JPS598302B2 - フクソカンシキチカンラクトンカゴウブツノセイホウ - Google Patents

フクソカンシキチカンラクトンカゴウブツノセイホウ

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JPS598302B2
JPS598302B2 JP50041935A JP4193575A JPS598302B2 JP S598302 B2 JPS598302 B2 JP S598302B2 JP 50041935 A JP50041935 A JP 50041935A JP 4193575 A JP4193575 A JP 4193575A JP S598302 B2 JPS598302 B2 JP S598302B2
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JP
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formula
ring
formulas
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JP50041935A
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クロード プテイピエール ジアン
ガーナ ロバト
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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Publication of JPS598302B2 publication Critical patent/JPS598302B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D491/00Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00
    • C07D491/02Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D491/04Ortho-condensed systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/132Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
    • B41M5/136Organic colour formers, e.g. leuco dyes
    • B41M5/145Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
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    • B41M5/327Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子受容性共反応物と接触すると強い青色を
呈する新規な複素環式の置換されたラクトン化合物を提
供する。
もつと特定的に言えば、本発明は窒素原子を介してベン
ゼン環に結合した窒素含有複素環式残基をパラ位置に含
有する3フエニル基をもつフタリドおよびアザフタリド
系のラクトン化合物、そのようなラクトン化合物の製法
、およびそれらの感圧性または熱反応性複写材料中にお
ける発色剤としての用途に関する。本発明の新規ラクト
ン化合物は次の一般式(式中、Xは1乃至4個の炭素原
子を有するアルキル基、1乃至4個の炭素原子を有する
アルコキシル基、または2乃至4個の炭素原子を有する
アルカノイルオキシ基であり、Rは水素、1乃至8個の
炭素原子を有するアルキル基、ベンジル基または2乃至
4個の炭素原子を有するアルカノイル基であり、Zはメ
チル基またはフエニル基であり、 窒素含有環AはN−ピロリジニル基またはピペリジノ基
であり、環Bはナフタレン環、ピリジン環、非置換ベン
ゼン類、またはハロゲンまたはニトロによつて置換され
たベンゼン環である)。
で表わされる化合物である。
基Xは直鎖または分枝鎖のアルキル基たとえばメチル基
、エチル基、イソプロピル基、第2ブチル基、第3ブチ
ル基、直鎖または分枝鎖のアルコキシ基たとえばメトキ
シ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、第3ブトキシ基
、の基好ましくは2ないし4個の炭素原子をもつアルカ
ノイルオキシ基たとえばアセトキシ基またはプロピオニ
ルオキシ基であることができる。
上記の定議に従つてハロゲン原子が置換基として使用さ
れる場合、それはふつ素原子または臭素原子またはとり
わけ塩素原子であることが好ましい。
窒素含有環Aはピペリジノ基を形成するのが好ましく、
ピロリジニル基を形成するのが最も好ましい。
芳香族6員環としては、Bは上記の定議に従つて置換さ
れないかまたはハロゲン原子たとえば塩素原子または臭
素原子、によつて置換されたベンゼン核を表わすのが好
ましい。
複素環式6員環としては、Bは主として芳香族性の窒素
含有へゼロ環たとえばピリジン環を表わす。環Bはまた
縮合芳香族環好ましくはベンゼン環を含んで、かくして
たとえばナフタリン環を表わしてもよい。式(1)で表
わされる化合物の中で最も実用性の高い化合物は次の式
(式中X2は1ない?盾固の炭素原子をもつアルキル基
、1ないし4個の炭素原子をもつアルコキシル基、また
は2ないし4個の炭素原子をもつアルカノールオキシ基
を表わし、Z1はメチル基、またはフエニル基を表わし
、R1は水素原子、1ないし8個の炭素原子をもつアル
キル基、2ないし4個の炭素原子をもつアルカノイル基
、またはベンジル基を表わし、ピロリジノ基またはヒペ
リジノ基を表わし、そして環B2はベンゼ7環、ナフタ
リン環またはピリジン環を表わし、B1のベンゼン環は
置換されていなかもしくは塩素原子、臭素原子またはニ
トロ基によつて置換されているものとする)で表わされ
る化合物である。
式(1)ないし(2)で表わされるフタリド化合物の中
で特に墾があるものは次式 与.(式中2とZ1とは
前記の意味を有し、ベンゼン環Dはユトロ基もしくは1
乃至4個のハロゲン原子によつて置換されていてもよい
、R4は水素原子、1ないし8個の炭素原子をもつアル
キル基、アセチル基またはベンジル基を表わし、そして
窒素含有環A,はピロリジニノ嘔はたはピペリジノ基で
ある)で表わされる化合物である。
式(3)で表わされるこれらの化合物の中でさらに好ま
しいものは次式(式中X3はメチル基、メトキシ基、エ
トキシ基またはアセチルオキシ基を表わし、Z,はメチ
ル基またはフエニル基を表わし、R,は水素原子、1な
いし8個の炭素原子をもつアルキル基、またはベンジル
基を表わし、窒素含有環A3はピロリジニル基またはピ
ペリジノ基を表わし、そしてベンゼン環D1は置換基を
もたないかもしくはニトロ基または1ないし4個の塩素
原子または臭素原子によつて置換されていてもよいもの
とする)で表わされる化合物である。
上式(3)および(4)においては、ベンゼン環Dおよ
びD1がそれぞれ置換基をもたないか、さらに有利には
4個の塩素原子または1個のニトロ基を含むことが好ま
しい。
ニトロ置換の場合は、式(3)および(4)のフタリド
化合物は無水フタル酸残基のニトロ基か4−および7ー
位置にあるか5−および6一位置にあるような2つの異
性体の混合物であることが好ましい。式(1)ないし式
(4)で表わされる新規なラクトン化合物は公知の方法
によつて製造し得る。
式(1)のラクトン化合物の製法は、式(式中、Bは前
記の意味をもつ) で表わされる無水化合物1モルと式 U R (式中旦及びZは前記の意味をもつ) で表わされる複素環式化合物1モルと式 (式中、Aは前記の意味を有し、はヒドロキシル基、1
乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、1乃至4個の
炭素原子を有するアルコキシル基、または2乃至4個の
炭素原子を有するアルカノイルオキシ基である)で表わ
される化合物1モルとを任意の望まれる順序で反応させ
、そしてXがヒドロキシル基の場合にはついでこの反応
生成物をアルキル化もしくはアシル化することからなる
有利なのは、本発明のラクトン化合物を、式〜、−″(
式中A<15B(5X′とは前記の意味をもつ)で表わ
される化合物と式且
)V′(式中R及びZは前記の意味をもつ)で表
わされる複素環式化合物とを反応させ、そしてX′l)
1ヒドロキシル基の場合にはついで反応生成物をアルキ
ル化もしくはアシル化することによつ製造することであ
る。
この反応は酸性脱水剤の存在下において反応物を共に反
応させることによつて遂行するのが望ましい。
適当な縮合剤の例としては無水酢酸、硫酸、塩化亜鉛お
よびオキシ塩化りんが挙げられる。別法として、本発明
のラクトン化合物を、式(式中、B,Z及びRは前記の
意味である)で表わされる化合物と式(7)の化合物と
を反応させ、そしてX′がヒドロキシル基の場合にはつ
いで反応生成物をアルキル化もしくはアシル化すること
によつて製造してもよい。
一般に、X勿≦ヒドロキシル基の場合反応生成物のアル
キル化およびアシル化は公知の方法により、たとえば酸
性結合剤たとえばアルカリ金属炭酸塩または第3窒素塩
基たとえばビリジンの存在下において、かつ所望により
不活性有機溶媒たとえばアセトン、イソプロピルアルコ
ール、クロロベンゼンまたはニトロベンゼンの存在下に
おいて行われる。
アルキル化およびアシル化剤は4個以上の炭素原子を含
まないことが望ましい。ここで使用し得るアシル化剤は
たとえば脂肪族カルボン酸の反応性官能性誘導体とりわ
け脂肪酸ハロゲン化物および無水物たとえば臭化アセチ
ル、塩化アセチルまたは無水酢酸、である。アルキル化
剤はハロゲン化アルキルたとえばよう化または塩化メチ
ルまたはエチル、あるいは硫酸ジアルキルたとえば硫酸
ジメチルまたはジエチルであつてよい。式(8)および
式(9)で表わされる出発物質は新規なものであるかま
たはたとえばペルキー特許第820305号明細書に対
応する英国特許出願第49331/73号明細書に記載
されるものである。一般にそれらは、望ましくは有機溶
媒中で場合によりルイス酸の存在下において式(5)の
無水物を式(7)の化合物あるいは式(6)の複素環式
化合物と反応させることによつてそれぞれが得られる。
適当な有機溶媒の例はベンゼン、トルエン、キシレンお
よびクロロベンゼンである。ルイス酸の中では塩化アル
ミニウムが好まれる。反応は使用される溶媒の沸点を超
えない温度で遂行するのが好ましい。X′がアルコキシ
基またはアシルオキシ基であるような式(8)の化合物
は、式(5)の無水物をX′がヒドロキシル基であるよ
うな式(7)の化合物と反応させることによつて作られ
た中間生成物を上述の常とう手段によつてアルキル化ま
たはアシル化することによつて得るのが好ましい。アシ
ル化およびアルキル化剤は式(1)およびそれに付属す
る諸式で表わされる最終生成物を作るに使用される上述
のものと同一であつてよい。式(7)で表わされる化合
物は、複素環式塩基(式中環Aは前記の意味をもつ)と
レ\、2/ ゾルシノールまたはそのモノアルキルまたはモノアシル
・エーテル誘導体またはメタアルキルフエノールとを5
0ないし250℃の温度でそして場合により加圧下で縮
合させることによつて作ることができる。
この反応は縮合剤たとえば塩化亜鉛、塩化アルミニウム
またはスルフアニル酸の使用によつて助けられても良い
。代るべき方法として、式(7)の化合物をメタアルキ
ル一、ヒドロキシ一、アルコキシまたはアシルオキシ−
アニリンとα,ω−ジハロゲノアルカン(ただしハロゲ
ンはたとえば臭素または塩素であるが通常は臭素である
)との反応によつて作つてもよい。本発明の新規ラクト
ンはいわゆる発色剤としてとりわけ有用である。
「発色材」という用語は、常態では無水であるか非常に
弱く着色しているに過ぎないが電子受容体である共反応
性基質と接触すると強く発色する化合物を意味する。代
表的な共反応体の例としては、アタパルガス粘土、シル
トン粘土、シリカ、ベントナイト、ハロイサイト、酸化
アルミニウム、りん酸アルミニウム、カオリンまたは任
意の酸性粘土、あるいは酸性反応をする高分子物質たと
えばフエノール系ポリマー、アルキルフエノールアセチ
レン樹脂、マレイン酸/ロジン樹脂、または無水マレイ
ン酸とスチレン、エチレン、ビニルメチルエーテルまた
はカルボキシポリメチレンとの重合体の部分的または全
体的に加水分解されたものが挙げられる。好まれる共反
応体はアタパルガス粘土、シルトン粘土、シリカおよび
フエノール/ホルムアルデヒド樹脂である。
これらの電子受容体は受容シートの前而に塗布されるの
が好ましい。本発明の新規発色剤を使用すれば、非常に
さまざまの帯緑青色、青色または帯紫青色を作ることが
できる。
これらの発色剤は粘土基質上でもフエノール系基質上で
も改善された耐光性を示す。
これらの新規ラクトンを使用すれば、カプセル化および
その他の応用形式に使用すべき溶媒選択においてより大
きな自由を与えるようなさまざまの溶解度をもつ広範囲
の発色剤が提供される。感圧性記録材料は当該技術分野
で公知のいくつかの種類のものであつてよく、たとえば
発色剤溶液を含有するミクロカプセルを塗布した紙片で
あることができる。
これらのカプセルが筆写、印刷またはタイプの圧力によ
つて破裂すると、発色剤は同一紙片または隣接紙片上に
塗布された酸生物質と接触して原画の正確なコトである
像を生じる〇上記の例はさまざまな応用方式の1つにす
ぎず、その代りにミクロカプセルを基材ウエブ中に含有
させてもよく、さらにカプセル化にかえて任意の他の手
段によりたとえばウオーム状の層中に捕そ トくしたり
硬化フイルム中のエマルジヨンとして発色剤溶液を早す
ぎる反応から保護してもよい。既述の如く、これらの発
色剤はとりわけいわゆる感圧性の複写または記録用材料
に使用するのに適している、そのような材料の1例とし
て、少な 二くとも式(1)またはそれに付属する諸式
によつて表わされる発色材の有機溶媒溶液で好ましくは
圧力によつて破裂させることのできるミクロカプセル中
に収められたものと電子受容性物質とを含む少くとも1
対のシートが挙げられる。発色剤は電子 5受容性物質
と接触すると直ちに圧力が加えられた諸点において着色
したマークを生ずる。感圧性複写材料中に含まれるこれ
らの発色剤は電子受容性物質から分離しておくことによ
つて活性化を防ぐことができる。
これは、これらの発色 J剤をフオーム状、スポンジ状
または蜂房状構造中に収めることによつて達成し得る。
しかし、発色剤をミクロカプセル化するのが好ましい。
カプセルが鉛筆などの圧力によつて破裂し、かくして発
色剤溶液が電子受容体としての役目を呆 4し得る物質
が塗布された隣接するシート上に移されると、着色した
像が生じる。
この着色は電磁波スペクトルの可視領域に吸収部をもつ
染料の生成によるものである。ある性格をもつミクロカ
プセルの一般的製法は古くから知られている。
公知の方法はたとえば米国特許第2183053号、第
2797201号、第2800457号、第28004
58号、第2964331号、第3016308号、第
3171878号、第3265630号、第34050
71号、第3418250号、第3418656号、第
3424827号および第3427250号各明細書に
開示されている。それらはさらに英国特許第98926
4号、とりわけ第1156725号、第1301052
号および買1355124号各明細書に開示されている
。これらの方法およびその他の方法のいずれも本発明に
従つて使用される発色剤をカプセル化する目的に適当し
ている。発色剤は有機溶媒に溶かしてカプセル化するの
が好ましい。
溶媒は非揮発荘のものが好ましく、適当な溶媒の例はポ
リハロゲン化ジフエニルたとえばトリクロロジフエニル
およびそれと液状パラフインとの混合物、りん酸トリク
レシル、フタル酸ジn−ブチル、フタル酸ジオクチル、
トリクロロベンゼン、ニトロベンゼン、りん酸トリクロ
ロエチル、ベンジン、炭化水素油たとえばパラフイン、
ナフタリンまたはジフエニルのアルキル化誘導体、テル
フエニル類、部分的に水添されたテルフエニル類、およ
び塩素化または水添された芳香族炭化水素縮合物である
。カプセル壁は発色剤溶液の小滴を一様に取り巻くコア
セルベーシヨンカによつて形成され、そしてカプセル化
材料はたとえば米国特許第2800457号明細書に記
述されるようにゼラチンからなることができる。それに
代るべきものとしては、カプセルはたとえば英国特許第
989264号および第1156725号各明細書に記
述されるように重縮合によつてアミノプラストまたは変
性アミノプラストから作つてもよい。
1つの好ましい実施態様においては、カプセル化された
発色剤が転写シートの裏側に塗布され、そして電子受容
性物質が受容シートの上面に塗布される。
もう1つの好ましい実施態様においては、本発明の新規
ラクトンが1つまたはそれ以上の公知の発色剤たとえば
クリスタル・ヴアイオレツト・ラクトン、3,3−ビス
(1′−n−オクチル−2′一メチノピンドル一3′−
イル)−フタリドまたはベンゾイル・ロイコ・メチレン
ブルーと一しよにカプセル化される。
式(1)またはそれに付属する諸式によつて表わされる
発色剤を含有するミクロカプセルは当該技術分野で知ら
れているさまざまの型式の感圧性複写用材料を作るのに
使用される。
さまざまの方式は主としてカプセルの配列、発色反応物
および支持材料の如何によつて区別される。ミクロカプ
セルを上方のシートの下塗り層中に置き、そして発色反
応物すなわち電子受容体とカプラーとを下方のシートの
上塗り層中に置いてもよい。
ただし、諸成分はまた紙パルプ中において使用されても
よい。それ自身で完備した紙を使用するもう1つの配列
法がある。
この場合は発色剤と発色反応物とを含有するミクロカプ
セルが同一のシート内または上に1つもしくはそれ以上
の個々の塗層として置かれるかあるいは紙パルプ中に置
かれる。上記の感圧性複写用材料はたとえば米国特許第
3516846号、第2730457号、第29325
82号、第3427180号、第3418250号およ
び第3418656号各明細書に記述されている。
゛さらにそれらは英国特許第1042596号、第10
42597号、第1042598号、第1042599
号、第1053935号および第1517650号各明
細書にも開示されている。式(1)の発色剤を含有する
ミクロカプセルはこれらおよびその他の方式のいずれに
も適当している。カプセルは適当な接着剤によつてキヤ
リヤ一に固定されるのが好ましい。
紙がキヤリヤ一材料として好まれるので、これらの接着
剤は圧倒的に紙用塗装剤たとえばアラビアゴム、ポリビ
ニルアルコール、ヒドロキシメチルセルロース、カゼイ
ン、メチルセルロースまたはテキストリンである。本明
細書においては、「紙」の定義はセルロースせんいから
作られた通常の紙ばかりでなく、セルロースせんいを部
分的または完全に合成ポリマーのせんいによつておきか
えた紙をも包含する。本発明の新規ラクトン化合物はま
た、少なくとも支持材、発色剤、電子受容性物質および
場合により結合剤からなる感熱性記録材料中の発色剤と
して使用し得る。感熱性記録系は感熱性記録および複写
用材料および紙からなる。これらの系はたとえば情報の
記録に、たとえば電子計算機、テレプリンタ一またはテ
レライタ一中においてあるいは測定器具中において使用
される。マークの形成はまた加熱されたペンを使つて手
で行うこともできる。熱によつて開始されるマークを誘
導するもう1つの手段はレーザー・ビームである。感熱
性記録用材料は、発色剤が結合剤層中に溶解または分散
され、そして第2の層において顕色剤と電子受容性物質
が結合剤中に溶解または分散されるような工合に配列さ
れるだろう。もう1つの可能性としては、発色剤と顕色
剤との両者を1つの層中に分散させる方法が考えられる
。熱により原画の通りの特定の区域において結合剤が軟
化し、そして熱の加えられたこれらの諸点において発色
剤は電子受容性物質と接触して直ちに色素を形成する。
顕色剤は感圧紙に使用されるものと同一の電子受容性物
質である。顕色剤は室温において固状であつて50℃以
上では融けるかまたは軟化するものが有利である。その
ような化合物の例としては、既に挙げた粘土類、フエノ
ール樹脂類、フエノール化合物たとえば4一第三ブチル
フエノール、4−フエニルフエノール、4−ヒドロキシ
ジフエニルオキシド、α−ナフトール、4−ヒドロキシ
安息香酸メチルエステル、β−ナフトール、4−ヒドロ
キシアセトフエノン、2,2′−ジヒドロキシジフエニ
ル、4,4′−イソプロピリデンジフエノール、4,4
′−イソプロピリデンービス(2−メチルフエノール)
、4,4′−ビス(ヒドロキシフエニル)吉草酸、ヒド
ロキノン、ピロガロール、フロログルシン、p−、m−
およびo−ヒドロキシ安息香酸、没食子酸、1−ヒドロ
キシ−2−ナフトエ酸、ほう酸、そして脂肪族ジカルボ
ン酸たとえば酒石酸、しゆう酸、マレイン酸、シトラコ
ン酸またはこはく酸を挙げることができる。可融性で膜
を形成し得る結合剤を使用するのが好ましい。
これらの結合剤は一般に水溶性であるが、これに反して
ラクトンと顕色剤とは水に不溶性である。結合剤は室温
において発色剤と顕色剤とを分散しかつ固定することが
できなければならない。熱を加えると結合剤は軟化また
は融解し、そのために発色剤が顕色剤と接触して染料を
形成し得る。水溶性または少くとも水によつて膨潤され
得る結合剤の例は親水性ポリマーたとえばポリビニルア
ルコール、ポリアクリル酸、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ゼラチン
およびでんぷんである。
発色剤と顕色剤とが2つの別々の層に塗られる限り、水
に水溶性の結合剤すなわち非極性またはわずかに極性の
溶媒に可溶な結合剤を使用してよい。その例は天然ゴム
、合成ゴム、塩化ゴム、アルキド樹脂、ポリスチレン、
スチレン/ブタジエン共重合体、ポリメタクリル酸メチ
ル、エチルセルロース、ニトロセルロースおよびポリビ
ニルカルバゾールである。しかしながら、好まれる配列
は1つの水溶性結合剤中に分散した発色剤および顕色剤
で単一層を形成することである。熱反応性材料の塗層は
さらに添加物を含有することができる。
白度を改善し、紙への印刷を容易にし、かつ加熱された
ペンの粘着を防止するために、これらの材料にたとえば
滑石、TiO2,ZnOまたはCacO3を含有させて
よい。限られた温度範囲においてのみ染料を形成させる
ために、たとえば尿素、チオ尿素、アセトアニリド、無
水フタル酸またはその他の同様の温度範囲内で可容な化
合物のように発色剤と顕色剤との同時融解を誘起する物
質を添加してよい。その成分として本発明の発色剤を使
用し得る代表的な熱反応性記録材料はたとえばドイツ特
許出願第2228581号、フランス特許如52482
6号、スイス特許第407185号、ドイツ特許出願第
2110854号、およびスイス特許第164976号
、第444196号および第444197号各明細書に
記述されている。
以下実施例によつて本発明を更に詳細に説明するが、こ
れは本発明を限定するものではない。百分率は特に断ら
ない限り重量百分率である。例13−(2′一エトキシ
一4′−N−ピロリジニルフエニル)−3−(1しエチ
ルーJメ[メチルインドノト3/−イル)−4,5,6,
7−テトラクロロフタリドN−(3′−エトキシフエニ
ノリピロリジン2.879と3−(2′一カルボキシ一
3′,4′,5′,6′−テトラクロロベンゾイル)−
1−エチル−2−メチルインドール6.679と無水酢
酸7.79との混合物を125℃で4時間かきまぜる。
水1.1m1とアセトン5m1とを80℃で加えてから
、混合物を20℃まで冷却して固体を沈殿させる。固体
をろ過によつて分離し、メタノールで洗つてから乾燥す
る。無色のラクトンが得られ、その収量は理論値の60
%である。エチルメチルケトンで再結晶したものは融点
181℃を示す。このラクトンを95%酢酸に溶かした
溶液は595nmにおいて最大吸収を示す。このラクト
ンのトルエン溶液はアタパルガス粘土、シルトン粘土ま
たはフエノール樹脂と接触した時に深い青色を呈する。
例23−(2′−エトキシ−4′−N−ピロリジニルフ
エニル)−3−(1しn−プロピル−1−メチルインド
ル一3″−イノりフタリド1−n−プロピル−2「メチ
ルインドール0.8659と2−(2′−エトキシ−4
しN−ピロリジニルベンゾイル)安息香酸1.6959
と無水酢酸5Tf11との混合物を70℃で1時間かき
まぜてから、メタノール10m1を加える。
それを20℃まで冷却してから、沈殿するラクトンをろ
過によつて分離し、メタノールで洗つてから乾燥すると
白色結晶が得られる。収量2.189(理論値の88%
)。アセトン/水から再結晶したものは融点218〜2
19.5水Cを示す。このラクトンを950!)酢酸に
溶かした溶液は579nmにおいて最大吸収を示す。
このラクトンのトルエン躊液はアタパルガス粘土または
シルトン粘土と接触した際に深いすみれ青色を呈し、フ
エノール樹脂と接触すると深青色を呈する。例33−(
2′−アセトキシ−4′−N−ピロリジニルフエニノリ
一3−(1″−n−ヘキシルーJメ[メチルインドルーヅ
ーイノりフタリド1−n−ヘキシル−2−メチルインド
ール1.0759と2−(2しヒドロキシ−4′−N−
ピロリジニルペンゾイル)安息香族1.5559と無水
酢酸4m1との混合物を70℃で2時間かきまぜてから
、メタノール15m1を加える。
それを20℃まで冷却してから、生成物をろ過によつて
分離し、メタノールで洗つてから乾かすと、白色固体と
してラクトン2.3f1(理論値の8401))が得ら
れる。メタノールから再結晶したものは融点124〜1
25℃を示す。このラクトンを95(f)酢酸に溶かし
た溶液は600nmにおいて最大吸収を示す。このラク
トンのトルエン溶液はアタパルガス粘土またはシルトン
粘土と接触すると青色を呈し、フエノール樹脂と接触す
るとトルコ玉青色を呈する。例1ないし3の中のいずれ
かに記述されたものと実質的に同一の手順に従つて、次
の表1およびに示される式σ0)および(自)の化合物
が得られる。
表に示される例16ないし23および26ないし27の
化合物は、無水フタール酸残基の4および7位置あるい
は5および6位置にニトロ基をもつ異性体の混合物であ
る。各表の終りから3番目の欄には95(:f)酢酸溶
液において観察された最大吸収波長が示される。シルト
ン粘土またはフエノール粘土と接触すると式(自)およ
び(自)で表わされる発色剤は表の最後およびその1つ
手前の欄に示される色を呈する。例28 1−エチル−2−メチルインドール0.4079と2−
(2′−ヒドロキシ−4′−N−ピロリジニルベンゾイ
ル)ピコリン酸0.789と無水酢酸4m1との混合物
を70℃で2時間かきまぜてから、メタノール15m1
を加える。
20℃に冷却後、生成物をろ過によつて分離しメタノー
ルで洗つてから乾かすと、式で表わされるラクトン0.
569が融点159〜162℃をもつ白色固体として得
られる。
ラクトンを95(fl酢酸に溶かした溶液は612nm
において最大吸収を示す。ラクトンのトルエン溶液はア
タパルガス粘土またはシルトン粘土と接触すると青色を
呈しそしてフエノール樹脂と接触するとトルコ玉青色を
呈する。例29 1−エチル−2−メチルインドール1.599と2−(
21−エトキシ−4′−N−ピロリジニルベンゾイル)
ナフトエ酸3.89f!と無水酢酸57rL1との混合
物を70℃で1時間かきまぜてから、メタノール10m
1を加える。
20℃に冷却後、沈殿したラクトンをろ過によつて分離
し、メタノールで洗つてから乾かすと、融点220〜2
21℃をもつ、の化合物4,729が得られる。
ラクトンを950f)酢酸に溶かした溶液は578およ
び415nmにおいて最大吸収を示す。ラクトンのトル
エン溶液はアタパルガス粘土またはシルトン粘土と接触
するとすみれ青色を呈し、フエノール樹脂と接触すると
深青色を示す。例30 3−(2Lアセトキシ−4′−N−ピロリジニルフエニ
ル)−3−(1″一エチル一!−メチルインドル一3″
−イル)ナフリド1−エチル−2−メチルインドール0
.7959と2−(2′−ヒドロキシ−4LN−ピロリ
ジニルベンゾイノリナフトエ酸1.8059と無水酢酸
4m1との混合物を70℃で2時間かきまぜてから、メ
タノール15m1を加える。
20℃に冷却してから生成物をろ過によつて分離し、メ
タノールで洗つてから乾かすと、ラクトン1、859(
理論値の6801))が白色固体として得られる。
これをメタノールから再結晶すると融点1243℃を示
す。このラクトンを95%酢酸に溶かした溶液は597
および434nmにおいて最大吸収を示す。このラクト
ンのトルエン溶液はアタパルガス粘土またはシルトン粘
土と接触すると青色を呈し、そしてフエノール樹脂上で
は緑色を呈する。以下は応用例である。
例31 感圧性複写紙の調製 例2に従つて得られる3−(2Lエトキシ一4′N−ピ
ロリジニルフエニル)−3−(1″−nプロピルーJメ
[メチルインドル一!−イル)フタリド39を水素化テ
ルフエニル979に溶かした溶液を豚皮ゼラチン12y
を50℃の水889に溶かした溶液に加えて乳化し、つ
いでそれにアラビアゴム129を50℃の水889に溶
かした溶液を加える。
この乳濁液を50℃の水200m1を加えることによつ
て希釈し、氷水6009中に注下し3時間かきまぜると
コアセルベーシヨンが起る。その結果得られる懸濁液を
紙に塗布してから乾かす。この紙の塗布面の側をアタパ
ルガス粘土、シルトン粘土、シリカまたはフエノール樹
脂のいずれかを塗布した紙片に隣接して置き、上側のシ
ート上に筆記またはタイピングを行なうと、共反応性シ
ート上に強い青色複写が得られる。例1および3ないし
30にリストされている発色剤のいずれを使用しても同
様の効果が得られる。例32 感圧性複写紙の調製 例3に従つて得られる3−(2Lアセトキシ一4LN−
ピロリジニルフエニノリ一3−(1/Lnーヘキシル−
i−メチルインドル一f−イル)−フタリド1.89と
ベンゾイル・ロイコ・メチレンブルー1.59とを水素
化されたテルフエニル979に溶かした溶液を豚皮ゼラ
チン12f1を507Cの水889に溶かした溶液に加
えて乳化してから、アラビアゴム12f!を50℃の水
889に溶かした溶液を加える。
この乳濁液を50℃の水200m1を加えることによつ
て希釈し、氷水6009中に注下してから3時間かきま
ぜるとコアセルベーシヨンが起る。その結果得られる懸
濁液を紙に塗布してから乾かす。この紙の塗布面側をア
タパルガス粘土、シルトン粘土またはシリカのいずれか
を塗布した紙片に隣接して置いてから上側のシート上に
筆記またはタイピングを行なえば、共反応性シート上に
強い青色複写が得られる。例1,2および4ないし30
にリストされる発色剤のいずれを使用しても同様な効果
が得られる。例33 感熱性紙の調製 例2に従つて得られる発色剤1.5701)とポリビニ
ルアルコール6.701)とを含有する水性分散液69
と4,4Lイソプロピリデンージフエノール1401)
とポリビニルアルコール60!)とを含有する水性分散
液1349とを混ぜてから、その混合液を紙に塗布しつ
いで乾かす。
それが加熱された針と接触すると、光に極めて堅ろうな
濃青色のマークが得られる。例1および3ないし30に
リストされる発色剤のいずれを使用しても同様な効果が
得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、環Bはナフタレン環、ピリジン環、非置換ベン
    ゼン環、またはハロゲンまたはニトロによつて置換され
    たベンゼン環である)で表わされる無水物1モルを、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素、1乃至8個の炭素原子を有するアル
    キル基、ベンジル基、または2乃至4個の炭素原子を有
    するアルカノイル基であり、Zはメチル基またはフェニ
    ル基である)で表わされるインドール化合物1モル、及
    び式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X′はヒドロキシル基、1乃至4個の炭素原子
    を有するアルキル基、1乃至4個の炭素原子を有するア
    ルコキシル基、または2乃至4個の炭素原子を有するア
    ルカノイルオキシ基であり、窒素含有環AはN−ピロリ
    ジニル基またはピペリジノ基である)で表わされる化合
    物1モルと反応させ、X′がヒドロキシル基である場合
    には反応生成物をアルキル化またはアシル化することを
    特徴とする、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、B、R、及びZは前記の意味を有し、Xは
    1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、1乃至4個
    の炭素原子を有するアルコキシル基、または2乃至4個
    の炭素原子を有するアルカノイルオクシ基である)で表
    わされるラクトン化合物の製造方法。 2 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X′はヒドロキシル基、1乃至4個の炭素原子
    を有するアルキル基、1乃至4個の炭素原子を有するア
    ルコキシル基、または2乃至4個の炭素原子を有するア
    ルカノイルオキシ基であり、窒素含有環AはN−ピロリ
    ジニル基またはピペリジノ基であり、環Bはナフタレン
    環、ピリジン環、非置換ベンゼン環、またはハロゲンま
    たはニトロによつて置換されたベンゼン環である)で表
    わされる化合物を、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素、1乃至8個の炭素原子を有するアル
    キル基、ベンジル基、または2乃至4個の炭素原子を有
    するアルカノイル基であり、Zはメチル基またはフェニ
    ル基である)で表わされるインドール化合物と反応させ
    、X′がヒドロキシル基である場合には反応生成物をア
    ルキル化またはアシル化することを特徴とする、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、B、R、及びZは前記の意味を有し、Xは
    1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、1乃至4個
    の炭素原子を有するアルコキシル基、または2乃至4個
    の炭素原子を有するアルカノイルオキシ基である)で表
    わされるラクトン化合物の製造方法。 3 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素、1乃至8個の炭素原子を有するアル
    キル基、ベンジル基、または2乃至4個の炭素原子を有
    するアルカノイル基であり、Zはメチル基またはフェニ
    ル基であり、環Bはナフタレン環、ピリジン環、非置換
    ベンゼン環、またはハロゲンまたはニトロによつて置換
    されたベンゼン環である)で表わされる化合物を▲数式
    、化学式、表等があります▼ (式中、X′はヒドロキシル基、1乃至4個の炭素原子
    を有するアルキル基、1乃至4個の炭素原子を有するア
    ルコキシル基、または2乃至4個の炭素原子を有するア
    ルカノイルオキシ基であり、窒素含有環AはN−ピロリ
    ジニル基またはピペリジノ基である)で表わされる化合
    物と反応させ、X′がヒドロキシル基である場合には反
    応生成物をアルキル化またはアシル化することを特徴と
    する、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、B、R、及びZは前記の意味を有し、Xは
    1乃至4個の炭素原子を有するアルキル基、1乃至4個
    の炭素原子を有するアルコキシル基、または2乃至4個
    の炭素原子を有するアルカノイルオキシ基である)で表
    わされるラクトン化合物の製造方法。
JP50041935A 1974-04-09 1975-04-08 フクソカンシキチカンラクトンカゴウブツノセイホウ Expired JPS598302B2 (ja)

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