JPS5975960A - 選択吸収用塗料組成物 - Google Patents

選択吸収用塗料組成物

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JPS5975960A
JPS5975960A JP18781982A JP18781982A JPS5975960A JP S5975960 A JPS5975960 A JP S5975960A JP 18781982 A JP18781982 A JP 18781982A JP 18781982 A JP18781982 A JP 18781982A JP S5975960 A JPS5975960 A JP S5975960A
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祐 福田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は太陽熱集熱板表面に適用する選択吸収用塗料
組成物に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来より、太陽熱集熱器の集熱特性の向上をめざし、集
熱板表面の選択吸収膜、ガラス透過板の選択透過膜、集
熱器内部の対流防止膜など種々の技術が導入されている
。その中でも積極的に取り組まれているのが選択吸収膜
の開発である。
太陽エネルギーを集熱する表面に望ましい特性としては
、波長0.3〜2.0μmにそのほとんどが存在する太
陽の放射エネルギーを極力多く吸収するとともに、太陽
エネルギーを吸収して80〜100℃に温度上昇した集
熱板表面から放散される波長3声以上にそのほとんどが
存在する放射エネルギ−を極力少なくする特性があげら
れる。この特性を選択吸収性と呼んでいる。
メ叩キ処理や化成処理によって選択吸収性を付与した集
熱板の具体例としては、着色ステンレス。
電解黒色酸化アルミニウム、ブラッククロム、フ′9−
)フカツバ−などがあげられ、これはいずれも波長0.
3〜2.0μmの太陽エネルギー吸収率a(以下、単に
αと略す)が0.90〜0.95で、波長3〜30μ肩
の赤外放射率ε(以下、単にεと略す)が0.10〜0
.15という良好な選択吸収性を示す。
しかしながら、これらは支持物である金属表面に形成す
る黒色被膜の組成や膜厚の制御に伴なう管理が複雑であ
るうえに製造設備(廃液処理本含む)が大規模となり、
コストが高くなるという開門があった。
このような背景から、生産性が高くトータルコストのう
えから有利な塗装に着目し、最近では選択吸収性を付与
させるための塗料が開発され、塗装により選択吸収性を
有する集熱板が出現している。塗装により選択吸収性を
付与した集熱板の特性は、塗膜の膜厚的3μmで支持物
がステンレスの場合aが0.94でεが0,45となり
、また同膜厚で支持物がアルミニウムの場合αが0.9
4でεが0.4(1−示し、前記着色ステンレス、ブラ
ッククロムhどに比べてεが著しく劣るという欠点を有
する。εを前述の値より低くするにはバインダである樹
脂の赤外吸収を少なくするために塗膜の膜厚をさらに薄
くすればよいが、膜厚を薄くすることにより、太陽エネ
ルギーの分布する波長0.8〜2、0μmの近赤外線領
域の反射が亮くなるから、αが低くなり、膜厚1.5μ
mではステンレスのtitlαが0.90でεが0.3
0となり、アルミニウムの場合αが0.88でCが0.
25の特性となるうえに、薄膜になると支持物の隠ぺい
が悪くなり、塗膜の密着性、耐食性が著しく劣化すると
いう欠点を有し、1.5μm以下の膜厚は実用的ではな
かった。
集熱器の性能向上にはCが低いことが重要であるが、給
湯を目的とした低温集熱器ではαが高いことも重要とな
る。事実、α:0.94.  ε:0.45の特性を有
する集熱板とα:0.90.  ε:0.30の特性を
有する集熱板について給湯システムで集熱性能を比較す
ると両者はほぼ同等の集熱性能を示し、6を低くするこ
とだけが集熱器の性能向上とはならず、いかに高いaを
維持し、低いeを実現するかが重要な課題となるのであ
る。
発明の目的 この発明の目的は、すぐれた選択吸収性を有し、しかも
低コストで耐食性、耐候性などの耐久性にすぐれた太陽
熱集熱板用の選択吸収用塗料組成物を提供することであ
る。
発明の構成 この発明の選択吸収用塗料組成物は、黒色顔料と、バイ
ンダ剤と、4フワ化エチレン樹脂粉末と、紫外線吸収剤
と、界面活性剤とを含むものである。
前記黒色顔料は、太陽エネルギーの吸収を主要目的とす
るが、有機顔料に比して波長3μm以上の赤外線吸収が
少ない無機顔料を用いるのが良好な選択吸収性を実現す
るうえで好ましいものである。
さらに無機顔料は耐熱性にもすぐれている。と(に好ま
しい黒色無機顔料としては、鉄、マンガン。
(5) 銅、クロム、コバlシトぶよびニッケルよりなる群から
選ばれた1種または2種以上の金属の酸化物あるいは複
合酸化物があげられ、たとえばCOO。
cr2o3. MnO2,Fe2O3、Fe2O3Mn
O2CuO、CuO−cr2o3などがある。コストを
含めた実用性を考えるとFe203−MnO2CuOの
顔料が最適である。
また、これら顔料の粒径は安定した隠ぺい力を示しかつ
波長3μm以上の散乱吸収が少なく低いeを得るうえで
1μm以下が好ましく、とりわけ置いαを得るうえで平
均粒子径が0.3〜0.5μmであるのが好ましい。こ
れは、太陽エネルギーの分布する波長0.8〜2.0μ
mの近赤外線を散乱吸収するに適した粒子径が0.3〜
0.5μ解であるためと考えられる。
この発明におけるバインダ剤としては、塗膜の薄膜化が
可能でかつ耐熱性、耐候性、耐食性にすぐれたものであ
るのが好ましく、このようなバインダ剤としては、たと
えばアクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ツ
ーJ素樹脂、ウレタン樹脂およびポリエステV樹脂より
なる群から選ば(6) れた少なくとも1種または2種以上があげられ、さらに
これら樹脂を変性したものも採用可能である。コストを
含めた実用性を考えるとアクリV樹脂に接着性を向上さ
せるためにエポキシ樹脂を添加したものがあげられる。
また、前記紫外線吸収剤は黒色無機顔料では吸収の不足
する波長0.3μmからの紫外線を吸収し、太陽エネル
ギーが存在する波長0.3〜2.0μmの光を極力多く
吸収するように添加されるものである。
紫外線吸収剤としては、たとえば透明酸化鉄、金属超微
粒子等があげられ、これらは粒径が0.1μm以下であ
るのが紫外線吸収にとりわけすぐれている。これは、粒
径を0.1μm以下とすることにより、波長0.3μm
程度の紫外線を散乱吸収するのに適しているためと考え
られる。
この発明における4フツ化エチレン樹脂粉末(以下、P
TFE粉末という)は、本来、塗膜の耐食性。
耐熱性、耐摩耗性を改善するために用いているものであ
ったが、これが波長0.8〜2.0μmの近赤外線の散
乱吸収に有効に寄与していることが明らかとなった。こ
れは、前記PTFE粉末の平均粒子径が約0.3μmで
あることが、前記近赤外線の散乱吸収に寄与していると
考えられる。
塗装により選択吸収性を実現するためには塗膜の膜厚を
きわめて薄くする必要があり、より薄い膜厚で均一に安
定した塗膜を得るには塗布する塗料の希釈度を高め、濡
れ膜厚と溶剤蒸発後の乾燥膜厚との差を大きくすること
が必要となる。ところが、塗料の吐出圧力が1kg/d
のように低い圧力で高希釈の塗料を塗装した場合、溶剤
の蒸発に伴ない溶剤を多量に含む塗膜内に対流現象が起
こり、顔料と樹脂が分離し、その結果塗膜に斑点が生じ
たり、縞模様になるなどの問題がある。この発明におけ
る界面活性剤はこれらの問題を解決するために塗料に添
加するものであり、種々の添加剤を検討した結果、アミ
ノ変性シリコーン樹脂、ポリエーテル変性シリコーン樹
脂の界面活性剤が良好であった。とくに塗膜の膜厚を1
μm以下にするには、塗料の希釈度がかなり亮くなるた
め、前記界面活性剤の添加は極めて有効といえる。
この発明の塗料組成物は前述の黒色顔料、バインダ剤、
各種添加剤を適当量の溶剤とともにポーMミ〜、ロール
ミル、アトライタなどの分散機で分散混合して調製する
ことができる。
この発明の塗料組成物を適用すべき支持物としては1の
低い金属が有利であり、たとえばアVミニウム、銅、ス
テンレスなどがあげられる。さらに支持物が金属でなく
ともたとえば1″yスナツク等の表面に8を低くするた
めの処理を施したものも使用可能である。
実施例の説明 この発明の選択吸収用塗料組成物を実施例をあげて説明
する。各実施例において使用した試験片はyvミ=cy
h (JIS  P  l100P規格)で寸法75簡
X150+mX0.5簡のものである。
実施例1(顔料/樹脂について):熱硬化性アクリル樹
脂(三菱レーヨン(株)製の[ダイヤナー&5E−56
61J、[脂固型分50tJ![)0100部(重量部
、以下同様)に対し、平均粒子径が0.3μmのFe2
O3−MnO2−CuO系市販黒色顔料を40(9) 部の割合で加え、さらにn−ブタノール58部。
キジロール42都、[ツルペッツ+100J(商品名)
100部を添加しボールミルで24時間分散混合して塗
料を調製した。この塗料を適当な粘度に調整後、スプレ
ーにてアルミニウム試験片に塗装し、200°Cで10
分間焼成して膜厚か1μmの塗膜(試料1)を得た。
また、顔料の配合量を60部、80部および100部と
したほかは前記と同様にして膜厚1μmの塗膜(試料2
.3お工び4)を得た。
各試料1〜4について、高車製作所製の自記分光光度計
rMPS−5000型」に積分球反射装置1−ISR−
2型」を付加し、波長0.75〜2.0 μmの分光反
射率を測定した。第1図に各試料1〜4の分光反射率を
示す。第1図から明らかなように、(顔料/樹脂)が高
くなるにつれて分光反射率が低くなり、αが高くなるが
、これは支持物上の顔料密度が高くなるためである。
また、これらの試料について、デービイス・アンド・サ
ービx (Devices & 5ervices )
社製の(10) 「放射率計」を用いて、波長3〜30μmのeを測定し
た結果、いずれもεが0.20〜0.21’e示し、(
顔料/8[を脂)にあまり影響されないことから、(顔
料/樹脂)が高くなると選択吸収性は有利になる。しか
しながら、(顔料/樹脂)が高くなると楢料粘度が増大
し、塗装作業性が悪くなる上に塗膜自身の密着性、硬度
などが悪くなる欠点を有する。これらの試験片について
塗膜の密着性を試験したところ(顔料/樹脂)が100
 / 100のものは他のものより密着性に劣る結果を
得た。したがって、塗膜のWf着性と選択吸収性の両者
を意識すると(顔料/樹脂)の配合比率は60/ 10
0〜80/ 100 の範囲がよい。前述したように使
用したアクリlv樹脂は固型分が50重量%であるので
、(顔料/樹脂固型分)換算では60150〜8015
0の範囲となる。
実施例2 (PTFE粉末について):実施例1で使用
したと同じアクリシ樹脂および黒色顔料を用い、アクリ
v樹脂100部に対して黒色顔料70部を加え、さらに
平均粒子径約0.3μmのPTFE粉末(ダイキン工業
(株)製の[ルブロンL−2J )t−前記アクIJ 
A/樹脂100部に対し5部の割合で加え、実施例1と
同様にして塗料を調製し、これをスプレーにてアルミニ
ウム試験片に塗装し、2oo℃で10分間焼成して厚さ
1μmの塗膜(試料5)を得た。
また、PTFE粉末の配合量を10部および15部とし
たほかは前記と同様にしてそれぞれ膜厚1μmの塗膜(
試料6および7)を得た。
これらの各試料5〜7について、実施例1と同様にして
波長0.75〜2.0μmの範囲で分光反射率を測定し
た。その結果を第2図に示す。また、実施例1と同様に
してεを測定したところ、いずれの試料もεが0.20
であった。
第2図から、前記PTFE粉末の添加量が多くなるに従
い、分光反射率が低くなる傾向を示していることがわか
り、波長0.8〜2.0μmの近赤外線領域の吸収に関
して、有効に寄与していることが明らかにされた。これ
は、前記PTFE粉末の粒子径が近赤外線領域の散乱吸
収に適しているためと考えられる。さらに、いずれの試
料5〜7も8が同レベルであることから、前記PTFE
粉末は波長3μ謂以上の赤外線吸収が非常に少ないこと
が考えられる。
また、これらの試料5〜7について塗膜の密着性を試験
したところいずれも良好な結果を得た。
しかしながら、前記PTFE粉末が白色であり、かつ粒
子のまま塗膜に存在することから、この添加量をさらに
増加すると塗膜表面が白くなり、波長0.3〜8.0μ
mの紫外、可視部の吸収が悪くなる傾向がみられた。し
たがって、PTFE粉末の添加量は、前記アクjl/l
/樹脂100部に対し15部前後が好ましい。なお、前
記アクリル樹脂固型分100部に対しては30部前後と
なる。
実施例3(紫外線吸収剤について):実施例2の塗料組
成物に平均粒子径が約0.01μmの透明酸化鉄(大日
精化(株)製の「トクンスオキサイド・レリド」)を5
部添加し実施例Iと同様にして塗料を虐製し、これをス
プレーにてアルミニウム試験片上に塗装し200°Cで
10分間焼成して厚さ約(13) 1μmの塗膜を得た。
また、前記透明酸化鉄に代えて平均粒子径0.05μ謂
の銅からなる金属超微粒子を添加したほかは前記と同様
にして塗膜を得た。
このようにして得た各試料について波長0.3〜2.0
μmでの分光反射率を実施例1と同様にして調べた。そ
の結果をgJ1表に示す。
第     1     表 第1表に示すように、透明酸化鉄を含有する塗膜および
銅からなる金属超微粒子を含有する塗膜は、紫外線吸収
剤を含有しない塗膜に比して波長0、3〜0.4μ鰐の
紫外線の吸収がみられ、αの向上に寄与しているといえ
る。とくに、銅からなる金属超微粒子を含有する塗膜は
波長約0.6μmまでの吸収が他に比べて高く、望まし
い結果を得ている。
(14) なお、波長0.7μm以上では三者ともほぼ同等の分光
反射率を示した。
さらに、これら試験片について、εを実施例1と同手法
で測定したところ、いずれもε−0,20〜0.21を
示し、透明酸化鉄および銅からなる金属超微粒子の添加
によりεが悪くならないといえる。また、透明酸化鉄お
よび銅金属超微粒子が紫外線を吸収することにより、バ
インダ剤である樹脂の劣化が抑制され、耐候性に対する
改善効果も期待される。
この池に鉄、二つヶV−鉄の金属超微粒子についても前
記鋼金属微粒子とほぼ同等の結果を得た。
実施例4(界面活性剤について):!i!施例3の塗料
組成物を用い実施例1と同様にして調製した塗料100
部に対し、重量比でn−ブタノ−V:キシa−tv: 
(−77L/ヘ−7) +100Jカ29 : 21 
:50である混合溶剤200部を加えて希釈し、第2表
に示す各種添加剤を添加した。各種添加剤を添加した塗
料をアルミニウム試験片上に塗膜に斑点や縞模様が発生
しやすい塗装条件で膜厚的1μmになるように塗装し、
2oo℃で1部分間焼成した。
このようにして得た試験片上の塗膜表面を観察し、塗装
不良を評価した。その結果を@2表に示す。
な右、添加剤1種類について試験片を20枚作成し、評
価した。また、第2表に示す評価は以下の基準に基づい
て行なった。
×:試験片の半数以下が塗膜表面に顕著な斑点、縞模様
が発生 Δ:試験片の半数以下が塗膜表面に顕著な斑点、縞模様
が発生 O:全数異常なし く以下全油) 第     2     表 第2表に示した試験結果から、塗料の品希釈時の薄膜安
定形成の目的として塗料添加剤を用いる場合、分散剤よ
りもむしろ、ポリエーテv変性シリコーン樹脂、アミノ
変性シリコーン樹脂などの界面活性剤の添加が有効であ
るといえる。これらの界面活性剤が有効である理由とし
ては塗装時の支持物に対する塗料のレベリングを良好な
ものにしていることがあげられる。なお、@2表記載の
(17) 添加剤を含有しない場合は、試験片20枚のうち半数以
下が塗膜表面に斑点や縞模様が発生した。
実施例5:熱硬化性アクリv樹脂[ダイヤナール5E−
5661J(前出)100部、平均粒子径が約0.3t
tmのFe2O3−MnO2−CuO系黒色顔料70耶
、PTFE粉末「MブロンL−2J(前出)15部、透
明酸化鉄「トランスオキサイド・しっド」(前出)5部
、n−ブタノ−/L158部、キシローA/42部およ
び[ソルベーlソ#100J100部を用いて実施例1
と同様にして塗料を調製した。この塗料100部に対し
てn−ブタノ−/L/:キシロ−M:[ソMペッツ#1
00Jが29:21:50(重量比)である混合溶剤を
200部の割合で加えて希釈し、さらに界面活性剤ポリ
エーテル変性シリコーン樹脂1.5部を添加したのち、
アシミニラム試験片に膜厚が約1μmとなるようにスプ
レーにより塗装し、200°Cで10分間焼成した。こ
のようにして作成した試料jどついて、波長O13〜2
.0aynの分光反射率を実施例1と同様にして測定し
、分光反射率から大気質量M=2における太陽エネMギ
(18) −に対するαを算出し、さらに実施例1と同様にしてC
を測定し選択吸収性を評価したところ、αが0゜93.
6が0.18〜0.20の特性が得られた。
実施例6:実施例5の熱硬化性アクリル樹脂に代えてシ
リコーン樹脂(@越化学工業(株)製の[KR−282
J、樹脂固型分50重量96)を用い、さらに溶剤、希
釈剤としてキジロールのみを用いたほかは実施例5と同
様にして塗料を調製し、アVミニウム試験片上にスプレ
ーにてm要約1μmrトなるように塗装し、200℃で
30分間焼成した。
このように作成した試験片について実施例5と同様にし
てαおよびεを評価したところ、αが0.9ミεが0.
18〜0.20の特性が得られた。
実施例7:実施例52よび6で得た各試料について塗膜
の密着性、耐熱性、耐食性、促進耐候性などめ膜の信頼
性を評価したところ、第3表および第4表に示すごとく
良好な結果が得られた。
第     3     表 (1′5) 第4表 (21) (20) また、バインダ剤として、エポキシ樹脂、フグ素樹脂、
ウレタン樹脂およびポリエステI’114M?:使用し
た場合も実施例1〜7とほぼ同等の結果が得られた。
発明の効果 この発明の選択吸収用塗料組成物は、きわめてすぐれた
選択吸収性が得られるとともに、耐食性。
耐候性などの耐久が向上し信頼性を高め、さらに低コス
トで製造できる選択吸収用塗膜を得ることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得た各試料(塗膜)についての分光
反射率を示すグラフ、第2図は実施例2で得た試料につ
いての分光反射率を示すグラフである。 代 理 人  弁理士 官 井 暎 夫(22)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  黒色顔料と、バインダ剤と、4フ・フ化エチ
    Vン樹脂粉末と、紫外線吸収剤と、界面活性剤とを含む
    選択吸収用塗料組成物。 (2)  前記黒色顔料が鉄、マンガン、銅、クロム。 コバルトおよびニッケルよりなる群から選ばれた1種ま
    たは2種以上の金属の酸化物または複合酸化物である特
    許請求の範囲第(1)項記載の選択吸収用塗料組成物。 +31  前記/<インダ剤がアクリ〃樹脂、シリコー
    ン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂およ
    びポリエステル樹脂よりなる群から選ばれた1種または
    2種以上である特許請求の範囲第(1)項記載の選択吸
    収用塗料組成物。 (4)前記紫外線吸収剤が平均粒径0.1μm以下の金
    属微粒子または透明酸化鉄である特許請求の範囲第(1
    )項記載の選択吸収用塗料組成物。 (5)  前記界面活性剤がポリエーテル変性シリコー
    ン樹脂またはアミノ変性シリコーン樹脂である特許請求
    の範囲第(1)項記載の選択吸収用塗料組成物。
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