JPS5961569A - 溶込み状態検出装置 - Google Patents

溶込み状態検出装置

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JPS5961569A
JPS5961569A JP17098782A JP17098782A JPS5961569A JP S5961569 A JPS5961569 A JP S5961569A JP 17098782 A JP17098782 A JP 17098782A JP 17098782 A JP17098782 A JP 17098782A JP S5961569 A JPS5961569 A JP S5961569A
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JP
Japan
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probe
penetration
moving
processing unit
central processing
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Application number
JP17098782A
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English (en)
Inventor
Yasuo Hayakawa
泰夫 早川
Toshio Nonaka
野中 寿夫
Yukio Arima
有馬 幸男
Yukio Ogura
幸夫 小倉
Yasuji Matsumoto
松本 保治
Yoichi Kamiyama
神山 庸一
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/095Monitoring or automatic control of welding parameters
    • B23K9/0956Monitoring or automatic control of welding parameters using sensing means, e.g. optical

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は母材間に形成される溶接部の溶込み状態を超音
波を利用して検出する検出装置に関する。
この稗の検出装置として従来、溶接部が形成される母材
表面に超音波探触子る配置し、先行する溶接トーチから
一定距離離れた後方の溶接部の溶込み状態を斜角探傷す
るようにしたものがある。
しかしこの従来の検出装置は、現に溶接作業が実施され
ている部分すなわち溶融状態にある溶接部から一定距離
後方の溶接部の溶込み状態を検出するものであることか
ら、超音波探傷によって溶込み不足が生、じていること
が検出されたときには、すでに当該溶接部と先行する溶
融状態にある溶接部との間にわたって溶込み不足を生じ
ていることになり、溶接条件の変更等の対応が’14 
< 1.Cる傾向にある。なお、溶込み不足を生じてい
るかどうかを検出することは、溶接構造物の強度を確保
する上で重要である。
さらに上記した従来の検出装置は、検出作業に際して水
、油等の接触媒質を介在させて母材上に配置させる必要
があることから、この媒質の送給装置を設けねばならず
、全体構成が複雑になるとともに、検査面すなわち母材
表面を平滑に研磨する必要があり、検出作業が面倒にな
りやすく、かつ探触子の母材表面の面粗さによる影響を
受け、検出値が不安定になりやすい。
なお上述した従来の検出装置において、溶接条件の変更
等の対応を早めるために、超音波探触子を溶接トーチと
ほぼ同じ位置に配置することが考えられるが、このよう
に構成した場合には、上述した接触媒質が溶暗部の高温
部に接触するので、当該高温部の脆化を招くおそれがあ
るとともに、溶接トーチから放射される熱を超音波探触
子が受けるので、この超音波探触子に損鶴を生じること
になり検出不能を招くことになる。
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、高込み不足を含む溶込み状態
を即時に検出することができ、接触媒質を9することな
く、かつ母材表面の研磨を必要とすることなく溶込み状
態を検出することのできる溶込み状QM検出装置を提供
することにある。
この目的を達成するために本発明は、溶圀部に超音波を
投射可能な超音波探触子が非接触型超音波1柴触子か区
なるとともに、この非接触型超音波探触子を溶接線方向
に沿って移動させる第1の手段と、当該非接触型超音波
探触子を溶接線方向と直交する方向に移動させる第2の
移動手段とを備え、非接触型超音波探触子を溶融状態に
ある溶接部の直下に配置可能にした構成にし′Cある。
以下、本発明の溶込み状態検出装置を図に基づいて説明
する。第1図は本発明の一実施例を示す構成概略図であ
る。同図におい冗、■、2は母材、3は現に溶接が実施
されている部分すなわち母料1.2間に形成される溶融
状態にある溶接部である。これらの母料1.2はT継手
を構成している。
4は溶接部3の直下に配置可能1よ非接触型超音波探触
子、5は超音波探傷装置6である。これらの探触子4及
び探傷装置5は、例えば電磁的超音波探傷手段によって
構成、しである。
この電磁的超音波探傷手段にあっては、探触子4が母材
2に磁界を与える直流電磁石と渦′1流を発生、受信す
る送受信コイルよりなり、探傷装置5が直流電源、パル
サー、増幅器等を有している。
そして、JOO20磁界が与えられた状態で探触子4の
送受信コイルを高周波でパルス的に励磁すると、母材2
0表面に渦電流が?iUれ、フレミングの左手の法則に
基づく力(ローレンツ力)が母材2に働き、機械的変位
(超音波)が発生する。この超音波は母材2の表面より
垂直に伝搬し、欠陥あるいは母材2の底面で反射し、再
び表面に戻る。
超音波が表面へ戻って(ると、直流電磁石で与えられる
磁界中で母材2が機械的変位を生じることになり、フレ
ミングの右手の法則に基づく起電力が生じ渦電流が発生
する。渦電流が発生すると、その渦′1に流に応じた磁
界が発生することになり、この磁界を探触子4の送受信
コイルで電圧信号として受信する。
6は探触子4が固設され、X方向に移動可能な移動装置
、7は移動装置6の移動距離すなわち探触子4のX方向
の移動距離Xを検出し、電気信号として出力するX方向
位置検出器である。8は移動装置6及び位置検出器7が
載置される走行台、9は走行台8が固設され、溶接線方
向すなわち第1図の紙面と直交する方向に移動可能な走
行装置、10は走行装置9が載置される支持台、11は
支持台10に固設され、走行装置9の移動距離すなわち
探触子4のY方向の移動距離を検出し、電気信号として
出力するY方向位置検出器である。また12は溶接トー
チで、走行台8上に立設した保持腕13によって保持さ
れている。
14は記憶機能、比較機能、及び演算機能を具有する中
央処理装置(CPU)で、上述した探傷装置5、X方向
位置検出器7、及びY方向位置検出器11はこの中央処
理装置14に接続しである。15は中央処理装置14に
接続した表示装置で、中央処理装置14から出力される
信号に応じて点灯する第1の赤ランプ16及び第2v赤
ランプ17と、所定の用紙に記録可能な記録器18を具
備している。
ところで、第2図は探触子4に受信される超音波の反射
エコー量を縦軸に、探触子4の溶接線、に直交する方向
であるX方向の位置を横軸にとった波形図である。なお
、この第2図における位MA〜Eは、第1図に示した位
1JA−Eに対応している。またこれらの位置A−Eの
うち、位置Aは移動装置6のX方向の移動開始時におけ
る探触子4の中心位置を示しており、位置Bは母材2の
第1図の図示左方端部の位置を示しており、位置Cは溶
接部3の溶接トーチ12に近い側の端部け)位置を示し
て桓り、位置りは溶接部3の溶接トーチ12から遠い側
の端部り位置を示しており、位置Eは移動装置6の移・
動限界位置を示している。この第2図に示すように、探
触子4を位置Aから位置Eの間で移動させると、浴接部
3の近傍において反射エコー量の変化が認められる。そ
して、特に探触子4が第1図の右方[争に移動する場合
で位#Cに近づくときは、この探触子4によって受信さ
れる反射エコー量は減少傾向となり、また探触子4が同
第1図の右方向に移動する場合で位iDに近づくときは
、この探触子4によって受信される反射エコー量は増加
傾向となる。これは探触子4を介して母材2に発生する
超音波が溶接部30部分では透過し、溶接部3以外の部
分では母材2の底面(第1図の図示上面)で反射するた
めである。なお、探触子4が第1図の左方向に移動する
場合で位置りに近づくとき、及び位置Cに近づくときは
、その反射エコー量はそれぞれ上述とは逆に、減少傾向
及び増加傾向となる。上記した一実施例における溶込み
状態の検出は、この第2図に示す反射エコー量の変化を
利用しておこなうものである。
なお、溶込み状態あ検出に先立って、望まい・溶接部3
に係る第2図の波形図を求め、その波形図から得られた
位置Cに相応する反射エコーの所定量と、位置りに相応
する反射エコーの所定量とを中央処理装置14に記憶さ
せておく。またこの中央処理装置14には位置Aから位
WBに至る距離XA、と、位置Aから位WEに至る距離
X4.をあらかじめ記憶させるとともK、位置Bから母
材10)第1図の図示左方表面に至る距離L1と、望ま
しいだ接部3を与える脚長L2及び溶込み量り、とをあ
らかじめ記憶させておく。さらにこの中央処理装置14
には、溶接トーチ12によって形成される溶接部3の溶
接線の始端から終端までの距離に相応する走行装置9(
すなわち探触子4)の移動距離Y、が設定される。また
・、表示装置15を構成する第1の赤う゛ンプ16は、
溶接部3の脚長があらかじめ設定されるり、に満たない
ときに点灯し、第2の赤ランプ17は、溶接部3の溶込
み量があらかじめ設定されるり、に満だないときに点灯
するようにしである。
このように構成しである一実施例にあっては、溶接部3
の溶込み状豐の検出は例えば第3図に示すフローチャー
トの手順に従っておこなわれる。
なお、第1図に示す状態を移動装置6の移動開始前の状
態とし、最初にこの移動装置6を同第1図の右方向に移
動させるものとする。そして探触子4の中心位・置が位
置Eに至ったときに、この移動装置6の移動方向を変え
て左方向に移動させ、探触子4の中心位置が位置Bに至
ったときに再びこの移動装置6の移動方向を変えて右方
向に移動させ、以降は位置Eと位置Bとの間で同様の反
復動作を順次くり返すものとする。
はじめに第3図の手順50に示すように、溶接トーチ1
2によって溶接作業を開始するとともに、走行装置9を
溶接線方向すなわちY方向に移動させ、移動装置6を溶
接線に直交する方向すなわちX方向に移動させる。次に
手順51に移り、走行装置9の移動距離すなわち探触子
4の移動距離YがY方向位置検出器11によって検出さ
れ、移動装置6の移動距離すなわち探触子4の移動距離
XがX方向位置検出器7によって検出され、それぞれ距
離X、Yに相当する信号が中央処理装! 14 K出力
される。
次に手順52に移り、中央処理装置14で、走行装置9
の移動距離Yと、あらかじめ設定した溶接線の終端位置
までの移動距離Y1との比較がお゛こなわれる。この場
合−1y < y、を満足するときは、溶接トーチ12
が終端位1uに至っていない状態であり、手順53に移
る。この手順53では、移動装置6の移動方向の判別、
すなわち移動装置6の移動距離Xが増加する方向か否か
の判別が、X方向位置検出器7から出力される信号に基
づいて中央処理装置14でおこなわれる。この場合、第
1図の位置Aに移動装置6が位置するときを移動前の状
態と定めたことから、この移動装置6が同第1図の右方
向に移動するときが、移動距離Xが増加する傾向に相応
し1.同第1図の左方向に移動するときが減少する傾向
に相応する。そして、手順53でXは増加傾向であると
判別されたときは手順54に移る。
手順54では、移動装置6−上の探触子4の中心位置が
移動限界位置である位iEに至っていないかどうか、す
なわち、X<X□を満足するかどうかの判別がおこなわ
れる。そして、X<XAmを満足する場合には、移動装
置6が移動限界位置に至っていない状態であり、手順5
5に移る。手順55では、移動装置6上の探触子4の中
心位置が位置Bに至ったかどうかの判別、すなわちX≧
X、、を満足するかどうかの判別がおこなわれ、満足さ
れないときは上述の手順51に戻る。そして満足された
とき「 は手順56に移る。手順56においては、中央処理装置
14に探傷装置5の検出信号が入力されていないかどう
かの確認がおこなわれる。この場合、探傷装置5が作動
していないときは手順57に移り、中央処理装置14か
らの信号によって探傷装置5を作動させることがおこな
われ、超音波探傷が開始される。この手順57の後、及
び上記の手順56で探傷装置5が作動していると確認さ
れた場合には手順58に移る。手順58では移動装置6
の移動距離Xと、あらかじめ中央処理装置14に設定し
である距離XAmと距離り、との和との比較がおこなわ
れる。ここで、X≦XAm + ”1が満足されるとき
は、探触子4の中心位置が第1図に示す母材1の左方表
面の直下を越えない位置にあり、手順59に移る。
手順59では、探触子4を介して探傷装置5によって得
られた反射エコー縫に相当する信号が、あらかじめ設定
した所定量に等しくなるまで減少したかどうかの判別が
中央処理装置14でおこなわれる。この場合、等しくな
いときは手順51に戻る。
また等しくなったときは、探触子4の中心位置が現にお
こなわれている溶接によって形成された浴。
融状前にある溶接部3の直下、特に溶接トーチ12に近
い側に位置する溶接部3の端部の直下に至ったことを示
しており、手順6]C移る。
この手順60では、中央処理装置14でLt −(X−
XAl ) =XI(1)の演算がおこなわれる。なお
この(1)式において、h、XAlは前述したようにあ
らかじめ中央処理装置14に設定される値であり、また
X−X、、は探触子4の中心位置の第1図に示す0月2
の左方端部からの距離を示しており、Ll(X  X1
s)は探触子4の中心位置の母材1の左方表面から同第
1図の左方向に向っての距離を示している。従って、糸
は現に形成されている溶接部3の脚長に相当する。
次に手順61に移り、中央処理装置14で凶とL滓満足
するかどらかの判別がおこなわれる。。ここで、L2は
前述したようにあらかじめ設定した望ましい溶接部3を
形成する脚長である。この判別が満足される場合は所望
の脚長が得られていることになり、手順5】に戻る。ま
たこの手順610判別が満足されない場合は脚長不足を
生じていることになり、手順62に移る。この手順62
では、中央処理装置14から表示装置15に信号が出力
され、これによって第1の赤ランプ16が点灯する。従
って、現に形成されている溶接部3に脚長不足を生じた
ことが即時に識別できる。この手順62の後、手順63
に移る。
手順63では、中°央処理装置14から出力された信号
に応じて表示装置15の記録器18が作動し、走行装置
9の移動距離Yと、現に形成されている溶接部3の脚長
に相当する演算値X、とが所定の用紙に記録される。そ
の後は手順51に戻る。
また上記した手順58で、X≦XAm + Llが満足
されないとき′は、探触子4の中心位置が第1図に示す
母材1の左方表面の直下よりも・同第1図の右方に位置
していることになり、手)@64に移る。手順64では
、中央処理装置14において、探傷装f5によって得ら
れた増加傾向の反射工゛コー量が、あらかじめ設定した
所定量に、奪しくなったかどうかの判別がおこなわれる
。この場合、等しくないときは手順51に戻る。そして
等しくなったときには、探触子4の中心位置が溶接トー
チ12に遠い側に位置する溶接部3の端部の直下に至っ
たことを示しており、手順65に移る。
そしてこの手順65では、中央処理装置f 14で、x
−(x□+L+ ) = Xt     (2)の演算
がおこなわれる。なおこの(2)式において、XAm 
+ Llは探触子4の中心位置の、第1図に示す位置A
から母材1の図示左方表面に至る距離を示しており、X
 −(X、、+L、 )は探触子4の母材1の左方表面
から右方向忙向っての距離を示している。従って、X!
は現に形成されている溶接部3の溶込み量に相当する。
次に手順66に移り、同中央処理装置14で、X、≧L
3を満足するかどうかの判別がおこなわれる。ここで、
L、は前述したようにあらかじめ設定した望ましい溶接
部3を形成する溶込み量である。この判別が満足される
場合は所定の溶込み量が得られていることになり手順5
1に戻る。またこの手順66偽 の判別が満足されない場合には、溶込み不足を生じてい
ることになり、手順67に移る。この手順67では、中
央処理装置14から表示装置壁に信号が出力され、これ
によって第2の赤ランプ17が点灯する。従って、現に
形成されている溶、接部3に溶込み不足を生じたことが
即時に識別できる。この手順67の後、手順68に移る
。手順68では、中央処理装置14から出力された信号
に応じて表示装置15の記録器I8が作動し、走行装j
t 9のY方向の距離Yと、現に形成されている溶接部
3の溶込み量に相当する演算値Xtとが所定の用紙に記
録される。その後は手順51に戻る。
また上述した手順54で、X < X、、が満足されな
い場合、すなわち探触子4の中心位置が位置Eに至り、
移動装置6が移動限界位置まで移動したときは手順69
に移り、中央処理装置14がらの信号によって移動装置
6は今までの右方向の移動をやめて第1図の左方向に移
動をはじめる。この手順69の後は手順51に戻る。
また上述した手順53で、Xが増加傾向にないことが判
別されたとき、すなわち第1図の左方向に移動装置6が
移動していると中央処理装置14で判別されたときは、
手順70に移る。この手順’70では、中央処理装置°
14でX>X、、を満足するかどうかの判別すなわち探
触子4の中央位置が位置Bに一致する位置まで移動装置
6が戻ったかどうかの判別がおこなわれ、X>X、、を
満足するとき、すなわち移動装置6が戻っていないとき
には、手順71に移る。
手順71では、移動装置ft6の移動距M Xと、あら
かじめ中央処理装置14に設定しである距#Xamと距
離り、との和との比較がおこなわれる。ここで、X≦X
A、+L、が満足されないときは、探触子4の中心位置
が第1図の母材1の左方表面の直下よりも同第1図の右
方に位置するところまで移動装置6が戻ったことを示し
ており、手順72に移る。手順72では、探触子4を介
して得られる反射エコー量(この場合は移動装置6は戻
り動作であるため減少傾向となる)が、あらかじめ設定
しである第2図の位置りに相当する反射エコー量に等し
くなったかどうかの判別が中央処理装置14でおこなわ
れる。この場合、等しり1工いときは手順51に戻る。
そして等しくなったときは、探触子4の中心位置が溶接
トーチ12に遠い側に位置する溶接部3の端部の直下に
至ったことを示しており、前述した手順65に移る。な
お手順65、fi6.67.1″J8の動作は前述のと
おりであるので省略する。
また上記の手111L(71で、X≦X、、+L、が満
足されたときは、探触子4の中心位置が第1図の母材1
・の左方表面の直下よりも同第1図の左方に位置すると
ころまで移動装置6が戻ったことを示しており、手順7
3に移る。手順73では、探触子4を介して得られる反
射エコー量(この場合は移動装置6は戻り動作であるた
め増加傾向となる)が、あらかじめ設定しである第2図
の位置Cに対応する反射エコー量に等しくなったかどう
かの判別が中央処理装置14でおこなわれる。この場合
、等しくないときは手順51に戻る。そして等しくなっ
たときは、探触子4の中心位置が溶接トーチ12に近い
側に位置する溶接部3の端部の直下に至ったことを示し
ており、前述した手順60に移る。なお、手順60.6
1.62.63の動作は前述のとおりであるので省略す
る。
また上記した手順70で、X>XAlが満足されないと
きは、探触□子4の中心位置が第1図の位[Bに至った
ことを示しており、手順69に移る。この手順69では
、前述したように移動装置6の移動方接部3の溶込み状
態が探触子4を介して検出され、脚長不足が生じれば第
1の赤ランプ16が点灯し、溶込み不足を生じれば第2
の赤ランプ17が点灯スる。
そして、手順52でY<Ylが満足されないとき、すな
わち溶接トーチ12によって形成される溶接部3があら
かじめ設定される終端位置に至ったことが判別されたと
、きには手順74に移り、溶接作業を終了させるととも
に、走行装置9及び移動装置6の移動を停止させる信号
、ならびに探傷装置5の作動を停止させる信号が中央処
理装置14からそれぞれ対応する装置に出力され、超音
波探傷による検出作業が終了する。
なお上記実施例では、非接触型超音波探触子4と超音波
探傷装置5とを電磁的超音波探傷手段によって構成しで
あるが、これらの探触子4と探傷装置5はレーザ光を利
用した超音波探傷手段によって°構成することもできる
また上記実施例では、中央処理装置14に接続して、赤
ランプ16.17及び記録器18を具備する表示装置1
5を設けであるが、この表示装置15は、溶接部3の脚
長に相当する演算値X1、溶込み量に相当する演算値為
、及び走行装置9(探触子4)の移動距離Yを表示する
ブラウン管等の映像手段を具備する構成にしてもよい。
また上記実施例では明示していないが、中央処理装置1
4に接続して警報音を発する警報装置を設け、脚長不足
、溶込み不足を生じたときに中央処理装置14から警報
装置に信号を出力し、これによって警報音が発せられる
構成にしてもよい。
また、上記した溶接トーチ12を自動溶接装置によって
構成する場合には、超音波探傷装置5から出力される電
気信号に応じて当該自動溶接装置をフィードバック制御
させるようにすることも可能である。
また上記実施例では、母材1.2によってT継手を構成
するようにしであるが、本発明はこのT継手における溶
込み状態の検出だけには限定されず、突合せ継手、かど
継手、重ね継手、当金継手等種々の継手形態においても
適用可能である。
本発明の溶込み状態検出装置は以上のように構成しであ
ることから、溶込み状態を即時に検出することかでき、
それ故、従来に比べて溶接条件の変更等に対する対応を
早めることができ、溶接作業能率が向上する効果がある
。また、接触媒質を要することなく溶込み状態を検出す
ることができるので、従来のような媒質の送給装置が不
要となり、全体の構成がfS単になるとともに、接触媒
質が溶接トーチによって熱せられた母材の高温部に作用
することが1よいので当該高温部に脆化を生じることが
なく、十分な溶接強度を確保できる。さらに、母材表面
の研磨を必要とすることなく癖込み状態を検出できるこ
とから、検出作業が簡単になり、また母材表面の面粗さ
等による影響を受けることなく検出できることから安定
した検出性能5 が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の溶込み状態検出装置の一実施し11を
示す構成概略図、第2図は第1図に示す超音波探触子に
受信される超音波の反射エコー量と画該超廿波探触子の
溶接線に直交する方向の位置との間係を示す波形図、第
3図は第1図に示す一実施例によっておこなわれる溶込
み状態の検出手順の一例を示すフローチャートである。 1.2・・・・・・母材、3・・・・・・溶接部、4・
・・・・・非接触型超音波探触子、5・・・・・・超音
波探傷装置、6・・・・・・移動装置、7′・・・・・
・X方向位置検出器、8・・・・・・走行台、9・・・
・・・走行装置、10・・・・・・支持台、11−・・
・・Y方向位置検出器、12・・・・・・溶接トーチ、
13・・・・・・保持腕、14・・・・・・中央処理装
置(CPU)、15・・・・・・表示装置、】6・・・
・・・第1の赤ランプ、17・・・・・・第2の赤ラン
プ、18・・・・・・記録器。 手続補正書(自発) 昭和58年3月28日 特許庁長官 若杉和夫 殿 l、事件の表示 昭和57年 特 計 願第170987号2、発明の名
称  溶込み状態検出装飯3、 補正をする者 事件との関係    出願人 7、補正の対象 (1)明細書の第5頁、第7行の「起電力」から同第5
頁、第11付の「受信する。」を、下記のように訂正す
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 母材間に形成される溶接部に超音波を投射可能な
    超音波探触子を−備え、超音波を利用して溶接部の高込
    み状態を検出する検出装置にお(・て、上記超音波探触
    子が非接触型超音波探触子力)らなるとともに、この非
    接触型超音波探触子を溶接線方向に沿って移動させる第
    1の移動手段と、該非接触型超音波探触子を溶接線方向
    と直交する方向に移動させる第2の移動手段とを備え、
    上記非接触型超音波探触子を溶融状態にある溶接部の直
    下に配置可能にしたことを特徴とする。溶込み状態検出
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2015198816A1 (ja) * 2014-06-26 2015-12-30 株式会社ダイヘン アーク溶接品質判定システム

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