JPS5982574A

JPS5982574A - 内燃機関の燃料噴射弁

Info

Publication number: JPS5982574A
Application number: JP19001082A
Authority: JP
Inventors: 「たか」橋　岳志; Takashi Takahashi
Original assignee: Toyota Motor Corp
Current assignee: Toyota Motor Corp
Priority date: 1982-10-30
Filing date: 1982-10-30
Publication date: 1984-05-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、内１然機関の１然料噴ｖ、を弁、特にホール
観ノズルを有する燃料噴射ＪＰに関する。

直接噴射式ディーゼル機関においては、ホール・１辺の
燃料噴射弁が通常用いられる。従来のホールをノズルは
、ニードル先端とバルブシート間に形成される間隙、即
ちサックホールの容積（サックンケリューム）が大きい
ため、（１）ハイＰロカーボン（）ＩＣ）等の有害排気
成分が多い、（２）カーどン付着に、Ｊ、９噴道状態が
劣化して機関１生能が悪化すると共にノズルの耐火性が
低ドする等の種々の間：１点を、ゼしている。

従って本発明は従来技術の上述の間、１点を解消するも
のであり、本発明の目的は、ホール゛〜Ｖノズルを有′
ず−る。：然料噴射牟においてザックゼリュームをでき
るだけ小さくした燃料噴射弁を提供することにある。

上述の目的を達成する本発明の特徴は、先端面が球面形
状もしくは平面形状のシール部から成るノズルニードル
と、該ノズルニードルの前記シール部と接し該シール部
形状に相似した面形状を少なくとも一部に有するパルシ
アー１・部と、前記シール面と接する部分より下方の前
記・ぐルア゛シート部に穿設される複数の燃料噴村口と
を備えたことにめる。

以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明に関する燃料噴射）ｐ全体を概略的に辰
わした図であり、同図において、１０はノズル本体、１
２は燃料供給路、１４は圧力室、１６はノズルニードル
【それぞれ示している。本発明の特徴は、ノズルニード
ル１６の先端部及びこれに対向−１−るバルブシート部
の構造にめり、第２図は、本発明の一実施例におけるこ
の部分を表わし一部いる。

Ｋ＜　２図において、２０はノズルニードル、２゛２は
バルブシート部、２４．２６はそれぞれバルブシート部
２２に穿設された燃料１貞肘口（噴口）である。ノズル
ニードル２０の先端面は、第３図に示す如く、圧意の半
径Ｒ，を有する球面形状のシール部２０ａとなっておシ
、バルブシート部２２とはこのシール部ＺＯａの範囲で
接するように４１４成されている。ノズルニードル２０
のシール部２０ａとバルブシート部２２とが接触しシー
ルする位置３０より内側のバルブシート面、叩ちす。

クホール３２に面するバルブシート面はその全部あるい
は一部がシール部２０ａの半Ｌ　Ｒｌ　と尋しいかある
いはこれよシ大きい半＋ｔ　Ｒ２を有する球面形状（相
似の形状）となっている。第３図の２２ａは、この球面
形状の・ぐルブノート面を表わしている。

従って本実施例によれば、サックホール３２の容積が従
来技術に比して箸しく小さくなる。

第２図の実施例において、噴口２４の断面形状は、噴射
弁の軸方向のｉＭａより、円周方向のＩｌ　ｂの方がは
るかに大きい楕円形状となっている。これによって、質
吋然料の「波方向の賞４形状がかなり良好となる。また
、噴口２６は、バルブシート部２２の内面で単一の開口
部２６ａとなっており、これが途中で分岐してバルブシ
ート部２２の外面では２つのｍ１口部２６ｂ及び２６ｃ
となっている。

この鳴合、分・伎方向としては、噴射弁の軸断面内方向
が■”視ばれる。このように構成することによって、噴
・苔方向が弘かり縦方向の噴霧形状の大；鵠な改善が図
れる。噴霧の形状が良好となれば、空気と燃料との混合
の程度が良好となることは周知の通シである。

なお、第２図においては、噴口２４を楕円断面形状とし
ているが、これは横手方向に長い形状であればどのよう
なものでも良く、例えば長方形断面形状であっても良い
。また、・・ベロ２４　＋ｔｌ！ｌをも噴１］２６と同
様の分岐形噴口としても良い。咲に噴口２６１１１ｔｌ
を分岐形の１Ｈ円断面形状あるいは通常の非分岐形の渭
円断面形状としても良い。

第４図は本発明の他の実施例におけるノズルニート”ル
及びバルブシートｇの構造を示している。

ノズルニードル４０の先端部は情に対して垂直の平面形
状のシール部４０ａとなっており、このシール部４０ａ
と接触しシールするバルブシート部４２のシート面も同
じく平面形状となっている。

７一ル部４０ａに接するシート面には、・ベロ４４及び
４６の一端が開口している。シール部４０ａ及び／−ト
面が呈いに平面形状であるため、第４図の実施例によれ
ばサックボリュームは零となる。

なお、第４図においては、ａ口４４の断面形状が三角形
に、噴口４６の断面形状が長方形にそれぞれ構成されて
いるが、これらは楕円形状であっても真円形状であって
も良い。

第５図は第４図の実施例においてノズルニードル４０の
シール部４０ａに円環状の突起部４０ｂを設け、この突
起部４０ｂとバルブシートｌｌ−１ｔｌのシート面とで
シールを行うようにしたものである。

第５図の如き溝成にすれば、第４図の平面的シールより
、シールが容易となる。なお、同様の突起部をパルグシ
ート側にのみ設けても良い。

第６図は第４図の実施例の場合と同様のノズルニードル
６０の先端に円筒状の突出部６０ａを設け、一方、バル
ブシート６２１１１１１には、この突出部６（）ａの摺
動嵌合する四部６２ａを設けたものである。噴口６４及
び６６の一端は四部６２ａの側面に開口している。また
、ノズルニードル６０及び突出部６０ａ内には互いに車
通する檗料通路６１）　ｂ　、　６０　ｃ　、　６０　
ｄが設けられており、突出部６０　ａ　１１の開［コ部
はその測面に、ノズルニードル６０１１１の開口部もそ
のＩＩＩＪ面に設けられている。

この場合、突出部６（）ａの四面と四部６２ａの側面と
の間で主のシールを行い６８０部分で１助的シールを行
っている。ノズルニードル６ｏが上昇して燃料通路６０
ｄの開口部と噴口６４及び６６の開口部とが一致した際
に燃料の噴射が行われる。

第６図の如き構成によってもサツクケリー−ムはほぼ零
となる。

第７図は第２図の実施例の場合と同様のノズルニードル
７ｏに第６図の場合と同じく突出部７０ａを設けたもの
である。従って第７図の場合の作用効果は第６図の場合
と同様である。なお、第７図の構成における１助的シー
ルは７４０部分で行われる０即ち、＄８図に示す如く、
この部分のノズルニードル７０の面が１求而形状となっ
ており、この面がバルブシート７２醐の面と接触して１
助的なシールを行っている。

以上詳細に説明したように、本発明によれば、ノアぐル
ニードルの先端面が球面形状もしくは平面形状の７一ル
部を構成しており、このシール部と接し、シール部形状
に相似した面形状を少なくとも一部に有するバルブシー
トを設けているため、ナックボリュームを従来技術に比
して犬１１＠に低減することができる。その結果、有害
排気成分の低減、噴吋口部分へのカーピンの付着防止が
図れる。

カーボン付着を防止できれば噴４状態の劣化による機関
性能悪化を防止でき、まだ、ノズルの耐久性を向上させ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る燃料噴射弁の全体の慨略図、第２
図は本発明の一実施例の一部を表わす断面図、第３図は
第２ｉの実施例ｐ説明図、第４図は本発明の他の実施例
の一部を表わす断面図、第５図は第４図の実施例の一部
を変更した場合の説明図、第６図、第７図はそれぞれ噴
射弁の他の構成例の一部を表わす断面図、第８図は第７
図の構成例の説明図である。２０．４０・・ノズルニードル、２０ａ　、４０ａ・・
・７一ル部、２２．４２・・・パルグシート部、２４゜
２６．４４．４６・・・噴口、３２・・・サックホール
。特許出願人ト田夕自動車株式会社特許出願代理人弁理士　　〃　木　　　朗弁１浬士　　西　、消　和　之弁理上　　山　口　昭　之＝４３第　１図第　２図第３図第　４１図第　６図第　５図第７１調、７０第８図

Claims

【特許請求の範囲】１、先端面が球面形状もしくは平面形状のシール部かう
成るノズルニードルと、該ノズルニート９ルの前記シー
ル部と接し該シール部形状に相似した面形吠を少なくと
も一部に汀するバルブシート部と、前記シール面と接す
る部分より下方の前記バルブシート部に穿設されるａ故
の１然科實・け口とを備えたことをｌ特徴とする内燃機
関の、燃料・′Ｒ吋片。２、　前記燃料噴射口が、熱料・賞討沖の軸方向の径よ
り円周方向の匝が大きい断面形状である・特許請求の範
囲第１項記載の内燃機関の・燃料噴・村庁。３、＠記各然料噴射口がパルプノート部の内面で単一の
開口部を有し、パルプンート部内部で燃料噴射弁の＠断
面方向に分岐しており、バルブシート部の外面で複数の
開口部を有している特許請求の範囲第１項記載の内燃機
関の燃料噴射片。