JPS598221B2 - ポリエステル製壜の製造方法ならびにその製造用装置 - Google Patents
ポリエステル製壜の製造方法ならびにその製造用装置Info
- Publication number
- JPS598221B2 JPS598221B2 JP51020779A JP2077976A JPS598221B2 JP S598221 B2 JPS598221 B2 JP S598221B2 JP 51020779 A JP51020779 A JP 51020779A JP 2077976 A JP2077976 A JP 2077976A JP S598221 B2 JPS598221 B2 JP S598221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- stretching rod
- mold
- cavity
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二軸延伸させたポリエステル製壜の製造方法な
らびにその製造装置に関する。
らびにその製造装置に関する。
近時公害防止の観点から、即ち従来壜製造等に用いられ
た合成樹脂材と異り溶剤等の有害物の滲出がな<、又廃
棄による燃焼時に有害ガスが出るようなことがないこと
等の理由によつて二軸延伸させたポリエステル製壜が注
目されている。
た合成樹脂材と異り溶剤等の有害物の滲出がな<、又廃
棄による燃焼時に有害ガスが出るようなことがないこと
等の理由によつて二軸延伸させたポリエステル製壜が注
目されている。
その二軸延伸によつて壜は肉薄となし得るから材料が節
減できると共に強度も又高まることが知られているが、
一般にその延伸は壜胴部において行い易く、壜底壁、特
に中央部分においては行い難いものであつた。このため
該製品たる壜を誤つて落したような場合には底壁が損傷
されることとなる。本発明はその延伸困難な底壁を延伸
させ強度を高めたポリエステル製壜の製造方法、更にそ
の製造に使用される装置に係る。以下図面について説明
すると、1は本発明方法により製造されたポリエステル
製壜の全体を示す。
減できると共に強度も又高まることが知られているが、
一般にその延伸は壜胴部において行い易く、壜底壁、特
に中央部分においては行い難いものであつた。このため
該製品たる壜を誤つて落したような場合には底壁が損傷
されることとなる。本発明はその延伸困難な底壁を延伸
させ強度を高めたポリエステル製壜の製造方法、更にそ
の製造に使用される装置に係る。以下図面について説明
すると、1は本発明方法により製造されたポリエステル
製壜の全体を示す。
2は外面にキャップ螺合用のねじ3を有する口頚部、4
は胴部、5は底壁である。
は胴部、5は底壁である。
その胴部および底壁は後述のように二軸延伸させて形成
させる。その底壁5は壜内方へ隆起状に彎曲させてあり
、底壁の中央部6は底部の二軸延伸に際して底壁下方か
らの押上げによつて強制延伸させてある。上記壜の形成
は、第2図、第3図が示すように行う。11は壜成形用
のキヤビテイ12を有する金型で、13はそのキヤビテ
イの底壁形成部である。
させる。その底壁5は壜内方へ隆起状に彎曲させてあり
、底壁の中央部6は底部の二軸延伸に際して底壁下方か
らの押上げによつて強制延伸させてある。上記壜の形成
は、第2図、第3図が示すように行う。11は壜成形用
のキヤビテイ12を有する金型で、13はそのキヤビテ
イの底壁形成部である。
該部の中心にはキヤビテイ内へ垂直に出入自在な第2延
伸ロツド14を設けておく。又該金型内へは予め射出成
形によつて口端開口で有底の管状素材20を設けておき
、これを金型内へセツトする。該素材内へは圧縮空気用
送路31を有する第1延伸ロツド32を挿入させる。該
ロツドは下端開口の外管33とその管孔内へ遊挿させた
中棒34とからなり、その外管には適当数のノズル孔3
5が設けてある。予め加熱させた管状素材を金型内にセ
ツトし、第2図のように第1延伸ロツド32を押下げて
管状素材を縦軸方向に延伸させる。
伸ロツド14を設けておく。又該金型内へは予め射出成
形によつて口端開口で有底の管状素材20を設けておき
、これを金型内へセツトする。該素材内へは圧縮空気用
送路31を有する第1延伸ロツド32を挿入させる。該
ロツドは下端開口の外管33とその管孔内へ遊挿させた
中棒34とからなり、その外管には適当数のノズル孔3
5が設けてある。予め加熱させた管状素材を金型内にセ
ツトし、第2図のように第1延伸ロツド32を押下げて
管状素材を縦軸方向に延伸させる。
該状態から該管状素材内に圧縮空気を吹込むが、該吹込
みと同時又は該吹込みの前後に外管33を押下げ、又第
2延伸ロツド14を押上げて第3図が示すように底部の
中央部を強制延伸させる。底部の中央部を除く部分は金
型の底壁形成部上面に、又胴部はキヤビテイの周壁形成
部内面に圧縮空気により膨張されて押圧されることとな
り、壜が形成される。尚外管の押下げと第2延伸ロツド
の押下げとは管状素材の底部を損傷しない程度に徐々に
行うものとする。本発明は上記構成とするものであり、
金型の底壁形成部の中心にキヤビテイ内への出入が自在
に第2延伸ロツドを設け、かつ管状素材内へ挿入させる
第1延伸ロツドは下端面開口の外管とその管孔内へ遊挿
させた中棒とからなるものとしておき、第1延伸ロツド
で押下げて管状素材を縦軸方向に延伸させたとき、該素
材の底部中心を上記外管の下端部内へ第2延伸ロツドの
押上げにより押込むことで該底部の中心部を強制延伸さ
せるようにしたから、該部の延伸を容易かつ確実に行う
ことが出来、該状態において管状素材内へ圧縮空気を吹
込むから第1延伸ロツドのブレが防止されて延伸を均等
に行わせることが出来て製品たる壜の偏肉化を防止させ
ることが出来る。
みと同時又は該吹込みの前後に外管33を押下げ、又第
2延伸ロツド14を押上げて第3図が示すように底部の
中央部を強制延伸させる。底部の中央部を除く部分は金
型の底壁形成部上面に、又胴部はキヤビテイの周壁形成
部内面に圧縮空気により膨張されて押圧されることとな
り、壜が形成される。尚外管の押下げと第2延伸ロツド
の押下げとは管状素材の底部を損傷しない程度に徐々に
行うものとする。本発明は上記構成とするものであり、
金型の底壁形成部の中心にキヤビテイ内への出入が自在
に第2延伸ロツドを設け、かつ管状素材内へ挿入させる
第1延伸ロツドは下端面開口の外管とその管孔内へ遊挿
させた中棒とからなるものとしておき、第1延伸ロツド
で押下げて管状素材を縦軸方向に延伸させたとき、該素
材の底部中心を上記外管の下端部内へ第2延伸ロツドの
押上げにより押込むことで該底部の中心部を強制延伸さ
せるようにしたから、該部の延伸を容易かつ確実に行う
ことが出来、該状態において管状素材内へ圧縮空気を吹
込むから第1延伸ロツドのブレが防止されて延伸を均等
に行わせることが出来て製品たる壜の偏肉化を防止させ
ることが出来る。
更に装置も簡易であり、上記のようにして第1延伸ロツ
ドのブレが防止されるから機構的な精密度を大巾に緩和
させることが出来、又管状素材底部の強制延伸に際して
は第2延伸ロツドの押上けと同時に外管を下降させるこ
とで底部の中央部だけを上方へ押上げし゛C確実に延伸
させることが出来、外管を設けない場合のように管状素
材の底部全体が押上げられて上記延伸が不能となること
がない。装置の構造も簡易であり、廉価に製作すること
が出来る。
ドのブレが防止されるから機構的な精密度を大巾に緩和
させることが出来、又管状素材底部の強制延伸に際して
は第2延伸ロツドの押上けと同時に外管を下降させるこ
とで底部の中央部だけを上方へ押上げし゛C確実に延伸
させることが出来、外管を設けない場合のように管状素
材の底部全体が押上げられて上記延伸が不能となること
がない。装置の構造も簡易であり、廉価に製作すること
が出来る。
第1図は本発明に係る壜の断面図、第2図は壜成形のた
めに管状素材を金型内へセツトさせた状態での断面図、
第3図は上記管状素材を膨張させ壜に形成させた状態で
の断面図である。 1・・・・・・ポリエステル製壜、2・・・・・旧頚部
、5・・・・・・底壁、6・・・・・・底壁中央部、7
・・・・・・底壁周縁部、11・・・・・・金型、12
・・・・・・キヤビテイ、14・・・・・・第2延伸ロ
ツド、20・・・・・・管状素材、31・・・・・・圧
縮空気用送路、32・・・・・・第1延伸ロツド、33
・・・・・・外管、34・・・・・・中棒。
めに管状素材を金型内へセツトさせた状態での断面図、
第3図は上記管状素材を膨張させ壜に形成させた状態で
の断面図である。 1・・・・・・ポリエステル製壜、2・・・・・旧頚部
、5・・・・・・底壁、6・・・・・・底壁中央部、7
・・・・・・底壁周縁部、11・・・・・・金型、12
・・・・・・キヤビテイ、14・・・・・・第2延伸ロ
ツド、20・・・・・・管状素材、31・・・・・・圧
縮空気用送路、32・・・・・・第1延伸ロツド、33
・・・・・・外管、34・・・・・・中棒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 壜成形用のキャビティを有する金型内へ、予め形成
させたポリエステル製の管状素材をセットさせ、該素材
内へは第1延伸ロッドを挿入させて該ロッドに設けられ
た送路を介して圧縮空気を吹込みキャビティ内面に密着
するよう膨張させて行うポリエステル製壜の製造方法で
あつて、上記第1延伸ロッドは下端面開口の外管と、そ
の管孔内に遊挿させた中棒とからなるものとし、かつ金
型の壜底壁形成部の中心にはキャビティ内への出入が自
在に第2延伸ロッドを設けておき、上記第1延伸ロッド
を押下げて管状素材を縦軸方向に延伸した状態で、該素
材の底部中心を上記外管の下端部内へ第2延伸ロッドの
押上げにより押込むことで該底部の中心部を強制延伸さ
せ、該素材内には第1延伸ロッドにより圧縮空気を吹込
み膨張させて行うことを特徴とするポリエステル製壜の
製造方法。 2 壜形成用キャビティを有する金型と、該金型内にセ
ットされた壜成形用の管状素材内に挿入され、該素材内
に圧縮空気を送込み膨張させてポリエステル製壜を成形
可能に設けた圧縮空気用送路付きの第1延伸ロッドと、
上記金型の壜底壁形成部の中心にキャビティ内への出入
が自在に設けられた第2延伸ロッドとからなり、上記第
1延伸ロッドは下端開口の外管と、その管孔内へ遊挿さ
せた中棒とで形成させ、該外管と第2延伸ロッドとを、
それ等の各中心軸線が同一直線上に位置し、かつ外管下
端と第2延伸ロッド上端とがほぼ接する程度に近接させ
ることが可能に設けたことを特徴とするポリエステル製
壜の製造用装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51020779A JPS598221B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | ポリエステル製壜の製造方法ならびにその製造用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51020779A JPS598221B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | ポリエステル製壜の製造方法ならびにその製造用装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52105089A JPS52105089A (en) | 1977-09-03 |
JPS598221B2 true JPS598221B2 (ja) | 1984-02-23 |
Family
ID=12036617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51020779A Expired JPS598221B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | ポリエステル製壜の製造方法ならびにその製造用装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598221B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54140687A (en) * | 1978-04-24 | 1979-11-01 | Yoshizaki Kozo | Extended plastic bottle and making method thereof |
JPS5524209U (ja) * | 1978-08-01 | 1980-02-16 | ||
JPS5524210U (ja) * | 1978-08-01 | 1980-02-16 | ||
JPS5745353Y2 (ja) * | 1978-10-23 | 1982-10-06 | ||
JPS5571245A (en) * | 1978-12-18 | 1980-05-29 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Innprocess product for making bottle of twooaxissextended synthetic resin |
JPS5846713U (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-29 | 東洋製罐株式会社 | 耐圧プラスチツクボトル |
JPS6252036A (ja) * | 1986-08-01 | 1987-03-06 | 株式会社吉野工業所 | 二軸延伸させた合成樹脂製壜 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS493073A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-11 | ||
JPS5089470A (ja) * | 1973-11-14 | 1975-07-17 | ||
JPS5089469A (ja) * | 1973-11-14 | 1975-07-17 |
-
1976
- 1976-02-27 JP JP51020779A patent/JPS598221B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS493073A (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-11 | ||
JPS5089470A (ja) * | 1973-11-14 | 1975-07-17 | ||
JPS5089469A (ja) * | 1973-11-14 | 1975-07-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52105089A (en) | 1977-09-03 |
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