JPS597841B2 - ステ−プルの集合体とその製造方法 - Google Patents

ステ−プルの集合体とその製造方法

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JPS597841B2
JPS597841B2 JP3808782A JP3808782A JPS597841B2 JP S597841 B2 JPS597841 B2 JP S597841B2 JP 3808782 A JP3808782 A JP 3808782A JP 3808782 A JP3808782 A JP 3808782A JP S597841 B2 JPS597841 B2 JP S597841B2
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JP
Japan
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stable
staples
manufacturing
cutter
assembly
Prior art date
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JP3808782A
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JPS58156708A (ja
Inventor
知行 岡田
悟郎 丸山
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Sanyo Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステーブルの集合体とその製造力法に関する。
従来より、建築及び梱包作業においては、板材等を固定
するためにステーブルが広く使用されており、特に全体
略コ字状であって脚部先端が平坦に形成されたものが使
用されていた。
しかしながら、このようなステープルは、打込まれた後
における、打込方向の引張り強度が弱く、打込まれた後
抜けてしまう等の問題があったことから、第1図に示す
ような、脚部1の先端が鋭角をもって形成されたステー
ブル2が使用されている。
ところで、ステーブルをエアーステープラーに装填する
際の煩雑さを避け、封函作業を能率的に行なうため、第
2図に示すように、ステープル2を連続させ集合体とし
て構成し、このステープル2の集合体3を一度に装填す
るようにしている。
しかし、第1図に示すような形状のステープル2にあっ
ては、その脚部1先端の形状が鋭角に形成されているこ
とから、複数連続させ集合体とした場合には、複数の脚
部1により形成される両側部4下端は鋭利な鋸歯状とな
るため取扱いが危険であり、エアーステープラーに装填
する際、封函作業が面倒である、という問題を有してい
た。
さらに、ステープルの製造力法には、いわゆる単線式と
、多線式とがあるが、単線式製造力法による場合には量
産に適さないことから、多線式製造力法が広く利用され
ている。
即ち、多線式製造力法によれば、ステープルの素材とな
る一定本数の線材を製造ライン上に並べ、その各々をあ
らかじめ接着剤により接着することにより複数の線材を
一枚の板として構成し、所望の長さに切断した後、コ字
状にプレス成型し、一定本数のステープルの集合体を製
造するものである。
そして、このような多線式製造方法により、上記の、脚
部先端が鋭角に形成された形状のステープルの集合体を
製造する場合には、同様の形状のナイフエッジを有する
カツタを用いなければならないが、第3図に示すように
カツタ5のナイフエツジ6の形状がエッジ先端に向って
鋭角に形成されているため力ツタ5のナイフエツジ6そ
のものが傷み易すく長期間使用できず、また、カツタ5
の製造も困難であるという問題を有していた。
また、このような製造工程においては、カツタ5による
切断位置がカツタ5の駆動機械の作動誤差によりずれる
場合がある。
このような場合、第4図に点線で示すように、ステーブ
ルの集合体3の一側端に不要な突出片7が形成されてし
まい、このようなステーブルの集合体3が使用された場
合には、突出片7が打込まれる際に打込力に耐えきれず
折れて、跳ぶことがあり、打込作業が危険である、とい
う問題をも有していた。
そこで第2図のようなステープルの集合体を製造するに
は単線式製造力法にたよらねばならなかった。
この発明は、このような従来の問題点に鑑み成されたも
のであって、その目的とする吉ころは、各ステーブルの
脚部の先端部形状は鋭角に形成されているが、ステープ
ルの集合体としての脚部の先端部が鈍角を有する突出部
として連続的に形成され、その取扱いが安全であり、容
易にエアーステープラーに装填でき、さらに、ステープ
ルの集合体の製造工程において、カツタによる切断位置
がカツタの駆動機械の作動誤差によりずれた場合であっ
ても、不要な突出片が形成されず、打込まれた場合にも
、該突出片が折れて跳ぶことにより打込作業者に危害を
加える危険性がなく、また、使用されるカツタの製造も
容易であり、また、カツタそのものも傷みにくい形状の
ステープルの集合体を提供し、さらに、このようなステ
ーブルの集合体を製造する上で好適な製造力法を提供す
ることにある。
かかる目的を達成するために、物の発明においては、基
部と該基部の両端より基部の長手力向と直交する方向に
延設された二本の脚部きから成るステーブルを前後方向
に多数連設してなるステーブルの集合体において、各ス
テーブルの左右の脚部の先端は、前後方向に逆行する傾
斜面が配置され、相互に互い違いに接合されるように構
成され、また製造方法の発明においては、ステーブルの
素材を所望の長さに切断し、ステーブルの集合体を製造
する方法において、直線に,↓り構成された波型形状か
ら成り、該波型を構成する各辺間の角度は、各ステーブ
ル脚部先端の角度の二倍となるように形成されているナ
イフエッジを有するカツタを用いてステーブルの素材を
切断する工程を有するように構成されている。
以下、添付図面に示す実施例にもとづき、本発明に係る
ステープルの集合体とその製造方法を詳細に説明する。
第5図に示すように、本実施例に係るステーブルの集合
体8を構成するステーブル9は、基部10と、該基部1
0の両端より下方に直角に延設された二本の脚部11と
から成り、各脚部11先端には、先端から基部力向へ漸
次拡開し且つ前後方向に傾斜するテーパ部12が両脚部
において反対向きに形成されている。
上記ステープル9は、その基部10及び脚部11上に塗
布された接着剤により相互に結合され、第6図に示すよ
うにステーブルの集合体8を構成している。
このステープルの集合体8の一方の脚部11a先端部に
おいては隣接する二つのステーブル9の脚部11先端の
テーパ部12により、突出部13が形成され、他力の脚
部1lb先端においては、同様の突出部1ごが半周期ず
れた形で形成されている。
該突出部13,13’は二つのステーブル9の脚部11
先端のテーパ部12を形成する斜辺間の角度αは、各ス
テーブル9の各脚部先端角の二倍を有する角度をもって
形成されている。
そして、該突出部13は両脚部11a,1lb先端にお
いて連続し、全体としては、直線により構成された波型
形状を形成している。
以上のようなステーブルの集合体8の製造方法を多線式
力法について説明する。
第7図に示すように、先ず例えば、50本の断面円形状
の線材14が、該線材が巻きつけられている複数のロー
ラ15から製造ラインに送り出される。
該線材14は、先ず、圧延工程16に入り、プレスロー
ラ17により左右及び上下力向から強力に押圧されるこ
とにより圧延され、該線材断面は略力形状となり、各線
材は相互に密接しうる当接面を有することになる。
次に、各線材14は整列工程18において、複数のロー
ラ19により製造ラインの両側から押圧されることによ
り、上記尚接面により相互に密接した状態となる。
さらに、各線材は、接着工程20に入り、上記のように
整列され、かつ相互に密着した状態にある50本の線材
14上に接着剤を塗布し、その後乾燥工程21において
高温送風を行ない、接着剤を乾燥させることにより各線
材14を相互に接着させる。
従って、この段階においては、50本の線材14は、圧
延、接着された結果、一枚の板材の如き形状を形成して
いるものである。
その後、線材14は、せん断工程22において、カツタ
23とダイス24により夫々の用途のステープルに適し
た長さtに切断される。
カツタ23は、製造ラインに対して直角力向に製造ライ
ン上力に配置されている。
カツタ23の前面には、ナイフエツジ25が設けられて
いる。
該ナイフエツジ25は全体略波形状に形成され、第8図
に示すように、該波形は直線を以って構成されており、
また、ダイス24は、カツク23前面に取付けられてい
るナイフエツジ25の形状に対応する形状を有している
従って、カツタ23は適宜の駆動手段により、線材14
を下方へ押圧し、カツタ23とダイス24との間におい
て線材14を適宜の長さに切断するものである。
このようにして、一定の長さtに切断された線材の集合
体14′は、プレス工程26においてプレスされ、本発
明に係る断面略コ字状のステープルの集合体8が製造さ
れるものである。
尚、本実施例においては、多線式製造力法を例にとり説
明したが、何ら、これに限定されるものではなく、単線
式、特に、いわゆる平板ベルト状成型法による場合であ
ってもよい。
即ち,平板ベルト状成型法により本発明に係るステーブ
ルの集合体8を製造する場合には、第10図に示すよう
に、板材27をポンチ28とダイス29とにより、一定
のステープルの巾に打ち抜き、また打ち抜きと同時に、
ポンチ28の下端とダイス29に配置された超鋼工具製
の刃30とにより、溝をプレス成型することにより製造
するものである。
さらに、本実施例においては、ステープル先端部が直線
により形成されたものを例にとり説明したが、何んらこ
れに限定されるものではなく、第9図に示すように、ス
テーブル先端部を曲線状に形成するこ吉も可能である。
本発明は以上の構成を有することから、ステーブルの集
合体の脚部先端突出部を形成する斜辺間の角度が各脚部
先端角の二倍であり、通常、鈍角になるように形成され
ているため、集合体としての取扱いが安全であり、容易
にエアーステープラ一等に装填できるものである。
また、第11図に点線で示すようにステーブルの製造工
程において、カツタによる線材もしくは板材の切断位置
がカツタの駆動機械の作動誤差によりずれた場合であっ
ても、不要な突出片が形成されず、打込まれた場合にも
、該突出片が折れて跳ぶことにより打込作業者に危害を
加えることがなく、安全な打込作業を行なうことができ
る。
さらに、ステープル製造のために使用されるカツタの形
状も、ステープルの集合体の脚部先端突出部の形状と同
様に鈍角に近い波型となるため、カツタそのものの製造
も容易であり、また、長期間使用した場合であっても、
傷みにくく、上記形状を有するステープルを容易に製造
することができる、という効果をも生ずるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、脚部先端が鋭角に形成されたステープルを示
す斜視図、第2図は、第1図に示されたステープルの集
合体であって従来使用されていたものを示す斜視図、第
3図は、第2図に示されたステープルの集合体を製造す
る際に使用されるカツタのナイフエッジ部を示す断面図
、第4図は、第2図に示されたステープルを第3図に示
されたカツタを用いて製造する場合、カツタによる切断
位置がずれた状態を点線で示す説明図、第5図は、本願
発明に係るステープルの集合体を構成するステーブルを
示す斜視図、第6図は、本願発明に係るステープルの集
合体を示す斜視図、第7図は、本願発明に係るステープ
ルの集合体の製造力法の一実施例を示す製造工程図、第
8図は、本願発明に係るステーブルの集合体の製造力法
において使用されるカツタのナイフエッジ部を示す断面
図、第9図は本願発明に係るステーブルの集合体の他の
実施例を示す斜視図、第10図は、本願発明に係るステ
ーブルの集合体の製造方法の他の実施例を示す製造工程
図、第11図は、第8図に示されたカツタを使用した場
合、カツタによる切断位置がずれた状態を点線で示す説
明図である。 8・・・・・・ステープルの集合体、9・・・・・・ス
テープル、10・・・・・・基部、IL11at1lb
・・・・・・脚部、12・・・・・・ステーブルの脚部
先端、14・・・・・・線材、16・・・・・・圧延工
程、20・・・・・・接着工程、22・・・・・・切断
工程、23・・・・・・カツタ、25・・・・・・ナイ
フエッジ、26・・・・・・プレス工程。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基部と該基部の両端より基部の長手力向と直交する
    方向に延設された二本の脚部とから成るステープルを前
    後方向に多数連設してなるステープルの集合体において
    、各ステーブルの左右の脚部の先端は、前後方向に逆行
    する傾斜面を夫々有し、かつ隣接するステーブルとは互
    いの傾斜面が交互に配置され、相互に互い違いに接合し
    て成るステープルの集合体。 2 ステーブルの素材を所望の長さに切断し、ステーブ
    ルの集合体を製造する方法において、直線により構成さ
    れた波型形状から成り、該波型を構成する各辺間の角度
    は、各ステーブル脚部先端の角度の二倍となるように形
    成されているナイフエッジを有するカツタを用いてスプ
    ールの素材を切断する工程を有することを特徴とするス
    テープルの集合体の製造方法。
JP3808782A 1982-03-12 1982-03-12 ステ−プルの集合体とその製造方法 Expired JPS597841B2 (ja)

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JPS58156708A JPS58156708A (ja) 1983-09-17
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