JPS596876A - タバコの真空およびガス膨張 - Google Patents

タバコの真空およびガス膨張

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JPS596876A
JPS596876A JP58106577A JP10657783A JPS596876A JP S596876 A JPS596876 A JP S596876A JP 58106577 A JP58106577 A JP 58106577A JP 10657783 A JP10657783 A JP 10657783A JP S596876 A JPS596876 A JP S596876A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B3/00Preparing tobacco in the factory
    • A24B3/18Other treatment of leaves, e.g. puffing, crimpling, cleaning
    • A24B3/182Puffing

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  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタバコの膨張方法に関し、特に、比較的低圧条
件下でガス剤を用いてタバコを含浸しまた後膨張させる
方法に関する。
シガレットのような喫煙製品の製造に用いるための切断
、養生(curlng )、 その他のタバコ製造過程
に於て、タバコの密度は、天然の状態のタバコの密度に
比べて増加する。かくして、巻きタバコの製造に用いら
れる処理済みタバコは、しばしば、受容できる喫煙製品
の製造に所要な密度より大きい密度になる。シガレット
1単位当たシの重量を減少させるため、下記のように、
かかるタバコの密度を減少させるための種々の方法が開
発されて来た。しかし、タバコの膨張方法すなわちタバ
コの充填容量の増加方法が満たさなければならhい幾つ
かの必要条件がある。膨張方法は、かかるタバコを用い
るシガレットのフレーバーや芳香やその他の味特性また
は外観に顕著な有害作用を与えてはいけない。その上、
膨張方法はタバコ粒子の過度の破壊また鉱物理的劣化を
ひき起こしてけなら&い。微粉またはダストは、シガレ
ットなどの製造にiM接個使用るのには適していないか
らである。
現在、低イールド(ylelcl )シガレットにおけ
る膨張タバコが要望されており、従って、有効なタバコ
の膨張方法が要望されている。
上述のように、数多くの先行技術のタバコ膨張方法が考
案されており、これらの方法は、本質的に、最初にガス
状着たけ液状膨張剤を用いてタバコを含浸し、その後で
タバコから膨張剤を除去してタバコを膨張させるように
なっている。蒸気含浸剤を用いる1つのタバコ膨張方法
は、米国特許第3,144.871号に記載されている
が、この方法では、約75℃の温度でタバコをヘキサン
またはトルエンのような有機溶剤の蒸気相と接触させる
。蒸気はタバコ上に凝縮してタバコを含浸し、その後で
この含浸タバコを突気中で乾燥してタバコの膨張を起こ
させる。この方法は、トルエンまたはヘキサンのような
炭化水素ペース物質を用いるのが欠点であり、処理済み
夕/?コの充填容量が約15壬捷でしか増加されないの
で、得られる膨張レベルが比較的低い。
他のタバコ膨張方法は、例えば米国%許第5.4G9.
022号に記載されているように減圧または真空条件を
利用している。この方法では、タバコの茎を約10〜3
011118yのに空圧にかけかつかかる茎を放射エネ
ルギーに暴嬉することによってタバコの茎を膨張させる
。典型的には、膨張させようとする茎を約350℃の温
度の炉中で放射熱にかけるが、減圧と放射エネルギーへ
の暴露の複合効果によって茎の充填容量が増加すること
が発見された。膨張させようとするタバコを真空圧にか
けて吸蔵されている突気を除去した後、かかるタバコを
、常圧で−10〜811 ℃の沸点を有する有機化合物
と接触させる方法も知られている。この方法は、米国%
Ff第、15,753.44[1号に記載されており、
この方法によると、蒸気をタバコ中に凝縮させた後、こ
の含浸されたタバコを加熱ガス流で処理して水分および
凝縮蒸気をタバコから除去してタバコを膨張させまたは
タバコの介填容量を増加させる。通常、この方法に用い
られる子機化合物はトリクロロフルオロメタンのようガ
ハロpン化炭化水素であり、これらの化合IFa +、
t、その固有の毒性があるため慎重に取扱わねば々らず
、かつ膨張したタバコから完全に除去されねばならない
。オた、かかる化合物の蒸気および液相は、将来使用の
ために回収するのが通常であり、かかる回収装置がこの
方法を実施するための装置の投資額を増加させる。
タバコを水中に浸漬した後、水を凍結させ、しかる後に
凍結氷塊に真空圧をかけ、氷を昇華させてタバコを膨張
させる方法も知られている。かかる方法は米国特許第3
,785,585号に記載されており、この方法でタバ
コは膨張するが、真空中への本質的に連続的な氷の昇華
を起こさせながら真空を保たねばならないので、この方
法は比較的高価である。かくして、真空装置を駆動する
ために所要な電力の形での操作費用は極めて高く、これ
らの方法は広く商業的に受けいれられなかった。同様な
方法は米国特許第3,982,550号に記載されてい
る。米国特許第2.653.093号には、有機物質含
有タバコの膨張方法が提案されており、この方法では、
膨張させようとする製品から空気を除去した俵、高温、
昼圧に於て水蒸気に暴露してタバコ中vc t’yr望
の含水量を得る。この圧力を、膨張したタバコの冷時セ
ツティングを起こさせるのに有効な貞孕領域内へ減少さ
せる。
後者の方法は、実質的な真空領域の樹立と保持が所要で
あり、このことは、上述したように高い操作費用をもた
らす。
以上の先行技術の方法に加えて、米国特許第4.235
,250号および第4,258,729号中に記載され
ているように002がスを含浸剤として用いる方法が提
案されている。これら後者の方法Ttd−17、575
KQ/cm”r”−ジ圧(25゜pslg) JJ上の
圧力のGO2ガスを用いてタバコi含浸した後、圧力を
解放し% CO2処理タバコを急速に加熱してタバコか
らCO2を除去し、それによってタバコを膨張させる。
これらの方法では、比較的高価な高圧装置が所智であり
、非常に多−着のCOを用いるので、過剰のco2’2
回収して、これを後で使用するために回収することが経
済的に好゛ましい・この回収の工程には追加の回収装置
が所要であり、かかる方法を実施するための全装置の費
用を増加させることになる。米国特許第4.25rl、
898号では、CO2がスを少なくとも3.515に%
u2’y”−ジ圧(50psi鹸の圧力下でタバコの含
浸に用いながら、C02とタバコの温度を、C02の飽
和温度に近いが一23℃以上でありかつ二酸化炭素の凝
縮が起こる温度より高い温度に下げるタバコ膨張方法が
記載されている。
次に、このCO2処理タバコを急速に冷却してC02を
タバコ上に液体として凝縮させ(あるいはタバコ中に固
体として形成させ)、最後にかかる圧力を解放すること
によって固化させる。この含浸タバコを、次に膨張塔中
を通してタバコからCO2を除去し、含浸タバコを膨張
させる。しかし、この方法では、比較的高圧の装置およ
び含浸用容器からの過剰のCO2回収のための付加的装
置の使用も必要とする。
最後に、液体Co 2を膨張剤として用Aるタバコの膨
張方法が商業的に受けいれられることが見いだされた。
しか1〜、かかる方法は比較的高圧で実施されるので、
タバコ含浸ならびに過剰の液状および気状CO2回収の
だめの装置の費用はかなりの顧であり、かぐしてかかる
タバコ膨張の全費用が増加する。これらの方法は英国特
許明細有給1.444.309号および第1,484,
536号に記載されている。
したがって、比較的安価で、かつ無毒な膨張剤を用A、
かつ高圧条件または装置あるいは過度の操作費用を必要
としないタバコ膨張方法が明らかに要望されていること
が理解されるであろう。また、所望のタバコ膨張方法は
、タバコの過度の破壊または粉砕をもたらしてはならず
、あるいはタバコのフレーバーまたは芳香または外観に
明らかな有害変化を与えてはならず、しかも経済的に正
当化されるレベルの永久膨張を得ることができるもので
なければならない。
本発明の1つの目的は、改良された夕tqコ膨張方法を
提供することである・ 本発明のもう1つの目的は、比較的低圧条件下テタバコ
′fr:膨張させかつ少ない量の含浸剤を使用すること
である。
本発明のさらにもう1つの目的は、膨張したタバコの憫
度の物理的捷たは化学的劣化が無く、安全でかつ効果的
な方法でタバコを膨張させることである。
本発明のさらにもう1つの目的は、比較的低い投費額の
装置で実施することができるタバコ膨張方法を提供する
ことである。
本発明のさらにもう1つの目的は、膨張剤の経済的利用
のみがQi4Jであシ、膨張剤によるタバコの含浸後の
膨張剤の過剰量の回収の必要の無いタバコ膨張方法を提
供1−ることである。
本発明のその他の目的は、以下の本発明の代表的な実M
#態様の説明から明らかになるであろう・また、本発明
の新規な特徴は、特許請求の範囲に関6連して特に指摘
されるであろう一 本発明によれば、タバコl−1,1℃(301 T)月下の温度に冷却する工程と、かかる冷却されたタ
バコを容器内で減圧にかける工程と、かかる容器中へC
o2を導入して、冷却されたタバコ全CO2で含浸する
工程と、次に、この冷却され、CO2で含浸されたタバ
コを、タバコから含浸C02を除去するような条件にか
けることによってタバコの大きさを膨張させる工程とを
含む方法でタバコを膨張させる。本発明によれば、膨張
させられるタバコは、好ましくは−17,8℃(0′F
)以下の温度に冷却され、容器内に入る前または容器内
にある間に冷却されることができ、冷却は、固体CO2
または冷気状CO□のような冷媒との直接または間接の
熱交換により、あるいは通常の機械的冷凍の使用によっ
て行うことができる。乾いた不活性ガスを容器内に導入
して、冷却中包囲空気から水分がタバコ上に凝縮するの
を防ぐことができる。かかる凝縮はタバコの含水量を著
しく変化させる可能性があるからである。
冷却されたタバコは、典型的には、タバコが入っている
密閉容器にX空を印加することりこよって、2 減圧すなわち真空にかけられる。約25mmH5’ 未
満、好ましくは約3勲rHy  以下の真空圧を器内に
確立する。このことは、個々のタバコ繊維間の間隙空間
から包囲空気を除去する。安定な減圧条件が確実に確立
されるように十分長5?j間、所望の真空圧を保持し、
かかる条件が確立された時点で、Co 2ガス(その密
度を増加するため冷却してシ〈ことができる)を器内に
導入して真空を!破シl。
器内の圧力をほぼ常圧に上げる・CO□ガスはタバコ繊
維間の間隙に入り、タバコ稼維と直接接触する。典型的
には、タバコの重量を約0.5〜6.0ん′増加さぜる
に必要なCO□量をかかる含浸タバコへ添加する・ 冷却され、含浸されたタバコを、次に好ましくは含浸容
器から取シ出し、タバコから含浸CO2を除去し、タバ
コを膨張させる。冷却され、含浸されたタバコを、加熱
ガス流〔典型的には148.9〜371.1℃(500
〜70tl’F)の温度の〕によって膨張塔中を通過さ
せることができる。この方法はタバコ中のCO2の容積
を増加させる有効な方法であり、この結果CO2がタバ
コから逃げ、約100%tでまたはそれ以上の胴でタバ
コの大きさの膨張が生じる。膨張したタバコは、その増
加した大きさすなわち容積を無期限に保持し、シガレッ
トやその他の喫煙製品の通常の製造方法に利用すること
ができる。かくして、本発明の方法によって膨張させた
タバコは、膨張した夕zNコの充填能力を顕著に破壊ま
たは情夫することなくタバコ産業で通常用いられるjl
)扱−操作および圧縮力を受けることができる。
本発明の方法を詳しく説明する前に、幾つかの用語を定
義するのが有益であると考える。例えば、Iタバコ〃ハ
、フルー・キュアート(fluθ−cured )、パ
ーレー(Burley )、トルコ(Turkish)
等、任意のブレンドまたはブレンズ(blends )
またはステム(stems )、カットフィラー(cu
tず1ller )  あるいは再生タバコ(reco
nstitutedtobacco )さえをも含むも
のとする。本明細誉では〃シがレットlを引用するが、
本発明の方法で膨張させたタバコが、シガレットと同様
に他の喫燻製゛品に利用できることは理解されるであろ
う。
タバコを膨張工程にかける前に、噴霧またはその他の方
法で、タバコを水または水蒸気と接触させることによっ
て水分を所望のレベルにし節するのが普通である。例え
ば、タバコの水分レベルを所望のレベルに調節してm3
張工柵中の膨張を改良する。典型的には、タバコは、膨
張工杵に入る前に、包囲条件下で約10〜30%の水分
を含む。
本発明によって膨張させられるべきタバコは、約−1,
IC(30下)未満の(IA度に冷却され、好ましくは
約−17,8〜−78,9℃(0〜−11oy)のm度
に冷却される。タバコの冷却は、固体CO2〔包囲圧力
で−78,90(−1101?)の温Dfを有する〕の
ような冷媒とタノtコを直接接触されることあるいはタ
バコ全固体CO2または他の冷媒と直!!着たけ間接に
熱交換させること、あるいは通常の機械的冷凍による物
質の冷却の場合のように冷風をタバコと直接接触させて
送ることによって行うことができる。別法では、夕/f
コを、コンベア装置上で、低幅領域中を通して送り、5 Iトンネルlまたは同様な装置中での食品の冷凍または
冷却に似た方法でタバコを冷却することができるように
なっている。どんな適当なタバコの冷却方法でも使用す
ることができるので、本発明にとって、使用する特別な
型の冷却装置または冷媒または熱交換機構は臨界的でな
いことが理解さ・れるであろう。
包囲空気中の水分の凝縮およびこの水分とタバコとの接
触が避けられるように、CO□またはN2のような比較
内転いた不活性がスの雰囲気下でタバコの冷却を行うこ
とができる。前述のように、膨張させようとするタバコ
は、通常、所望の水分レベルに給温されるが、包囲空気
からの水分の凝縮が、現在の雰囲気湿度によって既知の
調節されたレベルからタバコの水分を増加させる傾向が
あるであろう。
冷却後、タバコを、適当な容器内または室内で減圧また
は真突圧条件にかける。しかし、タバコの冷却と真空圧
印加とを同時に行込得ることは理解されるであろう。冷
却されたタバコに約3.06 ?+011 Hyの比較的低い真空圧を印加することが
好ましいが、約25 +taaHyu下の範囲の真空圧
を使用することができる。印加真空圧は、容器または室
から包囲空気を除去することおよび個々のタバコ繊維間
の間隙空間から包囲空気を引き出すことに有効である。
真空IFは、容器の気体含量が容器から本質的に除去さ
れかつ安定な真空圧が器内に確実に確立されるために十
分な期間保たれる。典型的には、容器または室へ約1.
0〜30分間真空圧を印加する。
上述のようにして真空条件が確立された後、容器にCo
 2ガスを、はぼ常圧に達するまで導入すなわち充填す
ることによって真空をI破る〃。導入されたCO2ガス
は、上述したようにタバコ繊維間の間隙空間中へ引きこ
まれ、それによって少なくとも部分的にタバコをCO2
ガスで含浸するのに有効である。CO2の容器中への導
入時、容器内はタバコ繊維間の間@9間に存在する圧よ
シも僅かに高圧であシ、その結果%CO2ガスは高圧L
7?場所から低圧の場所へ流れて、器内のタバコの少な
くとも部分的な含浸が達成される。
本発明の範囲は下記のことに限定されるものではないが
、CO2ガスがタバコと接触するとき、幾らかのCO□
はタバコの液体有機成分中に溶解すると考えられる。こ
れらの成分は水性でありかつCo 2がある程度その中
に可溶であるので、タバコと接触するCo2がスの一部
分はかかる成分と化学的に結合する可能性もあり、かく
してタバコの含浸中、すなわちタバコ含有容器中へのC
O□ガスの導入中、余分のCO2がタバコによって保持
されると考えられる。かくして、CO2は、物理的にも
化学的にもタバコによって保持されるものと考えられる
。CO2のタバコ成分中への溶解度はタバコの温度に反
比例しかつタバコを上記温度に冷却することにより、包
囲温度〔すなわち21.IC(70?))でかつ上記真
苧圧下に於てC02とタバコの間の接触が起こる場合よ
りもCO2ガスがかかる成分中にかなシより可溶となる
と考えられる。
その上、C02ガスの密度は低温の方が大きく、真空室
を冷CO□で充填することにより、より多量のCO2が
タバコによって物理的に保持されることになる。CO2
がスは、包囲温彦以下に冷却しておくことが好ましく、
約−4DC(−40?)ぐらいの温度でに空室中へ導入
することができる。かぐして、上配の低温を確立しかつ
保持することにより、タバコ中に沈浸されることのでき
るCo 2の曾(宣#)は増加し、従って大きな程度の
#張が得られる。好ましくは、タバコのM量が約0.5
〜3.0%増加し、次いでタバコを約50〜bができる
上記のタバコの含浸け、例えば米国特許第4.258.
729号および英国特許第1.444.309号、第1
,484,536号(後者は本発明の譲受人に瞼渡され
ている)に記載されている方法の実施に断髪な高圧装置
を必要としないことがわかるであろう。従って、本発明
の方法の実施のために所要な装置の費用は、二酸化炭素
でタバコを膨張させる他の先行技術の方法よりも少ない
。さらに、本発明の方法では減圧下9 でタバコをCo2で含浸するので、単位重量のタノZコ
を含浸しかつ膨張させるためには、上で挙げた先行技術
の方法に所要な量よりもかなり少量のCO□が所要であ
る。先行技術のタバコ膨張法によって発生される過剰量
のCO2に比べて比較的少量のCO□ガスを大気中へ排
気するので、含浸用容器(その中のタバコによってfス
が保持されない)から過剰の002がスを回収するため
の装置は不要である。かかる回収装置の必要がないこと
により、本発明の方法によるタバコ膨張のための全費用
は少ない。
再び、本発明の方法に戻って、含浸用容器内の圧力を実
質的に常圧にする。容器を開いてCO□含浸タバコを取
り出すことができる。典型的には、CO2含浸タバコを
、含浸用容器から約148.9〜371゜1℃(300
〜700°F)の温度が確立されている膨張塔などへ移
す。かかる加熱によって、タバコ繊維間の間隙空間内に
捕獲されていたCO2ガスが膨張し、このfスがこれら
の空間から逃げるとき、繊維は塑性変形し、それによっ
て0 タバコは膨張する。C02含浸タバコがこのように加熱
されるとき、タバコ成分中に溶解していたCO□はそこ
から追い出され、このCO2ガスも容積が膨張し、タバ
コの膨張に貢献すると考えられる。
膨張塔′tたはその他のタバコ膨張用装置中に存在する
特別な粂件は、加熱ブスの流速および含浸されたタバコ
がそこへ供給される速度によって異なる。典型的には1
゜D秒〜約20秒以下の程度である塔内のタバコ滞留時
間は、被膨張タバコが焦げたり、燃えたりあるいは味特
性が変化したりしないで最大の膨張が得られるように選
ばれる。
膨張塔の雰囲気は、典型的に、タバコへのより良い伝熱
のための高い伝熱特性を示す空気および(tたは) C
O2および(または)水蒸気のような物質からなる。
膨張中、タバコからCO2を含む加熱ガス流が除去され
すなわち発生し、タバコ自体は固体と蒸気とを互いに分
離するサイクロン分離器または接線分級器のような固体
−蒸気分離装置へ送られる。
本発明の方法を用いてタバコを膨張させる実験を行った
。これらの実験に於て、おのおのが所定重量(tたは容
量)のタバコ試料をタバコの水分量が約11優になるよ
うに湿度調節された室内に入れた。15〜301の範囲
のこのタバコ試料を、直径約10.16cIn(4“ 
)、長さ22.861?ff1(9”)の導管からなる
含浸装置中へ入れた。この導管は底と頂部が付いていて
容器を形成し、この含浸用装置すなわち容器を、固体C
O2と直接熱交換関係に置くことにより、以下の実施例
中で示すように、幾つかの異なる温度に冷却した。含浸
装置中に異なる真空圧を確立しかつ種々の期間保ち、各
実験に於て冷却C02がスを常圧に適するまで装置内へ
導入した。この時点で、含浸装置を開き、CO□含浸タ
バコを取り出し、バスケットに入れた。このバスケット
は、内径10.161”FTl(4”)の塔内に取りつ
けられており、塔中を上方へ向かって吹いている加熱空
気によって加熱される。
本発明によるタバコの膨張の程度を計算するため、未膨
張タバコの10Pの対照試料の容積は5f3ccであり
、水分含量は約11%であった。膨張したタバコの容積
をシリンダー容積試験で測定し、かかる容積を次に水分
[11%に補正した。
各試験に於て、測定されるタバコをシリンダーに入れ、
約1.816Ky(4lbs )の円筒形おもりをシリ
ンダー中のタバコの上に置いた。円筒形おもりがタバコ
を降下させ九程度がシリンダー中のタバコの容積の指示
を与えた。
実施例1 タバコ試料を一40℃(−40°F)に冷却し、10分
間2 tts HHの真空圧をかけた。次に、−401
1?: (−40’F )(DCO2がスを10分間食
含浸置中へ導入し、装置内を常圧にした。このCO2で
含浸されたタバコを、276.7℃(530“F)に加
熱された空気流に14秒間さらして膨張させた。
この膨張したタバコ試料は65.7ce/ 10 S’
の補正シリンダー容積を示した。これは対照試料の77
%の膨張に相当していた。
実施例2 タバコ試料を一40℃(−40°F)の温度に冷3 却し、50分間、2mHHの真空圧をかけた。含浸装置
中へ−400(−40°F)の002がスを導入し、1
0分間保持した。装置内が常圧に達した。
CO2含浸タバコを260℃(500”F)の熱空気流
に8秒間さらしてタバコを膨張させた。補正シリンダー
容積線72.1 cc / 10 ?てTo9.86チ
の膨張に相当していた。
実施例5 り/4コ試料を一40℃(−40″F)の温度に冷却し
、10分間、11wx@Hの真空圧をかけた。
含浸装置中へ一40℃(−40°F)のCO2,yスを
導入し、10分間保持し、装置内は常圧に達した。
CO2含浸タバコを271.1℃(520’F )の温
度の熱空気流に9秒間さらした。補正シリンダー容積は
62.5cc/10fであり、これは64%の膨張に相
当していた。 7 実施例4 タバコ試料を一40℃(−40″F)に冷却し、25m
HHの真空圧下に2分間保った。含浸装置中へ−54,
4℃(−30°F)の温度のCO2ガス4 を導入し、10分間保持した。このCO2含浸夕・マコ
を265.6℃(510°F)の温度の熱空気流に7秒
間さらした。このタバコ試料は補正シリンダー容積57
.8CC/10Pを示した。これは52チの膨張に相当
していた。
実施例5 タバコ試料を−69,4℃(−9!l”F)の温度に冷
却し、2wHHの真空圧下に10分間保った。
この含浸装置中へ−34,4℃(−50°F)の温度の
CO2ガスを導入し、10分間保持した。装置内が常圧
状態になった後、このCO2含浸タバコを276.7℃
(530”F)の温度の熱空気流中で15秒間加熱した
。タバコ試料は74゜9 cc /10?の補正シリン
ダー容積を示した。これは97%の膨張に相当していた
実施例6 タバコ試料を一20C(−4″F)に冷却し、2wHH
の真空圧を10分間かけた。次に、この含浸装置中へ一
40℃(−40°F)の温度のC021fスを導入し、
10分間保持した。含浸装置内は常圧状線になった。こ
のCO2含浸タバコを282.2℃(540°F)の温
度の熱空気流に5秒間さらした。57.6cc/10 
fの補正シリンダー容積を得たが、これは52%の膨張
に相当していた。
実施例7 タバコ試料を−54,4℃(−30°F)に冷却し、含
浸装置内で、10分間、2 w HHの真空圧下に保持
した。−34,4C(−50’F)の温度のCO2ガス
を装置中へ導入し、10分間保持した。
コ(7) CO2含fl p ハ:lを、次に265.
6℃(510”F )の温度の熱空気流中で4秒間加熱
した。
5B、2r:a/10fの補正シリンダー容積が得られ
九。これは5396の膨張に相当していた。
実施例8 今回は13.4%の初期水分量をもつタバコ試料を一4
0℃(−40°F)に冷却し、5 mall Hg  
の真空中に10分間保った。この含浸装置中へ、−28
,9℃(−20°F)の温度のCO2がスを10分間導
入し、保持した。このCO□含浸タバコを、295.3
℃(560°F)の温度の熱空気流に12秒間さらした
。67.5ce/10fの補正シリンダー容積が得られ
た。これは77%の膨張に相当していた。
実施例9 約19俤の水分含量を有するタバコ試料を一40℃(−
40°F)に冷却し、5 m HHの真空圧を10分間
かけた。この含浸装置中へ−27,8℃(−18”F)
の温度のCO2f!スを導入し、10分間保持した。こ
のCO2含浸タパ:7t−304,4℃(580°F)
の温度の加熱空気流に10秒間さらしたu73.5CC
/10?の補正シリンダー容積が得られた。これは93
チの膨張に相当していた。
形式および詳細の以上のならびに他の種々の変化は本発
明の精神および範囲から逸脱することなくなされ得るこ
とが理解されるであろう。従って、本発明の特許請求の
範囲はすべてのかかる変化および変形を含むと解される
べきものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  タバコを約−1,1℃(30″F)以下の温
    度に冷却する工程と、 該冷却されたタバコを容器内で減圧条件にかける工程と
    、 該容器中へCO2ガスを導入1.て該冷却されたタバコ
    を該CO2ガスで含浸させる工程と、該冷却されかつC
    02で含浸されたタバコを該タバコ中に含浸された#C
    O2をタバコから除去しかつ該タバコを膨張させる条件
    にかける工程と、 を含むタバコの膨張方法。 (2)  タバコを冷却する工程が、該タバコを減圧条
    件にかけながらタバコの温度を低下させることがらたる
    、特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (3)  タバコを冷却する工程が、該タバコを減圧条
    件にかける前にタバコの温度を低下させることからなる
    、特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (4)  タバコを冷却する工程が、該タバコを約−1
    7,8℃〜−78,9℃(0〜−110’F)の温度に
    冷却することからなる、特許請求の範囲第(1)項記載
    の方法。 (51CO2ガスを容器中へ導入する前に該C02ガス
    を包囲温度未満の温度に冷却する工程をも含む、特許請
    求の範囲第(1)項記載の方法。 (6)  冷却されたタバコを含浸するため容器中へC
    O2ガスを導入する工程が、該タバコの重音の約0.5
    〜3.0係の増加をもたらすCO2の量を該冷却された
    タバコ中に保持させることからなる、特許請求の範囲第
    (11項記載の方法。 (7)  冷却されたタバコを減圧条件にかける工程が
    、容器内に約25uHf 以下の真空を生成させること
    からなる、特許請求の範囲第(1)項記載の方法0 (8)  冷却されたタバコを減圧条件にかける工程が
    、約1.0〜30分の間該JE窒を保持することからな
    る、特許請求の範囲第(7)項記載の方法。 (9)  Co□で含浸されたタバコを、該C02を除
    去しかつ該タバコを膨張させる条件にかける工程が、該
    含浸されたタバコを約148.9〜37 L1℃(30
    0〜700?)の温度を有するガス流と接触させ、それ
    によって該タバコを膨張させることからなる、特#′f
    請求の範囲第(11項記載の方法。 QIco2で含浸されたタバコを、該C02を分離しか
    つ該タバコを膨張させる条件Kかける工程が、該含浸さ
    れたタバコ’J[’1148.9〜371.1℃(30
    0〜700”F)の温度を有するスチームと接触させ、
    それによって該タバコを膨張させることからなる、特許
    請求の範囲第(1)項記載の方法。 OIl  容器中へ導入するときのタバコの含水量が約
    10〜30係である、特許請求の範囲M(1)項記載の
    方法。
JP58106577A 1982-06-14 1983-06-14 タバコの真空およびガス膨張 Granted JPS596876A (ja)

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