JPS596822Y2 - ベツドの上部エレメント構造 - Google Patents
ベツドの上部エレメント構造Info
- Publication number
- JPS596822Y2 JPS596822Y2 JP1976000345U JP34576U JPS596822Y2 JP S596822 Y2 JPS596822 Y2 JP S596822Y2 JP 1976000345 U JP1976000345 U JP 1976000345U JP 34576 U JP34576 U JP 34576U JP S596822 Y2 JPS596822 Y2 JP S596822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- patient
- elements
- fork
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は患者用ベッド、手術台等に患者を寝かせた状態
で移し替えできるようにしたベッドの上部エレメント構
造に関する。
で移し替えできるようにしたベッドの上部エレメント構
造に関する。
従来病院などベッド上の患者を運搬車へ移し、あるいは
運搬車から手術台へ移す場合、看護婦等の入力により患
者をだき抱えたりして移し替えていた。
運搬車から手術台へ移す場合、看護婦等の入力により患
者をだき抱えたりして移し替えていた。
この場合、患者を持ち上げる姿勢によっては患者に苦痛
を与えるし、人手不足の現況からもその対策が望まれて
いる。
を与えるし、人手不足の現況からもその対策が望まれて
いる。
ベッド本体の中心線と直交し、かつベッド本体巾方向に
延びる多数のエレメントを隣り合うものと接するように
ベッド長手に並列して面一に設け、上記並列するエレメ
ントの一部を水平に下降、上昇可能に支持、もしくは同
エレメントの一端を枢着し水平状態から下方に回動可能
に支持せしめ、固定されたエレメントの相隣り合う同志
の間に患者移送用フォークを挿入する空間部を形威せし
めるようにしたことを要旨とし、固定された各エレメン
トとの間に形或された空間部に患者移送用フォークを挿
入し、患者をベッドより持ち上げ他に移し替え又は反対
にフォークにて運ばれた患者をベッドに載せるようにし
たものである。
延びる多数のエレメントを隣り合うものと接するように
ベッド長手に並列して面一に設け、上記並列するエレメ
ントの一部を水平に下降、上昇可能に支持、もしくは同
エレメントの一端を枢着し水平状態から下方に回動可能
に支持せしめ、固定されたエレメントの相隣り合う同志
の間に患者移送用フォークを挿入する空間部を形威せし
めるようにしたことを要旨とし、固定された各エレメン
トとの間に形或された空間部に患者移送用フォークを挿
入し、患者をベッドより持ち上げ他に移し替え又は反対
にフォークにて運ばれた患者をベッドに載せるようにし
たものである。
本考案の実施例を図面について説明する。
第1図ないし第3図は本考案のそれぞれ異なった形の形
式図であり、第1図は基本形であり、第2図,第3図は
変形形式である。
式図であり、第1図は基本形であり、第2図,第3図は
変形形式である。
第4図ないし第7図はその具体的実施例を示すものであ
る。
る。
第1図に示すものは多数の横方向に配列されたエレメン
トを1つ置き間隔で上下に移動可能に構或するものであ
る。
トを1つ置き間隔で上下に移動可能に構或するものであ
る。
すなわち、ベッド上部は多数の直方体のエレメントが相
接するようにして配列され、配列されたエレメントの符
号2で示すものは固定されたエレメントで1つ置きに配
置され、このエレメント2の間に符号3で示す上下動す
る移動用エレメントが設けられ、各エレメント2と3と
はそれぞれ交互に配設し、通常は各エレメント3は2点
鎖線で示すようにその上面を固定エレメント2上面と一
致させエレメント表面を水平面となし、患者を寝かせる
。
接するようにして配列され、配列されたエレメントの符
号2で示すものは固定されたエレメントで1つ置きに配
置され、このエレメント2の間に符号3で示す上下動す
る移動用エレメントが設けられ、各エレメント2と3と
はそれぞれ交互に配設し、通常は各エレメント3は2点
鎖線で示すようにその上面を固定エレメント2上面と一
致させエレメント表面を水平面となし、患者を寝かせる
。
寝ている患者1を他に移し替えの場合は、エレメント3
を下方に下降させ、それによってエレメント2間に形或
された空間部4に、フォークサポート6に水平にエレメ
ント3と同ピッチで水平に固定されたフォーク5を空間
部4に挿入し、フオーク5を上方に持ち上げ患者1をエ
レメントより浮き上がらせ、しかる後フォーク5上に乗
せた患者を移送せしめる。
を下方に下降させ、それによってエレメント2間に形或
された空間部4に、フォークサポート6に水平にエレメ
ント3と同ピッチで水平に固定されたフォーク5を空間
部4に挿入し、フオーク5を上方に持ち上げ患者1をエ
レメントより浮き上がらせ、しかる後フォーク5上に乗
せた患者を移送せしめる。
上記サポート6はたとえばフォークリフト形式の運搬台
車に設ける等の手段で作動せしめる。
車に設ける等の手段で作動せしめる。
逆に患者をベッドに戻す場合には上記とは逆作動でフォ
ーク5上に患者を乗せた状態で、ベッド上に運びフォー
ク5を空間部4に降ろし患者をベッドに移す。
ーク5上に患者を乗せた状態で、ベッド上に運びフォー
ク5を空間部4に降ろし患者をベッドに移す。
上記において、エレメント2,3群は単独に各エレメン
トを上下せしめるようにしてもよい。
トを上下せしめるようにしてもよい。
第2図に示すものは、エレメント間に空間部を作るため
のエレメントの上下作動にかえ、エレメントの一部を回
動せしめるもので、構戊するエレメントのうち1つ置き
に設けるエレメント3′の一方の端を回転自在にベッド
本体に設ける水平軸15に枢着し、エレメント3′は軸
15を中心として水平状態から下方に回動でき、固定エ
レメント2′同志の間に空間部4′を形威せしめ、空間
部4′にフォークを挿入し患者を持ち上げる。
のエレメントの上下作動にかえ、エレメントの一部を回
動せしめるもので、構戊するエレメントのうち1つ置き
に設けるエレメント3′の一方の端を回転自在にベッド
本体に設ける水平軸15に枢着し、エレメント3′は軸
15を中心として水平状態から下方に回動でき、固定エ
レメント2′同志の間に空間部4′を形威せしめ、空間
部4′にフォークを挿入し患者を持ち上げる。
第1図,第2図のエレメントの素材は通常のベッドに用
いられているものであり、材質によっては、エレメント
2,3間にすきまを設ける。
いられているものであり、材質によっては、エレメント
2,3間にすきまを設ける。
第3図に示すものは、柔軟性のあるゴム,ビニル等で作
られたエアマットで、エレメント2″及び3″は空気袋
であり、ベッド本体7に交互に配置し、エレメント2″
,3″はエアホース16.17で空気が送られ上面が平
坦なエアマットを構威する。
られたエアマットで、エレメント2″及び3″は空気袋
であり、ベッド本体7に交互に配置し、エレメント2″
,3″はエアホース16.17で空気が送られ上面が平
坦なエアマットを構威する。
患者を移送する場合はたとえば各エレメント3″の空気
を抜き、形或された空間部4″にフォークを挿入する。
を抜き、形或された空間部4″にフォークを挿入する。
第4図は第1図の基本的機構に基く具体構造の一例で、
ベッド本体18の両側ビーム19.19’に所要ピッチ
にて固定エレメント2が架せられている。
ベッド本体18の両側ビーム19.19’に所要ピッチ
にて固定エレメント2が架せられている。
この固定エレメント2の下面はエレメントが屈曲しない
ための底板20が張られている。
ための底板20が張られている。
固定エレメントに対応する移動エレメント3が所要ピッ
チで油圧シリンダ21にて支持され上下動する水平台板
22上に並設され、油圧シリンダ21の作動によって台
板22は上下動しエレメント3は空間部4の間に嵌合あ
るいは降下される。
チで油圧シリンダ21にて支持され上下動する水平台板
22上に並設され、油圧シリンダ21の作動によって台
板22は上下動しエレメント3は空間部4の間に嵌合あ
るいは降下される。
第5図は第2図の回動式の具体構造の一例で、エレメン
ト3′の回動機構を示し、固定エレメントは第4図に示
すものと同様にベッド本体に固定されるもので省略する
。
ト3′の回動機構を示し、固定エレメントは第4図に示
すものと同様にベッド本体に固定されるもので省略する
。
エレメント3′は所要ピッチで回動台板26上に並設さ
れ、合板26の一端はベッド本体の側部ビーム19の内
側に沿って取付部材23にて取付けられた水平軸15に
回転自在に枢着されている。
れ、合板26の一端はベッド本体の側部ビーム19の内
側に沿って取付部材23にて取付けられた水平軸15に
回転自在に枢着されている。
24は水平軸15に設けられた軸受で軸受24はエレメ
ント3′の一端下面に装着されている。
ント3′の一端下面に装着されている。
25は回動合板26を作動せしめる油圧シリンダで床面
に固定されている。
に固定されている。
油圧シリンダ25の作動によって台板26は軸15を中
心に回動し、エレメント3′を固定エレメント間に形或
される空間部に嵌合あるいは下方に回動せしめる。
心に回動し、エレメント3′を固定エレメント間に形或
される空間部に嵌合あるいは下方に回動せしめる。
第6図,第7図に示すものは、第3図のエアマット形式
の一具体例で、4隅に足8を具えるベッド本体7にエア
マットを設ける。
の一具体例で、4隅に足8を具えるベッド本体7にエア
マットを設ける。
図はエアマットのエレメント3″の全部の空気を抜きエ
レメント2″間に形或された空間部4″にフォーク5を
挿入した状態で示されている。
レメント2″間に形或された空間部4″にフォーク5を
挿入した状態で示されている。
27は患者を移し替えるフォークリフトで、キャスタ1
3を下面4隅に設けた台車12上一端縁に案内溝14を
有するポス)−11.11が左右向き合って立設され、
この左右のポスト11.11に案内され上下動するフォ
ークサポート6が設けられている。
3を下面4隅に設けた台車12上一端縁に案内溝14を
有するポス)−11.11が左右向き合って立設され、
この左右のポスト11.11に案内され上下動するフォ
ークサポート6が設けられている。
フォーク5を取付けるフォークサポート6の両端には軸
9が上下に固定され、軸9に車輪10がそれぞれ装着さ
れ、車輪10はポスト11の案内溝14に嵌合され、フ
ォークサポート6は従来一般に使用されている装置、例
えば油圧作動装置によって上下動される。
9が上下に固定され、軸9に車輪10がそれぞれ装着さ
れ、車輪10はポスト11の案内溝14に嵌合され、フ
ォークサポート6は従来一般に使用されている装置、例
えば油圧作動装置によって上下動される。
本考案は上記各具体例で示されるように、通常患者は各
エレメントの上面が一致した状態で横たわっている。
エレメントの上面が一致した状態で横たわっている。
患者の移送もしくはシーツ交換等にあたって一時的にベ
ッドより患者を離す必要がある場合、エレメントの一部
を下降あるいは回動させ、固定エレメント間に形威され
た空間部にフォーク群を挿入し、患者を持ち上げること
により、ベッド上面より患者を切り離し、その状態でシ
ーツの交換を行なうとか、他のベッド等への移送を行な
う。
ッドより患者を離す必要がある場合、エレメントの一部
を下降あるいは回動させ、固定エレメント間に形威され
た空間部にフォーク群を挿入し、患者を持ち上げること
により、ベッド上面より患者を切り離し、その状態でシ
ーツの交換を行なうとか、他のベッド等への移送を行な
う。
本考案は以上述べたように、ベッド本体に多数相接して
並設されたエレメントの一部を下降、上昇可能に支持、
もしくは回動可能に枢着させ、固定する隣合うエレメン
ト間に患者を持ち上げ移送せしめるフォークを挿入する
空間部を形威せしめるようにしたので、患者の移送、シ
ーツ交換等に患者に苦痛を与えることなく動かすことが
でき、一人の作業貝で楽に短時間で行なえ、省力化に寄
与する。
並設されたエレメントの一部を下降、上昇可能に支持、
もしくは回動可能に枢着させ、固定する隣合うエレメン
ト間に患者を持ち上げ移送せしめるフォークを挿入する
空間部を形威せしめるようにしたので、患者の移送、シ
ーツ交換等に患者に苦痛を与えることなく動かすことが
でき、一人の作業貝で楽に短時間で行なえ、省力化に寄
与する。
本考案は、手術台、患者運搬車等にも同様に使用して同
じ作用,効果を奏するものである。
じ作用,効果を奏するものである。
第1図は多数の並列するエレメンI・の一部を上下動せ
しめる本考案ほ基本形の説明図、第2図は他の形式の説
明図で、エレメントの一部を回動式とするもの、第3図
は更に他の形式の説明図で、エレメントを空気袋とする
もの、第4図は第1図の具体的実施例の斜視図、第5図
は第2図の具体的実施例の斜視図で、エレメントの回動
部構造を示し、第6図は第3図の具体的実施例で、患者
搬送用フォークリフトのフォークをエレメント間空間部
に挿入した状態で示される側面図、第7図は第6図のA
−A線に沿う断面図である。 2.2’,2”:エレメント、3.3’,3“:エレメ
ント、4,4’,4”:空間部、5:フォーク、16:
エアホース、17:エアホース、21:油圧シリンダ、
25:油圧シリンダ、27:フォークリフト。
しめる本考案ほ基本形の説明図、第2図は他の形式の説
明図で、エレメントの一部を回動式とするもの、第3図
は更に他の形式の説明図で、エレメントを空気袋とする
もの、第4図は第1図の具体的実施例の斜視図、第5図
は第2図の具体的実施例の斜視図で、エレメントの回動
部構造を示し、第6図は第3図の具体的実施例で、患者
搬送用フォークリフトのフォークをエレメント間空間部
に挿入した状態で示される側面図、第7図は第6図のA
−A線に沿う断面図である。 2.2’,2”:エレメント、3.3’,3“:エレメ
ント、4,4’,4”:空間部、5:フォーク、16:
エアホース、17:エアホース、21:油圧シリンダ、
25:油圧シリンダ、27:フォークリフト。
Claims (1)
- ベッド本体の中心線と直交し、かつベッド本体巾方向に
延びる多数のエレメントを隣り合うものと接するように
ベッド長手に並列して面一に設け、上記並列するエレメ
ントの一部を水平に下降,上昇可能に支持、もしくは同
エレメントの一端を枢着し水平状態から下方に回動可能
に支持せしめ、固定されたエレメントの相隣り合う同志
の間に患者移送用フォークを挿入する空間部を形威せし
めるようにしたことを特徴とするベッドの上部エレメン
ト構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976000345U JPS596822Y2 (ja) | 1976-01-05 | 1976-01-05 | ベツドの上部エレメント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976000345U JPS596822Y2 (ja) | 1976-01-05 | 1976-01-05 | ベツドの上部エレメント構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5293292U JPS5293292U (ja) | 1977-07-12 |
JPS596822Y2 true JPS596822Y2 (ja) | 1984-03-02 |
Family
ID=28461079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976000345U Expired JPS596822Y2 (ja) | 1976-01-05 | 1976-01-05 | ベツドの上部エレメント構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596822Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7381340B2 (ja) * | 2017-08-03 | 2023-11-15 | 忠夫 岡田 | 身体リフトシステム、及び身体リフト方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121389A (ja) * | 1973-03-24 | 1974-11-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49134894U (ja) * | 1973-03-14 | 1974-11-20 |
-
1976
- 1976-01-05 JP JP1976000345U patent/JPS596822Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121389A (ja) * | 1973-03-24 | 1974-11-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5293292U (ja) | 1977-07-12 |
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