくは20〜45分間)攪拌す
る。濃水酸化アンモニウムのような濃塩基を加え、溶液
を減圧下に濃縮する。残渣を水約50rnlに溶解し、
活性炭カラムに吸収させ、水洗して水酸化アンモニウム
含有の水/エタノール混合物で溶離する。溶出液を蒸発
乾固し、残留物を水/エタノールから再結晶し、9−(
1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)グアニ
ンの環状ホスフェートエステルをそのモノアンモニウム
塩として得ることができる。この化合物は230〜23
3℃(分解)の融点を有する。
Xが1である本発明化合物CI]を製造するため、次の
処理を行なう。すなわち化合物[X]または化合物[X
]jll とリン酸モルホリノ−ジ−ベンシトリアゾ−
/L/ (Nucl 、 Ac、Res、第10巻23
37頁(1982年)に記載されている。)を反応させ
て、化合物〔I〕のモルホリノホスフェートエステル誘
導体を得る。これを上記文献2347頁に記載の方法で
処理してそのベンゾトリアゾール基を除去する。得られ
た化合物と0.5 M !Jン酸トリブチルアンモニウ
ムを、ザ・ジャーナル・オブ・オーガニツク・ケミスト
リー(J、 Org。
Chem)第46巻2246頁(1981年)に記載の
ようにジメチルホルムアミド中、50℃で16時間反応
させて、Xが1である化合物〔工〕、たとえば9−(1
,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)グアニン
の1−モノ(ジホスフェートエステル)を得ることがで
きる。本発明のトリホスフェートエステル体CI] (
Xが2である化合物〔I〕)、たとえば9−(1,3−
ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)グアニンの1,
3−ビス(トリホスフェートエステル)体は、上記モル
ホリノホスフェートエステル化合物と0.5Mピロリン
酸トリブチルアンモニウムを、ジメチルホルムアミド中
、40℃で6時間反応させることにより得ることができ
る。またトリホスフェートエステル化合物CI)は、ザ
・ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサ
エティ(J 、 Am、Cbem。
Soc、)第87巻1785頁(1965年)およびN
uc、 Ac、 Res、第9巻2003頁(1981
年)に記載の方法により、モノホスフェートエステル体
[IFから製造してもよい。
Bが水素である本発明化合物〔I〕(すなわち遊離酸〔
工〕)は、Bがアルカリ金属イオン(たとえばナトリウ
ムまたはカリウムイオン〕のような対イオンである化合
物(IFの溶液を、前記のようにイオン交換樹脂に通す
ことにより、得ることができる。
Bが対イオン、特にアルカリ金属イオンまたはアンモニ
ウムイオンである本発明化合物[IFは、前記反応順序
CIII )および(IV)に記載のようにそのまま直
接製造するか、もしくはカルシウムイオンを所望の対イ
オンでイオン交換することにより製造することができる
。カルシウム塩生成物は、塩化カルシウムのアルコール
性(たとえはエタノール性)溶液と、Bがナトリウムイ
オンまたはカリウムイオンのような対イオンである化合
物CI]のアルコール(たとえばエタノール)溶液を混
合することにより得ることができる。生成したカルシウ
ム塩を沈澱させて回収する。カルシウム以外の対イオン
を含有する適当なカチオン交換樹脂(たとえはダウ・ケ
ミカル・カンパニー(1)ow Chemical C
o、 )から入手し得るダウエックス(Dowex )
 50樹脂)に、カルシウム塩生成物を通してイオン交
換することにより、該カルシウム塩生成物をカルシラみ
以外の塩に変換することができる。
またBが薬理学的に許容される対イオンである本発明化
合物[IFは、前記と同様に遊離酸を生成せしめ、次い
でこの遊離酸生成物を適当な対イオン源と反応させるこ
とによっても得ることができる。
本発明をより明確に理解し、実施することを再能ならし
めるため、以下に参考例および実施例をを あげて好ましい中間体および目的化合物の製造1木発明
を説明するための代表例と考えられるべきものである。
参考例1 1.3−ジーO−ベンジルグリセロールの製造ニー水素
化ナトリウム(鉱油中50%分散液)10(1(2,0
8モル)をヘキサン1000−で2回洗い、窒素雰囲気
下で乾燥する。乾燥ジメチルホルムアミド150.0r
nlを加え、次いて温度が50℃以下に保持されるよう
な速反でベンジルアルコール4004を添加する。この
添加に2時間を要する。次に温度を40℃に保持するた
めに水冷しながらエピクロルヒドリン92.51F(1
モル)を0.5時間に渡って消却する。この溶液を21
℃で16時間、次いて50℃で2.5時間攪拌する。減
圧下、ジメチルホルムアミドを蒸発させる。油状残留物
をジエチルエーテル2500m1に溶解し、有機溶液を
水2000m1.2%塩酸2000rnl、1%炭酸水
素ナトリウム2000rnlおよび食塩水1000mA
!で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥して濃縮し、褐色油状
物を得る。これを蒸留して1,3−ジーO−ベンジルグ
リセロール(沸点170〜b参考例2 °1,3−ジー0−ベンジルー2−〇−クロロメチルグ
リセロールの製造ニー 1.3−ジー0−ベンジルグリセロール(参考例工の生
成物)15!9’(55ミリモル)とパラホルムアルデ
ヒド3.3y(110ミリモル)の1,2−ジクロロエ
タン175−溶液(0℃)に、乾燥塩化水素ガスを1.
5時間通して発泡させる。この溶液を施栓したフラスコ
中、4℃で21時間保持する。溶液を21℃に加温して
硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過し、濃縮して1,3−
ジー0−ベンジル−2−〇−クロロメチルグリセロール
17.5Pを得た。
参考例3 2−0−アセトキシメチル−1,3−ジー0−ベンジル
グリセロールの製造ニー 乾燥管中、1,3−ジー0−ベンジル−2−〇−クロロ
メチルグリセロール(参考例2の生成物)17.5Li
!(55ミリモル)のジメチルホルムアミド400m1
溶液(0℃)に、酢酸ナトリウム6グを加える。この溶
液を21℃に加温し、15時間磁気攪拌する。減圧下に
溶媒を蒸発させ、油状残留物モジエチルエーテル1ポン
ドに溶解する。ジエチルエーテル溶液を水750.nl
で1回、水250rnlで2回、食塩水250rnlで
1回洗い、硫酸ナトリウムで乾燥して濃縮し、油状物と
して2−〇−アセトキシメチルー1.3−ジー0−ベン
ジルグリセロール19L!j−を得た。
参考例4 N2,9−ジアセチルグアニンの製造ニーグアニン20
!7(0,132モル)と無水酢酸300−を合してこ
の混合物を16時間加熱還流する。混合物を冷やし一減
圧下に蒸発させて過剰量の無水酢酸を除く。残渣をジメ
チルスルホキシドから再結晶してN,9−ジアセチルグ
アニン25。
62を得た。
参考例5 A,N2−アセチル−9−(1,3−ジベンジルオキシ
−2−プロポキシメチル)グアニンの製造ニーN2,9
−ジアセチルグアニン(参考例4の生成物)15.61
166ミリモル)−2−o−アセトキシメチル−1,3
−ジー0−ベンジルグリセロール(参考例3の生成物)
19P(55ミリモル)およびリン酸ビス(P−二トロ
フエニル)0.5!Fをージエチルエーテル150ml
と共に攪拌スル。
溶媒を蒸発さぜ一残渣を窒素気流の下に175℃の油浴
」−で1.5時間加熱する。カラムクロマトグラフィー
によりメタノール/塩化メチレン(1:9)で溶離し、
酢酸エチルから再結晶してN2−アセチル−9−(1,
3−ジベンジルオキシ−2−プロボキシメチル)グアニ
ン4767を得た。融点145〜146℃。
2−プロポキシメチル)グアニンの製造ニー裟アセチル
−9−(1,3−ジベンジルオキシ−2−プロポキシメ
チル)グアニン4.’62 FIC9゜ロアミリモル)
およびメタノール150mA!と水40m1の溶液に、
20%水酸化パラジウム/炭素を水10m1中名ラリ−
として添加する。混合物をパル水素化装置」−水素6Q
psiで38時間水素化し、セライトに通して濾過し、
濃縮して生成した白色固体をメタノール/酢4酸エチル
から再結晶し、N2−アセチル−9−(1,3−ジヒド
ロキシ−2−プロポキシメチル)グアニン1.42を得
た。融点205〜208℃。
メタノール150−と水5〇−中、10%パラジウム/
炭素15!を用いて母液を更に(3Qpsiで47時間
水素化し、−一アセチル−9−(1,3−ジヒドロキシ
−2−プロポキシメチル)グアニン全収量2.11gを
得た。
C,9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチ
ル)グアニンの製造ニー N2−アセチル−9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プ
ロポキシメチル)グアニン0.7219PC2゜4ミリ
モル)を、メタノール性アンモニア溶液(0℃でメタノ
ールをアンモニアで飽和した溶液)と共に21℃で17
時間攪拌する。この溶液を濃縮して得られた白色固体残
渣をメタノールから再結晶して9−(1,3−ジヒドロ
キシ−2−プロポキシメチル)グアニン0.5823!
i’を得た。融点250℃(分解)。
参考例6 A、9− (1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメ
チル)グアニン3.0g、イミダゾール2.0!、【−
ブチルジメチルシリルクロリド2,13Li!およびジ
メチルホルムアミド40 mlを合して0℃で2時間攪
拌し一減圧下に蒸発させる。シロップ状残留物を水に合
して粗生成物を沈澱させる。固体生成物を戸数し、水、
次いでトルエンで洗い、減圧下に乾燥させる。
B、乾燥したモノーL−ブチルジメチルシリル誘導体(
上記A項の生成物)のピリジン100.nl溶液(0℃
)に、塩化ベンゾイル5−を加える。混合物が室温(2
1℃)になるのを許容し、24時間放置後、減圧下に蒸
発させる。残留物をシリカゲル3001カラム上、ジク
ロロメタン200〇−およびジクロロメタン中5%メタ
ノール2000m1から成る傾斜溶離剤によるクロマト
グラフィーに付す。粗分離により、主として9−(1−
ベンゾイルオキシ−3−t−ブチルジメチルシリルオキ
シ−2−プロポキシメチル)−N2−ベンゾイルグアニ
ンから成るコハク色の泡状物質3.57を得た。
C0この粗生成物(上記B項の生成物)と80%酢酸5
0−を、80℃で3.5時間直接処理する。
溶媒蒸発後、生成した残渣をシリカゲル50(1カラム
上、ジクロロメタ298%メタノール溶媒によるクロマ
トグラフィーに付す。適当な分画を蒸発させ、泡状物質
として9−(1−ベンゾイルオキシ−3−ヒドロキシ−
2−プロポキシメチル) −N2−ベンゾイルグアニン
純品0.611Pを得た。
参考例7 9−(1,3−ジヒドロキン−2−プロポキシメチル)
グアニン818グ、モノメトキシトリチルクロリド21
.7g、トリエチルアミン13.、3 rnlおよび4
−ジメチルアミノピリジンo、osfIのジメチルホル
ムアミ′ド100rnl溶液を、無水条件下に40℃で
2時間攪拌し、メタノールで冷やし、減圧下に蒸発させ
る。粗生成物を酢酸エチル500dに溶解し、溶液を炭
酸水素す) IJウム水溶液500rnlと300 a
tlおよび水300rnlで洗い、硫酸マグネシウムで
乾燥し、減圧下に蒸発させる。得られた粗生成物をエタ
ノール800m1中で加熱し、冷却、濾過する。r液を
減圧下に蒸発させ、シリカゲル5007カラム上、クロ
マトグラフィーに付し、メタノール/ジクロロメタン(
1:14(v/v ) )で溶離する。生成物をエタノ
ールから結晶化し、N2−モノメトキシトリチル−9−
(1−モノメトキシトリチルオキシ−3−ヒドロキシー
2−プロポキシメチル)グアニン11.2gを得た。融
点159〜160℃。
実施例1 9−(l−ベンゾイルオキシ−3−ヒドロキシ−2−プ
ロポキシメチル)−N2−ベンゾイルグアニン0.46
3g−(参考例6の生成物)と酢酸エチル100−の懸
濁液を0℃に冷やして攪拌し、この懸濁液に、ピロホス
ホリルクロリド0.75m1を加える。2時間後−反応
混合物に氷を加えて急冷し、固体炭酸水素ナトリウムを
加えてpH5にすることにより溶液からホスホリル化生
成物を油状にする。上澄液を傾斜し一残留物を水に溶解
して一10%ブタノール/ジクロロメタン(V/V)で
抽出する。水層を減圧下に蒸発させ、はとんど純品とし
て完全に保護されたホスホリル化生成物を得る。この生
成物と濃水酸化アンモニウム1〇−110%ブタノール
/ジクロロメタン(V/V )で抽出する。水層をセフ
ァデックス(Sephadex)G−10樹脂1i5L
 (1”N30″) に適用L、水で溶離する。生成物
純品含有分画を合し、蒸発させて濃縮し、凍結乾燥し、
無定形固体として9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プ
ロポキシメチル)グアニンの1−〔モノホスフェートエ
ステル)・ナトリウムアンモニウムm(融点215〜2
20℃)0.2762を得た。
実施例2 9〜(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)
グアニン0.5009と酢酸エチル20rnl(7)懸
濁液を0℃で攪拌してこれに、ピロホスホリルクロリド
1.5mlを3分間に渡って滴加する。2時間後、清澄
な混合物に氷1oLi−を加えて急冷し、固体炭酸水素
ナトリウムで中和する。水層を単離し、セファデックス
G−10樹脂カラム上、溶離剤として水を用いて精製す
る。適当な分画を蒸発させ、生成したシロップ様残留物
をジメチルポルムアミドから結晶化する。結晶生成物を
メタノールで洗い、減圧下に乾燥し、テトラナトリウム
塩として9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシ
メチル)グアニンの1,3−ビス(モノホスフェートエ
ステル)純品0.725Pを得た。
実施例3 溶離剤として水を用い、9−(1,3−ジヒドロキシ−
2−プロポキシメチル)グアニジンの1−モノ(モノホ
スフェートエステル)・ジナトリウム塩0.1809−
を、ダウエックス5O−X8カチオン交換樹脂(10m
l)カラムに通して該ナトリウム塩を遊離酸に変換する
。水を蒸発させ一無色ガラス様残留物として遊離酸0.
170Pを得る。
これをピリジン10rn1と水5m7!(4−モルホリ
ノ−N、N’−ジシクロへキシルカルボキサミジン0.
138f含有)の混合物に溶解し、減圧下に蒸発させる
。残渣をピリジン104と共に(10mlX3回)蒸発
させる。生成した泡状物質のピリジン60m/溶液ヲ、
ジシクロへキシルカルボジイミド0.194gのピリジ
ン50  ml還流溶液中に、45分間に渡って滴加す
る。消却終了後−混合物を更に2.75時間還流した後
、減圧下に蒸発させ、白色固体を得る。この固体の水3
〇−溶液を等容量のエーテルで3回抽出し、減圧下、約
1mlに濃縮する。濃縮した溶液を、プレパラテイブ高
圧液体グロマトグラフイーにより、パーティシル(Pa
rLisilSAX−IQ樹脂カラム(1cmX25c
m)上、複数式注入法で精製する。カラムを0.02〜
0.08Mリン酸二水素カリウム(pH6,8)からな
る傾斜緩衝液で20分間に渡って溶離する。環状ホスフ
ェートエステル化合物CI)純品を含有する溶出液を合
して蒸発さl!−警戒した固体0.535!7を、水溶
離削でセファデックスG−10樹脂カラム(5G、X 
60 cm )に通して脱塩する。脱塩した生成物純品
を集め、水から凍結乾燥し−9−(1,3−ジヒドロキ
シ−2−プロポキシメチル)グアニンの環状ホスフェー
トエステル体0.082gをモノカリウム塩として得た
。融点250℃以下(分解)。
実施例4 A、N2−モノメトキシトリチル−9−(1−モノメト
キシトリチルオキシ−3−ヒドロキシ−2−プロポキシ
メチル)グアニン1.70Pとジシクロヘキシルカルボ
ジイミド2.68、およびピリジン50m7!中0.1
3Mリン酸シアノエチルの混合物を、21℃で2.5日
間攪拌後、水10−を加えて急冷する。溶液を減圧下に
蒸発させ、残渣と濃水酸化アンモニウム80m1を60
℃で2時間処理L−減圧下に再蒸発させる。残留物を8
0%(v / v)酢酸に溶解し、80℃で2時間加熱
し、21℃で16時間放置後、減圧下に蒸発させる。残
渣を水BOmlに入れ、この溶液をジグロロメタンで(
50×3回)抽出する。水層を濾過して約10m/に濃
縮し、濃水酸化アンモニウムで塩基性にし、セファデッ
クスG−10カラム(5,5cmX4.Ocm)に適用
する。水で溶離し、生成物純品を含む分画を蒸発させ、
ジアンモニウム塩として無定形9−(1−モノホスフェ
ート−3−ヒドロキシ−2−プロポキシメチル)グアニ
ン0.5205’を得た。
B、g −(ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)グ
アニンの1−(モノホスフェートエステル)(ジアンモ
ニウム塩として)0.520fi’を、ダウエックス5
O−XBカチオン交換樹脂45m1.カラム上、水(溶
離剤として)により溶離して該アンモニウム塩を遊離酸
に変換する。残留物から水を蒸発させ、ピリジン25 
mlと水1(7(4−モルホ!J/−N、N−ジシクロ
へキシルカルボキサミジン0.35(l含有)の混合物
に溶解し、次いて減圧下に蒸発させる。残留物をピリジ
ン10rnlと共に(10rnl X 311’il 
)蒸発させる。得られた泡状物質のピリジン150 m
l溶液を、ジシクロへキシルカルボジイミド0.500
5’のピリジン120 ml還流溶液に、111η間に
渡って消却する。消却終了後、混合物を更に2.5時間
還流し、減圧下に蒸発させて白色固体を得る。白色固体
の水10〇−溶液を10%ブタノール/ジクロロメタン
(v/v )30−で3回、次いでジエチルエーテル3
0m1で1回抽出する。水溶液を減圧下、5−に濃縮し
、DEAEセファデックスA−25ゲル(カーボネート
型)カラム(2,5cmX 40σ)に適用する。
このカラムを、水1o/X0rnlと0.6M炭酸水素
トリエチルアンモニウム(、P)17.6 ) 100
0−から成る線型傾斜溶離剤で溶離する。純生成物を含
む溶出液を凍結乾燥して無定形固体0.282Pを得る
。この固体を水2rdに溶解し、ダウエックス5O−B
Xカチオン交換樹脂(5−)カラムに適用し、溶出液の
紫外線吸収が消失するまで水洗(20〇−相当)する。
洗液を濃水酸化アンモニウムで塩基性にし、減圧下に蒸
発させる。残渣を水/エタノールから結晶化し、9−(
1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)グアニ
ンの1.3−fl状リン酸エステル(モノアンモニウム
塩として)0.203グを得た。
実施例5 前記実施例1.2または3に従って製せられた化合物[
1)をそれぞれエタノールに溶解し、これにエタノール
中塩化カルシウム当モル幇を室温で添加し、攪拌する。
カルシウム塩が生成、沈澱する。樹脂上に所望の対イオ
ンを有するダウエックス50樹脂に、上記カルシウム塩
(溶液として)を通すことにより、該カルシウム塩を対
応する所望の塩に変換した。
同様に上記方法を用いて下記化合物を得た。
9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)
グアニジンの1−(モノホスフェートエステル)・ジア
ンモニウム塩; 9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)
グアニンの1−(%−ノホスフエートエステル)・ジ(
トリメチルアンモニウム)塩;9−(1,3−ジヒドロ
士シー2−プロポキシメチル)グアニンの1−(モノホ
スフェートエステル)・ジ(ジエチルアンモニウム)塩
;9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル
)グアニンの1−(モノホスフェートエステル)−ジ(
シクロヘキシルアンモニウム)塩;9−(1,3−ジヒ
ドロキシ−2−プロポキシメチル)グアニンの1−(モ
ノホスフェートエステル)・ジアンモニウム塩; 9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)
グアニンの1−(ジホスフェートエステル)・トリアン
モニウム塩; 9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)
グアニンの1−()リホスフエートエステル)・テトラ
(トリメチルアンモニウム)塩;9−(1,3−ジヒド
ロキシ−2−プロポキシメチル)グアニンの1,3−ビ
ス(モノホスフェートエステル)・テトラ(トリエチル
アンモニウム)塩; 9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)
グアニンの環状ホスフェートエステル・アンモニウム塩
; 9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)
グアニンの環状ホスフェートエステル・トリメチルアン
モニウム塩; 9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)
グアニンの環状ホスフェートエステル・ジエチルアンモ
ニウム塩; 9−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)
グアニンの環状ホスフェートエステル・ジシクロヘキシ
ルアンモニウム塩;おヨヒ9−(1,3−ジヒドロキシ
−2−プロポキシメチル)グアニンの環状ホスフェート
エステル・モルホリニウム塩。
実施例6 活性化合物CIIを含有せしめた代表的薬剤組成物を下
記のように製造する。
へ局所剤 活性化合物・・・・・・02〜2y;スパン(5pan
 )60・・・・・・27;トウィーン(1″ween
) 60・・・・・・2v;鉱油・・・・・・57;ペ
トロラタム・聞・10v:メチルパラベン・曲・0.]
5fjiプロピルパラベン・曲・・・・0.05 ii
’ i BIIA (ブチル化ヒドロキシアニソール・
・・・・・0.011;全fdloOmlになるのに充
分量の水。
」1記金成分(水を除く。)を合して60 ’Cに加温
して攪拌する。これに充分量の水(60℃)を強く攪拌
しながら加えて、クリーム剤1ooy−を製し、これを
室jAλに冷やす。
B、腹腔内(II’ )および筋肉内(IM)注射剤活
性化合物町・・o、 5y ;プロピレングリコール・
・・・・・20F ;ポリエチレングリコール・曲・2
o2;トウィーン8o・・・・・・1y−;全量1oo
1nlになるのに充分量の0.996食塩溶液。
上記活性化合物をプロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール400およびトウイーン80に溶解する。こ
れを攪拌しながら0.9%食塩溶液の充分量を加え、I
P溶液または1M溶液1o。
dを0.2ミクロン膜フィルターに通し、滅菌条件下に
包装し、腹腔内および筋肉注射剤として有用な薬剤を製
剤した。
C0静脈内注射剤 活性化合物・・・・・・0.59’i0.9%食塩溶液
・・・・・・1002゜ 0.9%食塩溶液工0ornlを攪拌しながらこれに活
性化合物を加えて静脈注射用溶液100rnlを製し、
0.2ミクロン膜フィルターに通し、滅菌条件下に包装
し、静脈注射剤として有用な薬剤を製剤しプこ。
00錠剤 活性化合物・・・・・・200ffiff1部;ステア
リン酸マグネシウム・・・・・・3重量部;澱粉・曲・
30重量部;7り)−ス・・・・・・116重i部; 
pvp (ポリビニルピロリドン)・曲・3重量部。
上記成分を合し、溶媒としてメタノールを用いて顆粒化
する。顆粒を乾燥し、適当な製錠機を用いて錠剤(活性
化合物200 ”?含有)に製剤した。
実施例7 次に示す試験法により、本発明化合物の特にすぐれた抗
ウィルス活性を説明する。
感染に使用するだめの単純ヘルペスウィルス2型G株を
、下記のように■I Ep −2細胞培養物中に生産さ
せる。ウィルスを1時間吸収させた新鮮な媒体を細胞上
に置き、全細胞が感染するまで35℃で培養する。細胞
懸濁液を一70℃で凍結し、解凍し、遠心分離により細
胞残骸を除く。上澄液を採取し、使用まで一70℃で凍
結して貯蔵する。上澄液の1067希釈液は、I−IE
p−2細胞中、50%細胞培養物感染投与量(CCID
5o)をJゴえ、 lo3.7希釈液は、マウス中、5
0%致死量(LC5o)を与える。
スイス・ウェブスター(SWiss Websier)
酸マウス(15〜17y)20匹の群に、ウィルスの1
0LC5o/マウスを含むE M E M O,2rn
lを用い腹腔内投与法でウィルスを感染させる。試験対
象が適当に作用していることを確かめるため、毒性5 対照としてl0LI35oより10   だけ高いかも
しくは低いウィルスを感染させたマウスを用いる。
ウィルス誘発処理6時間後−試験化合物による処置を始
める。マウスを20の群に分は一試験化合物を5”P/
に9.10 ”9/に7オヨヒ207nli’/Kyノ
投与量で経口的に投与するIウス20匹の一群を対照群
として用い、食塩水を経口的に投与する。
ウィルス誘発処理24時間後に処置を繰返して行なう。
上記試験方法において本発明化合物〔■〕は下表に示す
ように抗ウィルス活性を示すことが証明された。
試験化合物 C112席a 注)朱印:I、1)5oは20 MVkQより大。
特許出願人 シンテックス(ニー・ニス・エイ)インコ
ーホレイテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■1式: (13はそれぞれ個別に水素または薬理学的に許容され
    る対イオン、には0、Iまたは2)を表わす〕で示され
    る化合物。 2、wが水素、Waが第1項と同意義である特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 3、にが0である特許請求の範囲第2項記載の化合物。 4.13が水素、化合物が9−(1,3−ジヒドロキシ
    −2−プロポキシメチル)グアニンの1=(モノホスフ
    ェートエステル)である特許請求の範囲第3項記載の化
    合物。 5、■3が薬理学的に許容される対イオンである特許請
    求の範囲第3項記載の化合物。 6.13がナトリウムイオン、カリウムイオン、アンモ
    ニウムイオンおよびモルホリニウムイオンから選はれる
    特許請求の範囲第5項記載の化合物。 7Bがナトリウムイオン、化合物が9−(1,3−ジヒ
    ドロキシ−2−プロポキシメチル)グアニンのl−(モ
    ノポスフェートエステル)−ジナトリウムの1−(モノ
    ポスフェートエステル)・ジナトリウム塩である特許請
    求の範囲第6項記載の化合物。 0  0 (111 びXは第1項と同意義。)である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 9、xがOである特許請求の範囲第8項記載の化合物。 IQ、 13が水素、化合物が9−(1,3−ジヒドロ
    キシ−2−プロポキシメチル)グアニンの1,3−ビス
    (モノホスフェートエステル)である特許請求の範囲第
    9項記載の化合物。 11.8が薬理学的に許容される対イオンである特許請
    求の範囲第9項記載の化合物。 12、Bがナトリウムイオン、カリウムイオン、アンモ
    ニウムイオンおよびモルホリニウムイオンから選ばれる
    特許請求の範囲第11項記載の化合物。 13、Bがナトリウムイオン、化合物が9−(t。 3−ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)グアニンの
    1.3−ビス(モノホスフェートエステル)・テトラナ
    トリウム塩である特許請求の範囲第12項記載の化合物
    。           017 14、WとWaがその双方を合し−(BO−P \(B
    は第1項と同意義。)である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 15、Bが水素、化合物が9−(1,3−ジヒドロキシ
    −2−プロポキシメチル)グアニンの1.3−環状ホス
    フエートエステルである特許請求の範囲第14項記載の
    化合物。 16、 8が薬理学的に許容される対イオンである特許
    請求の範囲第14項記載の化合物。 17、 13がナトリウムイオン、カリウムイオン、ア
    ンモニウムイオンおよびモルホリニウムイオンから選ば
    れる特許請求の範囲第16項記載の化合物。 18、Bがカリウノ、イオン、化合物が9−(1,3−
    ジヒドロキシ−2−プロポキシメチル)グアニンの1+
    3−環状ホスフェートエステル・カリウム塩である特許
    請求の範囲第17項記載の化合物。 19、第1項記載の化合物の抗ウイルス有効量を、薬理
    学的に許容される賦形剤との混合物として含有せしめた
    ことを特徴とする薬剤。 20、更にリポソーム類を含有せしめた特許請求の範囲
    第19項記載の薬剤。 21、、 $ 1項記載の化合物の有効はを投与するこ
    とを特徴とする温血動物のウィルス感染を処置する方法
    。 22、温血動物が哺乳類である特許請求の範囲第21項
    記載の方法。 23、ウィルスが単純ヘルペス■型である特許請求の範
    囲第22項言己載の方法。 24、ウィルスが単純ヘルペス■型である特許請求の範
    囲第22項記載の方法。 25、ウィルスがサイトメガロウィルスである特許請求
    の範囲第22項記載の方法。 26、ウィルスがエプスタイン−パルウィルスである特
    許請求の範囲第22項記載の方法。 27、ウィルスが水痘・帯状庖疹ウィルスである特許請
    求の範囲第22項記載の方法。 28、ウィルスがウィルス肝炎である特許請求の範囲第
    22項記載の方法。 29、第1項記載の化合物の有効量を投与することを特
    徴とする冷血動物のウィルス感染を処置する方法。 30、式: () (Bはそれぞれ側割に水素または薬理学的に許容される
    対イオン、XはO,Iまたは2)を表わす。 〕 で示される化合物を製造するに当り、 +a)式: 0 〔式中、Rはベンゾイルまたはトリフェニルメチルを表
    わす。WaはtiQ記と同意義。〕で示される化合物と
    強塩基を反応させてWが水素   0 :111 ンであってよい。Xは0.1または2)である化合物(
    1)を製するか、もしくは で示される化合物とホスホリル化剤を反応させて   
    0 111 はナトリウムイオン、Xは0であってよい。)である化
    合物CI)を製するか、もしくは(c)式: 〔式中、八1は4−モルホリノてあってよい。〕で示さ
    れる化合物とリン酸し−プチルアンモニウ(ここにBは
    水素、Xは1であってよい。)である化合物〔1〕を製
    するか、もしくは Id1式: 〔式中、Mは4−モルホリノであってよい。〕で示され
    る化合物とピロリン酸トリブチルアンモ   0 111 (ここに13は水素、Xは2であってよい。)である化
    合物〔■〕を製するか、もしくは +e1式: %式% 〔式中、Yは親脂肪性アミノ基を表イつす。〕で示され
    る化合物と縮合剤を反応させて、WとWa17 がその双方を合してBO−P\(ここにBはカリウムま
    たはトリアルキルアンモニウムであってよい。 )である化合物〔1〕を製するか、もしくは(「)式: で示される化合物とボスホキシル化剤を反応させ1 て、WとWaがその双方を合して+5o−tt/−(こ
    こに■λは水素または薬理学的に許容される対イオンで
    あってよい。)である化合物〔■〕を製するか、もしく
    は (g)必要に応じて塩生成物を遊離酸に変換するか、も
    しくは (lり必要に応じていずれかの塩生成物を他の塩に変換
    することを特徴とする前記化合物[I]の製造法。
JP58182955A 1982-09-30 1983-09-29 グアニンのリン酸エステル誘導体 Pending JPS5984896A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087298A (ja) * 1983-09-19 1985-05-16 メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド プリン及びピリミジン非環式ヌクレオシドの環状ピロホスフエート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087298A (ja) * 1983-09-19 1985-05-16 メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド プリン及びピリミジン非環式ヌクレオシドの環状ピロホスフエート

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ZA837287B (en) 1984-11-28
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HU194565B (en) 1988-02-29

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