JPS5980336A - ロッククラッシャーにおける支持機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えばジャイレトリ一式ロッククラッシャー
のボール用の支持機構に関する。

ジャイレトリ一式ロッククラッシャーに関する本出願人
によるアメリカ合衆国％許Ａ４１９２４７２において、
クラッシャーのボールとベースとの間にはこれらの間の
衝撃力を緩和するための支持部材が別個に設けられてお
り、まだボールの支持部を新しいものと交換するだめの
便利な方法が提供されている。ジャイレトリ一式クラッ
シャーの運転により生ずる金属間の激しい接触によりボ
ールに相対するシート部材の金属表面は例えば冷間溶着
、えぐり、凹凸等の好ましくない摩擦現象を時として生
じている。このためこれらの支持面は大幅な機械加工、
交換その他の方法により新らしくする必要がある。

本発明の第１の目的は金属間の接触部をなくして好捷（
７くない摩擦現象をなくし、かつボールとベース部材と
の間に大きな偏心スラスト荷重を加えることができ、さ
らに摩耗が生じた場合には即座かつ安価に新しくするこ
とがでなる、ジャイレトリ一式ロッククラッシャーのボ
ール用支持部材の提供にある。

本発明のもう一つの目的は支持部材の溝に取り付けられ
てこの溝から突出するインサート部材を提供してシート
部材とロッククラッシャーのボールとの間の摩擦を少な
くし、さらにはこのようなインサート部材を、支持面を
新らしくするため、即座に着脱自在とすることにある。

本発明の機能をジャイレトリ一式ロッククラッシャーに
ついて行なわせるため、支持部材は環状に形成されてロ
ッククラッシャーの環状ペース上圧支持される。クラッ
シャーのボールは支持部材上に支持されて下向きの溝が
形成され、支持部材には被負荷部材の溝内に突出すべく
配置された上向き面が形成される。これらの上向唇面に
はボール金属に対する長期間の耐摩耗面を有するインサ
ートを受は入れる溝が形成される。インサートは対応す
る溝よりも厚肉とされてその溝から突出し、ボールの溝
の相対する壁に当接してボールを小さな摩擦力で支持す
る。

次にこの発明の一実施例を図面に従って説明する。

第１図に一部を示したジャイレトリー弐ロッククラッシ
ャーにおいて、環状のボール１０はホッパ一部１２とそ
の上端部下方に位置してライナ１６をアイボルト１８を
介して便宜的な方法で支持する内向７ランジ部１４とを
有している。ライナ１６は図示しないクラッシャーヘッ
ドその他の機構に連係されており、ジャイレトリ一式ロ
ッククラッシャーにおいて所定の機能を果たす。ボール
１０目またポールナツト２２に螺合する垂直方向のネジ
連結部２０と、このネジ連結部２０にボルト固定された
上部角型ノ・ウジング２４と含有しており、との上部角
型ノ・ウジング２４の周部には等間隔で垂直突出部材す
なわちラック２６が固定されており、これらは図示しな
い動力回転機構により係合ｎＪ能となっている・ ポールナツト２２は強靭な環状の部材であり、内側のク
ラッシャ一部とクラッシャーの環状のベース２８との間
を負荷移動可能に連結している。

ベース２８は上面３０と、ベース２８に一体形成された
垂直内壁３２とを有している。ポールナツト２２はその
下面−に相対する傾斜壁３４ａおよび３４ｂを備えて形
成された逆Ｖ字形の溝３４を有しており、傾斜壁３４ｂ
は傾斜壁３４ａよすもかなり長く形成されて傾斜壁３４
ａがもクラッシャーの内方側圧位置している。環状の支
持部材３６はクラッシャーのベース２８の上面３ｏに自
由支持された平底面３８を有しており、その係止フラン
ジ部４０はクラッシャーの垂直内壁３２の内面に沿って
下方に延出している。第２図に示すように支持部材３６
の上部はテーパ状をなして傾斜面４２および４４を形成
しており、これらはポールナツト２２のＶ字形をなす傾
斜壁３４ａおよび３４ｂとそれぞれほぼ同一形状となっ
ている。

傾斜面４２および４４はインサート４８を受は入れるだ
めの平行環状溝４６を有しており、インサート４８はポ
ールナツト２２の金属面に対する長期間の耐摩耗性を有
する材料から形成されている。インサート４８は傾斜面
４２および４４がら僅かの高さ突出しているのでポール
ナツト２２の傾斜盤３４ａおよび３４ｂは支持部材３６
の傾斜面４２および４４から隔たった状態に維持されて
いる。本実施例において、インサート４８は正方形状断
面を有しており、対応する環状溝４６の幅はインナート
４８の一辺と等しく設定されている。

しかｌ〜ながら環状溝４６の深さはインサート４８が突
出しうるよう浅く設定されている。取付けに際し、イン
サート４８はどの面を外側にしてもよい。

傾斜面４４は内向きの曲線であるためインサート４Ｂは
端部間の圧縮により傾斜面４４上に正しく位置決めされ
る。ポールナツト２２が支持部材３６から外れてインサ
ート４８が傾斜面４２から飛び出すのを防止するため、
第３図に示すように、支持部４４３６の寸わりに間隔を
置いて環状溝４６相互の間の壁部には、ｆｆ１ｌえばこ
れもの壁部にだがね（・１４５２を作ることにより、変
形部５０が設けられており、これらの変形部５０は対応
するインサート４８に僅かに喰い込んでそれらを定位置
に保持している。このような喰い込みはインサート４Ｂ
を定位置に保持する助けとなっているが、インサート４
Ｂは交換の際には環状溝４６から強制的に引き外して新
（７いものを変形部５０を通して強制的に嵌め込むこと
ができる。また望みにより両面を接着剤で貼り付けても
よい。

インサート４８に使用される旧制はポールナツト２２の
金属面に対する低摩擦支持面を揚供しうるものであれば
よい。すなわち、ポールナツト２２は鉄製であり、イン
サート４８は青銅のような非鉄材料或いは硬質プラスチ
ックのような非金属材料から形成され石。このようなプ
ラスチックにはデルリン（Ｄｅｌｒｉｎ）、ナイロン等
の耐衝撃性と耐摩耗性を備えたプラスチックがある。ま
た、傾斜面４２．４４の一方のインサート４８には青銅
を用い、他方のインサート４８にはプラスチックを用い
ることも望ましい。傾斜面４４け傾斜面４２よりもかな
り長くなっているので傾斜面４４にはプラスチック製の
インサート４８を、傾斜面４２には青銅製のインサート
４８を用いるのが効果的かつ経済的な構造となる。

インサート４Ｂはクラッシャーのベース上でポールナツ
ト２２を回動可能に支持することにより生ずる摩擦動を
減じ、そのためＰ−粁が殆どなくなり、かつ金属間に生
ずる冷間溶着、凹凸の発生。

こすハ５が排除される。ボールナツト２２および支持部
０３６はそれ自体の交換もしくはイ６理を何ら必要とさ
れなくなる、というのは摩耗が生じた場合に必要なのは
畦にインサート４８の交換のみだからである。支持部材
と同様にボールナツトおよびベースの寿命がほぼ永久的
となることに加えて、インサー）　＋ｄ僅かに変形しう
る、すなわちボールナツトおよび支持部材の移動が可能
であるので、このような結合部により装置の損傷をきだ
すほどの変形力や衝撃力を吸収することがで炒る。

支持部１−４３６のボールに対する横移動安定性は支持
部月３６の垂直外端３６ａに水平方向で並んだボールナ
ツト２２の係止フランジ５８により部分的に保たれてい
る。本発明の概念の拡張であるが、インサート４８に関
し説明したと同様な材料からなるインリーート６０が係
止フランジ５８の溝６２に挿入され、この溝６２から突
出してシート部月に当接してお９、これにより金属間接
触が防止されている。

以上に示し、説明した本発明の態様は本発明の一実施例
であって、本発明の和神或いは特許請求の範囲を逸脱す
ることなく、各部材の形状９寸法。

配置にさまざ捷な変化を与メーうることを理解されたい
。また、本発明はジャイレトリ一式ロッククラッシャー
への適用において新規かつ特別な用途を有するものであ
るが、本発明の概念はその他の同様な構造すなわち金属
部が；＋Ｖ１常的常接当接状態れるベアリング分野にも
適用可能であることを理解されたい。

【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例を示すもので、第１図はジャイレ
トリ一式ロッククラッシャーの一部の断面図、第２図は
第１図の部分拡大図、第３図はインサートの溝への固定
部のみを拡大して示した断面図である。 １０・・・ボール　　　　２２・・・ボールナツト２８
・・・ベース　　　　　３４・・・溝３４ａ、３４ｂ・
・・傾斜壁　３６・・・支持部材４２、４４・・傾斜面
　　４６・・・環状溝４８・・・インサート５０・・・
変形部−２９／！

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）相対する壁面を有する下向き溝を備えた被負荷部
   １１と、上部の支持面と側面とを有するベース部材との
   間で負荷移動を行なわせるだめの支持機構であって、前
   記ベース部材の前ｈ１１支持面上に載せられる下面を有
   しかつ前記被負荷部材の前記下向き溝内に突出する上向
   鰐面を有するとともにこの上向き面には溝部を備えてな
   る本体部と、前記被負荷部材に対する低１？擦、支持面
   を提供しうる材料により形成されて前記溝部内に取り付
   けられるインサート部材とからなり、前記インサート部
   材の厚さを前記溝部の深さよシも大きく設定して前記イ
   ンサート部材をその取付状態で前記溝部から突出させて
   前記被負荷部材の前記相対する壁面管支持させることに
   よ）前記被負荷部材が当該支持機構によυ低摩擦状態で
   支持されるように構成したことを特徴とする支持機構。
2. （２）前記本体部は環状をなしており、かつ前記インサ
   ート部材を受は入れる前記溝部は前記上向き面に複数設
   けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の支持装置。
3. （３）前記溝部とこの溝部に取り付けられる前記インサ
   ート部材とは少なくとも２ケ所に設けられており、前記
   溝部は中間壁により隔てられ互いに平行をなして前記上
   向き面に沿って延出しており、前記中間壁には前記イン
   サート部材を前記溝部内で保持するため前記溝部内に突
   出する変形部が設けられていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の支持機構。
4. （４）　　前記溝部と前記インサート部材とは断面四角
   形状に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第３項記載の支持機構。
5. （５）環状のベース部材と、このベース部材上に支持さ
   れた環状の支持部材と、この支持部材上に支持された環
   状の被負荷部材とからなり前記支持部材は前記ベース部
   材上に載せられる下面を有し、前記被負荷部材は相対す
   る壁面を有する下向き溝を備えてなるロッククララシー
   −における支持機構であって、前記支持部（Ｊは前記被
   負荷部材の前記下向き溝内に突出する上向き面を有して
   おり、この上向き面には溝部が設けられており、前記イ
   ンサート部材は前記被負荷部材に対する低摩擦支持面を
   提供する異なった材料により形成されて前記溝部に挿入
   され、さらに前記インサート部材の厚さは前記溝部の深
   さよりも大きく設定されて前記インサート部材はその取
   付状態で前記溝部から突出し、前記被負荷部材の相対す
   る壁面を支持して、前記被負荷部材が前記支持部材によ
   り低摩擦状態で支持されるよう構成したことを特徴とす
   る支持機構。
6. （６）　　前記溝部は複数の環状溝からなシ、これらの
   環状溝に前記インサート部材が挿入されることを特徴と
   する特許請求の範囲第５項記載、　　の支持機構。
7. （７）前記環状溝は中間壁により隔てられかつ互いに平
   行をなして前記上向き面に沿って延出しており、かつ前
   記中間壁には前記インサート部材を前記環状溝内で保持
   するため前記環状溝内に突出する変形部が設けられてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第６項記載の支持機
   構。
8. （８）前記被負荷部材の前記下向き溝は逆Ｖ字型をなし
   ており、前記支持部材の上向き面は前記下向き溝の逆Ｖ
   字型とほぼ同様な角度で上方に傾斜して前記下向き溝内
   に突出しておυ、前記インサート部材は前記上向き面の
   両側に取り付けられて前記被負荷部材の前記下向き溝に
   当接するよう構成されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第５項記載の支持機構。