JPS5960921A - 回路しや断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術う）胃〕 本発明は接点開極時のアークを絶縁性液体中にて発生さ
・Ｕ°ζ消弧する回路しセ断器に関する。

〔背景技術〕

本発明に最も近い従来技術とし“ζは、アークの消弧に
液体を用いるものが既に存在する。

即ち、アークによる高温にて油を分解し、それによって
発生した水素ガスでアークを冷却消弧する方法がそれで
あるが、これによると水素ガスの冷却のみに頼るアーク
限流であるから未だ満足するものではなく、特に近時し
ゃ断器の高定格化、しゃ断スピー１のアップに対応出来
ないのである〔目　ｒ白〕 本発明は上記の点に鑑ノてなしたものであって、即し気
密性の耐圧外筒内に６弗化硫黄、フロン等の高温にて気
化し、且つ一定温度以下に低下すると復元する絶縁性の
負性液体を封入したものであって、これによりその開極
時の′１−りを液体にて加圧してアーク粒子密度を高く
すると共にアーク抵抗を２次曲線的（非線形）増大し、
もって高定格化並びにしゃ断スピードのアップを目的と
したものである。

〔発明の開示〕

（実施例） 以下本発明を一実施例として掲げた図面に基ずいて説明
すると、１は気密性を有し、且つ高内圧に耐えうる外筒
で、主に金属にて作られる。２゜３はこの外筒１の両端
に装備された左右の外部端子で、外筒１内にて互いに対
向すると共に少なくとも一方が可動型となる接点４．５
を装備している。。従って実施例の図面においては右側
のみが可動型となっているが、左右共に可動型となっ°
ζもよい。６はこの接点５を可動型とするためのプラン
ジャ、７は短絡電流等の大電流が流れた際、その起磁束
にて該プランジ、十〇を磁気駆動する二１・Ｃルで、プ
ランジ−１−６のり（側に巻回されている。

８はヨークで、上片９．左右片１０．１１にてコ字型に
形成され、且つプランジャ６とで磁気回路を構成する。

尚、第１図がコ字型にりＪし、第２図は上下対称の箱型
としており、更にコイル７を第１図は外筒１の外側に巻
回しているのに対し、第２図ば外筒Ｉの内側に巻回して
おり、阿れでもよい。１７ｔっで、外筒１は更に非磁性
体にて形成する。又このコイル７の一端７ａは入力端と
なり、且つ他端７ｂはプランジャ６に接続される。１２
は６弗化硫黄、フロン等の高温にて気化、分解し、且つ
一定温度以下に低下すると復元する絶縁性の負性（電気
的にマイナスイオンとも称する）のハロゲン系液体で、
前記外筒１内に封入される。而して、この液体１２はそ
の開極時のアークの発生によっ′ζ体積膨張しようとす
るが、液体の体積は如何なる現象によっても不変的なも
のであるから、その分外筒１を広げるよう作用するが、
外筒１が面圧に充分１Ｉｉ１１えるから、逆に液体１２
を加圧することとなって、アークを高圧で加圧し、アー
ク粒子密度が高くなり、アーク抵抗が非線形（２次曲線
的）を描いて増大し、アークは消）成し、且つしゃ断が
瞬時になされる。

尚、上記液体Ｉ２の封入手段として各実施例は、種々示
しており、第１図に於°ζは外ｆｆＪ１の両端外周面に
ネジを形成し、且つ内周面にネジを形成した左右カップ
１３．１４を螺合し、絶縁性シール１５を介在さ−Ｕ、
コ字型コーク８の左右片ｌ０１１１を該カップ１３．１
４に結合する。第２図はコ字型コーク８を外筒１内に位
置させたものである。１６はヨーク８の布片１１に設け
られた固定鉄芯で、プランジャ６と復帰バネＩ７を介し
て対向している。１８はプランジ＋６とコ・ｆルアとを
ｔｆ？続する可撓性のリード線である。

（動　作） 次に本発明の詳細な説明すると、ｆｆ５ｔ図は両接点４
．５が接合した閉極状態を示している。

上記状態から短絡電流の如き大電流が流れると、コイル
７の起磁束によってプランジャ５が右方向に移行すると
共に接点４，５間は開極して両者間にアークが発生ずる
。

このアークの発生によってそのアークの体積分だけ液体
■２は体積膨張しようとするが、液体１２は如何なる現
象が生じても不変的なものであるから、外ｆｌｉ７１が
加圧されると共に、該外筒１は耐圧性となっているので
逆に−ｒ−りを押し漬ずように加圧し、アーク粒子密度
が高くなり、アーク抵抗が非線形（２次曲線的）を陥い
て急激に増大し、アークは消滅し、且つしゃ断が瞬時に
なされるのである。

更にこの時該アークは高温の熱を発生するから、液体Ｉ
２は気化、分解してその気化熱によってアークを冷却さ
れ、一層しゃ断スピードを促進させる。

勿論、アーク消）成ｆ＆温度が一定以下に低下すると、
液体１２は元の状態に回復し、その後の再度の電流しゃ
断に対応する。

〔効　果〕

本発明は上記の如く気密性の耐圧外筒ｌ内に６弗化硫黄
、フロン等の高温にて気化し、Ｌつ一定温度以下に低下
すると復元する絶縁性の負性液体１２を封入したから、
その１ｍ極時、アークの体積分だり液体が加圧され、外
筒１が高圧に充分耐えられるので逆に液体１２にてアー
クは押し漬ずよ・）加圧されてアーク粒子密度を高（す
ると共にアーク抵抗は２次曲線的（非線形）に−気に増
大して瞬時に消）成することとなり、従って従来の液体
の気化熱による冷却のみに頼るものに比し本発明の如く
その液体の加圧作用を相乗させるものの方がアークの消
弧がより短時間で、而も大電流のしゃ断に対応できる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は断面正面図、
ｆｆ１２図は異なる実施例図である。 １・・外筒、２，３・・端子、４，５・・接点、６・・
プランジャ、７・・コイル、８・・ヨーク、１２・・液
体。 特許出願人 松下電上株式会社 代理人弁理士 竹元敏九 （ほか２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 気密性を有し、而も耐圧性の外筒と、この外筒の両端に
   位置した左右の外部端子と、この左右の外部端子の先端
   に装備され、且つ外筒内で互いに対向する接点と、少な
   くとも前記接点の一力を可動型とするプランジャと、短
   絡電流等の大電流が流れた際、その起磁束にて前記プラ
   ンジャを磁気駆動して接点間を開極するコイルと、前記
   外筒内に封入された６弗化硫黄、フロン等の高温にて気
   化、分解し、且一つ一定温度具−［に１１Ｓ下すると復
   元する絶縁性の負性液体とでなしたごとを特徴とした回
   路しず司新器。