JPS5960001A - 歯車流体機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中間板により互いに分離されてハウジング内
に設けられた少なくとも２対の歯車のそれぞれの共通な
軸が、ハウジング内に設けられた軸受体に軸端を支持さ
れている、歯車流体機械すなわち歯車ポンプまたはモー
タに関する。

このような公知の歯車流体機械では、中間板が直接歯車
対の端面に当るか、または歯車の軸を支持する軸受体に
当っており、中間板はハウジング内部空間と精確に同じ
輪郭をもっている。

これにより、歯車対へ及ぼされる軸線方向力が加算され
て、大きいハウジング荷重を生ずると（２） いう欠点が生ずる。

これに対し特許請求の範囲第１項の特徴をもつ本発明の
歯車流体機械は、中間板を安定に支持し、軸線方向力を
保合によりハウジングへ誘導できるという利点をもって
いる。

特許請求の範囲の実施態様項にあげた手段により、特許
請求の範囲第１項にあげた特徴の展開が可能である。

本発明の２つの実施例が図面に示してあり、以下これに
ついて説明する。

第１図に１０で示す歯車ポンプのハウジングは、中心の
連続する内部空間１１をもっている。

この内部空間１１内には２つの外歯歯車対】２．１３が
支持され、中間板１４により互いに分離されている。中
間板１４はハウジングの大部分を横に貫通するスリット
１５内に支持されている。

肩部を形成するスリット１５の入り込み深さは第２図か
らよくわかる。しかしハウジング１゜にはまだ強力な連
絡部Ｉ６が残っている。こうして中間板Ｉ４により互い
に漏れのないように（３） 分篩される２つのポンプＡおよび口が得られる。

中間板１４の端面に設けられた２つの密封環１８゜１９
が密封を行なう。

ハウジング１０は蓋２０＋２１により漏れのないように
閉鎖され、複数のボルトにより公知のように固定的にま
とめられている。歯車は軸２２゜２３上に設けられ、そ
のうち軸２３は駆動軸で、蓋２１の穴を通って外部へ突
出している。駆動軸２３上の歯車は相対回転しないよう
に設けられているが、軸２２上の歯車はゆるく設けるこ
とができる。軸２２．２３はハウジング１０に設けられ
てほばブシュ状に構成された軸受体２４ないし２７に支
持され、これら軸受体の平らにされた側面が第２図に示
すように互いに突合わされている。このような軸受体は
普通である。軸受体の一方の端面ば歯車の端面に当って
いる。

歯車対へ圧力媒体を供給するために役だつ入口通路２９
から、Ｎ１の切欠き３０が歯車対１２へ通じ、第２の切
欠き３１が歯車対１３へ通じている。これかられかるよ
うに、両方の歯車ボン（４） ブＡおよびＢは共通の流入通路をもっている。

これに反し出口側では異なっている。すなわちポンプＢ
は固有の出口通路３１をもち、ポンプＡは固有の出口通
路３２をもっている。

二重ポンプまたはモータとして構成されたこの歯車流体
機械の動作は一般に周知である。スリット１５へ実質的
に遊隙なしにはめられた中間板１４は、両方のポンプＡ
とＢを互いに分離する役割をもつのみならず、ポンプに
生ずる軸線方向力を有利にハウジング１０へ伝達する役
割をもっている。

第３図ないし第５図による実施例はハウジング４０をも
ち、このハウジング４０の中心にある内部空間旧は連続
しておらず、はぼ中央に軸線に対して直角に延びる肩部
としての支持面４２をもっている。内部空間４１にはポ
ンプＡおよびＢの歯車対１２および１３が収容されてい
る。

これらの歯車対１２．１３を互いに分離する中間板４３
は、片側からハウジング４０内へ押込まれて、支持面４
２に当る。両方のポンプＡ、Ｂを密封ず（５） るため、中間板４３には再び密封環４８が設けられてい
るが、この場合その夕Ｉ周面にある。

ハウジング４０は再び２つの蓋２０．２１により漏れな
く閉鎖され、軸受体も先の実施例におけるのと同じに構
成されているので、同じ符号をつけである。Ｎ３図から
れかるように、軸２２゜２３は中間板４３には支持され
ていない。吐出接続部および吸入接続部も先の実施例と
ほぼ同じように構成されているので、同じ符号がつけて
あり、すなわち両方のポンプＡ、Ｈに対して共通の入口
通路２９が、また別々の出口通路３１および３２が設け
られている。

中間板４３は、ハウジング４０の凹所４６．４７に遊隙
なしに設けられた２つのビン４４．４５により肩部４２
へ押付けられている。凹所４６．４７はハウジング４０
の軸線に対して平行に延びている。

中間板４３から遠い方にあるビン４４．４５の端面は蓋
２１の内面に当っている。

駆動軸２３を任意の機械により駆動すると、歯車対は入
口通路２９を経て圧力媒体を吸入し、（６） 出口通路３１．３２へ押出し、すなわち２つの興なる吐
出流が得られる。通路３］、３２を経て高圧の圧力媒体
がこの流体機械へ供給されると、この機械は歯車モータ
として動作する。そのときトルクは軸２３から取出され
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による歯車ポンプの縦断面図、第２図は
第１図のＴＩ　−ＩＴ線に沿う断面図、第３図は異なる
歯車ポンプの縦断面図、第４図はそのｒｖ−ｒｖ線によ
る断面図、第５図は第３図の■−ｖ線に沿う断面図であ
る。 １０．４０・・・ハウジング、１２．１３・・・歯車対
、１４．４３・・・中間板、１５．４２・・・肩部、２
２．２３・・・軸、２６．２７軸受体 ドイツ連邦共和国シュトラット ガルト・ヴアイプリンゲン・シ ュトラ−セフ５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｉ　中間板により互いに分離されてハウジング内に設け
   られた少なくとも２対の歯車のそれぞれの共通な軸が、
   ハウジング内に設けられた軸受体に軸端を支持されてい
   るものにおいて、中間板（１４，４３）がハウジング（
   １０，４０）に形成された肩部（１５，４２）に当って
   いることを特徴とする、歯車流体機械。 ２　Ｒ部（１５）がハウジング（１０）を貫通する構ス
   リットの一部であることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載の機械。 ３　肩部（４２）がハウジング（４０）の内部空間（４
   １）にある段駄の面により形成されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項に記載の機械。 ４　ハウジング（４０）内に設けられた少なくとも２つ
   のピン（４４，４５）により、中間板（４３）がハ（］
   ） ウジングを閉じる蓋（２１）を介して肩部（４２）へ押
   イ」けられていることを特徴とする特許請求の範囲第３
   項に記載の機械。 ５　各歯車対が固有の出口（３１，３２）と固有または
   共通の入口（２９，３０，３１）をもっていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の機械。