JPS5973586A - クロマンイミダゾリジン含有水溶液 - Google Patents

クロマンイミダゾリジン含有水溶液

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JPS5973586A
JPS5973586A JP18335082A JP18335082A JPS5973586A JP S5973586 A JPS5973586 A JP S5973586A JP 18335082 A JP18335082 A JP 18335082A JP 18335082 A JP18335082 A JP 18335082A JP S5973586 A JPS5973586 A JP S5973586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
chromanimidazolidine
present
polyethylene glycol
sorbitan oleate
Prior art date
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Pending
Application number
JP18335082A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Katou
晃良 加藤
Yasuo Ishibashi
石橋 泰雄
Yoshinobu Shinoda
篠田 愛信
Yasuo Miyake
康夫 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式 本発明に係るクロマンイミダゾリジンと言う)含有水溶
液に関する。
本発明に係るクロマンイミダゾリジンは難治性疾患であ
る糖尿病にともなう種々の慢性症状9合併症状、たとえ
ば糖尿病性白内障;糖尿病性神経障害;糖尿病に起因す
る種々の動脈硬化性血管障害;および糖尿病性腎炎、糖
尿病性網膜症などの細小血管障害などの治療・予防に有
用な化合物であることが判明している。とりわけ糖尿病
性白内障に初いてみられる水晶体中のガラクチトール蓄
積に対して、これを抑制する作用のあることが知られて
いる。かかる薬理作用の発揮を目的として本発明に係る
クロマンイミダゾリジンは当該クロマンイミダゾリジン
を含有する水溶液として提供されることが望まれるので
ある。
しかしながら1本発明に係るクロマンイミダゾリジンは
酸性水溶液においては難溶性であり、またアルカリ性水
溶液においては比較的よく溶解するが1分解を受は易く
、いづれにせよ、安定な水溶液として提供されることが
困難な物質である。
かかる事情にかんがみ1本発明者は1本発明に係るクロ
マンイミダゾリジンの化学的安定性を損つコとなく、当
該クロマンイミダゾリジンを水溶液中に溶解せしめる技
術手段について検討をおこなった。その結果ポリエチレ
ングリコールソルビタンオレエートおよびニコチン酸ア
ミドの少くとも1を配合することによって所期の目的が
達成されることを知り1本発明を完成した。
すなわち1本発明の目的は本発明に係るクロマンイミダ
ゾリジンの安定なる含有水溶液の提供であり、当該目的
のために2本発明はポリエチレングリコールソルビタン
オレエートおよびニコチン酸アミドの少くとも1が水溶
液中に配合されることを特徴とするものである。
次に本発明を説明する。
本発明に係るクロマンイミダゾリジンは式%式% −2’、5’−ジオンである。注射用あるいは点眼用の
水溶液とした場合に、その濃度は例えばo、o596〜
0.1%である。しかし本発明は当該濃度に限定されな
い。
本発明において使用されるポリエチレングリコールソル
ビタンオレエートはツウィーン80あるいはポリソルベ
ート80と通称されるものを使用すればよい。後記実験
例の図2によって示されるとと<、 ポリエチレングリ
コールソルビタンオレエートの濃度増加に伴ない本発明
に係るクロマンイミダゾリジンの溶解量も増加する。図
2より9本発明に係るクロマンイミダゾリジンの濃度を
例えば0.05%とするときに、ポリエチレングリコー
ルソルビタンオレエートの濃度は1.0%とすれば、十
分に本発明の目的を達成することができることが判明す
る。
本発明に係るクロマンイミダゾリジンの溶解に対するニ
コチン酸アミドの効果は後記実験例の図3に示される。
すなわちニコチン酸アミドの濃度増加に伴ない本発明に
係るクロマンイミダゾリジンの溶解量も増加する。図3
より本発明に係るクロマンイミダゾリジンの濃度を例え
ば0.05%とするときに、ニコチン酸アミドの濃度は
2.0L36とすれば、十分に本発明の目的を達成する
ことができることが判明する。
ポリエチレングリコールソルビタンオレエートおよびニ
コチン酸アミドはそれぞれ単独に使用してもよいが0両
者を水溶液中に共存させて使用してもよい。本発明は係
るクロマンイミダゾリジンの溶解に対しポリエチレング
リコールソルビタンオレエートおよびニコチン酸アミド
の両者が共存することによってもたらされる相乗効果は
特にみられない。しかし、同一溶液中に両者が共存する
水溶液は本発明の2態様である。
本発明水溶液は具体的には主として注射液あるいは点眼
液として使用される。注射液あるいは点眼液とするため
に必要な他の成分1例えば等張化剤、緩衡剤、防腐剤等
を加えることは自由であり。
これらは本発明を限定するものではない。また本発明水
溶液のpHは通常6〜7である。前記したごとく9本発
明に係るクロマンイミダゾリジンはアルカリ性水溶液に
おいては比較的よく溶解するが。
化学的な分解を受は易い。しかしながら1本発明水溶液
は具体的には中性乃至微酸性であるから。
化学的に安定な水溶液である。すなわち1本発明水溶液
はアルカリ性物質を添加して溶液のpHを上げることは
避けなければならない。ポIJ エチレングリコールソ
ルビタンオレエートが配合されたときは通常そのpHは
6〜6.2であり、またニコチン酸アミドが配合された
ときは通常そのpHは6.6である。これらは本発明水
溶液における好ましいpHであり、特にこれに限定する
必要はないが、アルカリ性物質を添加してpHを上げる
ことは本発明の目的を損うものであり、避けなければな
らない。
次に実験例をもって本発明の詳細な説明する。
実施例 試料および方法 ニコチン酸アミド3.096(W/V%以下同じ)、尿
素3.0%の各水溶液および水に本発明に係るクロマン
イミダゾリジンを過剰量加えて撹拌し、pHが6〜7に
あることを確認して25℃で3時間撹拌し濾過し、F3
液中の本発明に係るクロマンイミダゾリジンの溶解量を
液体クロマトグラフィー(290哩m吸光値)によって
測定した。
またエチレンオキサイドプロピレンオキサイドフボリマ
ー、プロピレングリコール、グリセリン。
ベンジルアルコール、ポリエチレンクリコールソルビタ
ンオレエート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油と過剰
量の本発明に係るクロマンイミダゾリジンを加えて温浴
中で溶解させ、可溶化剤の濃度がそれぞれ1.0%、2
.1%、1.8%、0.5%、2.3%。
1.0%となるように水で希釈し、pHが6〜7にある
ことを確認して25℃で3時間撹拌した後これを濾過し
、F液中の本発明に係るクロマンイミダゾリジンの溶解
量を上記と同様測定した。
結果 結果を図1に示す。図中、プルロニックF68はエチレ
ンオキサイドプロピレンオキサイドコポマー。
ツウィーン80は、ポリエチレングリコールソルビタン
オレエート、 HOO・−60はポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油、対照は水のみで溶解補助剤の添加がないも
のを示す。図1よりポリエチレングリコールソルビタン
オレエートおよびニコチン酸アミドが他の配合物よりも
本発明に係るクロマンイミダゾリジンに対し高い溶解作
用をもつことが判明する。
実施例 試料および方法 ニコチン酸アミドの各種濃度(W/V96)の水溶液に
本発明に係るクロマンイミダゾリジンを過剰量加えて撹
拌し、pHが6〜7にあることを確認して25℃または
5℃で3時間撹拌し濾過し、F液中の本発明に係るクロ
マンイミダゾリジンの溶解量を液体クロマトグラフィー
(290哩m吸光値)によって測定した。
またポリエチレングリコールソルビタンオレエートに本
発明に係るクロマンイミダゾリジンを過剰量加え、温浴
中で溶解したものを各種濃度に水で希釈し、pHが6〜
7にあることを確認して25℃または5℃で3時間撹拌
し、濾過し、F液中の本発明に係るクロマンイミダゾリ
ジンの溶解量を上記と同様に測定した。
結果 結果を図2および図3に示す。図2はポリエチレングリ
コールソルビタンオレエートを配合剤とした場合につい
て、また図3はニコチン酸アミドを配合剤とした場合に
ついて9本発明に係るクロマンイミダゾリジンの溶解量
に及ぼす配合剤の影響を示すグラフである。図中O印線
は25℃におけるものまた・印線は5℃におけるものを
示す。
図2および図3より、ポリエチレングリコールソルビタ
ンオレエートおよびニコチン酸アミドの濃度増加に伴な
い本発明に係るクロマンイミダゾリジンの溶解量も増加
することが判明する。
以下に記載する実施例をもって本発明をさらに具体的に
説明する。
実施例 1 6−フルオロ−2−メチル−スピロ〔クロマン−4,4
’−イミダゾリジン)−2’、5’−ジオン150哩を
6gのTWEEN 80に溶解させた後30@〜50″
の注射て完全に溶解させた後、全量を300m/とする
。この液を無菌ろ過し、プラスチック容器に充填し点眼
液とする。
実施例 2 6−フルオロ−2−メチ2、ルースピロ〔クロマン−4
,4’−イミダゾリジン) −2’、 5’−ジオン5
0 m1gを2gのTWEEN80に溶解させた燐、 
30’〜50″の注射用蒸留水90−と混和し、さらに
900■の塩化ナトリ1”ラム・番加えて完全に溶解さ
せ、全量を100コとする。
この液を無菌ろ過し、アンプルに充填し、滅菌し。
注射液とする。
実施例 3 6−フルオロ−2−メチル−スピロ〔クロマン−4、4
’−イミダゾリジン、]−]2’、5’−ジオンioo
gを9gのニコチン酸アミドを含む注射用蒸留水250
dに溶かし、10%塩化ベンザルコニウム0.3−およ
び360m9の塩化ナトリウムを加えて溶解させた後全
量を300−とする。この液を無菌ろ過し、プラスチッ
ク容器に充填し9点眼液とする。
実施例 4 6−7 ルtロー2−メチルースピロ〔クロマン−4,
4’−イミダゾリジン]−2’、5’−ジオン501n
gを3gのニコチン酸アミドを含む注射用蒸留水9Q 
mlに溶かし、 120m9の塩化ナトリウムを加えて
溶解させた後全量を100 mlとする。この液を無菌
ろ過し。
アンプルに充填し滅菌し注射液とする。
【図面の簡単な説明】
図1は実験例1結果の項に記載の図1に相当する図面で
あり1本発明に係るクロマンイミダゾリジンの溶解量に
及ぼす種々の配合剤の影響を示すグラフである。 図2は実験例2結果の項に記載の図2に相当する図面で
あり1本発明に係るクロマンイミダゾリジンの溶解量に
及ぼすポリエチレングリコールソルビタンオレエートの
影響を示すグラフである。 図面であり1本発明に係るクロマンイミダゾリジンの溶
解量に及ぼすニコチン酸アミドの影響を示すグラフであ
る。 特許出願人 工−ザイ株式会社 一12= 図   1 コリF8 図  2 ホl)エチ1/ングリコールソルビタン第1/ニー1\
w/V%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. によって示されるクロマンイミダゾリジン、すなわち6
    −フルオロ−2−メチル−スピロ[クロマン−4,4′
    −イミダゾリジン] −2’、  5’−ジオンを含有
    する水溶液において、ポリエチレングリコールソルビタ
    ンオレエートおよびニコチン酸アミドの少なくとも1が
    配合されることを特徴とするクロマンイミダゾリジン含
    有水溶液。
JP18335082A 1982-10-19 1982-10-19 クロマンイミダゾリジン含有水溶液 Pending JPS5973586A (ja)

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JPS5973586A true JPS5973586A (ja) 1984-04-25

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