JPS596723B2 - 金属チユ−ブ容器の製造方法 - Google Patents

金属チユ−ブ容器の製造方法

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JPS596723B2
JPS596723B2 JP13908080A JP13908080A JPS596723B2 JP S596723 B2 JPS596723 B2 JP S596723B2 JP 13908080 A JP13908080 A JP 13908080A JP 13908080 A JP13908080 A JP 13908080A JP S596723 B2 JPS596723 B2 JP S596723B2
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JP
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metal material
nozzle
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mandrel
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俊彦 夏目
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Sankei Kogyo KK
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Sankei Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属テユーブ容器の製造方法に関し、ノズルの
口部に気密性を保有する閉塞膜を設けた口閉じ型(通称
V型または盲型ともいう)テユーブにおいて、特に細長
いノズルの先端に前記閉塞膜を成型する方法の改良に係
わるものである。
一般に金属テユーブ容器は接着剤、印刷用インク、化粧
品、医薬品、食品などの封入容器として広く用いられて
いるが、特に揮発性溶剤を含むものの容器として用いる
場合には、保存中に溶剤が揮発してノズル部分で固化し
、使用できなくなることが多い。
このためノズル先端部に閉塞膜を設けて気密性をもたせ
、保存中におけろ溶剤の揮発を防止し、使用時にその閉
塞膜を開封するようにした金属テユープが開発されてい
る。
また金属テユーブ容器が各種の用途に使用されるように
なってきたことから、例えば接着剤、染料インキなどの
ように内容物を極く狭隘な箇所に付着、または注入した
り、ノズル先端を見え易くし、染料などを押し出しなが
らノズルそのもので、図形を対称物に描くなどの必要か
ら、近年特にノズル先端部に閉塞膜を有し、気密性のあ
る細《且つ長いノズルを特徴とするテユープ容器の出現
を期待されるようになってきた。
従来、このような金属テユーブ容器の製造方法は、第1
図に示すようにポンテ1と、ダイ2との間に円板状の錫
または鉛のように比較的伸展性の高い軟質の金属素材3
を介在させてポンテ1を下降させ、衝撃前方後方押出し
によって成型し、後加工によりバリ4を除去して第2図
のようにノズル5の先端に閉塞膜6、を有する金属テユ
ーブ容器7を製造していた。
また近年、金属テユーブ容器の素材として錫は高価であ
り、鉛は鉛毒の関係から敬遠され、アルミニウムがその
大勢を占めるに至った。
しかしアルミニウムは錫、鉛に比し、その伸展性、硬度
共に条件に劣るため、第1図の方法によっては成型時に
型の破損が避けられないので、第3図のようにダイ2の
内にカウンターポンテ8を装着し、ノンクアウト9のバ
ネ圧力に支えられながら、ポンテ1の下降と、素材3の
変形に対応してノズル5に閉塞膜6を形成しながら後退
し、成型時の衝撃を吸収してその目的を果すべく改良さ
れた。
しかるに従来の方法では円板状の金属素材3を用いるた
め、ポンテ1の首部10が当該素材3の厚さよりも長い
場合には、その成型の初期において首部先端などに亀裂
を発生したり、ポンテ1の首部10が極端に長いときに
は金属素材3は第4図のように突き抜かれてノズル部に
閉塞膜6を形成することができない。
このため従来ではアルミニウムに比べて伸展性に優れた
高価な錫を使用しても、得られろノズル5の長さLは円
板状金属素材3の厚さtの1.5倍程度であった。
本発明は素材の厚さに対してその2〜3倍以上、10倍
程度まで細く長℃ツズルを有するテユープ容器について
当該ノズル先端に前述の問題点を排除して閉塞膜を形成
せしめるために、V型(ノズル先端の口部を閉塞膜によ
って密閉された型)チューブ成型用素材として円板状の
ものを用いろ従来の常識をはなれ、穴あき型(オーブン
・・・0型とも呼称する)テユーブの素材として従来市
販されていろリング状の金属素材を用い、錫、鉛などに
比べて伸展性の劣るアルεニウムでも、閉塞膜を有する
先細の長いノズルを形成した金属テユーブ容器の製造を
可能にした加工法を開発したものである。
以下本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第5図は本発明方法に用いろ成型装置の概略を示すもの
で、ポンテ1は図示しないプレスのラムに取付けられて
おり、ダイ2はプレスのポルスター11に載置されてい
る。
12はノンクアウトシャフトで、このノンクアウトシャ
フト12とカウンターポンテ8との間に中間ピン13が
介挿されている。
更にノンクアウトシャフト12の下部には複数個の皿バ
ネ14が取付けられ、これらはノンクアウトケース15
内に収納されている。
またダイ2のノズル成型部16に挿着されたカウンター
ポンテ8の上部は第6図に拡大して示すように凹曲面1
Tが形成されている。
金属素材3は挿通孔18を開口したリング状に形成され
、その材質はアルミニウム、鉛、錫、あるいは鉛一錫張
りなど比較的伸展性に優れた材料を用いる。
このリング状金属素材3の内径Dは、ポンテ1に形成さ
れたマンドレル19の付け根部19aの外径D′とほぼ
等しく形成されており、特にD−D’=±3膿程度が望
ましい。
次に上記成型装置を用いて金属テユーブ容器7を製造す
る方法について説明する。
第5図に示すように、リング状の金属素材3をダイ2の
成型部20に挿入セントした後、ポンテ1を下降させて
、前記金属素材3を衝撃前方後方押出しする。
この成型過程を説明すると、先ずポンテ1のマンドレル
19の先端が第6図Aに示すようにリング状金属素材3
の挿通孔18を貫通した後、更に下降すると同図Bに示
すように金属素材3はポンテ1の肩部21およびマンド
レル19とダイ2の肩部22およびノズル成型部16と
の間で塑性変形して下方(前方)と上方(後方)に走る
次いで下方に走った金属素材3は第6図Cに示すように
ポンテ1のマンドレル19とカウンターポンテ8との間
に廻り込んで充満し、その先端を閉塞する。
このときカウンターポンテ8の先端に凹曲面17が形成
されているので、金属素材3の流れを中心に滑らかに集
束し、中心部で密着した閉塞膜部分が初期成型される。
更にポンテ1を下降させろと、この先端のマンドレル1
9と、カウンターポンテ8との間に充満した金属素材3
は同図Dに示すように一部押出されて更に強固に密着し
た閉塞膜6が形成されると共に、押出された金属素材3
はダイ2のノズル成型部16と、カウンターポンテ8と
の間に走りバリ4となる。
またこれとは別に上方に走った金属素材3はポンチ1の
胴部成型部23を被覆するように筒状に成型される。
この場合、カウンターポンチ8の先端に凹曲面17がな
<平滑で、マンドレル19の先端も平滑であるとすると
、第11図Aに示すように、一旦は強大な流入圧により
金属素材3がマンドレル19とカウンターポンテ8との
間に廻り込んで充填される。
この後、マンドレル19を更に押し下げて行くと、金属
素材3の流れが逆転し、外側に押し広げられ、次第に集
合点(合流点)Pの肉厚が減少して行く。
従って凹曲面17による金属素材3の集合作用がないた
め、集合点Pの膜厚の減少に伴って、この部分での結集
密着度が減少し、遂には穴があいて、完全な閉塞膜6が
得られない。
このようにして衝撃前方後方押出しを行った後、ポンテ
1をダイ3から抜き取り、更にポンテ1から取外した後
バリ4を取ってノズル5に、ねじ山24を形成し、第7
図に示す如き先端に閉塞膜6を有する先細の長いノズル
5を設けた金属テユーブ容器7を製造することができる
なお上記方法において、リング状金属素材3の内径Dと
ポンテ1に形成されたマンドレル19の付け根部19a
の外径D′とをほぼ等しく形成し、その差をD−D’=
±3mmが望ましいとした理由は、D−D’が3mを越
えろと、隙間が太き《なつて急激に圧力が加わり、金属
素材3の流れが乱れてマンドレル19が折損する虞れが
ある上、上方に十分に走らず、所定の胴長が得られない
またD−D’が−3胴未満では、隙間が狭くなり、マン
ドレル19の先端が金属素材3の挿通孔18を押し広げ
ろときに同様に折損する虞れがあるからである。
次に本発明の具体的な実施例について説明する。
実施例 外径25.1sn、内径7.2圏、厚さt=5mmの9
9.7%純アルミニウムからなるリング状の金属素材3
を用意し、これを第5図に示す如き、上端に凹曲面17
を形成したカウンターポンテ8を挿着したダイ3の成型
部20にセントした。
ポンテ1は、そのマンドレル19の長さを15mmとし
、その付け根部19aの外径をl)’−7m+nとした
ものを用いた。
上記装置を用いて衝撃前方後方押出し成型を行った後、
バリ4を取って寸法を整えると共に、ノズル5にねじ山
24を形成して、第7図に示す如き金属チューブ容器7
を200個製造した。
このようにして得られた金属チューブ容器7はノズル5
の長さがL−15wrL1閉塞膜6を有するノズル先端
の外径がd 1 = 3. 8 rrun,胴外径がd
2=25.4M,胴長7=125y++mであった。
また閉塞膜6の耐圧性を調べろため、2気圧の内圧を加
えたところ、空気洩れは全く認められず、またノズル5
の長さしと金属素材3の厚さtとの比L/t = 3.
0であった。
なお上記実施例ではカウンターポンテ8の先端にのみ凹
曲面17を形成した場合について示したが、これとは反
対にマンドレル19の先端または両者に凹曲面17を形
成した構造でもよい。
例えばマンドレル19の先端に凹曲面17を形成し、カ
ウンターポンテ8の先端を平滑にした場合の閉塞膜6の
形成過程を説明する。
マンドレル19の下降に伴って金属素材3が、マンドレ
ル19とカウンターポンテ8との間に流入・充満するま
での流れは上記実施例の場合と同じである。
第12図Aに示すように、金属素材3が一旦充満した状
態で、更にマンドレル19を押し下げて行くと、同図B
に示すようにマンドレル19の先端凹曲面17に接する
金属素材3は中心に向って集束するように流れ、平滑な
カウンターポンテ8に接する金属素材3は外側に向って
流れながら、集合点Pの肉厚を次第に減少して行く。
この結果、集合点Pでは凹曲面17により中心に向って
集束力が働らきながら押しつぶされて行《ので、ここで
の結集密着度が増大して、完全な閉塞膜6を形成するこ
とができろ。
従って、凹曲面17の形成方向の上下に拘らず集合点P
で、金属素材3の一部に内側に向って流れろ集束力が働
らけば、閉塞膜6を形成することができろ。
また本発明において凹溝は、上記の如き凹曲面17に限
らず第8図に示すようにV型の溝部25あるいは、第9
図に示すように凹型の溝部26または第10図に示すよ
うに複数の環状溝27を同心円状に形成したものなど、
金属素材3の流れを中心k集束する形状のものであれば
何れの形状のものでもよい。
以上説明した如く、本発明に係わる金属テユーブ容器の
製造方法によれば、従来ノズルの長さしと金属素材の厚
さtとの比L/tが高々1.5程度であったものが、L
/tが2.0〜3.0以上、10程度まで可能となり、
高価な錫を用いずに安価なアルミニウムを用いても十分
にノズルの長い、先細の閉塞膜を有する金属テユーブ容
器を成型することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来方法を示すもので、第1図は成
型装置の要部拡大断面図、第2図は金属テユーブ容器の
縦断面図、第3図および第4図はカウンターポンチを設
けた成型装置の要部拡大断面図、第5図乃至第7図は本
発明方法を示すもので、第5図は成型装置の断面図、第
6図A乃至同図Dは金属素材の変形過程を順次示す要部
拡大断面図、第7図は金属テユーブ容器の縦断面図、第
8図乃至第10図は夫々異なる凹溝を形成したカウンタ
ーポンチの断面図である。 第11図Aおよび同図Bは凹曲面を形成していない場合
の金属素材の変形過程を示す要部拡大断面図、第12図
Aおよび同図Bはマンドレル側に凹曲面を形成した場合
の金属素材の変形過程を示す要部拡大断面図である。 1・・・・・・ポンチ、2・・・・・・ダイ、3・・・
・・・金属素材、5・・・・・・ノズル、6・・・・・
・閉塞膜、7・・・・・・金属チューブ容器、8・・・
・・・カウンターポンテ、16・・・・・・ノズル成型
部、17・・・・・・凹曲面、18・・・・・・挿通孔
、19・・・・・・マンドレル、20・・・・・・成型
部、23・・・・・・胴部成型部、24・・・・・・ね
じ山。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 細長い針状のマンドレルを先端に備えたポンチと、
    カウンターポンチを装着したダイとの間に金属素材を介
    在させて衝撃押出しにより細長いノズルを有する金属テ
    ユーブ容器の製造方法において、金属素材としてリング
    状の金属素材を用いると共に、カウンターポンテ先端お
    よびマンドレル先端の何れか一方または両方に凹溝を設
    けて、前記金属素材の流れを凹溝で集束させ、ノズルの
    先端側に閉塞膜を形成させろことを特徴とする金属テユ
    ーブ容器の製造方法。
JP13908080A 1980-10-04 1980-10-04 金属チユ−ブ容器の製造方法 Expired JPS596723B2 (ja)

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WO2003068427A1 (fr) * 2002-02-15 2003-08-21 Furukawa-Sky Aluminum Corp. Article forme par extrusion par percussion, procede et dispositif de formage par extrusion par percussion

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