JPS5966342A - 高電圧電場による液体流動発生方法 - Google Patents
高電圧電場による液体流動発生方法Info
- Publication number
- JPS5966342A JPS5966342A JP17519682A JP17519682A JPS5966342A JP S5966342 A JPS5966342 A JP S5966342A JP 17519682 A JP17519682 A JP 17519682A JP 17519682 A JP17519682 A JP 17519682A JP S5966342 A JPS5966342 A JP S5966342A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- flow
- electric field
- electric wires
- wall body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は僅かな電力消費で効率よく液体を流動させる方
法に関する。
法に関する。
熱交換器の熱交換率を向上させるために媒体に流動を与
えることが望まれている。ところが伝熱面の近傍に効率
よく流動を生ぜしめることは難かしい。
えることが望まれている。ところが伝熱面の近傍に効率
よく流動を生ぜしめることは難かしい。
又、化学機械における反応槽や、混合槽では攪拌羽根を
用いて流動を生ぜしめるが、攪拌羽根を用いないで流動
を生ぜしめる方が反応液体に望ましいことも知られてい
る。
用いて流動を生ぜしめるが、攪拌羽根を用いないで流動
を生ぜしめる方が反応液体に望ましいことも知られてい
る。
又、変圧器ではオイルを循環させて極板等の冷却を行っ
ているが、ポンプを用いないで自動的に流動を発生させ
ることが可能であれば、ポンプ故障などによるトラブル
もなく、信頼性が向上するものとなる。
ているが、ポンプを用いないで自動的に流動を発生させ
ることが可能であれば、ポンプ故障などによるトラブル
もなく、信頼性が向上するものとなる。
そこで、本発明の目的は電気的な力を液体分子に作用せ
しめ、以って流動を生ぜしめる方法を提供せんとするに
ある。
しめ、以って流動を生ぜしめる方法を提供せんとするに
ある。
以下、第１図によって、本発明方法の一例を説明する。
フレオンＲ１１３の液槽１の底壁２は例えばアースされ
ており、この底壁２に銅製リング状の高電圧電線３を対
設する。電線３は９０００Ｖの高電圧が印加され、底壁
２との間に１ｍｍの間隙ｈが形成されている。又、電線
３の径は１ｍｍφであり、リングの径は５ｍｍφである
。
ており、この底壁２に銅製リング状の高電圧電線３を対
設する。電線３は９０００Ｖの高電圧が印加され、底壁
２との間に１ｍｍの間隙ｈが形成されている。又、電線
３の径は１ｍｍφであり、リングの径は５ｍｍφである
。
上記実施例では、図のＰで示すような回転するジェット
流動が生ずる。すなわち、リング状の電線３の外側にあ
る液体が、間隙ｈを通ってリング内へ入り込み、リング
内から上方、底壁に垂直な方向へ吹き上げられる。この
実施例では５０ｃｍ／ｓｅｃ程度の流速を生じている。
流動が生ずる。すなわち、リング状の電線３の外側にあ
る液体が、間隙ｈを通ってリング内へ入り込み、リング
内から上方、底壁に垂直な方向へ吹き上げられる。この
実施例では５０ｃｍ／ｓｅｃ程度の流速を生じている。
このような作用が何故生ずるのか解析すると次のように
説明される。
説明される。
電界内の液体分子に作用する力ｆは
である。ここに、Ｅ：電界強さ、ρ：イオン密度、ε：
誘電率、ρｌ：液体密度 上式のうち、ρＥはクーロン力であり、ρが零に近い値
であるから無視しうる程度であり、は電歪力で保存力で
あって回転 する流動に影響するものではない。
誘電率、ρｌ：液体密度 上式のうち、ρＥはクーロン力であり、ρが零に近い値
であるから無視しうる程度であり、は電歪力で保存力で
あって回転 する流動に影響するものではない。
第１図からも判るとおり、電線３はリング状となってい
るので、リング状の内側と外側とでは等距離にあっても
電界強さが異なるものとなっている。すなわち、電位を
破線で記すとＱ点は等距離にあるＱ′点よりも略２倍の
電位となっている。それ故その勾配である電界強さはＱ
′の方が約２倍大きいものとなっている。
るので、リング状の内側と外側とでは等距離にあっても
電界強さが異なるものとなっている。すなわち、電位を
破線で記すとＱ点は等距離にあるＱ′点よりも略２倍の
電位となっている。それ故その勾配である電界強さはＱ
′の方が約２倍大きいものとなっている。
さて、前式のうち、εＥ・∇Ｅは双極子に働く力であり
、電界の弱い方から電界の強い方へ作用する力である。
、電界の弱い方から電界の強い方へ作用する力である。
それ故、外側からＱ′へ向かう力の方がＱからＱ′へ向
かう力及び外側からＱに向かう力よりも大きくなり、Ｐ
のような流れが生ずるものである。既述の如く、本発明
の電線３は向かい合って置かれているのでその回りに電
解の強弱が生じている。よって、第１図のＱ′からＱへ
向かう液体の流れが生ずるものである。
かう力及び外側からＱに向かう力よりも大きくなり、Ｐ
のような流れが生ずるものである。既述の如く、本発明
の電線３は向かい合って置かれているのでその回りに電
解の強弱が生じている。よって、第１図のＱ′からＱへ
向かう液体の流れが生ずるものである。
式から解るとおり、ε、Ｅが大きい程流動は激しくなる
。
。
本発明の電線は上記実施例に限定されるものではない、
第２図の（イ）に示す如く、電線３１を方形に設けるも
の、（ロ）に示す如く電線３２を平行に設けるもの、（
ハ）に示す如く一本の電線３３に絶縁壁４を対設して電
線３３と絶縁壁４との間の電界を弱くし、図のＰ１の流
動を生じさせるものなどを含むものである。
第２図の（イ）に示す如く、電線３１を方形に設けるも
の、（ロ）に示す如く電線３２を平行に設けるもの、（
ハ）に示す如く一本の電線３３に絶縁壁４を対設して電
線３３と絶縁壁４との間の電界を弱くし、図のＰ１の流
動を生じさせるものなどを含むものである。
又、媒体はフレオンＲ１１３に限定されるものではなく
、εの大きいものであればよい。さらに、印加電圧、電
線の径、対向設置される電線間の巾、電線と底壁との間
隙などは適宜変更しうるものである。
、εの大きいものであればよい。さらに、印加電圧、電
線の径、対向設置される電線間の巾、電線と底壁との間
隙などは適宜変更しうるものである。
第１図は本発明方法を示す一実施例を説明する図、第２
図の（イ）、（ロ）は電線の配置状態の他の実施例を示
す平面図であり、（ハ）は他の実施例の断面図である。 ２：底壁、３：電線。
図の（イ）、（ロ）は電線の配置状態の他の実施例を示
す平面図であり、（ハ）は他の実施例の断面図である。 ２：底壁、３：電線。
Claims (1)
- 液体内に壁体を設け、該壁体との間に高電位差が印加さ
れた電線を対設し、該電線は少くとも向かい合って設け
られており、この相互干渉によって電線の回りに電界の
強い部分と電界の弱い部分を生ぜしめ、該電界の強弱に
よって向かい合った電線の外側に在る液体を電線と壁体
の間隙を通って向かい合った電線の間に流入させ、かつ
この流入液体を壁体に対して重力方向に流動させること
を特徴とする高電圧電場による液体流動発生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17519682A JPS5966342A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 高電圧電場による液体流動発生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17519682A JPS5966342A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 高電圧電場による液体流動発生方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5966342A true JPS5966342A (ja) | 1984-04-14 |
| JPS621530B2 JPS621530B2 (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=15991969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17519682A Granted JPS5966342A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 高電圧電場による液体流動発生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5966342A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62228893A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-07 | Agency Of Ind Science & Technol | 電場によるジエツト発生装置の電極 |
| US4818184A (en) * | 1986-03-31 | 1989-04-04 | Agency Of Industrial Science & Technology | Device for generating jet with electric field |
| JPH0223078A (ja) * | 1988-07-12 | 1990-01-25 | Agency Of Ind Science & Technol | 電場によるジェット発生装置 |
| US5072780A (en) * | 1988-11-18 | 1991-12-17 | Agency Of Industrial Science & Technology, Ministry Of International Trade & Industry | Method and apparatus for augmentation of convection heat transfer in liquid |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP17519682A patent/JPS5966342A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62228893A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-07 | Agency Of Ind Science & Technol | 電場によるジエツト発生装置の電極 |
| US4818184A (en) * | 1986-03-31 | 1989-04-04 | Agency Of Industrial Science & Technology | Device for generating jet with electric field |
| JPH0223078A (ja) * | 1988-07-12 | 1990-01-25 | Agency Of Ind Science & Technol | 電場によるジェット発生装置 |
| US5072780A (en) * | 1988-11-18 | 1991-12-17 | Agency Of Industrial Science & Technology, Ministry Of International Trade & Industry | Method and apparatus for augmentation of convection heat transfer in liquid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS621530B2 (ja) | 1987-01-14 |
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