JPS5980253A - 創傷部治療用材料 - Google Patents
創傷部治療用材料Info
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- JPS5980253A JPS5980253A JP57190371A JP19037182A JPS5980253A JP S5980253 A JPS5980253 A JP S5980253A JP 57190371 A JP57190371 A JP 57190371A JP 19037182 A JP19037182 A JP 19037182A JP S5980253 A JPS5980253 A JP S5980253A
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- thrombin
- fibrinogen
- immobilized
- wound
- fibrin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
不発明は、切傷、擦傷等の傷口、火傷による創面9手術
用面6体表面に生じた潰瘍、抜歯窩などの創傷部の治療
に用いられる創傷部治療材料番こ関し、さらに詳しくは
長期間有効に創傷部における安定化フィブリンの生成を
促進しうる創傷部保護材料に関する。
用面6体表面に生じた潰瘍、抜歯窩などの創傷部の治療
に用いられる創傷部治療材料番こ関し、さらに詳しくは
長期間有効に創傷部における安定化フィブリンの生成を
促進しうる創傷部保護材料に関する。
切傷、擦傷などのfg口9手術創面、抜歯富などの創傷
部に適用される治療用材料として、トロンビンを含有さ
せたゼラチンスポンジ(米国特許2.558,595号
、特公昭31−4644号)、変性ゼラチンスポンジの
片面にトロンビンを含有する未変性ゼラチンスポンジ層
を積層したもの(特公昭49−46898号)などが公
知である。ゼラチンに含まれるトロンビンは、創傷部の
フィブリノーゲンに作用し゛Cフィブリン塊を形成させ
ることにより止血を行うのであるが、トロンビンにより
生成するフィブリンは非安定化フィブリンと呼ばれ、酸
、尿素などにn解し、グラスミン分解を受けやすいため
、創傷部の治癒が著しく遅れることが多い。
部に適用される治療用材料として、トロンビンを含有さ
せたゼラチンスポンジ(米国特許2.558,595号
、特公昭31−4644号)、変性ゼラチンスポンジの
片面にトロンビンを含有する未変性ゼラチンスポンジ層
を積層したもの(特公昭49−46898号)などが公
知である。ゼラチンに含まれるトロンビンは、創傷部の
フィブリノーゲンに作用し゛Cフィブリン塊を形成させ
ることにより止血を行うのであるが、トロンビンにより
生成するフィブリンは非安定化フィブリンと呼ばれ、酸
、尿素などにn解し、グラスミン分解を受けやすいため
、創傷部の治癒が著しく遅れることが多い。
水出願人は、トロンビンと血液凝固筒XI因子(以下F
XnIと略記する。)の両者を共存させて固定化するこ
とにより長期間にわたりフィブリノーゲンより非安定化
フィブリンを経て安定化フィブリンを生成させることが
できることを見い出し。
XnIと略記する。)の両者を共存させて固定化するこ
とにより長期間にわたりフィブリノーゲンより非安定化
フィブリンを経て安定化フィブリンを生成させることが
できることを見い出し。
先に提案した(特開昭55−5816′!I号)。この
創傷部治療用材料によれば、非安定化フィブリンにトロ
ンビンの存在下にFX[が作用することによりフィブリ
ン分子間に架橋が形成されて安定化フィブリンが生成し
、この安定化フィブリンが創傷治癒に必要な場を提供す
るとともに、FXff[が線維芽細胞の増殖を助長する
ので創傷部を有効に治癒することができる。しかも、こ
の創IK部治癒用拐料にお17)Cは10ンビン及びF
’XIIIが固定化されているので、その安定化フィブ
リン形成能力は一応。
創傷部治療用材料によれば、非安定化フィブリンにトロ
ンビンの存在下にFX[が作用することによりフィブリ
ン分子間に架橋が形成されて安定化フィブリンが生成し
、この安定化フィブリンが創傷治癒に必要な場を提供す
るとともに、FXff[が線維芽細胞の増殖を助長する
ので創傷部を有効に治癒することができる。しかも、こ
の創IK部治癒用拐料にお17)Cは10ンビン及びF
’XIIIが固定化されているので、その安定化フィブ
リン形成能力は一応。
長期間にIフたりかかり高度に維持される。しかしなが
ら、かかる創11)部治療用材料の安定化フィブリン形
成能力は経時的に徐々に低下することが判明した。
ら、かかる創11)部治療用材料の安定化フィブリン形
成能力は経時的に徐々に低下することが判明した。
そこで、さらに本出願人らは、上記の創傷部治療月月料
J:りも安定化フィブリン形成能力(以下活性度という
。)がさらに高められ、かつその活性度の経時的な低下
が少ない創傷部治療材料を提供することを目的とし′C
引続き検討を重ねた結果FX11[とトロンビンをそれ
ぞれ別々の(構造物1こ固定化し、そのようにし′C得
られた構造物同志を重ね合4〕せた積層物が、FXII
+とトロンビンの両者を共に固定化した構造物よりも活
性IJtが高<、シかも経時的な活性度の低下が少ない
ことを見い出し。
J:りも安定化フィブリン形成能力(以下活性度という
。)がさらに高められ、かつその活性度の経時的な低下
が少ない創傷部治療材料を提供することを目的とし′C
引続き検討を重ねた結果FX11[とトロンビンをそれ
ぞれ別々の(構造物1こ固定化し、そのようにし′C得
られた構造物同志を重ね合4〕せた積層物が、FXII
+とトロンビンの両者を共に固定化した構造物よりも活
性IJtが高<、シかも経時的な活性度の低下が少ない
ことを見い出し。
このことも先に提案した(特願昭56−136025号
)。
)。
このものは、はとんどの使用の場において有効に作用す
るものであるが、生体中のフィブリノーゲンを利用して
の安定化フィブリン形成を目的としたものであるから生
体中のフィブリノーゲン量が少なすぎる場合に、まれに
ではあるが、効果の小さい場合があることが判明した。
るものであるが、生体中のフィブリノーゲンを利用して
の安定化フィブリン形成を目的としたものであるから生
体中のフィブリノーゲン量が少なすぎる場合に、まれに
ではあるが、効果の小さい場合があることが判明した。
本発明者らは、かかる状況に鑑み、どのような使用の場
においても有効に作用する創閏部治療材料を提供するこ
とを目的として引き続き検討を重ねた結果、FX[I[
とトロンビンとフィブリノーゲンをそれぞれ別閏の構造
物に固定化し、そのようにして得られた構造物同志を重
ね合わせた積層物が生体中のフィブリノーゲン量が少な
すぎる場合においても有効に使用できることを見い出し
1本発明に到達したものである。
においても有効に作用する創閏部治療材料を提供するこ
とを目的として引き続き検討を重ねた結果、FX[I[
とトロンビンとフィブリノーゲンをそれぞれ別閏の構造
物に固定化し、そのようにして得られた構造物同志を重
ね合わせた積層物が生体中のフィブリノーゲン量が少な
すぎる場合においても有効に使用できることを見い出し
1本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、モノフィラメント、繊維集合体、)
5イルJ、9スポンジなどの形状を有する構イ13物か
らなる創1ぢ部治療用材料において、トロンビンが固定
化されCいる)1・7造物と血液凝固第X■因了が固定
化されている構造物とフィブリノーゲンが固定化されC
いるFf’?造物とが積F1されCいることを特?:々
とする長期間有効にfi11μ3部における安定化フィ
ブリンの生成を促進しつる創傷部治療用tJ料である。
5イルJ、9スポンジなどの形状を有する構イ13物か
らなる創1ぢ部治療用材料において、トロンビンが固定
化されCいる)1・7造物と血液凝固第X■因了が固定
化されている構造物とフィブリノーゲンが固定化されC
いるFf’?造物とが積F1されCいることを特?:々
とする長期間有効にfi11μ3部における安定化フィ
ブリンの生成を促進しつる創傷部治療用tJ料である。
本発明における創fぢ部治療材料とは、モノ;7・イラ
メント、綿9紙、不織布、織物、編物などの1)り糸[
1集合体、フィルム、スポンジなどの形状ヲ有する構造
物からなる治療用材料をいう。
メント、綿9紙、不織布、織物、編物などの1)り糸[
1集合体、フィルム、スポンジなどの形状ヲ有する構造
物からなる治療用材料をいう。
本発明における構造物としては、柔し゛こと5体液によ
って膨潤し、 811傷部と密着しうることなどからス
ポンジが好りしい。
って膨潤し、 811傷部と密着しうることなどからス
ポンジが好りしい。
本発明におい′C構造物を構成する素材としては、たと
えばセルローグ、セルロース誘導体、蛋H質。
えばセルローグ、セルロース誘導体、蛋H質。
合成ポリアミノ酸、ポリエステル、ポリアミド。
ポリオレフィン、ジエンのポリマー、塩累化ポリオレフ
ィン、■−ビニル化合物の重合体、芳香族ビニル化合物
の重合体、ポリビニルアルコール及びその誘導体、不飽
和アルデヒドの重合体、不飽和カルボン酸の重合体、不
飽和カルボン酸エステルの正合体、不飽和カルボン酸無
水物の重合体。
ィン、■−ビニル化合物の重合体、芳香族ビニル化合物
の重合体、ポリビニルアルコール及びその誘導体、不飽
和アルデヒドの重合体、不飽和カルボン酸の重合体、不
飽和カルボン酸エステルの正合体、不飽和カルボン酸無
水物の重合体。
不飽和ニトリルの重合体、不飽和カルボン酸アミドの重
合体、ポリエーテル、シリコン樹脂、ポリウレタン、天
然ゴムなど特開昭55−58163号公報に開示されて
いるものを用いることができる。
合体、ポリエーテル、シリコン樹脂、ポリウレタン、天
然ゴムなど特開昭55−58163号公報に開示されて
いるものを用いることができる。
これらのなかでも創傷部に適応した後、これを除去する
必要がないという利点から、たとえばコラーゲン、ゼラ
チン、ポリグリコール酸、ポリ乳酸。
必要がないという利点から、たとえばコラーゲン、ゼラ
チン、ポリグリコール酸、ポリ乳酸。
グリコール酸−乳酸共重合体、ポリグルタミン酸。
アミロース、コハク酸アミロースなどの酸化アミロース
などの生体吸収物質、特にゼラチン、コハク酸アミロー
スが好ましく用いられる。
などの生体吸収物質、特にゼラチン、コハク酸アミロー
スが好ましく用いられる。
本発明の創傷部治療用材料におい′Cは、上記のごとき
構造物が少なくとも5層積層されていることが必要であ
り、さらに詳しくはトロンビンが固定化されCいる構造
物とF’XIIIが固定化されている構造物とフィブリ
ノーゲンが固定化されCいる構進物とが積層され”〔い
ることが必要である。積層数は3層以上であれば何層で
もよいが、製造面及び効果の而よりみて7J農又は5層
が好ましい。特に、FXIIrが固定化された47り進
物の両側にトロンビンが固定化された1昔造物を積層し
、さらにその両側にフィブリノーゲンが固定化された1
待造物を積7轡した5層構造のものが効果が優れている
ので好ましい。
構造物が少なくとも5層積層されていることが必要であ
り、さらに詳しくはトロンビンが固定化されCいる構造
物とF’XIIIが固定化されている構造物とフィブリ
ノーゲンが固定化されCいる構進物とが積層され”〔い
ることが必要である。積層数は3層以上であれば何層で
もよいが、製造面及び効果の而よりみて7J農又は5層
が好ましい。特に、FXIIrが固定化された47り進
物の両側にトロンビンが固定化された1昔造物を積層し
、さらにその両側にフィブリノーゲンが固定化された1
待造物を積7轡した5層構造のものが効果が優れている
ので好ましい。
本発明に用いる1−ロンビンは、フィブリノーゲンをフ
ィブリンに転化することができる蛋白分解酵累である。
ィブリンに転化することができる蛋白分解酵累である。
トロンビン及びフィブリノーゲンは。
人、牛、豚などの血液より分Aaされるが9人の創1ぢ
部に適用する場合には人トロンビン及び人フィブリノー
ゲンを用いるのが好ましい。
部に適用する場合には人トロンビン及び人フィブリノー
ゲンを用いるのが好ましい。
本発明に用いるF’X[[[はフィブリン安定化因子と
呼ばれ、非安定化フィブリンに直接作用し、ブイプリン
分子間のイソペプチド結合の生成に関与する因子である
。FXtlIは人、牛などの血液あるいは胎盤より分離
されるが9人の創帛部に適用する場合には人由来のFX
II[を用いるのが好ケしい。
呼ばれ、非安定化フィブリンに直接作用し、ブイプリン
分子間のイソペプチド結合の生成に関与する因子である
。FXtlIは人、牛などの血液あるいは胎盤より分離
されるが9人の創帛部に適用する場合には人由来のFX
II[を用いるのが好ケしい。
トロンビン、FXIII又はフィブリノーゲンはモノフ
ィラメント、繊維集合体、フィルム、ヌボンジなどの形
状を有する構造物に結合させるか、又は吸着させること
により固定化することができる。
ィラメント、繊維集合体、フィルム、ヌボンジなどの形
状を有する構造物に結合させるか、又は吸着させること
により固定化することができる。
トロンビン、FXrlI又はフィブリノーゲンを創口部
治療用材料を構成する構造物に結合させるには。
治療用材料を構成する構造物に結合させるには。
たとえば共有結合法や、イオン結合法を採用することが
できるし、また吸着させるには、同じく物理的吸着法や
包括法を採用することができる。包括法はトロンビン、
FXI[[又はフィブリノーゲンをゲルの微細な格子の
中に包み込んで脱離できないようにする方法であり、特
にコツーゲン、ゼラチン、ポリグリコール酸、ポリ乳酸
、グリコール−乳酸共重合体、ポリグルタミン酸、アミ
ロースなどの吸収性物質に固定化する場合に適し′〔い
る。
できるし、また吸着させるには、同じく物理的吸着法や
包括法を採用することができる。包括法はトロンビン、
FXI[[又はフィブリノーゲンをゲルの微細な格子の
中に包み込んで脱離できないようにする方法であり、特
にコツーゲン、ゼラチン、ポリグリコール酸、ポリ乳酸
、グリコール−乳酸共重合体、ポリグルタミン酸、アミ
ロースなどの吸収性物質に固定化する場合に適し′〔い
る。
固定化に際しCは特開昭55−58163号公報に記載
の方法などの公知の方法を採用することができる。
の方法などの公知の方法を採用することができる。
本発明の創傷部治療用材料を製造するには、前記のごと
き構造物にトロンビン、FXII[又はフィブリノーゲ
ンを固定(ヒしたのち、好ましくは7.[結乾燥し′C
溶媒笠を十分除去し1次いで得られたそれぞれの固定化
物を積層すればよい。v11定化物を積層するには公知
のいかなる方法を採用してもよいが、接着剤を用いてた
とえば点接着1面接着などを行う方法が好ましく採用で
きる。また、各固定化物を、溶媒等を含んだ状部で凍結
した後、−たんその表面のみを溶解し1次いでその状態
にて張り合I)せたのち、再び凍結乾燥を行う方法も好
ましく採用できる。また1本発明の創傷部治療月利料を
製造するには」1記のごとぎ方法のほかに、まず(1・
v進物に加工する6iJの素材そのものにlIコンピン
、FXITI又はフィブリノーゲンを固定化し、しかる
のちトロンビン、FXTII又はフィブリノーゲンが固
定化された素材を構造物に加工し9次いでこれらの構造
物を積層することによっても製造することかできる。
き構造物にトロンビン、FXII[又はフィブリノーゲ
ンを固定(ヒしたのち、好ましくは7.[結乾燥し′C
溶媒笠を十分除去し1次いで得られたそれぞれの固定化
物を積層すればよい。v11定化物を積層するには公知
のいかなる方法を採用してもよいが、接着剤を用いてた
とえば点接着1面接着などを行う方法が好ましく採用で
きる。また、各固定化物を、溶媒等を含んだ状部で凍結
した後、−たんその表面のみを溶解し1次いでその状態
にて張り合I)せたのち、再び凍結乾燥を行う方法も好
ましく採用できる。また1本発明の創傷部治療月利料を
製造するには」1記のごとぎ方法のほかに、まず(1・
v進物に加工する6iJの素材そのものにlIコンピン
、FXITI又はフィブリノーゲンを固定化し、しかる
のちトロンビン、FXTII又はフィブリノーゲンが固
定化された素材を構造物に加工し9次いでこれらの構造
物を積層することによっても製造することかできる。
本発明のfll1例部治療用材料の製造に際しては。
FXIIIの活性化に開学するカルシウムイオンを固定
化することができる。さらに5本発明の創傷部治療用材
料のfl19 ffiに際し′Cは、必要に応じてトロ
ンビンν FXI[又はフィブリノーゲンとともに殺菌
剤。
化することができる。さらに5本発明の創傷部治療用材
料のfl19 ffiに際し′Cは、必要に応じてトロ
ンビンν FXI[又はフィブリノーゲンとともに殺菌
剤。
抗生物質、ホMモンなどの医架品、アルグミン。
σニーアンチプラスミン、α1−マクログロブリンなど
のプロプアーゼインヒビター、セルロプラヌミン、ハプ
トグロブリン、コールドインゾルプルグロブリンなどの
血しようなん白、ファイプロネクチンなど構造物に固定
化することかできる。アンチプラスミンはフィシリン溶
解酵素であるプラスミンの阻害剤であり、したがってプ
ラスミンを阻害することによりフィブリン溶解活性(す
なわち線n7活性)を抑制する。したが−ってトロンビ
ン。
のプロプアーゼインヒビター、セルロプラヌミン、ハプ
トグロブリン、コールドインゾルプルグロブリンなどの
血しようなん白、ファイプロネクチンなど構造物に固定
化することかできる。アンチプラスミンはフィシリン溶
解酵素であるプラスミンの阻害剤であり、したがってプ
ラスミンを阻害することによりフィブリン溶解活性(す
なわち線n7活性)を抑制する。したが−ってトロンビ
ン。
F″X[[又はフィブリノーゲンとともにアンチプラス
ミンが固定化された創傷部治療用材料は、線溶活性を抑
制することによりフィブリンの生成を促進することがで
きる。アンチプラスミンとし′Cは。
ミンが固定化された創傷部治療用材料は、線溶活性を抑
制することによりフィブリンの生成を促進することがで
きる。アンチプラスミンとし′Cは。
たとえばウシの肺臓より抽出されるアプロチニン。
微生物の培養液から分離されるペプスタチン、ロイペプ
シン、アンチパイン、キモヌタチンなどの天然物質、ε
−7ミノカグロン酸、トラネキサムr・2.メシル酸ガ
ベギヴートがあげられるが、特にε−アミノカプロン酸
、i−ラオキ′すJ、酸が好適に用いられる。
シン、アンチパイン、キモヌタチンなどの天然物質、ε
−7ミノカグロン酸、トラネキサムr・2.メシル酸ガ
ベギヴートがあげられるが、特にε−アミノカプロン酸
、i−ラオキ′すJ、酸が好適に用いられる。
本発明の創6部治療用材料は著しく優れた活性度を有し
、しかも保存中や使用中における活性度の低丁が少ない
ばかりか、生体中のフィブリノーゲン爪が少なすぎる場
合にも有効に使用できろという特長を有する。tた9本
発明の創傷部治療用材料におい′Cは、フイプリーゲン
とトロンビンが別々に存在しているので、たとえば材料
の保存中など;こフィブリノーゲンがフィブリンへ変換
し′Cしまうようなことは起らず、使用の場において始
め′CCフィブリンの変換が起るという特長を有する。
、しかも保存中や使用中における活性度の低丁が少ない
ばかりか、生体中のフィブリノーゲン爪が少なすぎる場
合にも有効に使用できろという特長を有する。tた9本
発明の創傷部治療用材料におい′Cは、フイプリーゲン
とトロンビンが別々に存在しているので、たとえば材料
の保存中など;こフィブリノーゲンがフィブリンへ変換
し′Cしまうようなことは起らず、使用の場において始
め′CCフィブリンの変換が起るという特長を有する。
したがつ゛C9本発明の創傷部治療用材料は。
切16.擦鵠などの傷ロ9手術創面、技歯窩などのfl
lllll摘部され長期間有効に創傷部の早期治癒。
lllll摘部され長期間有効に創傷部の早期治癒。
縫合不全の防止などに著しい効果を発現する。
次に実施例を示し、本発明をさらに具体的1こ説明する
。なお、トロンビンとしCは9株式会社ミドリ十字の人
血漿トロンビンを、FXI+1.1.てはベーリングベ
ルケ社の胎盤由来の′F′x[II濃縮乾燥製剤を、フ
ィブリノーゲンとしては株式会社ミドリ十字の人血しよ
うフィブリノーゲンを用いた@FXIII製剤は1バイ
アMあたり新鮮人血しよう250g/に相当するF)J
活性を有し、トロンビン製剤は1バイアルあたり新鮮人
血しよう500Fltに相当するトロンビン活性を有す
る。
。なお、トロンビンとしCは9株式会社ミドリ十字の人
血漿トロンビンを、FXI+1.1.てはベーリングベ
ルケ社の胎盤由来の′F′x[II濃縮乾燥製剤を、フ
ィブリノーゲンとしては株式会社ミドリ十字の人血しよ
うフィブリノーゲンを用いた@FXIII製剤は1バイ
アMあたり新鮮人血しよう250g/に相当するF)J
活性を有し、トロンビン製剤は1バイアルあたり新鮮人
血しよう500Fltに相当するトロンビン活性を有す
る。
実施例1゜比較例1゜
山之内製薬株式会社製のゼラチンスポンジ(5a*X
2.5cnX O,5m ) 1枚をFX[lI水溶液
(F’Xll11バイアルを水5 ntに溶解)に、他
の1枚をトロンビン水溶i()ロンビン1バイアルを水
5 piに溶解)に、他の1枚をフィブリノーゲン水溶
液(フィブリノーゲン75 plを水5 */に溶解)
に、室温にて5分間浸漬した後、20時間、 =3[
℃にて凍結乾燥しまた。乾燥された6枚のスポンジを、
濃厚ゼラチン水溶液を2枚のスポンジの片面にはけぬり
し。
2.5cnX O,5m ) 1枚をFX[lI水溶液
(F’Xll11バイアルを水5 ntに溶解)に、他
の1枚をトロンビン水溶i()ロンビン1バイアルを水
5 piに溶解)に、他の1枚をフィブリノーゲン水溶
液(フィブリノーゲン75 plを水5 */に溶解)
に、室温にて5分間浸漬した後、20時間、 =3[
℃にて凍結乾燥しまた。乾燥された6枚のスポンジを、
濃厚ゼラチン水溶液を2枚のスポンジの片面にはけぬり
し。
6枚を重ねること番こより張り合わせた。その後。
再び一60℃にて凍結乾燥を5時間行った。
比較のために上記のものと同じゼラチンスポンジ1枚を
F′xri水r7 rff (F”Xff[1バイアル
を水5 ratに溶解)に、他の1枚をトロンビン水溶
液(トロンビン1バイアlしを水5 lIlに溶l1f
iりに室温にて5分間泥6vシた後、20時間、−50
℃に゛C凍結乾燥した。乾燥された2枚のスポンジを上
記の場合と同様にして張り合わせた。その後、再び一3
0℃にて5時間凍結乾燥した。
F′xri水r7 rff (F”Xff[1バイアル
を水5 ratに溶解)に、他の1枚をトロンビン水溶
液(トロンビン1バイアlしを水5 lIlに溶l1f
iりに室温にて5分間泥6vシた後、20時間、−50
℃に゛C凍結乾燥した。乾燥された2枚のスポンジを上
記の場合と同様にして張り合わせた。その後、再び一3
0℃にて5時間凍結乾燥した。
実施例1と比較例1で得られた材料を積層方向に垂直に
裁断し、同容積の生理食塩水で37℃に゛C15分間イ
ンキュベートしたところ、実施例1の材料の周辺には、
5 w/v%モpクロp酢酸に不溶性のクロットが
生成したが、比較例1の材料には生成しなか−クた〇 すY施例2.比較例2 djテトより分離ffl製されたでんぷんを水酸化ナト
リウノ・水溶液中で無水ゴハク酸と反応させ、生成した
沈殿を1過、透析し1次いで凍結乾燥、架橋を行ってコ
ハク酸アミローヌスポンジを得た。
裁断し、同容積の生理食塩水で37℃に゛C15分間イ
ンキュベートしたところ、実施例1の材料の周辺には、
5 w/v%モpクロp酢酸に不溶性のクロットが
生成したが、比較例1の材料には生成しなか−クた〇 すY施例2.比較例2 djテトより分離ffl製されたでんぷんを水酸化ナト
リウノ・水溶液中で無水ゴハク酸と反応させ、生成した
沈殿を1過、透析し1次いで凍結乾燥、架橋を行ってコ
ハク酸アミローヌスポンジを得た。
得られたコハク酸アミローススポンジ(5自×2.5
cm X L5 ’M )を用いて、実施例1と同様の
方法にて積層材料を得た。
cm X L5 ’M )を用いて、実施例1と同様の
方法にて積層材料を得た。
比較のために、上記のものと同じコハク酸アミロースス
ポンジ1枚を、F’X[とトロンビンとフィブリノーゲ
ンの混合水m1(1,CFXm1バイアルを2 dの水
に、トロンビン1バイアルを1 mlの水に、フィブリ
ノーゲン759を2 glの水に溶解した後、5者を混
合1.、 600メツシユの金網に°C口過したもの)
ニ室温にて5分間浸漬した後、20時間、−30℃にて
凍結乾燥した。
ポンジ1枚を、F’X[とトロンビンとフィブリノーゲ
ンの混合水m1(1,CFXm1バイアルを2 dの水
に、トロンビン1バイアルを1 mlの水に、フィブリ
ノーゲン759を2 glの水に溶解した後、5者を混
合1.、 600メツシユの金網に°C口過したもの)
ニ室温にて5分間浸漬した後、20時間、−30℃にて
凍結乾燥した。
実施例2と比較例2で得られた材料を用い°C実施例1
と同様の方法に′C不溶性クロットを観察したところ?
実施例2の材料には、肉眼で不溶性クロットがはつぎり
と認められたが、比較例2の材料1こは不溶性クロット
は肉眼では舶めにくかった。
と同様の方法に′C不溶性クロットを観察したところ?
実施例2の材料には、肉眼で不溶性クロットがはつぎり
と認められたが、比較例2の材料1こは不溶性クロット
は肉眼では舶めにくかった。
特許出願人 ユニチカ株式会社
Claims (1)
- (1)モノフイブメント、繊維集合体、ブイ’l’ 、
1% 。 スポンジなどの形状を有するBff造物からなるfil
l In部治療用材料におい’C,)ロンビンが固定さ
れCいる構造物と血液幌固第X■因子が固定化されてい
る構造物とフィブリノーゲンが固定化されCいる構造物
とが積層されCいることを特徴とする長期間有効に創傷
部における安定化フィブリンの生成を促進しうる創fチ
部治療用材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190371A JPS5980253A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 創傷部治療用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190371A JPS5980253A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 創傷部治療用材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980253A true JPS5980253A (ja) | 1984-05-09 |
JPH0226984B2 JPH0226984B2 (ja) | 1990-06-13 |
Family
ID=16257060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57190371A Granted JPS5980253A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 創傷部治療用材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5980253A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6324951A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-02-02 | ベ−リングヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 一成分組織接着剤およびその製造方法 |
WO2008117746A1 (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Juridical Foundation The Chemo-Sero-Therapeutic Research Institute | 固体状フィブリノゲン製剤 |
KR20160004328A (ko) * | 2013-04-22 | 2016-01-12 | 씨랜티움 메디컬 리미티드 | 피브리노겐기반 조직 접착 패치 |
-
1982
- 1982-10-28 JP JP57190371A patent/JPS5980253A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6324951A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-02-02 | ベ−リングヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 一成分組織接着剤およびその製造方法 |
JP2511462B2 (ja) * | 1986-07-05 | 1996-06-26 | ベ−リングヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 一成分組織接着剤およびその製造方法 |
WO2008117746A1 (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Juridical Foundation The Chemo-Sero-Therapeutic Research Institute | 固体状フィブリノゲン製剤 |
US9775884B2 (en) | 2007-03-22 | 2017-10-03 | The Chemo-Sero-Therapeutic Research Institute | Solid fibrinogen preparation |
KR20160004328A (ko) * | 2013-04-22 | 2016-01-12 | 씨랜티움 메디컬 리미티드 | 피브리노겐기반 조직 접착 패치 |
JP2016517738A (ja) * | 2013-04-22 | 2016-06-20 | シーランチウム・メディカル・リミテッド | フィブリノーゲンをベースとする組織接着性パッチ剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0226984B2 (ja) | 1990-06-13 |
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