JPS596831Y2 - 整形外科用牽引フレ−ム十字固定金具 - Google Patents

整形外科用牽引フレ−ム十字固定金具

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JPS596831Y2
JPS596831Y2 JP2078278U JP2078278U JPS596831Y2 JP S596831 Y2 JPS596831 Y2 JP S596831Y2 JP 2078278 U JP2078278 U JP 2078278U JP 2078278 U JP2078278 U JP 2078278U JP S596831 Y2 JPS596831 Y2 JP S596831Y2
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JP
Japan
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overhang
bar
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thumbscrew
cross fixing
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Expired
Application number
JP2078278U
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English (en)
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JPS54125192U (ja
Inventor
太郎 手塚
Original Assignee
コスモス整形外科器械販売株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は整形外科用牽引フレームの十字固定金具に関す
るものである。
整形外科患者の頚椎、脊椎、骨盤又は四肢の牽引或は骨
盤懸垂用としてベッドの手摺又は台枠を利用してベッド
の周りに2本又は4本の柱バーを立て、ついでその上に
梁バーを渡して門型又は櫓型のフレームを組立て、その
梁の適当個所に滑車を吊り、さらにその滑車にロープを
張り、重錘によって牽引を行う牽引フレームが用いられ
ている。
この牽引フレームの組立てのさい柱バーと梁バー又は梁
バー同志を直交させて固定するのに十字固定金具が用い
られている。
従来の十字固定金具の一つには第1図に示すように受け
台1、同2とを直交させアーム3を介してこれらを一体
にし、それぞれの受け台には蓋4,5を設け、それぞれ
の蓋は受台と蓋との外周側面に設けられた引掛けねじ6
,7の着脱により開閉でき、かつ受け台と蓋の内面は各
バーを掴みやすいようバーの断面形状に応じた溝が設け
られている十字固定金具が用いられ、また他の一つには
第2図に示すように一組の丸スリーブ11.12を互い
に直交させて一体とし、それぞれの丸スリーブにつまみ
ねし13.14を設け、丸スリーブに挿入する丸パイプ
バーを固定するようにした十字固定金具が用いられてき
た。
前者は複雑な構或をしているので製作費が高くなり、か
つバーの取り付けが面倒であり、後者は機構は簡単であ
るが、各バーを丸スリーブに装着するのに各バーの一端
からこれに挿入するので、柱バーへの取付けが不便であ
るだけでなく長い梁バーを病室の中で振り廻すことにな
り狭い部屋では装着がきわめて困難且つ危険である。
本考案の十字固定金具はこのような欠点を排除したもの
でその要旨は基盤の一面の半分に所定の取りつけるバー
の断面形状に適合する溝を設け、かつ溝の一側壁を延長
してオーバーハングを設け、またこの基盤の面と反対側
の面に前記溝及びオーバーハングそれぞれと同形の溝及
びオーバーハングを前者と直交して設け、それぞれのオ
ーバーハングの先端部を基盤面に平行に曲げてつまみね
じ支持板とし、それぞれのつまみねし支持板には先端に
あて金を有するつまみねじを螺合させるようにしたこと
を特徴とするものである。
つぎに本考案の一実施態様を図面について説明する。
第3図において101は基盤でその基盤の一面に垂直に
またその面を二分割するようにオーバーハング102が
基盤の外方に基盤と一体にして設けられており、その先
端部は基盤面と平行に曲げて、つまみねし支持板103
に形戊されている。
つまみねし支持板103にはつまみねじ105のねじと
螺合するねし孔104が設けられ、106はつまみねじ
105の先端に設けられた当て金である。
112はオーバーハング102が設けられている基盤面
と反対側の基盤面にかつオーバーハング102と直交し
て設けられたオーバーハング、113はつまみねし支持
板で、つまみねし支持板103と同形で、これと同じよ
うに先端に当て金116を有するつまみねじ115のね
じと螺合するねし孔が設けられている。
基盤の両面のそれぞれの端嫌には基盤の面より少し高く
したフリンジ107,117が設けられ、基盤はこれら
とオーバーハングとで平底溝を形威し、これら両側の平
底溝に挿入されるそれぞれの二本のバーを互いに直交さ
せ、かつ十字固定金具からずれ落さないようにしている
本考案の十字固定金具で柱バーと梁バーとを例えば櫓型
に固定するには一つの十字固定金具(これを十字固定金
具Aと呼称する)の両つまみねじを十分に緩めた後、基
盤の一面に設けられた平底溝を水平に上向きにし、これ
にともないこの平底溝と直交する基盤の他の面に設けら
れた平底溝に柱バー(これを柱バーAと呼ぶ)を当て、
つまみねじを回わして当て金を柱バーAに当接させさら
に適当に締めつければ十字固定金具Aが柱バーAに固定
される。
柱バーAと垂直方向に平行でかつ適当な間隔で位置する
他の柱バーに前述した方法と同じようにして他の十字固
定金具を固定する。
このさいそれぞれの十字固定金具の水平で上向きの平底
溝は同じ高さで、一直線上におかれるようにされる。
つぎにこれら平底溝に梁バーを架け渡して、これらと当
接するつまみねじを締付ければ梁バーは両柱バ一に固定
される。
以下これに準じて他の柱バーと梁バーを十字固定金具で
固定し、これら柱バーにこれと直交する水平梁バー2本
を同じく十字固定金具で取付固定して櫓型牽引フレーム
を組立てることができる。
本考案の整形外科用牽引フレームの十字固定金具は前述
のように構戒されているので構造が簡単でかつ軽量であ
るので製作費が低廉で取り扱いが容易である。
しかもつまみねじを緩めておけば柱バー又は梁バーをそ
の一端から逐次十字固定金具に挿入することなく、直ち
に所望の個所の各バーを平底溝に当てて固定することが
できるので長いバーでも狭い病室内で一人の作業者を以
って容易に取りつけることができる。
また本考案の十字固定金具は基盤とオーバーハングとが
一体にされているので一体の鋳造品として製作され、か
つ左右のオーバーハングが基盤を境界にして直交して、
互いに相互補強しているので軽量であって機械的強度が
大である。
以上の本考案の実施態様では各バーを角パイプとしたが
、八角パイプバー、又は丸パイプバーのいずれでも基盤
とフリンジ及びオーバーハングとで形或される溝部を所
望のパイプバーの形状に対応させることにより本考案を
逸脱することなく固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の十字固定金具の斜視図、第3
図は本考案の一実施態様の十字固定金具の斜視図である
。 1,2:受け台、3:アーム、4,5 :蓋、6,7:
ねじ、11.12:丸スリーブ、13,14 :つまみ
ねじ、101:基盤、102,112 :オーバーハン
グ、103,113 :つまみねし支持板、104:ね
じ孔、105,115 :つまみねじ、106,116
:当で金、107.117 :フリンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基盤の一面の半分に取りつけようとするバーの断面形状
    に適合する溝を設け、かつ溝の一側壁を延長してオーバ
    ーハングを設け、またこの基盤面の反対側に前記溝及び
    オーバーハングのそれぞれと同形の溝及びオーバーハン
    グを前者と直交して設け、それぞれのオーバーハングの
    先端部を基盤面に平行に曲げてつまみねじ支持板とし、
    それぞれのつまみねし支持板には先端にあて金を有する
    つまみねじと螺合させるようにした整形外科用牽引フレ
    ーム十字固定金具。
JP2078278U 1978-02-22 1978-02-22 整形外科用牽引フレ−ム十字固定金具 Expired JPS596831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2078278U JPS596831Y2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22 整形外科用牽引フレ−ム十字固定金具

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JP2078278U JPS596831Y2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22 整形外科用牽引フレ−ム十字固定金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54125192U JPS54125192U (ja) 1979-09-01
JPS596831Y2 true JPS596831Y2 (ja) 1984-03-02

Family

ID=28852406

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JP2078278U Expired JPS596831Y2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22 整形外科用牽引フレ−ム十字固定金具

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