JPS596896Y2 - 噴霧ノズル - Google Patents
噴霧ノズルInfo
- Publication number
- JPS596896Y2 JPS596896Y2 JP1979081483U JP8148379U JPS596896Y2 JP S596896 Y2 JPS596896 Y2 JP S596896Y2 JP 1979081483 U JP1979081483 U JP 1979081483U JP 8148379 U JP8148379 U JP 8148379U JP S596896 Y2 JPS596896 Y2 JP S596896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap body
- opening
- water guide
- pressurized liquid
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は薬液等の広角な散布が可能な噴霧ノズルに関す
るものであって、以下実施例に基づいて詳細に説明する
。
るものであって、以下実施例に基づいて詳細に説明する
。
本考案に係る噴霧ノズル１は、加圧液導管２の開口部３
に周接して中央断面形状が肉厚の弧をなすキャップ体４
が、該開口部３を覆っており、このキャップ体４と開口
部３とにより囲まれる空間には、キャップ体内面に密接
に嵌合し得る形状、例えば球体，楕円体或はこれに類似
の形状をなし、その中心軸と同心で一端が導管側に他端
がキャップ体内面に夫々開口している導水管５を有する
導水用中子６を収納してなり、キャップ体のつば状周縁
部７と、導管２の開口部３とは、その間にパッキン１０
を介在させて開口部の側面に刻設されたねじに螺合する
固定用リング８により圧接係止されている。
に周接して中央断面形状が肉厚の弧をなすキャップ体４
が、該開口部３を覆っており、このキャップ体４と開口
部３とにより囲まれる空間には、キャップ体内面に密接
に嵌合し得る形状、例えば球体，楕円体或はこれに類似
の形状をなし、その中心軸と同心で一端が導管側に他端
がキャップ体内面に夫々開口している導水管５を有する
導水用中子６を収納してなり、キャップ体のつば状周縁
部７と、導管２の開口部３とは、その間にパッキン１０
を介在させて開口部の側面に刻設されたねじに螺合する
固定用リング８により圧接係止されている。
キャップ体４は、少なくともその表面が（望ましくはそ
の内面も）球面の一部若しくは楕円体面の一部をなしそ
の頂部内面には、加圧液を各ノズルに分流せしめる分流
室１１を穿設し、この分流室１１とキャップ体内面の適
所に穿設された複数個の渦流室１２とは、同様にキャッ
プ体内面に刻設された連絡溝１３によって夫々連絡され
該渦流室１２にはノズル１４が設けられ、キャップ体の
表面に開口している。
の内面も）球面の一部若しくは楕円体面の一部をなしそ
の頂部内面には、加圧液を各ノズルに分流せしめる分流
室１１を穿設し、この分流室１１とキャップ体内面の適
所に穿設された複数個の渦流室１２とは、同様にキャッ
プ体内面に刻設された連絡溝１３によって夫々連絡され
該渦流室１２にはノズル１４が設けられ、キャップ体の
表面に開口している。
導水用中子６の外形は、キャップ体内面に密接に嵌合す
るように決められるものであって、キャップ体内面の形
状に応じて、例えば球体若しくは楕円体あるいはこれら
の合同な二分割体に同径の円筒体を挿入して延長した如
き形状等キャップ内面に嵌合し得る面を二面有する形状
であることが望ましい。
るように決められるものであって、キャップ体内面の形
状に応じて、例えば球体若しくは楕円体あるいはこれら
の合同な二分割体に同径の円筒体を挿入して延長した如
き形状等キャップ内面に嵌合し得る面を二面有する形状
であることが望ましい。
第４図は、本考案の他の実施例であって前記実施例にお
いては、分流室，連絡溝，渦流室を一組にしてキャップ
体内面に穿設したものに対して、この場合はこれらを、
第４図に示す導水用中子２６の上半面及び下半面に同じ
ものを一組づつ刻設するものであって、キャップ体２４
は肉薄にしてノズル２５のみを設け、キャップ体２４に
嵌合する導水用中子２６には、ノズル２５に隣接するよ
うに渦流室２２を設け、これと導水孔２７の開口端部に
設けた分流室とは、連絡溝３３により連結されて或るも
のである。
いては、分流室，連絡溝，渦流室を一組にしてキャップ
体内面に穿設したものに対して、この場合はこれらを、
第４図に示す導水用中子２６の上半面及び下半面に同じ
ものを一組づつ刻設するものであって、キャップ体２４
は肉薄にしてノズル２５のみを設け、キャップ体２４に
嵌合する導水用中子２６には、ノズル２５に隣接するよ
うに渦流室２２を設け、これと導水孔２７の開口端部に
設けた分流室とは、連絡溝３３により連結されて或るも
のである。
本願噴霧ノズルは以上のように構或されるものであるが
、これを既に知られているノズル開口面が円錐面をなす
噴霧ノズルと比較した場合、後者は製作面で円錐頂角の
とりうる大きさに下限があり、加圧液導管の開口方向と
ノズルの開口方向とのなす角度を大きくしようとしても
限界があり、自から噴霧角も限定されさ゛るを得なかっ
たのに対して、本願噴霧ノズルは、ノズル開口面が球面
若しくは楕円体面をなすので、導管開口方向とノズルの
開口方向とのなす角度を９０゜近くにも設定でき、これ
によって３００゜以上にも達する著しく広角な噴霧角と
均一な散布とを得ることができる。
、これを既に知られているノズル開口面が円錐面をなす
噴霧ノズルと比較した場合、後者は製作面で円錐頂角の
とりうる大きさに下限があり、加圧液導管の開口方向と
ノズルの開口方向とのなす角度を大きくしようとしても
限界があり、自から噴霧角も限定されさ゛るを得なかっ
たのに対して、本願噴霧ノズルは、ノズル開口面が球面
若しくは楕円体面をなすので、導管開口方向とノズルの
開口方向とのなす角度を９０゜近くにも設定でき、これ
によって３００゜以上にも達する著しく広角な噴霧角と
均一な散布とを得ることができる。
第１図に示した実施例において加圧液導管の開口方向と
ノズルの開口方向とのなす角度を４５゜に設定して５個
のノズルを周設すると、ほぼ１８０゜にわたる均一な散
布が可能である。
ノズルの開口方向とのなす角度を４５゜に設定して５個
のノズルを周設すると、ほぼ１８０゜にわたる均一な散
布が可能である。
これにより防除用噴霧ノズルを製作する場合に、従来の
ものでは薬液導管１ｍにつき約５〜７個のノズルを必要
としたのに対して、本願ノズルは３個所に設けることに
より、十分にこれをまかなうことができ製作コスト面に
おける効果はもとより、製品重量の軽減により操作性が
著しく改善されるものである。
ものでは薬液導管１ｍにつき約５〜７個のノズルを必要
としたのに対して、本願ノズルは３個所に設けることに
より、十分にこれをまかなうことができ製作コスト面に
おける効果はもとより、製品重量の軽減により操作性が
著しく改善されるものである。
第１図に示した実施例におけるキャップ体の製造は、素
材をセラミックにすれば焼結戒型による量産が可能で耐
久性も十分期待できるものである。
材をセラミックにすれば焼結戒型による量産が可能で耐
久性も十分期待できるものである。
一般に渦流室は高速の流体により侵蝕されて６か月位の
使用により部品交換を余儀なくされるが、本願噴霧ノズ
ルの場合は、導水用中子の一面が侵蝕されてもこれを反
転して未使用の他面をキャップ体内面に嵌合して使用す
ることにより、従来品にくらべて約２倍の製品寿命を有
するものであってこの効果は、第４図に示した実施例の
場合に特に著しく表われる。
使用により部品交換を余儀なくされるが、本願噴霧ノズ
ルの場合は、導水用中子の一面が侵蝕されてもこれを反
転して未使用の他面をキャップ体内面に嵌合して使用す
ることにより、従来品にくらべて約２倍の製品寿命を有
するものであってこの効果は、第４図に示した実施例の
場合に特に著しく表われる。
第１図は、本考案の一実施例を示す部分断面図である。
第２図はキャップ体の平面図、第３図は同じく第１図に
示されたキャップ体の背面図である。 第４図は本考案の他の実施例を示す部分断面図である。 １０．２０・・・・・・パッキン。
示されたキャップ体の背面図である。 第４図は本考案の他の実施例を示す部分断面図である。 １０．２０・・・・・・パッキン。
Claims (1)
- 加圧液導管と、周縁部が固定用リングにより該導管の開
口部に周接して係止されており少なくとも断面形状が球
面の一部若しくは楕円面の一部をなしこれに複数個のノ
ズルが開口してなるキャップ体と、該キャップ体と前記
開口部との間に収納されており一端が加圧液導管側に他
端がキャップ体側に夫々開口する導水孔を有し前記キャ
ップ体内面に密接に嵌合し得る導水用中子とによって構
或され、導水孔端部に隣接する分流室と、ノズルに隣接
する渦流室と、これら両者を結ぶ連絡溝とをキャップ体
の内面若しくは導水用中子に刻設して戒る噴霧ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979081483U JPS596896Y2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 噴霧ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979081483U JPS596896Y2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 噴霧ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56251U JPS56251U (ja) | 1981-01-06 |
| JPS596896Y2 true JPS596896Y2 (ja) | 1984-03-02 |
Family
ID=29314760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979081483U Expired JPS596896Y2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 噴霧ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596896Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS43553Y1 (ja) * | 1964-04-21 | 1968-01-11 |
-
1979
- 1979-06-14 JP JP1979081483U patent/JPS596896Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS43553Y1 (ja) * | 1964-04-21 | 1968-01-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56251U (ja) | 1981-01-06 |
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